JPH09155786A - 電子部品の撮像装置 - Google Patents

電子部品の撮像装置

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JPH09155786A
JPH09155786A JP32181595A JP32181595A JPH09155786A JP H09155786 A JPH09155786 A JP H09155786A JP 32181595 A JP32181595 A JP 32181595A JP 32181595 A JP32181595 A JP 32181595A JP H09155786 A JPH09155786 A JP H09155786A
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imaging
image pickup
image
lens
electronic component
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JP32181595A
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Haruki Oe
晴樹 大江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の位置ズレ検査及びリード曲り検査
の時間を短縮し、コストを低減する小型の撮像装置を提
供すること。 【解決手段】 本発明は、撮像点Qから等距離離隔され
ると共に所定の基線長だけ離隔された2つの位置にそれ
ぞれ配置される2つの撮像デバイス24a,24bを備
え、撮像デバイス24aの撮像面26aに電子部品像を
結像させる結像レンズ28aを、そのレンズ光軸30a
が撮像面26aに垂直になるように撮像デバイス24a
と撮像点との間に配置させると共に、撮像デバイス24
bの撮像面26bに電子部品像を結像させる結像レンズ
28bを、そのレンズ光軸30bが撮像面26bに垂直
になるように撮像デバイス24bと撮像点との間に配置
させるコンパクトな構成とした。これにより電子部品の
三次元画像データを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電子部品を回路基
板に実装する過程等において使用される電子部品の撮像
装置に関し、特に、電子部品を三次元的に認識し得るよ
う撮像するための撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器等において、回路基板の
小型化、電子部品の多機能化、小型化が進められてい
る。このような多機能化、小型化された電子部品として
はQFP(Quad Flat Package)タイ
プのIC(以下、「QFP」という)があり、リード間
隔が0.3mmというものが開発されている。また、電
子部品の小型化に伴い、電子部品を回路基板等に実装す
る過程において高い実装精度が求められるようになって
いる。高い実装精度を実現するためには、電子部品搬送
・実装用の吸着ノズルに吸着された電子部品の位置の検
査や、電子部品におけるリード(アウタ・リード)の曲
りの検査等が行われる。
【0003】かかる検査は自動検査装置により行われる
のが一般的となってきており、従来一般に、吸着ノズル
と電子部品との間の位置ズレについては、1台のCCD
カメラを有する二次元認識装置からなる自動検査装置に
より行われる。この場合、吸着ノズルに吸着された電子
部品を裏面側からCCDカメラで撮像し、その位置を認
識することになる。また、リードの曲りも、横方向(電
子部品のパッケージの面と平行な方向)の曲りについて
は、前記の電子部品位置ズレ検出用の検査装置を用いて
検査を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リード
の縦方向の曲り、いわゆる「浮き」の検査を行うには、
位置ズレ検出用の検査装置のみでは足りず、浮き検出用
の検査装置を別途設ける必要があった。そこで、従来に
おいては、リードの側面を平行光束で照明し、このとき
形成されるリードの影をCCDで撮像してリードの浮き
を検出する装置が用いられていた。そして、例えばQF
Pについては、4辺にリードが設けられているので、2
方向からの撮像が必要となり、2台の撮像装置を設ける
か、或いはQFP自体を回転させていた。
【0005】このように、従来では電子部品の位置ズレ
と、リードの横方向及び縦方向の曲りを自動検査するた
めに少なくとも2台の二次元認識装置を別個独立に設け
なければならず、コスト、検査時間及び設置スペース等
の点で問題があった。
【0006】本発明は、以上のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、電子部品検査装置の小型化、検査時間
の短縮化及びコストの低減を可能とすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電子部品検査装置に組み込まれる撮像装
置を特徴付けたものであり、所定の撮像点に配置された
電子部品の像を撮像することにより立体視データを形成
する撮像装置であって、撮像点から等距離離隔されると
共に所定の基線長だけ離隔された2つの位置にそれぞれ
配置される第1撮像手段と第2撮像手段とを備え、第1
撮像手段の第1撮像面に電子部品像を結像させる第1結
像レンズを、第1結像レンズの第1レンズ光軸が第1撮
像面に垂直になるように第1撮像手段と撮像点との間に
配置すると共に、第2撮像手段の第2撮像面に電子部品
像を結像させる第2結像レンズを、第2結像レンズの第
2レンズ光軸が第2撮像面に垂直になるように第2撮像
手段と撮像点との間に配置したものを特徴としている。
【0008】上述の構成によれば、所定の基線長だけ離
隔された2つの位置の一方に第1結像レンズを介して第
1撮像手段の第1撮像面に結像されると共に、所定の基
線長だけ離隔された2つの位置の他方に第2結像レンズ
を介して第2撮像手段の第2撮像面に結像される。この
結果、第1撮像手段からは、ある角度から見た電子部品
像が2次元的に得られ、第2撮像手段からは、別の角度
から見た電子部品像が2次元的に得られる。これら2つ
の電子部品像に基づき、三角測量の原理で三次元データ
が形成され得る。従って、電子部品の位置ズレやリード
曲り等が一括に認識されることになる。
【0009】また、第1結像レンズは、撮像点と第1撮
像手段との間に配置され、第2結像レンズは、撮像点と
第2撮像手段との間に配置されるため、第1結像レンズ
の第1レンズ光軸と、第2結像レンズの第2レンズ光軸
とが撮像点において交差し、更に、同一垂直面内に結像
レンズ及び撮像手段が配置されるので、撮像手段と結像
レンズから構成される部分の設置スペースが小さくて済
む。従って、撮像装置自体、ひいては当該撮像装置を備
える電子部品の検査装置を小型化することが可能とな
る。
【0010】また、前記の第1撮像手段と第2撮像手段
とを、第1撮像面と第2撮像面とが互いに平行になるよ
うに配置すると共に、第1結像レンズと第2結像レンズ
とを、第1レンズ光軸と第2レンズ光軸とが互いに平行
になるように配置することが好ましい。
【0011】この配置はアオリ(シフト)と呼ばれるも
ので、撮像対象となる電子部品の被撮像面を、第1撮像
面と第2撮像面にそれぞれ平行となるように撮像点に配
置させると、第1,第2撮像面から被撮像面までの距離
は、被撮像面のいずれの位置においても変わることがな
く、従って、第1,第2撮像面から得られる2つの電子
部品像の歪みは抑えられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の好適な
実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明に
おいて、「上」「下」「左」「右」等の語は、図面の上
下左右に基づくもので、便宜的な語であることに注意さ
れたい。
【0013】図1は、第1の実施形態の撮像装置の断面
図を示している。この実施形態における撮像装置は、電
子部品を回路基板等に実装するための電子部品実装装置
(その全体構成は図示せず)において、電子部品の位置
及びリード曲りの検査を行う自動検査装置に用いられて
おり、図1において、符号10は、撮像対象物である電
子部品12を吸着し搬送するための中空状の吸着ノズル
を示している。この吸着ノズル10は、電子部品12を
部品供給部から拾い上げ回路基板に搬送するが、その搬
送途中の所定の撮像位置で一時的に停止される。この撮
像位置で停止された吸着ノズル10の下方には、図1に
示すように撮像装置100が配置され、電子部品12の
像が撮像される。
【0014】撮像装置100は直方体のハウジング14
を有しており、ハウジング14は、その上板16が中空
状の吸着ノズル10の中心軸線18に直交するよう配置
されている。ハウジング14の上板16には、透明ガラ
スからなる窓部20が形成されており、また、ハウジン
グ14の上方には、電子部品12を照明するための照明
灯(図示せず)が設けられている。
【0015】ハウジング14の内部には、撮像位置にお
ける吸着ノズル10の中心軸線18上の点(以下、「撮
像点」という)から等距離離隔された位置であって、吸
着ノズル10の中心軸線18に関して対称となる2つの
位置に、それぞれCCDカメラ22a,22bがホルダ
(図示せず)等によって固定されている。各CCDカメ
ラ22a,22bは、それぞれCCD型撮像デバイス2
4a,24bを備えており、ハウジング14の内部にお
いて、互いに所定の基線長だけ離隔するように配置され
ている。
【0016】ここで、本実施形態では、基線長は、各撮
像デバイス24a,24bにおける撮像面26a,26
bの中心を結ぶ線の長さをいうものとする。
【0017】また、CCDカメラ22a,22bは、そ
れぞれ電子部品12の像を撮像デバイス24a,24b
の撮像面26a,26bに結像させる広角レンズ28
a,28bを有している。
【0018】広角レンズ28aは、撮像デバイス24a
と撮像点Qとの間に配置されている。より詳細には、広
角レンズ28aは、広角レンズ28aのレンズ光軸30
aが、撮像面26aに垂直となるように、且つ、撮像点
Qと撮像面26aの中心の点とを結ぶ軸線32aと一致
するように配置されている。また、広角レンズ28b
も、撮像デバイス24bと撮像点Qとの間に同様に配置
されている。すなわち、広角レンズ28bは、広角レン
ズ28bのレンズ光軸30bが、撮像面26bに垂直と
なるように、且つ、撮像点Qと撮像面26bの中心の点
とを結ぶ軸線32bと一致するように配置されている。
【0019】広角レンズ28a,28bを上述のように
配置させることで、カメラ22aの軸線32aと、カメ
ラ22bの軸線32bとが撮像点Qで交差する。このた
め、カメラ22a,22bがハウジング14内において
高さ方向に占めるスペースが小さくなる。従って、ハウ
ジング14の高さを縮めることが可能となる。また、広
角レンズ28a,28b及び撮像デバイス24a,24
bは同一垂直面内に配置されるので、ハウジング14の
厚さを薄くすることができる。この結果、撮像装置10
0自体を小型にすることが可能となる。
【0020】また、本実施形態の如く、結像レンズ28
a,28bに広角レンズを用いる場合、電子部品12の
全体像を撮像デバイス26a,26bに取り込むことが
可能となるため、電子部品12を数箇所に区切って撮像
する必要がない。従って、画像取込みに要する時間が短
縮されることになる。
【0021】以上のような構成において、電子部品12
は、以下のようにして撮像される。
【0022】吸着ノズル10で電子部品12が吸着さ
れ、吸着ノズル10の中心軸線18が撮像点Qを通る位
置に配置されると、電子部品12は、照明灯からの照明
光で照らされる。照らされた光は、電子部品12の各点
で反射され、様々な方向に進むが、この中で軸線32a
に沿って進むものは、カメラ22aへ入射し、広角レン
ズ28aを通り、撮像デバイス24aの撮像面26aに
結像される。同様に、電子部品12の各点で反射された
反射光のうち軸線32bに沿って進むものは、カメラ2
2bへ入射し、広角レンズ28bを通り、撮像デバイス
24bの撮像面26bに結像される。撮像面26a,2
6bに結像された反射光は、電子部品12の位置情報を
有する信号Pa ,Pb に変換され、画像処理装置34に
入力される。
【0023】ここで、撮像装置100における各撮像デ
バイス24a,24bの撮像面26a,26bに結像さ
れた電子部品12の像の状態を図2及び図3を参照して
説明する。図2は、電子部品12の一例としてのQFP
を示すものであり、図3は、モニタ36上で観測される
QFPの各撮像デバイス24a,24bで撮られた映像
を示す図である。
【0024】図2において、QFP12は、平板状のパ
ッケージ38を有しており、このパッケージ38の側面
からはガルウィング形状の複数のリード40が延びてい
る。QFP12は、回路基板(図示せず)と接合するた
めの接合面42をリード40の先端部の裏面に有してお
り、リード40のうち1つ、すなわちリード40bが
「浮きの状態」、すなわち接合面42に対して上方に向
けて曲っている。なお、パッケージ38の上面に付され
たアルファベットの「A」は、説明上、電子部品12の
向きを明らかにするために、便宜的に付したものであ
る。
【0025】このようなQFP12を、吸着ノズル10
に吸着させた状態で撮像装置100により撮像すると、
カメラ22aの撮像デバイス24aは、QFP12の下
面を、破線で示された「A」に対して左下方から見た状
態で撮像する。この撮像信号Pa ,Pb は前述したよう
に画像処理装置34に入力され、適宜処理されてモニタ
36に映像として表示される。その映像が、図3(a)
に示すような二次元のQFP像12aである。一方、カ
メラ22bの撮像デバイス24bからは、QFP12の
下面を、破線で示された「A」に対して右下方から見た
QFP12の信号が得られ、その映像をモニタ36に表
示した場合、図3(b)に示すような二次元のQFP像
12bが得られる。
【0026】図3(a),(b)に示した電子部品12
のパッケージ38の映像は、共に、正方形となっている
が、これは画像処理装置で補正処理を加えたものであ
る。実際には、撮像デバイス24a,24bの撮像面2
6a,26bに結像された像は歪んでおり、例えば撮像
デバイス24aに関しては、左辺が右辺よりも短い台形
となる。これは、各撮像面26a,26bから電子部品
12までの距離が相異しているからである。そのため、
画像処理装置34では、そのような歪みを除去すべく補
正処理を加えることとなる。また、カメラ22a,22
bを、それぞれ電子部品12に対して近接し過ぎないよ
うに配置させると共に、広角レンズ28aの軸線22a
と広角レンズ28bの軸線22bとが十分小さい角度と
なるように配置させてもよい。かかる配置では、カメラ
22a,22bから得られる各電子部品像において、歪
みが抑えられる。
【0027】QFP像12a,12bには、パッケージ
38、浮きのない正常のリード40a及び浮きのあるリ
ード40bがそれぞれ表示されているが、浮きのない正
常のリード40aやパッケージ38は、対応する各点を
一致させるようにQFP像12a,12bを重ね合わせ
た場合、像はほぼ一致することとなる。一方、図3
(a),(b)から明らかなように、浮きのあるリード
40bは、対応する各点を一致させるようにQFP像1
2a,12bを重ね合わせても、像は一致することはな
い。
【0028】このように、リード40に浮きが生じてい
る場合、対応する点(例えばリード40の先端の点のデ
ータ)の間の不一致量は、実際のリード40の浮きの量
が大きければ大きいほど大きくなる。従って、対応する
点の間の距離が求まれば、三角測量の原理に基づいて立
体視データを求めることができ、実際のリード40の浮
きの量を算出することが可能である。画像処理装置34
は、各リード40についての浮きの量を算出し、その量
が一定値以上である場合、電子部品12に異常があると
判断するのである。勿論、画像処理装置34では、電子
部品12の二次元情報(中心軸線18に直交する面と平
行な画像情報)も処理されるので、リード40の水平方
向の曲りやねじれ、吸着ノズル10に対する電子部品1
2の位置も認識でき、異常を発見できる。図1に示すよ
うに、画像処理装置34に電子部品実装装置のコントロ
ーラ44が接続されている場合、画像処理装置34は、
電子部品12の吸着異常又はリード異常を認識すると、
その信号をコントローラ44に送り、例えば、電子部品
12を所定の廃棄場所(図示せず)にて廃棄させる。
【0029】次に、図4と共に撮像装置の第2の実施形
態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は相
当部分については同一符号を付し、同一又は相当部分に
ついての重複する説明は省略する。
【0030】図4に示すように、第2の実施形態の撮像
装置200は、広角レンズ28a,28b及び撮像デバ
イス24a,24bがいわゆるアオリ(シフト)の配置
になっている点で第1の実施形態と異なっている。すな
わち、広角レンズ28aは、そのレンズ光軸30aが、
撮像面26a、より詳細には撮像面26aを拡張した仮
想的な面に垂直となるように、且つ、撮像点Qと撮像面
26aの中心の点とを結ぶ軸線32aが、レンズ光軸3
0aと鋭角(0゜を含まない角度をいう)をなすように
配置されている。また、同様に広角レンズ28bは、そ
のレンズ光軸30bが、撮像面26bを拡張した仮想的
な面に垂直となるように、且つ、撮像点Qと撮像面26
bの中心の点とを結ぶ軸線32bが、レンズ光軸30b
と鋭角(0゜を含まない角度をいう)をなすように配置
されている。更に、広角レンズ28aと広角レンズ28
bとは、上述したレンズ光軸30aとレンズ光軸30b
とが互いに平行になるように配置されている。
【0031】上述した配置構成において、吸着ノズル1
0により吸着された電子部品12を撮像すると、パッケ
ージ38の下面が撮像面26a,26bとにそれぞれ平
行となるので、図4(a),(b)に示すような歪みの
ない画像が得られ、画像処理装置34で補正処理しなく
てもよい。
【0032】より詳細には、電子部品12のパッケージ
38の下面が各撮像デバイス24a,24bの撮像面2
6a,26bと平行となっているため、撮像面26a,
26bから電子部品12の下面までの距離は、対応の各
点についてほぼ等しくなる。すなわち、カメラ22a,
22bから近い部分と、カメラ22a,22bから遠い
部分とで結像サイズはほとんど変わることはない。従っ
て、得られる像の歪みはほとんどなくなる。
【0033】このように、カメラ22a,22bから得
られる各像は、共にかなり歪みの小さいものとなるた
め、吸着ノズル10に対する電子部品12の位置ズレ
や、リード40の浮きなどがより高精度に認識される。
【0034】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は、上記実施形態に限られない。例えば、撮
像手段として、CCD撮像デバイスを用いたが、他種類
の2次元撮像デバイスを用いてもよい。
【0035】更にまた、上記実施形態では、一例として
電子部品の位置ズレ及びリードの浮きが認識されている
が、これらに限られず、用途に応じて様々な物理量を認
識することが可能である。
【0036】更に、本発明の撮像装置は、電子部品実装
装置に限らず、他の電子部品の取扱い装置に適用可能な
ことは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の撮像装置
によれば、電子部品を三次元的に認識し得る立体視デー
タを得ることができ、1台の撮像装置で電子部品の位置
ズレのみならず、リードの浮き等も検出することが可能
となる。
【0038】また、撮像装置自体もレンズ等の構成要素
が1つの面内に置かれているので、小型化される。
【0039】このように本発明の撮像装置は、三次元認
識を可能とし、小型化を図ることができるので、従来の
ような二次元認識装置を2台以上用いていたものに比し
て、設置スペース、コスト、認識時間の面で大いに優れ
ている。
【0040】特に、本発明の撮像装置は、省スペース
化、歩留りの向上が要請されている電子部品実装装置に
適用されるのが有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態の撮像装置の断面図
である。
【図2】QFPの斜視図である。
【図3】モニタ上で観測されるQFPの像を示す図であ
り、(a)は一方のCCD撮像デバイスによるQFPの
像であり、(b)は他方のCCD撮像デバイスによるQ
FPの像である。
【図4】本発明による第2実施形態の撮像装置の断面図
である。
【符号の説明】
12…電子部品(QFP)、24a…CCD撮像デバイ
ス(第1撮像手段)、24b…CCD撮像デバイス(第
2撮像手段)、26a…撮像面(第1撮像面)、26b
…撮像面(第2撮像面)、28a…広角レンズ(第1結
像レンズ)、28b…広角レンズ(第2結像レンズ)、
30a…レンズ光軸(第1レンズ光軸)、30b…レン
ズ光軸(第2レンズ光軸)、34…画像処理装置、10
0,200…撮像装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の撮像点に配置された電子部品の像
    を撮像することにより立体視データを形成する電子部品
    の撮像装置において、 前記撮像点から等距離離隔されると共に互いに所定の基
    線長だけ離隔された2つの位置にそれぞれ配置される第
    1撮像手段と第2撮像手段とを備え、 前記第1撮像手段の第1撮像面に前記電子部品像を結像
    させる第1結像レンズを、前記第1結像レンズの第1レ
    ンズ光軸が前記第1撮像面に垂直になるように前記第1
    撮像手段と前記撮像点との間に配置し、 前記第2撮像手段の第2撮像面に前記電子部品像を結像
    させる第2結像レンズを、前記第2結像レンズの第2レ
    ンズ光軸が前記第2撮像面に垂直になるように前記第2
    撮像手段と前記撮像点との間に配置したことを特徴とす
    る電子部品の撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記第1撮像手段と前記第2撮像手段と
    を、前記第1撮像面と前記第2撮像面とが互いに平行に
    なるように配置すると共に、前記第1結像レンズと前記
    第2結像レンズとを、前記第1レンズ光軸と前記第2レ
    ンズ光軸とが互いに平行になるように配置したことを特
    徴とする請求項1記載の電子部品の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100955626B1 (ko) * 2007-06-08 2010-05-03 가부시키가이샤 신가와 본딩 장치용 촬상 장치 및 촬상 방법
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CN105313127A (zh) * 2014-06-02 2016-02-10 精工爱普生株式会社 机器人、机器人的控制方法以及机器人的控制装置

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