JPH09152618A - 平板状表示パネルの製造方法 - Google Patents

平板状表示パネルの製造方法

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JPH09152618A
JPH09152618A JP31336295A JP31336295A JPH09152618A JP H09152618 A JPH09152618 A JP H09152618A JP 31336295 A JP31336295 A JP 31336295A JP 31336295 A JP31336295 A JP 31336295A JP H09152618 A JPH09152618 A JP H09152618A
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electrode film
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panel
substrate
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Minoru Takeda
実 武田
Takeshi Yamazaki
剛 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて容易且つ精緻な配線パターンを有する
電極を形成することを可能とし、製造時において透明電
極膜下の基板に与えるダメージを抑えて安価のプラスチ
ック材よりなる基板を用いることを可能とするととも
に、近時の要請である平板状表示パネルの大画面化及び
高精細化の実現を図る。 【解決手段】 モニターTV52にて透明電極膜31上
を観察しながら、対物レンズ45において透明電極膜3
1上にレーザ光を所定のスポット径に集光させ、透明電
極膜31をX−Yステージ46上において所定のスポッ
ト走査速度で移動させることにより、透明電極膜31の
レーザ光が照射された部分が瞬時に溶発(アブレーショ
ン)して除去され、当該透明電極膜31に所定のパター
ニングを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれ透明電極
が設けられた一対のパネルが液晶層を介して接着固定さ
れてなる平板状表示パネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、平板状表示パネルの代表的なも
のとしては、電気光学材料として液晶を用いた画像表示
装置に用いる液晶パネルがある。この液晶パネルは、そ
れぞれガラス材よりなる基板上に透明電極が形成されて
なる一対の第1,第2のパネルがスペーサを介して対向
配置され、スペーサ位置やスペーサ自身に有機接着剤が
塗布され接着固定されて、各パネル間に液晶層が挿入さ
れたかたちの構造を有している。上記透明電極は、液晶
層内の液晶を配向させるために所定の配線パターン、例
えば格子状パターンに加工形成されている。
【0003】この透明電極を形成するに際しては、先
ず、上記透明基板上に樹脂層等を介して、酸化スズと酸
化インジウムとの混合物を材料としてスパッタ法や真空
蒸着法等の真空薄膜形成技術により透明電極膜(ITO
膜)を成膜する。
【0004】続いて、上記透明電極膜上にレジスト剤を
塗布してレジスト層を形成し、このレジスト層にフォト
リソグラフィー技術により露光や現像等のパターニング
処理を施して所定形状を有するレジストマスクを形成す
る。
【0005】次いで、上記透明電極膜上に硝酸系等の薬
液を用いたウェットエッチング或はプラズマイオンエッ
チング等のドライエッチングを施すことにより、上記レ
ジストマスクに倣って所定の配線パターンをもつ透明電
極が形成される。
【0006】そして、形成された透明電極上の上記レジ
ストマスクに溶剤を用いた溶解処理を施すことによって
当該レジストマスクを剥離除去する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き透明電極の形成方法には、以下に示すようないくつ
かの問題点がある。
【0008】1)上述のようにレジスト剤を用いたフォ
トリソグラフィー工程、エッチング工程、及び剥離工程
からなるフォトエッチング法を行う場合、フォトリソグ
ラフィー工程だけでもパターン露光や現像等の煩雑で冗
長な一連の各過程を経る必要があり、しかも各工程にお
いて厳密な制御を要する。さらに、パターン露光等を除
く各工程(過程)において薬液を使用する必要があり、
これらの薬液は環境保護上、有害危険なものが多い。
【0009】2)エッチング工程においてウェットエッ
チングを行う場合、硝酸等の薬液を用いるために薬液状
態の厳密な管理が必要であるとともに、エッチングの制
御が困難であり、またエッチングが等方的に進行するた
めにμmオーダーの微細パターンの形成には不向きであ
る。さらに、上記透明電極膜の下地基板が上述のように
ガラス基板ならばよいが、コスト面で有利なプラスチッ
ク材料よりなる基板を用いた場合では、エッチング時の
薬液による深刻なダメージを避けることは困難である。
【0010】一方、ドライエッチングを行う場合、適切
なエッチングガスが現在見つからず、模索途中の現状に
ある。しかも、エッチングガスも有害危険なものが多い
ために環境衛生上好ましいとは言い難い。
【0011】そこで本発明は、上述の課題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、極めて容易
且つ精緻な配線パターンを有する電極を形成することを
可能とし、製造時において透明電極膜下の基板に与える
ダメージを抑えて安価のプラスチック材よりなる基板を
用いることを可能とするとともに、近時の要請である平
板状表示パネルの大画面化及び高精細化の実現を図るこ
ともできる平板状表示パネルの製造方法を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の対象とするもの
は、基板上に所定の配線パターンを有する電極が配設さ
れるとともに、当該電極上に液晶層が設けられてなる平
板状表示パネルを製造する方法である。
【0013】本発明の平板状表示パネルの製造方法は、
上記基板上に透明電極膜を成膜した後に、この透明電極
膜上にレーザ光を照射して走査することにより当該透明
電極膜のレーザ光照射部分を溶発(アブレーション)さ
せてパターニングを施し所定の配線パターンに上記電極
を形成する手法である。
【0014】このとき具体的には、上記レーザ光とし
て、YAGレーザの4倍高調波のレーザ光をμmオーダ
ーのスポット径に集光させた集光ビーム照射光を用いる
ことが好適である。
【0015】また、上記透明電極膜を酸化スズと酸化イ
ンジウムとの混合物を材料として成膜することが好まし
い。
【0016】ここで特に、製造する上記平板状表示パネ
ルとしては、第1の基板上に複数の帯状の下部電極が各
々平行に配列してなる第1のパネルと、第2の基板上に
複数の帯状の上部電極が上記下部電極と直交して上記第
1のパネルと各々平行に配列してなる第2のパネルとを
備え、第1のパネルと第2のパネルとが液晶層を狭持し
て互いに各電極が対向するように配置されてなるものを
主な対象とする。
【0017】この場合、各透明電極膜にそれぞれ所定の
線条パターニングを施して帯状の下部電極及び上部電極
を形成する。
【0018】上述のように、本発明に係る平板状表示パ
ネルの製造方法においては、基板上に成膜された透明電
極膜にレーザ光を照射させ走査することにより、当該レ
ーザ光照射部分が溶発して微細なパターンの電極が精細
に形成される。このように、上記製造方法は、フォトリ
ソグラフィー工程、エッチング工程、及びレジスト剥離
工程からなるフォトエッチング法により所定パターンの
上記電極を形成する場合に比して、上記透明電極膜に直
接パターニングを施すために極めて簡易に電極形成が実
現することになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の平板状表示パネル
の具体的な実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0020】この実施の形態における平板状表示パネル
は、図1に示すように、それぞれ透明電極である下部電
極11及び上部電極12を有する一対の第1のパネル1
と第2のパネル2とがスペーサ4を介して液晶層3を狭
持するとともに、最下層及び最上層に所定の偏光板6,
7が配されて構成されている。
【0021】第1のパネル1は、ガラス材よりなる第1
の基板21上に樹脂層23を介して複数の帯状の透明表
示電極である下部電極11が各々平行に配列され、下部
電極11の一端部が駆動電圧が印加される駆動端とされ
て構成されている。
【0022】第2のパネル2は、ガラス材よりなる第2
の基板22上に中間層5が形成され、さらに樹脂層23
を介してを介して複数の帯状の透明対向電極である上部
電極12が各々の下部電極11と直交するようにそれぞ
れ平行に配列され、下部電極12の一端部が駆動電圧が
印加される駆動端とされて構成されている。
【0023】中間層5は、例えば、第2の基板22上に
各上部電極12に対応して形成されるCr等を材料とす
る金属層と、当該金属層上に形成されるカーボン分散樹
脂よりなる樹脂層とを有し、各金属層及び樹脂層間に、
光の三原色R,G,Bを表すためのR着色層,G着色
層,及びB着色層よりなるカラーフィルタ層が各着色層
毎に順次埋設形成されて構成されており、各樹脂層が対
応する上部電極12と電気的に接続されて当該上部電極
12と上記金属層とが導通している。
【0024】ここで、上記カーボン分散樹脂は所定のネ
ガ型レジスト剤にカーボンが分散されてなるものであ
り、カラーフィルタ層を構成するR着色層,G着色層,
及びB着色層はそれぞれ赤色,緑色,及び青色の顔料分
散レジストを材料として形成されるものである。
【0025】また、金属層は各上部電極12に対応して
形成されているために遮光率が高く各画素のブラック・
マスクとしても機能して開口率が向上するとともに、金
属層上にはカーボンを含有する樹脂層がされるために反
射率が低下することになる。
【0026】ここで、上記平板状表示パネルの製造方法
について説明する。
【0027】先ず、図2に示すように、ガラス材或はプ
ラスチック材よりなる第1の基板21の表面に、樹脂層
23を介して、酸化スズ,酸化インジウム、或はこれら
の混合物を用いて透明電極膜31をスパッタリング或は
真空蒸着等の真空薄膜形成技術により膜厚0.3μm程
度に成膜する。
【0028】続いて、透明電極膜31にレーザ加工装置
を用いて以下に示すように直接パターニングを施す。
【0029】このレーザ加工装置は、図3に示すよう
に、YAGレーザ光を出射するレーザ光出射手段32
と、当該レーザ光出射手段32からレーザ光が照射され
る被照射物の位置を調整するための制御手段33と、当
該被照射物の照射状態を観察するためのモニター手段3
4とから構成されている。
【0030】上記レーザ光出射手段32は、YAGレー
ザの代表的な波長である1.0641μmの1/4の2
66nmである波長をもつ4倍高調波のレーザ光を連続
発振光として発振させるYAG4倍高調波レーザ発振器
41と、例えば音響光学変換素子(AOM)により後述
の信号波形発生ユニット47から与えられる電気パルス
信号により当該YAG4倍高調波レーザ発振器41から
出射されたレーザ光を高速変調して1次回折光を取り出
す光変調ユニット42と、レーザ光のスポット径を数m
mに可変拡大するビームエキスパンダ43と、レーザ光
を反射させる半透過型のレーザミラー44と、波長26
6nmの光において最良の結像性能を有するとともに、
この波長から可視域に渡って色収差補正が施されてお
り、当該レーザミラー44からの反射光を被照射物上に
おいてμmオーダーのスポット径をもつ集光ビーム照射
光に集光する対物レンズ45とから構成されている。
【0031】上記制御手段33は、対物レンズ45によ
り所定のスポット径に集光されたレーザ光が照射される
被照射物が載置固定されるとともに、当該被照射物に対
するレーザ光の照射位置を水平面内にて調節自在なX−
Yステージ46と、光変調ユニット42に所定の電気パ
ルス信号を与える信号波形発生ユニット47と、X−Y
ステージ46に載置固定された被照射物のレーザ光照射
位置を制御するとともに、信号波形発生ユニット47に
おける電気パルス信号を制御するコンピュータ48とか
ら構成されている。
【0032】上記モニター手段34は、上記被照射物上
に所定の照度の可視光を与える照射ユニット49と、レ
ーザミラー44を透過した当該被照射物表面からの照射
ユニット49による反射光を結像させるリレーレンズ5
0と、当該リレーレンズ50により上記反射光が結像さ
れる撮像素子51と、上記被照射物の表面における照射
状態を観察するためのモニターTV52とから構成され
ている。
【0033】このレーザ加工装置を用いて透明電極膜3
1にパターニングを施すには、先ず、表面に透明電極膜
31が成膜された第1の基板21をX−Yステージ46
上に載置固定する。
【0034】次いで、YAG4倍高調波レーザ発振器4
1からレーザ光を出射させる。このとき、光変調ユニッ
ト42によりYAG4倍高調波レーザ発振器41のオン
/オフ、照射パルス周波数、デューティが制御される。
また、ビームエキスパンダ43により拡大倍率が設定さ
れて対物レンズ45へ入射する集光ビーム照射光のビー
ム径が調節され、実効的な開口率(NA)が変化して透
明電極膜31上におけるレーザ光のスポット径が制御さ
れる。さらに、コンピュータ48によりレーザ光の照射
パワー密度及び透明電極膜31上におけるスポット走査
速度が制御されてレーザ加工条件が制御される。
【0035】続いて、モニターTV52にて透明電極膜
31上を観察しながら、対物レンズ45において透明電
極膜31上にレーザ光を所定のスポット径に集光させ、
透明電極膜31をX−Yステージ46上において所定の
スポット走査速度で移動させることにより、透明電極膜
31の集光ビーム照射光が照射された部分が瞬時に溶発
(アブレーション)して除去され、当該透明電極膜31
に所定のパターニングが施される。
【0036】具体的に、集光ビーム照射光のスポット径
を約3μm、照射パワー密度を約1.5MW/cm2
照射パルス周波数を50kHz、デューティを5%、ス
ポット走査速度を0.1mm/秒に設定した場合、X−
Yステージ46による単一の直線走査によって線幅が約
2μmの線条パターンに透明電極膜31に除去加工が施
され、所定の帯状の下部電極11が形成されることにな
る。
【0037】なお、第2の基板22上における上部電極
12は、上記下部電極11と同様に、YAGレーザ光を
用いてパターニングされ、中間層5上に樹脂層23を介
して形成されることになる。
【0038】そして、上述の如く各電極11,12が作
製された第1のパネル1と第2のパネル2とを、互いに
透明電極である下部電極11及び上部電極12を対向さ
せてスペーサ4により所定の離間距離を保って液晶層3
を狭持するように突き合せて接着固定し、最下層及び最
上層にそれぞれ所定の偏光板6,7を配することによ
り、上記図1に示す平板状表示パネルが完成する。
【0039】このように、本実施の形態に係る平板状表
示パネルの製造方法においては、第1の基板21及び第
2の基板22上に成膜された各透明電極膜31にレーザ
光を照射させ走査することにより、当該レーザ光照射部
分が溶発して微細なパターンの電極(下部電極11及び
上部電極12)が精細に形成される。このように、上記
製造方法は、フォトリソグラフィー工程、エッチング工
程、及びレジスト剥離工程からなるフォトエッチング法
により所定パターンの上記電極を形成する場合に比し
て、透明電極膜31に直接パターニングを施すために極
めて簡易に電極形成が実現することになる。
【0040】この場合、製造時において透明電極膜31
下の各基板21,22に与えるダメージが極めて小さい
ために、安価のプラスチック材よりなる基板を用いるこ
とが可能となるとともに、近時の要請である平板状表示
パネルの大画面化及び高精細化の実現を図ることもでき
る。
【0041】変形例 ここで、本実施の形態に係る平板状表示パネルの製造方
法に変形例について説明する。
【0042】この変形例の製造方法は、本実施の形態の
それと同様に、所定のYAGレーザ光を用いて各電極1
1,12をパターニング形成する手法であるが、その際
に用いるレーザ加工装置が異なる点で相違する。なお、
本実施の形態に示したレーザ加工装置において同一の構
成要素等については同符号を記して説明を省略する。上
記実施の形態においては、透明電極膜31が成膜された
第1の基板21をX−Yステージ46上にて移動させ、
透明電極膜31にてレーザ光のスポットを相対的に走査
させる例を示したが、この変形例においては、上記実施
の形態の場合と異なり、X−Yステージ46の第1の基
板21を移動させずにレーザ光を直接走査させる。
【0043】ここで用いるレーザ加工装置は、図4に示
すように、ビームエキスパンダ43からのレーザ光を偏
光走査するポリゴンミラー61(ガルバノミラー等も使
用可)と、当該ポリゴンミラー61からのレーザ光を等
速直線走査に変換するFθレンズ62を有して構成され
ている。
【0044】この場合、Fθレンズ62からのレーザ光
が等速直線走査されてレーザミラー44を透過して対物
レンズ45に入射し、所定のスポット径とされて透明電
極膜31上に照射されるとともに、ポリゴンミラー61
により透明電極膜31上をレーザ光が走査する。
【0045】そして、透明電極膜31のレーザ光が照射
された部分が瞬時に溶発(アブレーション)して除去さ
れ、当該透明電極膜31にパターニングが施されること
になる。
【0046】この場合も、上記実施の形態と同様に、第
1の基板21及び第2の基板22上に成膜された各透明
電極膜31に集光ビーム照射光を照射させ走査すること
により、当該レーザ光照射部分が溶発して微細なパター
ンの電極(下部電極11及び上部電極12)が精細に形
成される。このように、上記製造方法は、フォトリソグ
ラフィー工程、エッチング工程、及びレジスト剥離工程
からなるフォトエッチング法により所定パターンの上記
電極を形成する場合に比して、透明電極膜31に直接パ
ターニングを施すために極めて簡易に電極形成が実現す
ることになる。
【0047】この場合、製造時において透明電極膜31
下の各基板21,22に与えるダメージが極めて小さい
ために、安価のプラスチック材よりなる基板を用いるこ
とが可能となるとともに、近時の要請である平板状表示
パネルの大画面化及び高精細化の実現を図ることもでき
る。
【0048】
【発明の効果】本発明の平板状表示パネルの製造方法に
よれば、極めて容易且つ精緻な配線パターンを有する電
極を形成することが可能となり、製造時において透明電
極膜下の基板に与えるダメージを抑えて安価のプラスチ
ック材よりなる基板を用いることが可能となるととも
に、近時の要請である平板状表示パネルの大画面化及び
高精細化の実現を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における平板状表示パネルを模式
的に示す断面図である。
【図2】第1の基板上に樹脂層を介して透明電極膜が成
膜された様子を模式的に示す断面図である。
【図3】本実施の形態において、透明電極膜に直接パタ
ーニングを施して下部電極及び上部電極を形成するため
のレーザ加工装置を示す模式図である。
【図4】変形例において、透明電極膜に直接パターニン
グを施して下部電極及び上部電極を形成するためのレー
ザ加工装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 第1のパネル 2 第2のパネル 3 液晶層 4 スペーサ 5 中間層 11 下部電極 12 上部電極 21 第1の基板 22 第2の基板 31 透明電極膜 32 レーザ光出射手段 33 制御手段 34 モニター手段 41 YAG4倍高調波レーザ発振器 45 対物レンズ 46 X−Yステージ 52 モニターTV 61 ポリゴンミラー 62 Fθレンズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に所定の配線パターンを有する電
    極が配設されるとともに、当該電極上に液晶層が設けら
    れてなる平板状表示パネルを製造するに際して、 上記基板上に透明電極膜を成膜した後に、この透明電極
    膜上にレーザ光を照射して走査することにより当該透明
    電極膜のレーザ光照射部分を溶発させてパターニングを
    施して上記電極を形成することを特徴とする平板状表示
    パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 平板状表示パネルが、第1の基板上に複
    数の帯状の下部電極が各々平行に配列してなる第1のパ
    ネルと、第2の基板上に複数の帯状の上部電極が上記下
    部電極と直交して上記第1のパネルと各々平行に配列し
    てなる第2のパネルとを備え、第1のパネルと第2のパ
    ネルとが液晶層を狭持して互いに各電極が対向するよう
    に配置されてなるものであり、 各透明電極膜にそれぞれ所定の線条パターニングを施し
    て帯状の下部電極及び上部電極を形成することを特徴と
    する請求項1記載の平板状表示パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 レーザ光をYAGレーザの4倍高調波の
    レーザ光を集光させた集光ビーム照射光とすることを特
    徴とする請求項1記載の平板状表示パネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 透明電極膜を酸化スズと酸化インジウム
    との混合物を材料として成膜することを特徴とする請求
    項1記載の平板状表示パネルの製造方法。
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