JPH09154033A - 画像データサンプリング回路 - Google Patents

画像データサンプリング回路

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JPH09154033A
JPH09154033A JP31192895A JP31192895A JPH09154033A JP H09154033 A JPH09154033 A JP H09154033A JP 31192895 A JP31192895 A JP 31192895A JP 31192895 A JP31192895 A JP 31192895A JP H09154033 A JPH09154033 A JP H09154033A
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JP
Japan
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circuit
voltage
sawtooth wave
wave voltage
horizontal scanning
Prior art date
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Pending
Application number
JP31192895A
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English (en)
Inventor
Kimihiro Ishida
公浩 石田
Noriaki Seki
則彰 関
Takashi Nagamatsu
▲高▼史 永末
Katsuhiko Shiomi
勝彦 汐見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号をディジタル信号に変換する際に、
マルチスキャンによる水平走査周波数の変化にかかわら
ず1水平走査当たりのサンプリングクロックの数を一定
にする画像データサンプリング回路を提供する。 【解決手段】 疑似偏向回路2はフライバックトランス
の2次側コイル1に与えられるフライバックパルスによ
って水平偏向電流に比例したリニアリティの良い鋸歯状
波電圧Vaを生成する。カウンタ6とD/Aコンバータ
7とコンパレータ8とを接続し、コンパレータ8から出
力されるサンプリングクロックをカウンタ6でカウント
し、コンパレータ8でD/Aコンバータ7の出力電圧V
oと鋸歯状波電圧Vaを比較することにより鋸歯状波電
圧Vaの一定増分ごとにサンプリングクロックを発生さ
せる。水平走査周波数の変化に応じて可変直流電源VB
を調整して鋸歯状波電圧Vaのピークピーク値を一定に
保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチスキャンデ
ィスプレイ対応の画像データサンプリング回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】映像信号をディジタル信号に変換する場
合、ある一定時間ごとに映像信号をサンプリングするた
めにサンプリングクロックの発生回路が用いられる。入
力される映像信号の水平走査周波数fH が固定で、かつ
水平走査方向のサンプリング数(必要とされる画像デー
タの個数)Nが決定されていれば、そのサンプリングク
ロックの周波数fは、 f=fH /N …………………………………………………………(1) で決定される。ただし、実際には、水平走査の1周期内
にフライバックトランスの帰線期間があるため、式
(1)はそのことを考慮して映像信号が有効である期間
で計算される必要がある。
【0003】実際にサンプリングクロックを生成するた
めには、式(1)で得られる値をもとにした水晶発振子
等を用いた発振回路を構成し、その発振周波数を分周す
ることにより必要とされる周波数のサンプリングクロッ
クを生成する。このサンプリングクロックがA/Dコン
バータ等のディジタル変換用素子に入力され、映像信号
がディジタル信号に変換される画像データサンプリング
回路が構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】映像信号の多様化によ
りマルチスキャン方式のディスプレイモニタに関する画
像処理技術が求められている。映像信号の水平走査周波
数が1通りでない場合、それぞれに対応して式(1)に
基づいてサンプリングクロックの周波数fも変更する必
要がある。この場合、従来技術であれば、サンプリング
クロックの種類数に合わせて原発振用の水晶発振子等を
複数用意し、映像信号の種類に応じて切り換えて適当な
サンプリングクロックを生成しなければならず、映像信
号によっては回路の共有化ができないために回路が複雑
になるという問題がある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、映像信号をディジタル信号に変換す
る際に、マルチスキャンによる水平走査周波数の変化に
かかわらず1水平走査当たりのサンプリングクロックの
数を一定にする画像データサンプリング回路を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像データ
サンプリング回路は、水平偏向電流に比例した鋸歯状波
電圧のピークピーク値を水平走査周波数の変化に対して
一定に保ち、鋸歯状波電圧の一定増分ごとにサンプリン
グクロックを発生させるように構成したものである。
【0007】本発明によれば、水平走査周波数の変化に
かかわらず1水平走査当たりのサンプリングクロックの
数を一定にでき、マルチスキャンディスプレイに対応し
た画像データサンプリング回路が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1の画像デー
タサンプリング回路は、マルチスキャンディスプレイの
フライバックトランスのフライバックパルスに基づいて
水平偏向電流に比例した鋸歯状波電圧を生成させ、水平
走査周波数の変化に対して鋸歯状波電圧のピークピーク
値を一定に保つ補正をし、この鋸歯状波電圧の一定増分
ごとにサンプリングクロックとしてのパルスを発生させ
ることを特徴としている。生成した鋸歯状波電圧は実際
の水平偏向電流に比べS字補正等が行われていないため
にリニアリティの良い波形であり、かつ、そのピークピ
ーク値は映像信号の水平走査周波数が変化しても一定に
保たれる。したがって、鋸歯状波電圧上のあるレベルの
点と表示画面の水平方向位置座標とは水平走査周波数の
変化にかかわらず常に1対1の対応関係になるので、鋸
歯状波電圧の一定増分ごとにパルスを発生させてこれを
映像信号のサンプリングクロックとすれば、1水平走査
当たりのサンプリングクロックの数が水平走査周波数の
変化にかかわらず一定となり、マルチスキャンディスプ
レイに対応した画像データのサンプリング回路を実現す
ることができる。
【0009】本発明に係る請求項2の画像データサンプ
リング回路は、マルチスキャンディスプレイのフライバ
ックトランスのフライバックパルスに基づいて水平偏向
電流に比例した鋸歯状波電圧を生成させる疑似偏向回路
と、サンプリングクロックを入力するごとにカウントア
ップするカウンタと、このカウンタの出力データをアナ
ログの出力電圧に変換するD/Aコンバータと、前記疑
似偏向回路からの鋸歯状波電圧と前記D/Aコンバータ
からの出力電圧とを比較しその比較結果をサンプリング
クロックとして出力するコンパレータと、映像信号の水
平走査周波数の変化に対して前記疑似偏向回路が生成す
る鋸歯状波電圧のピークピーク値を一定に保つ補正を行
う回路とを備えたことを特徴としている。疑似偏向回路
によりリニアリティの良い鋸歯状波電圧を生成させると
ともに、サンプリングクロックでカウントアップするカ
ウンタと、そのカウント値をアナログ出力電圧に変換す
るD/Aコンバータと、その出力電圧と鋸歯状波電圧と
を比較してサンプリングクロックを出力するコンパレー
タとにより、鋸歯状波電圧の一定増分ごとにサンプリン
グクロックを発生させることができるが、水平走査周波
数が変化した場合に鋸歯状波電圧のピークピーク値を一
定に保つように補正するので、水平走査周波数の変化に
かかわらず1水平走査当たりのサンプリングクロックの
数を常に一定とでき、マルチスキャンディスプレイに対
応した画像データのサンプリング回路を実現することが
できる。
【0010】本発明の実施の形態を説明する前に、水平
偏向電流の生成について説明する。
【0011】図4(a)は水平偏向回路の基本構成を示
し、Tr1 はスイッチングトランジスタ、D2 はダンパ
ーダイオード、C3 は共振コンデンサ、C4 はS字コン
デンサ、L3 は偏向コイル、L4 はフライバックトラン
ス、VB は直流電源である。この水平偏向回路の等価回
路を図4(b)に示す。S1 はスイッチ、Ly は偏向コ
イルL3 とフライバックトランスL4 との合成コイルで
ある。
【0012】図5の波形図に基づいて動作を説明する。
図5(a)は合成コイルLy に流れる電流、(b)はス
イッチS1 の端子電圧、(c)はスイッチS1 のオン/
オフの状態を示す。時刻t1 でスイッチS1 を閉じる
と、合成コイルLy には0から直線的に増加する電流が
流れる。時刻t2 でスイッチS1 を開くと、合成コイル
y の磁界エネルギーによって合成コイルLy から共振
コンデンサC3 に充電する電流が流れ込み、LC共振回
路で振動を起こして、電流は1/4サイクルの後の時刻
3 に0になる。このとき、スイッチS1 の端子電圧は
(b)のように最大となる。その後、電流は逆方向に流
れ、振動の約半サイクル後の時刻t4 でスイッチ端子電
圧が0の点を越えて逆方向に向かおうとする。このと
き、ダンパーダイオードD2 によりスイッチS1 を閉じ
ることになって振動は止まり、端子電圧は0で一定にな
り、合成コイルLy を流れる電流はマイナス側から直線
的に減少して0になる(時刻t5 )。ここで再びスイッ
チS1 を閉じるので、前述した時刻t1 以降の動作を繰
り返し、合成コイルLy を流れる電流は直線的に増加す
る。LC共振回路に損失がないものとすれば、合成コイ
ルLy に流れる電流のピークピーク値IPPは、 IPP=VB ・Tt /Ly ………………………………………………(2) となる。
【0013】以下、本発明に係るマルチスキャンディス
プレイ対応の画像データサンプリング回路の実施の形態
について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1(a)は鋸歯状波電圧の発生回路を示
す回路図、図1(b)はサンプリングクロックの生成回
路を示す回路図である。図1(a)において、1はフラ
イバックパルス誘起電圧を取り出すためのフライバック
トランス(FBT)の2次側コイル、2は外部の疑似偏
向回路、3はオペアンプで構成された非反転増幅器、Q
1 ,Q2 はFETからなるスイッチングトランジスタ、
1 は逆流防止ダイオード、C1 は共振コンデンサ、C
2 は平滑コンデンサ、Mはカレントトランス、L1 は疑
似偏向電流iL にリニアリティをもたせるための疑似偏
向ヨーク、L2はカレントトランスMの1次コイル、V
B は可変直流電源、4は水平偏向電流の周波数変化を検
出して水平走査周波数の変化にかかわらず疑似偏向電流
L の値を一定に保つように可変直流電源VB の電圧値
を可変するための電圧制御回路、5は電圧制御回路4か
らの制御信号により前記の疑似偏向電流iL の値を一定
に保つ可変直流電源VB の電圧を発生する直流電圧発生
回路である。
【0015】通常、水平偏向電流は画像上の歪みを補正
するためにS字特性をもっており、リニアリティが良く
ない。そこで、フライバックトランスの2次側コイル1
よりスイッチングトランジスタQ1 をオンさせるのに適
当な偏向パルス(フライバックパルス)を取り出して、
疑似偏向回路2を動作させることにより、非反転増幅器
3よりリニアリティの良い鋸歯状波電圧Va(図2
(f),図3(b)参照)を出力させることができる。
【0016】図2(a)に示すようにフライバックトラ
ンスの2次側コイル1より偏向パルス電圧(フライバッ
クパルス)が入力されると、スイッチングトランジスタ
1がオンして、図2(b)のようにそのドレイン電圧
が“L”レベルとなる。それまではスイッチングトラン
ジスタQ1 がオフであり、直流電源Vccが抵抗R1 ,R
2 を介してスイッチングトランジスタQ2 のベースに印
加されているため、図2(c)のようにスイッチングト
ランジスタQ2 はオンとなっているが、スイッチングト
ランジスタQ1 のオンによりスイッチングトランジスタ
2 がオフとなる。スイッチングトランジスタQ2 がオ
ンの状態では疑似偏向回路2において疑似偏向ヨークL
1 に流れる図2(d)の疑似偏向電流iL が直線的に増
加する。
【0017】スイッチングトランジスタQ2 がオフにな
ると、疑似偏向ヨークL1 と共振コンデンサC1 とでL
C共振回路が形成され、疑似偏向電流iL は急激に0ま
で減少し、さらにマイナス側に増加する。これに伴って
図2(e)に示す共振コンデンサC1 の両端電圧VC1
パルス状に大きく変化する。次いで、スイッチングトラ
ンジスタQ1 がオフとなり、スイッチングトランジスタ
2 がオンとなるため、図2(d)のように疑似偏向電
流iL はマイナス側から直線的に減少して0となり、引
き続いて0から直線的に増加する。そのリニアリティは
すぐれたものとなる。図2(d)に示す疑似偏向電流i
L のピークピーク値iLPP は周期をTt として、式
(2)と同様に、 iLPP =VB ・Tt /(L1 +L2 ) ………………………………(3) となる。カレントトランスMの2次コイルに誘起される
電圧は疑似偏向電流iLに比例したものとなり、非反転
増幅器3から出力される鋸歯状波電圧Vaは図2(f)
に示すように疑似偏向電流iL に比例したものとなり、
そのリニアリティはすぐれたものとなる。一方、水平偏
向電流は電圧制御回路4にフィードバックされて水平走
査周波数fH が検出され、その検出結果に応じた制御信
号が直流電圧発生回路5に導かれて、直流電圧発生回路
5は、式(2)の周期Tt すなわち水平走査周波数fH
が変化しても疑似偏向電流iL のピークピーク値iLPP
が一定値を保つように可変直流電源VB の電圧値を自動
的に可変調整する。したがって、疑似偏向電流iL の波
形に比例する鋸歯状波電圧Vaのピークピーク値も水平
走査周波数fH の変化にかかわらず常に一定に保たれる
ことになる。
【0018】図1(b)において、6はnビットのカウ
ンタ、7はカウンタ6からの出力データを入力してアナ
ログの出力電圧Voに変換するD/Aコンバータ、8は
非反転入力端子(+)に図1(a)の非反転増幅器3か
らの鋸歯状波電圧Vaを入力し反転入力端子(−)にD
/Aコンバータ7の出力電圧Voを入力して、両電圧を
比較するコンパレータである。カウンタ6は水平同期信
号/HDによって初期値の設定が可能となっており、そ
の設定初期値はnビットのうちLSBビットのみが
“1”で、それ以外のビットがすべて“0”となる(0
00…001)ように構成されている。カウンタ6のビ
ット数がnビットであるので、D/Aコンバータ7の分
解能は2n となっている。D/Aコンバータ7のリファ
レンス電圧Vref はコンパレータ8の非反転入力端子
(+)に入力される鋸歯状波電圧Vaのピーク値に等し
くなるように設定してある。また、D/Aコンバータ7
において入力のすべてのビット(D0 〜Dn )が“1”
になったとき、D/Aコンバータ7の出力電圧VoがV
ref になるように設定してある。コンパレータ8から出
力されるサンプリングクロックがカウンタ6のクロック
入力端子CLKに入力されるようになっている。
【0019】水平同期信号/HDにより設定されたカウ
ンタ6の初期値(000…01)がD/Aコンバータ7
に入力され、アナログ変換された最もレベルの低い出力
電圧Voがコンパレータ8の反転入力端子(−)に入力
される。この瞬間において、コンパレータ8の非反転入
力端子(+)に入力されている非反転増幅器3からの鋸
歯状波電圧VaのレベルはまだD/Aコンバータ7の出
力電圧Voよりも低く、コンパレータ8の出力は“0”
(“L”レベル)である。しかし、時間の経過に伴って
鋸歯状波電圧Vaが上昇し、D/Aコンバータ7の出力
電圧Vo(これはまだ変わらない)を超えた瞬間に、コ
ンパレータ8の出力は反転して“1”(“H”レベル)
となり、サンプリングクロックとして出力されるととも
に、カウンタ6のクロック入力端子CLKに入力される
ので、“0”から“1”への立ち上がりエッジでカウン
タ6は初期値(000…001)から1だけカウントア
ップされて(000…010)となる。そして、この変
化はD/Aコンバータ7に伝えられ、カウンタ6がカウ
ントアップした分に相当してD/Aコンバータ7の出力
電圧Voも階段的に上昇し、その結果として、出力電圧
Voが鋸歯状波電圧Vaを上回り、コンパレータ8の出
力は再び“0”に戻る(サンプリングクロックがなくな
る)。
【0020】さらに、以上の一連の動作が鋸歯状波電圧
Vaの上昇に伴って繰り返され、結果として、水平走査
1周期の間に、コンパレータ8は(2n −1)個のパル
スを出力することになる。前述のように鋸歯状波電圧V
aはリニアリティが良いので、コンパレータ8は鋸歯状
波電圧Vaの一定増分ごとにパルスを出力することにな
る。そして、このパルスをサンプリングクロックとして
用いることにより鋸歯状波電圧Vaの一定増分ごとに映
像信号をサンプリングすることができる。
【0021】図3(a)はマルチスキャンディスプレイ
の表示画面10に一例として「W」という文字11を表
示した場合の表示例を示す。ある垂直位置y0 における
文字11(「W」)上の点はw1 ,w2 ,w3 ,w4
ある。図3(b)は水平方向走査における鋸歯状波電圧
Vaに対する上記の点w1 ,w2 ,w3 ,w4 との関係
を示し、図3(c)は表示画面上の水平走査方向のx座
標を示している。これらの図より、リニアリティの良い
鋸歯状波電圧Vaと水平走査方向の位置座標が1対1に
対応していることが分かる。この対応関係は、鋸歯状波
電圧Vaが水平偏向電流に比例しており、水平走査周波
数fH が変化しても鋸歯状波電圧Vaのピークピーク値
が一定に保たれることから、図3(d),(e)に示す
ように水平走査周波数が変化しても成立する。すなわ
ち、水平走査周波数がfH1のときの鋸歯状波電圧をVa
1 、水平走査周波数がfH2のときの鋸歯状波電圧をVa
2 とすると、鋸歯状波電圧Va1 ,Va2 のリニアリテ
ィはともに良く、ピークピーク値は一定不変である。そ
して、水平走査周波数がfH1のときの文字「W」上の点
4 に対応した鋸歯状波電圧Va1 上のレベルと、水平
走査周波数がfH2のときの文字「W」上の点w4 ′に対
応した鋸歯状波電圧Va2 上のレベルとは一致してお
り、点w4 ,w4 ′それぞれに対応したx座標は一致す
る。他の点w1 ,w2 ,w3 についても同様である。こ
のことから、図1(a),(b)に基づいて説明したよ
うに鋸歯状波電圧Vaの一定増分ごとに映像信号をサン
プリングすることで、水平走査周波数の変化に無関係に
表示画面に対して水平方向に一定密度で画像データを得
ることができる。その結果、必要とするメモリ等の周辺
デバイスも水平走査周波数の変化に対応する必要がな
く、回路の簡略化が図れる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る画像データサンプリング回
路によれば、リニアリティの良い鋸歯状波電圧を生成
し、その鋸歯状波電圧のピークピーク値を水平走査周波
数の変化に対して一定に保つ補正をし、鋸歯状波電圧の
一定増分ごとにサンプリングクロックを発生させるの
で、水平走査周波数の変化にかかわらず1水平走査当た
りのサンプリングクロックの数を一定にでき、マルチス
キャンディスプレイに対応した画像データサンプリング
回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態に係る画像データサ
ンプリング回路について、(a)は鋸歯状波電圧の生成
回路を示す回路図、(b)はサンプリングクロックの発
生回路を示す回路図である。
【図2】図1の鋸歯状波電圧の生成回路の動作を説明す
る波形図である。
【図3】実施の形態の画像データサンプリング回路の動
作説明図である。
【図4】(a)は水平偏向回路の基本構成を示す回路
図、(b)はその等価回路を示す回路図である。
【図5】図4の水平偏向回路の動作を説明する波形図で
ある。
【符号の説明】
1……フライバックトランスの2次側コイル 2……疑似偏向回路 3……非反転増幅器 4……電圧制御回路 5……直流電圧発生回路 6……カウンタ 7……D/Aコンバータ 8……コンパレータ C1 …共振コンデンサ L1 …疑似偏向ヨーク VB …可変直流電源 Va…鋸歯状波電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 汐見 勝彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチスキャンディスプレイのフライバ
    ックトランスのフライバックパルスに基づいて水平偏向
    電流に比例した鋸歯状波電圧を生成させ、水平走査周波
    数の変化に対して鋸歯状波電圧のピークピーク値を一定
    に保つ補正をし、この鋸歯状波電圧の一定増分ごとにサ
    ンプリングクロックとしてのパルスを発生させることを
    特徴とする画像データサンプリング回路。
  2. 【請求項2】 マルチスキャンディスプレイのフライバ
    ックトランスのフライバックパルスに基づいて水平偏向
    電流に比例した鋸歯状波電圧を生成させる疑似偏向回路
    と、サンプリングクロックを入力するごとにカウントア
    ップするカウンタと、このカウンタの出力データをアナ
    ログの出力電圧に変換するD/Aコンバータと、前記疑
    似偏向回路からの鋸歯状波電圧と前記D/Aコンバータ
    からの出力電圧とを比較しその比較結果をサンプリング
    クロックとして出力するコンパレータと、映像信号の水
    平走査周波数の変化に対して前記疑似偏向回路が生成す
    る鋸歯状波電圧のピークピーク値を一定に保つ補正を行
    う回路とを備えたことを特徴とする画像データサンプリ
    ング回路。
JP31192895A 1995-11-30 1995-11-30 画像データサンプリング回路 Pending JPH09154033A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100532385B1 (ko) * 1998-06-30 2006-01-27 삼성전자주식회사 수평 편향 장치 및 그의 수평 톱니파 신호 제어방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100532385B1 (ko) * 1998-06-30 2006-01-27 삼성전자주식회사 수평 편향 장치 및 그의 수평 톱니파 신호 제어방법

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