JPH09155553A - 溶接ヒューム回収装置 - Google Patents

溶接ヒューム回収装置

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JPH09155553A
JPH09155553A JP7322058A JP32205895A JPH09155553A JP H09155553 A JPH09155553 A JP H09155553A JP 7322058 A JP7322058 A JP 7322058A JP 32205895 A JP32205895 A JP 32205895A JP H09155553 A JPH09155553 A JP H09155553A
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suction
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俶明 中野
Kishio Fujimoto
己子男 藤本
Yoshikazu Kawamata
禎和 川俣
Fujio Takanashi
不二雄 高梨
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    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B15/00Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area
    • B08B15/04Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area from a small area, e.g. a tool
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒューム回収時の音を低減することができる
と共に、回収ヒュームの清掃効率を高くすることができ
る溶接ヒューム回収装置を提供する。 【解決手段】 溶接ヒューム回収装置41は、溶接ヒュ
ーム及び溶接スパッタを含む粉塵を含有する粉塵含有空
気を吸引口42を介して吸引する吸引ブロア51と、前
記粉塵含有空気から前記溶接スパッタを除去するプレフ
ィルタ43と、前記粉塵を除去するメインフィルタ45
と、前記粉塵が除去された排気ガスを外部に排出する排
出口52と、前記排気ガスの前記メインフィルタ45か
らの排気経路の排出口52部分に配置されて排気ガスの
流勢を緩和して消音する邪魔板54a及び54bと、前
記排気ガスの前記メインフィルタ45からの排気経路の
排出口52部分又は前記邪魔板に配置されて排気ガスの
排出時の音を低減する吸音材53と、前記メインフィル
タ45の粉塵捕集面の裏側にパルスジェット状に気体を
噴出させるノズル56を有するガスタンク55と、を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶接により発生した溶接
ヒュームを回収し、作業環境を清浄に維持する溶接ヒュ
ーム回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場及び事業所等において溶接作業を実
施する場合に、溶接作業により発生する溶接ヒュームを
作業環境から除去して、作業環境を良好な状態に維持す
る必要がある。溶接ヒュームを除去する方法としては、
溶接トーチの先端部に溶接ヒュームを捕集するための吸
引フードを取り付けた溶接トーチが提案されている(特
公昭51−20305)。また、この溶接トーチの軽量
化を図るため、トーチの先端部に、シールドガスを吐出
するシールドガス吐出ノズルと、溶接ヒュームを吸引す
る吸引ノズルとを同軸的に設けた溶接ヒューム吸引トー
チが提案され、実際に使用されている。
【0003】図13はこの種の溶接ヒューム吸引トーチ
の1例を示す側面図である。トーチ先端部にはシールド
ガスを吐出するシールドガス吐出ノズル11が配設され
ている。このシールドガス吐出ノズルの先端よりも若干
後方の位置には、吸引ノズル12がガス吐出ノズル11
に同軸的に配設されている。この吸引ノズル12の周面
には、溶接ヒュームを吸引するための孔12aが設けら
れている。これらのシールドガス吐出ノズル11及び吸
引ノズル12はエルボ管13により支持されており、エ
ルボ管13はグリップ部14により支持されている。グ
リップ部14には吸引力調整用孔14aが設けられてお
り、吸引ノズル12から吸引するガスの量を調整するこ
とができる。
【0004】このグリップ部14とケーブルホース16
との間には、トーチの曲げを容易にするためのベント機
構15が設けられている。そして、ケーブルホース16
の後端部にはアダプタ接続部17が設けられている。更
に、アダプタ接続部17にはホース接続口17aが設け
られており、連結ホースを介してヒューム回収装置に連
結するようになっている。
【0005】また、アダプタ接続部17にはアダプタ1
8が接続される。このアダプタ18にはシールドガス供
給孔18a及び電気ケーブルコネクタ18bが設けられ
ている。このアダプタ18を介して、溶接トーチにシー
ルドガス及び溶接電力が供給される。
【0006】図14はケーブルホースの1例を示す模式
的断面図である。図14に示すように、ケーブルホース
16は例えば2重管になっている。即ち、第1管23の
内部に配設された第2管は、電力ケーブル22及びこの
電力ケーブル22の外側を被覆する被覆材21により構
成されている。この電力ケーブル22の更に内部には、
第3管としてライナ20(例えばスプリングライナ等)
が配設され、ライナ20内を溶接ワイヤが通される。そ
して、ライナ20と電力ケーブル22との間をシールド
ガスが流れるようになっている。また、ゴム被覆材21
と第1管23との間には、吸引ノズル12から吸引した
ガスが流れるようになっている。
【0007】図15はトーチ先端部を拡大して示す側面
図である。シールドガスAはライナ20と電力ケーブル
22との間を通過した後、トーチ先端部のシールドガス
吐出ノズル11から吐出される。これにより、溶接部を
空気から遮断し、溶接金属の酸化等が防止される。一
方、溶接部近傍のシールドガス域外のガスBは、吸引ノ
ズル12に設けられた孔12aから吸引される。吸引ノ
ズル12から吸引されたガスには、溶接により発生した
溶接ヒューム等が含まれている。この溶接ヒュームを含
むガスは、ケーブルホース16のゴム被覆材21と第1
管23との間を通り、アダプタ接続部17のホース接続
口17aに接続されたホースを介して溶接ヒューム回収
装置に入る。
【0008】図16は従来の溶接ヒューム回収装置の1
例を示す模式的側面図である。この溶接ヒューム回収装
置31には、溶接ヒュームを捕捉するためのフィルタ3
2、吸引力を発生させるためのファン33及びこのファ
ン33を回転させるモータ34が設けられている。
【0009】このように構成された回収装置において
は、図15に示す吸引ノズル12から吸引されたガスが
フィルタ32を通過する。従って、溶接ヒュームをフィ
ルタ32に付着させることによって、効率的に回収する
ことができる。
【0010】ところで、このような回収装置に使用され
るフィルタは、使い捨てのものと、清掃して再利用する
ものとがある。フィルタに捕集される溶接ヒュームは微
細粒子であると共に、その発生量が極めて多いので、使
い捨てにする場合には、頻繁に交換する必要があり、不
経済である。一方、フィルタを清掃して使用する場合、
捕集面の裏側から空気を吹き付けて溶接ヒュームを除去
する方法が一般的に使用されている。このような原理を
使用してフィルタの清掃機能を備えた溶接ヒューム回収
装置が提案されている(特開平5−329651号公
報)。この回収装置は、溶接ヒュームを回収するための
吸引部と、空気よりも重い気体、特に好適には、CO
2 、Ar及びこれらの混合ガス等からなる溶接用のシー
ルドガスを、フィルタ捕集面の裏側にパルス状に吹き付
ける噴出部とを有している。このように、回収装置内に
フィルタ清掃のための機能を備えることにより、容易に
フィルタを清掃することができる。
【0011】また、溶接ヒューム回収装置としては、特
開平7−266053に開示されたものもある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
特開平5−329651号に示される溶接ヒューム回収
装置においては、ヒューム回収時に吸引部及び排気ガス
の排出部から騒音が発生するという問題点がある。ま
た、特開平7−266053に開示されている溶接ヒュ
ーム回収装置においても、騒音については全く言及され
ていない。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、ヒューム回収時の音を低減することができ
ると共に、回収ヒュームの清掃効率を高くすることがで
きる溶接ヒューム回収装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る溶接ヒュー
ム回収装置は、溶接ヒューム及び溶接スパッタを含む粉
塵を含有する粉塵含有空気を吸引口を介して吸引する吸
引ブロアと、前記粉塵含有空気から前記溶接スパッタを
除去するプレフィルタと、前記粉塵を除去するメインフ
ィルタと、前記粉塵が除去された排気ガスを外部に排出
する排出口と、前記排気ガスの前記メインフィルタから
の排気経路の排出口部分に配置されて排気ガスの流勢を
緩和して消音する邪魔板と、前記排気ガスの前記メイン
フィルタからの排気経路の排出口部分又は前記邪魔板に
配置されて排気ガスの排出時の音を低減する吸音材と、
前記メインフィルタの粉塵捕集面の裏側にパルスジェッ
ト状に圧縮ガスを噴出させるノズルを有する圧縮ガスタ
ンクと、を有することを特徴とする。
【0015】また、前記メインフィルタと、前記ノズル
との間に前記ノズルから噴出される圧縮ガスを増流させ
る増流器を有していることが好ましい。
【0016】更に、前記メインフィルタは円柱状、楕円
柱状及び角柱状等の柱状であり、その長手方向を垂直に
して配置されていることが好ましい。
【0017】
【作用】本発明に係る溶接ヒューム回収装置において
は、プレフィルタ及びメインフィルタにより粉塵が除去
された排気ガスの排気経路の排出口部分に邪魔板を配置
する。この邪魔板は、抵抗によって排気ガス流の勢いを
緩和させるように設置されているので、この邪魔板によ
りヒューム回収時において排気ガスが排出口から排出さ
れるときの勢いが弱くなり、排出時の音を低減すること
ができる。更に、排出口部分又は邪魔板に吸音材を配置
しているので、この吸音効果によって、より一層排気ガ
スの排出時に生じる音を低減することができる。
【0018】また、本発明においては、フィルタを清掃
するときに使用するガスとして圧縮ガスを使用する。こ
の圧縮ガスは、空気よりも重いシールドガス等に限定せ
ず、空気等も含むものである。圧縮ガス供給源として
は、例えば、圧縮空気等のガスボンベ若しくはシールド
ガスボンベを使用するか、又は工場の集中配管を利用し
てガスを供給することができる。原料コストが高いシー
ルドガスの代わりに、圧縮空気等のガスボンベ又は工場
集中配管等を使用すると、フィルタ清掃時のランニング
コストが低下する。
【0019】更に、本発明においては、通過粒子径が
0.5μm以下のフィルタを使用し、溶接ヒュームを含
むガスのフィルタ通過速度を0.01m/秒とする。そ
うすると、溶接ヒューム含有ガス中に含まれる溶接ヒュ
ームは高速でフィルタに当接し、当接時の圧力により鱗
片状に固形化してフィルタに捕集される。この鱗片状の
ヒュームは嵩密度が大きいため飛散しにくく、例えば、
風速が3乃至4m/分の風でも飛散することがない。従
って、フィルタの清掃時に回収したヒュームが飛散する
虞れがなく、環境の汚染を防止することができる。
【0020】但し、フィルタの通過粒子径が0.5μm
を超える場合又は溶接ヒューム含有ガスのフィルタ通過
速度が0.01m/秒未満である場合には、いずれもフ
ィルタに捕集されたヒュームが綿状になり、嵩密度が低
いので、飛散しやすい状態になる。従って、フィルタの
通過粒子径は0.5μm以下であり、溶接ヒューム含有
ガスのフィルタ通過時の速度は0.01m/秒以上とす
ることが好ましい。
【0021】更に、ヒューム回収作業時において、作業
環境又は溶接電流の条件を同一にして比較すると、吸引
風量が大きいほど吸引効率も高くなる。従って、吸引ブ
ロアの最大静圧は1000mm水柱以上であることが好
ましい。
【0022】更にまた、溶接ヒューム含有ガスの吸引を
停止した後、ヒュームが鱗片状に付着したフィルタ捕集
面の裏側からパルスジェット状の気体(圧縮ガス)を吹
き付けるが、その噴出圧力が2kgf/cm2 以上であ
ると、鱗片状のヒュームをフィルタからより一層容易に
剥離させることができる。
【0023】ところで、従来の溶接ヒューム回収装置に
使用されるメインフィルタの側面には、通常、その表面
積を大きくするために襞が形成されている。従って、長
手方向に襞が形成された柱状のメインフィルタを使用
し、その長手方向を垂直にしてメインフィルタを配置す
ると、溶接ヒュームが落下しやすくなる。
【0024】更に、本発明において、圧縮された気体が
噴出されるノズルと、メインフィルタとの間に増流器が
配置されていると、ノズルからの圧縮ガスが増流するの
で、メインフィルタのヒューム捕集面の裏側により一層
大きい衝撃が加えられる。この増流器には、その喉部が
ノズルの噴出口よりも大きいベンチュリ管状の増流管又
はメインフィルタ側からノズルに向かって開くように配
置された複数枚の板材により形成された増流翼等があ
る。この増流翼はノズルから噴出された圧縮ガスの通路
が狭くなっていくように配置するので、ガス流の断面積
が狭くなり、流速が大きくなる。増流器として板状の増
流翼を使用すると、ベンチュリ管状の増流管よりも容易
に製造することができ、その製造コストも低減できるの
で好ましい。
【0025】このように、圧縮ガスからの衝撃によって
メインフィルタから剥離したヒュームは、例えば、フィ
ルタの下方に配置されたダストボックスに蓄積される。
このようにすることによって、装置からフィルタを取り
外すことなく、フィルタを清掃することができ、フィル
タの清掃作業が極めて簡単になると共に、回収ヒューム
の清掃効率も高くなる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付の図面を
参照して具体的に説明する。図1は本発明の実施例に係
る溶接ヒューム回収装置の構造を示す模式的斜視図であ
る。また、図2は図1に示す溶接ヒューム回収装置を使
用してヒュームを回収した時の排気ガスの流れを示す模
式的断面図であり、図3は図1に示す溶接ヒューム回収
装置を使用してフィルタを清掃するときの圧縮ガスの動
作を示す模式的断面図である。
【0027】回収装置41は、箱状に形成されており、
フィルタ室60、第1排気室61、第2排気室62及び
タンク室64により構成されている。
【0028】フィルタ室には、その側面に溶接ヒューム
及び溶接スパッタを含有する粉塵含有ガスを吸引する吸
引ホース(図示せず)に接続される吸引口42が形成さ
れている。そして、フィルタ室60の内部には、吸引口
42が形成されている壁面から若干離間した位置に、吸
引口42から吸引された粉塵含有ガスから溶接スパッタ
を除去するプレフィルタ43が配置されている。フィル
タ室60の上部には第1排気室61が形成されており、
フィルタ室60と第1排気室61との間は通気孔49を
有する第1仕切り板44によって仕切られている。ま
た、この第1仕切り板44の通気孔49を覆うように、
フィルタ室側に粉塵含有ガスから溶接ヒュームを除去す
るメインフィルタ45が取り付けられている。このメイ
ンフィルタ45は例えば柱状であり、その長手方向を垂
直にして取り付けられていて、側面がフィルタで形成さ
れている。更に、メインフィルタ45の下方には、フィ
ルタ清掃時にフィルタから落下する溶接ヒューム等を受
けるダストボックス46が設置されている。
【0029】第1仕切り板44の第1排気室61側に
は、例えば2枚の板材からなる増流翼47が通気孔49
から上方に向かって広がるように対向してV字状に配置
されている。
【0030】第1排気室61の側方には第2排気室62
が形成されており、第1排気室61と第2排気室62と
は排気孔50を有する第2仕切り板48によって仕切ら
れている。この第2仕切り板48はフィルタ室60と第
2排気室62とを仕切るものでもあるが、排気孔50は
第1排気室61と第2排気室62との間に設けられてい
る。第2排気室62には、粉塵が除去された排気ガスを
排気孔50を介して吸引するためのブロアモータ(吸引
ブロア)51が設置されている。また、第2排気室62
の側方には、第3仕切板58aを介して第3排気室63
が形成されており、第3排気室63内にはブロアモータ
51を冷却するためのファン59が配置されている。第
2排気室62及び第3排気室63の下方には、吸引され
た排気ガスを回収装置41の外部に排出するための排出
口52が形成されており、第2排気室62及び第3排気
室63内の排気ガスの排気経路には、排気ガスの流勢を
緩和して消音するための邪魔板54aが設置されてい
る。更に、排出口52には排気時の音を低減するための
吸音材53が配置されている。
【0031】第3排気室63の側方に、第4仕切板58
bを介して形成されたタンク室64にはパルスジェット
状に噴出するように気体が充填された圧縮ガスタンク5
5が配置されている。圧縮ガスタンク55にはノズル5
6が接続されており、このノズル56は圧縮ガスタンク
55から噴出される圧縮ガスが、第1仕切り板44の通
気孔49からメインフィルタ45の内部に噴出されるよ
うに、第2排気室62を介して、第1排気室61の増流
翼47の上部まで延びている。また、このタンク室64
の側壁には外部と圧縮ガスタンク55とを接続する接続
口57が形成されており、回収装置の外部に設置された
メインタンク(図示せず)から圧縮ガスタンク55に圧
縮ガスを補充するようになっている。
【0032】次に、このように構成された溶接ヒューム
回収装置において、先ず、ヒューム回収時の動作につい
て説明する。
【0033】図2に示すように、ブロアモータ51の作
動により、溶接ヒューム等を含む粉塵含有空気は吸引ホ
ース(図示せず)を介して吸引口42からフィルタ室6
0に吸引される。このとき、粉塵含有空気に含まれる金
属粉及びスパッタ等の粗大粒子がプレフィルタ43によ
り除去される。次いで、粉塵含有空気はメインフィルタ
45を通過して第1排気室61に吸引される。このと
き、メインフィルタ45によって溶接ヒューム等の微細
粒子が捕集される。その後、プレフィルタ43及びメイ
ンフィルタ45によって清浄化された排気ガスは通気孔
49、第1排気室61、排気孔50及び第2排気室62
を経て排出口52から回収装置の外部に排出される。ブ
ロアモータ51の作動中は、冷却用のファン59が作動
し、ブロアモータの加熱を防止している。
【0034】本実施例に係る溶接ヒューム回収装置を使
用すると、プレフィルタ43及びメインフィルタ45に
よって2段階に粉塵除去されるので、粉塵含有空気に含
まれる粉塵の除去効果が優れたものとなっている。ま
た、粉塵が除去された排気ガスが回収装置41から排出
されるとき、邪魔板54a及び吸音材53の効果により
従来の回収装置において発生していた騒音が低減され
る。
【0035】図4は横軸に作業環境の風速をとり、縦軸
に吸引風量をとって、作業環境風速及び吸引風量と吸引
効率(η)との関係を示すグラフ図である。なお、この
吸引効率(η)は、(吸引捕集されたヒューム量)/
(所定溶接条件における全ヒューム発生量)として表さ
れる。図4に示すように、作業環境風速が大きくなるに
つれて吸引風量も大きくする必要があるが、同一の作業
環境風速において比較すると、吸引風量が多い方が吸引
効率が高くなる。
【0036】図5は横軸に溶接電流をとり、縦軸に吸引
風量をとって溶接電流及び吸引風量と吸引効率との関係
を示すグラフ図である。図5に示すように、溶接電流が
高くなるにつれて吸引風量も大きくする必要があるが、
同一の溶接電流において比較すると、吸引風量が多い方
が吸引効率が高くなる。
【0037】従って、吸引ブロアの最大静圧は1000
mm水柱以上であると、優れたヒューム回収効率が得ら
れる。
【0038】次に、フィルタ清掃時の動作について説明
する。溶接作業が繰り返し実施されて、フィルタ室にお
けるメインフィルタに捕集された溶接ヒュームが許容量
を超えて蓄積されるようになると、フィルタを清掃する
必要がある。通常、この清掃作業は溶接作業時以外、即
ち、ブロアモータが停止しているときに実施される。
【0039】図3に示すように、圧縮ガスタンク55に
圧縮されて充填されている気体はノズル56内を通過し
て、第1排気室61内のノズル先端部56aからメイン
フィルタ45の内部にパルスジェット状に噴出される。
このとき、噴出された圧縮ガス(ガスジェット)の噴出
圧は増流翼47によって増加される。次いで、このガス
ジェットはメインフィルタ45に衝撃を与えることによ
って、メインフィルタ45を振動させながらフィルタ内
部から外部に噴出され、フィルタ室60の吸引口42か
ら排気される。
【0040】このようなフィルタの振動によって、メイ
ンフィルタ45の外面に付着したヒューム等の粉塵が剥
離して落下する。落下したヒューム等がダストボックス
46に集積されると、ダストボックス46を取り外して
ヒュームを通常の粉塵と同様に処理する。この場合に、
回収ヒュームは鱗片状に固まっており、嵩密度が大きい
ので飛散しにくい。従って、環境を汚染することなくヒ
ュームを回収することができる。
【0041】図6は横軸に溶接ヒュームを含有したガス
がメインフィルタを通過するときの速度(フィルタ通過
風速)をとり、縦軸にメインフィルタに付着した回収ヒ
ュームの嵩密度をとって、種々の通過粒子径のフィルタ
におけるフィルタ通過風速と回収ヒュームの嵩密度との
関係を示すグラフ図である。図6に示すように、フィル
タの通過粒子径が0.5μm以下であると共に、フィル
タ通過風速が0.01m/秒以上であるとき、回収した
ヒュームの嵩密度が0.20g/cm3 以上となって回
収ヒュームが鱗片状(固形状)に固まる。一方、フィル
タの通過粒子径が0.5μmを超える場合及びフィルタ
通過風速が0.01m/秒未満の場合は、回収したヒュ
ームの嵩密度が0.20g/cm3 未満となり、綿状
(不定形)となる。このような綿状のヒュームは極めて
飛散しやすい。従って、メインフィルタの通過粒子径は
0.5μm以下であり、溶接ヒューム含有ガスのメイン
フィルタ通過時の風速は0.01m/秒以上であること
が好ましい。
【0042】図7は横軸にアークタイムをとり、縦軸に
口径が38mmの吸引ホースを使用した場合の吸引ホー
ス内の通過流速(m/秒)をとって、圧力が2kgf/
cm2 (2気圧)の圧縮ガスを1回当たり3、5又は7
ストローク(繰り返し数)のパルス状に吹き付けたとき
のアークタイムと吸引ホース内の通過流速との関係を示
すグラフ図である。図7に示すように、アークタイムが
長くなったときには、ストローク数が多い方が吸引ホー
ス内の通過流速の回復が大きい。
【0043】図8は横軸にアークタイムをとり、縦軸に
口径が38mmの吸引ホースを使用した場合の吸引ホー
ス内の通過流速(m/秒)をとって、圧縮ガスの圧力を
2、3又は5kgf/cm2 (2、3又は5気圧)とし
て、1回当たりに1ストロークのパルス状に圧縮ガスを
吹き付けたときのアークタイムと吸引ホース内の通過流
速との関係を示すグラフ図である。図8に示すように、
アークタイムが長くなったときには、圧縮ガスの圧力が
高いほど吸引ホース内の通過流速の回復が大きい。
【0044】図9は横軸にアークタイムをとり、縦軸に
口径が38mmの吸引ホースを使用した場合の吸引ホー
ス内の通過流速(m/秒)をとって、圧力が3kgf/
cm2 (3気圧)の圧縮ガスを1回当たり3又は5スト
ロークのパルス状に吹き付けたときのアークタイムと吸
引ホース内の通過流速との関係を示すグラフ図である。
図9に示すように、圧縮ガスの圧力が2kgf/cm2
のときは、ストローク数が3以上であれば、吸引ホース
内の通過流速の回復率には大きな差がない。
【0045】図10は本実施例に係る回収装置41を使
用した溶接装置全体の1例を示す側面図である。
【0046】溶接ヒューム回収装置41の外部にはシー
ルドガスボンベ70が配置されており、シールドガスボ
ンベ70には圧力調整弁71を有するシールドガス供給
ホース73が接続されている。このシールドガス供給ホ
ース73は溶接時にシールドガスを供給するために、溶
接トーチ80に接続されている。溶接トーチ80には、
溶接ヒュームを吸引するために例えば吸引フードが設け
られており、溶接トーチ80と回収装置41の吸引口4
2とは吸引ホース79によって接続されている。また、
この溶接トーチ80には、溶接のための電流を供給する
電源装置76からの第1ケーブル77aが接続されてお
り、電源装置76から延びる第2ケーブル77bは溶接
母材82に接続されている。また、回収装置41には、
回収装置41内の圧縮ガスタンクに圧縮ガスを供給する
メインタンク又は工場集中配管(図示せず)が、ガスタ
ンク供給用ホース75を介して接続されている。更に、
回収装置41上には溶接トーチ80にワイヤを自動供給
するワイヤ供給装置78が搭載されている。図10に示
す回収装置41において、圧縮ガスとして、空気より重
いシールドガスを使用してもよい。
【0047】図11は本実施例に係る回収装置を使用し
た溶接装置全体の他の1例を示す側面図であり、図12
は本実施例に係る回収装置を使用した溶接装置全体の更
に他の1例を示す模式的側面図である。図11及び図1
2において図10に示すものと同一物には同一符号を付
して、詳細な説明は省略する。
【0048】図11に示すように、この溶接装置は溶接
ロボット86を使用したものである。溶接ヒューム回収
装置41から延びる2本の吸引ホース79a及び79b
は吊りビーム84に取り付けられたバランサ85によっ
て支持され、溶接ロボット86の先端部の吸引ブロック
部83に接続されている。また、電源装置76は第1ケ
ーブル77aによって溶接のための電流を溶接ロボット
86に供給すると共に、第2ケーブル77bによって溶
接母材82に電流を供給する。第1ケーブル77aもま
たバランサ85によって吸引ホース79a及び79bと
共に支持されている。
【0049】また、図12に示すように、この溶接装置
は自動溶接機を使用したものであり、4箇所の溶接部か
ら発生する溶接ヒューム等を1台の回収装置41により
回収できるようになっている。溶接時においては、2機
を1組とした溶接トーチ80a及び80b並びに80c
及び80dは上下を逆にしたT字形に配置された溶接母
材82a及び82bに対して、その両側から同時に溶接
している。そして、1組の吸引ブロック部83a及び8
3bは夫々2本のダクト88a及び88bに接続されて
おり、回収装置41に接続される前に1本の吸引ホース
79aに合流されている。他の1組の吸引ブロック部8
3c及び83dについても同様に、2本のダクト88c
及び88dに接続され、吸引ホース79bに合流されて
いる。従って、回収装置41には2組の吸引ブロック部
からの2本の吸引ホース79a及び79bが接続されて
いる。
【0050】このように構成された溶接装置において
は、4台の電源装置76a、76b、76c及び76d
からケーブル87a、87b、87c及び87dによっ
て夫々4機の溶接トーチに電流が供給されて溶接母材8
2a及び82bを溶接すると共に、各溶接トーチに接続
された吸引ブロック部から溶接ヒューム等が吸引され、
回収装置41に回収される。
【0051】このように、本発明に係る溶接ヒューム回
収装置は半自動、自動及びロボット用の溶接トーチのい
ずれに対しても適用できる。また、溶接ヒュームを捕集
する手段としては、溶接トーチに吸引フードを取り付け
たものか、又は図13に示すような吸引トーチを使用す
ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
溶接ヒューム等が除去された後の排気ガスの排気経路の
排気口部分に邪魔板を配置し、排気口部分又は邪魔板に
吸音材を配置しているので、従来の回収装置において発
生していたヒューム回収時の音を低減することができ
る。また、圧縮ガスのガス圧を適正量に設定し、円筒形
状のメインフィルタをその長手方向を垂直にして配置す
ると、フィルタに付着したヒューム等が落下しやすくな
るので、高い清掃効率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る溶接ヒューム回収装置の
構造を示す模式的斜視図である。
【図2】図1に示す溶接ヒューム回収装置を使用してヒ
ュームを回収した時の排気ガスの流れを示す模式的断面
図である。
【図3】図1に示す溶接ヒューム回収装置を使用してフ
ィルタを清掃するときの圧縮ガスの動作を示す模式的断
面図である。
【図4】横軸に作業環境の風速をとり、縦軸に吸引風量
をとって、作業環境風速及び吸引風量と吸引効率(η)
との関係を示すグラフ図である。
【図5】横軸に溶接電流をとり、縦軸に吸引風速をとっ
て溶接電流及び吸引風量と吸引効率との関係を示すグラ
フ図である。
【図6】横軸に溶接ヒュームを含有したガスがメインフ
ィルタを通過するときの速度(フィルタ通過風速)をと
り、縦軸にメインフィルタに付着した回収ヒュームの嵩
密度をとって、種々の通過粒子径のフィルタにおけるフ
ィルタ通過風速と回収ヒュームの嵩密度との関係を示す
グラフ図である。
【図7】横軸にアークタイムをとり、縦軸に口径が38
mmの吸引ホースを使用した場合の吸引ホース内の通過
流速(m/秒)をとって、圧力が2kgf/cm2 (2
気圧)の圧縮ガスを1回当たり3、5又は7ストローク
(繰り返し数)のパルス状に吹き付けたときのアークタ
イムと吸引ホース内の通過流速との関係を示すグラフ図
である。
【図8】横軸にアークタイムをとり、縦軸に口径が38
mmの吸引ホースを使用した場合の吸引ホース内の通過
流速(m/秒)をとって、圧縮ガスの圧力を2、3又は
5kgf/cm2 (2、3又は5気圧)として、1回当
たりに1ストロークのパルス状に圧縮ガスを吹き付けた
ときのアークタイムと吸引ホース内の通過流速との関係
を示すグラフ図である。
【図9】横軸にアークタイムをとり、縦軸に口径が38
mmの吸引ホースを使用した場合の吸引ホース内の通過
流速(m/秒)をとって、圧力が3kgf/cm2 (3
気圧)の圧縮ガスを1回当たり3又は5ストロークのパ
ルス状に吹き付けたときのアークタイムと吸引ホース内
の通過流速との関係を示すグラフ図である。
【図10】本実施例に係る回収装置を使用した溶接装置
全体の1例を示す側面図である。
【図11】本実施例に係る回収装置を使用した溶接装置
全体の他の1例を示す側面図である。
【図12】本実施例に係る回収装置を使用した溶接装置
全体の更に他の1例を示す模式的側面図である。
【図13】溶接ヒューム吸引トーチの1例を示す側面図
である。
【図14】ケーブルホースの1例を示す模式的断面図で
ある。
【図15】トーチ先端部を拡大して示す側面図である。
【図16】従来の溶接ヒューム回収装置の1例を示す模
式的側面図である。
【符号の説明】
41;回収装置 42;吸引口 43;プレフィルタ 44、48、58a、58b;仕切板 45;メインフィルタ 46;ダストボックス 47;増流翼 51;ブロアモータ 52;排出口 53;吸音材 54a、54b;邪魔板 55;圧縮ガスタンク 56;ノズル 59;ファン 60;フィルタ室 61、62、63;排気室 64;タンク室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高梨 不二雄 神奈川県藤沢市宮前字裏河内100番1 株 式会社神戸製鋼所藤沢事業所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接ヒューム及び溶接スパッタを含む粉
    塵を含有する粉塵含有空気を吸引口を介して吸引する吸
    引ブロアと、前記粉塵含有空気から前記溶接スパッタを
    除去するプレフィルタと、前記粉塵を除去するメインフ
    ィルタと、前記粉塵が除去された排気ガスを外部に排出
    する排出口と、前記排気ガスの前記メインフィルタから
    の排気経路の排出口部分に配置されて排気ガスの流勢を
    緩和して消音する邪魔板と、前記排気ガスの前記メイン
    フィルタからの排気経路の排出口部分又は前記邪魔板に
    配置されて排気ガスの排出時の音を低減する吸音材と、
    前記メインフィルタの粉塵捕集面の裏側にパルスジェッ
    ト状に圧縮ガスを噴出させるノズルを有する圧縮ガスタ
    ンクと、を有することを特徴とする溶接ヒューム回収装
    置。
  2. 【請求項2】 前記メインフィルタと、前記ノズルとの
    間に前記ノズルから噴出される圧縮ガスを増流させる増
    流器を有することを特徴とする請求項1に記載の溶接ヒ
    ューム回収装置。
  3. 【請求項3】 前記増流器はその喉部が前記ノズルの噴
    出口よりも大きいベンチュリ管状の増流管であることを
    特徴とする請求項2に記載の溶接ヒューム回収装置。
  4. 【請求項4】 前記増流器は前記メインフィルタから前
    記ノズルに向かって開くように配置された2枚以上の複
    数枚の板材により形成される増流翼であることを特徴と
    する請求項2に記載の溶接ヒューム回収装置。
  5. 【請求項5】 前記メインフィルタは柱状であり、その
    長手方向を垂直にして配置されていることを特徴とする
    請求項1に記載の溶接ヒューム回収装置。
  6. 【請求項6】 前記メインフィルタは濾過粒子径が0.
    5μm以下であり、前記吸引ブロアの吸引能力は0.0
    1m/秒以上であることを特徴とする請求項1に記載の
    溶接ヒューム回収装置。
  7. 【請求項7】 前記吸引ブロアの最大静圧は1000m
    m水柱以上であることを特徴とする請求項1に記載の溶
    接ヒューム回収装置。
  8. 【請求項8】 前記圧縮ガスタンクから噴出される圧縮
    ガスの噴出圧力は2kgf/cm2 以上であることを特
    徴とする請求項1に記載の溶接ヒューム回収装置。
  9. 【請求項9】 溶接アークの発生及び停止を検出する検
    出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて前記吸引
    ブロアの駆動の開始及び停止並びに前記圧縮ガスタンク
    から圧縮ガスを噴出させる操作の開始及び停止を決定す
    る連動手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
    溶接ヒューム回収装置。
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