JPH09152378A - 温度計 - Google Patents

温度計

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Publication number
JPH09152378A
JPH09152378A JP33585795A JP33585795A JPH09152378A JP H09152378 A JPH09152378 A JP H09152378A JP 33585795 A JP33585795 A JP 33585795A JP 33585795 A JP33585795 A JP 33585795A JP H09152378 A JPH09152378 A JP H09152378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
thin tube
thermometer
covering member
solder
Prior art date
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Pending
Application number
JP33585795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Amari
洋一 甘利
Masashi Yamamoto
昌史 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP33585795A priority Critical patent/JPH09152378A/ja
Publication of JPH09152378A publication Critical patent/JPH09152378A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細管と感温部との接続部分における破損事故
を未然に解消することができる温度計を提供する。 【解決手段】 温度計1は、本体21と、この本体21
から延在する細管22の先端に半田付けにて連通接続さ
れた感温部23とを備えており、感温部23から細管2
2に渡って当該感温部23と細管22との接続部を被覆
する被覆部材31を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庫内を所定温度に
冷却若しくは加熱するショーケースなどに用いられる温
度計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりスーパーマーケットなどに設置
されるショーケースには、例えば特公平6−7810号
公報(A47F3/04)に示される如く庫内温度を外
部に表示するための温度計が取り付けられている。
【0003】以下、図10〜図13に係る従来の温度計
101の構造を説明する。温度計101はガラス管など
により構成された図示しない本体と、この本体に細管1
02を介して連通接続された感温部103とを備えてお
り、これら本体及び感温部103内に有色アルコールの
如き熱にて膨張・収縮する感熱材が封入され、本体には
所定の目盛り表示が成された図示しない表示部が取り付
けられている。
【0004】前記感温部103は金属製の筒から構成さ
れており、この感温部103内にその一端から細管10
2を挿入し、両者の隙間を半田104にて封止すること
によって、感温部103と細管102とは連通固定され
る。前記本体は図示しないショーケースの庫外側(上部
前面など)に設けられると共に、感温部103は庫外側
からショーケース内部に挿入されて庫内やダクト内に配
置される。そして、感温部103の周囲温度の変化によ
る感熱材の膨張・収縮によって、本体内の感熱材の終端
位置が変化し、その位置の目盛りにて温度を表示するも
のであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、細管10
2の先端に取り付けられた感温部103は庫外側から庫
内に挿入されることになるため、挿入経路が屈曲などし
ている場合には、円滑に挿入できず、細管102と感温
部103との接続部の半田104に図11の如き強い外
力が加わることになる。
【0006】そのため、半田104が割れてしまった
り、細管102が折損する事故が発生しており、係る不
都合は取り扱い中に図12の如く細管102が繰り返し
折り曲げられたような場合にも発生する。また、半田1
04を付ける際に図13にハッチングで示す如く半田1
04が感温部103の側面にはみ出してしまう場合があ
り、係る製品は外観が著しく損なわれて商品価値を失っ
てしまう問題もあった。
【0007】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、細管と感温部との接続部
分における破損事故を未然に解消することができる温度
計を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の温度計は、本体
と、この本体から延在する細管の先端に半田付けにて連
通接続された感温部とを備えており、感温部から細管に
渡って当該感温部と細管との接続部を被覆する被覆部材
を設けたものである。
【0009】本発明によれば、温度計の細管の先端に半
田付けされた感温部から細管に渡ってそれらの接続部を
被覆する被覆部材を設けたので、半田付けされた接続部
に直接外力が加わることが無くなり、半田の割れや細管
の折損事故の発生を未然に防止することができるように
なる。また、半田が感温部にはみ出した場合にも、被覆
部材にてはみ出し部分を隠蔽することができるので、商
品としての外観も向上するものである。
【0010】請求項2の発明の温度計は、上記において
被覆部材は軟質材料にて構成されると共に、感温部に至
る細管の所定範囲を被覆するものである。
【0011】請求項2の発明によれば上記に加えて被覆
部材を軟質材料にて構成し、感温部に至る細管の所定範
囲を被覆するようにしたので、外力が一点に集中するこ
とを防ぎ、全体に分散させることが可能となる。特に、
大なる外力によって被覆部材自体が破損する危険性も少
なくなるので、半田の割れや細管の折損を有効に防止す
ることができるようになるものである。
【0012】請求項3の発明の温度計は、請求項1にお
いて被覆部材はコイル状スプリングにて構成されている
ものである。
【0013】請求項3の発明によれば、請求項1に加え
て被覆部材をコイル状のスプリングにて構成したので、
外力によって感温部と細管の接続部分が鋭角に屈曲され
ることを防止することが可能となる。また、同様に大な
る外力が加わってもスプリング自体が折損する危険性は
殆ど無いので、半田の割れや細管の折損を有効に防止す
ることができるようになるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の温度計1が取り付けら
れた実施例としての低温ショーケース2の斜視図、図2
は本発明の温度計1の正面図、図3は図2の円A部分の
拡大斜視図、図4は同一部縦断正面図である。
【0015】低温ショーケース2は、スーパーマーケッ
トなどの店舗内に設置されて冷凍或いは冷蔵食品を陳列
保存するものであり、断面略コ字状の断熱壁3と、この
断熱壁3の両側に取り付けられた側板4、4から構成さ
れている。断熱壁3の内側にはダクトとなる間隔を存し
て仕切板6が取り付けられ、この仕切板6の内側が前面
に開口した貯蔵室7とされている。そして、貯蔵室7内
には複数段の商品陳列棚11・・が架設されている。
【0016】図示しない前記ダクト内には、これも図示
しない冷却装置の冷却器と送風機が設けられており、こ
の冷却器と熱交換した冷気は送風機にて開口上縁の吐出
口8より吐出され、開口下縁の吸込口9からダクト内に
帰還する。これによって、貯蔵室7の開口には冷気エア
ーカーテンが形成されると共に、冷気の一部は貯蔵室7
内にも循環して所定の冷凍・冷蔵温度に冷却する。
【0017】一方、貯蔵室7の開口上方に庇となるキャ
ノピー12が設けられており、このキャノピー12の一
側前面に本発明の温度計1が取り付けられている。
【0018】この温度計1は、図2に示す如くガラス管
などから成る棒状の本体(温度計本体)21と、これに
細管(キャピラリーチューブ)22を介して連通された
感温部23と、本体21を収容する箱状の支持体26と
から成り、本体21と感温部23とに有色アルコールの
如き熱にて膨張・収縮する感熱材が封入された隔測温度
計である。支持体26はその前面に温度目盛り27が付
せられた横長の窓孔部28が形成されており、この窓孔
部28から本体21は前方に臨んでいる。
【0019】前記感温部23は金属製の筒から構成され
ており、この感温部23内にその一端から細管22を挿
入し、両者の隙間を図3或いは図4に示す如く半田28
にて封止することによって、感温部23と細管22とは
連通固定される。他方、細管22には予め例えばABS
樹脂などの硬質樹脂製の被覆部材31が取り付けられて
いる。
【0020】この被覆部材31は、感温部23側に開放
した大径筒部31aと、反対側に開放した小径筒部31
bとから成り、前述の如く細管22と感温部23とを半
田付けした後、移動させることにより、感温部23から
細管22に渡って半田28の外側に配置する。この状態
で、大径筒部31aは半田28と半田28側の感温部2
3の周囲を所定寸法で被覆すると共に、小径筒部31b
は半田28側の細管22の周囲を所定範囲で被覆する。
【0021】以上の構成で、感温部23をキャノピー1
2から貯蔵室7側に前方から挿入し、感温部23を貯蔵
室7内上部に配置すると共に、本体21(支持体26)
はキャノピー12の前面に取り付ける。そして、貯蔵室
7内の感温部33の周囲温度の変化による感熱材の膨張
・収縮によって、本体21内の感熱材の終端位置が変化
し、その位置の温度目盛り27にて貯蔵室7の温度を表
示するものであるが、感温部23と細管22との接続部
分には被覆部材31が設けられているので、係る感温部
23の挿入取付作業の際にも、半田付けされた接続部分
(半田28の部分)に直接外力が加わることが無くな
り、半田28の割れや細管22の折損事故の発生を未然
に防止することができるようになる。
【0022】また、図5にハッチングで示す如く半田2
8が感温部23にはみ出した場合にも、被覆部材31の
大径筒部31aにてはみ出し部分を隠蔽することができ
るので、商品としての外観も向上する。
【0023】更に、被覆部材31を軟質塩化ビニルなど
の軟質材料にて構成すれば、図6及び図7に示す如く被
覆部材31が変形して外力が一点に集中することを防
ぎ、全体に分散させることができるようになる。この場
合にも、被覆部材31の小径筒部31bは所定範囲で細
管22を押さえているので、特に、大なる外力によって
被覆部材31自体が破損する危険性も少なくなり、半田
28の割れや細管22の折損を有効に防止することがで
きるようになる。
【0024】次に、図8及び図9は本発明のもう一つの
実施例を示している。尚、各図において図1乃至図7と
同一符号は同一のものとする。この場合、被覆部材(4
1で示す)は樹脂製では無く、チューブ状のコイルスプ
リングにて構成されている。特に、被覆部材41の感温
部23側は当該感温部23の外径にその内径が略合致し
た大径コイル部41aとされると共に、そこから徐々に
径が縮小されていって、細管22側は当該細管22の外
径にその内径が略合致した小径コイル部42bとされて
いる。
【0025】係る構成によっても半田付けされた接続部
分(半田28の部分)が鋭角に屈曲されることが無くな
ると共に、スプリング自体が折損する危険性は殆ど無い
ので、半田28の割れや細管22の折損事故の発生を未
然に防止することができるようになる。また、同様に半
田28が感温部23にはみ出した場合にも、被覆部材4
1の大径コイル部41aにてはみ出し部分を隠蔽するこ
とができるので、商品としての外観も向上する。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、温度
計の細管の先端に半田付けされた感温部から細管に渡っ
てそれらの接続部を被覆する被覆部材を設けたので、半
田付けされた接続部に直接外力が加わることが無くな
り、半田の割れや細管の折損事故の発生を未然に防止す
ることができるようになる。また、半田が感温部にはみ
出した場合にも、被覆部材にてはみ出し部分を隠蔽する
ことができるので、商品としての外観も向上するもので
ある。
【0027】また、請求項2の発明によれば上記に加え
て被覆部材を軟質材料にて構成し、感温部に至る細管の
所定範囲を被覆するようにしたので、外力が一点に集中
することを防ぎ、全体に分散させることが可能となる。
特に、大なる外力によって被覆部材自体が破損する危険
性も少なくなるので、半田の割れや細管の折損を有効に
防止することができるようになるものである。
【0028】更に、請求項3の発明によれば、請求項1
に加えて被覆部材をコイル状のスプリングにて構成した
ので、外力によって感温部と細管の接続部分が鋭角に屈
曲されることを防止することが可能となる。また、同様
に大なる外力が加わってもスプリング自体が折損する危
険性は殆ど無いので、半田の割れや細管の折損を有効に
防止することができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度計が取り付けられた実施例として
の低温ショーケースの斜視図である。
【図2】本発明の温度計の正面図である。
【図3】図2の円A部分の拡大斜視図である。
【図4】図2の円A部分の一部縦断正面図である。
【図5】図3に相当する感温部の透視斜視図である。
【図6】軟質材料にて構成した被覆部材を取り付けた本
発明の温度計の感温部の斜視図である。
【図7】図6の一部縦断正面図である。
【図8】コイルスプリングにて構成した被覆部材を取り
付けた本発明の温度計の感温部の斜視図である。
【図9】図8の一部縦断正面図である。
【図10】従来の温度計の感温部の斜視図である。
【図11】図10の感温部と細管の接続部分に加わる外
力を説明する図である。
【図12】同じく図10の感温部と細管の接続部分に加
わる外力を説明する図である。
【図13】半田がはみ出した図10の感温部の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 温度計 21 本体 22 細管 23 感温部 28 半田 31、41 被覆部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、この本体から延在する細管の先
    端に半田付けにて連通接続された感温部とを備えて成る
    温度計において、 前記感温部から細管に渡って当該感温部と細管との接続
    部を被覆する被覆部材を設けたことを特徴とする温度
    計。
  2. 【請求項2】 被覆部材は軟質材料にて構成されると共
    に、感温部に至る細管の所定範囲を被覆することを特徴
    とする請求項1の温度計。
  3. 【請求項3】 被覆部材はコイル状スプリングにて構成
    されていることを特徴とする請求項1の温度計。
JP33585795A 1995-11-29 1995-11-29 温度計 Pending JPH09152378A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012225739A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Saginomiya Seisakusho Inc 温度測定装置および温度センサ
CN109269660A (zh) * 2018-10-29 2019-01-25 上海化工研究院有限公司 一种用于集装箱堆垛的串列式分区狭隙温度探测装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012225739A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Saginomiya Seisakusho Inc 温度測定装置および温度センサ
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02