JPH09153962A - 有線放送電話用スピーカシステム - Google Patents

有線放送電話用スピーカシステム

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JPH09153962A
JPH09153962A JP33410495A JP33410495A JPH09153962A JP H09153962 A JPH09153962 A JP H09153962A JP 33410495 A JP33410495 A JP 33410495A JP 33410495 A JP33410495 A JP 33410495A JP H09153962 A JPH09153962 A JP H09153962A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、有線放送電話用スピーカより
電話の呼出音がほぼ完全に放送されないレベルにまで改
善する。 【解決手段】有線放送用交換機に電話回線を介して接続
した電話機と、有線放送電話用スピーカを備え、上記有
線放送電話用スピーカは回線電圧検出回路と、この回線
電圧検出回路によって上記有線放送電話用スピーカをO
N状態とOFF状態に制御するスイッチ回路を有し、上
記スイッチ回路は第1のFETスイッチと第2のFET
スイッチとからなり、上記回線電圧検出回路の出力をフ
ォトカプラを介して上記第1のFETスイッチのゲート
に印加するとともに、上記第2のFETスイッチのゲー
トに直接印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線放送電話用交
換機に電話回線を介して電話機と有線放送用スピーカを
接続する有線放送電話用スピーカシステムに関し、電話
機と有線放送を自動的に切り換えるとともに電話の呼出
音がスピーカから放送されるレベルを改善するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】有線放送電話用スピーカシステムにおい
て標準電話機の使用を可能にし、かつ呼出音はスピーカ
より放送されないようにする先行発明として、特公平7
−48773がある。この発明は、図6に示すように有
線放送用交換機100からの放送音声を増幅してスピー
カ101から出力するスピーカ回路102と、前記有線
放送用交換機100からの呼出音によって電話機103
を鳴動させる通話回路104とを有する有線放送電話用
スピーカシステムであって、前記通話回路中に接続さ
れ、前記有線放送用交換機100からの呼出音は検出
し、放送音声は検出することなく吸収する呼び出し検出
回路105と、前記スピーカ回路中に接続され、前記呼
出音検出回路105が呼出音を検出したときの信号によ
って前記スピーカ回路を切断する切断回路106で構成
される。
【0003】従って、有線放送用交換機100からの呼
出音は、交換機入力端子111よりフォトカプラ11
2、113、コンデンサ114、バリスタ115を経
て、電話機入力端子116から電話機103に入力さ
れ、そして電話機入力端子117より交換機入力端子1
18を経て交換機100に戻る。このようにして、呼出
音は電話機103を鳴動させるが、呼出音はハイレベル
交流信号であるのでフォトカプラ112、113が作動
し、フォトカプラ112、113に接続されている切断
回路106により、スピーカ回路102を切断状態と
し、呼出音がスピーカ101から出力されないようにし
ている。
【0004】また、電話機使用中はダイオード119に
よってフォトカプラ112が作動して切断回路106を
作動させるため、通話音声はスピーカから出力されな
い。一方、有線放送用電話機100からの放送音声は上
記呼出音と同一ルートで流れようとするが、そのレベル
が低いため、バリスタ115で吸収されフォトカプラ1
12、113が作動しない。このため切断回路106が
作動せず、交換機100から放送音声信号は入力端子1
11、増幅器を経てスピーカより出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】有線放送電話用スピー
カシステムにおいて、有線放送電話用スピーカの入力に
ハイカットフィルタを備え、電話の呼出音信号が入力さ
れないようにしているが、電話の呼出音信号の入力を完
全に阻止することができず、一部有線放送電話用スピー
カに入力され、スピーカより放送されて、S/Nが約5
0dBになる。本発明は、上記課題に対して有線放送電
話用スピーカにスイッチ回路を設け、このスイッチ回路
の制御により電話の呼出音がほぼ完全にスピーカより放
送されないレベルであるS/Nが80dB程度にまで改
善するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の有線
放送電話用スピーカシステムは、有線放送用交換機に電
話回線を介して接続した電話機と、有線放送電話用スピ
ーカを備え、上記有線放送電話用スピーカは回線電圧検
出回路と、この回線電圧検出回路によって上記有線放送
電話用スピーカをON状態とOFF状態に制御するスイ
ッチ回路を有し、上記スイッチ回路は第1のFETスイ
ッチと第2のFETスイッチとからなり、上記回線電圧
検出回路の出力がフォトカプラを介して上記第1のFE
Tスイッチのゲートに印加されるとともに、上記第2の
FETスイッチのゲートに直接印加されることを特徴と
し、この構成により上記課題を解決する。
【0007】また請求項2の発明は、上記回線電圧検出
回路の出力がFETスイッチ制御回路を介して上記第1
のFETスイッチと第2のFETスイッチのゲートに印
加されることを特徴とし、この構成により上記課題を解
決する。
【0008】請求項3の発明は、上記回線電圧検出回路
の出力がフォトカプラを介して上記第1のFETスイッ
チと第2のFETスイッチのゲートに印加されることを
特徴とし、この構成により上記課題を解決する。
【0009】請求項1の発明によれば、有線放送電話用
スピーカの回路に第1のFETスイッチと第2のFET
スイッチからなるスイッチ回路を備え、このスイッチ回
路を電話の呼出音が入力されるときはOFFにして、有
線放送電話用スピーカをOFF状態にすることにより、
呼出音信号が入力されないようにしているので、スピー
カから呼出音が放送されるレベルは80dB程度にまで
改善することができる。
【0010】また本発明の請求項2及び3によれば、ス
イッチ制御回路及びフォトカプラを回線電圧検出回路の
直流電圧を利用して動作させることが可能となり、スイ
ッチ制御回路及びフォトカプラ用の整流回路をなくすこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の有線放送電話用スピーカ
システムは、有線放送の場合は100V直流電圧を使用
し、電話機の場合は48V直流電圧を使用することによ
り、有線放送と電話機の切り換えを行う方式である。即
ち、図1に示すように、有線放送用交換機1と加入者宅
2の有線放送電話用スピーカ端子間は2線式による1回
線の電話回線3が敷設され、加入者宅2の有線放送電話
端子に標準電話機4と有線放送電話用スピーカ5が接続
される。
【0012】有線放送用交換機1より送信される各種信
号は、図2に示す通りである。図2は端子12を基準と
したときの端子11の電圧を示し、電話機4の呼出信号
は正極性直流電圧(+48V)と負極性直流電圧(−4
8V)にそれぞれ重畳され、1秒ON、2秒OFFの1
6Hz信号であり、実効電圧80V、ピークツーピーク
(+161V〜−65Vと、+65V〜−161V)で
ある。電話機の音声信号は正極性直流電圧(+48V)
に重畳されて送信される。一方、有線による一般放送は
正極性100V直流電圧に重畳され、ピークツーピーク
(76V〜124V)で音声信号が送信される。また緊
急放送は負極性100V直流電圧に重畳され、ピークツ
ーピーク(−76V〜−124V)で音声信号が送信さ
れる。
【0013】(実施形態1)本発明の実施形態1の有線
放送電話用スピーカ5の回路は図3に示す通り構成さ
れ、以下に詳細を説明する。加入者宅2の有線放送電話
端子11,12間に電話機4が接続されるとともに、有
線放送電話用スピーカ5が接続される。端子11は直流
カットコンデンサ15a(耐圧100V、容量3.3μ
F)、2つのFETトランジスタ13a、13bを直列
接続した第1のFETスイッチ13、トランス一次巻線
14、直流カットコンデンサ15b(耐圧100V、容
量3.3μF)を経て端子12に接続される。トランス
二次巻線16は2つのFETトランジスタ17a、17
bを直列接続した第2のFETスイッチ17、2つのF
ETトランジスタ18a、18bを直列接続した第3の
FETスイッチ18、スピーカ19を経てトランス二次
巻線16に戻る。第3のFETスイッチ18と並列に有
線放送の音量調整するボリューム20が接続される。
【0014】そして、端子11、12間にバリスタ21
が接続されるとともに、16Hzの電話の呼出音信号が
有線放送電話用スピーカに入力されるのを阻止するハイ
カットフィルタ22が接続される。ハイカットフィルタ
22は2つの抵抗23、24(ともに39kΩ)とコン
デンサ25(耐圧100V、容量10μF)よりなる。
16Hzに対して低インピーダンスになる上記コンデン
サ25の両端間に回線電圧検出回路26が接続される。
回路26は2個の24Vツェナーダイオード27、28
と29、30を互いに逆極性に直列接続した48V検出
部と、4つのダイオード31〜34をブリッジ接続した
両波整流回路部と、この両波整流回路部の出力側両端間
に接続した9Vツェナーダイオード35、抵抗36(2
2kΩ)よりなる制御電圧発生部とからなる。この回路
26の出力は第1のFETスイッチ13および第2のF
ETスイッチ17の制御電圧として印加される。また端
子11、12間にFETスイッチ制御回路37が接続さ
れ、この制御回路37は4つのダイオード38〜41を
ブリッジ接続した両波整流回路と、9Vツェナーダイオ
ード42、フォトカプラ43よりなる。フォトカプラ4
3の入力側発光ダイオード44は前記回線電圧検出回路
26の出力によって動作し、フォトカプラ43の出力側
フォトトランジスタ45の出力は第1のFETスイッチ
13の制御電圧として2つのFETトランジスタ13
a、13bのゲート回路に印加される。
【0015】前記48V検出部の出力は、極性検出回路
46を介して一般・緊急制御回路47に印加され、第3
のFETスイッチ18を制御する。極性検出回路46は
回線が負電圧のとき高出力をトランジスタ48に印加す
るダイオード49を入力側に有する。トランジスタ48
の出力は一般・緊急制御回路47のトランジスタ50の
入力に加えられ、その出力は第3のFETスイッチ18
の制御信号として2つのFETトランジスタ18a、1
8bのゲートに印加される。
【0016】以上の構成であるから、有線放送交換機1
より電話の呼出音が送信されると、電話回線3を経て端
子11,12を介して電話機4に供給され、ベルを鳴動
させ呼出しを行う。このとき有線放送電話用スピーカに
入力された呼出音信号がFETトランジスタ内部の寄生
ダイオードを通して出力される恐れがある。しかし、呼
出音信号は図2に示すように48V直流電圧とともに送
信され、ハイカットフィルタ22で16Hz、80Vの
呼出音信号の入力は阻止され、48V直流成分だけが入
力される。そして、2個の24Vツェナーダイオード2
7、28と29、30を互いに逆極性に直列接続した4
8V検出部が動作して回線電圧が48Vであること、す
なわち呼出音信号であることを検出する。この場合の検
出部の出力は両波整流回路部の出力が0Vとなり、ツェ
ナーダイオード35の両端は0Vであり、フォトカプラ
43の発光ダイオード44を動作させることができな
い。従って、フォトトランジスタ45はOFF状態であ
り、第1のFETスイッチ13をOFF状態にする。ま
たツェナーダイオード35の両端電圧は第2のFETス
イッチ17のゲート電極に印加され、第2のFETスイ
ッチ17をOFF状態にする。このようにして第1及び
第2のFETスイッチ13、17がOFF状態となるの
で、呼出音はスピーカ19より出力されない。
【0017】そして、電話の通話音声は48V直流電圧
に重畳されて送受信されるので、前記動作が継続し(第
1のFETスイッチ13と第2のFETスイッチ17が
ともにOFF状態)、通話音声はスピーカ19から出力
されない。
【0018】次に有線放送による一般放送は、正極性1
00V直流電圧に音声信号が重畳されて送信されるの
で、2個のツェナーダイオード27、28と29、30
を互いに逆極性に直列接続した48V検出部は回線電圧
が48V以上であることを検出する。48Vを越えた電
圧成分は両波整流回路で整流され、ツェナーダイオード
35の両端にツェナー電圧(9V)を得る。この電圧は
フォトカプラ43の発光ダイオード44を動作させ、フ
ォトトランジスタ45をON状態にして第1のFETス
イッチ13に制御電圧を印加する。このため第1のFE
Tスイッチ13はON状態になる。同時にツェナーダイ
オード35の両端電圧は第2のFETスイッチ17に制
御電圧として印加され第2のFETスイッチ17をON
状態にする。ここで極性検出回路46は回線電圧が正極
性であることを検出し、トランジスタ48はOFF状態
となり、一般・緊急制御回路47のトランジスタ50を
OFF状態にし、従って、第3のFETスイッチ18を
OFF状態にする。このため音量調整器20が作用し、
好みの音量で一般放送が聴取される。
【0019】緊急放送の場合、極性検出回路46が回線
電圧が負極性であることを検出してトランジスタ48が
ONになり、このため一般・緊急制御回路47のトラン
ジスタ50をONにし、第3のFETスイッチ18をO
N状態にする。これにより放送信号は第3のFETスイ
ッチ18を経由することとなり、音量調整器20の減衰
を受けず、高音量でスピーカより放送される。
【0020】(実施形態2)本発明の実施形態2は、図
4に示す通り構成される。この実施例の特徴部分はFE
Tスイッチ制御回路37にあり、回線電圧検出回路26
の出力を利用する点にある。即ち、回線電圧検出回路2
6の出力電圧がFETスイッチ制御回路37を構成する
トランジスタ70に直接供給されて動作させ、トランジ
スタ70の出力により第1のFETスイッチ13とFE
Tスイッチ17を制御する。またトランジスタ70のベ
ース回路とFETトランジスタ13bのソース間に逆方
向にダイオードを接続している。その他の構成は第1実
施例と同じである。
【0021】実施形態2において、呼出音が受信された
とき、呼出音信号は電話機のベルを鳴動させて呼出しを
行うとともに、ハイカットフィルタ22で16Hz実効
電圧80Vの呼出音信号は入力が阻止され、48V直流
成分だけが回線電圧検出回路26に入力される。回路2
6は48V直流成分の場合は、48V検出部の出力を0
Vにし、FETスイッチ制御回路37を構成するトラン
ジスタ70をOFF状態にし、第1及び第2のFETス
イッチ13、17をOFF状態にする。この第2実施例
の場合、電話の呼出音信号がハイカットフィルタ22の
抵抗23、ツエナーダイオード27,28、ダイオード
31、トランジスタ70のエミッタ−ベースを通してF
ETトランジスタ13b、トランス一次巻線14を経
て、端子12に至る回路を形成し、この回路によって呼
出音信号が漏れる。この回路によって呼出音信号が漏れ
るのを防止するためダイオード71が挿入されている。
ダイオード71がない場合、FETトランジスタ13b
が動作して呼出音信号が漏れることによってS/Nが約
50dBであったが、ダイオード71の挿入によりS/
Nは80dB程度に改善された。
【0022】第1実施例の場合はホトカプラ43によっ
て回路26とFETトランジスタ13bが分離されてお
り、第2実施例のような心配はない。このように第1の
FETスイッチ13、第2FETスイッチ17がOFF
状態であるから、呼出音はスピーカ19より出力されな
い。また電話の通話音声信号も呼出音信号と同じ直流電
圧に重畳されるから上記動作を継続し、従って通話音声
はスピーカ19から出力されない。
【0023】次に、有線による一般放送の場合は、回線
電圧検出回路26に出力電圧が得られ、ツェナーダイオ
ード35の両端にツェナー電圧(9V)が得られるの
で、この電圧がトランジスタ70をON状態にする。従
って第1のFETスイッチ13、第2のFETスイッチ
17がONになる。ここで極性検出回路46がOFFで
あるから、一般・緊急制御回路47はOFF状態であ
り、好みの音量で放送が聴取される。そして、緊急放送
の場合は、極性検出回路46が回線電圧が負極性である
ことを検出してON状態になり、一般・緊急制御回路4
7をON状態にし、第3のFETスイッチ18をON状
態にする。このため、緊急放送は高音量で放送が行われ
る。
【0024】(実施形態3)本発明の実施形態3は図5
に示す通りFETスイッチ制御回路37に特徴がある。
この実施例の回路は回線電圧検出回路26の出力がFE
Tスイッチ制御回路37を構成するフォトカプラ80の
フォトダイオード81に直接供給されて動作させ、フォ
トトランジスタ82の出力により第1のFETスイッチ
13と第2のFETスイッチ17を制御する。またフォ
トダイオード81とFETトランジスタ13bのソース
間に逆方向ダイオード83を接続している。その他の構
成は第1実施例と同じである。
【0025】実施形態3において、呼出音信号受信時
は、呼出音信号が電話機のベルを鳴動させて呼出しを行
い、一方回線電圧検出回路26の出力は0Vであるから
発光ダイオード81は発光せず、フォトトランジスタ8
2をOFF状態にし、第1のFETスイッチ13と、第
2FETスイッチ17をOFF状態にする。実施形態3
の場合も実施形態2と同様にダイオード83が呼出音信
号のもれを防止している。このことによりS/Nは80
dB程度に改善された。このため呼出音はスピーカ19
より出力されない。また電話の通話音声信号も呼出音信
号と同じ直流電圧に重畳されているから上記動作を継続
し、通話音声はスピーカ19から出力されない。
【0026】次に、有線による一般放送の場合は、回線
電圧検出回路26に出力電圧が得られ、発光ダイオード
81を発光させる。従ってフォトトランジスタ82がO
N状態になり、第1のFETスイッチ13、第2のFE
Tスイッチ17がONになる。ここで一般放送は正極性
直流電圧に重畳されているので、一般・緊急制御回路4
7はOFF状態であるから、好みの音量で放送が聴取さ
れる。そして、緊急放送の場合は、極性検出回路46が
回線電圧が負であることを検出してON状態になり、一
般・緊急制御回路47をON状態にし、第3のFETス
イッチ18をON状態にする。このため、緊急放送は高
音量で放送が行われる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、電話の呼出音はハイカ
ットフィルタにより有線放送電話用スピーカに入力され
ないようにするとともに、第1のFETスイッチと第2
のFETスイッチよりなるスイッチ回路によって有線放
送電話用スピーカの回路をOFF状態にしているので、
電話の呼出音がほぼ完全にスピーカより放送されないレ
ベルにまで改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】有線放送電話用スピーカシステムの概要を説明
する図である。
【図2】有線放送電話用スピーカシステムの信号波形を
説明する図である。
【図3】本発明の実施形態1の有線放送電話用スピーカ
の回路図である。
【図4】本発明の実施形態2の有線放送電話用スピーカ
の回路図である。
【図5】本発明の実施形態3の有線放送電話用スピーカ
の回路図である。
【図6】従来の有線放送電話システムの回路図である。
【符号の説明】
1 有線放送交換機 2 加入者宅 3 電話回線 4 電話機 5 有線放送電話用スピーカ 13 第1のFETスイッチ 13a FETトランジスタ 13b FETトランジスタ 17 第2のFETスイッチ 17a FETトランジスタ 17b FETトランジスタ 18 第3のFETスイッチ 18a FETトランジスタ 18b FETトランジスタ 19 スピーカ 20 音量調整器 22 ハイカットフィルタ 26 回線電圧検出回路 37 FETスイッチ制御回路 43 フォトカプラ 46 極性検出回路 47 一般・緊急制御回路 70 トランジスタ 80 フォトカプラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線放送用交換機に電話回線を介して接
    続した電話機と、有線放送電話用スピーカを備え、 上記有線放送電話用スピーカは、回線電圧検出回路と、
    この回線電圧検出回路によって上記有線放送電話用スピ
    ーカをON状態とOFF状態に制御するスイッチ回路を
    有し、 上記スイッチ回路は、第1のFETスイッチと第2のF
    ETスイッチとからなり、上記回線電圧検出回路の出力
    がフォトカプラを介して上記第1のFETスイッチのゲ
    ートに印加されるとともに、上記第2のFETスイッチ
    のゲートに直接印加されることを特徴とする有線放送電
    話用スピーカシステム。
  2. 【請求項2】 上記回線電圧検出回路の出力がFETス
    イッチ制御回路を介して上記第1のFETスイッチと第
    2のFETスイッチのゲートに印加されることを特徴と
    する請求項1記載の有線放送電話用スピーカシステム。
  3. 【請求項3】 上記回線電圧検出回路の出力がフォトカ
    プラを介して上記第1のFETスイッチと第2のFET
    スイッチのゲートに印加されることを特徴とする請求項
    1記載の有線放送電話用スピーカシステム。
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