JPH09152624A - 液晶表示装置およびその製法 - Google Patents

液晶表示装置およびその製法

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JPH09152624A
JPH09152624A JP31243295A JP31243295A JPH09152624A JP H09152624 A JPH09152624 A JP H09152624A JP 31243295 A JP31243295 A JP 31243295A JP 31243295 A JP31243295 A JP 31243295A JP H09152624 A JPH09152624 A JP H09152624A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Al系合金膜をフッ酸を含まない燐酸系のエ
ッチング液でエッチングし、ゲート電極を形成できる液
晶表示装置およびその製法を提供する。 【解決手段】 透明絶縁性基板1上にゲート配線、ソー
ス配線、およびスイッチング素子とが設けられており、
前記スイッチング素子が前記ゲート配線と前記ソース配
線の交差部に形成されてなるアレイ基板と、前記アレイ
基板の一部分に向かいあって配設される対向基板と、前
記アレイ基板と前記対向基板とのあいだに挟持される液
晶とからなり、前記ゲート配線としてAlを含む合金に
よるAl系合金膜3を形成し、当該Al系合金膜の下層
にダミー膜として下層膜2を設けてなることを特徴とす
る液晶表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置および
その製法に関する。さらに詳しくは、Al系合金膜をフ
ッ酸を含まない燐酸系のエッチング液でエッチングし、
ゲート配線を形成することの可能な液晶表示装置および
その製法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、薄膜トランジスタからなる液晶表
示装置は急激に需要が伸び、大型化、高精細化が進んで
いる。これに伴い、画面の輝度差を低減するためにゲー
ト配線の低抵抗化が重要となり、安価なAlまたはAl
を主成分とする合金を使用することが多くなっている。
このばあい、純Alはヒロックによる信頼性の低下など
の問題がある。ここでヒロックとは、熱などにより突起
状に成長した結晶粒である。前記ヒロックは、純Alに
おいてよく見られる現象である。このヒロックをさける
ため、純AlのかわりにSiやCuなどの添加物を使用
したAl系合金が一般的に用いられる。
【0003】一方、これらの純AlやAl系合金をエッ
チングする際は、燐酸系のウエットエッチング液を用い
るのが一般的である。しかしながら、燐酸系のウエット
エッチング液は、純Alのエッチングに対しては問題が
ないが、SiやCuなどを添加したAl系合金のエッチ
ングに対しては、添加物の残渣が残るという問題を有し
ている。かかる問題に対し、SiやCuなどを添加した
Al系合金のエッチングにおいて、残渣を生じさせない
ウエットエッチング液としては、燐酸にフッ酸を加えた
ウエットエッチング液があるが、前記燐酸にフッ酸を加
えたウエットエッチング液は基板のガラスをも浸食する
ため好ましくない。このように、全ての問題を解決でき
る合金またはウエットエッチング液がえられないので、
たとえば、フッ酸を含まない燐酸系のエッチング液で、
残渣を生じずにSiやCuなどを添加したAl系合金の
エッチングを行うことは、薄膜トランジスタ液晶表示装
置を製造する上で最も重要な技術課題である。
【0004】つぎに従来の液晶表示装置のゲート電極に
ついて図5を用いて示す。図5において、11は透明絶
縁性基板であり、13はAl−Si系合金膜であり、1
4はレジストパターンであり、17は純Al膜である。
前述の問題点を解決する方法としては、特開昭61−1
21455号公報および特開平6−181208号公報
記載の方法が提案されている。特開昭61−12145
5号公報には、Al−Cu合金膜の下層にCu含有率の
少ない第2のAl−Cu合金膜を設けることにより、残
渣を除去する方法が記載されている。特開平6−181
208号公報には、Al−Si合金膜13の下層の膜に
純Al膜17を設け(図5(a)参照)、レジストパタ
ーン14を形成し(図5(b)参照)、Al−Si合金
膜13および純Al膜17のエッチングを行う(図5
(c)参照)ことにより、残渣のない液晶表示装置(図
5(d)参照)をうる方法が記載されている。いずれも
Al系合金膜の下層の膜は添加物が少ないか、または添
加物が含まれないためエッチング残渣が生じず、Al系
合金膜の上層の膜は添加物を比較的多く含むため、ヒロ
ックを抑制できるというものである。これらの方法は残
渣の生じないエッチング方法として有効であるが、なお
2つの問題を有している。その一方は、配線の側面にお
いて添加物濃度の低いAl膜がむきだしとなることであ
る。このため、横方向に成長するサイドヒロックに関し
ては抑制することができない。また他方は、下層の膜の
ヒロック成長を抑えるために、上層の膜を一定以上の膜
厚にする必要があることである。このため、上層の膜の
成膜時の条件制御が難しくなり、さらに上層と下層とを
あわせた膜厚が大きくなるため、上層の膜のさらに上に
設ける膜のカバレージも難しくなる。かかる問題のため
前述の方法で形成するゲート配線は信頼性および安定性
に欠けるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題を
解決し、Al系合金膜をフッ酸を含まない燐酸系のエッ
チング液でエッチングし、ゲート電極を形成できる液晶
表示装置およびその製法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、透明絶縁性基板上にゲート配線、ソース配線、およ
び当該2つの配線の交差部に形成されるスイッチング素
子とを設けてなるアレイ基板と、前記アレイ基板の一部
分に向かいあって配設される対向基板と、前記アレイ基
板と前記対向基板とのあいだに挟持される液晶とからな
り、前記ゲート配線としてAlを含む合金によるAl系
合金膜を形成し、当該Al系合金膜の下層にダミー膜と
して下層膜を設けてなることを特徴とする。
【0007】前記下層膜が以下の(1)〜(4)のうち
のいずれかひとつからなることが、透明絶縁性基板との
密着性、パターン形成後の耐食性などの点から好まし
い。
【0008】(1)Cr、Ta、Mo、W、Ti、Cu
およびNiのうちのいずれかひとつ (2)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiを
それぞれ含む合金のうちのいずれかひとつ (3)SiN、SiO2 およびTaO2 のいずれかひと
つ (4)レジン系有機物の絶縁物 本発明の液晶表示装置は、透明絶縁性基板上にゲート配
線、ソース配線、および当該2つの配線の交差部に形成
されるスイッチング素子とを設けてなるアレイ基板と、
前記アレイ基板の一部分に向かいあって配設される対向
基板と、前記アレイ基板と前記対向基板とのあいだに挟
持される液晶とからなり、前記ゲート配線としてAlを
含む合金によるAl系合金膜を形成し、当該Al系合金
膜の下層にダミー膜として下層膜を成膜したのち、該下
層膜のエッチングを行い、さらに前記Al系合金膜の上
層に保護膜を成膜したのち、当該保護膜をエッチングし
て形成されることを特徴とする。
【0009】前記下層膜が以下の(1)〜(4)のうち
のいずれかひとつからなることが、透明絶縁性基板との
密着性、パターン形成後の耐食性などの点から好まし
い。
【0010】(1)Cr、Ta、Mo、W、Ti、Cu
およびNiのうちのいずれかひとつ (2)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiを
それぞれ含む合金のうちのいずれかひとつ (3)SiN、SiO2 およびTaO2 のいずれかひと
つ (4)レジン系有機物の絶縁物 本発明の液晶表示装置は、透明絶縁性基板上にゲート配
線、ソース配線、および当該2つの配線の交差部に形成
されるスイッチング素子とを設けてなるアレイ基板と、
前記アレイ基板の一部分に向かいあって配設される対向
基板と、前記アレイ基板と前記対向基板とのあいだに挟
持される液晶とからなり、前記ゲート配線としてAlを
含む合金によるAl系合金膜を形成し、当該Al系合金
膜の下層にダミー膜として下層膜を成膜したのち、該下
層膜のエッチングを途中まで行い、さらに前記Al系合
金膜の上層に保護膜を成膜したのち、前記エッチングを
途中まで行った下層膜と前記保護膜とをエッチングして
形成されることを特徴とする。
【0011】前記下層膜が以下の(1)〜(4)のうち
のいずれかひとつからなることが、透明絶縁性基板との
密着性、パターン形成後の耐食性などの点から好まし
い。
【0012】(1)Cr、Ta、Mo、W、Ti、Cu
およびNiのうちのいずれかひとつ (2)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiを
それぞれ含む合金のうちのいずれかひとつ (3)SiN、SiO2 およびTaO2 のいずれかひと
つ (4)レジン系有機物の絶縁物 本発明の液晶表示装置の製法は、透明絶縁性基板上にゲ
ート配線、ソース配線、および当該2つの配線の交差部
に形成されるスイッチング素子とを設けてなるアレイ基
板と、前記アレイ基板の一部分に向かいあって配設され
る対向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板とのあい
だに挟持される液晶とからなる液晶表示装置の製法であ
って、前記ゲート配線としてのAl系合金膜と該Al系
合金膜の下層に設けるダミー膜としての下層膜とを連続
して成膜する工程と、該2つの膜を同一のレジストパタ
ーンを用いて、連続してエッチングする工程とからなる
ことを特徴とする。
【0013】本発明の液晶表示装置の製法は、透明絶縁
性基板上にゲート配線、ソース配線、および当該2つの
配線の交差部に形成されるスイッチング素子とを設けて
なるアレイ基板と、前記アレイ基板の一部分に向かいあ
って配設される対向基板と、前記アレイ基板と前記対向
基板とのあいだに挟持される液晶とからなる液晶表示装
置の製法であって、前記ゲート配線としてのAl系合金
膜と該Al系合金膜の下層に設けるダミー膜としての下
層膜とを連続して成膜する工程と、レジストパターンを
用いて、前記Al系合金膜をエッチングする工程と、前
記レジストパターンを除去する工程と、前記Al系合金
膜のパターンを用いて、前記下層膜をエッチングする工
程とからなることを特徴とする。
【0014】本発明の液晶表示装置の製法は、透明絶縁
性基板上にゲート配線、ソース配線、および当該2つの
配線の交差部に形成されるスイッチング素子とを設けて
なるアレイ基板と、前記アレイ基板の一部分に向かいあ
って配設される対向基板と、前記アレイ基板と前記対向
基板とのあいだに挟持される液晶とからなる液晶表示装
置の製法であって、前記ゲート配線としてのAl系合金
膜と該Al系合金膜の下層に設けるダミー膜としての下
層膜とを連続して成膜する工程と、前記下層膜のエッチ
ングを行う工程と、前記Al系合金膜の上層に保護膜を
成膜する工程と、当該保護膜をエッチングする工程とか
らなることを特徴とする。
【0015】本発明の液晶表示装置の製法は、透明絶縁
性基板上にゲート配線、ソース配線、および当該2つの
配線の交差部に形成されるスイッチング素子とを設けて
なるアレイ基板と、前記アレイ基板の一部分に向かいあ
って配設される対向基板と、前記アレイ基板と前記対向
基板とのあいだに挟持される液晶とからなる液晶表示装
置の製法であって、前記ゲート配線としてのAl系合金
膜と該Al系合金膜の下層に設けるダミー膜としての下
層膜とを連続して成膜する工程と、前記下層膜のエッチ
ングを途中まで行う工程と、前記Al系合金膜の上層に
保護膜を成膜する工程と、前記途中までエッチングを行
った下層膜と前記保護膜とを同時にまたは連続してエッ
チングする工程とからなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の液晶表示装置およびその製法を説明する。図1、図
2、図3および図4は本発明の液晶表示装置の製法の工
程断面説明図である。図1〜4において、同一要素につ
いては同一符号を用いて示す。
【0017】実施例1 図1において、1は透明絶縁性基板であり、2はダミー
膜としての下層膜であり、3はAl系合金膜であり、4
はレジストパターンである。本発明の液晶表示装置の製
法は、図1(a)に示されるように、ガラスなどからな
る透明絶縁性基板1の表面に、たとえばスパッタ法、蒸
着法またはCVD(chemical vapor deposition )法な
どにより下層膜(ダミー膜)2を形成し、さらにAl系
合金膜3を順次形成する。前記下層膜2の膜厚は、成膜
装置が均一に膜を形成できる限界以内であればとくに限
定されるものではないが、現状の成膜装置によると膜厚
は300Å以上であればよい。また、前記下層膜2の材
料に求められる性質としては、まずAl系合金膜の添加
物が拡散しにくいこと、さらにヒロックや、のちの熱処
理による粒成長性がないことなどがあげられ、たとえ
ば、以下の(1)〜(4)のうちのいずれかひとつから
なる。
【0018】(1)Cr、Ta、Mo、W、Ti、Cu
およびNiのうちのいずれかひとつ (2)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiを
それぞれ含む合金のうちのいずれかひとつ (3)SiN、SiO2 およびTaO2 のいずれかひと
つ (4)レジン系有機物の絶縁物 本実施例においては、後述するようにウェットエッチン
グ法により下層膜2をエッチングするので、下層膜とし
ては金属または合金がしばしば用いられるが、しかし限
定されるものではない。
【0019】本実施例においては、たとえばスパッタ法
により形成された膜厚500ÅのCr膜を、下層膜2と
して使用する。前記Al系合金膜3の膜厚は、成膜装置
の制御可能な範囲で小さくすることができる。また、前
記Al系合金膜3の材料に求められる性質としては、ヒ
ロックが発生しにくいことがあげられる。一般的には、
Al−Si系合金膜またはAl−Cu系合金膜が使用さ
れる。ここでは、たとえばSiを1重量%含む、膜厚1
000ÅのAl−Si合金膜を、スパッタ法により形成
したものを、Al系合金膜3として使用する。
【0020】つぎに、図1(b)に示されるように、前
記Al系合金膜3に対して、通常のレジスト塗布および
露光方法で所望の形状にレジストを形成する写真製版技
術(以下、単に「写真製版技術」という)によりパター
ニングを行い、前記Al系合金膜3上にレジストパター
ン4を形成する。図1(c)に示されるように、前記レ
ジストパターン4をマスクとして、たとえば燐酸:硝
酸:酢酸:水=15:1:3:1からなるエッチング液
により前記Al系合金膜3をエッチングする。この際、
前記下層膜2上にはAl系合金膜3の添加物の残渣が残
る。しかし、続いて前記下層膜2をエッチングすること
により、Al系合金膜3の添加物の残渣は完全にとりさ
られる。このとき、Al系合金膜3に対するエッチング
と同様に下層膜2はウエットエッチング法によってエッ
チングされる。ウエットエッチング法は等方的にエッチ
ングが進行するため、レジストパターン4の下部に位置
するAl系合金膜3の端縁およびレジストパターン4の
下部に位置する下層膜2の端縁がエッチングされて、A
l系合金膜3および下層膜2の両端縁はレジストパター
ン4の端縁より数μm程度内側に入り込んだ状態となる
(図1(c)参照)。最後に、前記レジストパターン4
を除去することで、図1(d)に示されるような、Al
系合金膜によるゲート配線が形成される。このあと、通
常の液晶表示装置の製法により、透明絶縁性基板1上に
ソース配線、表示電極、薄膜トランジスタおよびドレイ
ン配線などを形成し、アレイ基板を形成し、さらに前記
アレイ基板の一部分に対向して透明絶縁性基板などから
なる対向基板を配設し、前記アレイ基板と前記対向基板
のあいだに液晶を挟持し、液晶表示装置を完成させる。
【0021】実施例2 前述の実施例1においては、絶縁性基板1の表面に下層
膜(ダミー膜)2、Al系合金膜3およびレジストパタ
ーン4を順次形成し、レジストパターン4をマスクとし
てAl系合金膜3および下層膜2のエッチングを順次行
い、最後にレジストパターン4の除去を行っている。本
実施例においては、レジストパターンの代りにAl系合
金膜をマスクとして、異方性の高いドライエッチング法
で下層膜をエッチングしている。レジストパターン4を
マスクとして、異方性の高いドライエッチング法で下層
膜2をエッチングすると、レジストパターン4が形成さ
れた部分はエッチングされないので、実施例1のばあい
とは異なってレジストパターン4の下部の残渣(図2
(c)において5aで示す残渣)が除去できないという
問題が生じる。前記レジストパターン4の下部の残渣と
は、Al系合金膜3をウエットエッチングする際、エッ
チングがレジストパターン4が形成された部分にまでお
よび、レジストパターン4の下部に位置するAl系合金
膜3の一部分が除去されたために残った残渣である。
【0022】前述の問題を解決するために、さきにレジ
ストパターン4を除去してから、Al系合金膜3をマス
クとして、下層膜2をドライエッチング法でエッチング
する方法が考えられる。図2において、1は透明絶縁性
基板であり、2はダミー膜としての下層膜であり、3は
Al系合金膜であり、4はレジストパターンであり、5
および5aは添加物の残渣である。また、前記下層膜2
の材料に求められる性質としては、まずAl系合金膜の
添加物が拡散しにくいこと、さらにヒロックや、のちの
熱処理による粒成長性がないことなどがあげられ、たと
えば、以下の(1)〜(4)のうちのいずれかひとつか
らなる。
【0023】(1)Cr、Ta、Mo、W、Ti、Cu
およびNiのうちのいずれかひとつ (2)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiを
それぞれ含む合金のうちのいずれかひとつ (3)SiN、SiO2 およびTaO2 のいずれかひと
つ (4)レジン系有機物の絶縁物 本実施例においては、後述するようにドライエッチング
法により下層膜2をエッチングするので、下層膜として
は窒化物がしばしば用いられるが、しかし限定されるも
のではない。
【0024】本実施例においては、絶縁性基板1の表面
に下層膜2、Al系合金膜3およびレジストパターン4
を順次形成し(図2(a)および図2(b)参照)、レ
ジストパターン4をマスクとしAl系合金膜3をエッチ
ングしたのち(図2(c)参照)、レジストパターン4
の除去を行い(図2(d)参照)、最後にAl系合金膜
3をマスクとして下層膜2のエッチングを行い、下層膜
2上のすべての添加物の残渣を除去している(図2
(e)参照)。
【0025】実施例3 前述の実施例1および実施例2においては、下層膜2上
の残渣の除去が可能であることが示されている。しか
し、ゲート配線として使用されているAl系合金膜は、
一般に、腐食防止のためにその表面を耐食性金属で覆う
必要がある。
【0026】本実施例は、実施例1および実施例2と同
様に下層膜2上の残渣を除去できるとともに、Al系合
金膜の腐食防止のための保護膜を形成した例である。
【0027】図3において、1は透明絶縁性基板であ
り、2はダミー膜としての下層膜であり、3はAl系合
金膜であり、4はレジストパターンであり、5は添加物
の残渣であり、6は耐食性金属からなる保護膜である。
まず、下層膜(ダミー膜)2の材料にのちに形成される
保護膜6と同じ材料を用いて、本発明の液晶表示装置の
ゲート配線はつぎに示す方法で形成される。図3(a)
に示されるように、Al系合金膜3および下層膜2を成
膜する。つぎに、写真製版技術によりレジストパターン
4を形成し(図3(b)参照)、Al系合金膜3をエッ
チング(図3(c)参照)したのち、下層膜2をエッチ
ングし(図3(d)参照)、レジストパターン4を除去
している(図3(e)参照)。このとき、Al系合金膜
3および下層膜2のエッチングはウェットエッチング法
によって行われる。続いて保護膜6を、透明絶縁性基板
1およびAl系合金膜3を覆うように成膜し(図3
(f)参照)、最後にエッチングによりAl系合金膜3
の表面を覆うように保護膜6を形成して(図3(d)参
照)ゲート配線を形成する。このとき、保護膜6のエッ
チングは、ウェットエッチング法によって行われる。
【0028】前記保護膜6および前記下層膜2は、たと
えば、以下の(1)〜(4)のうちのいずれかひとつか
らなる。
【0029】(1)Cr、Ta、Mo、W、Ti、Cu
およびNiのうちのいずれかひとつ (2)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiを
それぞれ含む合金のうちのいずれかひとつ (3)SiN、SiO2 およびTaO2 のいずれかひと
つ (4)レジン系有機物の絶縁物 実施例4 前述の実施例3においては、下層膜2をウェットエッチ
ング法によりエッチングし、下層膜2上の残渣の除去を
行っている。しかし、一般に、下層膜2のエッチングを
ウエットエッチングで行うばあい、ウエットエッチング
は、下層膜2の表面に対して平行な方向にも垂直な方向
にもエッチングが進行するため、同時にAl系合金膜3
の側面にもエッチングが施されてしまい、Al系合金膜
3の側面に凹部が形成されてしまうという問題が一般的
に生じる。
【0030】本実施例は、実施例3と同様に下層膜2上
の残渣を除去でき、さらに、Al系合金膜の腐食防止が
できるとともに、下層膜2のエッチングを添加物の残渣
が取除かれた時点で終了させ、Al系合金膜3の側面に
形成される凹部の大きさを極力小さくする例である。
【0031】図4において、1は透明絶縁性基板であ
り、2はダミー膜としての下層膜であり、3はAl系合
金膜であり、4はレジストパターンであり、5は添加物
の残渣であり、6は耐食性金属からなる保護膜である。
まず、下層膜(ダミー膜)2の材料にのちに形成される
保護膜6と同じ材料を用いて、本発明の液晶表示装置の
ゲート配線はつぎに示す方法で形成される。図4(a)
に示されるように、Al系合金膜3および下層膜2を成
膜する。つぎに、写真製版技術によりレジストパターン
4を形成し(図4(b)参照)、Al系合金膜3をエッ
チング(図4(c)参照)したのち、下層膜2をエッチ
ングし(図4(d)参照)、レジストパターン4を除去
している(図4(e)参照)。このとき、Al系合金膜
3および下層膜2のエッチングはウェットエッチング法
によって行われる。さらに、下層膜2のエッチングは下
層膜2上の残渣が除去できた時点で終了させる。続いて
保護膜6を、下層膜2およびAl系合金膜3を覆うよう
に成膜し(図4(f)参照)、最後にエッチングにより
Al系合金膜3の表面を覆うように保護膜6および下層
膜2を形成して(図4(d)参照)ゲート配線を形成す
る。このとき、保護膜6および下層膜2のエッチング
は、保護膜6および下層膜2が同一の材料であるため同
時に行われる。
【0032】前記保護膜6および前記下層膜2は、たと
えば、以下の(1)〜(4)のうちのいずれかひとつか
らなる。
【0033】(1)Cr、Ta、Mo、W、Ti、Cu
およびNiのうちのいずれかひとつ (2)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiを
それぞれ含む合金のうちのいずれかひとつ (3)SiN、SiO2 およびTaO2 のいずれかひと
つ (4)レジン系有機物の絶縁物 本実施例においては、下層膜2のエッチングを、添加物
の残渣が取除かれた時点で終了させるため、Al系合金
膜3の側面に形成される凹部の大きさを極力小さくする
ことができ、Al系合金膜3の腐食防止のための保護膜
6をAl系合金膜3の表面により密着させることができ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、Al系合金膜からなる
ゲート配線の下に、Al系合金膜と異なる材料からなる
下層膜を設ける構造により、添加物の残渣やサイドヒロ
ックが全くない、信頼性の高いゲート配線を形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の製法の一実施例を示す
工程断面説明図である。
【図2】本発明の液晶表示装置の製法の他の実施例を示
す工程断面説明図である。
【図3】本発明の液晶表示装置の製法の他の実施例を示
す工程断面説明図である。
【図4】本発明の液晶表示装置の製法の他の実施例を示
す工程断面説明図である。
【図5】従来の液晶表示装置の製法を示す工程断面説明
図である。
【符号の説明】
1 透明絶縁性基板 2 下層膜 3 Al系合金膜

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明絶縁性基板上にゲート配線、ソース
    配線、およびスイッチング素子とが設けられており、前
    記スイッチング素子が前記ゲート配線と前記ソース配線
    の交差部に形成されてなるアレイ基板と、前記アレイ基
    板の一部分に向かいあって配設される対向基板と、前記
    アレイ基板と前記対向基板とのあいだに挟持される液晶
    とからなる液晶表示装置であって、前記ゲート配線とし
    てAlを含む合金によるAl系合金膜を形成し、当該A
    l系合金膜の下層にダミー膜として下層膜を設けてなる
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記下層膜が以下の(1)〜(4)のう
    ちのいずれかひとつからなる請求項1記載の液晶表示装
    置。 (1)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiの
    うちのいずれかひとつ (2)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiを
    それぞれ含む合金のうちのいずれかひとつ (3)SiN、SiO2 およびTaO2 のいずれかひと
    つ (4)レジン系有機物の絶縁物
  3. 【請求項3】 透明絶縁性基板上にゲート配線、ソース
    配線、および当該2つの配線の交差部に形成されるスイ
    ッチング素子とを設けてなるアレイ基板と、前記アレイ
    基板の一部分に向かいあって配設される対向基板と、前
    記アレイ基板と前記対向基板とのあいだに挟持される液
    晶とからなる液晶表示装置であって、前記ゲート配線と
    してAlを含む合金によるAl系合金膜を形成し、当該
    Al系合金膜の下層にダミー膜として下層膜を成膜した
    のち、該下層膜のエッチングを行い、さらに前記Al系
    合金膜の上層に保護膜を成膜したのち、当該保護膜をエ
    ッチングして形成されることを特徴とする液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記下層膜が以下の(1)〜(4)のう
    ちのいずれかひとつからなる請求項3記載の液晶表示装
    置。 (1)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiの
    うちのいずれかひとつ (2)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiを
    それぞれ含む合金のうちのいずれかひとつ (3)SiN、SiO2 およびTaO2 のいずれかひと
    つ (4)レジン系有機物の絶縁物
  5. 【請求項5】 透明絶縁性基板上にゲート配線、ソース
    配線、および当該2つの配線の交差部に形成されるスイ
    ッチング素子とを設けてなるアレイ基板と、前記アレイ
    基板の一部分に向かいあって配設される対向基板と、前
    記アレイ基板と前記対向基板とのあいだに挟持される液
    晶とからなる液晶表示装置であって、前記ゲート配線と
    してAlを含む合金によるAl系合金膜を形成し、当該
    Al系合金膜の下層にダミー膜として下層膜を成膜した
    のち、該下層膜のエッチングを途中まで行い、さらに前
    記Al系合金膜の上層に保護膜を成膜したのち、前記エ
    ッチングを途中まで行った下層膜と前記保護膜とをエッ
    チングして形成されることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記下層膜が以下の(1)〜(4)のう
    ちのいずれかひとつからなる請求項5記載の液晶表示装
    置。 (1)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiの
    うちのいずれかひとつ (2)Cr、Ta、Mo、W、Ti、CuおよびNiを
    それぞれ含む合金のうちのいずれかひとつ (3)SiN、SiO2 およびTaO2 のいずれかひと
    つ (4)レジン系有機物の絶縁物
  7. 【請求項7】 透明絶縁性基板上にゲート配線、ソース
    配線、および当該2つの配線の交差部に形成されるスイ
    ッチング素子とを設けてなるアレイ基板と、前記アレイ
    基板の一部分に向かいあって配設される対向基板と、前
    記アレイ基板と前記対向基板とのあいだに挟持される液
    晶とからなる液晶表示装置の製法であって、前記ゲート
    配線としてのAl系合金膜と該Al系合金膜の下層に設
    けるダミー膜としての下層膜とを連続して成膜する工程
    と、該2つの膜を同一のレジストパターンを用いて、連
    続してエッチングする工程とからなることを特徴とする
    液晶表示装置の製法。
  8. 【請求項8】 透明絶縁性基板上にゲート配線、ソース
    配線、および当該2つの配線の交差部に形成されるスイ
    ッチング素子とを設けてなるアレイ基板と、前記アレイ
    基板の一部分に向かいあって配設される対向基板と、前
    記アレイ基板と前記対向基板とのあいだに挟持される液
    晶とからなる液晶表示装置の製法であって、前記ゲート
    配線としてのAl系合金膜と該Al系合金膜の下層に設
    けるダミー膜としての下層膜とを連続して成膜する工程
    と、レジストパターンを用いて、前記Al系合金膜をエ
    ッチングする工程と、前記レジストパターンを除去する
    工程、前記Al系合金膜のパターンを用いて、前記下層
    膜をエッチングする工程とからなることを特徴とする液
    晶表示装置の製法。
  9. 【請求項9】 透明絶縁性基板上にゲート配線、ソース
    配線、および当該2つの配線の交差部に形成されるスイ
    ッチング素子とを設けてなるアレイ基板と、前記アレイ
    基板の一部分に向かいあって配設される対向基板と、前
    記アレイ基板と前記対向基板とのあいだに挟持される液
    晶とからなる液晶表示装置の製法であって、前記ゲート
    配線としてのAl系合金膜と該Al系合金膜の下層に設
    けるダミー膜としての下層膜とを連続して成膜する工程
    と、前記下層膜のエッチングを行う工程と、前記Al系
    合金膜の上層に保護膜を成膜する工程と、当該保護膜を
    エッチングする工程とからなることを特徴とする液晶表
    示装置の製法。
  10. 【請求項10】 透明絶縁性基板上にゲート配線、ソー
    ス配線、および当該2つの配線の交差部に形成されるス
    イッチング素子とを設けてなるアレイ基板と、前記アレ
    イ基板の一部分に向かいあって配設される対向基板と、
    前記アレイ基板と前記対向基板とのあいだに挟持される
    液晶とからなる液晶表示装置の製法であって、前記ゲー
    ト配線としてのAl系合金膜と該Al系合金膜の下層に
    設けるダミー膜としての下層膜とを連続して成膜する工
    程と、前記下層膜のエッチングを途中まで行う工程と、
    前記Al系合金膜の上層に保護膜を成膜する工程と、前
    記途中までエッチングを行った下層膜と前記保護膜とを
    同時にまたは連続してエッチングする工程とからなるこ
    とを特徴とする液晶表示装置の製法。
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