JPH09154288A - 光学チョッパ - Google Patents

光学チョッパ

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JPH09154288A
JPH09154288A JP7308715A JP30871595A JPH09154288A JP H09154288 A JPH09154288 A JP H09154288A JP 7308715 A JP7308715 A JP 7308715A JP 30871595 A JP30871595 A JP 30871595A JP H09154288 A JPH09154288 A JP H09154288A
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JP
Japan
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chopper
chopping
optical axis
optical
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP7308715A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Kawabe
義和 川邉
Yasuto Mukai
靖人 向井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度の良い輻射温度測定を行うことができる
うえ、輻射温度測定装置全体の小型化が可能で、安価な
焦電型輻射温度測定装置用光学チョッパを供給する。 【解決手段】 圧電素子104を貼り付けたベース部1
02を、固定部材106a、106bで2等分するよう
に挟み込んで固定し、ベース部102の両端から垂直に
伸びた腕108a、108bの先端にチョッピングプレ
ート110a、110bを設け、圧電素子104により
ベース部102を微少振動させ、腕108a、108b
でその振動を増幅して、焦電センサ112のセンサ窓1
14の前を、チョッピングプレート110a、110b
が横切るようにチョッパを構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焦電型輻射温度測
定装置等で使用される、熱源から発する赤外線を赤外線
検知部に間欠的に入射させるためのチョッパなどに関す
る。
【0002】
【従来の技術】焦電型の輻射温度測定装置では、被測定
物からの赤外線を光学チョッパを用いて間欠的に検知部
に照射することにより、輻射温度を検知している。
【0003】つまり、光学チョッパが被測定物からの赤
外線を遮断している状態では、検知部には光学チョッパ
からの輻射による赤外線が照射され、光学チョッパが開
放状態では被測定物からの輻射による赤外線が照射され
る。両者の赤外線のエネルギ差に応じて検知部の温度が
変化し出力が得られる。輻射による赤外線のエネルギは
その物体の温度に応じて変わるため、予め測定した光学
チョッパの温度を基準として検知部の出力値から演算す
ることにより、被測定物の温度が得られる。
【0004】図5は従来の光学チョッパを用いた輻射温
度測定装置の構成例で、モータ304の軸に取り付けら
れたチョッピング円盤302の開口部310a、310
bが、焦電センサ306のセンサ窓308の前を横切る
ように配置されている。
【0005】モータ304が回転すると、チョッピング
円盤302と開口部310aないしは開口部310b
が、センサ窓308の前を交互に横切ることになる。開
口部310aあるいは開口部310bがセンサ窓308
の前にある時は被測定物からの赤外線が焦電センサ30
6に入射し、チョッピング円盤302がセンサ窓308
の前にある時は被測定物からの赤外線は遮断されチョッ
ピング円盤302からの赤外線が焦電センサ306に入
射する。
【0006】焦電センサ306は両者の赤外線のエネル
ギ差から生じる温度変化を捕らえエネルギ差に応じた振
幅をもつ正弦波状の信号を出力する。位置センサ320
でセンサ窓308の開口状態を検知し、タイミングを見
計らって取り込んだ出力信号の振幅とチョッピング円盤
302の温度から被測定物の温度を演算することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の円盤をモータに
より回転駆動させる光学チョッパでは、小型化すればモ
ータがセンサと近接し、モータの発熱が測定精度を劣化
させる可能性が高くなる。発熱の影響を避けようとする
と装置の大型化は避けられない。
【0008】また、従来の光学チョッパではモータの回
転精度も要求されるが、小型で高い回転精度をもつモー
タは駆動回路が複雑になる。また輻射温度を測定するた
めにはチョッピングのタイミングを検出するセンサが必
要である。こうしたことから装置は高価になりがちであ
った。
【0009】本発明ではこうした課題を解決し、測定精
度が良く、装置の小型化が可能で安価な輻射温度測定装
置用光学チョッパを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、圧電素子を貼り付けたベース部と、ベー
ス部を2等分するように挟み込んで固定する第1、第2
の固定部材と、ベース部の各々の自由な端辺から伸び、
遮断する光束の光軸に対して垂直にたわみ振動する第
1、第2の振動腕部と、互いに平行を保ったまま往復移
動する様に振動腕部に固定された第1、第2のチョッピ
ング部を備えたものである。
【0011】また本発明では上記課題を解決するため
に、遮断する光線の光軸に対して垂直なたわみ振動を圧
電素子によって励起される振動腕部と、振動腕部のたわ
み振動により遮断光光軸に対し垂直に移動する様、振動
腕部に固定されたチョッピング部から構成される第1の
チョッパ体と、前記第1のチョッパ体と同形状で、前記
第1のチョッパ体を前記光軸方向にずらしたのち前記光
軸を中心に回転対称な位置に配備された第2のチョッパ
体を備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明では、駆動電圧を印可する
と圧電素子はベース部を振動させ、その振動が振動腕部
で拡大されてチョッピング部が往復運動し、光束を間欠
的に遮断する。微少振動を構造的に拡大してチョッピン
グ部を運動させるため、圧電素子で消費する電力は非常
に少なく、発熱等の熱的影響を周囲に与える可能性が低
い。また構造も簡素であり安価で供給することが可能で
ある。さらにチョッピング部は光軸に対して垂直に運動
するため光軸方向の変動が非常に少なく、レンズや絞り
などの光学部品の配置に与える制約が少ない。
【0013】あるいは、本発明では圧電素子の振動が振
動腕部のたわみ振動を励起させ、チョッピング部を光軸
に垂直な方向に往復運動させて、光束を間欠的に遮断す
る。微少振動を構造的に拡大してチョッピング部を運動
させるため、圧電素子で消費する電力は非常に少なく、
発熱等の熱的影響を周囲に与える可能性が低い。また構
造も簡素であり安価で供給することが可能である。さら
にチョッピング部は光軸に対して垂直に運動するため光
軸方向の変動が非常に少なく、レンズや絞りなどの光学
部品の配置に与える制約が少ない。加えて、チョッピン
グ部の特定の点の動きは一定半径の円周上を往復するよ
うな運動になり、光束を横切る速度は場所によって一定
ではない。しかし、2つのチョッパ体を光軸に対して回
転対称に配置すると、運動の半径方向で光束を横切る速
度は平均化され、全開から全閉までの時間が短縮でき
る。
【0014】
【実施例】本発明の第1の実施例を用いた輻射温度測定
装置は図1に示すように、圧電素子104を貼り付けた
ベース部102を、固定部材106a、106bで2等
分するように挟み込んで固定し、ベース部102の両端
から垂直に伸びた腕108a、108bの先端にチョッ
ピングプレート110a、110bを設け、圧電素子1
04によりベース部102を微少振動させ、腕108
a、108bでその振動を増幅して、焦電センサ112
のセンサ窓114の前を、チョッピングプレート110
a、110bが横切るようにチョッパを構成している。
【0015】圧電素子104は、正弦波あるいは立ち上
がり立ち下がりを鈍らせた方形波状の駆動電圧を加える
ことによりベース102をベース振動方向120a、1
20bに固定部材106a、106bで固定された箇所
を中心に振動する。腕108aとチョッピングプレート
110aの合成共振周波数および腕108bとチョッピ
ングプレート110bの合成共振周波数は駆動電圧の周
波数近傍に設計されており、ベース102の微少振動が
増幅されて腕108a、108bおよびチョッピングプ
レート110a、110bは、ベース102と腕108
a、108bの接合部をほぼ中心とする腕振動方向12
1a、121bの振動をする。
【0016】チョッピングプレート110a、110b
は焦電センサ112に入射する赤外線の光軸に対して垂
直に位置し、光軸方向に位置をずらして配置され、光軸
に対して垂直に振動するので、互いに衝突することなく
入射する赤外線を遮断することができる。
【0017】遮断時にはチョッピングプレート110
a、110bからの赤外線が、開時には被測定物からの
赤外線が焦電センサ112に入射し、焦電センサ112
の温度変化をもたらし両者のエネルギ差に応じた振幅を
持つ正弦波状の出力が焦電センサ112から得られる。
【0018】共振を利用しているため、圧電素子104
で消費する電力は非常に少なく、発熱によって焦電セン
サ112の検出精度に影響を与える可能性は極めて低
い。また、チョッピングプレート110a、110bは
光軸116に対して垂直に運動するため、光軸116上
にレンズや絞りなどの光学部品を配置したいときでも、
光学部品に衝突する恐れも非常に少なく光学部品の配置
にもたらす制約が少ない。従って精度の良い測定を行う
ことができるうえ、焦電センサ112に近接してチョッ
パを配置でき、光学部品の配置に制約が少なく、装置全
体の小型化が可能である。
【0019】また、チョッピングプレート110a、1
10bの往復運動の周波数は、駆動周波数と同じであ
り、駆動信号を基準に焦電センサ112の出力信号の振
幅を取り出すタイミングを決定できる。よって、フォト
センサ等を用いてチョッピングプレート110a、11
0bの位置を検出する必要がない。
【0020】さらに、圧電素子104が停止している状
態で、入射する赤外線の半分の量を遮断する位置にチョ
ッピングプレート110a、110bを設置すると、圧
電素子104の特性劣化等によりチョッピングプレート
110a、110bの最大変位量が変化しても全開時
間、全閉時間の比率が変わらず精度の良い測定が可能で
ある。この様子を図4を用いて説明する。
【0021】横軸は時間tで、縦軸はチョッピングプレ
ートの変位を示している。焦電センサの視野中心とチョ
ッピングプレートの振動中心を一致させた場合の視野W
A−WA’、視野中心と振動中心がずれた場合のWB−
WB’で、チョッピングプレートの変位Y0(t)が、
Y1(t)に変化した場合を考える。変位Y0(t)の
時全開時間は、視野中心と振動中心を一致させた場合は
A−B、ずれている場合はP−Q、全閉時間はそれぞれ
C−D、R−Sである。変位がY1(t)に変化する
と、全開時間はそれぞれA’−B’、P’−Q’、全閉
時間はC’−D’、R’−S’となる。時間A−Bと時
間C−Dの比は1で、A’−B’の比は1で変わらない
が、図4においてP−QとR−Sの比は1.85である
のに対して、P’−Q’とR’−S’の比は1.35と
なり、最大変位が変わると全開全閉の比率が変わること
がわかる。この比が変わると焦電センサの出力に影響が
出るが、焦電センサの視野中心とチョッピングプレート
の振動中心を一致させておけば、最大変位の変動があっ
ても正確な測定が行える。
【0022】こうして得られた焦電センサ112の出力
信号の振幅とチョッピングプレート110a、110b
の温度に基づき被測定物の温度が得られる。
【0023】本発明のチョッパは簡素な構造をしており
安価で供給することが可能である。また位置検出センサ
も必要が無く装置を安価にすることができる。
【0024】なお、本発明は焦電型赤外線センサに応用
し大きな効果が得られるが、レーザビームの間欠遮断な
どに使用しても効果が得られる。
【0025】本発明の第2の実施例を用いた輻射温度測
定装置は図2に示すように、圧電素子204を貼り付け
たベース部202の一端を、固定部材206a、206
bで挟み込んで固定し、ベース部102の振動端から垂
直に伸びた腕208aの先端にチョッピングプレート2
10aを設け、圧電素子204によりベース部202を
微少振動させ、腕208aでその振動を増幅するよう
に、チョッパ体I220Aを構成している。そして、チ
ョッパ体I220Aと同構成のチョッパ体II220B
を間欠遮断する光束の光軸216を中心に回転対称な位
置で光軸216方向にずらして配置し、焦電センサ21
2のセンサ窓214の前を、チョッピングプレート21
0a、210bが横切るように構成している。
【0026】圧電素子204a、204bは、正弦波あ
るいは立ち上がり立ち下がりを鈍らせた方形波状の駆動
電圧を加えることによりベース202a、202bをベ
ース振動方向220a、220bに固定部材206aと
206b、207aと207bで固定された箇所を中心
に振動する。腕208aとチョッピングプレート210
aの合成共振周波数および腕208bとチョッピングプ
レート210bの合成共振周波数は駆動電圧の周波数近
傍に設計されており、ベース202の微少振動が増幅さ
れて腕208a、208bおよびチョッピングプレート
210a、210bは、ベース202と腕208a、2
08bの接合部をほぼ中心とする腕振動方向221a、
221bの振動をする。
【0027】チョッピングプレート210a、210b
は焦電センサ212に入射する赤外線の光軸に対して垂
直に位置し、光軸方向に位置をずらして配置され、光軸
に対して垂直に振動するので、互いに衝突することなく
入射する赤外線を遮断することができる。
【0028】遮断時にはチョッピングプレート210
a、210bからの赤外線が、開時には被測定物からの
赤外線が焦電センサ212に入射し、焦電センサ212
の温度変化をもたらし両者のエネルギ差に応じた振幅を
持つ正弦波状の出力が焦電センサ212から得られる。
【0029】共振を利用しているため、圧電素子204
で消費する電力は非常に少なく、発熱によって焦電セン
サ212の検出精度に影響を与える可能性は極めて低
い。また、チョッピングプレート210a、210bは
光軸216に対して垂直に運動するため、光軸216上
にレンズや絞りなどの光学部品を配置したいときでも、
光学部品に衝突する恐れも非常に少なく光学部品の配置
にもたらす制約が少ない。従って精度の良い測定を行う
ことができるうえ、焦電センサ212に近接してチョッ
パ体I、II230a、230bを配置でき、光学部品
の配置に制約が少なく、装置全体の小型化が可能であ
る。
【0030】ここで、図3を用いてチョッピングプレー
ト210a、210bの動きを説明する。
【0031】ある時刻にチョッピングプレート210a
の光束を遮る先端が点402a、点404aの位置にい
たとする。チョッピングプレート210aの動きは、ベ
ース202と腕208aの接合部中心とする円軌道でほ
ぼ近似でき、時間Δt後には点402b、点404bの
位置に到達する。点402aと点404bの長さと点4
04aと点404bの長さを比較すると点402aと点
404bの長さの方が長いことからわかるように、セン
サ窓214の場所によってチョッピングプレート210
aの遮断速度が異なる。従って全開から全閉までの時間
は、センサ窓214の中心の全開から全閉の時間に、セ
ンサ窓214の最も振動軌跡の円中心から遠いところの
時間進み分と最も振動軌跡の円中心から近いところの時
間遅れ分が加わる。焦電センサ212の特性からすると
全開から全閉までの時間は短い方が感度に良く分解能が
上がる。そこで、チョッパ体Iに対してチョッパ体II
が光軸に対して回転対称に配すると、図3のチョッピン
グプレート210aの先端は点408aが点408b
に、点406aが点406bへと動き、チョッピングプ
レート210aの速度差を打ち消すように動く。これに
よって、センサ窓214の場所によって異なっていた遮
断速度が平均化され、全開から全閉までの時間は、セン
サ窓214の中心の全開から全閉の時間となり短縮さ
れ、焦電センサ214の分解能が向上する。
【0032】また、チョッピングプレート210a、2
10bの往復運動の周波数は、駆動周波数と同じであ
り、駆動信号を基準に焦電センサ212の出力信号の振
幅を取り込むタイミングを決定できる。よって、フォト
センサ等を用いてチョッピングプレート210a、21
0bの位置を検出する必要がない。
【0033】さらに、圧電素子204が停止している状
態で、入射する赤外線の半分の量を遮断する位置にチョ
ッピングプレート210a、210bを設置すると、圧
電素子204の特性劣化等によりチョッピングプレート
210a、210bの最大変位量が変化しても全開時
間、全閉時間の比率が変わらず精度の良い測定が可能で
ある。この様子を図5を用いて説明する。
【0034】横軸は時間tで、縦軸はチョッピングプレ
ートの変位を示している。焦電センサの視野中心とチョ
ッピングプレートの振動中心を一致させた場合の視野W
A−WA’、視野中心と振動中心がずれた場合のWB−
WB’で、チョッピングプレートの変位Y0(t)が、
Y1(t)に変化した場合を考える。変位Y0(t)の
時全開時間は、視野中心と振動中心を一致させた場合は
A−B、ずれている場合はP−Q、全閉時間はそれぞれ
C−D、R−Sである。変位がY1(t)に変化する
と、全開時間はそれぞれA’−B’、P’−Q’、全閉
時間はC’−D’、R’−S’となる。時間A−Bと時
間C−Dの比は1で、A’−B’の比は1で変わらない
が、図5においてP−QとR−Sの比は1.85である
のに対して、P’−Q’とR’−S’の比は1.35と
なり、最大変位が変わると全開全閉の比率が変わること
がわかる。この比が変わると焦電センサの出力に影響が
出るが、焦電センサの視野中心とチョッピングプレート
の振動中心を一致させておけば、最大変位の変動があっ
ても正確な測定が行える。
【0035】得られた焦電センサ212の出力信号の振
幅とチョッピングプレート210a、210bの温度に
基づき被測定物の温度が得られる。
【0036】本発明のチョッパは簡素な構造をしており
安価で供給することが可能である。また位置検出センサ
も必要が無く装置を安価にすることができる。
【0037】なお、本発明は焦電型赤外線センサに応用
し大きな効果が得られるが、レーザビームの間欠遮断な
どに使用しても効果が得られる。
【0038】
【発明の効果】本発明を用いれば、精度の良い輻射温度
測定を行うことができるうえ、輻射温度測定装置全体の
小型化が可能であるとともに、安価で供給することが可
能である。
【0039】あるいは本発明を用いれば、分解能が高
く、精度の良い輻射温度測定を行うことができるうえ、
輻射温度測定装置全体の小型化が可能であるとともに、
安価で供給することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を用いた輻射温度測定装
置の構成図
【図2】本発明の第2の実施例を用いた輻射温度測定装
置の構成図
【図3】本発明の第2の実施例のチョッパの動きの説明
【図4】本発明のチョッピングプレートの設定位置に関
する説明図
【図5】従来の技術の一例を示す構成図
【符号の説明】
102 ベース 104 圧電素子 106a、106b 固定部材 108a、108b 腕 110a、110b チョッピングプレート 112 焦電センサ 114 センサ窓 116 光軸 120a、120b ベース振動方向 121a、121b 腕振動方向 202a、202b ベース 204a、204b 圧電素子 206a、206b 固定部材 207a、207b 固定部材 208a、208b 腕 210a、210b チョッピングプレート 212 焦電センサ 214 センサ窓 216 光軸 220a、220b ベース振動方向 221a、221b 腕振動方向 230A チョッパ体I 230B チョッパ体II 302 チョッピング円盤 304 モータ 306 焦電センサ 308 センサ窓 310a、310b 開口部 320 位置センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子を貼り付けたベース部と、前記
    ベース部を2等分するように挟み込んで固定する第1、
    第2の固定部材と、前記ベース部の各々の自由な端辺か
    ら伸び、遮断する光束の光軸に対して垂直にたわみ振動
    する第1、第2の振動腕部と、互いに平行を保ったまま
    前記たわみ振動によって往復移動する様に前記振動腕部
    に固定された第1、第2のチョッピング部を備えたこと
    を特徴とする光学チョッパ。
  2. 【請求項2】 遮断する光線の光軸に対して垂直なたわ
    み振動を圧電素子によって励起される振動腕部と、前記
    振動腕のたわみ振動により前記光軸に対し垂直に移動す
    る様、前記振動腕部に固定されたチョッピング部から構
    成される第1のチョッパ体と、前記第1のチョッパ体と
    同形状で、前記第1のチョッパ体を前記光軸方向にずら
    したのち前記光軸を中心に回転対称な位置に配備された
    第2のチョッパ体を備えたことを特徴とする光学チョッ
    パ。
  3. 【請求項3】 静止状態において、間欠遮断する光束が
    半分遮断された状態となるようチョッピング部を配置し
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の光学チョ
    ッパ。
JP7308715A 1995-11-28 1995-11-28 光学チョッパ Pending JPH09154288A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0905801A2 (en) * 1997-09-30 1999-03-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Piezoelectric actuator, infrared sensor and piezoelectric light deflector
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