JPH09156735A - 無端スパイラルコンベヤ装置 - Google Patents
無端スパイラルコンベヤ装置Info
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- JPH09156735A JPH09156735A JP34722995A JP34722995A JPH09156735A JP H09156735 A JPH09156735 A JP H09156735A JP 34722995 A JP34722995 A JP 34722995A JP 34722995 A JP34722995 A JP 34722995A JP H09156735 A JPH09156735 A JP H09156735A
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- JP
- Japan
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- rotating body
- conveyor
- endless
- cylindrical rotating
- outer peripheral
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G2207/00—Indexing codes relating to constructional details, configuration and additional features of a handling device, e.g. Conveyors
- B65G2207/24—Helical or spiral conveying path
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無端スパイラルコンベヤ装置の搬入位置と搬
出位置を、同一平面にして作業性を向上させる。 【解決手段】 回転軸芯が垂直方向で回転自在な内側円
筒状回転体と、内側円筒状回転体の外周に位置し回転軸
芯が垂直方向で回転自在な外側円筒状回転体と、内側円
筒状回転体と外側円筒状回転体のそれぞれの外周面に接
して、スパイラル状に上昇および下降して無端周回する
水平方向に湾曲可能な無端コンベヤとから成ることを特
徴とする無端スパイラルコンベヤ装置による。
出位置を、同一平面にして作業性を向上させる。 【解決手段】 回転軸芯が垂直方向で回転自在な内側円
筒状回転体と、内側円筒状回転体の外周に位置し回転軸
芯が垂直方向で回転自在な外側円筒状回転体と、内側円
筒状回転体と外側円筒状回転体のそれぞれの外周面に接
して、スパイラル状に上昇および下降して無端周回する
水平方向に湾曲可能な無端コンベヤとから成ることを特
徴とする無端スパイラルコンベヤ装置による。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、無端スパイラル
コンベヤ装置に関する。
コンベヤ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】米国特許第３３４８６５９号には、図３
に示すように螺旋形式の低い張力のコンベヤ装置、すな
わち無端スパイラルコンベヤ装置が記載されている。
に示すように螺旋形式の低い張力のコンベヤ装置、すな
わち無端スパイラルコンベヤ装置が記載されている。
【０００３】図３に示す従来の無端スパイラルコンベヤ
装置３０は、水平に湾曲可能な無端ベルト３１を使用し
て、立設する回転自在な円筒体３２の外周面に沿って、
無端ベルト３１の内側辺縁を接して下方から上方に向か
ってスパイラル状に上昇移動する。この上昇力は、上部
３７に設置された駆動スプロケット３３の牽引力ととも
に円筒体３２の回転力による。円筒体３２の回転力は駆
動モータ３４の回転による。上方に至った無端ベルト３
１は、複数の遊びプーリーや張力付与ローラ３５を使用
して、垂直下降部３６を通って下部３８に至り、再び下
部３８から上部３７に向かってスパイラル状に上昇して
いく。
装置３０は、水平に湾曲可能な無端ベルト３１を使用し
て、立設する回転自在な円筒体３２の外周面に沿って、
無端ベルト３１の内側辺縁を接して下方から上方に向か
ってスパイラル状に上昇移動する。この上昇力は、上部
３７に設置された駆動スプロケット３３の牽引力ととも
に円筒体３２の回転力による。円筒体３２の回転力は駆
動モータ３４の回転による。上方に至った無端ベルト３
１は、複数の遊びプーリーや張力付与ローラ３５を使用
して、垂直下降部３６を通って下部３８に至り、再び下
部３８から上部３７に向かってスパイラル状に上昇して
いく。
【０００４】また、同様の無端スパイラルコンベヤ装置
３１を使って、逆に走行させ無端ベルトコンベヤ３１を
上部３７から下部３８へスパイラル状に下降させ、垂直
上昇部３９を通って再び上方へ送られる装置とすること
も可能であった。この場合は、下部３８に駆動スプロケ
ットを設けて、この駆動スプロケットの牽引力と円筒体
３１の回転力によって無端ベルトコンベヤを走行させ
る。
３１を使って、逆に走行させ無端ベルトコンベヤ３１を
上部３７から下部３８へスパイラル状に下降させ、垂直
上昇部３９を通って再び上方へ送られる装置とすること
も可能であった。この場合は、下部３８に駆動スプロケ
ットを設けて、この駆動スプロケットの牽引力と円筒体
３１の回転力によって無端ベルトコンベヤを走行させ
る。
【０００５】このような無端スパイラルコンベヤ装置を
使用して、狭い場所を立体的に使用して、物品を搬送し
ながら冷却、冷凍、加熱、乾燥、蒸す等の作用を行うこ
とは公知であった。
使用して、狭い場所を立体的に使用して、物品を搬送し
ながら冷却、冷凍、加熱、乾燥、蒸す等の作用を行うこ
とは公知であった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無端スパイラルコンベヤ装置では、ベルトコンベヤによ
って運ばれる物品は、下部から上部、あるいは上部から
下部へ搬送される為、物品が無端スパイラルコンベヤ装
置へ搬入される高さ位置と、物品が無端スパイラルコン
ベヤ装置から搬出される高さ位置が異なる問題点があっ
た。
無端スパイラルコンベヤ装置では、ベルトコンベヤによ
って運ばれる物品は、下部から上部、あるいは上部から
下部へ搬送される為、物品が無端スパイラルコンベヤ装
置へ搬入される高さ位置と、物品が無端スパイラルコン
ベヤ装置から搬出される高さ位置が異なる問題点があっ
た。
【０００７】その為、搬送物品を同一高さ面で再び処理
したい場合は、無端スパイラルコンベヤ装置とは別個
に、搬出口付近に下降用または上昇用のコンベヤ装置を
設ける必要があった。
したい場合は、無端スパイラルコンベヤ装置とは別個
に、搬出口付近に下降用または上昇用のコンベヤ装置を
設ける必要があった。
【０００８】この発明は、一つの装置において上昇およ
び下降の双方の搬送路を有する無端スパイラルコンベヤ
装置を得ることを目的とする。
び下降の双方の搬送路を有する無端スパイラルコンベヤ
装置を得ることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決する為の手段】この目的を達成する為に、
回転軸芯が垂直方向で回転自在な内側円筒状回転体と、
内側円筒状回転体の外周側に位置し回転軸芯が垂直方向
で回転自在な外側円筒状回転体と、内側円筒状回転体の
外周面に接してスパイラル状に上昇または下降し、外側
円筒状回転体の外周面に接してスパイラル状に下降また
は上昇させる水平方向に湾曲可能な無端コンベヤとから
成り、無端コンベヤを内側円筒状回転体外周面および外
側円筒状回転体外周面に接しながら無端周回させること
を特徴とする無端スパイラルコンベヤ装置を提案する。
回転軸芯が垂直方向で回転自在な内側円筒状回転体と、
内側円筒状回転体の外周側に位置し回転軸芯が垂直方向
で回転自在な外側円筒状回転体と、内側円筒状回転体の
外周面に接してスパイラル状に上昇または下降し、外側
円筒状回転体の外周面に接してスパイラル状に下降また
は上昇させる水平方向に湾曲可能な無端コンベヤとから
成り、無端コンベヤを内側円筒状回転体外周面および外
側円筒状回転体外周面に接しながら無端周回させること
を特徴とする無端スパイラルコンベヤ装置を提案する。
【００１０】さらに、回転軸芯が垂直方向で回転自在な
内側円筒状回転体と、内側円筒状回転体の外周側に位置
し回転軸芯が垂直方向で回転自在な外側円筒状回転体
と、水平方向に湾曲可能な無端コンベヤと、無端コンベ
ヤを内側円筒状回転体の外周面に接してスパイラル状に
上昇またはスパイラル状に下降し、上昇または下降した
無端コンベヤを内側円筒状回転体より離脱させる方向に
牽引する補助コンベヤ駆動装置と、補助コンベヤ駆動装
置を通過した無端コンベヤを外側円筒状回転体の外周面
に接してスパイラル状に下降またはスパイラル状に上昇
させ、下降または上昇した無端コンベヤを外側円筒状回
転体より離脱させる方向に牽引する補助コンベヤ駆動装
置とを設け、無端コンベヤを内側円筒状回転体の外周面
と外側円筒状回転体の外周面に接してスパイラル状に上
昇および下降させ無端周回させることを特徴とする無端
スパイラルコンベヤ装置回転軸芯が垂直方向で回転自在
な内側円筒状回転体と、内側円筒状回転体の外周側に位
置し回転軸芯が垂直方向で回転自在な外側円筒状回転体
と、内側円筒状回転体の外周面に接してスパイラル状に
上昇または下降し、外側円筒状回転体の外周面に接して
スパイラル状に下降または上昇させる水平方向に湾曲可
能な無端コンベヤとから成り、無端コンベヤを内側円筒
状回転体外周面および外側円筒状回転体外周面に接しな
がら無端周回させることを特徴とする無端スパイラルコ
ンベヤ装置を提案する。
内側円筒状回転体と、内側円筒状回転体の外周側に位置
し回転軸芯が垂直方向で回転自在な外側円筒状回転体
と、水平方向に湾曲可能な無端コンベヤと、無端コンベ
ヤを内側円筒状回転体の外周面に接してスパイラル状に
上昇またはスパイラル状に下降し、上昇または下降した
無端コンベヤを内側円筒状回転体より離脱させる方向に
牽引する補助コンベヤ駆動装置と、補助コンベヤ駆動装
置を通過した無端コンベヤを外側円筒状回転体の外周面
に接してスパイラル状に下降またはスパイラル状に上昇
させ、下降または上昇した無端コンベヤを外側円筒状回
転体より離脱させる方向に牽引する補助コンベヤ駆動装
置とを設け、無端コンベヤを内側円筒状回転体の外周面
と外側円筒状回転体の外周面に接してスパイラル状に上
昇および下降させ無端周回させることを特徴とする無端
スパイラルコンベヤ装置回転軸芯が垂直方向で回転自在
な内側円筒状回転体と、内側円筒状回転体の外周側に位
置し回転軸芯が垂直方向で回転自在な外側円筒状回転体
と、内側円筒状回転体の外周面に接してスパイラル状に
上昇または下降し、外側円筒状回転体の外周面に接して
スパイラル状に下降または上昇させる水平方向に湾曲可
能な無端コンベヤとから成り、無端コンベヤを内側円筒
状回転体外周面および外側円筒状回転体外周面に接しな
がら無端周回させることを特徴とする無端スパイラルコ
ンベヤ装置を提案する。
【００１１】また、回転軸芯が垂直方向で回転自在な内
側円筒状回転体と、内側円筒状回転体の外周側に位置し
回転軸芯が垂直方向で回転自在な外側円筒状回転体と、
水平方向に湾曲可能な無端コンベヤと、無端コンベヤを
内側円筒状回転体の外周面に接してスパイラル上昇また
はスパイラル下降し、上昇または下降した無端コンベヤ
を内側円筒状回転体より離脱させる方向に牽引する補助
コンベヤ駆動装置と、補助コンベヤ駆動装置を通過した
無端コンベヤを外側円筒状回転体の外周面に接してスパ
イラル下降またはスパイラル上昇させ、下降または上昇
した無端コンベヤを外側円筒状回転体より離脱させる方
向に牽引する補助コンベヤ駆動装置とを設け、無端コン
ベヤを内側円筒状回転体の外周面と外側円筒状回転体の
外周面に接してスパイラル状に上昇および下降させ無端
周回させることを特徴とする無端スパイラルコンベヤ装
置を提案する。
側円筒状回転体と、内側円筒状回転体の外周側に位置し
回転軸芯が垂直方向で回転自在な外側円筒状回転体と、
水平方向に湾曲可能な無端コンベヤと、無端コンベヤを
内側円筒状回転体の外周面に接してスパイラル上昇また
はスパイラル下降し、上昇または下降した無端コンベヤ
を内側円筒状回転体より離脱させる方向に牽引する補助
コンベヤ駆動装置と、補助コンベヤ駆動装置を通過した
無端コンベヤを外側円筒状回転体の外周面に接してスパ
イラル下降またはスパイラル上昇させ、下降または上昇
した無端コンベヤを外側円筒状回転体より離脱させる方
向に牽引する補助コンベヤ駆動装置とを設け、無端コン
ベヤを内側円筒状回転体の外周面と外側円筒状回転体の
外周面に接してスパイラル状に上昇および下降させ無端
周回させることを特徴とする無端スパイラルコンベヤ装
置を提案する。
【００１２】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態の１つを説明
する斜視図である図１、この発明の他の実施形態を説明
する斜視図である図２に基づいて説明する。
する斜視図である図１、この発明の他の実施形態を説明
する斜視図である図２に基づいて説明する。
【００１３】１は内側円筒状回転体であり、回転軸芯１
ａを垂直方向に向けて立設する。内側円筒状回転体１は
円筒壁面を支持材等で支持していれば内部を充填する必
要はない。この実施の形態では内側円筒状回転体１は、
円筒壁面を鋼板、 硬質合成樹脂板等で形成しており、回
転軸芯１ａを中心軸として回転し円筒状回転体上部、下
部で回転軸芯１ａをベアリングによって支持している。
ａを垂直方向に向けて立設する。内側円筒状回転体１は
円筒壁面を支持材等で支持していれば内部を充填する必
要はない。この実施の形態では内側円筒状回転体１は、
円筒壁面を鋼板、 硬質合成樹脂板等で形成しており、回
転軸芯１ａを中心軸として回転し円筒状回転体上部、下
部で回転軸芯１ａをベアリングによって支持している。
【００１４】内側円筒状回転体１の円筒下部外周壁面全
周に亙って内側回転体従動スプロケット２を設けてお
り、第２駆動チェーン３と係合している。第２駆動チェ
ーン３は、他端部側で中間スプロケット４と係合し、中
間スプロケット４は中間駆動軸５によって回転してい
る。中間駆動軸５は第１駆動チェーン７によって回転体
駆動モータ６に連係する。
周に亙って内側回転体従動スプロケット２を設けてお
り、第２駆動チェーン３と係合している。第２駆動チェ
ーン３は、他端部側で中間スプロケット４と係合し、中
間スプロケット４は中間駆動軸５によって回転してい
る。中間駆動軸５は第１駆動チェーン７によって回転体
駆動モータ６に連係する。
【００１５】８は外側円筒状回転体であり、回転軸芯を
垂直方向に向けて立設する。外側円筒状回転体８は、内
側円筒状回転体１の外側にベルトコンベヤ１０の幅寸法
より間隔を空けて外周側に設けられ、内側に複数立設す
る枠体２０に設けた外側円筒体受けローラ２１によって
回転自在に支持されている。枠体２０は、外側円筒状回
転体８のさらに外周側に複数本の枠体２０を立設して、
それらを上部で水平枠体を架け渡して互いに支持し装置
全体の構造体を支えている。
垂直方向に向けて立設する。外側円筒状回転体８は、内
側円筒状回転体１の外側にベルトコンベヤ１０の幅寸法
より間隔を空けて外周側に設けられ、内側に複数立設す
る枠体２０に設けた外側円筒体受けローラ２１によって
回転自在に支持されている。枠体２０は、外側円筒状回
転体８のさらに外周側に複数本の枠体２０を立設して、
それらを上部で水平枠体を架け渡して互いに支持し装置
全体の構造体を支えている。
【００１６】外側円筒状回転体８は、円形下端部におい
て複数の外側回転体支持ローラ９の上に回転自在に載置
される、複数の外側回転体支持ローラ９は、ほぼ等間隔
で床面に回転自在に固定されている。外側円筒状回転体
８は、円筒下部外周壁面全周に亙って外側回転体従動チ
ェーン体１１を設けている。外側回転体従動チェーン体
１１は、駆動ギア（駆動スプロケット）１２と直接係合
している。駆動ギア１２は、中心の中間駆動軸５によっ
て回転自在であり、中間駆動軸５は、第１駆動チェーン
７によって回転体駆動モータ６に連係している。
て複数の外側回転体支持ローラ９の上に回転自在に載置
される、複数の外側回転体支持ローラ９は、ほぼ等間隔
で床面に回転自在に固定されている。外側円筒状回転体
８は、円筒下部外周壁面全周に亙って外側回転体従動チ
ェーン体１１を設けている。外側回転体従動チェーン体
１１は、駆動ギア（駆動スプロケット）１２と直接係合
している。駆動ギア１２は、中心の中間駆動軸５によっ
て回転自在であり、中間駆動軸５は、第１駆動チェーン
７によって回転体駆動モータ６に連係している。
【００１７】内側円筒状回転体１の回転する外周面速度
と外側円筒状回転体８の回転する外周面速度が同一にな
るように駆動スプロケット４と従動スプロケット２、お
よび駆動ギア（駆動スプロケット）１２と外側回転体従
動チェーン体１１の連係係合比率を調整する。
と外側円筒状回転体８の回転する外周面速度が同一にな
るように駆動スプロケット４と従動スプロケット２、お
よび駆動ギア（駆動スプロケット）１２と外側回転体従
動チェーン体１１の連係係合比率を調整する。
【００１８】ベルトコンベヤ１０は、水平方向に湾曲可
能なコンベヤであり側部で円筒状回転体１、８に摩擦係
合可能であればよく、この実施の形態ではバーベルトコ
ンベヤであって、左右側面が伸縮自在である。
能なコンベヤであり側部で円筒状回転体１、８に摩擦係
合可能であればよく、この実施の形態ではバーベルトコ
ンベヤであって、左右側面が伸縮自在である。
【００１９】ベルトコンベ１０は無端に形成されてお
り、図１に示す第１の実施の形態では、内側円筒状回転
体１の外周面に接し摩擦係合により、内側円筒状回転体
１の回転力により外周面に沿って複数段のスパイラル状
に上昇する。ベルトコンベヤ１０は、内側円筒状回転体
１の最上部の高さ位置まで上昇すると、ほぼ最上部と同
じ高さ位置に設けた上昇用補助駆動装置１３を通過す
る。上昇用補助駆動装置１３は、駆動スプロケットと押
圧ローラからなり駆動スプロケットはベルトコンベヤ１
０の幅両端に設けられたエンドレスチェーン体に下方か
ら係合し押圧ローラで上方から押圧して、ベルトコンベ
ヤ１０を牽引する。上昇用補助駆動装置１３は、減速機
を介して駆動上昇用補助駆動モータ１４によって回転
し、駆動スプロケットと押圧ローラによってベルトコン
ベヤ１０を上昇方向に牽引する。ベルトコンベヤ１０
は、この上昇用補助駆動装置１３によって内側円筒状回
転体１の回転力と併せてベルトコンベヤ１０を上昇方向
に牽引する。
り、図１に示す第１の実施の形態では、内側円筒状回転
体１の外周面に接し摩擦係合により、内側円筒状回転体
１の回転力により外周面に沿って複数段のスパイラル状
に上昇する。ベルトコンベヤ１０は、内側円筒状回転体
１の最上部の高さ位置まで上昇すると、ほぼ最上部と同
じ高さ位置に設けた上昇用補助駆動装置１３を通過す
る。上昇用補助駆動装置１３は、駆動スプロケットと押
圧ローラからなり駆動スプロケットはベルトコンベヤ１
０の幅両端に設けられたエンドレスチェーン体に下方か
ら係合し押圧ローラで上方から押圧して、ベルトコンベ
ヤ１０を牽引する。上昇用補助駆動装置１３は、減速機
を介して駆動上昇用補助駆動モータ１４によって回転
し、駆動スプロケットと押圧ローラによってベルトコン
ベヤ１０を上昇方向に牽引する。ベルトコンベヤ１０
は、この上昇用補助駆動装置１３によって内側円筒状回
転体１の回転力と併せてベルトコンベヤ１０を上昇方向
に牽引する。
【００２０】ベルトコンベヤ１０は、上昇用補助駆動装
置１３を通過した後、外側円筒状回転体８の外周面に接
し摩擦係合により、外側円筒状回転体８の回転力により
複数段のスパイラル状に下降する。ベルトコンベヤ１０
は、外側円筒状回転体８の最下部の高さ位置まで下降し
下降用補助駆動装置１５を通過する。下降用補助駆動装
置１５は、駆動スプロケットからなりベルトコンベヤ１
０の幅両端に設けられたエンドレスチェーン体に下方か
ら係合しベルトコンベヤ１０を牽引する。下降用補助駆
動装置１５は、減速機および駆動チェーンを介して下降
用補助駆動モータ１６によって回転し、駆動スプロケッ
トによってベルトコンベヤ１０を下降方向に牽引する。
ベルトコンベヤ１０は、この下降用補助駆動装置１５に
よって外側円筒状回転体８の回転力と併せてベルトコン
ベヤ１０を下降方向に牽引する。
置１３を通過した後、外側円筒状回転体８の外周面に接
し摩擦係合により、外側円筒状回転体８の回転力により
複数段のスパイラル状に下降する。ベルトコンベヤ１０
は、外側円筒状回転体８の最下部の高さ位置まで下降し
下降用補助駆動装置１５を通過する。下降用補助駆動装
置１５は、駆動スプロケットからなりベルトコンベヤ１
０の幅両端に設けられたエンドレスチェーン体に下方か
ら係合しベルトコンベヤ１０を牽引する。下降用補助駆
動装置１５は、減速機および駆動チェーンを介して下降
用補助駆動モータ１６によって回転し、駆動スプロケッ
トによってベルトコンベヤ１０を下降方向に牽引する。
ベルトコンベヤ１０は、この下降用補助駆動装置１５に
よって外側円筒状回転体８の回転力と併せてベルトコン
ベヤ１０を下降方向に牽引する。
【００２１】ベルトコンベヤ１０は、さらにベルトコン
ベヤ収縮調整装置１７を通過して、ベルトコンベヤ１０
の折り返しローラ１８によって走行方向を転回させて、
再び内側円筒状回転体１のによる上昇走行に移り、順次
これを繰り返す。
ベヤ収縮調整装置１７を通過して、ベルトコンベヤ１０
の折り返しローラ１８によって走行方向を転回させて、
再び内側円筒状回転体１のによる上昇走行に移り、順次
これを繰り返す。
【００２２】図２に示す第２の実施の形態では、ベルト
コンベヤ１０は、外側円筒状回転体８の外周面に接し摩
擦係合により、外側円筒状回転体８の回転力により外側
円筒状回転体８の外周面に沿って複数段のスパイラル状
に上昇する。ベルトコンベヤ１０は、外側円筒状回転体
８の最上部の高さ位置まで上昇すると、ほぼ最上部と同
じ高さ位置に設けた上昇用補助駆動装置１３を通過す
る。上昇用補助駆動装置１３は、駆動スプロケットと押
圧ローラからなり駆動スプロケットはベルトコンベヤ１
０の幅両端に設けられたエンドレスチェーン体に下方か
ら係合し押圧ローラで上方から押圧して、ベルトコンベ
ヤ１０を牽引する。上昇用補助駆動装置１３は、減速機
を介して駆動上昇用補助駆動モータ１４によって回転
し、駆動スプロケットと押圧ローラによってベルトコン
ベヤ１０を上昇方向に牽引する。
コンベヤ１０は、外側円筒状回転体８の外周面に接し摩
擦係合により、外側円筒状回転体８の回転力により外側
円筒状回転体８の外周面に沿って複数段のスパイラル状
に上昇する。ベルトコンベヤ１０は、外側円筒状回転体
８の最上部の高さ位置まで上昇すると、ほぼ最上部と同
じ高さ位置に設けた上昇用補助駆動装置１３を通過す
る。上昇用補助駆動装置１３は、駆動スプロケットと押
圧ローラからなり駆動スプロケットはベルトコンベヤ１
０の幅両端に設けられたエンドレスチェーン体に下方か
ら係合し押圧ローラで上方から押圧して、ベルトコンベ
ヤ１０を牽引する。上昇用補助駆動装置１３は、減速機
を介して駆動上昇用補助駆動モータ１４によって回転
し、駆動スプロケットと押圧ローラによってベルトコン
ベヤ１０を上昇方向に牽引する。
【００２３】ベルトコンベヤ１０は、上昇用補助駆動装
置１３を通過した後、内側円筒状回転体１の外周面に接
し摩擦係合により、内側円筒状回転体１の回転力により
外周面に沿って複数段のスパイラル状に下降する。ベル
トコンベヤ１０は、内側円筒状回転体１の最下部の高さ
位置まで下降し、折り返しローラ１９により折り返さ
れ、下降用補助駆動装置１５を通過する。下降用補助駆
動装置１５は、駆動スプロケットからなりベルトコンベ
ヤ１０の幅両端に設けられたエンドレスチェーン体に下
方から係合しベルトコンベヤ１０を牽引する。下降用補
助駆動装置１５は、減速機および駆動チェーンを介して
下降用補助駆動モータ１６によって回転し、駆動スプロ
ケットによってベルトコンベヤ１０を下降方向に牽引す
る。ベルトコンベヤ１０は、この下降用補助駆動装置１
５によって外側円筒状回転体８の回転力と併せてベルト
コンベヤ１０を下降方向に牽引している。
置１３を通過した後、内側円筒状回転体１の外周面に接
し摩擦係合により、内側円筒状回転体１の回転力により
外周面に沿って複数段のスパイラル状に下降する。ベル
トコンベヤ１０は、内側円筒状回転体１の最下部の高さ
位置まで下降し、折り返しローラ１９により折り返さ
れ、下降用補助駆動装置１５を通過する。下降用補助駆
動装置１５は、駆動スプロケットからなりベルトコンベ
ヤ１０の幅両端に設けられたエンドレスチェーン体に下
方から係合しベルトコンベヤ１０を牽引する。下降用補
助駆動装置１５は、減速機および駆動チェーンを介して
下降用補助駆動モータ１６によって回転し、駆動スプロ
ケットによってベルトコンベヤ１０を下降方向に牽引す
る。ベルトコンベヤ１０は、この下降用補助駆動装置１
５によって外側円筒状回転体８の回転力と併せてベルト
コンベヤ１０を下降方向に牽引している。
【００２４】ベルトコンベヤ１０は、さらにベルトコン
ベヤ収縮調整装置１７を通過して、ベルトコンベヤ１０
の折り返しローラ１８によって走行方向を転回させて、
再び外側円筒状回転体８による上昇走行に移り、順次こ
れを繰り返す。
ベヤ収縮調整装置１７を通過して、ベルトコンベヤ１０
の折り返しローラ１８によって走行方向を転回させて、
再び外側円筒状回転体８による上昇走行に移り、順次こ
れを繰り返す。
【００２５】第１実施の形態と第２の実施の形態は、そ
れぞれの駆動装置である回転体駆動モータ６、上昇用補
助駆動モータ１４、および下降用補助駆動モータ１５を
逆に回転させて同一の装置で行うことも可能である。
れぞれの駆動装置である回転体駆動モータ６、上昇用補
助駆動モータ１４、および下降用補助駆動モータ１５を
逆に回転させて同一の装置で行うことも可能である。
【００２６】ベルトコンベヤ１０を走行させる場合は、
回転体駆動モータ６、上昇用補助駆動モータ１４、およ
び下降用補助駆動モータ１６の回転をベルトコンベヤ１
０の走行速度が同一になるように同期させて、ベルトコ
ンベヤ１０の走行速度を一定にする。回転体駆動モータ
６の回転が、第１駆動チェーン７、中間回転軸５を介し
て、内側円筒状回転体１へは第２駆動チェーン３を介
し、外側円筒状回転体８へは駆動ギア（駆動スプロケッ
ト）１２を介して、内側円状回転体１と外側円筒状回転
体８を異なる角速度（同一の外周面の速度）で回転させ
る。
回転体駆動モータ６、上昇用補助駆動モータ１４、およ
び下降用補助駆動モータ１６の回転をベルトコンベヤ１
０の走行速度が同一になるように同期させて、ベルトコ
ンベヤ１０の走行速度を一定にする。回転体駆動モータ
６の回転が、第１駆動チェーン７、中間回転軸５を介し
て、内側円筒状回転体１へは第２駆動チェーン３を介
し、外側円筒状回転体８へは駆動ギア（駆動スプロケッ
ト）１２を介して、内側円状回転体１と外側円筒状回転
体８を異なる角速度（同一の外周面の速度）で回転させ
る。
【００２７】
【発明の効果】コンベヤによって搬送される物品が、搬
送中狭い場所にもかかわらず長い距離の搬送ができ、加
熱、冷却、乾燥等の作用を充分受けられるとともに、ほ
ぼ同一平面上で物品の搬入、搬出が可能になり、作業性
が非常に向上する。
送中狭い場所にもかかわらず長い距離の搬送ができ、加
熱、冷却、乾燥等の作用を充分受けられるとともに、ほ
ぼ同一平面上で物品の搬入、搬出が可能になり、作業性
が非常に向上する。
【図１】 この発明の実施形態を示す斜視図
【図２】 同じく他の実施形態を示す斜視図
【図３】 従来例の無端スパイラルコンベヤ装置
１ 内側円筒状回転体 １ｂ 回転軸芯 ２ 従動スプロケット ３ 第２駆動チェーン ４ 駆動スプロケット ５ 中間回転軸 ６ 回転体駆動モータ ７ 第１駆動チェーン ８ 外側円筒状回転体 ９ 外側回転体支持ローラ １０ ベルトコンベヤ １１ 従動チェーン体 １２ 駆動ギア（駆動スプロケット） １３ 上昇用補助駆動装置 １４ 上昇用補助駆動モータ １５ 下降用補助駆動装置 １６ 下降用補助駆動モータ １７ ベルトコンベヤ収縮調整装置 １８ 折り返しローラ １９ 折り返しローラ ２０ 枠体 ２１ 外側回転体受けローラ
Claims (2)
- 【請求項１】 回転軸芯が垂直方向で回転自在な内側円
筒状回転体と、内側円筒状回転体の外周側に位置し回転
軸芯が垂直方向で回転自在な外側円筒状回転体と、内側
円筒状回転体の外周面に接してスパイラル状に上昇また
は下降し、外側円筒状回転体の外周面に接してスパイラ
ル状に下降または上昇させる水平方向に湾曲可能な無端
コンベヤとから成り、無端コンベヤを内側円筒状回転体
外周面および外側円筒状回転体外周面に接しながら無端
周回させることを特徴とする無端スパイラルコンベヤ装
置。 - 【請求項２】 回転軸芯が垂直方向で回転自在な内側円
筒状回転体と、内側円筒状回転体の外周側に位置し回転
軸芯が垂直方向で回転自在な外側円筒状回転体と、水平
方向に湾曲可能な無端コンベヤと、無端コンベヤを内側
円筒状回転体の外周面に接してスパイラル状に上昇また
はスパイラル状に下降し、上昇または下降した無端コン
ベヤを内側円筒状回転体より離脱させる方向に牽引する
補助コンベヤ駆動装置と、補助コンベヤ駆動装置を通過
した無端コンベヤを外側円筒状回転体の外周面に接して
スパイラル状に下降またはスパイラル状に上昇させ、下
降または上昇した無端コンベヤを外側円筒状回転体より
離脱させる方向に牽引する補助コンベヤ駆動装置とを設
け、無端コンベヤを内側円筒状回転体の外周面と外側円
筒状回転体の外周面に接してスパイラル状に上昇および
下降させ無端周回させることを特徴とする無端スパイラ
ルコンベヤ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34722995A JPH09156735A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 無端スパイラルコンベヤ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34722995A JPH09156735A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 無端スパイラルコンベヤ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09156735A true JPH09156735A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18388802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34722995A Pending JPH09156735A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 無端スパイラルコンベヤ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09156735A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2337756A1 (en) * | 2008-10-21 | 2011-06-29 | Laitram, LLC | Spiral belt conveyor |
| CN104261054A (zh) * | 2010-07-12 | 2015-01-07 | 莱特拉姆有限责任公司 | 强制驱动螺旋型输送机和皮带 |
| WO2019128360A1 (zh) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | 北京京东尚科信息技术有限公司 | 物品存储设备、码垛系统及物品存储方法 |
| JP2020520868A (ja) * | 2017-05-24 | 2020-07-16 | スティーブン・ケリーＳｔｅｖｅｎ Ｋｅｌｌｅｙ | 物品を液体に浸漬するためのスパイラルコンベヤシステム |
| CN113412694A (zh) * | 2021-06-15 | 2021-09-21 | 阿克苏市光大农机有限公司 | 皮带加压排杂组合装置及残膜回收机 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04217504A (ja) * | 1990-12-17 | 1992-08-07 | Yoshihiro Okada | スパイラルコンベヤ装置 |
-
1995
- 1995-12-14 JP JP34722995A patent/JPH09156735A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04217504A (ja) * | 1990-12-17 | 1992-08-07 | Yoshihiro Okada | スパイラルコンベヤ装置 |
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| EP2337756A1 (en) * | 2008-10-21 | 2011-06-29 | Laitram, LLC | Spiral belt conveyor |
| EP2337756B1 (en) * | 2008-10-21 | 2019-03-20 | Laitram, LLC | Spiral belt conveyor |
| CN104261054A (zh) * | 2010-07-12 | 2015-01-07 | 莱特拉姆有限责任公司 | 强制驱动螺旋型输送机和皮带 |
| JP2020520868A (ja) * | 2017-05-24 | 2020-07-16 | スティーブン・ケリーＳｔｅｖｅｎ Ｋｅｌｌｅｙ | 物品を液体に浸漬するためのスパイラルコンベヤシステム |
| WO2019128360A1 (zh) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | 北京京东尚科信息技术有限公司 | 物品存储设备、码垛系统及物品存储方法 |
| US11338999B2 (en) | 2017-12-28 | 2022-05-24 | Beijing Jingdong Qianshi Technology Co., Ltd. | Article storage device, palletizing system and article storage method |
| CN113412694A (zh) * | 2021-06-15 | 2021-09-21 | 阿克苏市光大农机有限公司 | 皮带加压排杂组合装置及残膜回收机 |
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