JPH09153056A - データ抽出処理方式 - Google Patents

データ抽出処理方式

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JPH09153056A
JPH09153056A JP31102495A JP31102495A JPH09153056A JP H09153056 A JPH09153056 A JP H09153056A JP 31102495 A JP31102495 A JP 31102495A JP 31102495 A JP31102495 A JP 31102495A JP H09153056 A JPH09153056 A JP H09153056A
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JP
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time
data extraction
extraction
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Application number
JP31102495A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Kudo
司 工藤
光幸 ▲はまさき▼
Mitsusachi Hamasaki
Takamichi Akima
孝道 秋間
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定常的に発生する異動履歴を格納するファイ
ルから、定期的あるいは不定期にデータを抽出する際
に、前回、データ抽出処理を行った後に格納されたデー
タだけを選択して抽出する。 【解決手段】 データと共にデータ毎に格納した時刻あ
るいは格納順序の情報も併せて格納し、また、データ抽
出処理を行った時、抽出対象となったデータのうち最後
に格納されたデータの格納時刻、あるいは格納順序の情
報を格納する。データを抽出する時、データ格納時刻あ
るい格納順序の情報が前回データ抽出処理を行った以降
のデータを抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、時系列的に逐次
蓄積されるデータを、随時段階的にバッチ処理するシス
テムにおいて、未処理のデータを容易に抽出して処理す
るデータ抽出処理方式に関するものである。特に、住民
の出生、転居、転入、死亡等、定常的に発生する異動履
歴を格納する異動データファイルから、定期的に異動の
リスト、あるいは異動の統計資料を処理する際の、デー
タ抽出処理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自治体では定常的に住民の異動
が発生する。これらの住民の異動は届出に伴って、異動
情報として電算機システムに順次入力され、異動履歴を
格納する異動データファイルとして管理される。図20
に、異動データファイルに格納される異動データの例を
示す。異動データには、異動事由、氏名の他にデータ格
納時刻も合わせて格納される。格納された異動情報は異
動リストとして毎日、毎週あるいは毎月などの定期的な
タイミングで出力され、管理される必要がある。このよ
うな処理の場合には、データは、それらのデータが入力
され格納された順に処理されることになる。即ち、格納
順や格納時刻が処理のキーとなる。
【0003】図21に、住民の異動リストを毎日朝9時
に出力する例を示す。例えば、6月8日の朝9時には、 6月7日9:00<データ格納時刻<=6月8日9:00 のデータが異動リストの出力対象となる。また、その翌
日、6月9日の朝9時には、前回の出力日時である6月
8日朝9時から、現在の時間である6月9日朝9時まで
のデータを出力する。即ち、 6月8日9:00<データ格納時刻<=6月9日9:00 のデータが異動リストの出力対象となる。このように、
毎日、定時に異動リストを出力しようとする場合、自治
体では不定期に閉庁日があり、閉庁日にはシステムが停
止することから、前回、出力日時が自動的に決定できな
いという問題点があった。図22を用いて説明する。図
22の(a)、(b)はそれぞれ、1995年6月、7
月のカレンダーである。前述した6月8日(木曜日)
や、6月9日(金曜日)は前日も営業日(開庁日)であ
るので、1日前の出力時間を前回出力日時とすればよ
い。例えば、システム稼動日の9時に異動リストを出力
する場合、前日にシステムが稼動していた場合には前日
の9時以降、当日の9時までデータを抽出するが、前日
が日曜日、祭日等で閉庁日の場合には、閉庁日の前の開
庁日の9時以降のデータを抽出する必要がある。6月1
2日を例にとると、図22(a)に示すように6月9日
9時から6月12日9時までのデータを抽出する必要が
ある。従来の技術では、上記の出力を行う場合には、図
23、図24に示すようなデータ抽出条件入力画面に、
操作員が、カレンダーをみて、閉庁日の判断をしてデー
タ抽出条件を入力する必要があった。図23に、データ
抽出条件入力画面例を示す。図において、210は、デ
ータの抽出をいつから行うかを指定するデータ抽出条件
入力画面200の下限値入力領域、220はデータの抽
出をいつまでの分行うかを指定する上限値を入力する領
域を示す項目である。図24は、図23に示したデータ
抽出条件入力画面200に、操作員が条件をを入力した
後の状態を示す図である。あるいは、操作員が前回のデ
ータ抽出処理をした日時を紙に書いたりすることにより
記録しておき、次回のデータ抽出処理の時、そのメモを
みて、データ抽出条件を入力するなど、システムの外部
で、人手により処理日時を管理しなければならなかっ
た。
【0004】また、他の方法として、本来のデータ格納
ファイルとは別に出力用の異動データを格納する出力用
異動データファイルを用意し、データを出力する度に出
力用異動ファイルのデータをクリアするという手段をと
っていた。図25に、出力用異動データファイルを使用
する場合のブロック図を示す。図において、1は異動デ
ータを格納する異動データファイルである。11は、デ
ータ格納時刻、13は異動事由、15は氏名である。ま
た、104は出力用異動ファイルであり、41は、デー
タ格納時刻、43は異動事由、45は氏名である。10
6は、出力用異動ファイル104から出力される異動リ
ストである。
【0005】また、格納するデータにフラグを設けて、
未出力データを管理する方法もあった。図26は、未出
力フラグを設けた異動データファイルの例を示す図であ
る。図において、17は未出力フラグである。未出力フ
ラグは、異動データ格納時に、”1”を立てておき、出
力処理の際に、未出力フラグが”1”のデータを出力の
対象とする。出力処理が正常終了した後、未出力フラグ
を”0”に書き換える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、出力用
異動データファイルを利用する方式では、出力タイミン
グが異なるリストを出力する場合には、リスト毎に出力
用異動データファイルを用意しなければならず、ファイ
ルの数が増えて管理が複雑となるという課題があった。
フラグを利用する場合にも、異なるリスト毎にフラグを
用意しなければならないという同様の問題点がある。ま
た、出力の度に抽出条件を入力するという方法では、前
回の出力対象となる異動の時刻を手作業で管理してお
き、次回の出力に際して管理された異動時刻をチェック
して入力するため、管理、操作性が繁雑となるという課
題があった。
【0007】この発明は、上記の課題を解決するために
なされたものであり、操作員の手を煩わせることなく、
蓄積されていく異動データから、前回処理されたもの以
降のデータのみを抽出するデータ抽出方式を実現するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のデータ抽出処
理方式は、以下の要素を有することを特徴とする。 (a)データを格納するとともに、上記データを順序付
けする順序付け情報を格納するデータ格納手段、(b)
前回データ抽出処理の対象となったデータの順序付け情
報を格納する順序付け情報格納手段、(c)上記順序付
け情報格納手段により格納された順序付け情報の最大値
を用いてデータの抽出条件を設定し、設定した上記抽出
条件に基づいて上記データの抽出処理を行うデータ抽出
手段。
【0009】上記順序付け情報格納手段は、上記順序付
け情報としてデータ格納時刻を格納することを特徴とす
る。
【0010】上記順序付け情報格納手段は、上記順序付
け情報としてデータの格納順序を示す情報を格納するこ
とを特徴とする。
【0011】上記順序付け情報格納手段は、上記順序付
け情報を所定の変換方式によって変換して格納すること
を特徴とする。
【0012】上記データ抽出手段は、さらに、設定した
上記抽出条件を変更する条件変更手段を備えたことを特
徴とする。
【0013】上記データ抽出処理方式は、さらに、上記
データ抽出手段を定期的に、あるいはあらかじめ設定し
た時刻に自動的に実行する自動実行手段を備えたことを
特徴とする。
【0014】上記データ抽出処理方式は、さらに、上記
データ格納手段により格納されたデータの件数を計測す
るデータ件数計測手段を備えるとともに、上記データ件
数計測手段が計測するデータの件数があらかじめ設定し
た設定件数に達した時に上記データ抽出手段を実行する
実行手段を備えたことを特徴とする。
【0015】上記順序付け情報格納手段は、上記順序付
け情報を選択的に格納することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明に係るデータ抽出処理
方式の実施の形態のブロック図である。図中、1は異動
データを格納する異動データファイルであり、2は異動
データファイル1から今回の抽出対象データを抽出する
データ抽出手段である。異動データファイル1にはデー
タ項目の1つとしてデータ格納時刻が記録されている。
このデータ格納時刻がデータ抽出処理のキーとして使用
される。つまり、異動データファイル1はデータ格納時
刻により順序付けられ、処理されるファイルである。ま
た、3は抽出処理を実行した時刻を順序付け情報として
格納する前回実行時刻ファイルである。4はデータ抽出
手段により抽出された抽出データを格納する出力ファイ
ルである。この出力ファイル4を用いて、異動リスト等
の各種リストが出力される。図1においては、前回実行
時刻ファイル3には、6月8日9:00という時刻が格
納されている。即ち、この前回実行時刻ファイル3は、
6月8日午前9時に、データ抽出を行ったことを示して
いる。その時のデータ抽出処理の抽出条件は、 6月7日9:00<データ格納時刻<=6月8日9:00 である。この抽出条件で抽出を行うと、図1に示す異動
データファイル1からデータ格納時刻が6月7日13:
00のデータが出力ファイル4に1件抽出される。
【0017】以下に、図2によってデータ抽出手段の動
作を説明する。図2は図1中のデータ抽出手段2の動作
を示す流れ図である。ここでは、6月9日午前9時に、
前回抽出処理後の未抽出のデータのみ抽出する場合を想
定する。抽出処理の開始時点で、前回実行時刻ファイル
3には前回、データ抽出処理を行った際の実行開始時刻
情報、即ち抽出条件の上限値が格納されている。具体的
には、6月8日9:00である。データ抽出処理の最初
に前回実行時刻ファイル3に格納されている前回の実行
時刻を読み込み、抽出条件の下限値として設定する(S
21)。次に、今回の実行開始時刻としてシステム時刻
を読み込み、読み込んだ実行開始時刻をデータ抽出条件
の上限値として設定する(S23)。次に、異動データ
ファイル1から、 抽出条件の下限値<データ格納時刻<=抽出条件の上限値 具体的には、 6月8日9:00<データ格納時刻<=6月9日9:00 に該当するデータを抽出し(S25)、抽出したデータ
を出力ファイル4に格納する(S27)。このとき抽出
されるデータは、データ格納時刻が、6月8日10:3
0,6月8日11:00,6月9日8:30の3件であ
る。最後に、今回の実行開始時刻情報(6月9日9:0
0)を前回実行時刻ファイル3に格納する(S29)。
格納された実行開始時刻情報は、次回のデータ抽出時の
抽出条件設定に利用される。
【0018】以上のように、この実施の形態において
は、操作員が管理しておいた抽出条件を手入力しなくと
も、前回実行時刻以降のデータ抽出が可能なデータ抽出
方式について説明した。このデータ抽出処理方式では、
データ格納手段により異動データファイルにデータを格
納する際にデータ格納時刻を格納する。また、順序付け
情報格納手段(前回実行時刻ファイル)は、データ抽出
処理を行った時刻を格納する。この2つの順序付け情報
を比較することにより、前回、抽出処理を行った時刻以
降に格納されたデータのみを抽出する。このデータ抽出
処理方式によれば、出力用異動データファイルの追加な
しに、あるいは処理の度に操作員がデータ抽出条件を入
力するという操作なしに、前回、抽出処理を行った後で
格納されたデータのみを抽出することができる。
【0019】なお、この実施の形態においては、説明を
簡単にするために、図1には異動データファイルに格納
されているデータはデータ格納時刻順に並んでいる場合
を示しているが、必ずしもファイルに書き込まれている
物理的な格納順を抽出処理のキーとして限定しなくとも
よい。処理対象となるキー項目が、論理的に昇順あるい
は降順に索引付けされていればよい。降順の場合には、
抽出条件式の記述が、多少異なるが、基本構成は、同じ
である。
【0020】実施の形態2.前述した実施の形態におい
ては、操作員が管理しておいた抽出条件を手入力しなく
とも、前回実行時刻以降のデータ抽出が可能なデータ抽
出方式について説明した。この実施の形態においては、
日次、週次、月次等一定のタイミングで、データ抽出を
行うデータ抽出方式について説明する。自治体で出力す
る帳票には前回の実行時刻以降ではなく、日次(前日の
データを出力)、週次(先週のデータを出力)、月次
(先月のデータを出力)のタイミングで出力する帳票が
ある。また、前日のデータや先週のデータでなく、特定
の日や特定の週及び特定の月を指定してデータを抽出す
る場合もある。この時、前述した実施の形態のように、
システム時刻を抽出条件に用いると日付の区切りを正し
く抽出条件に反映することができない場合がある。例え
ば、図1に示すように6月9日8:30に格納されたデ
ータが、6月8日分のデータと一緒に抽出されるような
場合である。
【0021】これらの抽出を正しく行うには、前回の時
刻情報及び現在の時刻情報を一定の変換方法(例えば当
日の午前0時等)により変換することが必要となる。こ
れらの変換方式を備えたデータ抽出方式について、以下
に図を用いて説明する。図3は、この実施の形態の抽出
条件の設定を示す図である。例えば、6月8日9時ちょ
うどに前日分のデータの出力を行う場合を考えてみる。
この場合の抽出条件は、6月7日午前0時から6月8日
午前0時とすればよい。つまり、システム時刻の午前9
時を、午前0時に変換すればよい。この時の変換方法と
しては、例えば、システムで午前0時を意味する文字列
(データ型は、日付型、時刻型、文字型など適当なもの
を用いる)を、あらかじめ保持しておき、システム日付
から6月8日を取り出し、あらかじめ保持している午前
0時を意味する文字列と結合すればよい。この抽出条件
で6月7日(6月8日の前日分)の日次データの抽出処
理が終了したときに、6月8日午前0時を前回実行時刻
ファイルに格納しておけば、連続的に日次処理を行う場
合、次回(翌日)の抽出処理の際に、前述した実施の形
態と同様に、前回実行時刻ファイルに格納された情報を
用いて抽出条件の設定が可能となる。
【0022】図4は、この実施の形態のデータ抽出処理
方式のブロック図である。図中1から4は図1に示した
ものと同じである。前回実行時刻ファイル3に格納され
る時刻情報が変換された時刻情報である点が、前述した
実施の形態とは異なる点である。また、図5は図4中の
データ抽出手段2の動作を示す流れ図である。
【0023】以下に、図に基づいてデータ抽出手段の動
作を説明する。抽出処理の開始時点で、前回実行時刻フ
ァイル3には前回、データ抽出処理を行った際の抽出条
件の上限値、即ち、変換後の時刻情報が格納されてい
る。具体的には、6月8日0:00である。データ抽出
処理の最初に前回実行時刻ファイルに格納されている前
回の実行時刻を読み込み、抽出条件の下限値として設定
する(S31)。次に、システム時刻を読み込み(S3
2)、変換方式により変換した時刻情報を抽出条件の上
限値として設定する(S33)。次に、異動データファ
イルから、 抽出条件の下限値<データ格納時刻<=抽出条件の上限値 即ち、 6月8日0:00<データ格納時刻<=6月9日0:00 のデータを抽出し(S35)、出力ファイルに格納する
(S37)。このとき、抽出されるデータは、データ格
納時刻が、6月8日10:30,6月8日11:00の
2件である。最後に、今回の実行開始時刻(上限値、6
月9日0:00)を前回実行時刻ファイルに格納する
(S39)。格納された変換後の実行時刻情報は、次回
のデータ抽出時の抽出条件設定に利用される。なお、こ
こまでの説明においては、日次処理を例にとって説明し
たが、週次、月次の処理についても同様の構成で処理可
能であることは明らかである。具体的には該当日付をそ
の日の午前0時に変換することにより日次の異動リスト
を、該当日付をその週の月曜日の午前0時に変換するこ
とにより週次の異動リストを、該当日付をその月の1日
の午前0時に変換することにより月次の異動リスト等を
出力することが可能となる。
【0024】以上のように、この実施の形態において
は、前回実行時刻ファイルにシステム時刻をそのまま格
納するのではなく、処理の内容(日次、週次、月次等)
に対応して変換した時刻を格納するデータ抽出処理方式
について説明した。この実施の形態のデータ抽出処理方
式では、データ格納手段がデータ毎の格納時刻をデータ
と共に格納し、順序付け情報格納手段が所定の変換方式
によって変換した時刻情報を格納する。データ抽出手段
は、データ毎の格納時刻と変換した時刻情報を比較し、
データの抽出を行う。この実施の形態によれば、日次、
週次、月次等、連続的に定型的に処理される業務におい
て抽出条件を人手により設定する手間を省くとともに、
人為的な設定ミスをなくし、漏れのない抽出処理を行う
ことが可能である。また、出力用異動データファイルの
追加も必要ない。
【0025】実施の形態3.前述した実施の形態におい
ては、抽出条件となる項目がデータ格納時刻である場合
について説明したが、この実施の形態においては、デー
タの格納順序が抽出条件となる場合について説明する。
具体的には、自治体における印鑑登録業務を想定してい
る。印鑑登録業務においては、登録順に印鑑番号が採番
される。そのため、採番された印鑑番号がデータの格納
順序を示すキーとなる。
【0026】図6は、格納されたデータと異動リストの
出力対象データとの関連を示す図である。例えば、図6
に示すように前回の出力対象が印鑑番号0000001
0までであったとする。異動データは印鑑番号0000
0013まで登録されている。このとき、今回の出力対
象は、印鑑番号00000011から00000013
までとなる。この出力対象の設定を、操作員の手を借り
ずに自動的に行う方式について説明する。
【0027】図7は、この実施の形態のデータ抽出処理
方式のブロック図である。図中1aは異動データを格納
する異動データファイルであり、2aは異動データファ
イル1aから今回の抽出対象データを抽出するデータ抽
出手段である。また、5はデータの格納順序を順序付け
情報として格納する格納順序ファイルであり、4はデー
タ抽出手段により抽出された抽出データを格納する出力
ファイルである。図8は、図7中のデータ抽出手段2a
の動作を示す流れ図である。
【0028】以下に、図によってデータ抽出手段2aの
動作を説明する。抽出処理の開始時点で格納順序ファイ
ル5には前回にデータ抽出処理を行った際の格納順序情
報が格納されている。この場合は、前回の出力対象とな
った印鑑番号00000010が格納されている。デー
タ抽出処理の最初に、格納順序ファイル5より前回の格
納順序(印鑑番号00000010)を読み込み、下限
値として設定する(S41)。次に、異動データファイ
ル1aから最新の格納順序を把握する。最新の格納順序
とは、格納されている印鑑番号の最大値である。そし
て、把握した印鑑番号の最大値00000013を上限
値として設定する(S43)。次に、異動データファイ
ル1aから、データ格納順序である印鑑番号が、 前回格納順序<データ格納順序<=格納順序の最大値 即ち、 00000010<データ格納順序<=00000013 のデータを抽出し(S45)、出力ファイル4に格納す
る(S47)。このとき、抽出されるデータは、データ
格納順序が、00000011〜00000013の3
件である。最後に、今回の抽出処理の抽出条件の上限値
である格納順序情報(00000013)を格納順序フ
ァイル5に格納する(S49)。格納された格納順序情
報は、次回の抽出処理の際、抽出条件の設定に用いられ
る。
【0029】以上のように、この実施の形態において
は、登録順に採番され、データの格納順序を示す項目が
抽出条件となる場合について説明した。この実施の形態
のデータ抽出処理方式では、データ格納手段がデータ毎
の格納順序を格納し、順序付け情報格納手段がデータ抽
出処理を行った際の最後の格納順序情報を格納する。最
後の格納順序情報とは、データ抽出処理の対象となった
データの格納順序の最大値である。データ抽出手段は、
この2つの情報を比較することにより、前回、抽出処理
を行った順序情報以降に格納されたデータのみを抽出す
る。この実施の形態によれば出力用異動データファイル
の追加、あるいは処理の度にデータ抽出条件を入力する
という操作なしに、前回、抽出処理を行った後で格納さ
れたデータのみを抽出することができる。
【0030】なお、この実施の形態においては、説明を
簡単にするために、異動データファイルに格納されてい
るデータは印鑑番号順に並んでいる場合を図7に示して
いるが、必ずしも物理的な格納順を抽出処理のキーとし
て限定しなくともよい。処理対象となるキー項目が、論
理的に昇順あるいは降順に索引付けされていればよい。
降順の場合には、抽出条件式の記述が、多少異なるが、
基本構成は、同じである。
【0031】実施の形態4.この実施の形態では、抽出
条件の設定時に抽出条件として用いる印鑑番号を変換す
る場合について説明する。図9は、異動データファイル
に格納された印鑑番号と氏名の例を示す図である。図9
には、印鑑番号00000043までのデータが登録さ
れている。このとき、前回の出力対象が印鑑番号000
00020までだったとすると、今回は印鑑番号000
00021からのデータが出力対象となる。また、印鑑
番号を印刷する台帳は、1ページに20人分印刷可能な
書式となっているものとする。ここで、前述した実施の
形態と同様に登録されているデータをすべて印刷する
と、出力されるデータは、印鑑番号00000021か
ら00000043の23件となり、台帳の1ページ目
に20人分、2ページ目に3人分印刷されることにな
る。ところが、印刷された2ページ目は、17人分が、
空欄のままであり用紙が無駄になる。また、印刷された
3人分は、後日4人目以降のデータと共に再び印刷され
ることになり、印刷も無駄になる。またファイルする紙
をその都度差し替えなければならないという手間も発生
する。これらを防止するためには、異動データファイル
に1ページ分のデータが格納される都度、抽出処理を行
い、出力ファイルを作成すればよい。以下に、前回の出
力が、印鑑番号00000020まで行われた状態で、
今回の抽出を行う場合について説明する。
【0032】図10は、この実施の形態のデータ抽出処
理方式のブロック図である。図中1bは異動データを格
納する異動データファイルであり、2bは異動データフ
ァイルから今回の抽出対象データを抽出するデータ抽出
手段であり、4はデータ抽出手段により抽出された抽出
データを格納する出力ファイルであり、5bは格納順序
を格納する格納順序ファイルである。図11は図10中
のデータ抽出手段2bの動作を示す流れ図である。抽出
処理の開始時点で、格納順序ファイルには前回にデータ
抽出処理を行った変換された格納順序情報が格納されて
いる。前回データ抽出を行った時点で、異動データファ
イルには、印鑑番号00000022までのデータが格
納されていたとする。台帳には、20人分ずつ出力され
るので、前回の出力対象は、20の倍数のうち、22よ
りも小さい件数即ち20件となり、印鑑番号00000
020までのデータが出力される。その結果、印鑑番号
00000020が格納順序ファイル5bに格納されて
いる。処理の最初で格納順序ファイル5bより前回の格
納順序を読み込み、抽出条件の下限値に設定する(S5
1)。次に、異動データから現在の最大の印鑑番号(こ
こでは、00000043)を読み込む(S52)。次
に、読み込んだ最大の印鑑番号を20の倍数(ここで
は、00000040)に変換し、抽出条件の上限値に
設定する(S53)。次に、データ抽出手段が異動デー
タファイル1bから、 下限値<データ格納順序<=上限値 即ち、 00000020<印鑑番号<=00000040 の異動データを抽出し(S55)、抽出したデータを出
力ファイル4に格納する(S57)。最後に、今回の抽
出条件の上限値、変換された格納順序(ここでは、00
000040)を格納順序ファイル5bに格納する(S
59)。格納された格納順序は次回のデータ抽出の際、
抽出条件設定に用いられる。なお、この実施の形態にお
いては、1ページの印刷件数に合わせて変換を行ってい
る例を示したが、変換方式は、1ページの出力件数以外
の任意の変換を行っても構わない。
【0033】以上のように、この実施の形態において
は、変換した格納順序を登録して、次回のデータ抽出条
件に利用するデータ抽出方式について説明した。このデ
ータ抽出処理方式では、順序付け情報格納手段は、一定
の変換方式によって変換した格納順序情報を格納する。
データ抽出手段は、格納された格納順序情報を利用し
て、抽出条件を設定する。この発明によれば出力用異動
データファイルの追加、あるいは処理の度に操作員がデ
ータ抽出条件を入力するという操作なしに、前回、抽出
処理を行った後で格納されたデータのうち指定された変
換方式により変換された格納順序より前のデータを抽出
することができる。
【0034】実施の形態5.前述した実施の形態におい
ては、データ抽出手段が、自動的にデータの抽出条件を
設定する場合について説明した。ところが実際の処理に
おいては、自動設定された抽出条件をそのまま利用する
のではなく何らかの変更を加えたり、新たな抽出条件の
設定を行いたい場合がある。この実施の形態において
は、このような場合の処理について説明する。図12
は、この実施の形態を示すブロック図である。図におい
て、1〜4は、前述した実施の形態と同じである。6
は、データ抽出手段2に備えられた条件変更手段であ
り、6aは表示部、6bは入力部である。
【0035】以下に、動作について説明する。抽出処理
の開始時点で、前回実行時刻ファイル3には前回にデー
タ抽出処理を行った実行時刻が格納されている。データ
抽出手段2は、前述した実施の形態と同様に、前回実行
時刻ファイル3の内容及びシステム時刻から抽出条件を
設定する。その後、設定した抽出条件を表示部6aに表
示する。図13は、表示部6aに表示されるデータ抽出
条件入力画面300を示す図である。図において、31
0は、データ抽出手段2により設定された下限値、32
0は上限値である。また、330は、条件入力域であ
る。操作員は、入力部6bを操作することにより、表示
された下限値310または上限値320を任意の値で変
更する。あるいは、入力部を操作し条件入力域330に
条件を入力し、表示されている抽出条件を限定してもよ
い。あるいはまた、下限値310または上限値320に
表示されている抽出条件を空白にし、条件入力域330
に入力した抽出条件のみで、データ抽出手段による抽出
処理を行ってもよい。図13においては、データ格納時
刻に加えて、さらに異動事由が”転入”である異動デー
タだけを限定して抽出する場合を示している。以降は実
施の形態1と同じである。上記説明では、実施の形態1
と条件変更手段を組合わせた場合を例に取ったが、実施
の形態2から4との組み合わせでも構わない。
【0036】以上のように、この実施の形態のデータ抽
出処理方式では、第1から第4のデータ抽出処理方式に
さらに条件変更手段を備えることにより、データ抽出処
理の際にデータの抽出条件を変更しデータを抽出する。
このデータ抽出方式によれば、前回、抽出処理を行った
後で格納されたデータのみを抽出する場合に、抽出条件
を追加して対象データを絞り込む事ができる。また、抽
出条件を変更して、データ抽出を行うこともできる。
【0037】実施の形態6.実施の形態1〜5において
は、抽出条件は、データ抽出手段2により自動的に設定
されたが、データ抽出処理の起動自体は操作員により行
われていた。この実施の形態においては、データ抽出処
理を自動的に実行する場合について説明する。図14
は、この実施の形態のデータ抽出処理方式の機能ブロッ
ク図である。図中1は異動データを格納する異動データ
ファイルであり、2は異動データファイル1から今回の
抽出対象データを抽出するデータ抽出手段であり、3は
前回の実行開始時刻を格納する前回実行時刻ファイルで
あり、4はデータ抽出手段2により抽出された抽出デー
タを格納する出力ファイルである。また、7は、データ
抽出処理の実行予定を格納した実行カレンダーであり、
8は、実行カレンダー7を参照し、データ抽出手段を起
動する自動実行手段である。図15は図14の自動実行
手段8の動作を示す流れ図である。
【0038】以下に図によってデータ抽出手段が起動さ
れる動作を説明する。実行カレンダー7への実行予定の
格納は、エディタ、あるいは、専用の実行予定作成ツー
ル等の編集機能を用いてあらかじめ行われているものと
する。自動実行手段8は、操作員により起動されると予
め設定されている実行カレンダー7を読み込む(S6
0)。続いて、システム時刻を読み込み(S62)、実
行カレンダー7に設定された起動時刻か判定する(S6
4)。起動時刻となった場合、データ抽出手段2を起動
し、実施の形態1から4に示したデータ抽出処理を実行
する(S66)。S64において、起動時刻にならない
場合には、S62の処理に戻る。S62のシステム時刻
の読み込みについては、タイマ設定を行い、0.1秒
毎、1秒毎あるいは、10秒毎に読み込みを行うように
設定してもよい。
【0039】以上のように、この実施の形態において
は、第1から第4のデータ抽出処理方式を定期的にある
いはあらかじめ設定した時刻に自動的に実行し、データ
を抽出する自動実行手段を備えたデータ抽出処理方式に
ついて説明した。この実施の形態によれば、前回、抽出
処理を行った後で格納されたデータのみを抽出する場合
に、第1から第4の発明に加えて、人間の介入なしに定
期的、あるいはあらかじめ設定した時刻に自動的にデー
タ抽出処理を実行することができる。
【0040】実施の形態7.前述した実施の形態4にお
いては、処理の要求に応じて、格納順序等の抽出条件を
変換することにより、所定の件数を抽出するデータ抽出
法式について説明した。この実施の形態においては、異
動データファイルに格納されるデータの件数を計測する
データ件数計測手段を備えたデータ抽出方式について説
明する。図16は、この実施の形態のデータ抽出処理方
式のブロック図である。図において、9はあらかじめ設
定した件数を格納する設定件数ファイル、10は設定件
数ファイルを参照しデータ件数を計測するデータ件数計
測手段、11はデータ件数計測手段10を所定の時刻に
起動する定時刻起動手段である。他の符号については、
前述した実施の形態と同一符号であるので、説明を省略
する。図17は、この実施の形態の動作を示す流れ図で
ある。
【0041】以下に、図によってデータ件数計測手段の
動作を説明する。件数設定ファイル9には、あらかじめ
所定の件数が設定されているものとする。件数の設定
は、エディタ等の編集機能を用いて行う。あるいは、件
数設定画面を用意して、操作員が入力しても良い。定時
刻起動手段11は、前述した実施の形態6の自動実行手
段8が、データ抽出手段2を起動するのと同じ方法で、
あらかじめ定められた時間にデータ件数計測手段10を
起動するものとする。定時刻起動手段11に起動された
データ件数計測手段は、まず、S70において、前回実
行時刻ファイル3を読み込んだ後、S72において、設
定件数ファイル9を参照し、あらかじめ設定されている
設定件数を読み込む。次に、前回実行時刻ファイル3か
ら読み込んだ前回実行時刻よりも後に格納された異動デ
ータ、即ち、前回実行時刻よりもデータ格納時刻が大き
い異動データを異動データファイル1から抽出する(S
74)。そして、抽出したデータの件数をカウントする
(S76)。次に、S77において、カウントしたデー
タ件数と設定件数ファイル9から読み込んだ設定件数を
比較する。比較した結果、カウントした件数が、設定件
数よりも大きいとき、データ抽出手段2を起動する(S
79)。起動されたデータ抽出手段2は、前述した実施
の形態と同様にデータ抽出を行う。
【0042】以上のように、この実施の形態のデータ抽
出処理方式では、前回、データ抽出処理を行った後で、
新たに格納されたデータの件数を計測し、計測したデー
タ件数があらかじめ設定した値に達した時に、第1から
第4のデータ抽出処理方式を実行しデータを抽出する。
このデータ抽出方式によれば、前回、抽出処理を行った
後で格納されたデータのみを抽出する場合に、第1から
第4の発明に加えて、人間の介入なしにデータ自体の件
数を計測することによりデータ抽出処理を自動的に実行
することができる。
【0043】実施の形態8.実際の処理においては、場
合によって順序付け情報の書き換えを行いたくないこと
がある。例えば、同一内容のデータ抽出を再実行するこ
とがわかっている場合である。この実施の形態において
は、順序付け情報の書き換えの実行の有無を選択できる
データ抽出処理方式について説明する。図18は、この
実施の形態のデータ抽出処理方式のブロック図である。
図において、12は書き換え更新の有無を示すフラグで
ある。ここでは、更新有りの場合を示している。他の符
号については、前述した実施の形態と同一符号であるの
で、説明を省略する。図19は、この実施の形態の動作
を示す流れ図である。
【0044】以下に、図によって動作を説明する。流れ
図のS21のデータ抽出処理の開始時点から、S27の
抽出したデータを出力ファイルに格納するところまでは
実施の形態1から4に同じである。次に、S28におい
て、実行開始時刻を前回実行時刻ファイルに格納するか
どうか判断するために、更新の有無フラグを読み込む。
読み込んだ更新の有無フラグが更新有りを示していれば
(S28a)、S29において今回の実行開始時刻を前
回実行時刻ファイル3に格納する。格納された実行開始
時刻は、次回のデータ抽出の際、抽出条件の設定に利用
される。また、読み込んだ更新の有無フラグが更新無し
を示していれば(S28a)、S29の処理は行われな
い。上記説明においては、実行開始時刻を格納する場合
を例にとって説明したが、実行開始時刻を変換した時刻
情報、格納順序、格納順序を変換した情報等について、
順序付け情報として格納するかどうかを更新の有無フラ
グで判断する場合についても、同様の処理が可能であ
る。また、更新の有無フラグが、ディスク等の補助記憶
装置に格納されている場合を例にとっているが、補助記
憶装置に限定せず、更新の有無を操作員に確認する画面
を用意し、更新有りボタンと更新無しボタンのいずれか
を操作員に選択させる方法でも良い。
【0045】以上のように、この実施の形態のデータ抽
出処理方式では、第1から第4の実施の形態に係るデー
タ抽出処理方式に加えて、データ抽出処理に際して抽出
条件の設定に使用する順序付け情報の更新の有無を指定
し、指定した更新の有無に対応して、選択的に更新を行
う。この実施の形態によれば、前回、抽出処理を行った
後で格納されたデータのみを抽出する場合に、同一デー
タの抽出を抽出条件の再設定なしに行いたい場合、順序
付け情報の更新を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるデータ抽出
処理の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における処理の流れ
図である。
【図3】 この発明の実施の形態2における抽出条件の
設定を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2におけるデータ抽出
処理の構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態2における処理の流れ
図である。
【図6】 この発明の実施の形態3における格納された
データと異動リストの出力対象データとの関連を示す図
である。
【図7】 この発明の実施の形態3におけるデータ抽出
処理の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3における処理の流れ
図である。
【図9】 この発明の実施の形態4における異動データ
に格納された印鑑番号と氏名の例を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態4におけるデータ抽
出処理の構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態4における処理の流
れ図である。
【図12】 この発明の実施の形態5におけるデータ抽
出処理の構成を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態5におけるデータ抽
出条件入力画面を示す図である。
【図14】 この発明の実施の形態6におけるデータ抽
出処理の構成を示すブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態6における処理の流
れ図である。
【図16】 この発明の実施の形態7におけるデータ抽
出処理の構成を示すブロック図である。
【図17】 この発明の実施の形態7における処理の流
れ図である。
【図18】 この発明の実施の形態8におけるデータ抽
出処理の構成を示すブロック図である。
【図19】 この発明の実施の形態8における処理の流
れ図である。
【図20】 従来の異動データを示す図である。
【図21】 従来の異動データと、データ抽出条件を示
す図である。
【図22】 従来のデータ抽出条件の設定を説明するた
めの図である。
【図23】 従来のデータ抽出条件入力画面の例を示す
図である。
【図24】 従来のデータ抽出条件入力画面の例を示す
図である。
【図25】 従来の出力用異動データファイルを使用す
る場合のブロック図である。
【図26】 従来の未出力フラグを設けた異動データフ
ァイルの例を示す図である。
【符号の説明】
1 異動データファイル、2 データ抽出手段、3 前
回実行時刻ファイル、4 出力ファイル、5 格納順序
ファイル、6 条件変更手段、7 実行カレンダー、8
自動実行手段、9 設定件数ファイル、10 データ
件数計測手段、11 定時刻起動手段、12 更新の有
無フラグ、200,300 データ抽出条件入力画面。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを格納し、格納したデータの中か
    ら任意のデータを抽出するデータ抽出処理方式におい
    て、 以下の要素を有するデータ抽出処理方式(a)データを
    格納するとともに、上記データを順序付けする順序付け
    情報を格納するデータ格納手段、(b)前回データ抽出
    処理の対象となったデータの順序付け情報を格納する順
    序付け情報格納手段、(c)上記順序付け情報格納手段
    により格納された順序付け情報の最大値を用いてデータ
    の抽出条件を設定し、設定した上記抽出条件に基づいて
    上記データの抽出処理を行うデータ抽出手段。
  2. 【請求項2】 上記順序付け情報格納手段は、上記順序
    付け情報としてデータ格納時刻を格納することを特徴と
    する請求項1記載のデータ抽出処理方式。
  3. 【請求項3】 上記順序付け情報格納手段は、上記順序
    付け情報としてデータの格納順序を示す情報を格納する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ抽出処理方式。
  4. 【請求項4】 上記順序付け情報格納手段は、上記順序
    付け情報を所定の変換方式によって変換して格納するこ
    とを特徴とする請求項1から3いずれかに記載のデータ
    抽出処理方式。
  5. 【請求項5】 上記データ抽出手段は、さらに、設定し
    た上記抽出条件を変更する条件変更手段を備えたことを
    特徴とする請求項1から4いずれかに記載のデータ抽出
    処理方式。
  6. 【請求項6】 上記データ抽出処理方式は、さらに、上
    記データ抽出手段を定期的に、あるいはあらかじめ設定
    した時刻に自動的に実行する自動実行手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1から5いずれかに記載のデータ抽
    出処理方式。
  7. 【請求項7】 上記データ抽出処理方式は、さらに、上
    記データ格納手段により格納されたデータの件数を計測
    するデータ件数計測手段を備えるとともに、上記データ
    件数計測手段が計測するデータの件数があらかじめ設定
    した設定件数に達した時に上記データ抽出手段を実行す
    る実行手段を備えたことを特徴とする請求項1から6い
    ずれかに記載のデータ抽出処理方式。
  8. 【請求項8】 上記順序付け情報格納手段は、上記順序
    付け情報を選択的に格納することを特徴とする請求項1
    から4いずれかに記載のデータ抽出処理方式。
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