JPH09153693A - 電子装置 - Google Patents
電子装置Info
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- JPH09153693A JPH09153693A JP7312237A JP31223795A JPH09153693A JP H09153693 A JPH09153693 A JP H09153693A JP 7312237 A JP7312237 A JP 7312237A JP 31223795 A JP31223795 A JP 31223795A JP H09153693 A JPH09153693 A JP H09153693A
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Abstract
ど大きくすることなく、電子装置本体を稼動したまま、
冷却ユニットの保守交換の可能な電子装置を提供するに
ある。 【解決手段】電子装置の架10には、冷却を必要とする
電源ユニット20,マスターユニット30等と、これら
のユニットを冷却する複数の冷却ファンユニット50,
60を有している。冷却ファンユニット50は、架10
から引き出し及び架10への挿入が可能な収納ボックス
52と、この収納ボックス52の中に取り外し自由に収
納され、冷却空気の流れを形成するファンユニット54
から構成されている。収納ボックス52は、架10への
挿入時に、架の開口部を塞ぐフロントパネル52cと、
架からの引き出し時に、架の開口部を塞ぐバックパネル
52dを備えることにより、冷却ユニットの保守交換時
にも、開口部を塞ぐことが可能となっている。
Description
特に、コンピュ−タ等のように長時間稼動するとともに
装置本体を冷却する冷却ユニットを有する電子装置に関
する。
の中に、給電のための電源ユニットや、半導体素子の回
路基板が複数枚配置されたパッケージユニット等、発熱
量の大きなユニットが搭載されており、これらの冷却の
ために、冷却ユニットが搭載されている。
は、コンピュータ等の配置される空間を空調して、室温
を、例えば、25℃に保つとともに、コンピュータ本体
の床下より、例えば、18℃程度に温度制御された冷風
をコンピュータ本体の架の内部に導入するために、コン
ピュータ本体の内部に搭載された冷却ユニットを使用し
ている。
の保守交換を行う際には、一般に冷却ユニットを電子装
置本体の架から引き出して行っている。電子装置の架
は、底部の冷却空気の導入孔部分と、天井部の冷却空気
の流出部分は、開放しているが、その他の側壁部分は通
常は、閉じられているが、冷却ユニットを架から引き出
すと、その引きだした部分が開放され、冷却風の流路が
変化するため、冷却効率が低下する。
時には、コンピュータ等の電子装置本体のシステム動作
を停止させた上で、冷却ユニットの交換を行っていた。
率を高めるために、24時間稼動の要求が強くなってき
ている。システムの稼動中に、冷却ユニットの保守交換
を可能とするためには、冷却ユニットの冷却能力を高
め、例えば、1台の電子装置に2台の冷却ユニットを使
用し、1台の冷却ユニットを保守交換のために、停止さ
せても、他の1台の冷却ユニットの冷却能力を大きくし
て、この稼動中の冷却ユニットを用いて、所定の冷却を
行うようにすればよい。しかしながら、この冷却能力の
余裕度、換言すると、冗長度を大きくすると言っても、
保守交換する冷却ユニットを引きだした時の冷却風の流
れの変化の分まで考慮すると、冷却ユニットをかなり大
型化する必要があり、電子装置本体も大型化するという
問題がある。
さほど大きくすることなく、電子装置本体を稼動したま
ま、冷却ユニットの保守交換の可能な電子装置を提供す
るにある。
に、本発明は、冷却を必要とする電子ユニットと、この
電子ユニットを冷却する複数の冷却ユニットを有し、こ
れらの電子ユニット及び冷却ユニットを架の中に搭載し
ている電子装置において、上記冷却ユニットを、上記架
から引き出し及び上記架への挿入が可能な収納ボックス
と、この収納ボックスの中に取り外し自由に収納され、
冷却空気の流れを形成するファンユニットから構成し、
上記収納ボックスは、上記架への挿入時に、上記架の開
口部を塞ぐフロントパネルと、上記架からの引き出し時
に、上記架の開口部を塞ぐバックパネルを備えるように
したものであり、かかる構成により冷却ユニットの保守
交換時にも、冷却空気の流れを変えることなく、電子装
置本体を稼動したままの状態で、保守交換を可能とし得
るものとなる。
る電子装置について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による電子装置の斜視図
であり、図2は、図1のA−A矢視図である。
ば、コンピュータの中の入出力プロセッサであり、架1
0は、例えば、室温約25℃に温度制御された空間に設
置される。架10は、フリーアクセス床の上に設置さ
れ、床下の空間からは、例えば、18℃に温度制御され
た冷却風が導入され、架10の天井側から流出する構成
となっている。
サの場合には、最下部には、電源ユニット20が搭載さ
れている。電源ユニット20の上方には、パッケージユ
ニットとして、例えば、入出力制御用のマスターユニッ
ト30が搭載されている。さらに、マスターユニット3
0の上方には、パッケージユニットとして、例えば、端
末機器の増設に応じて使用する拡張ユニット40が搭載
されている。
の間には、冷却ユニットとしての冷却ファンユニット5
0が搭載されている。冷却ファンユニット50は、矢印
X1方向の床下から冷却空気を導入し、矢印X2の上方
に冷却風の流れを作る働きを有しており、これによっ
て、電源ユニット20を冷却するとともに、上方に位置
するマスターユニット30の冷却も行っている。
の間には、冷却ユニットとしての冷却ファンユニット6
0が搭載されている。冷却ファンユニット60は、下側
の冷却ファンユニット50によって形成される矢印X2
方向からの冷却空気を導入し、矢印X3の上方に冷却風
の流れを作る働きを有しており、これによって、マスタ
ーユニット30を冷却するとともに、上方に位置する拡
張ユニット40の冷却も行っている。拡張ユニット40
を冷却した空気は、架10の天井から矢印X4方向に流
出する。
て説明する。
ファンユニット54から構成されている。収納ボックス
52は、内部にファンユニット54を収納保持できると
ともに、上方からファンユニット54を引き出せる構造
となっている。そのために、収納ボックス52は、その
底部には、下方向から空気が流入するための開口部52
aとファンユニット54を保持する保持部52bを有し
ている。また、収納ボックス50は、この収納ボックス
50を架10に収納した時に、架10のフロントパネル
と同一平面を形成し、架10からの空気を流出を防ぐた
めのフロントパネル52cと、冷却ユニットの保守交換
のために、収納ボックスを矢印B方向に引き出した時
に、架10のフロントパネルと同一平面を形成し、架1
0からの空気を流出を防ぐためのバックパネル52dを
備えている。また、側面には、サイドパネル52e,5
2fを有している。このサイドパネル52e,52f
は、収納ボックス52の強度を維持できる構造であれ
ば、図示するような板状の部材で構成しても、フロント
パネル52cとバックパネル52dを連結するアングル
状の部材でもよい。フロントパネル52cには、ハンド
ル52gが固定されており、このハンドルを握って、収
納ボックス52を架10から引き出したり、架10内に
挿入したすることができる。
るファンユニット54は、ケース54aと、このケース
54a内に収納されたファン54bから構成されてい
る。ケース54aには、給電用,ファン故障検出のアラ
ーム用等のコネクタ54cが取り付けられている。コネ
クタ54cは、収納ボックス52の開口部52hからフ
ロントパネル52cの外部に露出できる構成となってい
る。
り、収納ボックス52に固定できる。
は、収納ボックス52内にファンユニット54が収納さ
れる構成となっており、収納ボックス52は、収納ボッ
クス52を架10から引き出した時、架10に形成され
る開口を塞ぐ働きをするバックパネル52dを有してい
るため、架10に開口が形成されることはない。この部
分に開口が形成されると、例えば、矢印Y1で示される
空気の流れが発生し、矢印X2方向への冷却風の流れが
阻害されることになり、マスターユニット30の冷却が
十分でなくなり、マスターユニット30の自己温度管理
機能により、高温になると、自動停止する場合も発生し
得るが、本実施の形態のように、冷却空気の流れを変え
ないことにより、マスターユニットに悪影響が及ぶこと
もなく、システム停止を行うことなく、ファンユニット
の保守交換が可能となる。
Y2で示される空気の流れが発生し、外部の空気がマス
ターユニット30に導入される場合もある。架10が設
置される室内は、例えば、25℃に空調されていても、
架10の周囲は、架10内部の電子装置の発熱により、
例えば、30℃程度にまで加熱されているため、マスタ
ーユニット30には、この加熱された空気が導入される
ことになり、マスターユニット30の自己温度管理機能
により、高温になると、自動停止する場合も発生し得る
が、本実施の形態のように、冷却空気の流れを変えない
ことにより、マスターユニットに悪影響が及ぶこともな
く、システム停止を行うことなく、ファンユニットの保
守交換が可能となる。
収納ボックス52が抜け落ちないようにするためのスト
ッパー70による抜け止め構造を取っており、この点に
ついて、図2を用いて説明する。図2は、図1のA−A
矢視図である。
付けられている。ストッパー70の開口部からは、収納
ボックス52が引き出せるようになっており、図示の状
態では、サイドパネル52e,52fが引き出されてい
る。サイドパネル52e,52fに取り付けられたバッ
クパネル52dの両端には、折曲げ部52i,52jが
形成されており、この折曲げ部52i,52jは、スト
ッパー70の切り欠き部70a,70bと係止して、収
納ボックス52の引き抜きを防止する構造となってい
る。
バックパネル52dが、ストッパー70とともに、架1
0の前面の開口部を塞ぐような構造となっており、冷却
ユニットの保守交換のために、収納ボックス52を引き
出しても、冷却空気の流れの変化が生じないようになっ
ている。
も、冷却を継続して行えるため、電子装置を稼動したま
まの状態にできる。
ットの保守交換を可能にするにも、冷却ユニットの冗長
度をさほど大きくする必要がないので、冷却ユニットを
コンパクトにでき、従って、電子装置本体もコンパクト
にできる。
ットの保守交換を行おうとすると、この保守作業時に
も、電子装置本体の開口部は塞がれているので、電子装
置内部のパッケージユニットや電源ユニットの通電部に
作業者が触れる危険性を回避でき、作業の安全性を確保
できる。
て、冷却ファンを用いる場合について説明したが、冷却
ユニットとして、ブロアを用いる場合についても、同様
に適用できる。
に示したように、冷却空気の流れに沿って、離れた位置
に冷却ユニットを配置する他に、電子装置の底部の冷却
空気の入口に、複数台の冷却ユニットを並べて配置する
場合にも適用できるものである。
長度をさほど大きくすることなく、電子装置本体を稼動
したまま、冷却ユニットの保守交換が可能となる。
保守作業時に、電子装置内部のパッケージユニットや電
源ユニットの通電部に作業者が触れる危険性を回避で
き、作業の安全性を確保できる。
却ユニットの冗長度をさほど大きくすることなく、電子
装置本体を稼動したまま、冷却ユニットの保守交換を可
能にし得る。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 冷却を必要とする電子ユニットと、この
電子ユニットを冷却する複数の冷却ユニットを有し、こ
れらの電子ユニット及び冷却ユニットを架の中に搭載し
ている電子装置において、 上記冷却ユニットを、上記架から引き出し及び上記架へ
の挿入が可能な収納ボックスと、この収納ボックスの中
に取り外し自由に収納され、冷却空気の流れを形成する
ファンユニットから構成し、 上記収納ボックスは、上記架への挿入時に、上記架の開
口部を塞ぐフロントパネルと、上記架からの引き出し時
に、上記架の開口部を塞ぐバックパネルを備えたことを
特徴とする電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31223795A JP3534922B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31223795A JP3534922B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 電子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09153693A true JPH09153693A (ja) | 1997-06-10 |
JP3534922B2 JP3534922B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=18026830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31223795A Expired - Fee Related JP3534922B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3534922B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100752109B1 (ko) * | 2006-04-25 | 2007-08-24 | 신한시스템산업 주식회사 | 교체형 냉각 모듈을 구비한 통신기기용 함체 |
JP2008102965A (ja) * | 2002-05-31 | 2008-05-01 | Verari Systems Inc | コンピュータ構成要素を装着する方法および装置 |
JP2009117629A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Nec Computertechno Ltd | 筐体用空冷装置 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP31223795A patent/JP3534922B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008102965A (ja) * | 2002-05-31 | 2008-05-01 | Verari Systems Inc | コンピュータ構成要素を装着する方法および装置 |
KR100752109B1 (ko) * | 2006-04-25 | 2007-08-24 | 신한시스템산업 주식회사 | 교체형 냉각 모듈을 구비한 통신기기용 함체 |
JP2009117629A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Nec Computertechno Ltd | 筐体用空冷装置 |
JP4521690B2 (ja) * | 2007-11-07 | 2010-08-11 | エヌイーシーコンピュータテクノ株式会社 | 筐体用空冷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3534922B2 (ja) | 2004-06-07 |
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