JPH0915616A - 液晶パネルの封止方法 - Google Patents

液晶パネルの封止方法

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JPH0915616A
JPH0915616A JP18496895A JP18496895A JPH0915616A JP H0915616 A JPH0915616 A JP H0915616A JP 18496895 A JP18496895 A JP 18496895A JP 18496895 A JP18496895 A JP 18496895A JP H0915616 A JPH0915616 A JP H0915616A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
pallet
crystal panels
adhesives
injection holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP18496895A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Oba
洋 大場
Masafumi Kubo
雅史 久保
Minoru Arayama
実 荒山
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Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液晶パネルの液晶注入孔の所定の個所を確実に
接着剤で塞ぐことができる液晶パネルの封止方法を提供
することを目的とする。 【構造】パレットに多数立設した液晶パネルを、数枚の
単位で、液晶の拭きとりと接着剤の塗布を繰り返す方法
で実施する。またパレットに多数立設した液晶パネル
を、側面より加圧し、こぼれた液晶を拭きとった後順次
減圧し、かかる後注入孔を接着剤で塞ぐ方法で実施す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶パネルの封止方法の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサーあるいはテレ
ビジョン等に使用する液晶パネルを製造するに際して
は、図5に示すように、液晶注入孔より液晶を注入して
なる30枚程度の液晶パネル1をパレット2に立設し、
液晶パネル1の側面より加圧シリンダー3で加圧し、次
に液晶注入孔よりこぼれた液晶を拭きとり、かかる後減
圧して、液晶注入孔の開口部に液晶による凹みをつく
り、同液晶注入孔を接着剤で塞ぐ方法が実施されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した液晶
パネルの封止方法によると、一度に30枚程度の液晶パ
ネルの液晶注入孔よりこぼれた液晶を拭きとるので、時
間の経過と共に液晶注入孔より液晶がこぼれ出すことが
あり、この場合液晶注入孔の所定の個所に接着剤が塗布
されず、液晶注入孔を塞ぐことができず不良品発生の原
因となる欠点がある。
【0004】また液晶パネルの液晶注入孔よりこぼれた
液晶を拭きとった後、減圧し、液晶注入孔の所定の個所
に接着剤を塗布するが、時間の経過と共に液晶注入孔部
の形態が変化し、所定量の接着剤を塗布しても、同液晶
注入孔部にバラツキが生じる原因となる欠点がある。
【0005】本発明は上記の点に鑑み発明したものであ
って、液晶パネルの液晶注入孔の所定の個所を確実に接
着剤で塞ぐことができる液晶パネルの封止方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次の構成とする。つまり、請求項1の本発明
に係る液晶パネルの封止方法は、内部に液晶を注入して
なる複数の液晶パネルをパレットに立設し、数枚の液晶
パネルの液晶注入孔からこぼれた液晶を拭きとる。次に
液晶注入孔を接着剤で塞ぎ、次に他の小数枚の液晶パネ
ルを同様の順序で処理する。かかる後パレットに立設し
た全部の液晶パネルの接着剤に紫外線を照射して硬化す
る液晶パネルの封止方法である。
【0007】請求項2の本発明に係る液晶パネルの封止
方法は、内部に液晶を注入してなる複数の液晶パネルを
パレットに立設し、側面より加圧する。次に液晶注入孔
からこぼれた液晶を拭きとり、次に順次減圧し液晶注入
孔を接着剤で塞ぐ。かかる後パレットに立設した全部の
液晶パネルの接着剤に紫外線を照射して硬化する液晶パ
ネルの封止方法である。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明によると、液晶注入孔よ
り液晶がこぼれ出すことがなく、液晶注入孔を確実に接
着剤で塞ぐことができる。
【0009】請求項2に記載の発明によると、順次減圧
するので、液晶注入孔部の液晶の形態の変化が少なく、
多数の液晶パネルの液晶注入孔をバラツキなく接着剤で
塞ぐことができる。
【0010】
【実施例】以下本発明を図1および図4は、本発明に係
る液晶パネルと、液晶パネルの封止装置を示す。図1及
び図2において、11は液晶パネルであって、ワードプ
ロセッサー用では、例えば縦20センチメートル、横1
6センチメートルに構成してある。また電気卓上計算機
用では、例えば縦2センチメートル、横10センチメー
トルに構成してある。また液晶パネルは注入孔より液晶
を注入し、所定量の液晶を注入した後、注入孔を接着剤
で塞ぐように構成してある。
【0011】図1は、液晶パネルの封止方法に使用する
装置である。図1において、12はパレットであって、
内部に液晶を注入してなる液晶パネル11をスペーサ1
3と交互に、30枚ないし40枚程度支持して構成して
ある。14はパレットに支持してなる液晶パネルを押圧
し、加圧または減圧するためのシリンダーである。同加
圧シリンダー14には、電空レギュレータ15から制御
された空気が送られる。また電空レギュレータ15に
は、コンピュータ16からの制御信号と、レギュレータ
17からの高圧空気が送られてくる構造となっている。
【0012】図3は、転写装置と拭きとり装置の詳細図
である。同図において、18は液晶拭きとり装置本体、
19,20は拭きとり装置の回転体であって、両回転体
19と20の間にて送られるように展張された拭きとり
布21で拭きとるように構成してある。22は回転体1
9と20を上下するためのシリンダー、23は巻取用の
モータ、25はロボットである。
【0013】図3において、26は転写装置、27は接
着剤を注出するノズルである。28は接着剤を入れてお
く皿、29は液晶パネルの位置を確認するためのカメラ
である。
【0014】図2は、接着剤を液晶パネルの注入孔に塗
布するための転写装置であって、動作は5段階に分かれ
ている。動作は、転写装置の所定の個所に液晶パネル
をセットした状態を示す。動作は、転写装置のピンが
接着剤を接着剤収納受に近づいた状態を示す。動作
は、所定量の接着剤を付着したピンが液晶パネルに近づ
いた状態を示す。動作は、液晶パネルの注入孔に接着
剤を塗布している状態を示す。動作5は、転写装置のピ
ンが、動作から回転した状態を示す。T1ないしT6
は各々の時間を示す。
【0015】上記した液晶パネルの封止装置において、
請求項1は次の方法で封止する。 内部に液晶を注入してなる複数の液晶パネルをパレッ
トに立設する。1台のパレットには、例えば30枚ない
し40枚程度の液晶パネルを設ける。また各液晶パネル
の間には、スペーサを配置し、各液晶パネルが接触しな
いように構成してある。 次に数枚の液晶パネルの液晶注入孔からこぼれた液晶
を拭きとる。ここで、数枚とは、1枚ないし5枚程度を
単位に拭きとり作業を進める。 次に液晶注入孔を接着剤で塞ぐ。液晶を拭きとり後、
10秒ないし20秒で接着剤を転写する。 次に他の数枚の液晶パネルを同様の順序で処理する。 かかる後パレットに立設した全部の液晶パネルの接着
剤に紫外線を照射して硬化する。紫外線硬化用の光源
は、例えば3キロワットの紫外線硬化ランプを用いる。
【0016】請求項2は次の方法で封止する。 内部に液晶を注入してなる複数の液晶パネルをパレッ
トに立設、両側から加圧する。 次に液晶注入孔からこぼれた液晶を拭きとり、さらに
順次減圧し、一定の圧力に減圧し、接着剤を塗布する。
以下ワードプロセッサー用の液晶パネルを例に説明す
る。圧力は、例えば図4に示す初期値P1では、150
±50g/cm2、液晶を拭きとる最大値P2では、50
0±100g/cm2、1段減圧値P3では、400±1
00g/cm2、2段減圧値P4では、300±100g
/cm2減圧する。ここで1段減圧値P3の段階で接着剤
を塗布する。 かかる後、2段減圧値P4の段階で、パレットに立設
した全部の液晶パネルの接着剤に紫外線を照射して硬化
する。
【0017】
【発明の効果】上記した請求項1記載の発明によると、
液晶注入孔より液晶がこぼれ出すことがなく、液晶注入
孔を確実に接着剤で塞ぐことができる特有な効果を有す
る。
【0018】上記した請求項1記載の発明によると、順
次減圧するので、液晶注入孔部の液晶の形態の変化が少
なく、多数の液晶パネルの液晶注入孔をバラツキなく接
着剤で塞ぐことができる特有な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶パネルの封止方法に使用する液晶
パネルの封止装置の斜視図。
【図2】本発明の液晶パネルの封止方法の順序を示す動
作図。
【図3】本発明の液晶パネルの封止方法に使用する拭き
とり装置と転写装置の正面図。
【図4】本発明の液晶パネルの封止方法の2段減圧圧力
分布図。
【図5】従来の液晶パネルの封止装置の一部斜視図。
【符号の説明】
11 液晶パネル 12 パレット 13 スペーサ 14 シリンダー 15 電空レギュレータ 16 コンピュータ 17 レギュレータ 18 液晶拭きとり装置本体 19,20 回転体 21 拭きとり布 22 シリンダー 23 モータ 25 ロボット 26 転写装置 27 ノズル 28 皿 29 カメラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に液晶を注入してなる複数の液晶パネ
    ルをパレットに立設し、数枚の液晶パネルの液晶注入孔
    からこぼれた液晶を拭きとり、次に液晶注入孔を接着剤
    で塞ぎ、次に他の小数枚の液晶パネルを同様の順序で処
    理し、かかる後パレットに立設した全部の液晶パネルの
    接着剤に紫外線を照射して硬化することを特徴とする液
    晶パネルの封止方法。
  2. 【請求項2】内部に液晶を注入してなる複数の液晶パネ
    ルをパレットに立設し、側面より加圧し、次に液晶注入
    孔からこぼれた液晶を拭きとり、次に順次減圧し、次に
    注入孔を接着剤で塞ぎ、かかる後パレットに立設した全
    部の液晶パネルの接着剤に紫外線を照射して硬化するこ
    とを特徴とする液晶パネルの封止方法。
JP18496895A 1995-06-29 1995-06-29 液晶パネルの封止方法 Pending JPH0915616A (ja)

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JP18496895A JPH0915616A (ja) 1995-06-29 1995-06-29 液晶パネルの封止方法

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JPH0915616A true JPH0915616A (ja) 1997-01-17

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