JPH09155142A - 気液接触による特定成分除去方法並びに除去装置及び該装置に用いるトレイ - Google Patents

気液接触による特定成分除去方法並びに除去装置及び該装置に用いるトレイ

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JPH09155142A
JPH09155142A JP7345335A JP34533595A JPH09155142A JP H09155142 A JPH09155142 A JP H09155142A JP 7345335 A JP7345335 A JP 7345335A JP 34533595 A JP34533595 A JP 34533595A JP H09155142 A JPH09155142 A JP H09155142A
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JP
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gas
perforated
liquid contact
porous plate
support
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JP7345335A
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Yuichi Eto
祐一 江藤
Toukou Aizawa
透公 相澤
Satoshi Tanaka
聡 田中
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Idemitsu Engineering Co Ltd
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Idemitsu Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い吸収効率と除塵効率を達成することので
きる気液接触による特定成分除去方法の提供。 【解決手段】 20〜60%の開口率を有する多孔板
を、25mm〜200mmの間隔で少なくとも二枚以上
積層して、これら多孔板の間に気液接触空間を形成し、
前記多孔板の上方ら処理液を供給するとともに、前記多
孔板の下方から被処理ガスを供給し、前記気液接触空間
内において前記処理液と被処理ガスを激しく気液接触さ
せることによって被処理ガス中の特定成分を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種工業における
工場排気ガス中から特定の成分を気液接触法によって除
去する方法並びに装置及び該装置に用いるトレイに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護の観点から種々の公
害防止技術が開発されており、大気汚染をまねく廃ガス
の処理についても幾多の技術が実用化されている。廃ガ
スの処理技術の一つとして、気体状の被処理ガスに液体
状の処理液を接触させて特定の成分を吸収したり、微細
塵(粉塵、煤塵)を除塵したりする気液接触法が開発さ
れている。
【0003】この気液接触法の一つとして、多孔板によ
る漏れ棚を用いた方法があり、この方法は、比較的大掛
かりな装置を用いて大量処理を行なえること、被処理ガ
スの圧力損失が少ないこと、及び、固形物を含む被処理
ガスに対しても効果的に使用できるなどの理由で注目さ
れている。
【0004】例えば、特公昭51−31036号公報で
は、25〜60%の開口率を有する少なくとも一段の漏
れ棚塔を用いて、上限点と溢汪点との間の被処理ガス空
塔速度で、吸収液と被処理ガスを向流接触させて被処理
ガス中の特定成分を除去する方法が提案されている。こ
の方法によれば、被処理ガス空塔速度の大きい領域で、
比較的高い吸収効率,除塵効率を得られることが予想さ
れる。
【0005】また、特開昭53−118274号公報で
は、互いに近接して配置した2枚の有孔床板から成り、
1枚の有孔床板を固定するとともに、残りの有孔床板を
前記有孔床板に対して、垂直方向に小さい間隔を設け
て、かつ前記の有孔床板を含む平面に対してほぼ平行な
平面内において固定した構成の積層型気密接触トレイが
提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例には、次のような問題点があった。すなわち、特公
昭51−31036号公報のものは、被処理ガス空塔速
度が大きい領域では比較的高い吸収効率及び除塵効率を
得られるものの、高い総合効率を得るには4〜5段のト
レイを必要とし、しかも、各段の間隔は点検,検査を可
能とするために600〜900cmの間隔を確保する必
要がある。このため、気液接触ゾーンの必要長さが大き
く、また各トレイで専用のトレイサポートを必要とする
ことから吸収塔の高さが高く、重量が重くなって建設コ
ストが嵩むという問題があった。
【0007】また、特開昭53−118274号公報の
ものは、液が有孔床板を水平方向に通ることからこの装
置は、ダウンカマー付蒸留塔に適用されることを意味し
ているが、一般に、これらの蒸留塔のトレイの運転操作
範囲の限界は、塔の断面積当りの液負荷が6m3/m2
hr、ガス負荷が1.8×1033/m2/hr程度で
ある。すなわち、空塔速度が大きい領域ではフラッディ
ングにより運転不可能になるという問題があった。
【0008】本発明は、上記の問題点にかんがみなされ
たもので、通常の蒸留塔のトレイでは運転不可能な5×
1033/m2/hr以上のガス負荷であっても、高い
吸収効率と除塵効率を達成することのできる気液接触に
よる特定成分除去方法並びに除去装置及び該装置に用い
るトレイの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の気液接触による特定成分除去方法は、20〜6
0%の開口率を有する多孔板を、25mm〜200mm
の間隔で少なくとも二枚以上積層して、これら多孔板の
間に気液接触空間を形成し、前記多孔板の上部から処理
液を供給するとともに、前記多孔板の下部から被処理ガ
スを供給し、前記気液接触空間内において前記処理液と
被処理ガスを気液接触させることによって被処理ガス中
の特定成分を除去する方法としてある。
【0010】また、請求項2のトレイは、10mm〜3
0mmの孔を開口率20〜60%の範囲で穿設した少な
くとも二枚の多孔板を、25mm〜200mmの間隔で
積層した構成としてある。
【0011】また、請求項3の気液接触による特定成分
除去装置は、10mm〜30mmの孔を開口率20〜6
0%の範囲で穿設した複数の多孔板と、これら多孔板を
吸収塔内に固定するためのサポートとを設け、前記複数
の多孔板のうち一枚の多孔板を前記サポートに直接固定
し、他の多孔板をスペーサを介して前記サポート又は前
記多孔板に25mm〜200mmの間隔で固定した構成
としてある。
【0012】また、請求項4の気液接触による特定成分
除去装置は、10mm〜30mmの孔を開口率20〜6
0%の範囲で穿設した複数の多孔板と、これら多孔板を
吸収塔内に固定するためのサポートとを設け、前記複数
の多孔板いずれをも、スペーサを介して前記サポート又
は前記多孔板に25mm〜200mmの間隔で固定した
構成としてある。
【0013】また、請求項5の気液接触による特定成分
除去装置は、10mm〜30mmの孔を開口率20〜6
0%の範囲で穿設した複数の多孔板と、これら多孔板を
吸収塔内に固定するためのサポートとを設け、前記複数
の多孔板のうち二枚の多孔板を25mm〜200mmの
間隔で前記サポートに直接固定し、他の多孔板をスペー
サを介して前記サポート又は前記多孔板に25mm〜2
00mmの間隔で固定した構成としてある。
【0014】また、請求項6の気液接触による特定成分
除去装置は、10mm〜30mmの孔を開口率20〜6
0%の範囲で穿設した複数の多孔板と、これら二枚の多
孔板を25mm〜200mmの間隔でサポートに直接固
定した構成としてある。
【0015】このような方法並びに装置及び該装置に用
いるトレイによれば、気液接触空間内において、被処理
ガスと処理液が激しく気液接触(混合)し、被処理ガス
中における特定成分(ガス成分,固形成分)が除去され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。まず、本発明の気液接触による特定成分除去
装置及び該装置に用いるトレイの一実施形態について、
図1〜図4を参照しつつ説明する。ここで、図1
(a),(b)は、図示しない吸収塔内に多孔板を取り
付けるための構成を示す一部平面図と側面図、図2は多
孔板を二枚積層した構成からなる装置の要部断面図、図
3はトレイ(多孔板)の平面図、図4は多孔板間の間隔
調整手段の一部断面拡大図を示している。
【0017】図1(a),(b)において、10は吸収
塔の本体であり、その内壁の多孔板を取り付ける位置に
はリング11が溶接してある。12はリブで、リング1
1の下部において吸収塔の本体10の対向する部位から
突設してあり、本体10及びリング11との接合部を溶
接してある。このリブ12は、リング11の幅より長尺
で、かつ先端部にはサポート1をボルト13によって固
定するためのボルト孔12aが形成してある。
【0018】サポート1は断面H形をしており、その両
端が、対向して突設してあるリブ12の先端にボルト1
3によって固定されるとともに、固定時には上面板1a
がリング11と同一高さとなるようにしてある。2は上
部多孔板、3は下部多孔板であり、それぞれの表面には
多数の孔2a,3aが穿設してある。これら孔2a,3
aの径は10mm〜30mmとしてあり、また、多孔板
2,3におけるこれら孔2a,3aの開口率は20〜6
0%としてある。
【0019】図3及び図4に示すように、下部多孔板3
は直接、また上部多孔板2はスペーサ4及びワッシャ7
を介してボルト5とナット6によってサポート1の上面
板1aに固定されている。すなわち、上部多孔板2と下
部多孔板3は、スペーサ4を介してサポート1に固定さ
れ、その間に気液接触空間を形成している。なお、この
場合、上部及び下部多孔板2,3は、それぞれ水平面上
に複数枚並べることになるが、吸収塔の本体10と接す
る一番外側に位置する上部及び下部多孔板2,3は吸収
塔本体10の形状に合せた形状としてある。そして、外
側に位置する下部多孔板3の一部はリング11によって
支持されている。
【0020】ここで、上部多孔板2,下部多孔板3,ス
ペーサ4,ボルト5,ナット6及びワッシャ7等は、全
体でトレイを構成しており、このトレイは、図示したサ
ポート1以外にも取り付けて用いることができる。
【0021】スペーサ4はボルト5の外周に嵌め込む筒
状となっており、各種寸法のものが用意されている。し
たがって、任意の寸法のスペーサ4を選択して用いるこ
とによって上部多孔板2と下部多孔板3の間の気液接触
空間を任意の距離とすることができる。本装置では、上
部多孔板2と下部多孔板3の間隔を25mm〜200m
mの範囲で調整できるようにしてある。これら上部多孔
板2と下部多孔板3は、図示してないが吸収塔の水平方
向全面にわたって設けてある。
【0022】なお、図示した多孔板2,3の孔2a,3
aはマトリックス状に配置してあるが、これに限らず千
鳥状等であってもよく、また、上部と下部の多孔板2,
3の孔2a,3aの径と配置は、孔径と開口率が上記範
囲内であれば、いずれか一方あるいは両方を異ならせた
ものであってもよい。
【0023】また、上部多孔板2と下部多孔板3のサポ
ート1への固定態様は、上記したものに限られるもので
はなく種々態様のものを選択できる。たとえば、図5に
示すように、下部多孔板3をサポート1の下部にボルト
5とナット6で直接固定し、上部多孔板2をサポート1
の上部にスペーサ4とワッシャ7を介してボルト5とナ
ット6で固定するようにしたものであってもよい。さら
に、上下の多孔板2,3ともサポート1に直接固定して
もよく、この場合は、サポート1の高さを変える(サポ
ートの種類を変える)ことによって多孔板2,3の間隔
を調整する。またさらに、上部多孔板2をスペーサ4を
介して下部多孔板3に直接固定するようにしてもよい。
【0024】次に、気液接触による特定成分除去方法の
一実施形態について説明する。吸収塔内部に配置した上
記装置の上方、すなわち、上部多孔板2の上方から吸収
液(処理液)を供給するが、供給に際しては分散性に配
慮し、トラフタイプもしくはラダータイプのディストリ
ビュータまたはスプレイノズルを介して供給する。供給
された吸収液は、上部多孔板2上において孔2aを上昇
してくる被処理ガスと接触しながら、該孔2aを通って
下部多孔板3との間に形成された気液接触空間に送られ
る。
【0025】一方、被処理ガスは、吸収塔の下方から上
方に向って導入されるが、下部多孔板3の孔3aを介し
て気液接触空間に送りこまれる。したがって、気液接触
空間内において吸収液と被処理ガスの気液接触(混合)
が激しく行なわれ、特定成分の除去、すなわち、特定成
分中のガス成分が吸収されるとともに固形成分が洗浄さ
れる。なお、上部多孔板の上部では従来の多孔板トレイ
と同様の気液接触が行なわれ、ここでも特定成分の除去
が行なわれる。この結果、特定成分の吸収が効率的に行
なわれる。
【0026】このようにして、気液接触で被処理ガス中
の特定成分を除去する場合、多孔板2,3に穿設した孔
2a,3aの径が10mmより小さいとトレイ上の吸収
液が落下しにくくなって、被処理ガス通気量が著しく低
下し、30mmより大きいとガスの吹き抜けにより気液
接触の効率が低下する。さらに、多孔板2,3の間に形
成される気液接触空間の間隔も25mmより狭いと、孔
の位相を一致させた場合には気液接触の効率が低下し、
位相をずらした場合には圧力損失が著しく増加する。一
方、200mmより広くても気液接触上の効率の上昇傾
向が緩やかとなり気液接触部の必要長さを低減する効果
が少なくなる。
【0027】上記した実施形態では、多孔板を二段に積
層した装置(トレイ)と方法について説明したが、被処
理ガスの種類あるいは量等に応じて多孔板を三段以上積
層してもよく、その場合における各多孔板間に形成され
る気液接触空間の間隔は25mm〜200mmの範囲内
における任意のものとすることができ、また、各多孔板
の孔径及び開口率も10mm〜30mmの範囲及び20
〜60%の範囲内において任意のものとすることができ
る。
【0028】
【実施例】
[従来例]塔内径150mmの吸収塔内に孔径20m
m、開口率36%の従来型の多孔板を一段設け、SO2
700〜800volppmを含有した被処理ガスを
吸収液Mg(OH)2スラリーを用いてPH6.2±
0.1に制御しながら各種の吸収液量にて脱硫率と圧力
損失を測定した。このときの被処理ガスの空塔速度は
2.36m/sec(150Nm3/hr)であった。
【0029】[実施例1]孔径20mm、開口率36%
の同一孔径,同一配列の上部多孔板と下部多孔板を10
0mmの間隔で二段に積層し、それらの間に気液接触空
間を形成した以外は従来例と同じ条件で脱硫率と圧力損
失を測定した。
【0030】上記測定結果は表1及び表2に示す通りで
あった。
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】表1,2から明らかなように、たとえば、
本発明においては吸収液量5.66m3/m2/hrにお
いて脱硫率74.6%が確保できるが、従来型のもので
は、22.64m3/m2/hrと4倍の吸収液量で7
4.2%の脱硫率であった。
【0033】また、通常、多孔板圧力損失は、吸収塔の
被処理ガス導入ブロアの所要動力を左右する因子であ
り、吸収液量は吸収液循環ポンプの動力を左右する因子
である。前述の事例では、多孔板圧力損失が、従来型で
32.5mmH2O、本発明の場合で36.0mmH2
である。脱硫率を固定して考えた場合、本発明では、低
い吸収液量で従来型多孔板と同等の脱硫率を得ることが
できる。このことから、従来のものと本発明を比較した
場合、被処理ガス導入ブロアの所要動力がほぼ同等レベ
ルの条件においても、本発明の場合には、循環ポンプの
所要動力を大幅に低減できることが判る。
【0034】[実施例2]吸収液量を固定し、上部多孔
板と下部多孔板の間隔を変化させた以外は実施例1と同
じ条件で脱硫率を測定した。その結果を表3に示す。
【0035】
【表3】
【0036】また、本発明によって実施が可能な特定成
分の除去態様は、上記実施例で示した下記表4の以外
に、表4の〜の態様にも適用することができる。
【0037】
【表4】
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、処理ガ
ス中における特定成分の除去効率(ガス成分の吸収効
率,固形成分の除塵効率)を固めることができるので、
吸収塔自体の小型化、及び処理液の循環装置、被処理ガ
スの吸引装置等の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a),(b)は、図示しない吸収塔内に
多孔板を取り付けるための構成を示す一部平面図と側面
図である。
【図2】図2は、図示しない吸収塔内に、多孔板を二枚
積層した構成からなる装置の要部断面図である。
【図3】図3は、多孔板の平面図である。
【図4】図4は、多孔板間の間隔調整手段の一部断面拡
大図である。
【図5】図5は、サポート上の異なる部位に上部多孔板
と下部多孔板を固定した多孔板の間隔調整手段を示す一
部断面拡大図である。
【符号の説明】
1 サポート 2 上部多孔板 2a 孔 3 下部多孔板 3a 孔 4 スペーサ 5 ボルト 6 ナット 7 ワッシャ 10 吸収塔体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 19/24 19/32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 20〜60%の開口率を有する多孔板
    を、25mm〜200mmの間隔で少なくとも二枚以上
    積層して、これら多孔板の間に気液接触空間を形成し、
    前記多孔板の上方から処理液を供給するとともに、前記
    多孔板の下方から被処理ガスを供給し、前記気液接触空
    間内において前記処理液と被処理ガスを気液接触させる
    ことによって被処理ガス中の特定成分を除去することを
    特徴とした気液接触による特定成分除去方法。
  2. 【請求項2】 10mm〜30mmの孔を開口率20〜
    60%の範囲で穿設した少なくとも二枚の多孔板を、2
    5mm〜200mmの間隔で積層したことを特徴とした
    トレイ。
  3. 【請求項3】 10mm〜30mmの孔を開口率20〜
    60%の範囲で穿設した複数の多孔板と、 これら多孔板を吸収塔内に固定するためのサポートとを
    設け、 前記複数の多孔板のうち一枚の多孔板を前記サポートに
    直接固定し、 他の多孔板をスペーサを介して前記サポート又は前記多
    孔板に25mm〜200mmの間隔で固定したことを特
    徴とする気液接触による特定成分除去装置。
  4. 【請求項4】 10mm〜30mmの孔を開口率20〜
    60%の範囲で穿設した複数の多孔板と、 これら多孔板を吸収塔内に固定するためのサポートとを
    設け、 前記複数の多孔板のいずれをも、スペーサを介して前記
    サポート又は前記多孔板に25mm〜200mmの間隔
    で固定したことを特徴とする気液接触による特定成分除
    去装置。
  5. 【請求項5】 10mm〜30mmの孔を開口率20〜
    60%の範囲で穿設した複数の多孔板と、 これら多孔板を吸収塔内に固定するためのサポートとを
    設け、 前記複数の多孔板のうち二枚の多孔板を25mm〜20
    0mmの間隔で前記サポートに直接固定し、 他の多孔板をスペーサを介して前記サポート又は前記多
    孔板に25mm〜200mmの間隔で固定したことを特
    徴とする気液接触による特定成分除去装置。
  6. 【請求項6】 10mm〜30mmの孔を開口率20〜
    60%の範囲で穿設した二枚の多孔板と、 これら二枚の多孔板を25mm〜200mmの間隔でサ
    ポートに直接固定した気液接触による特定成分除去装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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