JP6338794B1 - 制御盤 - Google Patents

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Abstract

筐体(1)内に床面に対して垂直方向に延びる母線室(4)内部に母線(5)が収納されるとともに、母線(5)から収納機器(6)に電力が供給される制御盤において、母線室(4)に設けられるとともに冷却用空気を取り込むための吸気口(9)と、収納機器(6)に設けられるとともに母線室(4)に設けられた母線室排気口(10)と互いに対向する機器吸気口(11)と、収納機器(6)の正面側に設けられた機器排気口(13)と、正面側の扉(2)に設けられるとともに機器排気口(13)と互いに対向する扉部排気口(12)を備える。

Description

この発明は、制御盤や分電盤などの筐体内に収納する機器の冷却構造に関するものである。
工場やビル等における設備内の電力配電システムにおいては、設備内の機器へ電力を供給するために、ブレーカ、スイッチ等を収納した制御盤や分電盤が使用されている。これらの制御盤や分電盤にはインバータ等の高発熱機器が収納される場合がある。盤内の温度が高温になると、収納機器の寿命低下や故障の要因となるため、種々の方法により盤内の冷却を行っている。
例えば、制御盤の筐体の扉に設けた吸気口から冷却空気を取り込み、筐体内に設置された機器へ冷却空気を供給する構造がある(特許文献1参照)。
またデータセンタ等においては、床下部に給気用チャンバを設け、給気用チャンバへ空調機からの空調空気を供給し、床面に設けられた吹出口より室内へ放出し、室内の空調を行うものがあった(特許文献2参照)。
WO2013/046778A1号公報 特開2006−284130号公報
従来、制御盤や分電盤内部に設置する機器の冷却構造としては、上記特許文献1に示されたように、筐体の扉面に設けた吸気口から空気を取り込み、筐体上部に設けたファンから排気を行う強制換気、もしくは筐体の上部に設けた換気口から排気を行う自然換気によるものがある。これらの方法で筐体内部に設けた機器の冷却を行う場合、特に自然換気による場合においては、効果的な冷却が難しいため、吸気口や換気口の面積を大きくしなければならないという問題があった。
また、換気ファンによる冷却方法を採用する場合であっても、吸気口、冷却対象、換気ファンの配置を工夫しなければ効果的な冷却が難しいという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、制御盤並びに分電盤に設けた垂直方向に延在する母線室を利用して、収納機器に冷却用の空気を供給することにより、制御盤や分電盤内に収納する機器を効果的に冷却できる冷却構造を提供することを目的とする。
この発明に係る制御盤は、筐体内に床面に対して垂直方向に延びる母線室と、上記母線室の内部に収納された母線と、上記母線から電力が供給される収納機器と、上記母線室に設けられるとともに冷却用空気を取り込むための吸気口と、上記収納機器に設けられるとともに上記母線室に設けられた母線室排気口と互いに対向する機器吸気口と、上記収納機器の正面側及び裏面側の少なくともいずれか1つの側に設けられた機器排気口と、正面側及び裏面側の少なくともいずれか1つの側の扉に設けられるとともに上記機器排気口と互いに対向する扉部排気口を備え、
上記機器排気口および上記扉部排気口は、上記機器吸気口よりも垂直方向において高い位置に配置されているものである。
上記のように構成された制御盤によれば、空気導入用のダクトを新たに設ける必要がないため、ダクトを設ける場合と比較して製造コストを抑えることができる。また、母線室を利用して冷却用の空気を冷却対象に直接供給することができるため、冷却効果を高めることが可能となる。
実施の形態1による制御盤を示す側面断面図である。 実施の形態1による制御盤を示す平面断面図である。 実施の形態1による制御盤を示す正面図である。 実施の形態2による制御盤を示す側面断面図である。 実施の形態2による制御盤を示す平面断面図である。 実施の形態3による制御盤を示す側面断面図である。 実施の形態4による制御盤を示す側面断面図である。 実施の形態5による制御盤を示す側面断面図である。 実施の形態6による制御盤を示す側面断面図である。 実施の形態7による制御盤を示す側面断面図である。
実施の形態1.
以下実施の形態1について、図に基づいて説明する。尚以下においては、制御盤について説明するが、分電盤においても同じ構造となるものであり、本発明においては、制御盤には分電盤も含まれる広い意味を有するものである。図1は実施の形態1による制御盤を示す側面断面図、図2は同じく平面断面図である。図において、筐体1には床面に対して垂直方向に延在するとともに制御盤の下部まで延びる母線室4が設けられ、母線室4の内部に母線5が収納されている。母線室4の下部には冷却用空気を取り込むための下部吸気口9が設けられている。収納機器6はジャンクション7によって母線5と接続され、ジャンクション7を経由して母線5から収納機器6へ電力が供給される。
収納機器6には機器吸気口11が設けられており、収納機器6を筐体1に取り付けた際に、機器吸気口11と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように、母線室4にも母線室排気口10が設けられている。収納機器6の正面側にはファン8が設けられており、正面側の扉2には収納機器6のファン8と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように、扉部排気口12が設けられている。なおファン8および扉部排気口12は、収納機器6内で暖められた空気を外部に排気するため、機器吸気口11よりも垂直方向に高い位置に配置されている。また筐体1の裏面側には機器が取り付けられていないため、裏面扉(またはパネル)3で閉鎖された構造となっている。
図3は図1及び図2に示した制御盤の正面側に設けられた扉2を開くとともに、収納機器6を取り外した状態を示す正面図である。筐体1と連結された母線室4には、図1および図2に示すジャンクション7を母線5と連結させるためのジャンクション貫通用の開口14が設けられ、更には収納機器6へ冷却用の空気を供給するための母線室排気口10が設けられている。図3では説明の簡略化のため、ジャンクション貫通用の開口14を1台の収納機器6につき2個設置した場合を示しているが、1つに纏めたり、あるいは3個以上設けても良い。また収納機器6へ冷却用空気を供給するための母線室排気口10についても同様に、図3に示すように1つでなく、複数であっても良い。
以下実施の形態1の動作を図に基づいて説明する。下部吸気口9は床下空間から空気を供給する供給口と接続されており、送風機等によって筐体1内に冷却用の空気が供給される。筐体1内に取り込まれた空気は、母線室4を通り、母線室4に設けられた母線室排気口10と収納機器6側に設けられた機器吸気口11を経由して、冷却対象である収納機器6に送られる。収納機器6には排気用のファン8が設けられているため、収納機器6内で暖められた空気(収納機器6を冷却した空気)は、排気用のファン8により正面側の扉2に設けられた扉部排気口12を経由して筐体1の外部へ排気される。なお収納機器6には必ずしもファン8は必要ではない。即ちファン8を設置しない場合は図4に示す機器排気口13のみが設けられることになる。そしてファン8を設置する場合、機器排気口13にファン8を取り付けることになる。またファン8は正面側の扉2に設けるようにしても良い。この場合は扉部排気口12にファン8を設けることになる。更には母線室排気口10にファン8を設けても良い。以上のことは下記実施の形態2〜7についても同様である。
筐体1内に設けた垂直方向の母線室4を冷却用空気導入用のダクトとして利用することで、冷却用空気導入用のダクトを別に設ける必要がなくなる。従ってダクトを設ける場合と比較して材料費を抑制できるとともに、組立時の作業時間も少なくすることができる。さらには空気導入用のダクトを配置するスペースも削減できるため、制御盤の寸法の拡大を抑えることができる。
実施の形態2.
図4は実施の形態2による制御盤を示す側面断面図、図5は同じく平面断面図である。筐体1には床面に対して垂直方向に延在する母線室4が設けられ、母線室4の内部に母線5が収納されている。母線室4の下部には冷却用空気を取り込むための下部吸気口9が設けられている。収納機器6はジャンクション7によって母線5と接続され、ジャンクション7を経由して母線5から収納機器6へ電力が供給される。収納機器6には吸気のためのファン8が機器吸気口11に設けられており、収納機器6を筐体1に取り付けた際にファン8と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように母線室4にも母線室排気口10が設けられている。収納機器6の正面側には機器排気口13が設けられており、正面側の扉2には収納機器6の機器排気口13と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように扉部排気口12が設けられている。なお機器排気口13および扉部排気口12は、収納機器6内で暖められた空気を外部に排気するため、ファン8よりも垂直方向において高い位置に配置されている。また筐体1の裏面側には機器が取り付けられていないため、裏面扉(またはパネル)3で閉鎖された構造となっている。なおジャンクション貫通用の開口14および母線室排気口10の配置、数量並びに形状については、実施の形態1の場合(図3)と同様である。
次に実施の形態2の動作を図に基づいて説明する。下部吸気口9は床下空間から空気を供給する供給口と接続されており、送風機等によって筐体1内に冷却用の空気が供給される。筐体1内に取り込まれた空気は、母線室4および母線室4に設けられた母線室排気口10を通り、収納機器6側に設けられたファン8により、冷却対象である収納機器6に送られる。収納機器6の正面側には機器排気口13が設けられているため、収納機器6内で暖められた空気(収納機器6を冷却した空気)は、機器排気口13と正面側の扉2に設けられた扉部排気口12を経由して筐体1の外部へ排気される。なお収納機器6には必ずしもファン8は必要ではない。即ちこの場合は機器吸気口11のみが設けられることになる。
以上のように構成することにより、実施の形態1と同様の効果を奏することが出来る。更に母線室排気口10の近傍にファン8を配置することにより、より効果的に冷却用の空気を収納機器6に取り込むことができる。
実施の形態3.
図6は実施の形態3による制御盤を示す側面断面図である。筐体1には床面に対して垂直方向に延在する母線室4が設けられ、母線室4の内部に母線5が収納されている。母線室4の下部には冷却用空気を取り込むための下部吸気口9が設けられている。収納機器6はジャンクション7によって母線5と接続され、ジャンクション7を経由して母線5から収納機器6へ電力が供給される。収納機器6には機器吸気口11が設けられており、収納機器6を筐体1に取り付けた際に、機器吸気口11と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように母線室4にも母線室排気口10が設けられている。収納機器6の正面側にはファン8が設けられており、正面側の扉2には収納機器6のファン8と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように扉部排気口12が設けられている。なおファン8および扉部排気口12は、収納機器6内で暖められた空気を外部に排気するため、機器吸気口11よりも垂直方向において高い位置に配置されている。更に筐体1の裏面側も正面側と同様な構造により収納機器6が取り付けられた構造となっている。なおジャンクション貫通用の開口14および母線室排気口10の配置、数量並びに形状については、実施の形態1の場合(図3)と同様である。
以下実施の形態3の動作を図6に基づいて説明する。下部吸気口9は床下空間から空気を供給する供給口と接続されており、送風機等によって筐体1内に冷却用の空気が供給される。筐体1内に取り込まれた空気は母線室4を通り、母線室4に設けられた母線室排気口10と収納機器6側に設けられた機器吸気口11を経由して、冷却対象である収納機器6に送られる。収納機器6には排気用のファン8が設けられているため、収納機器6内で暖められた空気(収納機器6を冷却した空気)は、排気用のファン8により正面側及び裏面側の扉に設けられた扉部排気口12を経由して筐体1の外部へ排気される。なお収納機器6には必ずしもファン8は必要ではない。またファン8は正面側の扉2もしくは裏面扉3に設ける構造としても良い。
以上のように構成することにより、実施の形態1と同様の効果を奏することが出来る。
尚上記においては、正面側及び裏面側の双方に収納機器6を取り付けた構成を示しているが、裏面側にのみ収納機器6を取り付けてもよい。
実施の形態4.
以下実施の形態4について図に基づいて説明する。図7は実施の形態4による制御盤を示す側面断面図である。図において、筐体1には床面に対して垂直方向に延在する母線室4が設けられ、母線室4の内部に母線5が収納されている。母線室4の上部には冷却用空気を取り込むための上部吸気口15が設けられている。収納機器6はジャンクション7によって母線5と接続され、ジャンクション7を経由して母線5から収納機器6へ電力が供給される。収納機器6には機器吸気口11が設けられており、収納機器6を筐体1に取り付けた際に、機器吸気口11と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように母線室4にも母線室排気口10が設けられている。収納機器6の正面側にはファン8が設けられており、正面側の扉2には収納機器6のファン8と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように扉部排気口12が設けられている。なお、ファン8および扉部排気口12は、収納機器6内で暖められた空気を外部に排気するため、機器吸気口11よりも垂直方向において高い位置に配置されている。また筐体1の裏面側には機器が取り付けられていないため、裏面扉(またはパネル)3で閉鎖された構造となっている。なおジャンクション貫通用の開口14および母線室排気口10の配置、数量並びに形状については、実施の形態1の場合(図3)と同様である。
以下実施の形態4の動作を図7に基づいて説明する。上部吸気口15は空気を供給する供給口41と接続されており、送風機等によって筐体1内に冷却用の空気が供給される。筐体1内に取り込まれた空気は母線室4を通り、母線室4に設けられた母線室排気口10と収納機器6側に設けられた機器吸気口11を経由して、冷却対象である収納機器6に送られる。収納機器6には排気用のファン8が設けられているため、収納機器6内で暖められた空気(収納機器6を冷却した空気)は排気用のファン8により正面側の扉2に設けられた扉部排気口12を経由して筐体1の外部へ排気される。なお収納機器6には必ずしもファン8は必要ではない。またファン8は正面側の扉2に設けるようにしても良い。
以上のように構成することにより、実施の形態1と同様の効果を奏することが出来る。
尚図7の構成に更に図6に示すように裏面側に収納機器6を取り付けても良い。
実施の形態5.
図8は実施の形態5による制御盤を示す側面断面図である。図において、筐体1には床面に対して垂直方向に延在するとともに制御盤の下部まで延びる母線室4が設けられ、母線室4の内部に母線5が収納されている。母線室4の下部には冷却用空気を取り込むための下部吸気口9が設けられている。収納機器6はジャンクション7によって母線5と接続され、ジャンクション7を経由して母線5から収納機器6へ電力が供給される。収納機器6には吸気用ファン16が設けられており、収納機器6を筐体1に取り付けた際に、吸気用ファン16と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように、母線室4にも母線室排気口10が設けられている。
収納機器6の正面側には排気用ファン17が設けられており、正面側の扉2には収納機器6の排気用ファン17と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように、扉部排気口12が設けられている。なお排気用ファン17および扉部排気口12は、収納機器6内で暖められた空気を外部に排気するため、吸気用ファン16よりも垂直方向において高い位置に配置されている。また筐体1の裏面側には機器が取り付けられていないため、裏面扉(またはパネル)3で閉鎖された構造となっている。なお、ジャンクション貫通用の開口14および母線室排気口10の配置、数量、並びに形状については、実施の形態1の場合(図3)と同様である。
以下実施の形態5の動作を図8に基づいて説明する。下部吸気口9は床下空間から空気を供給する供給口と接続されており、送風機等によって筐体1内に冷却用の空気が供給される。筐体1内に取り込まれた空気は、母線室4および母線室4に設けられた母線室排気口10を通り、収納機器6側に設けられた吸気用ファン16により、冷却対象である収納機器6に送られる。収納機器6の正面側には排気用ファン17が設けられているため、収納機器6内で暖められた空気(収納機器6を冷却した空気)は、正面側の扉2に設けられた扉部排気口12を経由して筐体1の外部へ排気される。なお収納機器6には必ずしも排気用ファン17は必要ではない。更に排気用ファン17は正面側の扉2に設けるようにしても良い。
以上のように構成することにより、実施の形態1と同様の効果を奏することが出来るとともに、吸気用ファン16と排気用ファン17の両方を設けることにより、冷却効果を更に高めることができる。
実施の形態6.
図9は実施の形態6による制御盤を示す側面断面図である。図において、筐体1には床面に対して垂直方向に延在するとともに制御盤の下部まで延びる母線室4が設けられ、母線室4の内部に母線5が収納されている。母線室4の下部には冷却用空気を取り込むための下部吸気口9と、下部吸気用ファン18が設けられている。収納機器6はジャンクション7によって母線5と接続され、ジャンクション7を経由して母線5から収納機器6へ電力が供給される。収納機器6には機器吸気口11が設けられており、収納機器6を筐体1に取り付けた際に、機器吸気口11と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように、母線室4にも母線室排気口10が設けられている。
収納機器6の正面側には機器排気口13が設けられており、正面側の扉2には収納機器6の機器排気口13と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように、扉部排気口12が設けられている。なお機器排気口13および扉部排気口12は、収納機器6内で暖められた空気を外部に排気するため、機器吸気口11よりも垂直方向において高い位置に配置されている。また筐体1の裏面側には機器が取り付けられていないため、裏面扉(またはパネル)3で閉鎖された構造となっている。
なお、ジャンクション貫通用の開口14および母線室排気口10の配置、数量、並びに形状については、実施の形態1の場合(図3)と同様である。
以下実施の形態6の動作を図9に基づいて説明する。下部吸気口9は床下空間から空気を供給する供給口と接続されており、下部に設けられた下部吸気用ファン18によって筐体1内に冷却用の空気が供給される。筐体1内に取り込まれた空気は、母線室4を通り、母線室4に設けられた母線室排気口10と収納機器6側に設けられた機器吸気口11を経由して、冷却対象である収納機器6に送られる。収納機器6には排気用として機器排気口13が設けられているため、収納機器6内で暖められた空気(収納機器6を冷却した空気)は、機器排気口13を通り正面側の扉2に設けられた扉部排気口12を経由して筐体1の外部へ排気される。
以上のように構成することにより、実施の形態1と同様の効果を奏することができるとともに、吸気用のファンを下部吸気用ファン18のみで構成することができるので、収納機器6の構造を簡略化できると共に、収納機器6の消費電力を抑えることができる。
尚上記においては、ファンとして下部吸気用ファン18のみを設けた例について説明したが、機器吸気口11、機器排気口13、扉部排気口12、母線室排気口10にファンを設けても良い。要するに実施の形態1〜3、5、6においては、機器吸気口11、機器排気口13、扉部排気口12、母線室排気口10及び下部吸気口9のうち少なくともいずれか1箇所にファンを設けることが出来る。
実施の形態7.
以下実施の形態7について、図に基づいて説明する。図10は実施の形態7による制御盤を示す側面断面図である。図において、筐体1には床面に対して垂直方向に延在するとともに制御盤の下部まで延びる母線室4が設けられ、母線室4の内部に母線5が収納されている。母線室4の上部には冷却用空気を取り込むための上部吸気口15と、上部吸気用ファン19が設けられている。収納機器6はジャンクション7によって母線5と接続され、ジャンクション7を経由して母線5から収納機器6へ電力が供給される。収納機器6には機器吸気口11が設けられており、収納機器6を筐体1に取り付けた際に、機器吸気口11と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように、母線室4にも母線室排気口10が設けられている。
収納機器6の正面側には機器排気口13が設けられており、正面側の扉2には収納機器6の機器排気口13と垂直方向の位置が合致するとともに互いに対向するように、扉部排気口12が設けられている。なお機器排気口13および扉部排気口12は、収納機器6内で暖められた空気を外部に排気するため、機器吸気口11よりも垂直方向において高い位置に配置されている。また筐体1の裏面側には機器が取り付けられていないため、裏面扉(またはパネル)3で閉鎖された構造となっている。
なお、ジャンクション貫通用の開口14および母線室排気口10の配置、数量、並びに形状については、実施の形態1の場合(図3)と同様である。
以下実施の形態7の動作を図10に基づいて説明する。上部吸気口15は空気を供給する供給口41と接続されており、上部に設けられた上部吸気用ファン19によって筐体1内に冷却用の空気が供給される。筐体1内に取り込まれた空気は、母線室4を通り、母線室4に設けられた母線室排気口10と収納機器6側に設けられた機器吸気口11を経由して、冷却対象である収納機器6に送られる。収納機器6には排気用として機器排気口13が設けられているため、収納機器6内で暖められた空気(収納機器6を冷却した空気)は、機器排気口13を通り正面側の扉2に設けられた扉部排気口12を経由して筐体1の外部へ排気される。
以上のように構成することにより、実施の形態1と同様の効果を奏することができるとともに、吸気用のファンとして上部吸気用ファン19のみを設ければ良いので、収納機器6の構造を簡略化できると共に、収納機器6の消費電力を抑えることができる。
尚上記においては、ファンとして上部吸気用ファン19のみを設けた例について説明したが、機器吸気口11、機器排気口13、扉部排気口12、母線室排気口10にファンを設けても良い。要するに実施の形態4、7においては、機器吸気口11、機器排気口13、扉部排気口12、母線室排気口10及び上部吸気口15のうち少なくともいずれか1箇所にファンを設けることが出来る。
なおこの発明は前述の実施形態で記述した内容に限定されるものではなく、発明の範囲内において、各実施の形態を変形したり、省略したりすることができるものとする。
また図1から図10において、各図中に示した同一符号は同一または相当する部分を示すものとする。

Claims (4)

  1. 筐体内に床面に対して垂直方向に延びる母線室と、
    上記母線室の内部に収納された母線と、
    上記母線から電力が供給される収納機器と、
    上記母線室の上部に設けられるとともに冷却用空気を取り込むための吸気口と、
    上記収納機器に設けられるとともに上記母線室に設けられた母線室排気口と互いに対向する機器吸気口と、
    上記収納機器の正面側及び裏面側の少なくともいずれか1つの側に設けられた機器排気口と、
    正面側及び裏面側の少なくともいずれか1つの側の扉に設けられるとともに上記機器排気口と互いに対向する扉部排気口を備え、
    上記機器排気口および上記扉部排気口は、上記機器吸気口よりも垂直方向において高い位置に配置されている制御盤。
  2. 上記母線室排気口と上記機器吸気口は垂直方向における位置が合致する請求項1に記載の制御盤。
  3. 上記機器排気口と上記扉部排気口は垂直方向における位置が合致する請求項1又は請求項2に記載の制御盤。
  4. 上記機器吸気口、上記機器排気口、上記扉部排気口、上記母線室排気口及び上記吸気口のうち少なくともいずれか1つにファンを設置した請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の制御盤。
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