JPH09154076A - テレビ受信機 - Google Patents

テレビ受信機

Info

Publication number
JPH09154076A
JPH09154076A JP7312776A JP31277695A JPH09154076A JP H09154076 A JPH09154076 A JP H09154076A JP 7312776 A JP7312776 A JP 7312776A JP 31277695 A JP31277695 A JP 31277695A JP H09154076 A JPH09154076 A JP H09154076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
television
channel
list
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7312776A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3616812B2 (ja
Inventor
Kazue Hiroi
和重 廣井
Yuko Okayama
祐孝 岡山
Tomohisa Kohiyama
智久 小檜山
Ryuichi Agawa
隆一 阿川
Yasuhiro Furukawa
泰宏 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Hitachi Micro Software Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
Hitachi Micro Software Systems Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc, Hitachi Micro Software Systems Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31277695A priority Critical patent/JP3616812B2/ja
Publication of JPH09154076A publication Critical patent/JPH09154076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3616812B2 publication Critical patent/JP3616812B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信可能なテレビ局の現在放送中の番組名と
その内容を容易に知ることができて、所望テレビ番組の
選択や予約が簡単にできるようにする。 【解決手段】 テレビ受信機の表示画面49に、受信テ
レビ番組を表示するテレビ番組表示ウインドウ41と操
作ボタン表示ウインドウ42とが表示され、この操作ボ
タン表示ウインドウ42での操作ボタンを押すことによ
り、その操作ボタンに対する機能が実現する。そして、
テレビ局毎に割り当てられたチャンネルボタン48a〜
48gには、割り当てられたテレビ局のチャンネル番号
やテレビ局名,現在放送中のテレビ番組,その内容のア
ブストラクトが表示され、そのうちの1つを押すと、そ
こに表示されるテレビ番組がテレビ番組表示ウインドウ
41に表示され、また、番組予約のための番組一覧/予
約ボタン47を押すと、表示画面49全体に各テレビ局
の番組一覧表が表示され、これをみて予約することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャンネルプリセ
ット機能を有するテレビ受信機に係り、特に、文字放送
で提供される番組名及び番組内容についての詳細な情報
を利用することにより、所望の番組の指定や検索,予約
を簡単に行なえるようにしたテレビ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ受信機においては、受信す
るチャンネルを変更するためのダイヤルやボタンが備え
られており、これらを操作することにより、受信するテ
レビ電波の周波数に受信装置を同調させ、所望のテレビ
番組を取得する構成がとられている。かかる機能には、
従来より数々の工夫がなされており、例えば、オートチ
ューニング機能やプリセット機能,オートプリセット機
能などが知られている。
【0003】オートチューニング機能では、同調の方向
を指示するための上下ボタンの操作により、現在受信し
ている放送局の周波数より高い周波数の放送局あるいは
低い周波数の放送局を自動的にサーチして受信すること
ができる。また、プリセット機能では、1つのダイヤル
あるいは1つ以上のボタンを用意し、ダイヤル上の位置
あるいは各ボタンに予め固定表示されたチャンネル番号
に対応した周波数を割り当てることにより、これらが指
定されたときに、既定の周波数の放送局を受信できる。
さらに、オートプリセット機能は上記2つの機能を合わ
せた機能であると考えることができ、受信可能な周波数
及び放送局をサーチして、予め用意されたボタンあるい
はダイヤルの位置に自動的にプリセットさせることがで
きる。
【0004】これらの機能では、1回の操作によって異
なるテレビ局の番組を取得することができ、面倒な周波
数の微調整などの設定が必要なくなるので、テレビ受信
機の使用者にとっては使い勝手の良い機能である。特
に、オートチューニング機能及びオートプリセット機能
は、地域によって周波数を設定し直す必要もなく、山や
建築物などの障害物による影響によって受信不可能なテ
レビ局を自動的に受信できなくすることができるため、
車載用あるいは携帯用といった移動を考慮したテレビ受
信機に有効な機能である。
【0005】しかしながら、これらのテレビ受信機の使
用者がテレビ番組を選択する際、目にする表示について
みれば、単にチャンネル番号や同調の方向を指示する
「上・下」の印が表示されているだけで、特に他の地方
からの旅行客などにとっては、その地域には何種類のテ
レビ局が存在するのか、どのチャンネル番号がどの放送
局に対応するのか、あるいは自分の居住地域にあるテレ
ビ放送局とのネットワーク関係にあるテレビ局はどれか
などが解らず、所望する番組を探し出すのに手間がかか
るという問題があった。
【0006】このような問題を解決するために、特開平
4−329709号公報には、テレビ受信機の設置位置
で受信可能な放送局リストを表示し、このリストの中か
ら、リスト選択キーなどにより、所望のテレビ局の番組
を取得できるシステムが提案されている。また、特開平
6−77779号公報には、テレビ電波から受信可能な
チャンネルをオートチューニングでサーチし、チャンネ
ル番号とともにテレビ局名あるいはそのテレビ局が属す
るネットワーク系列を表示できるようにした受信機を提
案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、テレビ
放送の受信に関しては様々な工夫がなされているのであ
るが、本来テレビ番組を選択する場合、テレビ局名やネ
ットワーク系列だけでなく、番組名や番組の内容につい
ての詳細な情報を確認して選択したいところである。
【0008】しかしながら、このようにして番組を選択
するためには、現状では、新聞や雑誌などでのテレビ番
組一覧を確認してからチャンネルを操作する必要があっ
た。また、手元にかかるテレビ番組一覧がない場合、特
に、旅行や出張などでこれらを手に入れることが困難な
場合には、このような番組の選択方法を取ることができ
ず、逐一番組を見てその内容を把握した後に選択する必
要があり、大変な手間と時間を要することになる。さら
に、たとえ新聞や雑誌などにおけるテレビ番組一覧を手
に入れたとしても、特別番組などの介入などにより、予
定されていた番組がかかる特別番組に変更された場合に
は、かかる変更がテレビ番組一覧に反映されず、所望の
番組を首尾よく選択できないケースも少なくなかった。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであって、その第1の目的は、受信可能なテレビ局
の現在放送中のテレビ番組の番組名やその内容を容易に
知ることができ、所望のテレビ番組を容易に選択できる
ようにしたテレビ受信機を提供することにある。
【0010】本発明の第2の目的は、受信可能な全テレ
ビ局のテレビ番組の予定を容易に知ることができるよう
にしたテレビ受信装置を提供することにある。
【0011】本発明の第3の目的は、受信可能な全テレ
ビ局のテレビ番組の所望のものを容易に予約することが
できるようにしたテレビ受信機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るするために、本発明は、表示画面に受信可能なテレビ
局が割り当てられたチャンネルボタンを表示し、夫々の
チャンネルボタンに、そこに割り当てられているテレビ
局の現在放送中のテレビ番組の番組名やその内容のアブ
ストラクトを表示する。
【0013】かかる構成により、使用者は、表示画面に
表示されるチャンネルボタンを見るだけで、どこのテレ
ビ局でどのようなテレビ番組が放送されているかを簡単
に知ることができ、所望とするテレビ番組の番組名やそ
の内容のアブストラクトが表示されているチャンネルボ
タンを押すことにより、そのテレビ番組を受信すること
ができる。
【0014】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明は、上記表示画面に表示される所定の操作ボタン
を押すことにより、各テレビ局のテレビ番組の一覧表が
表示される。
【0015】従って、簡単な操作をしてこの一覧表を見
ることができるようにすることにより、受信可能な各テ
レビ局でどのようなテレビ番組が放送されるのか知るこ
とができ、新聞や雑誌などに掲載されるテレビ番組表を
見る必要がない。
【0016】さらに、上記第3の目的を達成するため
に、本発明は、上記のテレビ番組の一覧表で所望のテレ
ビ番組を指定することにより、このテレビ番組が予約さ
れるようにする。また、同様に、予約されているテレビ
番組を予約解除することができるようにする。
【0017】これにより、表示されているテレビ番組の
一覧表での所望のテレビ番組の指定という簡単な操作に
より、所望テレビ番組の予約や予約解除ができ、従来の
ような予約や予約解除のための手間のかかる操作が不要
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0019】図1は本発明によるテレビ受信機の第1の
実施例でのマイクロコンピュータを用いたハードウェア
構成を示すブロック図であって、1は中央処理装置、2
は受信装置、3は主メモリ、4は補助記憶装置、5は入
力装置、6は表示装置、7はバス、8aはリアルタイム
クロック、8bはタイマである。
【0020】図1において、この第1の実施形態は、中
央処理装置1と受信装置2と主メモリ3と補助記憶装置
4と入力装置5と表示装置6とリアルタイムクロック8
aとタイマ8bとの各構成要素でハードウェア構成され
ている。これら構成要素はバス7を介して相互に接続さ
れており、これにより、各構成要素間で必要な情報が伝
送できるようになっている。
【0021】主メモリ3は、ワークエリアとして機能し
たり、中央処理装置1の動作手順を規定するプログラム
や中央処理装置1によって処理されるデータを記憶した
りするための手段であって、ランダムアクセスメモリ
(RAM)やリード・オンリ・メモリ(ROM)などに
よって構成されている。ここには、予め、この実施形態
であるテレビ受信機が設置されている地域(以下、これ
をテレビジョン受信機の設置地域という)において、受
信可能なテレビ局の局名とチャンネル番号と送信周波数
とテレビ番組一覧データとが提供される文字放送におけ
る番組番号を含むチャンネルテーブル(図7で後述す
る)が記憶されている。
【0022】なお、テレビ番組一覧データは、テレビ局
毎にある決まった番組番号の文字放送番組として放送さ
れるテレビ番組の予定を含むデータである。また、チャ
ンネルテーブルは、テレビジョン受信機の設置地域で受
信可能なテレビ局の局名,チャンネル番号,送信周波数
及びテレビ番組一覧データが提供される文字放送におけ
る番組番号の変更に応じて入力装置5を操作することに
より、変更することができる。
【0023】補助記憶装置4は、中央処理装置1の動作
を制御するためのプログラムなどを格納しておくための
ものであり、例えば、フロッピーディスクを着脱可能な
ドライバやハードディスク,メモリカードなどによって
実現される。
【0024】受信装置2は、指定された送信周波数のテ
レビ番組や文字放送番組を受信し、これらの情報を中央
処理装置1に供給する。
【0025】入力装置5は、必要な命令や情報を入力す
るための手段であり、例えば、キーボードやマウスなど
のポインティングデバイスによって実現される。利用者
は、入力装置5を操作して所望のテレビ局のチャンネル
番号を指定できるほか、前述のように、このテレビ受信
機の設置地域で受信可能なテレビ局の局名,チャンネル
番号,送信周波数及びテレビ番組一覧データが提供され
る文字放送における番組番号の変更に応じて、チャンネ
ルテーブルを変更することができる。
【0026】表示装置6は、図3〜図6で後述するよう
に、受信されるテレビ番組や操作ボタン、設置地域で受
信可能なテレビ局のチャンネル番号や局名,番組名,番
組の内容についての詳細な情報(テレビ番組の内容のア
ブストラクト)などを表示する手段であり、例えば、C
RTやELディスプレイ,液晶ディスプレイによって実
現される。
【0027】リアルタイムクロック8aは、実際の月日
や時刻などの時間情報を発生する手段であり、例えば、
水晶発振器とそれを制御する専用LSIとによって実現
可能である。
【0028】タイマ8bは、任意に設定可能な所定時間
の経過を通知する手段であり、例えば、専用LSIによ
って実現される。
【0029】中央処理装置1は、マイクロプロセッサを
主体に構成されて、主メモリ3や補助記憶装置4に予め
格納されているプログラムに従って所定の動作を行な
い、入力装置5からの操作指令に応じて、主メモリ3や
受信装置2などと協動して表示装置6に種々の画面表示
を行なわせる。即ち、主メモリ3に記憶されているチャ
ンネルテーブルを基に、チャンネル番号やテレビ局名な
どの表示、所望チャンネル番号のテレビ番組を受信する
ための受信装置2での受信周波数の設定などを行ない、
テレビ番組を受信させて表示させる。
【0030】図2は本発明によるテレビ受信機の第1の
実施形態を構成する機能ブロックを示す図であって、2
1は制御手段、22はチャンネル表示変更部、23はチ
ャンネル切替部、24は番組一覧表作成部、25は予約
実行部、26は映像表示部、27は一覧表示作成部、2
8は番組名抽出部、29は文字放送デコード部、30は
予約設定部、31は予約解除部である。
【0031】これら機能ブロックは、図1における主メ
モリ3または補助記憶装置4に格納されているプログラ
ムを中央処理装置1が実行することによって実現される
ものである。以下、各機能ブロックについて説明する。
【0032】図2において、文字放送デコード部29
は、受信装置2(図1)で受信された各テレビ局のテレ
ビ番組一覧データ(図9で後述する)を含む文字放送番
組をデコードする。
【0033】番組一覧表作成部24は、文字放送デコー
ド部29でデコードされた文字放送番組から図10で後
述するような各テレビ局の番組一覧表を作成する。
【0034】番組名抽出部28は、番組一覧表作成部2
4で作成された各テレビ局の番組一覧表とリアルタイム
クロック8a(図1)からの現在の時刻とから、このテ
レビ受信機の設置地域で受信可能な各テレビ局で現在放
送されているテレビ番組名及びその内容のアブストラク
トを抽出する。
【0035】チャンネル表示変更部22は、この設置地
域で現在放送されているテレビ番組が変更されたとき
に、そのチャンネル番号の表示を変更する。
【0036】チャンネル切替部23は、入力装置5(図
1)により指定されたチャンネル番号のテレビ局の送信
周波数を受信装置2に受信周波数として設定する。
【0037】映像表示部26は、受信装置2(図1)で
受信された指定送信周波数のテレビ局のテレビ番組を表
示装置6に表示させる。
【0038】一覧表示作成部27は、番組一覧表作成部
24で作成された各テレビ局の番組一覧表を基に、表示
装置6(図1)で全テレビ局のテレビ番組の情報を一覧
表示させるようにする。
【0039】予約設定部30は、かかる全テレビ局のテ
レビ番組の一覧表示の中で指定されるテレビ番組を予約
し、その予約リストを作成する。
【0040】予約解除部31は、予約されているテレビ
番組の予約を解除し、予約設定部30で作成された予約
リストからこのテレビ番組の予約表示を削除する。
【0041】予約実行部25は、この予約リストに基づ
いて予約を実行する。即ち、予約されたテレビ番組の放
送時間になると、そのテレビ番組を受信装置2(図1)
から受信させて表示装置(図1)で表示させる。
【0042】制御手段21は、最初に図示しないスイッ
チがONとなったときに、後述するチャンネルボタンに
各テレビ局の送信周波数を割り付けるなどのチャンネル
ボタンの初期化、及びテレビ受信機の設置地域で受信可
能なテレビ局のうちの予め決められた特定のテレビ局の
送信周波数を受信装置2に受信周波数として設定するな
どの受信装置2の初期化を行なうとともに、前記の全て
の機能ブロックの制御を行なう。
【0043】次に、この第1の実施形態における表示装
置6(図1)での表示画面の表示内容の一具体例を、図
3〜図6を参照して説明する。なお、ここでは、受信可
能なテレビ局は7局とする。しかし、本発明はこれに限
るものではない。
【0044】図3は受信したテレビ番組を表示するとき
の表示画面を示す図であって、40はテレビ表示ウイン
ドウ、41はテレビ番組表示ウインドウ、42は操作ボ
タン表示ウインドウ、43は番組名表示ボタン、44は
内容アブストラクト表示ボタン、45はチャンネル表示
状態インジケータ、46aはスイッチONボタン、46
bはスイッチOFFボタン、46cは終了ボタン、47
は番組一覧/予約ボタン、48a〜48gはチャンネル
ボタン、49は表示画面である。
【0045】同図において、表示画面49は、このテレ
ビ受信機を構成する最も根本的なウインドウであり、表
示装置6(図1)がもつ表示画面全体に表示させるよう
にしてもよいし、その一部に表示されるようにしてもよ
い。
【0046】この表示画面49全体に、この実施形態の
テレビ受信機の前面部全体の概観を表わすテレビ表示ウ
インドウ40が表示される。このテレビ表示ウインドウ
40はテレビ番組表示ウインドウ41と操作ボタン表示
ウインドウ42とからなり、テレビ番組表示ウインドウ
41には、受信装置2(図1)によって受信されるテレ
ビ番組の映像が表示される。
【0047】操作ボタン表示ウインドウ42は、利用者
がこのテレビ受信機の操作を行なうための各種操作ボタ
ンを表示するウインドウであって、番組名表示ボタン4
3や内容アブストラクト表示ボタン44,チャンネル表
示状態インジケータ45,スイッチONボタン46a,
スイッチOFFボタン46b,終了ボタン46c,番組
一覧/予約ボタン47,チャンネルボタン48a〜48
gが表示されている。ここで、これら操作ボタンは、そ
の表示部分を押すなどすることにより、機能するもので
ある。
【0048】チャンネルボタン48a〜48gは、所望
のテレビ局のチャンネル番号を指定するための操作ボタ
ンであって、夫々固有の識別子(図8に示すボタンI
D)が付けられており、夫々の表示部分に、この実施形
態のテレビ受信機の現在の設置地域で受信可能なテレビ
局の局名やチャンネル番号,現在放送されているテレビ
番組の番組名,その内容のアブストラクトが表示され
る。
【0049】いま、これらチャンネルボタン48a〜4
8gのいずれかが操作されていずれかのチャンネル番号
が指定されたとすると、その操作されたチャンネルボタ
ンに予め割り付けられているテレビ局の送信周波数が受
信装置2に受信周波数として設定される。これにより、
この受信周波数に等しい送信周波数のテレビ局のテレビ
番組が受信され、その映像がテレビ番組表示ウインドウ
41に表示される。
【0050】なお、図3では、チャンネルボタン48a
〜48gに各テレビ局の現在放送されているテレビ番組
の番組名が表示されている状態を示しているが、番組名
表示ボタン43や内容アブストラクト表示ボタン44を
操作することにより、番組名とその内容のアブストラク
トのどちらか一方あるいは両方を表示させることができ
る。
【0051】即ち、番組名表示ボタン43及び内容アブ
ストラクト表示ボタン44は、上記のように、チャンネ
ルボタン48a〜48gにテレビ番組の番組名とその内
容のアブストラクトのどちらか一方あるいは両方を表示
させるように指定するための操作ボタンであり、番組名
表示ボタン43を指定(操作)すると、図3に示すよう
に、チャンネルボタン48a〜48gに番組名が表示さ
れ、内容アブストラクト表示ボタン44を指定すると、
図4(a)に示すように、チャンネルボタン48a〜48
gにテレビ番組の内容のアブストラクトが表示される。
また、番組名表示ボタン43と内容アブストラクト表示
ボタン44との両方を同時に指定することもでき、この
場合には、図4(b)に示すように、チャンネルボタン
48a〜48gに番組名とその内容のアブストラクトと
の両方が表示される。
【0052】図3に戻って、チャンネル表示状態インジ
ケータ45は、チャンネルボタン48a〜48gに番組
名とその内容のアブストラクトとのどちらが現在表示さ
れているかを示すインジケータであり、その表示状態に
応じて番組名表示ボタン43と内容アブストラクト表示
ボタン44とのいずれか一方あるいは双方に表示され
る。例えば、図3では、チャンネルボタン48a〜48
gに番組名が表示されているので、番組名表示ボタン4
3上にチャンネル表示状態インジケータ45が表示され
ている。図4(a)の場合には、内容アブストラクト表
示ボタン44上にチャンネル表示状態インジケータ45
が表示されるし、図4(b)の場合には、番組名表示ボ
タン43と内容アブストラクト表示ボタン44とにチャ
ンネル表示状態インジケータ45が表示される。
【0053】図3において、スイッチONボタン46a
は、テレビ番組表示ウインドウ41でテレビ番組の表示
を開始させるための操作ボタンである。また、スイッチ
OFFボタン46bは、テレビ番組表示ウインドウ41
でのテレビ番組の表示を終了させるための操作ボタンで
ある。このボタン46bを操作しても、操作ボタン表示
ウインドウ42に全ての操作ボタンが表示されたままで
ある。終了ボタン46cは、このテレビ受信機の動作を
終了させるための操作ボタンである。従って、このボタ
ン46cを操作すると、表示画面49が表示されなくな
る。
【0054】番組一覧/予約ボタン47は、図5に示す
ように、表示画面49全体に番組一覧/予約ウインドウ
50を表示させるための操作ボタンである。この番組一
覧/予約ウインドウ50は、テレビ番組一覧表示ウイン
ドウ51と“戻る”ボタン52とからなり、この“戻
る”ボタン52を操作すると、表示画面49での表示が
図3に示したテレビ表示ウインドウ40に戻る。
【0055】テレビ番組一覧表示ウインドウ51には、
このテレビ受信機の設置地域で受信可能な全てのテレビ
局におけるテレビ番組の予定表(以下、全テレビ局の番
組一覧という)を表示する。全テレビ局の番組一覧がテ
レビ番組一覧表示ウインドウ51の表示エリアに納まり
きれない場合には、その表示エリアをスクロールするこ
とにより、全テレビ局の番組一覧全体を表示可能に構成
しておけばよい。このようなスクロールは、特定の表示
エリアをクリックしたときに、マウスなどの入力装置5
(図1)によって行なわれるようにすればよい。
【0056】テレビ番組一覧表示ウインドウ51では、
表示されたテレビ番組の番組名あるいはその内容のアブ
ストラクトをマウスなどの入力装置5(図1)によって
指定することにより、テレビ番組の予約や既に予約され
ているテレビ番組の予約解除を行なうことができる。こ
のとき、図6に示すように、予約されているテレビ番組
は反転表示あるいは強調表示などして他の予約されてい
ないテレビ番組と明確に区別できるようにするとよい。
【0057】次に、この第1の実施形態にかかわるプロ
グラムで使用するデータ構造とその内容について説明す
る。
【0058】図7は主メモリ3(図1)に予め記憶され
ているこのテレビ受信機の設置地域でのチャンネルテー
ブル60の一具体例を示す図である。
【0059】同図において、チャンネルテーブル60
は、この設置地域で受信可能な全テレビ局に関する各種
情報を保持するものであり、これらの情報は、図3に示
したように、チャンネルボタン48a〜48gに受信可
能な全テレビ局の送信周波数と同じ周波数を割り付ける
ために、また、これらチャンネルボタン48a〜48g
に各種情報を表示するために夫々用いられる。このチャ
ンネルテーブル60は、図1における主メモリ3や補助
記憶装置4に予め格納されているが、このテレビ受信機
の設置地域が変わったなどの理由によって変更する場合
には、入力装置5により変更することができる。
【0060】このチャンネルテーブル60は、〈テレビ
局名〉71,〈チャンネル番号〉72,〈周波数〉73
及び〈テレビ番組一覧データが提供される文字放送にお
ける番組番号〉74の各項目を有し、このテレビ受信機
が受信可能な各テレビ局の上記項目に対応したデータセ
ットの集まりによって構成される。
【0061】〈テレビ局名〉の項目71には、このテレ
ビ受信機の設置地域で受信可能な全てのテレビ局の局名
が設定される。〈チャンネル番号〉の項目72には、こ
れらテレビ局に対応したチャンネル番号が設定され、通
常、このチャンネル番号としては、新聞や雑誌などのテ
レビ番組一覧に掲載されているチャンネル番号と同じで
あることが望ましい。〈周波数〉の項目73には、これ
らテレビ局の送信周波数と同じ周波数が設定される。
〈テレビ番組一覧データが提供される文字放送における
番組番号〉の項目74には、これらテレビ局がテレビ番
組一覧データを提供する文字放送番組の番組番号が設定
される。
【0062】チャンネルテーブル60での〈周波数〉の
項目73に設定される各周波数1,2,3,……は、図
3におけるチャンネルボタン48a〜48gに夫々割り
付けられ、これらチャンネルボタン48a〜48gのボ
タンIDと割り付けられた周波数との対応関係を表わす
図8に示すようなボタン管理テーブル80を作成するた
めに用いられる。このボタン管理テーブル80により、
チャンネルボタン48a〜48gのいずれかが指定され
た場合、その指定されたチャンネルボタンに割り付けら
れている周波数がボタンIDから決まり、この周波数が
受信装置2(図1)に受信周波数として設定される。な
お、このボタン管理テーブル80については、後に詳述
する。
【0063】また、図7における〈テレビ局名〉の項目
71に設定されるテレビ局の局名や〈チャンネル番号〉
の項目72に設定されるテレビ局のチャンネル番号は、
割り付けられた周波数に対応して、図3に示したよう
に、チャンネルボタン48a〜48g上に表示される。
【0064】さらに、〈テレビ番組一覧データが提供さ
れる文字放送における番組番号〉の項目74に設定され
る番組番号は、各テレビ局の文字放送番組のうち、この
番組番号の文字放送番組として提供されるテレビ番組一
覧データを取得し、図10に示す各テレビ局のテレビ番
組一覧表100を作成するために用いられる。なお、こ
の各テレビ局のテレビ番組一覧表100については、後
述する。
【0065】前述したように、この実施形態のテレビ受
信機の設置地域が変更するなどの理由によってチャンネ
ルテーブル60(図7)を変更する必要がある場合に
は、入力装置5(図1)により、このチャンネルテーブ
ル60の各項目に対応したデータセットを更新すればよ
い。
【0066】図8に示すボタン管理テーブル80は、こ
のチャンネルテーブル60を基にして、このテレビ受信
機の設置地域で受信可能なテレビ局の送信周波数と同じ
周波数を割り付けたチャンネルボタン48a〜48g
(図3)に関する情報であり、各チャンネルボタン48
a〜48gとこれらに割り付けられる周波数との対応表
となっている。
【0067】このボタン管理テーブル80は、このテレ
ビジョン受信機の設置地域で受信可能なテレビ局の送信
周波数と同じ周波数をチャンネルボタン48a〜48g
夫々に割り付けたときに、図1における中央処理装置1
によって生成されて主メモリ3や補助記憶装置4に格納
され、利用者によってチャンネルボタン48a〜48g
が押されたとき、それに対応する周波数を受信装置2に
受信周波数として設定するために用いられる。
【0068】このボタン管理テーブル80は、〈ボタン
ID〉88及び〈周波数〉89の各項目を有し、このテ
レビ受信の設置地域で受信可能な各テレビ局の送信周波
数と同じ周波数を割り付けたチャンネルボタン48a〜
48gの上記項目に対応したデータセットの集まりによ
って構成されている。
【0069】ここで、〈周波数〉の項目89には、この
実施形態のテレビ受信機がその設置地域で受信可能な全
てのテレビ局毎の送信周波数と同じ周波数が、〈ボタン
ID〉の項目88には、これら周波数が割り付けられた
チャンネルボタン48a〜48g毎の識別子が夫々設定
されている。
【0070】図9は各テレビ局が文字放送番組として送
るテレビ番組一覧データの構造の一例を示す図である。
【0071】同図において、テレビ番組一覧データは、
各テレビ局が放送を予定しているテレビ番組の少なくと
も放送日,放送開始時間,番組名,番組の内容のアブス
トラクトからなっており、このテレビ受信機の設置地域
での夫々のテレビ局から文字放送番組として放送され
る。
【0072】この第1の実施形態では、文字放送番組と
してのかかるテレビ番組一覧データを受信し、図10に
示す各テレビ局の番組一覧表100が作成される。な
お、図10は各テレビ局の番組一覧表100の一例での
テレビ局名1のテレビ局の部分を示している。
【0073】この各テレビ局の番組一覧表100は図1
における主メモリ3や補助記憶装置4に格納されてお
り、このテレビ受信機の設置地域での各テレビ局から現
在放送されているテレビ番組及びその内容のアブストラ
クトを、そのテレビ局の送信周波数と同じ周波数が割り
付けられたチャンネルボタン48a〜48g(図3)に
表示するために用いられる。また、この各テレビ局の番
組一覧表100を受信可能な全てのテレビ局に関して集
めることにより、図5に示すような全テレビ局の番組一
覧が作成されるために用いられるし、この全テレビ局の
番組一覧を作成する際の図11で後述する番組データ構
造体120を作成するために用いられる。また、この全
テレビ局の番組一覧における各テレビ番組のうちで利用
者が番組予約を行なうときの図12で後述する予約リス
ト130を作成するためにも用いられる。
【0074】各テレビ局の番組一覧表100は、〈日
付〉107,〈時間〉108,〈番組名〉109,〈内
容アブストラクト〉110及び〈テレビ局名〉111の
各項目を有し、各テレビ局が放送を予定しているテレビ
番組の上記項目に対応したデータセットの集まりによっ
て構成される。
【0075】〈日付〉107,〈時間〉108,〈番組
名〉109及び〈内容のアブストラクト〉110の各項
目には、文字放送番組として受信した各テレビ局のテレ
ビ番組一覧データ(図9)に設定されている放送日,放
送時間,番組名及びその内容のアブストラクトが設定さ
れる。また、テレビ局名111には、このテレビ番組を
放送するテレビ局の局名が設定される。なお、この局名
は、文字放送番組を取得した周波数を基に、チャンネル
テーブル60(図7)の〈テレビ局名〉の項目71から
取得することができる。
【0076】図11は上記の番組データ構造体120の
構成を示す図である。
【0077】同図において、番組データ構造体120
は、各テレビ局の番組一覧表100(図10)から図5
に示した全テレビ局の番組一覧を作成する際にテレビ番
組毎に生成され、図1における主メモリ3や補助記憶装
置4に格納される。また、この番組データ構造体120
は、図5に示した全テレビ局の番組一覧において、利用
者が予約するテレビ番組を選択したときに、図12で後
述する予約リスト130を作成するために用いられる。
【0078】ここで、この番組データ構造体120の各
エントリについて説明する。
【0079】〈番組名〉の項目121は、全テレビ局の
番組一覧(図5)に表示される番組名を示すものであ
り、各テレビ局の番組一覧表100(図10)での〈番
組名〉の項目109に設定されている番組名が設定され
る。
【0080】〈内容のアブストラクト〉の項目122
は、全テレビ局の番組一覧(図5)に表示される内容の
アブストラクトと同じものであり、各テレビ局の番組一
覧表100での〈内容のアブストラクト〉の項目110
に設定されているアブストラクトが設定される。
【0081】〈テレビ局名〉の項目123は、このテレ
ビ番組を放送するテレビ局の局名を表わすものであり、
各テレビ局の番組一覧表100(図10)の〈テレビ局
名〉の項目111に設定されている局名が設定される。
【0082】〈日付〉の項目124は、このテレビ番組
の放送日を表わすものであり、各テレビ局の番組一覧表
100(図10)の〈日付〉の項目107に設定されて
いる日付が設定され、〈時間〉の項目125は、このテ
レビ番組の放送時間を表わすものであり、各テレビ局の
番組一覧表100(図10)の〈時間〉の項目108に
設定されている時間が設定される。
【0083】〈表示位置〉の項目126には、全テレビ
局の番組一覧(図5)上での、このテレビ番組の番組名
及びその内容のアブストラクトを含む矩形枠が表示され
る位置座標を表わすデータが設定され、〈横幅〉の項目
127には、その矩形枠の横幅の大きさを表わすデータ
が、〈縦幅〉の項目128には、その矩形枠の縦幅の大
きさを表わすデータが夫々設定される。
【0084】これら〈表示位置〉126,〈横幅〉12
7及び〈縦幅〉128の各項目により、全テレビ局の番
組一覧(図5)上で利用者が予約したい番組を指定した
ときに、どの番組が指定されたか把握することができ、
図12で次に説明する予約リスト130を生成すること
が可能となる。
【0085】図12は上記予約リスト130の内容を示
す図である。なお、ここでは、図6で網掛けをして示し
た4つのテレビ番組が予約されているものとする。
【0086】同図において、予約リスト130は、テレ
ビ番組の予約状況を保持するためのものであり、図1で
の主メモリ3や補助記憶装置4に格納される。
【0087】予約リスト130は、〈日付〉135,
〈時間〉136,〈番組名〉137,〈内容のアブスト
ラクト〉138及び〈周波数〉139の各項目を有し、
予約対象のテレビ番組の上記項目に対応したデータセッ
トの集まりによって構成されている。
【0088】〈日付〉の項目135には、予約されたテ
レビ番組の放送日が番組データ構造体120(図11)
での〈日付〉の項目124に設定されている日付を基に
設定され、〈時間〉の項目136には、予約されたテレ
ビ番組の放送時間が番組データ構造体120での〈時
間〉の項目125に設定されている時間を基に設定され
る。
【0089】〈番組名〉の項目137には、予約された
テレビ番組の番組名が番組データ構造体120(図1
1)での〈番組名〉の項目121に設定されている番組
名を基に設定され、〈内容のアブストラクト〉の項目1
38には、予約されたテレビ番組の内容のアブストラク
トが番組データ構造体120での〈内容のアブストラク
ト〉の項目122に設定されているアブストラクトを基
に設定される。
【0090】また、〈周波数〉の項目139には、予約
されたテレビ番組を放送するテレビ局の送信周波数と同
じ周波数が設定される。この周波数は、番組データ構造
体120(図11)の〈テレビ局名〉の項目123とチ
ャンネルテーブル60(図7)での〈周波数〉の項目7
3とに設定されている周波数を基にして得ることができ
る。
【0091】この予約リスト130は、全テレビ局の番
組一覧(図5)において、利用者が予約したいテレビ番
組を選択したときに、上記各項目に対応するデータセッ
トを加えることで生成される。また、既に予約されたテ
レビ番組の予約を実行した場合、あるいは利用者が予約
を解除した場合には、上記各項目に対応するデータセッ
トが削除される。
【0092】また、予約リスト130は、通常、利用者
が予約したいテレビ番組を選択した順に上記各項目に対
応するデータセットが加えられるが、予約の設定が終了
した時点で、〈日付〉の項目135を第1のキー、〈時
間〉の項目136を第2のキーとしてソートされる。
【0093】次に、第1の実施形態の動作を図13〜図
23を参照して説明する。
【0094】図13は図2における制御手段21の処理
内容を説明するためのフローチャートである。
【0095】この制御手段21を実現するプログラム
は、図1での主メモリ3や補助記憶装置4に格納されて
おり、この第1の実施形態が起動されるのを契機とし
て、中央処理装置1によってこのプログラムが実行され
る。
【0096】図13において、このテレビ受信機が起動
されると、利用者からの入力があったかどうかを判別し
(ステップ1301)、入力があったと判断した場合に
は、スイッチONボタン46a(図3)が押されたのか
否かを判断する(ステップ1302)。
【0097】この判断の結果、スイッチONボタン46
aが押されたことが判明すると、チャンネルボタン48
a〜48gに番組名を表示するためのフラグCを1にし
(ステップ1310)、さらに、チャンネルボタン48
a〜48g夫々にテレビ番組の内容のアブストラクトを
表示するためのフラグKを0にする(ステップ131
1)。即ち、ステップ1310,1311により、チャ
ンネルボタン48a〜48gには、図3に示すように、
現在放送されているテレビ番組の番組名が表示されるこ
とになる。
【0098】さらに、番組一覧表作成手段に相当する番
組一覧表作成部24(図2)を起動し(ステップ131
2)、このテレビ受信機の設置地域で受信可能な各テレ
ビ局に対して、図10に示す各テレビ局の番組一覧表1
00を作成する。なお、この番組一覧表作成部24の処
理内容については後述する。
【0099】続いて、チャンネルテーブル60(図7)
を基にして、受信可能な各テレビ局の送信周波数と同じ
周波数をチャンネルボタン48a〜48g夫々に割り付
け、夫々のチャンネルボタン48a〜48gの識別子と
それらに割り付けられた周波数とを基にボタン管理テー
ブル80(図8)を作成することにより、チャンネルボ
タン48a〜48gを初期化し(ステップ1313)、
このテレビ受信機の設置地域で予め決められた周波数を
受信装置2(図1)に受信周波数として設定することに
より、この受信装置2を初期化する(ステップ131
4)。このとき、この設定される受信周波数をチャンネ
ルテーブル60(図7)を基にしたこの設置地域で受信
可能なテレビ局のうちの特定のテレビ局の送信周波数と
同じ周波数とすることにより、スイッチONボタン46
a(図3)をONにしたときに、この特定のテレビ局の
テレビ番組を受信するようにできる。また、このスイッ
チONボタン46aのONとともに受信されるテレビ局
の送信周波数と同じ周波数が割り付けられたチャンネル
ボタンを強調表示することにより、現在どのチャンネル
が選択されているか視覚的に理解することができるよう
になる。
【0100】次いで、映像表示手段に相当する映像表示
部26(図2)を起動し(ステップ1315)、受信装
置2(図1)で受信されるテレビ番組を図3に示すテレ
ビ番組表示ウインドウ41に表示する。なお、この映像
表示部26の処理内容については後述する。
【0101】さらに、チャンネル表示変更手段に相当す
るチャンネル表示変更部22(図2)を起動し(ステッ
プ1316)、ステップ1312において番組一覧表作
成部24(図2)で作成した各テレビ局の番組一覧表1
00(図10)を基にして、各テレビ局が現在放送して
いるテレビ番組の番組名及びその内容のアブストラクト
を取得し、既にチャンネルボタン48a〜48g(図
3)に表示されている表示内容と異なっていれば、その
表示を変更する。例えば、図3において、テレビ局名1
のテレビ局で放送しているテレビ番組の番組名が番組名
1から番組名8に変更した場合には、チャンネルボタン
48aにおける番組名の表示を番組名1から番組名8に
変更する。なお、このチャンネル表示変更部22の処理
内容については後述する。
【0102】次いで、予約実行手段に相当する予約実行
部25(図2)を起動し(ステップ1317)、予約リ
スト130(図12)を参照して、予約されているテレ
ビ番組が存在するかどうかチェックし、予約されたテレ
ビ番組が存在する場合には、そのテレビ番組の放送時間
になったかどうかをチェックする。また、既に予約され
たテレビ番組の放送時間になっているときには、そのテ
レビ番組を放送するテレビ局の送信周波数と同じ周波数
を受信装置2(図1)に受信周波数として設定すること
により、この予約を実行する。なお、この予約実行部2
5の処理内容については後述する。
【0103】以上の処理を終えた後、再びステップ13
01に戻って利用者からの入力があるかどうかを判断す
る。
【0104】一方、ステップ1302における判断の結
果、スイッチONボタン46a(図3)以外の操作ボタ
ンが操作されたことが判明した場合には、スイッチがO
Nになっているか否かを判断し(ステップ1303)、
スイッチがONになっていなければ、ステップ1301
に戻って利用者からの入力があったかどうかを判断す
る。
【0105】上記判断の結果、スイッチがONになって
いることが判明した場合には(ステップ1303)、上
記ステップ1301において、何が入力されたかを判断
し(ステップ1304)、その入力によって以下の処理
を行なう。
【0106】上記ステップ1304における判断の結
果、番組名表示ボタン43(図3)が押されたことが判
明した場合には、チャンネルボタン48a〜48g(図
3)に番組名を表示するためのフラグCを反転し(即
ち、このフラグCが1のときには0にし、0であるとき
には1にし)(ステップ1305)、例えば、図4
(a)に示すように、チャンネルボタン48a〜48g
に現在放送されているテレビ番組の番組名が表示されて
いない場合には、図4(b)に示すように、それが表示
されるようにし、逆に、図4(b)に示すように、番組
名が表示されている場合には、図4(a)に示すよう
に、それが表示されないようにする。
【0107】続いて、上記のように、テレビ番組を表示
して(ステップ1315)チャンネルボタン48a〜4
8gの表示を更新し(ステップ1316)、予約を実行
した(ステップ1317)後、ステップ1301に戻
り、利用者からの入力があったかどうかを判断する。
【0108】上記ステップ1304における判断の結
果、内容アブストラクト表示ボタン44(図3)が押さ
れたことが判明した場合には、チャンネルボタン48a
〜48g(図3)にテレビ番組の内容のアブストラクト
を表示するためのフラグKを反転し(即ち、このフラグ
Kが1のときには0にし、0のときには1にし)(ステ
ップ1306)、例えば、図3に示すように、チャンネ
ルボタン48a〜48gに現在放送されているテレビ番
組の内容のアブストラクトが表示されていない場合に
は、図4(b)に示すように、それが表示されるように
し、逆に、図4(b)に示すように、テレビ番組の内容
のアブストラクトが表示されている場合には、図3に示
すように、それが表示されないようにする。
【0109】続いて、上記のように、テレビ番組を表示
して(ステップ1315)チャンネルボタン48a〜4
8gの表示を更新し(ステップ1316)、予約を実行
した(ステップ1317)後、ステップ1301に戻
り、利用者からの入力があったかどうかを判断する。
【0110】上記ステップ1304における判断の結
果、チャンネルボタン48a〜48gのいずれかが押さ
れたことが判明した場合には、チャンネル切替手段に相
当するチャンネル切替部23(図2)を起動し(ステッ
プ1307)、押されたチャンネルボタンに割り付けら
れている周波数をボタン管理テーブル80(図8)を基
にして取得し、この周波数を受信装置2(図1)に受信
周波数として設定して、所望のテレビ局のテレビ番組を
取得できるようにする。なお、このチャンネル切替部2
3の処理内容については後述する。
【0111】続いて、上記のように、テレビ番組を表示
して(ステップ1315)チャンネルボタン48a〜4
8gの表示を更新し(ステップ1316)、予約を実行
した(ステップ1317)後、ステップ1301に戻
り、利用者からの入力があったかどうかを判断する。
【0112】上記ステップ1304における判断の結
果、番組一覧/予約ボタン47(図3)が操作されたこ
とが判明した場合には、一覧表示作成手段に相当する番
組一覧表示作成部24(図2)を起動し(ステップ13
08)、各テレビ局の番組一覧表100(図10)を基
に、表示装置6(図1)に図5に示すような全テレビ局
の番組一覧を作成して表示させる。また、この各テレビ
局の番組一覧表100において、或るテレビ番組が選択
された場合には、図2における予約設定手段に相当する
予約設定部30あるいは予約解除手段に相当する予約解
除部31を起動し、そのテレビ番組の予約設定あるいは
予約解除を行なう。なお、これら一覧表示作成部24,
予約設定部30及び予約解除部31の処理内容について
は後述する。
【0113】続いて、上記のように、テレビ番組を表示
して(ステップ1315)チャンネルボタン48a〜4
8gの表示を更新し(ステップ1316)、予約を実行
した(ステップ1317)後、ステップ1301に戻
り、利用者からの入力があったかどうかを判断する。
【0114】上記ステップ1304における判断の結
果、スイッチOFFボタン46b(図3)が押されたこ
とが判明した場合には、スイッチをOFFの状態に設定
し(ステップ1318)、ステップ1301に戻って利
用者からの入力があったかどうかを判断する。
【0115】上記ステップ1304における判断の結
果、終了ボタン46c(図3)が押されたことが判明し
た場合には、制御手段21(図3)の処理を終了する。
【0116】また、上記ステップ1301において、利
用者からの入力がなかったと判断した場合には、さら
に、スイッチがONになっているかどうかを判別する
(ステップ1309)。
【0117】上記ステップ1309における判断の結
果、スイッチがONになっていることが判明した場合に
は、上記のように、既に受信装置2(図1)に設定され
ている周波数と同じ送信周波数のテレビ局のテレビ番組
を受信して表示し(ステップ1315)、チャンネルボ
タン48a〜48gの表示を更新して(ステップ131
6)予約を実行した(ステップ1317)後、ステップ
1301に戻って利用者からの入力があったかどうかを
判断する。
【0118】一方、上記ステップ1309における判断
の結果、スイッチがOFFになっていることが判明した
場合には、ステップ1317に進んで予約実行部30
(図2)を起動し、予約リスト130(図12)を参照
して、予約されているテレビ番組が存在するかどうかを
チェックし、予約されたテレビ番組が存在する場合に
は、そのテレビ番組の放送時間になったかどうかをチェ
ックする。また、予約されたテレビ番組の放送時間にな
っていたら、そのテレビ番組を放送するテレビ局の送信
周波数と同じ周波数を受信装置2(図1)に受信周波数
として設定することにより、その予約を実行する。
【0119】次に、番組一覧表作成手段に相当する番組
一覧表作成部24(図2)の処理内容について説明す
る。
【0120】図14はこの番組一覧表作成部24の処理
内容を示すフローチャートである。この処理を実現する
プログラムは、図1における主メモリ3や補助記憶装置
4に格納されており、中央処理装置1によって実行され
る。
【0121】図14において、この番組一覧表作成部2
4は、まず、図1における主メモリ3や補助記憶装置4
に予め格納されているチャンネルテーブル60(図7)
を基にして、このテレビ受信機の設置地域で受信可能な
テレビ局のうち、1つのテレビ局(T)について、〈テ
レビ局名〉71,〈チャンネル番号〉72,〈周波数〉
73及び〈テレビ番組一覧データが提供される文字放送
における番組番号〉74の各項目のデータセットを取得
する(ステップ1401)。
【0122】次に、文字放送デコード手段に相当する文
字放送デコード部29(図2)を起動し(ステップ14
02)、テレビ局(T)のテレビ番組一覧データ(図
9)を取得する。なお、この文字放送デコード部29の
処理内容については後述する。
【0123】さらに、このテレビ番組一覧データからテ
レビ局(T)の各テレビ局の番組一覧表100(図1
0)を作成して図1における主メモリ3や補助記憶操作
4に格納するとともに、この番組一覧表100を構成す
る全てのテレビ番組に対して番組データ構造体120
(図11)を作成し、図1における主メモリ3や補助記
憶操作4に格納する(ステップ1403)。
【0124】このとき、この番組データ構造体120に
おける〈番組名〉121,〈内容のアブストラクト〉1
22,〈テレビ局名〉123,〈日付〉124及び〈時
間〉125に対応するエントリには、夫々各テレビ局の
番組一覧表100の〈番組名〉109,〈内容のアブス
トラクト〉110,〈テレビ局名〉111,〈日付〉1
07及び〈時間〉108に設定されているデータを設定
し、他のエントリには何も設定しない。
【0125】そして、最後に、チャンネルテーブル60
(図7)における全てのテレビ局について、上記の処理
を行なったかどうかを判断し(ステップ1404)、ま
だ行なってないテレビ局があれば、ステップ1401に
戻って上記処理を繰り返す。
【0126】かくして、全てのテレビ局について上記処
理が行なわれた場合には、即ち、上記ステップ1404
において、全てのテレビ局について上記処理を行なった
と判断した場合には、受信可能な全てのテレビ局に対し
て各テレビ局の番組一覧表100(図10)が作成され
たことになるので、この番組一覧表作成部24の処理を
終了する。
【0127】次に、文字放送デコード手段に相当する文
字放送デコード部29(図2)の処理内容について説明
する。
【0128】図15はこの文字放送デコード部29の処
理内容を示すフローチャートであって、この処理を実現
するプログラムは、図1における主メモリ3や補助記憶
装置4に格納されており、中央処理装置1によって実行
される。
【0129】各テレビ局のテレビ番組一覧データ(図
9)は、各テレビ局毎に提供される文字放送番組のう
ち、チャンネルテーブル60(図7)の〈テレビ番組一
覧データが提供される文字放送における番組番号〉74
の項目に示される番組番号の文字放送番組で提供され
る。また、各テレビ局の文字放送番組は、そのテレビ局
が提供する1画面分のテレビ映像の最初のフィールドの
第14,15,16及び21番目の水平走査期間と次の
フィールドの第277,278,279及び284番目
の水平走査期間のうちの1つの水平走査期間に重畳され
ており、1つの文字放送番組は、1画面分のテレビ映像
で構成しきれない場合には、複数の画面を用いて構成さ
れる。
【0130】従って、文字放送デコード部29は、図1
5に示すように、まず、番組一覧表作成部24(図2)
で取得した送信周波数を取得し、この送信周波数を受信
装置2(図1)に設定することにより、テレビ局(T)
のテレビ映像の1画面分を受信する(ステップ150
1)。
【0131】次に、この1画面の最初のフィールドの第
14,15,16及び21番目の水平走査期間と次のフ
ィールドの第277,278,279及び284番目の
水平走査期間から文字放送番組を構成する文字信号を抽
出し(ステップ1502)、番組一覧表作成部24で取
得した番組番号のデータ、即ち、テレビ番組一覧データ
(図9)を含む水平走査期間(H)が存在するかどうか
を判断する(ステップ1503)。
【0132】上記ステップ1503における判断の結
果、テレビ番組一覧データ(図9)を含む水平走査期間
(H)が存在しないことが判明した場合には、上記ステ
ップ1501に戻り、以下、テレビ番組一覧データ(図
9)を含む水平走査期間(H)が存在するまで同じ処理
を繰り返す。なお、このとき、ある一定の回数繰り返し
てもテレビ番組一覧データを含む水平走査期間(H)が
存在がしない場合には、NULLを返してこの処理を終
了するようにしてもよい。
【0133】一方、上記ステップ1503での判断の結
果、テレビ番組一覧データ(図9)を含む水平走査期間
(H)が存在することが判明した場合には、この水平走
査期間(H)から得られる文字信号の中から文字符号デ
ータの部分だけを順次抽出して図1における主メモリ3
や補助記憶装置4に格納する(ステップ1504)。
【0134】続いて、上記処理によってテレビ番組一覧
データを全て取得できたかどうかを判断し(ステップ1
505)、まだデータが残っている場合には、ステップ
1501に戻り、テレビ番組一覧データを全て取得でき
るまで上記ステップ1501〜1504の処理を繰り返
す。なお、このとき、ある一定の回数繰り返してもテレ
ビ番組一覧データを全て取得できない場合には、NUL
Lを返してこの処理を終了するようにしてもよい。
【0135】一方、上記ステップ1505における判断
の結果、テレビ番組一覧データ(図9)を全て取得でき
たことが判明した場合には、上記ステップ1504で図
1での主メモリ3や補助記憶装置4に格納された文字符
号データを文字コードに変換してテレビ番組一覧データ
を復元し(ステップ1506)、この文字放送デコード
部29の処理を終了する。
【0136】次に、チャンネル切替手段に相当するチャ
ンネル切替部23(図2)の処理内容について説明す
る。
【0137】図16はこのチャンネル切替部23の処理
内容を示すフローチャートである。この処理を実現する
プログラムは、図1における主メモリ3や補助記憶装置
4に格納されており、中央処理装置1によって実行され
る。
【0138】図16において、このチャンネル切替部2
3は、まず、利用者によって押されたチャンネルボタン
48a〜48g(図3)のボタンIDを取得し(ステッ
プ1601)、ボタン管理テーブル(図8)を基にし
て、押されたチャンネルボタンに割り付けられた周波数
を取得する(ステップ1602)。
【0139】そして、最後に、この取得した周波数を受
信装置2(図1)に受信周波数として設定し(ステップ
1603)、このチャンネル切替部23の処理を終了す
る。このとき、押されたチャンネルボタンを強調表示す
ることにより、現在どのチャンネル番号が選択されてい
るか視覚的に理解することができるようになる。
【0140】次に、一覧表示作成手段に相当する一覧表
示作成部27(図2)の処理内容について説明する。
【0141】図17はこの一覧表示作成部27の処理内
容を示すフローチャートである。この処理を実現するプ
ログラムは、図1における主メモリ3や補助記憶装置4
に格納されており、中央処理装置1によって実行され
る。
【0142】図17において、この一覧表示作成部27
は、まず、図5に示すように、表示画面49に番組一覧
/予約ウィンドウ50を表示し(ステップ1700)、
次いで、番組データ構造体120(図11)を基にし
て、各テレビ番組を放送時間の昇順にソートする(ステ
ップ1701)。
【0143】さらに、この番組データ構造体120を基
にして、図5に示すように、全てのテレビ番組の番組名
及びその内容のアブストラクトを時間及びテレビ局別に
表示するとともに、表示した位置を基にして、番組デー
タ構造体120の〈表示位置〉126,〈横幅〉127
及び〈縦幅〉128のエントリを設定する(ステップ1
702)。また、各テレビ番組における番組名及びその
内容のアブストラクトの表示に際して、予約リスト13
0(図12)を参照し、図6に示すように、予約されて
いるテレビ番組の番組名及びその内容のアブストラクト
を反転表示するなど、強調表示させる。なお、図6で
は、テレビ番組b1,d1,f2及びd3が予約されて
いることを示している。
【0144】続いて、図6に示す表示状態で、利用者か
らの入力を判断し(ステップ1703)、"戻る"ボタン
52が押されたことが判明すると、図3に示すテレビ表
示ウィンドウ40の表示状態に戻り(ステップ170
4)、この一覧表示作成部27の処理を終了する。
【0145】一方、上記ステップ1703において、テ
レビ番組が選択されたと判断された場合には、さらに、
予約リスト130(図12)を参照して、選択されたテ
レビ番組が既に予約されているかどうかを判断する(ス
テップ1705)。このとき、例えば、利用者がマウス
などを用いてテレビ番組が表示されている位置を指定す
ることにより、テレビ番組を選択した場合には、このマ
ウスの位置と番組データ構造体120(図11)におけ
る〈表示位置〉126,〈横幅〉127及び〈縦幅〉1
28の項目のデータを基にして、どのテレビ番組が選択
されたかを判別することができる。
【0146】上記ステップ1705における判断の結
果、選択されたテレビ番組が予約されていないことが判
明した場合には、図6に示す表示画面49でこの選択さ
れたテレビ番組の番組名及びその内容のアブストラクト
を反転表示するなどして、強調表示させ(ステップ17
06)、予約設定部30(図2)を起動して予約の設定
処理を行ない(ステップ1707)、この予約の設定処
理が終了すると、ステップ1703に戻る。なお、この
予約設定部30の処理内容については後述する。
【0147】一方、上記ステップ1705における判断
の結果、選択されたテレビ番組が既に予約されているこ
とが判明した場合には、図6において、選択されたテレ
ビ番組の番組名及びその内容のアブストラクトの反転表
示を解除するなどして、強調表示を解除し(ステップ1
708)、予約解除部31(図2)を起動して予約の解
除処理を行ない(ステップ1709)、この予約の解除
処理が終了すると、ステップ1703に戻る。なお、こ
の予約解除部31の処理内容については後述する。
【0148】図18は予約設定手段に相当する予約設定
部30(図2)の処理内容を示すフローチャートであ
る。この処理を実現するプログラムは、図1における主
メモリ3や補助記憶装置4に格納されており、中央処理
装置1によって実行される。
【0149】図18において、この予約設定部30は、
まず、番組データ構造体120(図11)を基にして、
一覧表示作成部27(図2)において選択されたテレビ
番組の日付,時間,番組名,内容のアブストラクト及び
テレビ局名を取得し(ステップ1801)、さらに、こ
のテレビ局名とチャンネルテーブル60(図7)を基に
して、このテレビ番組を放送するテレビ局の送信周波数
を取得する(ステップ1802)。
【0150】次に、上記ステップ1801,1802で
取得した日付,時間,番組名,内容のアブストラクト及
び周波数を、予約リスト130(図12)における〈日
付〉,〈時間〉,〈番組名〉,〈内容のアブストラク
ト〉及び〈周波数〉に対応する項目のデータセットとし
て追加する(ステップ1803)。
【0151】そして、最後に、この予約リスト130に
含まれるテレビ番組について、日付と時間を夫々第1の
キー、第2のキーとしてソートし(ステップ180
4)、この予約設定部30の処理を終了する。
【0152】図19は予約解除手段に相当する予約解除
部31(図2)の処理内容を示すフローチャートであ
る。この処理を実現するプログラムは、図1における主
メモリ3や補助記憶装置4に格納されており、中央処理
装置1によって実行される。
【0153】図19において、この予約解除部31は、
まず、番組データ構造体120(図11)を基にして、
一覧表示作成部27(図2)において選択されたテレビ
番組の日付,時間,番組名,内容のアブストラクト及び
テレビ局名を取得し(ステップ1901)、さらに、こ
のテレビ局名とチャンネルテーブル60(図7)を基に
して、このテレビ番組を放送するテレビ局の送信周波数
を取得する(ステップ1902)。
【0154】次に、上記ステップ1901,1902で
取得した日付,時間,番組名,内容のアブストラクト及
び周波数を含むデータセットを予約リスト130(図1
2)から削除し(ステップ1903)、この予約解除部
31の処理を終了する。
【0155】次に、映像表示手段に相当する映像表示部
26(図2)の処理内容について説明する。
【0156】図20はこの映像表示部26の処理内容を
示すフローチャートである。この処理を実現するプログ
ラムは、図1における主メモリ3や補助記憶装置4に格
納されており、中央処理装置1によって実行される。
【0157】図20において、この映像表示部26は、
受信装置2(図1)により、これに設定されている受信
周波数と同じ送信周波数のテレビ局のテレビ番組を受信
し(ステップ2001)、受信したこのテレビ番組を、
図3に示すテレビ映像表示ウインドウ41に表示して
(ステップ2002)、その処理を終了する。
【0158】次に、チャンネル表示変更手段に相当する
チャンネル表示変更部22(図2)の処理内容について
説明する。
【0159】図21はこのチャンネル表示変更部22の
処理内容を示すフローチャートである。この処理を実現
するプログラムは、図1における主メモリ3や補助記憶
装置4に格納されており、中央処理装置1によって実行
される。
【0160】図21において、このチャンネル表示変更
部22は、まず、チャンネルテーブル60(図7)を基
にして、1つのテレビ局(T)について、チャンネル番
号とテレビ局名を取得し(ステップ2101)、次に、
番組名抽出部28(図2)を起動して(ステップ210
2)、現在テレビ局(T)で放送されているテレビ番組
の番組名及びその内容のアブストラクトを取得する。な
お、この番組名抽出部28の処理内容については後述す
る。
【0161】続いて、上記ステップ2101でチャンネ
ルテーブル60(図7)から取得したチャンネル番号と
テレビ局名、及び上記ステップ2102で番組抽出部2
8により取得した番組名及び内容のアブストラクトが現
在の表示内容と異なっているか否かを判断し(ステップ
2103)、異なっていると判断した場合には、上記ス
テップ2101でチャンネルテーブル60(図7)から
取得したチャンネル番号とテレビ局名、及び上記ステッ
プ2102で番組抽出部28により取得した番組名及び
内容のアブストラクトを表示する(ステップ210
4)。例えば、図3において、テレビ局名1のテレビ局
で放送しているテレビ番組の番組名が番組名1から番組
名8に変更された場合には、チャンネルボタン48a
(図3)における番組名の表示を番組名1から番組名8
に変更する。
【0162】一方、上記ステップ2103における判断
の結果、上記ステップ2101でチャンネルテーブル6
0(図7)から取得したチャンネル番号とテレビ局名、
及び上記ステップ2102で番組抽出部28により取得
した番組名及び内容のアブストラクトが現在の表示内容
と同じであると判断した場合には、ステップ2104の
処理を行なわない。
【0163】そして、最後に、チャンネルテーブル60
(図7)における全てのテレビ局について上記ステップ
2101〜2104の処理を行なったか否かを判断し
(ステップ2105)、まだ行なっていないテレビ局が
存在する場合には、それら全てのテレビ局に対して上記
ステップ2101〜2104の処理を繰り返すことによ
り、全てのチャンネルボタン48a〜48g(図3)の
表示を更新する。
【0164】一方、上記ステップ2105における判断
の結果、チャンネルテーブル60(図7)における全て
のテレビ局について上記ステップ2101〜2104の
処理を行なったことが判明した場合には、全てのチャン
ネルボタン48a〜48g(図3)の表示が更新された
ことになるので、このチャンネル表示変更部22の処理
を終了する。
【0165】図22は番組名抽出手段に相当する番組名
抽出部28(図2)の処理内容を示すフローチャートで
ある。この処理を実現するプログラムは、図1における
主メモリ3や補助記憶装置4に格納されており、中央処
理装置1により実行される。
【0166】図22において、この番組名抽出部28
は、リアルタイムクロック8a(図1)から現在時刻を
取得する(ステップ2201)。そして、制御手段21
(図2)で設定されたチャンネルボタン48a〜48g
(図3)に番組名を表示するためのフラグC及び内容の
アブストラクトを表示するためのフラグKにより、チャ
ンネルボタン48a〜48g(図3)における番組名及
び内容のアブストラクトの表示要求の状態を判断する
(ステップ2202)。
【0167】上記ステップ2202における判断の結
果、C=0かつK=0のとき、即ち、チャンネルボタン
48a〜48g(図3)に番組名も内容のアブストラク
トも表示しないように設定されている場合には、何も行
なわずに、この番組名抽出部28の処理を終了する。
【0168】上記ステップ2202における判断の結
果、C=0かつK=1のとき、即ち、チャンネルボタン
48a〜48g(図3)に内容のアブストラクトのみを
表示するように設定されている場合には、テレビ局
(T)の番組一覧表100(図10)から現在放送され
ているテレビ番組の内容のアブストラクトのみを取得し
(ステップ2203)、この番組名抽出部28の処理を
終了する。
【0169】上記ステップ2202における判断の結
果、C=1かつK=0のとき、即ち、チャンネルボタン
48a〜48g(図3)に番組名のみを表示するように
設定されていた場合には、テレビ局(T)の番組一覧表
100(図10)から現在放送されている番組名のみを
取得し(ステップ2204)、この番組名抽出部28の
処理を終了する。
【0170】上記ステップ2202における判断の結
果、C=1かつK=1のとき、即ち、チャンネルボタン
48a〜48g(図3)に番組名と内容のアブストラク
トの両方を表示するように設定されていた場合には、テ
レビ局(T)の番組一覧表100(図10)から現在放
送されている番組名と内容のアブストラクトの両方を取
得し(ステップ2205)、この番組名抽出部28の処
理を終了する。
【0171】なお、テレビ局(T)で現在放送されてい
るテレビ番組の番組名あるいはその内容のアブストラク
トを取得するには、テレビ局(T)の番組一覧表100
(図10)における〈時間〉の項目108の時間とリア
ルタイムクロック8a(図1)から取得した現在時刻と
を基に、テレビ局(T)の番組一覧表100(図10)
における現在放送されているテレビ番組のデータセット
を取得し、その中から番組名あるいは内容のアブストラ
クトに対する項目を取得することにより、取得できる。
【0172】最後に、予約実行手段に相当する予約実行
部25(図2)の処理内容について説明する。
【0173】図23はこの予約実行部25の処理内容を
示すフローチャートである。この処理を実現するプログ
ラムは、図1における主メモリ3や補助記憶装置4に格
納されており、中央処理装置1によって実行される。
【0174】図23において、この予約実行部25は、
予約リスト130(図12)を参照して、予約されてい
るテレビ番組に対応するデータセットが存在するか、即
ち、予約されているテレビ番組があるか否かを判別する
(ステップ2301)。
【0175】上記ステップ2301における判断の結
果、予約されているテレビ番組があることが判明した場
合には、まず、リアルタイムクロック8a(図1)から
現在時刻(T)を取得する(ステップ2302)。
【0176】次に、予約リスト130(図12)での
〈時間〉の項目136のうちで最も小さいデータセット
(D)、即ち、予約リスト130(図12)の中から時
間が最も若いテレビ番組を取得する(ステップ230
3)。なお、予約設定部30(図2)での処理で予約リ
スト130(図12)に予約されている各テレビ番組の
データセットは、既に日付と時間をキーとしてソートさ
れているので、〈時間〉の項目136のうちの最も小さ
いデータセット(D)を取得する場合には、予約リスト
130(図12)の中の第1番目に格納されているデー
タセットを取得すればよい。
【0177】続いて、上記ステップ2303で取得した
データセット(D)の中から〈時間〉の項目136、即
ち、予約されたテレビ番組が放送される時間(t)を取
得し(ステップ2304)、この時間(t)とリアルタ
イムクロック8a(図1)からの現在時刻(T)とを比
較することにより、予約されたテレビ番組が放送される
時間になったか否かを判断する(ステップ2305)。
【0178】上記ステップ2305における判断の結
果、t≧T、即ち、予約されたテレビ番組が放送される
時間になったと判断された場合には、上記ステップ23
03で取得したデータセット(D)の中から〈周波数〉
の項目、即ち、予約されたテレビ番組を放送するテレビ
局の送信周波数(S)を取得(ステップ2306)し、
この送信周波数(S)を受信装置2(図1)に受信周波
数として設定する(ステップ2307)。
【0179】そして、さらに、上記ステップ2303で
取得したデータセット(D)を予約リスト130(図1
2)から削除して、予約リスト130(図12)を更新
する(ステップ2308)。
【0180】続いて、このテレビ受信機のスイッチがO
Nになっているか否かを判断し(ステップ2309)、
スイッチがONになっていないと判断した場合には、こ
のスイッチをONし(ステップ2310)、この予約実
行部25の処理を終了する。一方、上記ステップ230
9における判断の結果、このテレビ受信機のスイッチが
既にONになっていると判断された場合には、ステップ
2310の処理を行なわずに、そのままこの予約実行部
25の処理を終了する。
【0181】また、上記ステップ2301における判断
の結果、予約されているテレビ番組がないと判断した場
合や、上記ステップ2305における判断の結果、t<
T、即ち、予約されたテレビ番組が放送される時間にな
っていないことが判明された場合には、何も行なわず、
この予約実行部25の処理を終了する。
【0182】以上、第1の実施形態について説明した
が、この第1の実施形態において、その一部の変更も可
能である。
【0183】例えば、上記説明では、図13に示したよ
うに、図2における制御手段21が映像表示部26,チ
ャンネル表示変更部22及び予約実行部25を起動して
いたが、これらをタイマ8bにより起動するようにして
もよい、この場合には、例えば、図13において、ステ
ップ1315〜1317の代わりに、ステップ1314
の直後で、タイマ8bにより、ある一定時間間隔毎に上
記映像表示部26,チャンネル表示変更部22及び予約
実行部25を起動させるように設定するとともに、ステ
ップ1304における入力判別の結果、終了ボタン46
c(図3)が押されたと判断した場合やスイッチOFF
ボタン46bが押されたと判断した場合には、タイマ8
bをOFFにし、これらの処理部を起動しないように設
定する処理を加えればよい。
【0184】以上説明してきたように、この第1の実施
形態では、このテレビ受信機の設置地域での各テレビ局
が現在放送しているテレビ番組のリストを作成し、これ
らをチャンネルボタン48a〜48g(図3)上に配置
・表示することができる。また、図5に示したように全
テレビ局のテレビ番組一覧を表示し、この全テレビ局の
テレビ番組一覧の中から所望のテレビ番組を指定するこ
とにより、選択的にテレビ番組の予約を行なうことがで
きる。これにより、利用者は、新聞や雑誌などのテレビ
番組一覧がなくても、番組名やその内容のアブストラク
トを確認して選択できるとともに、その予約も簡単に行
なうことができ、操作性が著しく大幅に向上する。
【0185】ところで、上述の第1の実施形態では、1
つの受信装置でテレビ番組と文字放送番組の両方を受信
するものであったが、これら番組を別々の受信装置で受
信するようにすることもできる。
【0186】図24はこれを可能とした本発明によるテ
レビ受信機の第2の実施形態のハードウェア構成を示す
ブロック図であって、2aはテレビ番組の受信装置、2
bは文字放送用受信装置であり、図1に対応する部分に
は同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0187】同図において、この第2の実施形態は、図
1で受信装置2の代わりに、テレビ番組専用の受信装置
2aと文字放送用受信装置2bとを設けたものであり、
これ以外の部分は図1に示した第1の実施形態と同様で
ある。そこで、この第2の実施形態の機能ブロックも、
図2に示したものと同様であるが、図2での文字放送デ
コード部29の受信処理をこの文字放送用受信装置2b
で行なうようにし、かつ図2における制御手段21の処
理が、図13に示したものとは若干異なり、図25に示
すようになる。なお、図25においては、図13におけ
る処理ステップと同様の処理ステップには、同一の符号
を付けている。
【0188】即ち、図25において、利用者からスイッ
チONボタン46a(図3)が押されたとき(ステップ
1302)、例えば、受信装置2aの初期化(ステップ
1314)に続いて、タイマ8b(図24)により、あ
る一定時間(M秒)間隔毎に番組一覧作成部24(図
2)を起動するように設定する処理(ステップ250
1)を設け、また、制御手段21(図2)の処理終了直
前にタイマ8bをOFFにし、この番組一覧表作成部2
4を起動しないように設定する処理(ステップ250
2)を加えればよい。
【0189】この第2の実施形態によると、テレビ番組
の受信装置2aとは別に文字放送用受信装置2bを設け
ているため、各テレビ局からの文字放送番組を任意の時
刻に受信することができ、上記ステップ2501を設け
ることにより、スイッチONボタン46a(図3)が押
されたときには、つまり、図3において、テレビ番組表
示ウインドウ41に受信テレビ番組が表示されていると
きには、上記M秒毎に、図14に示した番組一覧表作成
部24(図2)の処理、即ち、図24での文字放送用受
信装置2bでこのテレビ受信機の設置地域で受信可能な
全てのテレビ局のテレビ番組一覧データ(図9)を受信
して各テレビ局の番組一覧表100(図10)を作成す
る処理が行なわれる。従って、或るテレビ局で特別番組
などの介入などによってテレビ番組のプログラムに変更
があった場合でも、この番組プログラム変更後の各テレ
ビ局の番組一覧表100(図10)が直ちに得られるこ
とになり、各テレビ局が変更したプログラムを放送した
時点で、この変更にリアルタイムに対応することが可能
となる。
【0190】なお、この第2の実施形態では、図25に
示すように、図2における制御手段21が映像表示部2
6,チャンネル表示変更部22及び予約実行部25を起
動するものであるが、タイマ8b(図24)によりこれ
らを起動するようにしてもよい、この場合には、例え
ば、図25において、ステップ1315〜1317の代
わりに、ステップ1314,2501間に、タイマ8b
によってある一定時間間隔毎に上記映像表示部26,チ
ャンネル表示変更部22及び予約実行部25を起動する
ようにした処理ステップを設けるとともに、ステップ1
304における入力判別の結果、終了ボタン46c(図
3)が押されたことが判明した場合及びスイッチOFF
ボタン46b(図3)が押されたことが判明した場合、
タイマ8bをOFFにして上記映像表示部26,チャン
ネル表示変更部22及び予約実行部25を起動しないよ
うに設定する処理ステップを加えればよい。
【0191】図26は本発明によるテレビ受信機の第3
の実施形態のマイクロコンピュータを用いたハードウェ
ア構成を示す図であって、2601は位置検出装置であ
り、図1に対応する部分には同一符号をつけて重複する
説明を省略する。
【0192】以上説明した実施形態は、テレビ受信機の
設置位置が変わらない(即ち、テレビ受信機が移動しな
い)場合に適したものの例であるが、この第3の実施形
態では、テレビ受信機の設置位置が変わる(即ち、テレ
ビ受信機が移動する)場合に適したものの例である。
【0193】同図において、位置検出装置2601は、
それ自体既に知られているGPS(グローバル・ポジシ
ョニング・システム)などを用いて構成され、人工衛星
数基から電波を受け取り、少なくともこの位置検出装置
2601(従って、このテレビ受信機)が置かれている
現在位置の経度及び緯度を測定し、その位置データを中
央処理装置1に供給する。なお、地名などを入力装置5
からユーザが入力することもできるようにしてもよい。
【0194】また、主メモリ3には、中央処理装置1の
動作手順を規定するプログラムの他に、予め、複数の地
域毎の図7に示したような受信可能なテレビ局の〈テレ
ビ局名〉と〈チャンネル番号〉と〈周波数〉及び〈テレ
ビ番組一覧データが提供される文字放送における番組番
号〉を含むチャンネルテーブル60と、位置検出装置2
601から得られるテレビ受信機の現在位置の経度及び
緯度の情報と地域との対応を示す地域テーブルを記憶さ
せてある。
【0195】図27はこの第3の実施形態の機能ブロッ
クを示す図であって、2701はチャンネルスキャン
部、2702は設置地域検出部であり、図2に対応する
部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0196】同図において、この第3の実施形態は、図
2に示した機能ブロック構成に、設置地域検出手段に相
当し、このテレビ受信機の設置地域を検出する設置地域
検出部2702と、チャンネルスキャン手段に相当し、
このテレビ受信機の設置地域が移ったときに、チャンネ
ルボタン48a〜48g(図3)の初期化や各テレビ局
の番組一覧表を作成するチャンネルスキャン部2701
を加えたものになる。なお、これら設置地域検出部27
02とチャンネルスキャン部2701の処理内容につい
ては、後に詳述する。
【0197】さらに、この第3の実施形態にかかるプロ
グラムで使用するデータ構造としては、第1の実施形態
で使用したデータ構造に加えて、地域テーブルが設けら
れている。
【0198】図28はこの地域テーブル2800の内容
を示す図である。
【0199】同図において、地域テーブル2800は、
位置検出装置2601(図26)から得られるこのテレ
ビ受信機が置かれている現在位置の経度,緯度と地域と
の対応を示すものであり、このテレビ受信機の設置地域
に対応したチャンネルテーブルを選定するために用いら
れる。地域テーブル2800は、図26における主メモ
リ3や補助記憶装置4に予め格納されている。
【0200】地域テーブル2800は、〈地域〉280
4,〈緯度の最小〉2805,〈緯度の最大〉280
6,〈経度の最小〉2807及び〈経度の最大〉280
8の各項目を有する。
【0201】ここで、この「地域」とは、例えば、全国
など広い範囲を区分した1つ1つの領域をいい、そこで
は、少なくとも1つのテレビ局が受信可能となってい
る。なお、或る地域で受信可能なテレビ局が他の地域で
も受信可能であってもよい。
【0202】この地域テーブル2800は、このテレビ
受信機が設定可能な全ての地域を規定する上記各項目に
対応したデータセットの集まりによって構成される。な
お、これらの地域は、そこにこのテレビ受信機が設置さ
れれば、このテレビ受信機の設置地域となる。
【0203】地域テーブル2800において、〈地域〉
の項目2804には、地域の名称(地域名)を設定す
る。〈緯度の最小〉の項目2805には、各地域の範囲
を示す緯度の最小値を設定する。〈緯度の最大〉の項目
2806には、各地域の範囲を示す緯度の最大値を設定
する。〈経度の最小〉の項目2807には、各地域の範
囲を示す経度の最小値を設定する。〈経度の最大〉の項
目2808には、各地域の範囲を示す経度の最大値を設
定する。
【0204】図29はこの第3の実施形態で用いるチャ
ンネルテーブル2900を示す図である。
【0205】同図において、このチャンネルテーブル2
900は、上記第1の実施形態で用いるチャンネルテー
ブル60(図7)に、〈地域〉の項目2911の項目を
加えたものであり、この項目にチャンネルテーブル29
00が対応可能な地域を設定する。なお、図29はチャ
ンネルテーブル2900での地域1の部分を示してい
る。
【0206】地域テーブル2800(図28)により、
位置検出装置2601(図26)によって得られるこの
テレビ受信機が設置されている位置の緯度と経度から地
域(即ち、このテレビ受信機の設置地域)を検出し、さ
らに、この検出した地域を基にして、チャンネルテーブ
ル2900(図29)を選定できる。
【0207】図30は図27における制御手段21の処
理内容を示すフローチャートであり、この処理は、図1
3に示した第1の実施形態での制御手段21の処理中、
上記の設置地域検出部2702とチャンネルスキャン部
2701の追加に伴って、ステップ3001,300
2,3003を追加したものである。
【0208】即ち、図30において、ステップ1302
でスイッチONボタン46a(図3)が押されたと判断
した場合、まず、設置地域検出手段に相当する設置地域
検出部2702(図27)を起動して、このテレビ受信
機が設置されている地域(即ち、このテレビ受像機の設
置地域)を検出し(ステップ3001)、検出されたこ
の設置地域に対応するチャンネルテーブル2900(図
29)を選定する(ステップ3002)処理を加える。
なお、この設置地域検出部2702の処理内容について
は後述する。また、チャンネルテーブル2900を選定
するには、前述したように、検出された設置地域をキー
として、チャンネルテーブル2900の〈地域〉の項目
2911を検索することによって行なうことができる。
【0209】次に、例えば、予約実行部30(図27)
を起動する処理(ステップ1317)が終了すると、チ
ャンネルスキャン部2701(図27)を起動して、チ
ャンネルボタン48a〜48g(図3)を初期化し、ま
た、受信装置2(図26)を初期化する処理(ステップ
3003)を加える。なお、このチャンネルスキャン部
2701の処理内容については、後述する。
【0210】図31は設置地域検出手段に相当する図2
7での設置地域検出部2702の処理内容を示すフロー
チャートである。この処理を実現するプログラムは、図
26における主メモリ3や補助記憶装置4に格納されて
おり、中央処理装置1によって実行される。
【0211】図31において、この設置地域検出部27
02は、まず、位置検出装置2601(図26)によ
り、このテレビ受信機が置かれている現在位置の経度及
び緯度を検出する(ステップ3101)。次に、この検
出された緯度と経度を地域テーブル2800(図28)
における各地域の〈緯度の最小〉2805,〈緯度の最
大〉2806,〈経度の最小〉2807及び〈経度の最
大〉2808の項目のデータと比較することにより、こ
のテレビ受信機が設置されている地域を検出し(ステッ
プ3102)、この処理を終了する。
【0212】図32はチャンネルスキャンに相当する図
27でのチャンネルスキャン部2701の処理内容を示
すフローチャートである。この処理を実現するプログラ
ムは、図26における主メモリ3や補助記憶装置4に格
納されており、中央処理装置1によって実行される。
【0213】図32において、このチャンネルスキャン
部2701は、まず、前述したように、設置地域検出部
2702を起動して、このテレビ受信機の設置地域を検
出する(ステップ3201)。
【0214】次に、このテレビ受信機がこれまで設置さ
れていた地域と上記ステップ3201で検出した地域と
を比較することにより、このテレビ受信機が次の設置地
域に移ったか否かを判断する(ステップ3202)。
【0215】上記ステップ3202における判断の結
果、このテレビ受信機の設置地域が変わっていない(即
ち、このテレビ受信機が次の設置地域に移動していな
い)ことが判明した場合には、何の処理も行なわず、こ
のチャンネルスキャン部2701の処理を終了する。
【0216】一方、上記ステップ3202における判断
の結果、このテレビ受信機が次の設置地域が移ったこと
が判明した場合には、上記ステップ3201で検出され
た地域に対応するチャンネルテーブル2900(図2
9)を選定する(ステップ3203)。なお、このチャ
ンネルテーブル2900を選定するには、前述したよう
に、検出された地域をキーとして、チャンネルテーブル
2900の〈地域〉の項目2911を検索することによ
って行なうことができる。
【0217】次に、番組一覧表作成部24(図27)を
起動し(ステップ3204)、移った新たな設置地域で
受信可能な各テレビ局に対して、図10で説明した各テ
レビ局の番組一覧表100を作成する。
【0218】続いて、上記ステップ3203で選定した
チャンネルテーブル2900(図29)を基にして、各
テレビ局の周波数をチャンネルボタン48a〜48g
(図3)に割り付け、これらチャンネルスイッチ48a
〜48gのボタンIDと夫々に割り付けられた周波数と
を基に、図8で示したようなボタン管理テーブル80を
作成することにより、チャンネルボタン48a〜48g
(図3)を初期化し(ステップ3205)、この設置地
域で予め定められた周波数を受信装置2(図26)に設
定することにより、この受信装置2を初期化する(ステ
ップ3206)。
【0219】ここで各地域毎に、その受信可能な1つの
特定のテレビ局を決めておき、チャンネルテーブル29
00(図29)からそのときの設定地域でのこの特定の
テレビ局の送信周波数を検出し、これを受信機2に予め
設定する上記の周波数とすることにより、このテレビ受
信機の設置地域が変わっても、この新たな設置地域で受
信可能なテレビ局のテレビ番組を自動的に受信するよう
にできる。また、チャンネルボタン48a〜48g(図
3)のうちのこの周波数が割り付けられたチャンネルボ
タンを強調表示することにより、現在どのチャンネルが
選択されているか視覚的に理解することができるように
なる。
【0220】以上説明してきたように、この第3の実施
形態では、このテレビ受信機の設置地域が変わった場合
でも、自動的にこの新たな設置地域内の受信可能なテレ
ビ局から現在放送されているテレビ番組のリストを作成
し、これらをチャンネルボタン48a〜48g上に配置
・表示することができる。また、この設置地域の図5に
示すような受信可能な全テレビ局のテレビ番組一覧を表
示できるとともに、この番組一覧の中から所望のテレビ
番組を指定することにより、選択的に所望テレビ番組の
予約を行なうことができる。
【0221】これにより、利用者は、テレビ受信機の設
置位置が変わった場合でも、面倒な受信周波数の設定操
作などを行なう必要がなくなり、特に、移動を想定した
携帯型テレビ受信機において、新聞や雑誌などのテレビ
番組一覧がなくても、テレビ番組の番組名やその内容の
アブストラクトを確認して選択できるとともに、予約も
簡単に行なえて操作性が著しく向上する。
【0222】なお、この第3の実施形態では、図30で
説明したように、制御手段21(図27)が映像表示部
26,チャンネルスキャン部2701,チャンネル表示
変更部22及び予約実行部25を起動するものであった
が、タイマ8b(図26)によりこれらを起動するよう
にしてもよい、この場合には、図30において、例え
ば、ステップ1315,ステップ1316,ステップ1
317及びステップ3003の代わりに、ステップ13
14の処理終了後、タイマ8b(図26)により、ある
一定時間間隔毎に上記の映像表示部26,チャンネルス
キャン部2701,チャンネル表示変更部22及び予約
実行部25を起動するように設定するとともに、ステッ
プ1304における入力判別の結果、終了ボタン46c
(図3)が押されたことが判明した場合及びスイッチO
FFボタン46b(図3)が押されたことが判明した場
合、タイマ8bをOFFにし、これらの処理部を起動し
ないように設定する処理を加えればよい。
【0223】上述の第3の実施形態では、1つの受信装
置でテレビ番組と文字放送番組の両方を受信するもので
あったが、これら番組を別々の受信装置で受信するよう
にすることもできる。
【0224】図33はこれを可能とした本発明によるテ
レビ受信機の第4の実施形態のハードウェア構成を示す
図であって、前出図面に対応する部分には同一符号をつ
けている。
【0225】同図において、この第4の実施形態は、図
26において、受信装置2の代わりに、図24に示した
第2の実施形態のように、テレビ番組を受信する受信装
置2aと文字放送番組を受信する文字放送用受信装置2
bとを設けたものである。これにより、文字放送番組が
任意に受信することができる。
【0226】この第4の実施形態での機能ブロックも、
図27に示した第3の実施形態の機能ブロックと基本的
には同様であり、図27での文字放送デコード部29の
受信処理をこの文字放送用受信装置2bで行なうように
したものであるが、文字放送用受信装置2bで文字放送
番組を任意に受信できるようにするために、その制御手
段21(図27)の処理を、図30に示す第3の実施形
態での制御手段21の処理とは若干異なり、図34に示
すようになっている。
【0227】即ち、図34において、制御手段21に、
図30に対し、利用者からスイッチONボタン46a
(図3)が押されたときには(ステップ1302)、例
えば、受信装置2(図33)の初期化の処理(ステップ
1314)が終了すると、タイマ8b(図33)によ
り、ある一定時間(M秒)の間隔毎に番組一覧作成部2
4(図27)を起動するように設定する処理(ステップ
3401)を加え、また、この制御手段21(図27)
の処理終了直前にタイマ8bをOFFにし、番組一覧表
作成部24(図27)を起動させないように設定する処
理(ステップ3402)を加えればよい。
【0228】これにより、この第4の実施形態の移動を
想定した携帯型テレビ受像機においても、図24に示し
た実施形態と同様に、特別番組などの介入などによって
テレビ番組のプログラムに変更があっても、各テレビ局
が変更したプログラムを放送した時点で、この変更にリ
アルタイムに対応することが可能となる。
【0229】なお、この第4の実施形態では、図34に
示すように、制御手段21(図27)が映像表示部2
6,チャンネルスキャン部2701,チャンネル表示変
更部22及び予約実行部25を起動するものであるが、
タイマ8b(図33)によりこれらを起動するようにし
てもよい、この場合には、例えば、図34において、ス
テップ1315,ステップ1316,ステップ1317
及びステップ3003の代わりに、ステップ1314の
処理終了後、タイマ8b(図26)により、ある一定時
間間隔毎に上記の映像表示部26,チャンネルスキャン
部2701,チャンネル表示変更部22及び予約実行部
25を起動するように設定するとともに、ステップ13
04における入力判別の結果、終了ボタン46c(図
3)が押されたことが判明した場合及びスイッチOFF
ボタン46b(図3)が押されたことが判明した場合、
タイマ8bをOFFにし、これらの処理部を起動しない
ように設定する処理を加えればよい。
【0230】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信可能な全てのテレビ局に対して、各テレビ局が現在
放送しているテレビ番組の番組名及びその内容について
の詳細な情報(内容のアブストラクト)をチャンネルボ
タン上に表示することができるし、新聞や雑誌で提供さ
れているような受信可能な全てのテレビ局についてのテ
レビ番組一覧を表示し、さらに、この番組一覧の中から
所望とするテレビ番組を指定することにより、選択的に
テレビ番組の予約を行なうことができるから、利用者
は、新聞や雑誌などのテレビ番組一覧がなくても、テレ
ビ番組の番組名やその内容のアブストラクトを確認して
テレビ番組を選択できるとともに、その予約も簡単に行
なうことができ、操作性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビ受信機の第1の実施形態で
のハードウェア構成を示す図である。
【図2】図1に示す第1の実施形態の機能ブロックを示
す図である。
【図3】図1における表示装置での受信したテレビ番組
を表示したときの表示画面を示す図である。
【図4】図3における操作ボタン表示ウインドウでのチ
ャンネルボタン上の他の表示例を示す図である。
【図5】図1における表示装置の表示画面に表示される
受信可能な全テレビ局の番組一覧を示す図である。
【図6】図5に示した受信可能な全テレビ局の番組一覧
での予約されたテレビ番組の予約方法の一具体例を示す
図である。
【図7】図1における主メモリに予め記憶されているチ
ャンネルテーブルのデータ構成の一具体例を示す図であ
る。
【図8】図7に示したチャンネルテーブルでの周波数を
チャンネルボタンに割り付けたときのこれら周波数とチ
ャンネルボタンとの対応関係を表わすボタン管理テーブ
ルのデータ構成の一具体例を示す図である。
【図9】テレビ局が送信する文字放送番組でのテレビ番
組一覧データの構造の一具体例を示す図である。
【図10】図9に示したテレビ番組一覧データをもとに
作成される各テレビ局の番組一覧表のデータ構成の一具
体例を示す図である。
【図11】図10に示した各テレビ局の番組一覧表から
作成される番組データ構造体のデータ構成の一具体例を
示す図である。
【図12】図1に示した第1の実施形態での予約リスト
のデータ構成の一具体例を示す図である。
【図13】図2における制御手段の処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図14】図2における番組一覧表作成部の処理内容を
示すフローチャートである。
【図15】図2における文字放送デコード部の処理内容
を示すフローチャートである。
【図16】図2におけるチャンネル切替部の処理内容を
示すフローチャートである。
【図17】図2における一覧表示作成部の処理内容を示
すフローチャートである。
【図18】図2における予約設定部の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図19】図2における予約解除部の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図20】図2における映像表示部の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図21】図2におけるチャンネル表示変更部の処理内
容を示すフローチャートである。
【図22】図2における番組抽出部の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図23】図2における予約実行部の処理内容を示すフ
ローチャートである。
【図24】本発明によるテレビ受信機の第2の実施形態
でのハードウェア構成を示す図である。
【図25】図24に示した第2の実施形態での図2にお
ける制御手段の処理内容を示すフローチャートである。
【図26】本発明によるテレビ受信機の第3の実施形態
でのハードウェア構成を示す図である。
【図27】図26に示す第3の実施形態の機能ブロック
を示す図である。
【図28】図26に示す第3の実施形態での地域テーブ
ルのデータ構成を示す図である。
【図29】図26に示す第3の実施形態でのチャンネル
テーブルのデータ構成を示す図である。
【図30】図27での制御手段の処理内容を示すフロー
チャートである。
【図31】図27での設置地域検出部の処理内容を示す
フローチャートである。
【図32】図27でのチャンネルスキャン部の処理内容
を示すフローチャートである。
【図33】本発明によるテレビ受信機の第4の実施形態
でのハードウェア構成を示す図である。
【図34】図33に示した第4の実施形態での制御手段
の処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 受信装置 2a テレビ番組用受信装置 2b 文字放送信号用受信装置 3 主メモリ 4 補助記憶装置 5 入力装置 6 表示装置 7 バス 8a リアルタイムクロック 8b タイマ 21 制御手段 22 チャンネル表示変更部 23 チャンネル切替部 24 番組一覧表作成部 25 予約実行部 26 映像表示部 27 一覧表示作成部 28 番組名抽出部 29 文字放送デコード部 30 予約設定部 31 予約解除部 40 テレビ表示ウィンドウ 41 テレビ映像表示ウィンドウ 42 操作ボタン表示ウィンドウ 43 番組名表示ボタン 44 内容アブストラクト表示ボタン 45 チャンネル表示状態インジケータ 46a スイッチONボタン 46b スイッチOFFボタン 46c 終了ボタン 47 番組一覧/予約ボタン 48a〜48g チャンネルボタン 49 表示画面 50 番組一覧/予約ウィンドウ 51 テレビ番組一覧表示ウィンドウ 52 "戻る"ボタン 60 チャンネルテーブル 80 ボタン管理テーブル 100 各テレビ局の番組一覧表 120 番組データ構造体 130 予約リスト 2601 位置検出装置 2701 チャンネルスキャン部 2702 設置地域検出部 2800 地域テーブル 2900 チャンネルテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/035 (72)発明者 廣井 和重 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 岡山 祐孝 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 小檜山 智久 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 阿川 隆一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 古川 泰宏 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立マイクロソフトウェアシステム ズ内

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上のテレビ局から放送されるテレビ
    番組と、放送予定のテレビ番組の放送日時や番組名,そ
    の内容についての詳細な情報などからなるテレビ番組一
    覧データを含み該テレビ局毎に番組番号が決まった文字
    放送番組とを受信するテレビ受信機において、 受信可能なテレビ局の局名とチャンネル番号と送信周波
    数と該文字放送番組の該番組番号の情報を含むチャンネ
    ルテーブルと、該チャンネルテーブルの送信周波数とチ
    ャンネルボタンとを対応づけるボタン管理テーブルとを
    記憶した記憶手段と、 チャンネルボタンの操作にともなって、該ボタン管理テ
    ーブルをもとに指定される送信周波数のテレビ局の該テ
    レビ番組及び受信可能な全テレビ局の該文字放送番組と
    を受信する受信手段と、 該受信手段で受信された該テレビ番組を表示画面に表示
    する表示手段と、 該受信手段で受信された各テレビ局の該文字放送番組の
    テレビ番組一覧データをデコードする文字放送デコード
    手段と、 該テレビ番組一覧データと現在時刻とから、現在各テレ
    ビ局で放送されているテレビ番組の番組名とその内容に
    ついての詳細な情報とを抽出する番組名抽出手段と該各
    チャンネルボタン上に、該ボタン管理テーブルで対応づ
    けられたテレビ局での該番組名抽出手段で抽出された現
    在放送されているテレビ番組の番組名とその内容につい
    ての詳細な情報とのいずれか一方、あるいは両方を表示
    させる手段とを有することを特徴とするテレビ受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 少なくともチャンネルの指定やスイッチのON/OFF
    を行なうための入力手段と、 該入力手段によって指定されたチャンネルに対応する送
    信周波数を前記受信手段に設定するチャンネル切替手段
    とを有することを特徴とするテレビ受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 放送されているテレビ番組が変わったとき、前記チャン
    ネルボタン上の前記表示を変更するチャンネル表示変更
    手段を備え、 前記チャンネルボタン上で、放送されているテレビ番組
    に対応した表示を行なうことを特徴とするテレビ受信
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3において、 前記文字放送デコード手段でデコードされた前記各テレ
    ビ局のテレビ番組一覧データを基に、各テレビ局の放送
    予定のテレビ番組の番組一覧表を作成する番組一覧表作
    成手段を備え、 作成した番組一覧表と現在時刻とを基に、前記番組名抽
    出手段により、現在各テレビ局で放送されているテレビ
    番組の番組名及びその内容についての詳細な情報を抽出
    することを特徴とするテレビ受信機。
  5. 【請求項5】 請求項1,2または3において、 前記各テレビ局のテレビ番組一覧データを基に、受信可
    能な全テレビ局のテレビ番組の予定表である番組一覧を
    表示するための一覧表示作成手段を備え、 受信可能な全テレビ局のテレビ番組の予定表を表示画面
    上に表示することを特徴とするテレビ受信機。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 前記各テレビ局の番組一覧表を基に、受信可能な全テレ
    ビ局のテレビ番組の予定表である番組一覧を表示するた
    めの一覧表示作成手段を備え、 受信可能な全テレビ局のテレビ番組の予定表を表示画面
    上に表示することを特徴とするテレビ受信機。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 前記全テレビ局の番組一覧をもとに指定されたテレビ番
    組を予約し、予約リストを作成する予約設定手段と、 該予約リストに基づいて予約されたテレビ番組の放送時
    間になると、自動的にその予約されたテレビ番組を受信
    して表示画面に表示させる予約実行手段とを備え、前記
    全テレビ局の番組一覧の中から所望のテレビ番組を指定
    することにより、選択的にテレビ番組の予約を行なうこ
    とができるように構成したことを特徴とするテレビ受信
    機。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 予約されたテレビ番組の予約を解除し、前記予約リスト
    から予約解除する該テレビ番組を削除する予約解除手段
    を備え、 前記全テレビ局の番組一覧の中からテレビ番組を任意に
    指定することにより、選択的にテレビ番組の予約を取り
    消すことができるように構成したことを特徴とするテレ
    ビ受信機。
  9. 【請求項9】 1以上のテレビ局から放送されるテレビ
    番組と、放送予定のテレビ番組の放送日時や番組名,そ
    の内容についての詳細な情報などからなるテレビ番組一
    覧データを含み該テレビ局毎に番組番号が決まった文字
    放送番組とを受信するテレビ受信機において、 複数の地域毎の受信可能なテレビ局の局名とチャンネル
    番号と送信周波数と該文字放送番組の該番組番号の情報
    を含むチャンネルテーブルと、該チャンネルテーブルの
    送信周波数とチャンネルボタンとを対応づけるボタン管
    理テーブルとを記憶した記憶手段と、 チャンネルボタンの操作にともなって、該ボタン管理テ
    ーブルをもとに指定される送信周波数のテレビ局の該テ
    レビ番組及び受信可能な全テレビ局の該文字放送番組と
    を受信する受信手段と、 該受信手段で受信された該テレビ番組を表示画面に表示
    する表示手段と、 該受信手段で受信された各テレビ局の該文字放送番組の
    テレビ番組一覧データをデコードする文字放送デコード
    手段と、 該テレビ番組一覧データと現在時刻とから、現在各テレ
    ビ局で放送されているテレビ番組の番組名とその内容に
    ついての詳細な情報とを抽出する番組名抽出手段と、 現在の設置位置を検出する位置検出手段と、 該位置検出手段で検出された該現在の設置位置を含む設
    置地域を検出する設置地域検出手段と、 該設置地域検出手段で検出された設置地域に対するチャ
    ンネルテーブルを該記憶手段から設定し、それに従って
    チャンネルボタンの初期化及び各テレビ局のテレビ番組
    一覧データを取得し直すチャンネルスキャン手段とを備
    え、該現在の設置位置が変わった場合でも、自動的に該
    設置地域検出手段で検出される設置地域での受信可能な
    該テレビ局の送信周波数の夫々を該チャンネルボタンの
    夫々に割り当て、該チャンネルボタン上に、割り当てら
    れた送信周波数の該テレビ局が現在放送しているテレビ
    番組の番組名とその内容についての詳細な情報のいずれ
    か一方あるいは両方を表示することを特徴とするテレビ
    受信機。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 少なくともチャンネルの指定やスイッチのON/OFF
    を行なうための入力手段と、 該入力手段によって指定されたチャンネルに対応する送
    信周波数を前記受信装置に設定するチャンネル切替手段
    とを有することを特徴とするテレビ受信機。
  11. 【請求項11】 請求項9または10において、 放送されているテレビ番組が変わったときに、前記チャ
    ンネルボタン上の前記表示を変更するチャンネル表示変
    更手段を備え、 前記チャンネルボタン上で、前記設置地域のテレビ局で
    放送されているテレビ番組に対応した表示を行なうこと
    を特徴とするテレビ受信機。
  12. 【請求項12】 請求項9,10または11において、 前記文字放送デコード手段でデコードされた前記各テレ
    ビ局のテレビ番組一覧データを基に、各テレビ局の放送
    予定のテレビ番組の番組一覧表を作成する番組一覧表作
    成手段を備え、 作成された該番組一覧表と現在時刻とを基に、前記番組
    名抽出手段により、前記設置地域での受信可能な各テレ
    ビ局で現在放送されているテレビ番組の番組名及びその
    内容についての詳細な情報を抽出することを特徴とする
    テレビ受信機。
  13. 【請求項13】 請求項9,10または11において、 前記各テレビ局のテレビ番組一覧データを基に、前記設
    置地域で受信可能な全テレビ局のテレビ番組の予定表で
    ある番組一覧を表示するための一覧表示作成手段を備
    え、 前記設置地域で受信可能な全テレビ局のテレビ番組の予
    定表を表示画面上に表示することを特徴とするテレビ受
    信機。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 前記各テレビ局の番組一覧表を基に、前記設置地域で受
    信可能な全テレビ局のテレビ番組の予定表である番組一
    覧を表示するための一覧表示作成手段を備え、 前記設置地域で受信可能な全テレビ局のテレビ番組の予
    定表を表示画面上に表示することを特徴とするテレビ受
    信機。
  15. 【請求項15】 請求項13または14において、 前記全テレビ局の番組一覧をもとに指定されたテレビ番
    組を予約し、予約リストを作成する予約設定手段と、 該予約リストに基づいて予約されたテレビ番組の放送時
    間になると、自動的にその予約されたテレビ番組を受信
    して表示画面に表示させる予約実行手段とを備え、前記
    設置地域での受信可能な全テレビ局の番組一覧の中から
    所望のテレビ番組を指定することにより、選択的にテレ
    ビ番組の予約を行なうことができるように構成したこと
    を特徴とするテレビ受信機。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 予約されたテレビ番組の予約を解除し、前記予約リスト
    から予約解除する該テレビ番組を削除する予約解除手段
    を備え、 前記設置地域での受信可能な全テレビ局の番組一覧の中
    からテレビ番組を任意に指定することにより、選択的に
    テレビ番組の予約を取り消すことができるように構成し
    たことを特徴とするテレビ受信機。
  17. 【請求項17】 1以上のテレビ局から放送されるテレ
    ビ番組と、放送予定のテレビ番組の放送日時や番組名,
    その内容についての詳細な情報などからなるテレビ番組
    一覧データを含み該テレビ局毎に番組番号が決まった文
    字放送番組とを受信するテレビ受信機において、 受信可能なテレビ局の局名とチャンネル番号と送信周波
    数と該文字放送番組の該番組番号の情報を含むチャンネ
    ルテーブルと、該チャンネルテーブルの送信周波数とチ
    ャンネルボタンとを対応づけるボタン管理テーブルとを
    記憶した記憶手段と、 該チャンネルボタンの操作にともなって、該ボタン管理
    テーブルをもとに指定される送信周波数のテレビ局のテ
    レビ番組を受信する第1の受信手段と、 該第1の受信手段で受信される該テレビ番組の映像を表
    示画面に表示する表示手段と、 受信可能な全テレビ局の該文字放送番組を受信する第2
    の受信手段と、 該第2の受信手段で受信された各テレビ局の該文字放送
    番組のテレビ番組一覧データをデコードする文字放送デ
    コード手段と、 該文字放送デコード手段でデコードされた該テレビ番組
    一覧データと現在時刻とから、現在各テレビ局で放送さ
    れているテレビ番組の番組名及びその内容についての詳
    細な情報を抽出する番組名抽出手段と該チャンネルボタ
    ン上に、該ボタン管理テーブルで対応づけられたテレビ
    局での該番組名抽出手段で抽出された現在放送されてい
    るテレビ番組の番組名とその内容についての詳細な情報
    のいずれか一方、あるいは両方を表示させる手段とを有
    することを特徴とするテレビ受信機。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 少なくともチャンネルの指定やスイッチのON/OFF
    を行なうための入力手段と、 該入力手段によって指定されたチャンネルに対応する送
    信周波数を前記第1の受信手段に設定するチャンネル切
    替手段とを有することを特徴とするテレビ受信機。
  19. 【請求項19】 請求項17または18において、 放送されている番組が変わったとき、前記チャンネルボ
    タン上の前記表示を変更するチャンネル表示変更手段を
    備え、 前記チャンネルボタン上で、放送されているテレビ番組
    に対応した前記表示を行なうことを特徴とするテレビ受
    信機。
  20. 【請求項20】 請求項17,18または19におい
    て、 前記文字放送デコード手段でデコードされた前記各テレ
    ビ局のテレビ番組一覧データを基に、各テレビ局の放送
    予定のテレビ番組の番組一覧表を作成する番組一覧表作
    成手段を備え、 作成された該番組一覧表と現在時刻を基に、前記番組名
    抽出手段により、現在各テレビ局で放送されているテレ
    ビ番組の番組名及びその内容についての詳細な情報を抽
    出することを特徴とするテレビ受信機。
  21. 【請求項21】 請求項17,18または19におい
    て、 前記各テレビ局のテレビ番組一覧データを基に、受信可
    能な全テレビ局のテレビ番組の予定表である番組一覧を
    表示するための一覧表示作成手段を備え、 受信可能な全テレビ局のテレビ番組の予定表を表示画面
    上に表示することを特徴とするテレビ受信機。
  22. 【請求項22】 請求項20において、 前記各テレビ局の番組一覧表を基に、受信可能な全テレ
    ビ局のテレビ番組の予定表である番組一覧を表示するた
    めの一覧表示作成手段を備え、 受信可能な全テレビ局のテレビ番組の予定表を表示画面
    上に表示することを特徴とするテレビ受信機。
  23. 【請求項23】 請求項21または22において、 前記全テレビ局の番組一覧をもとに指定されたテレビ番
    組を予約し、予約リストを作成する予約設定手段と、 該予約リストに基づいて予約された番組の放送時間にな
    ると、自動的にその予約されたテレビ番組を受信して表
    示画面に表示する予約実行手段とを備え、前記全テレビ
    局の番組一覧の中から所望のテレビ番組を指定すること
    により、選択的にテレビ番組の予約を行なうことができ
    るように構成したことを特徴とするテレビ受信機。
  24. 【請求項24】 請求項23において、 予約されたテレビ番組の予約を解除し、前記予約リスト
    から予約解除する該テレビ番組を削除する予約解除手段
    を備え、 前記全テレビ局の番組一覧の中から所望のテレビ番組を
    指定することにより、選択的にテレビ番組の予約を取り
    消すことができるように構成したことを特徴とするテレ
    ビ受信機。
  25. 【請求項25】 1以上のテレビ局から放送されるテレ
    ビ番組と、放送予定のテレビ番組の放送日時や番組名,
    その内容についての詳細な情報などからなるテレビ番組
    一覧データを含み該テレビ局毎に番組番号が決まった文
    字放送番組とを受信するテレビ受信機において、 複数の地域毎の受信可能なテレビ局の局名とチャンネル
    番号と送信周波数と該文字放送番組の該番組番号の情報
    を含むチャンネルテーブルと、該チャンネルテーブルの
    送信周波数とチャンネルボタンとを対応づけるボタン管
    理テーブルとを記憶した記憶手段と、 チャンネルボタンの操作にともなって、該ボタン管理テ
    ーブルをもとに指定される送信周波数のテレビ局のテレ
    ビ番組を受信する第1の受信手段と、 該第1の受信手段で受信されたテレビ番組の映像を表示
    画面に表示する表示手段と、 受信可能な全テレビ局の該文字放送番組を受信する第2
    の受信手段と、 該第2の受信手段で受信された各テレビ局の該文字放送
    番組のテレビ番組一覧データをデコードする文字放送デ
    コード手段と、 該文字放送デコード手段でデコードされた該テレビ番組
    一覧データと現在時刻とから、現在各テレビ局で放送さ
    れているテレビ番組の番組名及びその内容についての詳
    細な情報を抽出する番組名抽出手段と、 現在の設置位置を検出する位置検出手段と、 該位置検出手段で検出された該現在の設置位置を含む設
    置地域を検出する設置地域検出手段と、 該記憶手段から該設置地域検出手段で検出される該現在
    の設置地域特有のチャンネルテーブルを設定し、それに
    従ってチャンネルボタンの初期化及び各テレビ局のテレ
    ビ番組一覧データを取得し直すチャンネルスキャン手段
    とを備え、該現在の設置位置が変わった場合でも、自動
    的に該設置地域検出手段で検出される設置地域での受信
    可能な該テレビ局の送信周波数の夫々を該チャンネルボ
    タンの夫々に割り当て、該チャンネルボタン上に、割り
    当てられた送信周波数の該テレビ局が現在放送している
    テレビ番組の番組名とその内容についての詳細な情報の
    いずれか一方あるいは両方を表示することを特徴とする
    テレビ受信機。
  26. 【請求項26】 請求項25において、 少なくともチャンネルの指定やスイッチのON/OFF
    を行なうための入力手段と、 該入力手段によって指定されたチャンネルに対応する送
    信周波数を前記第1の受信手段に設定するチャンネル切
    替手段とを有することを特徴とするテレビ受信機。
  27. 【請求項27】 請求項25または26において、 放送されている番組が変わったときに、前記チャンネル
    ボタン上の前記表示を変更するチャンネル表示変更手段
    を備え、 前記チャンネルボタン上で、前記設置地域のテレビ局で
    放送されているテレビ番組に対応した表示を行なうこと
    を特徴とするテレビ受信機。
  28. 【請求項28】 請求項25,26または27におい
    て、 前記文字放送デコード手段でデコードされた前記各テレ
    ビ局のテレビ番組一覧データを基に、各テレビ局の放送
    予定のテレビ番組の番組一覧表を作成する番組一覧表作
    成手段を備え、 作成された該番組一覧表と現在時刻とを基に、前記番組
    名抽出手段により、前記設置地域での受信可能な各テレ
    ビ局で現在放送されているテレビ番組の番組名及びその
    内容についての詳細な情報を抽出することを特徴とする
    テレビ受信機。
  29. 【請求項29】 請求項25,26または27におい
    て、 前記各テレビ局のテレビ番組一覧データを基に、前記設
    置地域で受信可能な全テレビ局のテレビ番組の予定表で
    ある番組一覧を表示するための一覧表示作成手段を備
    え、 前記設置地域で受信可能な全テレビ局のテレビ番組の予
    定表を表示画面上に表示することを特徴とするテレビ受
    信機。
  30. 【請求項30】 請求項28において、 前記各テレビ局の番組一覧表を基に、前記設置地域で受
    信可能な全テレビ局のテレビ番組の予定表である番組一
    覧を表示するための一覧表示作成手段を備え、 前記設置地域で受信可能な全テレビ局のテレビ番組の予
    定表を表示画面上に表示することを特徴とするテレビ受
    信機。
  31. 【請求項31】 請求項29または30において、 前記全テレビ局の番組一覧をもとに指定されたテレビ番
    組を予約し、予約リストを作成する予約設定手段と、 該予約リストに基づいて予約されたテレビ番組の放送時
    間になると、自動的にその予約されたテレビ番組を受信
    して表示する予約実行手段とを備え、前記設置地域で受
    信可能な全テレビ局の番組一覧の中から所望のテレビ番
    組を指定することにより、選択的にテレビ番組の予約を
    行なうことができるように構成したことを特徴とするテ
    レビ受信機。
  32. 【請求項32】 請求項31において、 予約されたテレビ番組の予約を解除し、前記予約リスト
    から予約解除する該テレビ番組を削除する予約解除手段
    を備え、 前記全テレビ局の番組一覧の中から所望のテレビ番組を
    指定することにより、選択的にテレビ番組の予約を取り
    消すことができるように構成したことを特徴とするテレ
    ビ受信機。
JP31277695A 1995-11-30 1995-11-30 テレビ受信機 Expired - Lifetime JP3616812B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31277695A JP3616812B2 (ja) 1995-11-30 1995-11-30 テレビ受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31277695A JP3616812B2 (ja) 1995-11-30 1995-11-30 テレビ受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09154076A true JPH09154076A (ja) 1997-06-10
JP3616812B2 JP3616812B2 (ja) 2005-02-02

Family

ID=18033280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31277695A Expired - Lifetime JP3616812B2 (ja) 1995-11-30 1995-11-30 テレビ受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3616812B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000253323A (ja) * 1999-02-25 2000-09-14 Hitachi Ltd 受信装置およびテレビジョン受信機
JP2003101483A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 赤外線送信装置および赤外線ヘッドホンシステム
WO2005117423A1 (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Kyocera Corporation ディジタル放送受信装置
JP2006013586A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Sanyo Electric Co Ltd 携帯端末
JP2006140640A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Sanyo Electric Co Ltd テレビ視聴機能付き移動通信機器
JP2008154254A (ja) * 2007-12-25 2008-07-03 Sony Corp 文字放送受信装置
JP2009284524A (ja) * 2009-07-30 2009-12-03 Sharp Corp テレビ放送受信端末、テレビ放送受信端末の制御方法、プログラム
KR101351017B1 (ko) * 2007-01-12 2014-01-10 엘지전자 주식회사 데이터 방송 리스트를 제공하는 방법 및 그 방법을 채용한방송 수신기
US9706245B2 (en) 1998-07-17 2017-07-11 Rovi Guides, Inc. Interactive television program guide system having multiple devices within a household

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04103783U (ja) * 1991-01-24 1992-09-07 三洋電機株式会社 マルチ画面表示装置
JPH04329709A (ja) * 1991-05-01 1992-11-18 Pioneer Electron Corp ナビゲーションシステム
JPH04371085A (ja) * 1991-06-19 1992-12-24 Funai Electric Co Ltd テレビジョン受像機のチャンネルプリセット装置
JPH05134836A (ja) * 1991-11-14 1993-06-01 Hitachi Ltd 情報処理装置および表示制御方法
JPH05284480A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Fujitsu General Ltd 文字放送受信機
JPH0622233A (ja) * 1992-06-29 1994-01-28 Victor Co Of Japan Ltd テレビジョン受像機
JPH0677779A (ja) * 1991-12-25 1994-03-18 Casio Comput Co Ltd 受信機
JPH0746550A (ja) * 1994-03-10 1995-02-14 Kiichi Toyama 簡単ワンタッチ文字放送テレビ受像機
JPH07143416A (ja) * 1993-11-15 1995-06-02 Sony Corp 放送受信機器
JPH07284035A (ja) * 1994-04-07 1995-10-27 Toshiba Corp テレビジョン受信機及び番組情報表示方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04103783U (ja) * 1991-01-24 1992-09-07 三洋電機株式会社 マルチ画面表示装置
JPH04329709A (ja) * 1991-05-01 1992-11-18 Pioneer Electron Corp ナビゲーションシステム
JPH04371085A (ja) * 1991-06-19 1992-12-24 Funai Electric Co Ltd テレビジョン受像機のチャンネルプリセット装置
JPH05134836A (ja) * 1991-11-14 1993-06-01 Hitachi Ltd 情報処理装置および表示制御方法
JPH0677779A (ja) * 1991-12-25 1994-03-18 Casio Comput Co Ltd 受信機
JPH05284480A (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 Fujitsu General Ltd 文字放送受信機
JPH0622233A (ja) * 1992-06-29 1994-01-28 Victor Co Of Japan Ltd テレビジョン受像機
JPH07143416A (ja) * 1993-11-15 1995-06-02 Sony Corp 放送受信機器
JPH0746550A (ja) * 1994-03-10 1995-02-14 Kiichi Toyama 簡単ワンタッチ文字放送テレビ受像機
JPH07284035A (ja) * 1994-04-07 1995-10-27 Toshiba Corp テレビジョン受信機及び番組情報表示方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9706245B2 (en) 1998-07-17 2017-07-11 Rovi Guides, Inc. Interactive television program guide system having multiple devices within a household
JP2000253323A (ja) * 1999-02-25 2000-09-14 Hitachi Ltd 受信装置およびテレビジョン受信機
JP2003101483A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 赤外線送信装置および赤外線ヘッドホンシステム
WO2005117423A1 (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Kyocera Corporation ディジタル放送受信装置
US8281342B2 (en) 2004-05-31 2012-10-02 Kyocera Corporation Digital broadcast receiving apparatus
JP2006013586A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Sanyo Electric Co Ltd 携帯端末
JP4522160B2 (ja) * 2004-06-22 2010-08-11 京セラ株式会社 携帯端末
JP2006140640A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Sanyo Electric Co Ltd テレビ視聴機能付き移動通信機器
KR101351017B1 (ko) * 2007-01-12 2014-01-10 엘지전자 주식회사 데이터 방송 리스트를 제공하는 방법 및 그 방법을 채용한방송 수신기
JP2008154254A (ja) * 2007-12-25 2008-07-03 Sony Corp 文字放送受信装置
JP4706700B2 (ja) * 2007-12-25 2011-06-22 ソニー株式会社 文字放送受信装置
JP2009284524A (ja) * 2009-07-30 2009-12-03 Sharp Corp テレビ放送受信端末、テレビ放送受信端末の制御方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3616812B2 (ja) 2005-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5371550A (en) Television receiver with auto-tuning system
CN101383926B (zh) 用于显示数据广播内容的装置及其方法
CN1155235C (zh) 根据主题进行频道扫描的设备和方法
CA2277835C (en) Method and apparatus for locating a program in an electronic program guide
EP2257054A1 (en) System and method for displaying merged multi-source informations in a television system
EP0660603B2 (en) Television channel memory device and channel programming method
CN101611367B (zh) 应用程序执行终端
CN1292198A (zh) 家庭娱乐系统及其操作方法
JP3616812B2 (ja) テレビ受信機
JP2002516517A (ja) 信号受信装置
JP4459528B2 (ja) チャンネルブックマーキング法及びシステム
EP0772356A2 (en) An electronic apparatus indicating a menu in different languages
JP4230757B2 (ja) 地上デジタル放送における選局方法
JP2988604B2 (ja) 番組選択装置
RU2485689C1 (ru) Устройство для поиска сведений о программах
US6169586B1 (en) Method and apparatus for programming a television receiver
US7353529B2 (en) Broadcast reception device and method capable of obtaining broadcast time information
JP3405599B2 (ja) 地域放送チャンネルの設定方法及び装置
KR100906689B1 (ko) 방송 수신 장치 및 방송파 서치 방법
JP3008921B2 (ja) 文字放送表示装置
JPH08195914A (ja) 選局装置及びその自動チャンネルプリセット方法
JPH0399535A (ja) 放送局およびその受信機
JP4656498B2 (ja) 放送受信装置および放送受信処理プログラム
KR960005939B1 (ko) 방송데이타 저장장치와 브이씨알(vcr) 예약녹화 장치 및 방법
JP3006567B2 (ja) 放送とデータ通信の統一的取得方式

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041013

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term