JPH09151031A - 材料巻き取り巻き戻し装置 - Google Patents

材料巻き取り巻き戻し装置

Info

Publication number
JPH09151031A
JPH09151031A JP31270095A JP31270095A JPH09151031A JP H09151031 A JPH09151031 A JP H09151031A JP 31270095 A JP31270095 A JP 31270095A JP 31270095 A JP31270095 A JP 31270095A JP H09151031 A JPH09151031 A JP H09151031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hoop material
hoop
sensor
motor
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP31270095A
Other languages
English (en)
Inventor
Futoshi Kosuge
太 小菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP31270095A priority Critical patent/JPH09151031A/ja
Publication of JPH09151031A publication Critical patent/JPH09151031A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コイル状に捲かれたフープ材に接触することな
くフープ材のたるみ量を検出し、必要に応じて適量長さ
を巻き戻し常に材料送り装置に負担の掛からない材料巻
き取り巻き戻し装置を提供することを目的とする。 【解決手段】フープ材ピッチ送り装置にフープ材を供給
する材料巻き取り巻き戻し装置において、コイル状に捲
かれたフープ材を保持するターンテーブルを回転させる
回転装置を有し、前記フープ材の巻き戻しされたフープ
材のたるみ量を検知する検知手段と、検知手段により検
知された情報により回転装置を制御する制御手段により
構成され、前記フープ材のたるみ量を非接触により常に
検出し、前記ピッチ送り装置に余分な力がかからないよ
うにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル状に捲かれ
たフープ材を所定の長さで送り加工する装置に用いる材
料巻き取り巻き戻し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の材料巻き取り巻き戻し装置を図3
を用いて説明する。図3は従来の材料巻き取り巻き戻し
装置の構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面
図、(c)はレバーの取付状態を示す正面図である。7
0は材料巻き取り巻き戻し装置で、帯状にスリットされ
たフープ材を巻き取り又は別の設備で巻き取ったフープ
材を保持し、フープ材ピッチ送り装置(図示省略)にフ
ープ材を供給する装置である。材料巻き取り巻き戻し装
置70は、フープ材ホルダ71、レバー80、リミット
スィッチ90及びモータ95等により構成されている。
【0003】フープ材ホルダ71は円板状をしており、
垂直状態に立設された支柱72に対して水平方向に設け
られた中心軸73に、垂直状態で回動自在に保持され、
モータ95と連結されている。また、フープ材ホルダ7
1にはフープ材97の内径に合わせられるように、中心
より外周4方向に移動可能な保持アーム74が円板75
に対し立設状態に設けられている。
【0004】レバー80はリミットスィッチ90をO
N、OFFさせモータ95を回転又は停止させるレバー
で、棒状をしており先端部81はフープ材97の進行方
向に対し直角で、しかもフープ材97の面に対し平行に
形成され終端部近くに回動支点82が設けられ、終端部
82でリミットスィッチ90をON、OFFさせるよう
になっている。レバー80は支柱72に回動自在に取付
られておりフープ材97のたわみ量により、回動支点8
2を中心にして矢印EからFの範囲を回動する。尚、レ
バー80が矢印f方向に回動し設定位置に達した時点
で、リミットスィッチ90がONするようにリミットス
ィッチ90が取付られる。
【0005】モータ95は超低速シンクロナスモータ
で、リミットスィッチ90と接続されておりリミットス
ィッチ90のON、OFFにより回転又は停止する。次
に動作を説明する。フープ材97が矢印G方向へピッチ
送りされていくと、レバー80がフープ材97により徐
々に持ち上げられEからF方向へ回動しレバー80が傾
斜する。レバー80が傾斜するとレバー80の終端部8
3により、リミットスィッチ90が押圧されモータ95
の電源がはいり回転する。モータ95が回転するとフー
プ材ホルダ71がK方向に回転し、フープ材97が巻き
戻されフープ材97にたるみができるので、レバー80
が自重によりFからE方向(元の位置)へ回動する。レ
バー80が元の位置へ戻るとリミットスィッチ90が開
放されモータ95の電源が切れ回転が止まる。以降上記
の動作を繰り返す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の材料巻
き取り巻き戻し装置70では、コイル状に捲かれたフー
プ材97で、レバー80を持ち上げリミットスイッチ9
0を入力させ適量長さを巻き戻すようになっており、レ
バー80を持ち上げる際にフープ材ピッチ送り装置に余
分な負担が掛かり、スリップが発生し送り寸法にばらつ
きが生ずるおそれがある。
【0007】そこで、本発明は上述の問題を解決するも
ので、コイル状に捲かれたフープ材に接触することなく
フープ材のたるみ量を検出し、必要に応じて適量長さを
巻き戻し常にフープ材ピッチ送り装置に負担の掛からな
い材料巻き取り巻き戻し装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するもので、フープ材ピッチ送り装置にフープ材を
供給する材料巻き取り巻き戻し装置において、コイル状
に捲かれたフープ材を保持するターンテーブルと、駆動
により前記ターンテーブルを回転させる回転装置と、前
記コイル状に捲かれたフープ材の外周縁と該コイル状に
捲かれたフープ材から巻き戻しされたフープ材との間の
たるみ量を該フープ材とは非接触で検知する検知手段
と、前記検知手段により検知された、たるみ量に応じて
前記回転装置の駆動を制御する制御手段とから成ること
を特徴とする。
【0009】
【実施例】本発明の第1実施例を図1及び図2を用いて
説明する。図1は本発明の材料巻き取り巻き戻し装置の
構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図であ
り、図2は本発明の材料巻き取り巻き戻し装置の動作フ
ロー図である。
【0010】10は材料巻き取り巻き戻し装置で、帯状
にスリットされたフープ材17を巻き取り又は別の設備
で巻き取ったフープ材17を保持し、フープ材ピッチ送
り装置(図示省略、以降ピッチ送り装置と省略)にフー
プ材17を供給する装置である。材料巻き取り巻き戻し
装置10は、フープ材ホルダ11、材料検知センサ(距
離設定型光電スイッチ)A12、材料検知センサB1
3、システムコントローラ14及びモータ15等により
構成されている。
【0011】フープ材ホルダ11は円板状をしており、
垂直状態に立設された支柱19に対して水平方向に設け
られた中心軸16に垂直状態で保持されモータ15と連
結されている。また、フープ材ホルダ11にはフープ材
17の内径に合わせ中心よりそれぞれ4方向に移動可能
な保持アーム18が円板に対し立設状態に設けられてい
る。
【0012】材料検知センサ(以降センサと省略)A1
2及びセンサB13は、そのセンサの位置からまきもど
されたフープ材17までの垂直方向距離を、フープ材1
7の幅方向の面(つまり面積の広い面)からの光の反射
量あるいは磁気量等によりフープ材17とは非接触で検
出するもので、フープ材ホルダ11の下方向(フープ材
17の外周に対向する位置)に設けられ、フープ材17
の表面とセンサA12及びセンサB13の設定距離を予
め設定(センサA12をh、センサB13をH)してお
き、フープ材17がセンサA12及びセンサB13の設
定距離に達する(つまり、前記垂直方向距離が設定距離
いかになる)と検知し、ON(たるんでいる)、OFF
(たるんでいない)を示す検知信号をシステムコントロ
ーラ18へ送信する。これにより実質的にフープ材17
の外周縁と、ここから巻き戻されたフープ材17との弛
み量を検知する。
【0013】システムコントローラ18は、センサA1
2及びセンサB13の信号とピッチ送り装置の駆動状態
を示す信号とにより判断し、モータ15へ駆動または停
止の指示信号を送信する。モータ15は超低速シンクロ
ナスモータで、システムコントローラ18と接続されて
おりシステムコントローラ18の指令信号により回転又
は停止する。
【0014】次に、図2によりシステムコントローラ1
8の実行する処理について説明する。尚、本処理は材料
巻き取り巻き戻し装置10のスィッチがONになった時
点から開始され、その後随時繰り返し行われる。ステッ
プS10ではセンサA12及びセンサB13によって出
力されたON、OFF信号に基づき、両センサがOFF
即ちセンサA12及びセンサB13とも検出距離が設定
値(h、H)以上の場合(フープ材17にたるみがない
場合)はステップS11へ移る。両センサがON即ちセ
ンサA12及びセンサB13とも設定値(h、H)以下
の場合、又は片方がON即ちセンサA12及びセンサB
13のいづれかが設定値(h、H)以下の場合(フープ
材17にたるみがある場合)は検知状態を続ける。
【0015】ステップS11では、ピッチ送り装置の駆
動状態により判断する。ピッチ送り装置が駆動状態の場
合には、ステップS12へ移りモータ15をスィッチO
Nし、フープ材ホルダ11を矢印C方向へ回転させフー
プ材17をたるませる。そして、ステップS13へ移
る。また、ピッチ送り装置が停止状態の場合はステップ
S10へ戻る。
【0016】ステップS13では、両センサがON即ち
センサA12及びセンサB13とも設定値以下の場合又
は片方がON、即ちセンサA12及びセンサB13のい
づれかが設定値以下の場合には、ステップS14へ移り
モータ15のスィッチをOFFにし、フープ材ホルダ1
1の回転を止める。また、両センサがOFF即ちセンサ
A12及びセンサB13とも設定値以上の場合はステッ
プS12へ移る。
【0017】ステップS14では、モータ15のスィッ
チをOFFにしフープ材ホルダ11の回転を止める。そ
して、ステップS10へ戻る。以上説明したように本実
施例によれば、コイル状に捲かれたフープ材17のたる
み量を常に非接触にて検出し、必要によりフープ材17
を巻き戻し、ピッチ送り装置のピッチ送り量に対し余裕
を持ってたるませるので、ピッチ送り装置に余分の力が
かからなくなり、フープ材17がスリップ等することが
なくなり正確な送り寸法を確保することができる。尚、
センサA12及びセンサB13と2箇所にセンサを設け
ることにより、フープ材17のたわみ過ぎによるもつれ
等を防止することができる。また、本実施例ではコイル
状に捲かれたフープ材17を垂直方向に保持し回転させ
るようにしたが、水平方向に保持し回転させることもで
きる。また、フープ材17の他に線材等にも同じように
適用することができる。
【0018】また、2つのセンサ出力を用いているので
確実なフープ材のたるみ検出ができ、さらにフープ材1
7の幅方向の面により確実に反射光量、磁気量を得るこ
とができる。尚、上述した設定値h、Hはフープ材のた
るみ状態に合わせて、それぞれ変更が可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
イル状に巻かれたフープ材に接触することなくフープ材
のたるみ量の検出が可能となり、必要に応じて適量長さ
を巻き戻しピッチ送り量に余裕を持ってたるませるの
で、ピッチ送り装置に余分の力がかからなくなり、フー
プ材がスリップ等することがなくなり正確な送り寸法を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の材料巻き取り巻き戻し装置の構成を示
す図で、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図2】本発明の材料巻き取り巻き戻し装置の動作フロ
ー図である。
【図3】図0は従来の材料巻き取り巻き戻し装置の構成
を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)
はレバーの取付状態を示す正面図である。
【符号の説明】
10・・・材料巻き取り巻き戻し装置 11・・・フープ材ホルダ 12・・・センサA 13・・・センサB 14・・・システムコントローラ 15・・・モータ 16・・・中心軸 17・・・フープ材 18・・・保持アーム 19・・・支柱 h・・・・センサAの距離設定値 H・・・・センサBの距離設定値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フープ材ピッチ送り装置にフープ材を供
    給する材料巻き取り巻き戻し装置において、 コイル状に捲かれたフープ材を保持するターンテーブル
    と、 駆動により前記ターンテーブルを回転させる回転装置
    と、 前記コイル状に捲かれたフープ材の外周縁と該コイル状
    に捲かれたフープ材から巻き戻しされたフープ材との間
    のたるみ量を該フープ材とは非接触で検知する検知手段
    と、 前記検知手段により検知された、たるみ量に応じて前記
    回転装置の駆動を制御する制御手段とから成ることを特
    徴とする材料巻き取り巻き戻し装置。
JP31270095A 1995-11-30 1995-11-30 材料巻き取り巻き戻し装置 Withdrawn JPH09151031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31270095A JPH09151031A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 材料巻き取り巻き戻し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31270095A JPH09151031A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 材料巻き取り巻き戻し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09151031A true JPH09151031A (ja) 1997-06-10

Family

ID=18032384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31270095A Withdrawn JPH09151031A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 材料巻き取り巻き戻し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09151031A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023317A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Maruyama Mfg Co Ltd ホース収容装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023317A (ja) * 2011-07-19 2013-02-04 Maruyama Mfg Co Ltd ホース収容装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4437619A (en) Catenary controller
JP2815810B2 (ja) 自走式ロボットの電源コードの張力制御装置およびその制御方法
JPH04246067A (ja) ワイヤーの張力制御方法および装置
EP0538545B1 (en) Transformer coil winding apparatus for winding wire on coil bobbin with correctly counting winding number and enabling high speed winding operation
JPH02192059A (ja) 磁気記録再生装置
JPH09151031A (ja) 材料巻き取り巻き戻し装置
JP2848091B2 (ja) ケーブルドラム自動回転機
JP2002370871A (ja) 釣糸ユニットおよび釣糸巻取装置
JPH09329514A (ja) ワイヤー張力検出装置
JPH02113430A (ja) 磁気テープ転写装置
JPH1087173A (ja) 線条体の巻き替え装置
JP2019199321A (ja) フィラメント巻き出し装置
JPH0258184B2 (ja)
JPH0258783A (ja) テープ巻付装置
JP3284840B2 (ja) 巻取機
JPH0726295Y2 (ja) テープ巻き装置
JPH0521504A (ja) ワイヤボンデイング装置におけるワイヤ供給方法
JPS623080B2 (ja)
JPH08175750A (ja) パーンワインダー
JP2002114441A (ja) 整列巻きncトラバーサ装置
JPS5820878B2 (ja) 吊下ケ−ブル伸びの補正装置
JP2687853B2 (ja) ワインダの巻取制御装置
JP2000318933A (ja) テープ巻き装置
JPH072350U (ja) テープの自動供給装置及び自動巻取装置
JPH10193470A (ja) 帯状ゴム材料の綾巻取り方法及びその装置,帯状ゴム材料の巻出し方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030204