JPH09151706A - タービン用ノズルダイヤフラム受台 - Google Patents
タービン用ノズルダイヤフラム受台Info
- Publication number
- JPH09151706A JPH09151706A JP31319295A JP31319295A JPH09151706A JP H09151706 A JPH09151706 A JP H09151706A JP 31319295 A JP31319295 A JP 31319295A JP 31319295 A JP31319295 A JP 31319295A JP H09151706 A JPH09151706 A JP H09151706A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle diaphragm
- turbine
- main body
- cradle
- stored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】 点検時に作業空間を簡単に確保できるター
ビンノズル用ダイアフラム受台を提供する。 【解決手段】 横梁と縦梁5a,5b、6a,6bとよ
りなる上部水平枠体7と、同様に形成した下部水平枠体
10とを複数本の支柱11で上下に連結し、更に前記上
部水平枠体7を構成する縦梁6a,6b上にレール12
a,12bを敷設して受台本体2と、上部に支持支柱1
6a,16bを設けた横桁18の両端に夫々上端に水平
梁19a,19bを有する直立部材20a,20bの下
端を取付け、前記水平梁19a,19bの内端に倒れ止
め22a,22bを設けるとともに、その外端下部に走
行台24a,24bを配置したノズルダイアフラムを収
納する複数のムーブラック4とから成り、前記受台本体
2のレール12a,12b上を前記複数の各ムーブラッ
ク4の走行台が走行可能な如く構成したことを特徴とす
るタービン用ノズルダイアフラム受台。
ビンノズル用ダイアフラム受台を提供する。 【解決手段】 横梁と縦梁5a,5b、6a,6bとよ
りなる上部水平枠体7と、同様に形成した下部水平枠体
10とを複数本の支柱11で上下に連結し、更に前記上
部水平枠体7を構成する縦梁6a,6b上にレール12
a,12bを敷設して受台本体2と、上部に支持支柱1
6a,16bを設けた横桁18の両端に夫々上端に水平
梁19a,19bを有する直立部材20a,20bの下
端を取付け、前記水平梁19a,19bの内端に倒れ止
め22a,22bを設けるとともに、その外端下部に走
行台24a,24bを配置したノズルダイアフラムを収
納する複数のムーブラック4とから成り、前記受台本体
2のレール12a,12b上を前記複数の各ムーブラッ
ク4の走行台が走行可能な如く構成したことを特徴とす
るタービン用ノズルダイアフラム受台。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタービンの定期点検
の際に使用されるタービン用ノズルダイアフラム受台に
関するものである。
の際に使用されるタービン用ノズルダイアフラム受台に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】蒸気タービンは所定期間運転後定期検査
が行なわれるが、この定期検査の工期が長いと蒸気ター
ビンの休止の期間が長くなり、設備の稼働効率上問題で
あり、従って、この定期検査の工期を如何に短縮するか
が命題である。この定期検査はタービンの上半車室を取
外し、ノズルダイアフラムの上半及び下半を本体より取
外してタービン各部の点検を行なうとともに、スケール
除去を目的としたホーニングが行なわれている。
が行なわれるが、この定期検査の工期が長いと蒸気ター
ビンの休止の期間が長くなり、設備の稼働効率上問題で
あり、従って、この定期検査の工期を如何に短縮するか
が命題である。この定期検査はタービンの上半車室を取
外し、ノズルダイアフラムの上半及び下半を本体より取
外してタービン各部の点検を行なうとともに、スケール
除去を目的としたホーニングが行なわれている。
【0003】ところで、このようにタービン本体から取
外されたノズルダイアフラムは、通常その数が多く、そ
の格納場所に問題があり、かつ点検作業の効率を上げる
ため専用のタービン用ノズルダイアフラム受台が用いる
か、タービン床面に並べて直置きしている。このタービ
ン用ノズルダイアフラム受台としては、本出願人等は横
梁と縦梁とよりなる上部水平枠体と下部水平枠体とを支
柱により連結した箱型の受台本体内にノズルダイアフラ
ムを支持する支持台を所定の間隔を置いて配置し、この
支持台上にノズルダイアフラムを直立するよう支持させ
る構造を例えば実開昭59−163203号、特開昭6
3−143303号等で提案している。
外されたノズルダイアフラムは、通常その数が多く、そ
の格納場所に問題があり、かつ点検作業の効率を上げる
ため専用のタービン用ノズルダイアフラム受台が用いる
か、タービン床面に並べて直置きしている。このタービ
ン用ノズルダイアフラム受台としては、本出願人等は横
梁と縦梁とよりなる上部水平枠体と下部水平枠体とを支
柱により連結した箱型の受台本体内にノズルダイアフラ
ムを支持する支持台を所定の間隔を置いて配置し、この
支持台上にノズルダイアフラムを直立するよう支持させ
る構造を例えば実開昭59−163203号、特開昭6
3−143303号等で提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記ノズルダイアフラ
ム受台としては、小さい面積に出来るだけ多くのノズル
ダイアフラムを格納し、格納場所の有効利用を図るとと
もにその点検時においては各ノズルダイアフラム間に検
査員が入り込むための作業場所が必要となる。しかしな
がら前記実開昭59−163203号に示されるノズル
ダイアフラム受台は、あらかじめその作業場所を設けノ
ズルダイアフラムを格納するようになっているため、格
納場所を有効に利用することができないという問題があ
る。
ム受台としては、小さい面積に出来るだけ多くのノズル
ダイアフラムを格納し、格納場所の有効利用を図るとと
もにその点検時においては各ノズルダイアフラム間に検
査員が入り込むための作業場所が必要となる。しかしな
がら前記実開昭59−163203号に示されるノズル
ダイアフラム受台は、あらかじめその作業場所を設けノ
ズルダイアフラムを格納するようになっているため、格
納場所を有効に利用することができないという問題があ
る。
【0005】また、特開昭63−143303号に示さ
れるノズルダイアフラム受台の構造においては各ノズル
ダイアフラムを接するように格納しているため、点検時
において作業場所を設けるためクレーン等の特別の荷役
機器によりノズルダイアフラムを移動させなければなら
ず、その作業はかなり煩雑なものであった。
れるノズルダイアフラム受台の構造においては各ノズル
ダイアフラムを接するように格納しているため、点検時
において作業場所を設けるためクレーン等の特別の荷役
機器によりノズルダイアフラムを移動させなければなら
ず、その作業はかなり煩雑なものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来技術の
問題点を解決するためになされるものであって、横梁と
縦梁とよりなる上部水平枠体と、同様に形成した下部水
平枠体とを複数本の支柱で上下に連結し、更に前記上部
水平枠体を構成する縦梁上にレールを敷設した受台本体
と、上部に支持支柱を設けた横桁の両端に夫々上端に水
平梁を有する直立部材の下端を取付け、前記水平梁の内
端に倒れ止めとガイドローラーを設けるとともに、その
外端下部に走行台を配置したノズルダイアフラムを収納
する複数のムーブラックとから成り、前記受台本体のレ
ール上を前記複数の各ムーブラックの走行台が走行可能
な如く構成したことを特徴とするタービン用ノズルダイ
アフラム受台を提供するものである。
問題点を解決するためになされるものであって、横梁と
縦梁とよりなる上部水平枠体と、同様に形成した下部水
平枠体とを複数本の支柱で上下に連結し、更に前記上部
水平枠体を構成する縦梁上にレールを敷設した受台本体
と、上部に支持支柱を設けた横桁の両端に夫々上端に水
平梁を有する直立部材の下端を取付け、前記水平梁の内
端に倒れ止めとガイドローラーを設けるとともに、その
外端下部に走行台を配置したノズルダイアフラムを収納
する複数のムーブラックとから成り、前記受台本体のレ
ール上を前記複数の各ムーブラックの走行台が走行可能
な如く構成したことを特徴とするタービン用ノズルダイ
アフラム受台を提供するものである。
【0007】そして好ましくは走行台には脱輪防止用部
材が、またムーブラックを構成する直立部材上端部にス
トッパー機構である位置固定機構を配置する。また、受
台本体の少なくとも側面には防塵シートを張設するよう
に構成するのがよい。この構成によるタービン用ノズル
ダイアフラム受台の構造によれば、ノズルダイアフラム
を直立するようにして収納したムーブラックは、その上
端を走行台を介して受台本体に懸垂状態に支持され、ノ
ズルダイアフラムはこのムーブラックに収納されて相接
するように格納される。
材が、またムーブラックを構成する直立部材上端部にス
トッパー機構である位置固定機構を配置する。また、受
台本体の少なくとも側面には防塵シートを張設するよう
に構成するのがよい。この構成によるタービン用ノズル
ダイアフラム受台の構造によれば、ノズルダイアフラム
を直立するようにして収納したムーブラックは、その上
端を走行台を介して受台本体に懸垂状態に支持され、ノ
ズルダイアフラムはこのムーブラックに収納されて相接
するように格納される。
【0008】そして点検等を行なう場合は走行台を走行
させて移動させ、各ムーブラック間に、実質的には各ノ
ズルダイアフラム間に点検用又はホーニング用の作業場
所を形成することができる。また、走行台に脱輪防止用
部材を設けることにより、ムーブラックを格納した受台
の移動中における走行台の脱輪による事故が防止でき
る。更にムーブラックを構成する直立部材に位置固定機
構を設けることにより、このムーブラックと受台本体と
を一体固定でき地震等が生じたとしてもムーブラックの
移動を防止し、その結果、ノズルダイヤフラムの損傷を
防ぐことができる。
させて移動させ、各ムーブラック間に、実質的には各ノ
ズルダイアフラム間に点検用又はホーニング用の作業場
所を形成することができる。また、走行台に脱輪防止用
部材を設けることにより、ムーブラックを格納した受台
の移動中における走行台の脱輪による事故が防止でき
る。更にムーブラックを構成する直立部材に位置固定機
構を設けることにより、このムーブラックと受台本体と
を一体固定でき地震等が生じたとしてもムーブラックの
移動を防止し、その結果、ノズルダイヤフラムの損傷を
防ぐことができる。
【0009】なお、ムーブラックを格納した受台を移動
する際、吊上げ重心を設定できるので安定した搬送がで
きる。加えて防塵シートを張設すればホーニング時の粉
塵公害を防止できる。
する際、吊上げ重心を設定できるので安定した搬送がで
きる。加えて防塵シートを張設すればホーニング時の粉
塵公害を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図1乃至図6を参照して本発
明によるタービン用ノズルダイヤフラム受台の実施例を
説明する。図1はノズルダイアフラム受台1の点検時と
ホーニングに於ける側面図、図2はその平面図、図3は
図1のA−A矢視図であって、ノズルダイアフラム受台
1は受台本体2とノズルダイアフラム3を収納するムー
ブラック4とにより構成している。
明によるタービン用ノズルダイヤフラム受台の実施例を
説明する。図1はノズルダイアフラム受台1の点検時と
ホーニングに於ける側面図、図2はその平面図、図3は
図1のA−A矢視図であって、ノズルダイアフラム受台
1は受台本体2とノズルダイアフラム3を収納するムー
ブラック4とにより構成している。
【0011】詳述すれば、受台本体2は横梁5a,5b
と縦梁6a,6bとで形成される上部水平枠体7と、横
梁8a,8bと縦梁9a,9bとで形成される下部水平
枠体10とを複数本の支柱11で連結し、更に前記上部
水平枠体7を構成する縦梁6a,6b上にレール12
a,12bを敷設して構成している。そしてこの受台本
体2を構成する上部水平枠体7は下部水平枠体10より
巾Wを持ち、この巾Wが手摺13を有する歩廊として形
成し、その側面には防塵シート14を張設できるように
している。
と縦梁6a,6bとで形成される上部水平枠体7と、横
梁8a,8bと縦梁9a,9bとで形成される下部水平
枠体10とを複数本の支柱11で連結し、更に前記上部
水平枠体7を構成する縦梁6a,6b上にレール12
a,12bを敷設して構成している。そしてこの受台本
体2を構成する上部水平枠体7は下部水平枠体10より
巾Wを持ち、この巾Wが手摺13を有する歩廊として形
成し、その側面には防塵シート14を張設できるように
している。
【0012】なお、15はこの上部水平枠体7上に設け
られたストッパー、35は吊り金具である。そして下部
水平枠体10には図示しない底板を張設し、この底板は
ホーニング液を排出するように中央部から両側に傾斜し
た勾配を設けている。ムーブラック4は、上部に支持支
柱16a,16bと下部の倒れ止め17を有する横桁1
8の両端に、夫々上部に水平梁19a,19bを有する
直立部材20a,20bの下端を取付ける。そして前記
水平支柱19a,19bの外端下部には走行ローラ23
a,23bを有する走行台24a,24bを配置してい
る。
られたストッパー、35は吊り金具である。そして下部
水平枠体10には図示しない底板を張設し、この底板は
ホーニング液を排出するように中央部から両側に傾斜し
た勾配を設けている。ムーブラック4は、上部に支持支
柱16a,16bと下部の倒れ止め17を有する横桁1
8の両端に、夫々上部に水平梁19a,19bを有する
直立部材20a,20bの下端を取付ける。そして前記
水平支柱19a,19bの外端下部には走行ローラ23
a,23bを有する走行台24a,24bを配置してい
る。
【0013】前記支持支柱16a,16bの上部には平
板25a,25bを介して例えばゴム等の弾性材26
a,26bが取付けている。また、27は下部の倒れ止
め17に、また28a,28bは上部の倒れ止め22
a,22bに夫々取付けられたゴム等の弾性材である。
走行ローラ23a,23bは、特に図4からも明らかな
ように両ツバ車輪で構成し、この走行ローラ23a,2
3bがレール12a,12bから脱輪するのを防止する
ように構成している。更に走行台24a,24bの側面
下部にはレール12a,12bを挟持するように脱輪防
止部材29a,29bを取付け、その前後方向には夫々
ゴム等の緩衝材30a,30bを設けている。
板25a,25bを介して例えばゴム等の弾性材26
a,26bが取付けている。また、27は下部の倒れ止
め17に、また28a,28bは上部の倒れ止め22
a,22bに夫々取付けられたゴム等の弾性材である。
走行ローラ23a,23bは、特に図4からも明らかな
ように両ツバ車輪で構成し、この走行ローラ23a,2
3bがレール12a,12bから脱輪するのを防止する
ように構成している。更に走行台24a,24bの側面
下部にはレール12a,12bを挟持するように脱輪防
止部材29a,29bを取付け、その前後方向には夫々
ゴム等の緩衝材30a,30bを設けている。
【0014】ストッパー機構である位置固定機構は、直
立部材20a,20bの上端部に取付けられたハンドル
31a,31bでストッパー32a,32bを出入させ
るように構成し、上部水平枠体7を構成する縦梁6a,
6bの側面に所定の間隔を置いて設けた小穴33に前記
ストッパー32a,32bの先端を挿入して固定するよ
うにしてある。
立部材20a,20bの上端部に取付けられたハンドル
31a,31bでストッパー32a,32bを出入させ
るように構成し、上部水平枠体7を構成する縦梁6a,
6bの側面に所定の間隔を置いて設けた小穴33に前記
ストッパー32a,32bの先端を挿入して固定するよ
うにしてある。
【0015】そしてムーブラック4が所定の位置に達す
ると、このハンドル31a,31bを操作してストッパ
ー32a,32bの先端をこの小穴33内に挿入してそ
の位置を固定することができる。なお、34は点検用の
アルミ歩廊であって、アルミ歩廊34は手で移動するの
を原則とするが、大型のものでは必要に応じてクレーン
等により吊上げ移動できるようになっている。
ると、このハンドル31a,31bを操作してストッパ
ー32a,32bの先端をこの小穴33内に挿入してそ
の位置を固定することができる。なお、34は点検用の
アルミ歩廊であって、アルミ歩廊34は手で移動するの
を原則とするが、大型のものでは必要に応じてクレーン
等により吊上げ移動できるようになっている。
【0016】このように構成した受台本体2内には複数
のムーブラック4を、レール12a,12bに走行台2
4a,24bを介して移動可能なように懸垂する。即
ち、特に図1に符号B,B′で示されるように作業場所
が1箇所は形成できる範囲で、複数のムーブラック4を
配置する。勿論、各ムーブラック4はタービン組立時の
ノズルダイアフラムの順となって格納できるよう配置さ
れている。
のムーブラック4を、レール12a,12bに走行台2
4a,24bを介して移動可能なように懸垂する。即
ち、特に図1に符号B,B′で示されるように作業場所
が1箇所は形成できる範囲で、複数のムーブラック4を
配置する。勿論、各ムーブラック4はタービン組立時の
ノズルダイアフラムの順となって格納できるよう配置さ
れている。
【0017】前記のように構成したタービン用ノズルダ
イアフラム受台1において、今、タービンを開放した定
期点検を行なう場合は、ノズルダイヤフラム3は図示し
ないクレーン等により吊上げられ、ムーブラック4に移
送収納される。この時、ノズルダイアフラム3は鋼管に
ゴム等の弾性材で被覆したローラ21a,21bに案内
されて容易に収納され、下部を垂直支柱16a,16b
により支持するとともに、下部の倒れ止め17及び上部
の倒れ止め22a,22bにより転倒防止できるように
なっている。
イアフラム受台1において、今、タービンを開放した定
期点検を行なう場合は、ノズルダイヤフラム3は図示し
ないクレーン等により吊上げられ、ムーブラック4に移
送収納される。この時、ノズルダイアフラム3は鋼管に
ゴム等の弾性材で被覆したローラ21a,21bに案内
されて容易に収納され、下部を垂直支柱16a,16b
により支持するとともに、下部の倒れ止め17及び上部
の倒れ止め22a,22bにより転倒防止できるように
なっている。
【0018】そしてこのようにムーブラック4に収納さ
れたノズルダイアフラム3は、必要に応じて受台本体2
の一方の側に接するよう格納される。そして点検やホー
ニング作業を行なう場合は走行台24a,24bにより
ムーブラック4、即ちノズルダイヤフラム3間に所定の
作業場所B,B′を形成させる。図5は受台本体2を構
成する縦梁6a,6bに設けた吊金具35、吊りビーム
36及び吊索37を介して図示しないクレーン等により
タービン用ノズルダイアフラム受台1を吊上げて移送
し、又は図6に鎖線で示すように予め配置された他のタ
ービン用ノズルダイアフラム受台1a上に格納するよう
に構成した装置を示している。
れたノズルダイアフラム3は、必要に応じて受台本体2
の一方の側に接するよう格納される。そして点検やホー
ニング作業を行なう場合は走行台24a,24bにより
ムーブラック4、即ちノズルダイヤフラム3間に所定の
作業場所B,B′を形成させる。図5は受台本体2を構
成する縦梁6a,6bに設けた吊金具35、吊りビーム
36及び吊索37を介して図示しないクレーン等により
タービン用ノズルダイアフラム受台1を吊上げて移送
し、又は図6に鎖線で示すように予め配置された他のタ
ービン用ノズルダイアフラム受台1a上に格納するよう
に構成した装置を示している。
【0019】また、ノズルダイアフラムを収納したまま
他の場所に移送する場合も同じ形態で全体が重心吊りで
きる様にムーブラックを配置して位置決め後、吊り上げ
て移送する。なお、受台本体2内に配置されるムーブラ
ック4は、その数が限定されるものではなく、少なくと
も受台本体2の長さにより制御され、その内部に作業場
所B、B′が形成できればよい。そしてこのムーブラッ
ク4は巾が一定であるため、必要に応じてクレーン等に
より上方から吊り降ろすことによって適宜その数は変更
することができる。
他の場所に移送する場合も同じ形態で全体が重心吊りで
きる様にムーブラックを配置して位置決め後、吊り上げ
て移送する。なお、受台本体2内に配置されるムーブラ
ック4は、その数が限定されるものではなく、少なくと
も受台本体2の長さにより制御され、その内部に作業場
所B、B′が形成できればよい。そしてこのムーブラッ
ク4は巾が一定であるため、必要に応じてクレーン等に
より上方から吊り降ろすことによって適宜その数は変更
することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるタービン用ノズルダイヤフラム受台によれば、ノ
ズルダイヤフラムを収納するムーブラックを受台本体内
に走行台を介して移動可能な如く懸垂するよう支持して
構成したため、ノズルダイヤフラムは小さいスペースへ
多数格納でき、しかも点検やホーニング時にはその移動
が極めて容易であるため作業効率を大巾に向上させ、定
期検査工期の短縮に大きく寄与することができる。
によるタービン用ノズルダイヤフラム受台によれば、ノ
ズルダイヤフラムを収納するムーブラックを受台本体内
に走行台を介して移動可能な如く懸垂するよう支持して
構成したため、ノズルダイヤフラムは小さいスペースへ
多数格納でき、しかも点検やホーニング時にはその移動
が極めて容易であるため作業効率を大巾に向上させ、定
期検査工期の短縮に大きく寄与することができる。
【図1】本発明によるタービン用ノズルダイヤフラム受
台の側面図である。
台の側面図である。
【図2】図2はその平面図である。
【図3】図1のA−A矢視図である。
【図4】走行台の部分を示す正面図である。
【図5】本発明による他の実施例におけるタービン用ノ
ズルダイヤフラム受台の側面図である。
ズルダイヤフラム受台の側面図である。
【図6】本発明による他の実施例におけるタービン用ノ
ズルダイヤフラム受台の側面図の取扱説明図である。
ズルダイヤフラム受台の側面図の取扱説明図である。
1 ノズルダイヤフラム受台 2 受台
本体 3 ノズルダイヤフラム 4 ムー
ブラック 5a,5b,8a,8b 横梁 6a,6b,9a,9b 縦梁 7 上部水平枠体 10 下部
水平枠体 11 支柱 12a,12
b レール 13 手摺 14 防塵
シート 15,32a,32b ストッパー 16a,16b 垂直支柱 17,22a,
22b 倒れ止め 18 横桁 19a,19b
水平支柱 20a,20b 直立部材 21a,21b
ローラ 23a,23b 走行ローラ 24a,24b
走行台 25a,25b 平板 26a,26b,27,28a,28b 弾性材 29a,29b 脱輪防止部材 30a,30b
緩衝材 31a,31b ハンドル 33 小穴 34 アルミ歩廊 35 吊金
具 37 吊索
本体 3 ノズルダイヤフラム 4 ムー
ブラック 5a,5b,8a,8b 横梁 6a,6b,9a,9b 縦梁 7 上部水平枠体 10 下部
水平枠体 11 支柱 12a,12
b レール 13 手摺 14 防塵
シート 15,32a,32b ストッパー 16a,16b 垂直支柱 17,22a,
22b 倒れ止め 18 横桁 19a,19b
水平支柱 20a,20b 直立部材 21a,21b
ローラ 23a,23b 走行ローラ 24a,24b
走行台 25a,25b 平板 26a,26b,27,28a,28b 弾性材 29a,29b 脱輪防止部材 30a,30b
緩衝材 31a,31b ハンドル 33 小穴 34 アルミ歩廊 35 吊金
具 37 吊索
Claims (4)
- 【請求項1】 横梁と縦梁とよりなる上部水平枠体と下
部水平枠体とを複数本の支柱で連結し、前記上部水平枠
体を構成する縦梁上にレールを敷設してなる受台本体
と、上部に支持支柱を設けた横桁の両端に夫々上端に水
平梁を有する直立部材の下端を取付け、前記水平梁の内
端に倒れ止めとガイドローラーを設けるとともに、その
外端下部に走行台を配置したノズルダイアフラムを収納
する複数のムーブラックとから成り、前記受台本体のレ
ール上を前記複数の各ムーブラックの走行台が走行可能
な如く構成したタービン用ノズルダイアフラム受台。 - 【請求項2】 走行台には脱輪防止用部材が設けられて
いる請求項1記載のタービン用ノズルダイヤフラム受
台。 - 【請求項3】 ムーブラックを構成する直立部材の上端
部に位置固定機構を設けた請求項1あるいは2記載のタ
ービン用ノズルダイアフラム受台。 - 【請求項4】 受台本体の少なくとも側面に防塵シート
を張設可能に構成した請求項1乃至3の何れかに記載の
タービン用ノズルダイアフラム受台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31319295A JPH09151706A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | タービン用ノズルダイヤフラム受台 |
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JP31319295A JPH09151706A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | タービン用ノズルダイヤフラム受台 |
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JPH09151706A true JPH09151706A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18038215
Family Applications (1)
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JP31319295A Pending JPH09151706A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | タービン用ノズルダイヤフラム受台 |
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JP (1) | JPH09151706A (ja) |
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