JPH09152425A - 腐食診断装置及び腐食診断方法 - Google Patents
腐食診断装置及び腐食診断方法Info
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- JPH09152425A JPH09152425A JP7312586A JP31258695A JPH09152425A JP H09152425 A JPH09152425 A JP H09152425A JP 7312586 A JP7312586 A JP 7312586A JP 31258695 A JP31258695 A JP 31258695A JP H09152425 A JPH09152425 A JP H09152425A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/04—Analysing solids
- G01N29/07—Analysing solids by measuring propagation velocity or propagation time of acoustic waves
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- G—PHYSICS
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- G01N2291/02—Indexing codes associated with the analysed material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配管内に異物が存在するか否かを判断でき、
異物が存在している場合にはサンプルとして除外して、
正確な残耐用年数を算出できる腐食診断装置及び腐食診
断方法を得る。 【解決手段】 探触子14から発信された超音波が配管
12の裏面で反射して戻ってくるまでの時間を超音波厚
さ計16が計測し、配管12の肉厚を算出する。反射エ
コーの波形は超音波厚さ計16に接続されたシンクロス
コープ18によって観察できる。超音波が配管12内に
存在する異物20に当たって反射した場合には、シンク
ロスコープ18の画面上に欠陥エコーが現れるため、サ
ンプルから除外でき、配管12の肉厚を誤認しない。こ
のため、正確な残耐用年数がCPU28で算出され、プ
リンター30から出力される。
異物が存在している場合にはサンプルとして除外して、
正確な残耐用年数を算出できる腐食診断装置及び腐食診
断方法を得る。 【解決手段】 探触子14から発信された超音波が配管
12の裏面で反射して戻ってくるまでの時間を超音波厚
さ計16が計測し、配管12の肉厚を算出する。反射エ
コーの波形は超音波厚さ計16に接続されたシンクロス
コープ18によって観察できる。超音波が配管12内に
存在する異物20に当たって反射した場合には、シンク
ロスコープ18の画面上に欠陥エコーが現れるため、サ
ンプルから除外でき、配管12の肉厚を誤認しない。こ
のため、正確な残耐用年数がCPU28で算出され、プ
リンター30から出力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物配管等の腐食
状態を診断する腐食診断装置及び腐食診断方法に関す
る。
状態を診断する腐食診断装置及び腐食診断方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建物の配管設備の腐食状態を診断するた
め、従来から、図8に示す方法が用いられている。
め、従来から、図8に示す方法が用いられている。
【0003】配管200の表面に探触子202を当て、
配管の裏面に向かって直角に超音波を発信する。超音波
は配管200の裏面で反射し、探触子202に戻ってく
るので、超音波を発信してから戻ってくるまでの往復の
時間tを計測する。
配管の裏面に向かって直角に超音波を発信する。超音波
は配管200の裏面で反射し、探触子202に戻ってく
るので、超音波を発信してから戻ってくるまでの往復の
時間tを計測する。
【0004】配管200は材質によって内部を伝わる超
音波の速さvが分かっているので、時間tを片道として
1/2倍し、これに速さvを乗じれば、配管200の肉
厚dを求めることができる。従って、配管200の裏面
に腐食204が生じている場合には、それに応じて時間
tが短くなり、肉厚dも小さく算出される。この肉厚d
と配管200の基準肉厚とから、配管200の残耐用年
数を算出できる。
音波の速さvが分かっているので、時間tを片道として
1/2倍し、これに速さvを乗じれば、配管200の肉
厚dを求めることができる。従って、配管200の裏面
に腐食204が生じている場合には、それに応じて時間
tが短くなり、肉厚dも小さく算出される。この肉厚d
と配管200の基準肉厚とから、配管200の残耐用年
数を算出できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、配管200内
に異物206が存在する場合には、探触子202から発
信された超音波が異物206に当たって反射し、探触子
202に戻ってしまうため、超音波が配管200の裏面
で反射した場合よりも、時間tを短く計測してしまう。
このため、肉厚dも実際より小さく算出してしまい、正
確な残耐用年数を算出することができなかった。
に異物206が存在する場合には、探触子202から発
信された超音波が異物206に当たって反射し、探触子
202に戻ってしまうため、超音波が配管200の裏面
で反射した場合よりも、時間tを短く計測してしまう。
このため、肉厚dも実際より小さく算出してしまい、正
確な残耐用年数を算出することができなかった。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、配管内に異物
が存在するか否かを判断し、正確な残耐用年数を算出す
る腐食診断装置及び腐食診断方法を得ることを目的とす
る。
が存在するか否かを判断し、正確な残耐用年数を算出す
る腐食診断装置及び腐食診断方法を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の腐食診断装置
では、被測定物の表面から超音波を発信し被測定物の裏
面で反射して戻ってくるまでの時間を計測する計測手段
と、反射エコーの波形を観察して被測定物内に存在する
異物によって反射されたものかを判断可能とするエコー
波形観察手段と、を有することを特徴とする。
では、被測定物の表面から超音波を発信し被測定物の裏
面で反射して戻ってくるまでの時間を計測する計測手段
と、反射エコーの波形を観察して被測定物内に存在する
異物によって反射されたものかを判断可能とするエコー
波形観察手段と、を有することを特徴とする。
【0008】計測手段によって、被測定物の表面から発
信された超音波は、被測定物の裏面で反射して、再び計
測手段に戻ってくるので、発信してから戻ってくるまで
の往復の時間Tを計測する。
信された超音波は、被測定物の裏面で反射して、再び計
測手段に戻ってくるので、発信してから戻ってくるまで
の往復の時間Tを計測する。
【0009】被測定物内の超音波の速さVは予め分かっ
ているので、時間Tを片道として1/2倍し、これに速
さVを乗じれば、配管の肉厚Dを求めることができる。
配管の裏面に腐食が生じて配管の肉厚が薄くなっている
場合には、それに応じて時間Tが短くなり、肉厚Dの値
も小さく算出される。この肉厚Dと配管の基準肉厚とか
ら、配管の残耐用年数を算出できる。
ているので、時間Tを片道として1/2倍し、これに速
さVを乗じれば、配管の肉厚Dを求めることができる。
配管の裏面に腐食が生じて配管の肉厚が薄くなっている
場合には、それに応じて時間Tが短くなり、肉厚Dの値
も小さく算出される。この肉厚Dと配管の基準肉厚とか
ら、配管の残耐用年数を算出できる。
【0010】ここで、もし配管の内部に異物等が存在し
ていれば、超音波がこの異物に当たって反射し、時間T
を実際よりも短く計測してしまう。しかし、エコー波形
観察手段によって反射エコーの波形を観察し、反射エコ
ーがこの異物によって反射されたものか否かを判断でき
るので、超音波が異物に当たって反射している場合に
は、時間Tを被測定物の肉厚Dを算出するための数値と
して除外し、反射エコーが異物によって反射されたもの
でない場合にのみ、時間Tを基に算出された被測定物の
肉厚Dを採用する。すなわち、被測定物内に異物が存在
する場合に、この異物によって被測定物の肉厚Dを誤認
することがなく、正しい肉厚Dのみを測定できる。ま
た、このようにして正しく肉厚Dを測定できるため、配
管の正確な残耐用年数を算出できる。
ていれば、超音波がこの異物に当たって反射し、時間T
を実際よりも短く計測してしまう。しかし、エコー波形
観察手段によって反射エコーの波形を観察し、反射エコ
ーがこの異物によって反射されたものか否かを判断でき
るので、超音波が異物に当たって反射している場合に
は、時間Tを被測定物の肉厚Dを算出するための数値と
して除外し、反射エコーが異物によって反射されたもの
でない場合にのみ、時間Tを基に算出された被測定物の
肉厚Dを採用する。すなわち、被測定物内に異物が存在
する場合に、この異物によって被測定物の肉厚Dを誤認
することがなく、正しい肉厚Dのみを測定できる。ま
た、このようにして正しく肉厚Dを測定できるため、配
管の正確な残耐用年数を算出できる。
【0011】請求項2の腐食診断装置では、前記計測手
段により計測された時間を基に被測定物の肉厚を算出し
て表示する肉厚表示手段と、予め入力された被測定物の
基準肉厚と測定された被測定物の肉厚とを照合する照合
手段と、前記照合手段による照合結果を基に被測定物の
残耐用年数を算出して表示する診断表示手段と、を有す
ることを特徴とする。
段により計測された時間を基に被測定物の肉厚を算出し
て表示する肉厚表示手段と、予め入力された被測定物の
基準肉厚と測定された被測定物の肉厚とを照合する照合
手段と、前記照合手段による照合結果を基に被測定物の
残耐用年数を算出して表示する診断表示手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0012】肉厚表示手段が、計測手段によって計測さ
れた時間Tを基に、被測定物の肉厚Dを算出して表示す
る。従って、測定者が時間Tを基に、計算していちいち
被測定物の肉厚を求める必要がない。
れた時間Tを基に、被測定物の肉厚Dを算出して表示す
る。従って、測定者が時間Tを基に、計算していちいち
被測定物の肉厚を求める必要がない。
【0013】また、照合手段がこのようにして算出され
た肉厚Dと、予め入力された被測定物の基準肉厚とを比
較、照合する、このため、被測定物が腐食等によってど
の程度侵食されているかを知ることができる。
た肉厚Dと、予め入力された被測定物の基準肉厚とを比
較、照合する、このため、被測定物が腐食等によってど
の程度侵食されているかを知ることができる。
【0014】この照合結果を基に、診断表示手段が被測
定物の残耐用年数を算出して表示する。すなわち、被測
定物の表面に計測手段を当てて超音波を発信するだけ
で、被測定物の残耐用年数が表示される。また、被測定
物の内部に異物が存在する場合には、時間Tを被測定物
の肉厚Dを算出するための数値として除外するので、被
測定物の残耐用年数を誤って算出してしまうことがな
い。
定物の残耐用年数を算出して表示する。すなわち、被測
定物の表面に計測手段を当てて超音波を発信するだけ
で、被測定物の残耐用年数が表示される。また、被測定
物の内部に異物が存在する場合には、時間Tを被測定物
の肉厚Dを算出するための数値として除外するので、被
測定物の残耐用年数を誤って算出してしまうことがな
い。
【0015】請求項3の腐食診断方法では、被測定物の
表面から超音波を発信し反射エコーの波形を観察するこ
とにより被測定物内に存在する異物によって反射された
ものか被測定物の裏面で反射されたものかを判断する第
1の工程と、前記第1の工程により、前記反射エコーが
前記被測定物内の前記異物によって反射されたものでな
いと判断した場合に前記発信波と反射エコーとの時間差
から被測定物の肉厚を算出する第2の工程と、前記第1
の工程及び前記第2の工程を被測定物について予定点数
行ったか否かを判断し、予定点数行われた場合に被測定
物の基準肉厚と測定された被測定物の肉厚とを照合し被
測定物の残耐用年数を算出する第3の工程と、を有する
ことを特徴とする。
表面から超音波を発信し反射エコーの波形を観察するこ
とにより被測定物内に存在する異物によって反射された
ものか被測定物の裏面で反射されたものかを判断する第
1の工程と、前記第1の工程により、前記反射エコーが
前記被測定物内の前記異物によって反射されたものでな
いと判断した場合に前記発信波と反射エコーとの時間差
から被測定物の肉厚を算出する第2の工程と、前記第1
の工程及び前記第2の工程を被測定物について予定点数
行ったか否かを判断し、予定点数行われた場合に被測定
物の基準肉厚と測定された被測定物の肉厚とを照合し被
測定物の残耐用年数を算出する第3の工程と、を有する
ことを特徴とする。
【0016】第1の工程で、まず、被測定物の表面から
超音波を発信する。この超音波は通常は被測定物の裏面
で反射し、被測定物の表面に反射エコーとして戻ってく
るが、被測定物の内部に異物が存在する場合には、超音
波は異物に当たって反射する。反射エコーの波形を観察
することにより、この反射エコーが異物によって反射さ
れたものであるか、被測定物の裏面で反射されたもので
あるかを判断する。
超音波を発信する。この超音波は通常は被測定物の裏面
で反射し、被測定物の表面に反射エコーとして戻ってく
るが、被測定物の内部に異物が存在する場合には、超音
波は異物に当たって反射する。反射エコーの波形を観察
することにより、この反射エコーが異物によって反射さ
れたものであるか、被測定物の裏面で反射されたもので
あるかを判断する。
【0017】第2の工程では、第1の工程で反射エコー
が異物によって反射したものでないと判断した場合にの
み、すなわち、反射エコーが異物に当たることなく被測
定物の裏面で反射したものであると判断した場合にの
み、超音波を発信してから戻ってくるまでの時間Tを基
に算出した被測定物の肉厚Dを採用する。
が異物によって反射したものでないと判断した場合にの
み、すなわち、反射エコーが異物に当たることなく被測
定物の裏面で反射したものであると判断した場合にの
み、超音波を発信してから戻ってくるまでの時間Tを基
に算出した被測定物の肉厚Dを採用する。
【0018】一方、超音波が異物に当たって反射したも
のである場合には、肉厚Dを算出しないか、若しくは算
出してもサンプルから除外する。従って、被測定物内に
存在する異物によって、肉厚Dを誤認してしまうことが
ない。
のである場合には、肉厚Dを算出しないか、若しくは算
出してもサンプルから除外する。従って、被測定物内に
存在する異物によって、肉厚Dを誤認してしまうことが
ない。
【0019】第3の工程では、予定された測定点につい
て測定を行ったか否かを判断し、否定された場合には、
第1の工程に戻って、別の測定点で測定する。
て測定を行ったか否かを判断し、否定された場合には、
第1の工程に戻って、別の測定点で測定する。
【0020】予定された測定点全てについて測定が終了
すると、被測定物の基準肉厚を測定された被測定物の実
際の肉厚とを照合し、さらに、被測定物の残耐用年数を
算出して表示する。このとき、第2の工程により、被測
定物内に異物が存在している場合には、サンプルから除
外するので、被測定物の残耐用年数を誤って算出してし
まうこともない。
すると、被測定物の基準肉厚を測定された被測定物の実
際の肉厚とを照合し、さらに、被測定物の残耐用年数を
算出して表示する。このとき、第2の工程により、被測
定物内に異物が存在している場合には、サンプルから除
外するので、被測定物の残耐用年数を誤って算出してし
まうこともない。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態に係る腐食
診断装置10は、図1及び図2に示すように、被測定物
である配管12の表面に当てられて超音波を発信する探
触子14を有している。測定者が探触子14を把持し
て、配管12の表面の決められた測定点に探触子14を
当て、探触子14から超音波を発信するとともに、配管
12の表面及び裏面で反射して戻ってきた反射エコーを
受信するようになっている。
診断装置10は、図1及び図2に示すように、被測定物
である配管12の表面に当てられて超音波を発信する探
触子14を有している。測定者が探触子14を把持し
て、配管12の表面の決められた測定点に探触子14を
当て、探触子14から超音波を発信するとともに、配管
12の表面及び裏面で反射して戻ってきた反射エコーを
受信するようになっている。
【0022】探触子14には超音波厚さ計16が接続さ
れており、超音波が配管12の表面から裏面までを往復
する時間Tを計測できるようになっている。
れており、超音波が配管12の表面から裏面までを往復
する時間Tを計測できるようになっている。
【0023】また、超音波厚さ計16には、エコー波形
観察手段としてのシンクロスコープ18が接続されてお
り、探触子14に戻ってきた超音波の波形を、測定者が
画面で目視によって観察できるようになっている。図3
(A)に示すように、もし、配管12内に異物20が存
在しており、探触子14から発信された超音波の一部が
異物20によって反射して探触子14に戻ってくれば、
シンクロスコープ18の画面上には、図3(B)に示す
ように、配管12の表面で反射したスタートエコー22
及び配管12の裏面で反射したバックエコー24の他
に、異物20によって反射した欠陥エコー26が現れ
る。(なお、図3(B)及び図4(B)の横軸は、配管
12の表面からの距離を示している。)従って、測定者
は欠陥エコー26を見つけたときには、この測定点をサ
ンプルから除外する。一方、図4(A)に示すように、
配管12内に異物20が存在していなければ、図4
(B)に示すように、シンクロスコープ18の画面上に
欠陥エコー26は現れず、超音波は配管12の裏面で反
射していることが確認でき、サンプルとして採用する。
観察手段としてのシンクロスコープ18が接続されてお
り、探触子14に戻ってきた超音波の波形を、測定者が
画面で目視によって観察できるようになっている。図3
(A)に示すように、もし、配管12内に異物20が存
在しており、探触子14から発信された超音波の一部が
異物20によって反射して探触子14に戻ってくれば、
シンクロスコープ18の画面上には、図3(B)に示す
ように、配管12の表面で反射したスタートエコー22
及び配管12の裏面で反射したバックエコー24の他
に、異物20によって反射した欠陥エコー26が現れ
る。(なお、図3(B)及び図4(B)の横軸は、配管
12の表面からの距離を示している。)従って、測定者
は欠陥エコー26を見つけたときには、この測定点をサ
ンプルから除外する。一方、図4(A)に示すように、
配管12内に異物20が存在していなければ、図4
(B)に示すように、シンクロスコープ18の画面上に
欠陥エコー26は現れず、超音波は配管12の裏面で反
射していることが確認でき、サンプルとして採用する。
【0024】超音波厚さ計16にはCPU28が接続さ
れており、配管12の材質に応じて、配管12内を伝わ
る超音波の速さVを入力できるようになっている。従っ
て式(1)に示すように、計測された時間Tを1/2倍
して片道の時間とし、これに速さVを乗じて配管12の
肉厚Dを算出する。
れており、配管12の材質に応じて、配管12内を伝わ
る超音波の速さVを入力できるようになっている。従っ
て式(1)に示すように、計測された時間Tを1/2倍
して片道の時間とし、これに速さVを乗じて配管12の
肉厚Dを算出する。
【0025】 D=V×T×(1/2) ・・・・・・・・(1) 従って、図3(A)及び図4(A)に示すように、配管
12の裏面に腐食32ができている場合には、時間Tの
値が小さくなり、算出される肉厚Dの値も小さくなる。
12の裏面に腐食32ができている場合には、時間Tの
値が小さくなり、算出される肉厚Dの値も小さくなる。
【0026】この肉厚Dは、超音波厚さ計16の図示し
ない表示盤に表示されるようになっている。
ない表示盤に表示されるようになっている。
【0027】また、CPU28には、各測定点での位置
番号及び配管12の肉厚Dを記憶できるようになってい
る。測定者は、シンクロスコープ18の画面上に欠陥エ
コー26を見つけなかったときにのみ、各測定位置の位
置番号を入力して肉厚Dと共に記憶させ、欠陥エコー2
6を見つけたときには入力しない。
番号及び配管12の肉厚Dを記憶できるようになってい
る。測定者は、シンクロスコープ18の画面上に欠陥エ
コー26を見つけなかったときにのみ、各測定位置の位
置番号を入力して肉厚Dと共に記憶させ、欠陥エコー2
6を見つけたときには入力しない。
【0028】このようにして各測定位置での肉厚Dの測
定を繰り返し、予定点数の測定を終了する。これによ
り、CPU28は、各測定位置と測定位置ごとの肉厚D
とをCPU28に接続されたプリンター30から出力す
るようになっている。また、各測定点で求めた肉厚Dの
値を各々比較し、この肉厚Dの最小値MIN(D)、す
なわち、配管12の裏面からの侵食が最も進んだ点での
肉厚を得るようになっている。
定を繰り返し、予定点数の測定を終了する。これによ
り、CPU28は、各測定位置と測定位置ごとの肉厚D
とをCPU28に接続されたプリンター30から出力す
るようになっている。また、各測定点で求めた肉厚Dの
値を各々比較し、この肉厚Dの最小値MIN(D)、す
なわち、配管12の裏面からの侵食が最も進んだ点での
肉厚を得るようになっている。
【0029】また、CPU28には予め配管12の基準
肉厚Kを入力できるようになっており、基準肉厚Kから
超音波厚さ計16で算出された肉厚Dを引いて、配管1
2の裏面の侵食深さFを算出する。従って、基準肉厚K
から、侵食が最も進んだ点での肉厚MIN(D)を引い
て、式(2)に示すように、最大侵食深さMAX(F)
を算出する。
肉厚Kを入力できるようになっており、基準肉厚Kから
超音波厚さ計16で算出された肉厚Dを引いて、配管1
2の裏面の侵食深さFを算出する。従って、基準肉厚K
から、侵食が最も進んだ点での肉厚MIN(D)を引い
て、式(2)に示すように、最大侵食深さMAX(F)
を算出する。
【0030】 MAX(F)=K−MIN(D) ・・・・(2) さらに、CPU28には配管使用年数Yを入力できるよ
うになっており、侵食深さFを配管使用年数Yで割っ
て、1年あたりの侵食の進み具合を示す侵食度Sを算出
する。従って、侵食が最も進んだ点での侵食度MAX
(S)が、式(3)に示すようにして算出できる。
うになっており、侵食深さFを配管使用年数Yで割っ
て、1年あたりの侵食の進み具合を示す侵食度Sを算出
する。従って、侵食が最も進んだ点での侵食度MAX
(S)が、式(3)に示すようにして算出できる。
【0031】 MAX(S)=MAX(F)/Y ・・・(3) ここで、CPU28は、配管12の裏面からの侵食が最
も進んで肉厚DがMIN(D)となっている点で、以後
も侵食度MAX(S)で侵食が進むと考えて、式(4)
に示すように、診断時から侵食が配管12の表面に達す
るまでの年数、すなわち、配管12に穿孔が生じるまで
の残耐用年数Rを求める。
も進んで肉厚DがMIN(D)となっている点で、以後
も侵食度MAX(S)で侵食が進むと考えて、式(4)
に示すように、診断時から侵食が配管12の表面に達す
るまでの年数、すなわち、配管12に穿孔が生じるまで
の残耐用年数Rを求める。
【0032】 R=MIN(D)/MAX(S) ・・・(4) ここで、式(4)に式(2)、(3)を代入すると、 R=MIN(D)×Y/MAX(F) =MIN(D)×Y/(K−MIN(D)) ・・・(5) 配管使用年数Y及び基準肉厚Kは予めわかっている数値
なので、残耐用年数Rは、侵食が最も進んだ点での肉厚
MIN(D)さえわかれば算出できる。
なので、残耐用年数Rは、侵食が最も進んだ点での肉厚
MIN(D)さえわかれば算出できる。
【0033】このようして求めた各測定点での肉厚D及
び残耐用年数Rが、プリンター30によって出力される
ようになっている。
び残耐用年数Rが、プリンター30によって出力される
ようになっている。
【0034】次に、本実施の形態に係る腐食診断装置1
0を用いて配管12の腐食32及び残耐用年数を診断す
る方法を、図5のフローチャートに基づいて説明する。
0を用いて配管12の腐食32及び残耐用年数を診断す
る方法を、図5のフローチャートに基づいて説明する。
【0035】図6(A)に示すように、まず、配管12
の周囲の保温材34を除去し、さらに付着物等を除いて
配管12の表面を平滑にする。
の周囲の保温材34を除去し、さらに付着物等を除いて
配管12の表面を平滑にする。
【0036】次に、ステップ100において、図6
(B)に示すように、配管12の周方向に所定間隔で設
けられた測定点に(図6(B)では8か所に)探触子1
4を当て、超音波を発信する。ステップ102で反射エ
コーを検知し、超音波が配管12の裏面で反射して再び
表面に戻ってくるまでの時間Tを計測する。
(B)に示すように、配管12の周方向に所定間隔で設
けられた測定点に(図6(B)では8か所に)探触子1
4を当て、超音波を発信する。ステップ102で反射エ
コーを検知し、超音波が配管12の裏面で反射して再び
表面に戻ってくるまでの時間Tを計測する。
【0037】次に、ステップ104において、時間Tを
基に配管12の肉厚Dを算出し、ステップ106におい
て、超音波厚さ計16がこの肉厚Dを表示する。
基に配管12の肉厚Dを算出し、ステップ106におい
て、超音波厚さ計16がこの肉厚Dを表示する。
【0038】次に、ステップ108において、シンクロ
スコープ18の画面上に欠陥エコー26が有るか否かを
確認する。その結果、図4(B)示すように欠陥エコー
26が確認できない場合には、ステップ110において
測定点の位置をCPU28に入力し、ステップ112に
おいて、測定点の位置番号と、この測定点での肉厚Dと
が、CPU28に格納される。一方、欠陥エコー26を
確認した場合には、配管12の内部に存在する異物20
に超音波が当たって反射していると考えられるので、測
定点をサンプルから除外し、ステップ116で測定位置
を変更し、ステップ100で探触子14を当て、時間T
を計測する。
スコープ18の画面上に欠陥エコー26が有るか否かを
確認する。その結果、図4(B)示すように欠陥エコー
26が確認できない場合には、ステップ110において
測定点の位置をCPU28に入力し、ステップ112に
おいて、測定点の位置番号と、この測定点での肉厚Dと
が、CPU28に格納される。一方、欠陥エコー26を
確認した場合には、配管12の内部に存在する異物20
に超音波が当たって反射していると考えられるので、測
定点をサンプルから除外し、ステップ116で測定位置
を変更し、ステップ100で探触子14を当て、時間T
を計測する。
【0039】次にステップ118で、この作業が予定さ
れた各測定点で行われたか否かを判断し、予定点数を終
了していない場合には、ステップ116で測定位置を変
更し、ステップ100に移行する。予定点数を終了して
いる場合には、ステップ120において、CPU28が
格納されていた測定点の位置及びこの測定点の位置ごと
の肉厚Dをプリンター30から出力する。次に、CPU
28はステップ122において、配管12の基準肉厚K
と測定により得られた最小の肉厚MIN(D)とを照合
する。さらにステップ124において配管12の残耐用
年数Rを算出し、ステップ126でこの残耐用年数Rを
プリンター30から出力する。
れた各測定点で行われたか否かを判断し、予定点数を終
了していない場合には、ステップ116で測定位置を変
更し、ステップ100に移行する。予定点数を終了して
いる場合には、ステップ120において、CPU28が
格納されていた測定点の位置及びこの測定点の位置ごと
の肉厚Dをプリンター30から出力する。次に、CPU
28はステップ122において、配管12の基準肉厚K
と測定により得られた最小の肉厚MIN(D)とを照合
する。さらにステップ124において配管12の残耐用
年数Rを算出し、ステップ126でこの残耐用年数Rを
プリンター30から出力する。
【0040】さらに、この作業を、図6(A)に破線で
示すように、配管12の軸方向に所定間隔ごとに設定さ
れた測定箇所36で行って、配管12の腐食診断が終了
する。
示すように、配管12の軸方向に所定間隔ごとに設定さ
れた測定箇所36で行って、配管12の腐食診断が終了
する。
【0041】なお、配管12の中で最初に穿孔が生じて
漏水が生じる場所としては、図7に示すように、継手の
テーパおねじ40が挙げられる。すなわち、テーパおね
じ40の谷部42と配管12の裏面との間はもともと肉
厚が薄いために、この部分に腐食32が発生すれば、短
い時間で谷部42に達して穿孔が生じる。従って、配管
12の腐食診断を軸方向に所定間隔ごとに行う際に、テ
ーパおねじ40の谷部42を含めて腐食診断を行えば、
残耐用年数としてより的確な数値を得ることができる。
漏水が生じる場所としては、図7に示すように、継手の
テーパおねじ40が挙げられる。すなわち、テーパおね
じ40の谷部42と配管12の裏面との間はもともと肉
厚が薄いために、この部分に腐食32が発生すれば、短
い時間で谷部42に達して穿孔が生じる。従って、配管
12の腐食診断を軸方向に所定間隔ごとに行う際に、テ
ーパおねじ40の谷部42を含めて腐食診断を行えば、
残耐用年数としてより的確な数値を得ることができる。
【0042】このように、本実施の形態に係る腐食診断
装置10を用いる腐食診断方法においては、シンクロス
コープ18によって、超音波が配管12内の異物20に
よって反射されたものか否かを容易に判断でき、この場
合、配管12の肉厚Dを得るためのサンプルとして除外
することで、異物20の影響を受けずに正しい配管12
の肉厚Dを得ることができ、残耐用年数Rを誤って算出
することもない。
装置10を用いる腐食診断方法においては、シンクロス
コープ18によって、超音波が配管12内の異物20に
よって反射されたものか否かを容易に判断でき、この場
合、配管12の肉厚Dを得るためのサンプルとして除外
することで、異物20の影響を受けずに正しい配管12
の肉厚Dを得ることができ、残耐用年数Rを誤って算出
することもない。
【0043】また、残耐用年数Rの算出が、探触子14
を配管12の表面に当てる作業の繰り返しのみで、容易
に行える。
を配管12の表面に当てる作業の繰り返しのみで、容易
に行える。
【0044】なお、本実施の形態では、1つの測定点で
欠陥エコー26が確認された場合には、次の測定点に移
るようにしたが、次の測定点に移らないで、当初の測定
点の近傍で欠陥エコー26が確認されない位置を探して
もよい。
欠陥エコー26が確認された場合には、次の測定点に移
るようにしたが、次の測定点に移らないで、当初の測定
点の近傍で欠陥エコー26が確認されない位置を探して
もよい。
【0045】さらに、シンクロスコープ18の画面を目
視して、欠陥エコー26が現れるか否かを確認するよう
にしたが、これを、画像認識装置を用いて自動的に判断
し、サンプルから除外するようにしてもよい。
視して、欠陥エコー26が現れるか否かを確認するよう
にしたが、これを、画像認識装置を用いて自動的に判断
し、サンプルから除外するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、配管内に
異物が存在するか否かを判断でき、異物が存在している
場合にはサンプルとして除外して、正確な残耐用年数を
算出できる。
異物が存在するか否かを判断でき、異物が存在している
場合にはサンプルとして除外して、正確な残耐用年数を
算出できる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る腐食診断装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る腐食診断装置によ
って配管の腐食を診断する状況を示す斜視図である。
って配管の腐食を診断する状況を示す斜視図である。
【図3】配管の中に異物が存在する場合に本発明の一実
施の形態に係る腐食診断装置によって配管の腐食を診断
する状況を示す説明図である。
施の形態に係る腐食診断装置によって配管の腐食を診断
する状況を示す説明図である。
【図4】配管の中に異物が存在しない場合に本発明の一
実施の形態に係る腐食診断装置によって配管の腐食を診
断する状況を示す説明図である。
実施の形態に係る腐食診断装置によって配管の腐食を診
断する状況を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る腐食診断方法を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態に係る腐食診断方法によ
って測定される配管の正面図及び側面図である。
って測定される配管の正面図及び側面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る腐食診断方法によ
って測定される配管のテーパーおねじを示す断面図であ
る。
って測定される配管のテーパーおねじを示す断面図であ
る。
【図8】従来の腐食診断方法を示す斜視図である。
10 腐食診断装置 14 探触子(計測手段) 16 超音波厚さ計(計測手段、肉厚表示手段) 18 シンクロスコープ(エコー波形観察手段) 28 CPU(照合手段、診断表示手段) 30 プリンター(診断表示手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 被測定物の表面から超音波を発信し被測
定物の裏面で反射して戻ってくるまでの時間を計測する
計測手段と、 反射エコーの波形を観察して被測定物内に存在する異物
によって反射されたものかを判断可能とするエコー波形
観察手段と、 を有することを特徴とする腐食診断装置。 - 【請求項2】 前記計測手段により計測された時間を基
に被測定物の肉厚を算出して表示する肉厚表示手段と、 予め入力された被測定物の基準肉厚と測定された被測定
物の肉厚とを照合する照合手段と、 前記照合手段による照合結果を基に被測定物の残耐用年
数を算出して表示する診断表示手段と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の腐食診断装
置。 - 【請求項3】 被測定物の表面から超音波を発信し反射
エコーの波形を観察することにより被測定物内に存在す
る異物によって反射されたものか被測定物の裏面で反射
されたものかを判断する第1の工程と、 前記第1の工程により、前記反射エコーが前記被測定物
内の前記異物によって反射されたものでないと判断した
場合に前記発信波と反射エコーとの時間差から被測定物
の肉厚を算出する第2の工程と、 前記第1の工程及び前記第2の工程を被測定物について
予定点数行ったか否かを判断し、予定点数行われた場合
に被測定物の基準肉厚と測定された被測定物の肉厚とを
照合し被測定物の残耐用年数を算出する第3の工程と、 を有することを特徴とする腐食診断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7312586A JPH09152425A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 腐食診断装置及び腐食診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7312586A JPH09152425A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 腐食診断装置及び腐食診断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09152425A true JPH09152425A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18030992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7312586A Pending JPH09152425A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 腐食診断装置及び腐食診断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09152425A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008029957A1 (en) * | 2006-09-07 | 2008-03-13 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Method for evaluating fastening state of threaded joint of pipes or tubes and method for fastening threaded joint of pipes or tubes using the method |
WO2008035794A1 (en) * | 2006-09-21 | 2008-03-27 | Sumitomo Metal Industries, Ltd., | Ultrasonic testing method of threaded joint of pipes or tubes |
JP2020193882A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | 有限会社ユネット | 配管劣化状況推定装置 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP7312586A patent/JPH09152425A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008029957A1 (en) * | 2006-09-07 | 2008-03-13 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Method for evaluating fastening state of threaded joint of pipes or tubes and method for fastening threaded joint of pipes or tubes using the method |
US8113055B2 (en) | 2006-09-07 | 2012-02-14 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Method for evaluating fastening state of threaded joint of pipes or tubes and method for fastening threaded joint of pipes or tubes using the method |
WO2008035794A1 (en) * | 2006-09-21 | 2008-03-27 | Sumitomo Metal Industries, Ltd., | Ultrasonic testing method of threaded joint of pipes or tubes |
US8091425B2 (en) | 2006-09-21 | 2012-01-10 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Ultrasonic testing method of threaded joint of pipes or tubes |
JP2020193882A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | 有限会社ユネット | 配管劣化状況推定装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |