JPH09153908A - バス通信装置 - Google Patents

バス通信装置

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JPH09153908A
JPH09153908A JP7312482A JP31248295A JPH09153908A JP H09153908 A JPH09153908 A JP H09153908A JP 7312482 A JP7312482 A JP 7312482A JP 31248295 A JP31248295 A JP 31248295A JP H09153908 A JPH09153908 A JP H09153908A
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潤二 山田
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英博 藤井
Kazuyoshi Soeda
和敬 添田
Junshi Shibata
純志 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイムスロットの衝突を抑制し、バスに障害
が生じた場合にも通信不能となることのない通信バス装
置を提供する。 【解決手段】 タイムスロットの交換処理を行う回線設
定部と、送受各1つのバスで接続される複数のインター
フェース部と、各インタフェース部にタイムスロットを
割り当てる手段と、上記バスにおける伝送遅延が所定量
以下となる範囲で上記複数のインターフェース部を分担
して接続する複数の挿入分離部と、回線設定部および複
数の挿入分離部をループ状に接続し、タイムスロットの
データを一方向に伝送する複数系統の信号線とを有し、
挿入分離部は、いずれか1系統の信号線を選択する手段
と、選択された信号線上で、分担したインタフェース部
とやり取りするデータの抽出および挿入を行う手段を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス状に接続され
た複数のインタフェース部の各々が、周期的に割り当て
られるタイムスロットで受信信号と送信信号の入れ換え
を行うことで、他のインタフェース部と通信を行うバス
通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバス通信装置は、図7に示すよう
に、回線設定部1と、端末等に接続される複数のインタ
フェース部22〜23と、回線設定部1に対してインタ
フェース部22〜23をバス状に接続する出力側TSW
バスおよび入力側TSWバスで構成される。インタフェ
ース部22,23間で通信を行う場合、回線設定部1
は、インタフェース部22,23に割り当てたタイムス
ロットでデータD22t,D23tを順次に出力側TSWバス
に出力する。インタフェース部22,23は、送信デー
タD22t,D23tをそれぞれ受信して、接続している端末
等に送るとともに、受信したデータの中のフレーム同期
パルスに応じて、端末等からの送信データD22r,D23r
を入力側TSWバスに送出する。回線設定部1は、イン
タフェース部22,23の送信データD22r,D23rを受
信し、受信したデータを通信対象のインタフェース部の
タイムスロットに設定して、送信データD23t,D22tと
して出力側TSWバスに出力する。
【0003】この装置において、インタフェース部2
2,23間のTSWバスの伝送遅延が時間tdで、イン
タフェース部22,23に割り当てられるタイムスロッ
トが、インタフェース部23,22の順で連続して設定
される場合、図8に示すように、回線設定部1で受信さ
れるインタフェース部22,23の送信データD22r,
D23rの間には、信号がインタフェース部22,23間
を往復するのに要する時間2tdだけの重複が生じるこ
とになる。この重複の期間(衝突期間)は、TSWバス
の長さに比例して増加する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バス通信装置には、接
続可能な端末等の数、すなわち、インタフェース部の数
の増加と、通信の高速化が望まれている。しかしなが
ら、上記の技術では、接続されるインタフェース部の数
が増加すると、インタフェース部を接続するTSWバス
の長さが長くなるため、タイムスロットの衝突期間は増
大する。これにより、衝突なしに利用できるタイムスロ
ットの実効長が短くなり、単位時間で通信できるデータ
の量は減少する。特に、通信を高速化する場合には1タ
イムスロットの長さが短くなるために衝突期間の影響は
大きくなる。このように、従来の技術では、接続するイ
ンターフェース部の数の制限なしに、高速な通信を実現
することはできなかった。また、従来の技術では、全て
のインタフェース部が送受各1の共通のバスで接続され
るために、バスで生じる切断等の障害はインターフェー
ス部間の通信に支障をきたし、特に、回線設定部の近辺
のバスで障害が生じると、全てのインターフェース部が
通信できなくなるという問題があった。
【0005】さらに、全てのインタフェース部が共通の
バスで接続されるために、インターフェース部の増設や
交換等を行う場合には、バス通信装置の動作を停止させ
なければならず、その間、全てのインターフェース部が
通信できなくなる。データを送出し続けるような異常な
インタフェース部が存在する場合にも、同様の問題が生
じる。
【0006】そこで、本発明は、インタフェース部の数
の増加に伴うタイムスロットの衝突期間の増大を抑制
し、バスに障害が生じた場合にも通信不能となることの
ない通信バス装置を提供することを目的とする。
【0007】また、任意のバス区間やインタフェース部
を切り離した状態で通信を行うことができる通信バス装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、端末もしくは伝送路に接続する複数の
インタフェース部と当該複数のインタフェース部をバス
状に接続する送受各1つの信号バスとを各々含む複数の
インタフェース部群と、前記インタフェース部群毎に設
けられる複数の挿入分離部と、回線設定部と、前記回線
設定部および複数の挿入分離部をループ状に接続し、各
タイムスロットのデータを一方向に伝送する複数系統の
信号線と、前記インタフェース部の各々に前記信号線の
タイムスロットを周期的に割り当てる手段とを有し、前
記回線設定部は、前記信号線のタイムスロット間でデー
タの交換を行う手段と、交換の行われるタイムスロット
のデータを伝送する信号線と交換後のタイムスロットの
データを伝送する信号線とを前記複数系統の信号線から
選択する第1の選択手段を有し、前記挿入分離部は、前
記信号線より入力するタイムスロットの列の内、接続さ
れたインターフェース部に割り当てられたタイムスロッ
トのデータを抽出して、抽出したデータを当該インター
フェース部に割り当てられた前記信号バスのタイムスロ
ットを用いて前記インターフェース部に送信し、当該送
信に応答して当該インタフェース部から、前記インター
フェース部に割り当てられた前記信号バスのタイムスロ
ットを用いて送られるデータを、前記インターフェース
部に割り当てられた前記信号線のタイムスロットに挿入
する挿入抽出手段と、抽出および挿入されるタイムスロ
ットのデータを伝送する信号線と抽出および挿入後のタ
イムスロットのデータを伝送する信号線を前記複数系統
の信号線から選択する第2の選択手段を有し、前記複数
系統の信号線の内の1系統の信号線で、前記タイムスロ
ットのデータが伝送されるように、前記第1および第2
の選択手段を制御する制御部を有することを特徴とす
る。
【0009】また、本発明は、端末もしくは伝送路に接
続する複数のインタフェース部と当該複数のインタフェ
ース部をバス状に接続する送受各1つの信号バスとを各
々含む複数のインタフェース部群と、前記インタフェー
ス部群毎に設けられる複数の挿入分離部と、回線設定部
と、前記回線設定部および複数の挿入分離部をループ状
に接続し各タイムスロットのデータを互いに逆方向に伝
送する2系統の信号線と、前記インタフェース部の各々
に前記信号線のタイムスロットを周期的に割り当てる手
段とを有し、前記回線設定部は、前記信号線のタイムス
ロット間でデータの交換を行う手段と、交換を行うタイ
ムスロットのデータを伝送する信号線と交換後のタイム
スロットのデータを伝送する信号線を個別に前記2系統
の信号線から選択する第1の選択手段とを有し、前記挿
入分離部は、前記信号線より入力するタイムスロットの
列の内、接続されたインターフェース部に割り当てられ
たタイムスロットのデータを抽出して、抽出したデータ
を当該インターフェース部に割り当てられた前記信号バ
スのタイムスロットを用いて前記インターフェース部に
送信し、当該送信に応答して当該インタフェース部か
ら、前記インターフェース部に割り当てられた前記信号
バスのタイムスロットを用いて送られるデータを、前記
インターフェース部に割り当てられた前記信号線のタイ
ムスロットに挿入する挿入抽出手段と、抽出および挿入
するタイムスロットのデータを伝送する信号線と、抽出
および挿入後のタイムスロットのデータを伝送する信号
線とを個別に前記2系統の信号線から選択する第2の選
択手段とを有し、前記回線設定部と複数の挿入分離部と
2系統の信号線で形成される2つのループ状の経路の
内、少なくとも一部の区間を除く区間において、前記2
系統の信号線でループ状にタイムスロットのデータが伝
送されるように、前記第1および第2の選択手段を制御
する制御部を有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下で、本発明の実施の形態につ
いて図面を用いて説明する。
【0011】図1は、本発明に係るバス通信装置のブロ
ック構成を示す図である。図1でバス通信装置は、タイ
ムスロットのデータの交換処理を行う回線設定部1と、
タイムスロットのデータの分離と挿入を行う複数の挿入
分離部21,31と、入出力各1のTSWバス24,3
4で挿入分離部21,31にバス状に接続された複数の
インタフェース部22〜23,32〜33と、回線設定
部1,挿入分離部21,31をループ状に接続し、タイ
ムスロットのデータを互いに逆方向に伝送する2つのT
SWバス11,12と、通信に用いるTSWバス11,
12の切り換えや、タイムスロットの管理等を行う制御
部4とにより構成されている。ここで、バス通信装置の
複数のインタフェース部は、TSWバス24,34にお
ける伝送遅延が許容値以下となるように、分割されて各
挿入分割部2〜3に接続されている。また、各インタフ
ェース部には、他の通信装置等に接続するための伝送
路、または、端末(図示略)が接続される。なお、TS
Wバス11,12,24,34の各々には、各インタフ
ェース部にタイムスロットの位置を指定するタイミング
信号を伝送する線が含まれている。このタイミング信号
は、制御部4により生成される。
【0012】上記のバス通信装置において、通常時、挿
入分離部21,31は、接続されたインタフェース部に
割り当てられたタイムスロットのデータを、供給される
タイミング信号に応じてTSWバス11から抽出して、
TSWバス24,34を通して各インタフェース部に送
出する。各インタフェース部は、自らに割り当てられた
タイムスロットのデータをタイミング信号に応じて受信
して端末等に送ると同時に、端末等からのデータをタイ
ムスロットに設定して挿入分離部21,31に送信す
る。挿入分離部21,31は、TSWバス24,34を
通して各インタフェース部のタイムスロットを受信し、
受信したタイムスロットのデータを、各インタフェース
部に対応してするタイムスロットの位置(抽出したタイ
ムスロットのデータと同じ位置)に挿入して、挿入後の
タイムスロットのデータ列をTSWバス11に送出す
る。これにより、挿入分離部21,31で挿入されたタ
イムスロットのデータ列は、衝突することなくTSWバ
ス11上で多重化され、回線設定部1に入力される。回
線設定部1は、受信したタイムスロットのデータを、そ
のタイムスロットの送信対象のインタフェース部のタイ
ムスロットに交換してTSWバス11に出力する。こう
して、バス通信装置に接続された任意の端末等の間で通
信が行われる。
【0013】以上のように、本バス通信装置では、複数
のインタフェース部は、TSWバス24,34における
伝送遅延が許容値以下となるように、分割されて各挿入
分割部21,31に接続されるため、インタフェース部
の数が増大しても、タイムスロットの衝突期間の長さは
許容範囲内に抑えられる。これにより、インタフェース
部の増設や、通信速度の高速化を容易に実現することが
できる。
【0014】図2に、挿入分離部の構成を示す。図で、
挿入分離部は、入力側の2つのTSWバス11,12よ
り受信した信号から、その信号に周期的に設定されるパ
スパタンを各々検出するパスパタン検出回路217,2
18と、受信した信号の一方を各々選択する選択回路2
11,212と、選択回路211で選択された信号に対
し、前述したタイムスロットの抽出および挿入を行う挿
入摘出回路213と、選択回路212で選択された信号
を、挿入摘出回路213における1タイムスロットの処
理時間だけ遅延させる遅延回路214と、挿入抽出部2
13と遅延回路214の出力の一方を各々選択して出力
側の2つのTSWバス11,12に出力する選択回路2
15,216と、選択回路211,212,215,2
16の選択状態を切り換える制御回路219により構成
される。
【0015】図3に、回線設定部1の構成を示す。図3
の回線設定部1は、図2に示した挿入分離部の構成にお
いて、挿入摘出回路213を時間スイッチ111に置き
換えた構成を有する。時間スイッチ111は、前述した
タイムスロットの交換処理を行うものである。
【0016】以上の構成において、通常時、TSWバス
11は選択回路211,215により、回線設定部1の
時間スイッチ111と、挿入分離部21,31の挿入摘
出回路213に接続され、これによりTSWバス11を
介した通信経路が形成される。また、この時、TSWバ
ス12には選択回路212,216により、回線設定部
1と挿入分離部21,31の各遅延回路214が接続さ
れ、予備の通信経路が形成される。
【0017】ここで、例えば、TSWバス11の、ある
位置で切断等の障害が生じた場合、回線設定部や挿入分
割部のパスパタン検出回路217はパスパタンを正常に
検出できなくなり、制御部4に異常を通知する。この通
知を受けた制御部4は、回線設定部1と挿入分割部2
1,31に対しバス12の選択を指示し、これを受けた
回線設定部1と挿入分割部21,31の制御回路219
により選択回路211,215がTSWバス12を入出
力のバスに選択する。
【0018】このように、本バス通信装置では、通信に
使用しているバスに障害が生じた場合に、予備のバスを
使用することにより、正常な通信を速やかに再開するこ
とができる。また、本装置では信頼性の向上のための機
能を備えているが、時間スイッチ111と挿入摘出回路
213は、回線設定部1と挿入分割部21,31にそれ
ぞれ1つあれば済むため、実現時の回路規模は抑えられ
る。
【0019】次に、特定の挿入分離部やバス区間を通信
から切り離す場合の動作について説明する。
【0020】例えば、なんらかの理由により挿入分離部
31(これに接続されるインタフェース部32〜33を
含む)を通信から切り離す必要が生じた場合、制御部4
は、回線設定部1と挿入分離部21に対して以下の制御
を行う。回線設定部1に対しては、入力側のバスとして
TSWバス12を指定し、出力側のバスとしてTSWバ
ス11を指定する。これにより、回線設定部1の選択回
路211,215の選択状態が切り換えられ、図4に実
線で示す経路で信号が処理および伝送される。挿入分離
部21に対しては、入力側のバスとしてTSWバス11
を指定し、出力側のバスとしてTSWバス12を指定す
る。これにより、選択回路211,215の選択状態が
切り換えられ、図5に実線で示す経路で信号が処理され
る。こうして、回線設定部1と挿入分離部21の間で、
バス11,12を用いて折り返し通信が行われる。な
お、各選択回路の選択状態を換えることにより、各挿入
分割部の間や、回線設定部と挿入分割部の間に配置され
た任意のバス区間を通信から切り離すこともできる。ま
た、回線設定部および挿入分割部の全てのパスパタン検
出回路の検出結果から、制御部4が切断等の障害の生じ
たバス区間を判定するようにしてもよい。
【0021】以上のように、本バス通信装置では、任意
の挿入分離部やバス区間を通信経路から除いて通信を行
うこともできる。これにより、ある挿入分離部やバス区
間で障害が生じた場合にも、障害箇所を除く他の部分で
正常な通信を行うことができる。また、バス区間、挿入
分割部、インターフェース部の増設や交換を、バス通信
装置の動作を停止することなく実施することができる。
【0022】なお、回線設定部1と挿入分離部21,3
1に、図2,図3で説明した回路構成を複数系統備え、
使用する系統を切り替えるようにしてもよい。こうする
ことで、装置の信頼性はより向上する。図8に、2系統
備えた回線設定部の構成例を示す。図で、使用される系
の選択回路は前述した方法でバスを選択し、他の系の選
択回路は信号の入力または出力を行わない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、インタフェース部の数
の増加に伴うタイムスロットの衝突期間の増大を抑制
し、バスに障害が生じた場合にも通信不能となることの
ない通信バス装置を提供することができる。
【0024】また、任意のバス区間やインタフェース部
を切り離した状態で通信を行える通信バス装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るバス通信装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の挿入分離部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図1の回線設定部の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】選択回路の制御による通信経路の切り換えを説
明をするための図である。
【図5】選択回路の制御による通信経路の切り換えを説
明をするための図である。
【図6】2つの処理系統を備えた回線設定部の構成例で
ある。
【図7】従来のバス通信装置のブロック図である。
【図8】従来のバス通信装置における課題を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1…回線設定部、2,3…インタフェース集合部、1
1,12・・・TSWバス、21,31…挿入分離部、2
2〜23,32〜33…インタフェース部、24,34
・・・TSWバス、4…制御部、211,212…選択回
路、213…挿入摘出回路、214…遅延回路、21
5,216…選択回路、217,218…パスパターン
検出回路、219…制御回路、111…時間スイッチ。
フロントページの続き (72)発明者 柴田 純志 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末もしくは伝送路に接続する複数のイン
    タフェース部と、当該複数のインタフェース部をバス状
    に接続する送受各1つの信号バスとを各々含む複数のイ
    ンタフェース部群と、 前記インタフェース部群毎に設けられる複数の挿入分離
    部と、 回線設定部と、 前記回線設定部および複数の挿入分離部をループ状に接
    続し、各タイムスロットのデータを一方向に伝送する複
    数系統の信号線と、 前記インタフェース部の各々に前記信号線のタイムスロ
    ットを周期的に割り当てる手段とを有し、 前記回線設定部は、 前記信号線のタイムスロット間でデータの交換を行う手
    段と、 交換の行われるタイムスロットのデータを伝送する信号
    線と、交換後のタイムスロットのデータを伝送する信号
    線とを前記複数系統の信号線から選択する第1の選択手
    段を有し、 前記挿入分離部は、 前記信号線より入力するタイムスロットの列の内、接続
    されたインターフェース部に割り当てられたタイムスロ
    ットのデータを抽出して、抽出したデータを当該インタ
    ーフェース部に割り当てられた前記信号バスのタイムス
    ロットを用いて前記インターフェース部に送信し、当該
    送信に応答して当該インタフェース部から、前記インタ
    ーフェース部に割り当てられた前記信号バスのタイムス
    ロットを用いて送られるデータを、前記インターフェー
    ス部に割り当てられた前記信号線のタイムスロットに挿
    入する挿入抽出手段と、 抽出および挿入されるタイムスロットのデータを伝送す
    る信号線と、抽出および挿入後のタイムスロットのデー
    タを伝送する信号線とを前記複数系統の信号線から選択
    する第2の選択手段を有し、 前記複数系統の信号線の内の1系統の信号線で、前記タ
    イムスロットのデータが伝送されるように、前記第1お
    よび第2の選択手段を制御する制御部を有することを特
    徴とするバス通信装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のバス通信装置であって、 前記信号線のタイムスロットと、前記各信号バスのタイ
    ムスロットは、1対1に対応づけられた同じ時間幅のタ
    イムスロットであることを特徴とするバス通信装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のバス通信装置であって、 前記信号線で伝送されるタイムスロットのデータの間に
    周期的に検査用の信号を挿入する手段と、挿入された検
    査用の信号を前記信号線上で検出して、信号線における
    障害の有無を判定する手段を有し、当該手段の判定結果
    に応じて、前記制御部は、障害のある信号線を除く信号
    線で伝送が行われるように、前記第1および第2の選択
    手段を制御することを特徴とするバス通信装置。
  4. 【請求項4】端末もしくは伝送路に接続する複数のイン
    タフェース部と、当該複数のインタフェース部をバス状
    に接続する送受各1つの信号バスとを各々含む複数のイ
    ンタフェース部群と、 前記インタフェース部群毎に設けられる複数の挿入分離
    部と、 回線設定部と、 前記回線設定部および複数の挿入分離部をループ状に接
    続し、各タイムスロットのデータを互いに逆方向に伝送
    する2系統の信号線と、 前記インタフェース部の各々に前記信号線のタイムスロ
    ットを周期的に割り当てる手段とを有し、 前記回線設定部は、 前記信号線のタイムスロット間でデータの交換を行う手
    段と、 交換を行うタイムスロットのデータを伝送する信号線
    と、交換後のタイムスロットのデータを伝送する信号線
    とを個別に前記2系統の信号線から選択する第1の選択
    手段を有し、 前記挿入分離部は、 前記信号線より入力するタイムスロットの列の内、接続
    されたインターフェース部に割り当てられたタイムスロ
    ットのデータを抽出して、抽出したデータを当該インタ
    ーフェース部に割り当てられた前記信号バスのタイムス
    ロットを用いて前記インターフェース部に送信し、当該
    送信に応答して当該インタフェース部から、前記インタ
    ーフェース部に割り当てられた前記信号バスのタイムス
    ロットを用いて送られるデータを、前記インターフェー
    ス部に割り当てられた前記信号線のタイムスロットに挿
    入する挿入抽出手段と、 抽出および挿入するタイムスロットのデータを伝送する
    信号線と、抽出および挿入後のタイムスロットのデータ
    を伝送する信号線とを個別に前記2系統の信号線から選
    択する第2の選択手段とを有し、 前記回線設定部と複数の挿入分離部と2系統の信号線で
    形成される2つのループ状の経路の内、少なくとも一部
    の区間を除く区間において、前記2系統の信号線でルー
    プ状にタイムスロットのデータが伝送されるように、前
    記第1および第2の選択手段を制御する制御部を有する
    ことを特徴とするバス通信装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のバス通信装置であって、 前記信号線で伝送されるタイムスロットのデータの間に
    周期的に検査用の信号を挿入する手段と、挿入された検
    査用の信号を前記信号線の複数の位置で検出して、各位
    置における障害の有無を判定する手段を有し、当該手段
    の判定結果に応じて、前記制御部は、障害の生じている
    区間を判定し、当該区間を除く区間において、前記2つ
    の信号線でループ状にタイムスロットのデータが伝送さ
    れるように、前記第1および第2の選択手段を制御する
    ことを特徴とするバス通信装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または、5記載のバ
    ス通信装置であって、 前記回線設定部は、前記データの交換を行う手段を複数
    有し、かつ、当該複数の手段のいずれか1つに前記デー
    タの交換を行わせる手段を有し、 前記挿入分離部は、前記挿入抽出手段を複数有し、か
    つ、当該複数の挿入抽出手段のいずれか1つに、前記タ
    イムスロットのデータの抽出および挿入を行わせる手段
    を有することを特徴とするバス通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001519564A (ja) * 1997-10-02 2001-10-23 フィッシャー コントロールズ インターナショナル, インコーポレイテッド 分散制御機能を有するプロセス制御ネットワークにおける遠隔診断

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JP2001519564A (ja) * 1997-10-02 2001-10-23 フィッシャー コントロールズ インターナショナル, インコーポレイテッド 分散制御機能を有するプロセス制御ネットワークにおける遠隔診断

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