JPH09151562A - 屋根ユニットの製造方法 - Google Patents

屋根ユニットの製造方法

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Publication number
JPH09151562A
JPH09151562A JP7312464A JP31246495A JPH09151562A JP H09151562 A JPH09151562 A JP H09151562A JP 7312464 A JP7312464 A JP 7312464A JP 31246495 A JP31246495 A JP 31246495A JP H09151562 A JPH09151562 A JP H09151562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
panel
roof panel
wall panels
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP7312464A
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English (en)
Inventor
Noboru Yamamoto
昇 山本
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP7312464A priority Critical patent/JPH09151562A/ja
Publication of JPH09151562A publication Critical patent/JPH09151562A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業性の向上を図った屋根パネルの製造
方法を提供する。 【解決手段】 一対の壁パネル1の両側上部間に梁材
2,3を掛け渡し、これらの上部に、上記梁材2,3の
上部に重なり合う梁材4,5を有する屋根パネル6を載
置し、この屋根パネル6の梁材4,5と上記壁パネル1
の梁材2,3を上下に重ね合わせて接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根ユニットの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅等建物の工業生産化を図る一方式と
して、ユニット建物が知られている。このユニット建物
は、建物を運搬可能な複数のユニットに分けて工場で製
造し、これらを建築現場で接合して建物を完成するもの
である。このユニット建物は、建物本体部分を構成する
建物ユニットと、屋根部分を構成する屋根ユニットとか
らなっている。
【0003】そして、上記屋根ユニットとしては、例え
ば特公平6−72457号公報等に記載されているよう
に、屋根パネルとこれを支持する支持パネルとを互いに
接合可能に構成したもの等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記屋
根ユニットにおいては、各パネルを接合するための具体
的な構造ないし方法が開示されていない。特に、高さの
高い屋根ユニットを製造する場合、高所作業を極力減ら
し、組立作業性のよい合理的な構成が要求される。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、組立作業性の向上を図った屋根パネルの製造方法を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の屋根ユニットは、一対の壁パネルの両
側上部間に梁材を掛け渡し、これらの上部に、上記梁材
の上部に重なり合う梁材を有する屋根パネルを載置し、
この屋根パネルの梁材と上記壁パネルの梁材を上下に重
ね合わせて接合することを特徴とする。
【0007】請求項2記載の屋根ユニットは、一対の壁
パネルの上部に、両壁パネル側端面間に掛け渡される梁
材およびトラス材を有する屋根パネルを載置し、この屋
根パネルの梁材およびトラス材を上記壁パネル側端面に
接合することを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の屋根ユニットによれば、一対の
壁パネルの両側上部間に梁材を掛け渡し、これらの上部
に、上記梁材の上部に重なり合う梁材を有する屋根パネ
ルを載置し、この屋根パネルの梁材と上記壁パネルの梁
材を上下に重ね合わせて接合するため、屋根パネルの梁
材と上記壁パネルの梁材をジョイントプレート等により
確実かつ容易に接合することができ、組立作業性の向上
が図れる。
【0009】請求項2記載の屋根ユニットによれば、一
対の壁パネルの上部に、両壁パネル側端面間に掛け渡さ
れる梁材およびトラス材を有する屋根パネルを載置し、
この屋根パネルの梁材およびトラス材を上記壁パネル側
端面に接合するため、屋根パネルの梁材およびトラス材
を壁パネルにジョイントプレート等を用いずに釘打ち等
により確実かつ容易に接合することができ、組立作業性
の向上が図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。
【0011】屋根ユニットの一例を示す図1において、
屋根ユニットは、両側の妻小壁を形成する一対の壁パネ
ル1と、これら両壁パネル1の両側上部間に掛け渡され
る梁材2,3と、これらの上部に載置され、上記梁材
2,3の上部に重なり合う梁材4,5を有する屋根パネ
ル6とを備えている。
【0012】上記壁パネル1は、上枠7、下枠8および
これらの間に介設される複数の縦枠9によって組み立て
られた壁枠組10を有し、この壁枠組10の外側面に合
板や木片セメント板等の面材11を張設してなる。上記
上枠7は、片流れ形の上記屋根パネル6と対応させて傾
斜して設けられている。また、壁パネル1の面材11
は、図4に示すように屋根パネル6の側面部を覆うよう
にその上面位置まで延出して形成されている。
【0013】上記壁パネル1は、所定の間隔を隔てて起
立状態で平行に配置され、これら両壁パネル1の両側上
部間に梁材2,3が水平に掛け渡されて接合される。な
お、両壁パネル1間の前面部および後面部には、それぞ
れの開放部を覆うように壁パネル12が設けられる。
【0014】上記屋根パネル6は、平行に配置された複
数の垂木13を有し、これら垂木13の上面部に合板等
からなる野地板14を張設してなる。また、上記垂木1
3の長手方向両端部には、上記壁パネル1の梁材2,3
の上部に重なり合う梁材4,5が桁方向全長に亘って設
けられている。すなわち、本例の屋根パネル6は、一対
の梁材4,5間に複数の垂木13を掛け渡して方形に組
み立てられた屋根枠組15を有し、この屋根枠組15の
上面部に野地板14を張設して形成されている。なお、
上記屋根パネル6には、吊り上げ搬送用のアイボルトを
取付けるための図示しないアイボルト取付部が設けられ
ている。
【0015】次に、上述のように構成された屋根ユニッ
トの製造方法について説明する。先ず、壁パネル1およ
び屋根パネル6を製造する。これらは高所作業を要さず
に製造できる。次に、一対の壁パネル1の両側上部間に
一対の梁材2,3を掛け渡して釘打ちにより接合する。
これにより、両側の壁パネル1を安定した立設状態とす
ることができる。
【0016】次に、上記屋根パネル6をクレーン等の吊
り具により吊り上げて、上記立設状態の壁パネル1の上
部に設置する。これにより屋根パネル6の梁材4,5と
壁パネル1の梁材2,3が図2ないし図3に示すように
上下に重なり合い、また図4に示すように壁パネル1の
面材11の上側内側面に最外側の垂木13が重なり合
う。そして、これら上下に重なった前部の梁材2,4同
士、および後部の梁材3,5同士をジョイントプレート
16および釘17を用いて接合する。また、壁パネル1
の面材11と垂木13を外側からの釘打ち18により接
合することにより、屋根ユニットが完成する。
【0017】このように構成される屋根ユニットによれ
ば、屋根パネル6の梁材4,5と屋根パネル1の梁材
2,3とが上下に重なり合うため、これらをジョイント
プレート16等を用いて確実かつ容易に接合することが
でき、しかも高所作業を要しないので、組立作業性の向
上が図れる。
【0018】図5は本発明の他の実施の形態を示してい
る。本実施の形態において、上記実施の形態と同一部分
には同一符号を付してその部分の説明は省略する。本実
施の形態における屋根ユニットにおいては、屋根パネル
6の前部と後部に、両壁パネル1側端面間に掛け渡され
る梁材4とトラス材19を有している。
【0019】上記トラス材19は、上弦材20、下弦材
21およびこれらの間に介設される複数の縦材22並び
に斜材23によって組み立てられている。上記屋根パネ
ル6の垂木13の一端に上記梁材4が接合され、垂木1
3の他端に上記トラス材19の上弦材20が接合されて
いる。また、上記壁パネル1の両側端面上部には、上記
梁材4およびトラス材19の両端部が係合する受部2
4,25が形成されている。
【0020】このように構成される屋根ユニットを製造
する場合には、一対の壁パネル1を所定の間隔を隔てて
起立状態で平行に配置し、これら壁パネル1の上部に屋
根パネル6を載置する。これにより、図6に示すように
屋根パネル6の梁材4およびトラス材19が両パネル1
の両側端面上部間に受部24,25を介して掛け渡され
たなら、これら梁材4およびトラス材19を壁パネル1
側端面に対して釘打ち26により接合すればよい。
【0021】本実施の形態の屋根ユニットによれば、一
対の壁パネル1の上部に、両壁パネル1側端面間に掛け
渡される梁材4およびトラス材19を有する屋根パネル
6を載置し、この屋根パネル6の梁材4およびトラス材
19を上記壁パネル1側端面に接合するため、屋根パネ
ル6の梁材4およびトラス材19を壁パネル1にジョイ
ントプレート等を用いずに釘打ち26等により確実かつ
容易に接合することができ、組立作業性の向上が図れ
る。
【0022】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成は上記実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があっても本発明に含まれる。
【0023】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果が得られる。 (1)請求項1記載の屋根ユニットによれば、一対の壁
パネルの両側上部間に梁材を掛け渡し、これらの上部
に、上記梁材の上部に重なり合う梁材を有する屋根パネ
ルを載置し、この屋根パネルの梁材と上記壁パネルの梁
材を上下に重ね合わせて接合するため、屋根パネルの梁
材と上記壁パネルの梁材をジョイントプレート等により
確実かつ容易に接合することができ、組立作業性の向上
が図れる。 (2)請求項2記載の屋根ユニットによれば、一対の壁
パネルの上部に、両壁パネル側端面間に掛け渡される梁
材およびトラス材を有する屋根パネルを載置し、この屋
根パネルの梁材およびトラス材を上記壁パネル側端面に
接合するため、屋根パネルの梁材およびトラス材を壁パ
ネルにジョイントプレート等を用いずに釘打ち等により
確実かつ容易に接合することができ組立作業性の向上が
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である屋根ユニットの構成
を示す斜視図である。
【図2】図1の屋根ユニットの組立状態におけるA−A
線断面図である。
【図3】図1の屋根ユニットの組立状態におけるB−B
線断面図である。
【図4】図1の屋根ユニットの組立状態におけるC−C
線断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態である屋根ユニットの
構成を示す斜視図である。
【図6】図5の屋根ユニットの組立方法を説明する側面
図である。
【符号の説明】
1 壁パネル 2,3 梁材 4,5 梁材 6 屋根パネル 19 トラス材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の壁パネルの両側上部間に梁材を掛け
    渡し、これらの上部に、上記梁材の上部に重なり合う梁
    材を有する屋根パネルを載置し、この屋根パネルの梁材
    と上記壁パネルの梁材を上下に重ね合わせて接合するこ
    とを特徴とする屋根ユニットの製造方法。
  2. 【請求項2】一対の壁パネルの上部に、両壁パネル側端
    面間に掛け渡される梁材およびトラス材を有する屋根パ
    ネルを載置し、この屋根パネルの梁材およびトラス材を
    上記壁パネル側端面に接合することを特徴とする屋根ユ
    ニットの製造方法。
JP7312464A 1995-11-30 1995-11-30 屋根ユニットの製造方法 Pending JPH09151562A (ja)

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