JPH09153979A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
- Publication number
- JPH09153979A JPH09153979A JP7312001A JP31200195A JPH09153979A JP H09153979 A JPH09153979 A JP H09153979A JP 7312001 A JP7312001 A JP 7312001A JP 31200195 A JP31200195 A JP 31200195A JP H09153979 A JPH09153979 A JP H09153979A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- telephone line
- modem
- ncu
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 過去の履歴より回線状況の悪いところでは2
次元圧縮よりも1次元圧縮方式を用いることによりノイ
ズに対してエラー発生の影響を少なくしたり、ECMモ
ードを用いず通信することにより通信時間がかかりすぎ
ることを避けることができるファクシミリ装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 電話回線を閉結、開放するNCU部1
と、通信履歴を記憶しておくメモリー部5と、NCU部
1により電話回線を閉結させ、ダイヤル発呼手段2によ
りダイヤルを行い、モデム3を通して通信相手のFAX
の受信能力を受信し、メモリー部5に蓄積してある送信
履歴よりエラー発生が多いと判断されると2次元圧縮を
用いず1次元圧縮による送信を選択し、エラー発生が少
ないと判断されると受信機能力と自機能力を比較判断し
2次元又は1次元圧縮方式での通信を選択し、その旨を
受信側に通知し、選択した圧縮方式にて通信を行う。
次元圧縮よりも1次元圧縮方式を用いることによりノイ
ズに対してエラー発生の影響を少なくしたり、ECMモ
ードを用いず通信することにより通信時間がかかりすぎ
ることを避けることができるファクシミリ装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 電話回線を閉結、開放するNCU部1
と、通信履歴を記憶しておくメモリー部5と、NCU部
1により電話回線を閉結させ、ダイヤル発呼手段2によ
りダイヤルを行い、モデム3を通して通信相手のFAX
の受信能力を受信し、メモリー部5に蓄積してある送信
履歴よりエラー発生が多いと判断されると2次元圧縮を
用いず1次元圧縮による送信を選択し、エラー発生が少
ないと判断されると受信機能力と自機能力を比較判断し
2次元又は1次元圧縮方式での通信を選択し、その旨を
受信側に通知し、選択した圧縮方式にて通信を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信履歴情報を基
に通信相手と共通の最大能力で通信を行うことをせず、
回線状況の悪いところでは2次元圧縮よりも1次元圧縮
方式を用いる、又はECMモードを用いずに通信する、
又は始めから通信スピードを落として通信するなどの機
能を備えたファクシミリ装置に関するものである。
に通信相手と共通の最大能力で通信を行うことをせず、
回線状況の悪いところでは2次元圧縮よりも1次元圧縮
方式を用いる、又はECMモードを用いずに通信する、
又は始めから通信スピードを落として通信するなどの機
能を備えたファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信を始める前にネゴシエー
ションで予め回線状況をチェックし、回線状況が悪い場
合は自動的に通信速度を下げて通信することが行われて
いた。また、通信した結果を履歴として残し、通信時
間、通信の失敗等の情報を使用者にレポート出力する機
能を備えたファクシミリ装置も知られていた。
ションで予め回線状況をチェックし、回線状況が悪い場
合は自動的に通信速度を下げて通信することが行われて
いた。また、通信した結果を履歴として残し、通信時
間、通信の失敗等の情報を使用者にレポート出力する機
能を備えたファクシミリ装置も知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、FAX
では送受信機の通信能力の中で共通の最大能力で通信を
行うことを始めに試みる為、回線状況の悪い相手におい
てネゴシエーションに毎回時間がかかったり、通信エラ
ー発生の影響に弱い圧縮方式を用い画像にエラーの影響
を大きく与えたりしていた。更に回線状況の非常に悪い
地域においてECM(ERROR CORRECTIO
N MODE)通信を用いるとエラーの発生した箇所を
何度も再送し直すため非常に時間がかかったり、最悪の
場合何度試みても送れない場合があり最終的に通信出来
ないことが有った。更にその通信履歴を基に人によって
通信モードを設定しなおす必要が有った。
では送受信機の通信能力の中で共通の最大能力で通信を
行うことを始めに試みる為、回線状況の悪い相手におい
てネゴシエーションに毎回時間がかかったり、通信エラ
ー発生の影響に弱い圧縮方式を用い画像にエラーの影響
を大きく与えたりしていた。更に回線状況の非常に悪い
地域においてECM(ERROR CORRECTIO
N MODE)通信を用いるとエラーの発生した箇所を
何度も再送し直すため非常に時間がかかったり、最悪の
場合何度試みても送れない場合があり最終的に通信出来
ないことが有った。更にその通信履歴を基に人によって
通信モードを設定しなおす必要が有った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電話回線を閉
結、開放するNCU部と、相手にダイヤルするダイヤル
発呼手段と、電話回線にデータを送信、受信するモデム
と、通信履歴を記憶しておくメモリー部と、前記NCU
部により電話回線を閉結させ、前記ダイヤル発呼手段に
よりダイヤルを行い、前記モデムを通して通信相手のF
AXの受信能力を受信し、前記メモリー部に蓄積してあ
る送信履歴よりエラー発生が多いと判断されると、2次
元圧縮を用いず1次元圧縮による送信を選択し、エラー
発生が少ないと判断される場合は受信機能力と自機能力
とを比較判断し2次元又は1次元圧縮方式での通信を選
択し、その旨を受信側に前記モデムを使って通知し、選
択した圧縮方式にて通信を行う様に制御するように構成
した。
結、開放するNCU部と、相手にダイヤルするダイヤル
発呼手段と、電話回線にデータを送信、受信するモデム
と、通信履歴を記憶しておくメモリー部と、前記NCU
部により電話回線を閉結させ、前記ダイヤル発呼手段に
よりダイヤルを行い、前記モデムを通して通信相手のF
AXの受信能力を受信し、前記メモリー部に蓄積してあ
る送信履歴よりエラー発生が多いと判断されると、2次
元圧縮を用いず1次元圧縮による送信を選択し、エラー
発生が少ないと判断される場合は受信機能力と自機能力
とを比較判断し2次元又は1次元圧縮方式での通信を選
択し、その旨を受信側に前記モデムを使って通知し、選
択した圧縮方式にて通信を行う様に制御するように構成
した。
【0005】又、電話回線から入力される呼出し信号を
検出するベル検出手段と、電話回線を閉結、開放するN
CU部と、電話回線にデータを送信、受信するモデム
と、通信履歴を記憶しておくメモリー部と、前記ベル検
出手段より呼出し信号が検出されると前記NCU部によ
り電話回線を閉結させ、前記メモリー部から受信履歴デ
ータを参照しエラー発生が多いと判断されると2次元圧
縮を用いず1次元圧縮方式での通信を選択し、そうでな
い場合は2次元圧縮方式での通信を選択し、その旨を送
信側に前記モデムを使って通知し、選択した圧縮方式で
の通信を行う様に制御するように構成した。
検出するベル検出手段と、電話回線を閉結、開放するN
CU部と、電話回線にデータを送信、受信するモデム
と、通信履歴を記憶しておくメモリー部と、前記ベル検
出手段より呼出し信号が検出されると前記NCU部によ
り電話回線を閉結させ、前記メモリー部から受信履歴デ
ータを参照しエラー発生が多いと判断されると2次元圧
縮を用いず1次元圧縮方式での通信を選択し、そうでな
い場合は2次元圧縮方式での通信を選択し、その旨を送
信側に前記モデムを使って通知し、選択した圧縮方式で
の通信を行う様に制御するように構成した。
【0006】又、電話回線を閉結、開放するNCU部
と、相手にダイヤルするダイヤル発呼手段と、電話回線
にデータを送信、受信するモデムと、通信履歴を記憶し
ておくメモリー部と、前記NCU部により電話回線を閉
結させ、前記ダイヤル発呼手段によりダイヤルを行い、
前記モデムを通して通信相手のFAXの受信能力を受信
し、前記メモリー部に蓄積してある送信履歴よりエラー
発生が非常に多いと判断されると、ECM通信を用いな
い様に選択し、そうでない場合は受信機能力と自機能力
とを比較判断しECM通信を用いるか否かを選択し、そ
の旨を受信側に前記モデムを使って通知し、選択した通
信モードにて通信を行う様に制御するように構成した。
と、相手にダイヤルするダイヤル発呼手段と、電話回線
にデータを送信、受信するモデムと、通信履歴を記憶し
ておくメモリー部と、前記NCU部により電話回線を閉
結させ、前記ダイヤル発呼手段によりダイヤルを行い、
前記モデムを通して通信相手のFAXの受信能力を受信
し、前記メモリー部に蓄積してある送信履歴よりエラー
発生が非常に多いと判断されると、ECM通信を用いな
い様に選択し、そうでない場合は受信機能力と自機能力
とを比較判断しECM通信を用いるか否かを選択し、そ
の旨を受信側に前記モデムを使って通知し、選択した通
信モードにて通信を行う様に制御するように構成した。
【0007】又、電話回線から入力される呼出し信号を
検出するベル検出手段と、電話回線を閉結、開放するN
CU部と、電話回線にデータを送信、受信するモデム
と、通信履歴を記憶しておくメモリー部と、前記ベル検
出手段より呼出し信号が検出されると前記NCU部によ
り電話回線を閉結させ、前記メモリー部から受信履歴デ
ータを参照しエラー発生が非常に多いと判断されるとE
CM通信を用いない様に選択し、そうでない場合はEC
M通信を選択し、その旨を送信側に前記モデムを使って
通知し、選択した通信方式での通信を行う様に制御する
ように構成した。
検出するベル検出手段と、電話回線を閉結、開放するN
CU部と、電話回線にデータを送信、受信するモデム
と、通信履歴を記憶しておくメモリー部と、前記ベル検
出手段より呼出し信号が検出されると前記NCU部によ
り電話回線を閉結させ、前記メモリー部から受信履歴デ
ータを参照しエラー発生が非常に多いと判断されるとE
CM通信を用いない様に選択し、そうでない場合はEC
M通信を選択し、その旨を送信側に前記モデムを使って
通知し、選択した通信方式での通信を行う様に制御する
ように構成した。
【0008】又、電話回線から入力される呼出し信号を
検出するベル検出手段と、電話回線を閉結、開放するN
CU部と、電話回線にデータを送信、受信するモデム
と、通信履歴を記憶しておくメモリー部と、前記ベル検
出手段より呼出し信号が検出されると前記NCU部によ
り電話回線を閉結させ、前記メモリー部から受信履歴デ
ータを参照しエラー発生が多いと判断されると自機の最
高速スピードよりも遅い通信スピードを選択し、そうで
ない場合は自機の最高速スピードを選択し、その旨を送
信側に前記モデムを使って通知し、選択した通信スピー
ドでの通信を行う様に制御するように構成した。
検出するベル検出手段と、電話回線を閉結、開放するN
CU部と、電話回線にデータを送信、受信するモデム
と、通信履歴を記憶しておくメモリー部と、前記ベル検
出手段より呼出し信号が検出されると前記NCU部によ
り電話回線を閉結させ、前記メモリー部から受信履歴デ
ータを参照しエラー発生が多いと判断されると自機の最
高速スピードよりも遅い通信スピードを選択し、そうで
ない場合は自機の最高速スピードを選択し、その旨を送
信側に前記モデムを使って通知し、選択した通信スピー
ドでの通信を行う様に制御するように構成した。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によれば、通信履歴情報を
基に低通信スピード選択による回線状況の悪い相手にお
けるネゴシエーション時間の短縮、通信エラー発生の影
響に強い圧縮方式を用いることによる画像に対してエラ
ー影響の減少、更に回線状況の非常に悪い地域において
ECM通信を用いない様に選択し再送し直すための通信
時間の短縮、最悪の場合最終的に通信出来ないことをな
くすように自動的に通信モードの設定を行うことができ
る。
基に低通信スピード選択による回線状況の悪い相手にお
けるネゴシエーション時間の短縮、通信エラー発生の影
響に強い圧縮方式を用いることによる画像に対してエラ
ー影響の減少、更に回線状況の非常に悪い地域において
ECM通信を用いない様に選択し再送し直すための通信
時間の短縮、最悪の場合最終的に通信出来ないことをな
くすように自動的に通信モードの設定を行うことができ
る。
【0010】以下、本発明の一実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるフ
ァクシミリ装置のブロック図、図2および図3は同制御
動作を示すフローチャートである。図1において、1は
回線の捕捉、開放を行うNCU(Network Co
ntrol Unit)部、2はダイヤル発呼手段、3
は通信データを変復調するモデム、4は全体の制御を行
うCPU、P1〜P5はそのポート、5は通信履歴、画
像データ等を記憶しておくメモリー部、6は電話回線、
7はベル検出手段である。
して説明する。図1は、本発明の一実施の形態によるフ
ァクシミリ装置のブロック図、図2および図3は同制御
動作を示すフローチャートである。図1において、1は
回線の捕捉、開放を行うNCU(Network Co
ntrol Unit)部、2はダイヤル発呼手段、3
は通信データを変復調するモデム、4は全体の制御を行
うCPU、P1〜P5はそのポート、5は通信履歴、画
像データ等を記憶しておくメモリー部、6は電話回線、
7はベル検出手段である。
【0011】次に本ファクシミリ装置の動作について図
2を参照して説明する。CPU4はポートP1でNCU
部1を使い電話回線を閉結する(STEP1)。CPU
4は指定された相手先電話番号に従ってポートP2を使
いダイヤル発呼手段2を用いてダイヤルする(STEP
2)。接続すると受信機の受信能力(符号化方式、受信
MAXスピード等)を表わすFAX命令信号NSF(N
on−standard facilities),D
IS(Digital identification
signal)信号等が送られてくるのでその信号を
モデム3を通してポートP3を使い受信する(STEP
3)。
2を参照して説明する。CPU4はポートP1でNCU
部1を使い電話回線を閉結する(STEP1)。CPU
4は指定された相手先電話番号に従ってポートP2を使
いダイヤル発呼手段2を用いてダイヤルする(STEP
2)。接続すると受信機の受信能力(符号化方式、受信
MAXスピード等)を表わすFAX命令信号NSF(N
on−standard facilities),D
IS(Digital identification
signal)信号等が送られてくるのでその信号を
モデム3を通してポートP3を使い受信する(STEP
3)。
【0012】上記信号より受信機の符号化方式を判断し
(STEP4)、1次元符号化方式のみ有している場合
は1次元符号化方式を選択し(STEP5)、2次元符
号化方式を有している場合は、メモリー部5内の通信履
歴全体より自機の地域の回線状況を把握すると共に相手
先通信履歴情報より個別に回線状況を把握し、回線状況
を判断する(STEP6)。回線状況が悪いと判断され
ると1次元符号化方式を選択し(STEP5)、回線状
況が良好の場合は2次元符号化方式を選択する(STE
P7)。選択した符号化方式を受信機側へ応答信号とし
てNSS(Non−standard set−u
p),DCS(Digital command si
gnal)等をモデム3を通してポートP3を使い送信
し通知する(STEP8)。その後接続されている電話
回線状況を把握する為トレーニング信号等により通信ス
ピードを決定し(STEP9)、決定されたスピード、
符号方式で画像データをモデム3を通してポートP3を
使い送信する(STEP10)。
(STEP4)、1次元符号化方式のみ有している場合
は1次元符号化方式を選択し(STEP5)、2次元符
号化方式を有している場合は、メモリー部5内の通信履
歴全体より自機の地域の回線状況を把握すると共に相手
先通信履歴情報より個別に回線状況を把握し、回線状況
を判断する(STEP6)。回線状況が悪いと判断され
ると1次元符号化方式を選択し(STEP5)、回線状
況が良好の場合は2次元符号化方式を選択する(STE
P7)。選択した符号化方式を受信機側へ応答信号とし
てNSS(Non−standard set−u
p),DCS(Digital command si
gnal)等をモデム3を通してポートP3を使い送信
し通知する(STEP8)。その後接続されている電話
回線状況を把握する為トレーニング信号等により通信ス
ピードを決定し(STEP9)、決定されたスピード、
符号方式で画像データをモデム3を通してポートP3を
使い送信する(STEP10)。
【0013】送信終了後、FAXプロトコル手順に従っ
て送信した画像データが正常に送信出来たか否かをMC
F信号(Message confirmatio
n),RTN(Retrain negative)信
号等をモデム3を通してポートP3を使い受信すること
により把握する(STEP11)。受信した受信結果を
履歴情報として更新しメモリー部5へポートP4を使い
格納する(STEP12)。その後CPU4はポートP
1でNCU部1を使い電話回線を解放する(STEP1
3)。
て送信した画像データが正常に送信出来たか否かをMC
F信号(Message confirmatio
n),RTN(Retrain negative)信
号等をモデム3を通してポートP3を使い受信すること
により把握する(STEP11)。受信した受信結果を
履歴情報として更新しメモリー部5へポートP4を使い
格納する(STEP12)。その後CPU4はポートP
1でNCU部1を使い電話回線を解放する(STEP1
3)。
【0014】又、電話回線6より到来するベル信号を検
出するベル検出手段7よりポートP5を通じてベル信号
通知があると(STEP14)、CPU4はポートP1
でNCU部1を使い電話回線を閉結する(STEP1
5)。メモリー部5にある通信履歴情報より、自機地域
の回線状況を判断し(STEP16)、回線状況が悪い
と判断すると2次元圧縮能力が有るにもかかわらず1次
元圧縮を選択し(STEP17)、回線状況が良好と判
断すると2次元圧縮を選択し(STEP18)、その情
報をNSF信号、DIS信号内のデータにて送信側にモ
デム3を通して通知する(STEP19)。送信側より
受信機の能力に合わせ通信条件を決定したNSS、DC
S信号を受信し(STEP20)、その後回線状況把握
する為トレーニング信号等により通信スピードを決定し
(STEP21)、決定されたスピード、符号方式で画
像データをモデム3を通してポートP3を使い送られて
きた画像データを随時チェックし、エラーの発生回数等
をカウントする(STEP22)。受信終了後FAXプ
ロトコル手順に従って送信した画像データが正常に送信
出来たか否かを上記エラー発生回数より判断し、MFC
信号、RTN信号等をモデム3を通してポートP3を使
い送信側に通知する(STEP23)。受信結果を履歴
情報として更新しメモリー部5へポートP4を使い格納
する(STEP24)。その後CPU4はポートP1を
使いNCU部1を使い電話回線を開放する(STEP2
5)。又、上記回線状況判断後、STEP17、STE
P18において圧縮方式の代わりに自機の最大受信スピ
ードを通知せず、それよりも遅いスピードを通知するこ
とも出来る。例えば、回線状況が良好なときは14.4
Kbpsより通信が可能であることを、回線状況が悪い
ときには4.8Kbpsより通信が可能であることを通
知することが出来る。又、上記各選択項目を個別に選択
することも、同時に複数を選択することも可能である。
出するベル検出手段7よりポートP5を通じてベル信号
通知があると(STEP14)、CPU4はポートP1
でNCU部1を使い電話回線を閉結する(STEP1
5)。メモリー部5にある通信履歴情報より、自機地域
の回線状況を判断し(STEP16)、回線状況が悪い
と判断すると2次元圧縮能力が有るにもかかわらず1次
元圧縮を選択し(STEP17)、回線状況が良好と判
断すると2次元圧縮を選択し(STEP18)、その情
報をNSF信号、DIS信号内のデータにて送信側にモ
デム3を通して通知する(STEP19)。送信側より
受信機の能力に合わせ通信条件を決定したNSS、DC
S信号を受信し(STEP20)、その後回線状況把握
する為トレーニング信号等により通信スピードを決定し
(STEP21)、決定されたスピード、符号方式で画
像データをモデム3を通してポートP3を使い送られて
きた画像データを随時チェックし、エラーの発生回数等
をカウントする(STEP22)。受信終了後FAXプ
ロトコル手順に従って送信した画像データが正常に送信
出来たか否かを上記エラー発生回数より判断し、MFC
信号、RTN信号等をモデム3を通してポートP3を使
い送信側に通知する(STEP23)。受信結果を履歴
情報として更新しメモリー部5へポートP4を使い格納
する(STEP24)。その後CPU4はポートP1を
使いNCU部1を使い電話回線を開放する(STEP2
5)。又、上記回線状況判断後、STEP17、STE
P18において圧縮方式の代わりに自機の最大受信スピ
ードを通知せず、それよりも遅いスピードを通知するこ
とも出来る。例えば、回線状況が良好なときは14.4
Kbpsより通信が可能であることを、回線状況が悪い
ときには4.8Kbpsより通信が可能であることを通
知することが出来る。又、上記各選択項目を個別に選択
することも、同時に複数を選択することも可能である。
【0015】このように、本発明のファクシミリ装置に
よれば、通信履歴情報を基に符号化方式を決定すること
により画像データへのノイズ等によるエラー発生の影響
を減少させることが出来る、又は通信履歴情報を基にE
CM通信の選択を判断することにより回線状況の非常に
悪い地域においてECM通信を用いない様に選択し再送
し直すための通信時間の短縮、最悪の場合最終的に通信
出来ないことを無くすことが出来る、又は通信履歴情報
を基に低通信スピード選択による回線状況の悪い相手に
おけるネゴシエーション時間の短縮を図ることが出来
る。又、本実施の形態では自動的に判断させることのみ
記述したが、自動/手動を切り替える設定をすることも
できる。
よれば、通信履歴情報を基に符号化方式を決定すること
により画像データへのノイズ等によるエラー発生の影響
を減少させることが出来る、又は通信履歴情報を基にE
CM通信の選択を判断することにより回線状況の非常に
悪い地域においてECM通信を用いない様に選択し再送
し直すための通信時間の短縮、最悪の場合最終的に通信
出来ないことを無くすことが出来る、又は通信履歴情報
を基に低通信スピード選択による回線状況の悪い相手に
おけるネゴシエーション時間の短縮を図ることが出来
る。又、本実施の形態では自動的に判断させることのみ
記述したが、自動/手動を切り替える設定をすることも
できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、回線状況に応じてエラ
ーの影響を減少させ、全体の通信時間を削減させること
が可能となる。
ーの影響を減少させ、全体の通信時間を削減させること
が可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態によるファクシミリ装置
のブロック図
のブロック図
【図2】本発明の一実施の形態によるファクシミリ装置
の制御動作を示すフローチャート
の制御動作を示すフローチャート
【図3】本発明の一実施の形態によるファクシミリ装置
の制御動作を示すフローチャート
の制御動作を示すフローチャート
1 NCU部 2 ダイヤル発呼手段 3 モデム 4 CPU 5 メモリー部 6 電話回線 7 ベル検出手段
Claims (5)
- 【請求項1】電話回線を閉結、開放するNCU部と、相
手にダイヤルするダイヤル発呼手段と、電話回線にデー
タを送信、受信するモデムと、通信履歴を記憶しておく
メモリー部と、前記NCU部により電話回線を閉結さ
せ、前記ダイヤル発呼手段によりダイヤルを行い、前記
モデムを通して通信相手のFAXの受信能力を受信し、
前記メモリー部に蓄積してある送信履歴よりエラー発生
が多いと判断されると、2次元圧縮を用いず1次元圧縮
による送信を選択し、エラー発生が少ないと判断される
場合は受信機能力と自機能力とを比較判断し2次元又は
1次元圧縮方式での通信を選択し、その旨を受信側に前
記モデムを使って通知し、選択した圧縮方式にて通信を
行う様に制御する制御手段と、を備えたことを特徴とす
るファクシミリ装置。 - 【請求項2】電話回線から入力される呼出し信号を検出
するベル検出手段と、電話回線を閉結、開放するNCU
部と、電話回線にデータを送信、受信するモデムと、通
信履歴を記憶しておくメモリー部と、前記ベル検出手段
より呼出し信号が検出されると前記NCU部により電話
回線を閉結させ、前記メモリー部から受信履歴データを
参照しエラー発生が多いと判断されると2次元圧縮を用
いず1次元圧縮方式での通信を選択し、そうでない場合
は2次元圧縮方式での通信を選択し、その旨を送信側に
前記モデムを使って通知し、選択した圧縮方式での通信
を行う様に制御する制御手段と、を備えたことを特徴と
するファクシミリ装置。 - 【請求項3】電話回線を閉結、開放するNCU部と、相
手にダイヤルするダイヤル発呼手段と、電話回線にデー
タを送信、受信するモデムと、通信履歴を記憶しておく
メモリー部と、前記NCU部により電話回線を閉結さ
せ、前記ダイヤル発呼手段によりダイヤルを行い、前記
モデムを通して通信相手のFAXの受信能力を受信し、
前記メモリー部に蓄積してある送信履歴よりエラー発生
が非常に多いと判断されると、ECM通信を用いない様
に選択し、そうでない場合は受信機能力と自機能力とを
比較判断しECM通信を用いるか否かを選択し、その旨
を受信側に前記モデムを使って通知し、選択した通信モ
ードにて通信を行う様に制御する制御手段と、を備えた
ことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項4】電話回線から入力される呼出し信号を検出
するベル検出手段と、電話回線を閉結、開放するNCU
部と、電話回線にデータを送信、受信するモデムと、通
信履歴を記憶しておくメモリー部と、前記ベル検出手段
より呼出し信号が検出されると前記NCU部により電話
回線を閉結させ、前記メモリー部から受信履歴データを
参照しエラー発生が非常に多いと判断されるとECM通
信を用いない様に選択し、そうでない場合はECM通信
を選択し、その旨を送信側に前記モデムを使って通知
し、選択した通信方式での通信を行う様に制御する制御
手段と、を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項5】電話回線から入力される呼出し信号を検出
するベル検出手段と、電話回線を閉結、開放するNCU
部と、電話回線にデータを送信、受信するモデムと、通
信履歴を記憶しておくメモリー部と、前記ベル検出手段
より呼出し信号が検出されると前記NCU部により電話
回線を閉結させ、前記メモリー部から受信履歴データを
参照しエラー発生が多いと判断されると自機の最高速ス
ピードよりも遅い通信スピードを選択し、そうでない場
合は自機の最高速スピードを選択し、その旨を送信側に
前記モデムを使って通知し、選択した通信スピードでの
通信を行う様に制御する制御手段と、を備えたことを特
徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7312001A JPH09153979A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7312001A JPH09153979A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09153979A true JPH09153979A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18024017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7312001A Pending JPH09153979A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09153979A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002518766A (ja) * | 1998-06-17 | 2002-06-25 | ヤフー! インコーポレイテッド | 異質のクライアントを有するクライアント−サーバーシステムのための方法及び装置 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP7312001A patent/JPH09153979A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002518766A (ja) * | 1998-06-17 | 2002-06-25 | ヤフー! インコーポレイテッド | 異質のクライアントを有するクライアント−サーバーシステムのための方法及び装置 |
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