JPH09150469A - 製袋機 - Google Patents

製袋機

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JPH09150469A
JPH09150469A JP7313258A JP31325895A JPH09150469A JP H09150469 A JPH09150469 A JP H09150469A JP 7313258 A JP7313258 A JP 7313258A JP 31325895 A JP31325895 A JP 31325895A JP H09150469 A JPH09150469 A JP H09150469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging material
guide plate
bag
making machine
bonded
Prior art date
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Pending
Application number
JP7313258A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Takada
康次 高田
Minoru Murata
穂 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujimori Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fujimori Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujimori Kogyo Co Ltd filed Critical Fujimori Kogyo Co Ltd
Priority to JP7313258A priority Critical patent/JPH09150469A/ja
Publication of JPH09150469A publication Critical patent/JPH09150469A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速で送られる包装材料の傷の発生を防止で
き耐久性に優れた製袋機を提供する。 【解決手段】 最内層に熱接着性樹脂層を有する包装材
料11の両端縁部を突き合わせ又は重ね合わせて筒状に
形成し、該突き合わせ部14又は重ね合わせ部を熱接着
する製袋機において、熱接着性樹脂層が接触する部分の
表面を、微細な凹凸を形成し梨地状とすることにより、
滑り性を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品、薬品等の内
容品を充填する包装袋を製袋するための製袋機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、食品、薬品等の内容品を充填
する包装袋は、熱接着性樹脂層を有する包装材料の両端
縁部を突き合わせ又は重ね合わせて筒状に形成し、該突
き合わせ部又は重ね合わせ部を熱接着したのち底部を熱
接着して製袋されている。具体的に、製袋機では、前記
包装材料をステンレス製、鉄製の案内板面を走行させ
て、端縁を突き合わせ又は重ね合わせて、所定の形を決
めて筒状としたのち、該突き合わせ部又は重ね合わせ部
を熱接着し、さらに底部を形成するために走行方向と直
角方向を熱シールして袋状に製袋している。このような
製袋機では、製袋速度を上げた場合、包装材料と案内板
との滑り性が悪いと包装材料が走行中に傷が付いたり、
切断されることがあるので、比較的低速で製袋されてい
る。ところで、生産性向上等の目的から、案内板と包装
材料との滑り性を良くするために、澱粉にシリコーンを
被覆した粉体を包装材料面に散布したり、案内板面にテ
フロンテープを貼着して前記の傷発生や製袋速度の向上
を図っているが、走行する包装材料との接触によって発
生する異物が、製袋した袋内に残存するおそれがある。
内容物が医薬品やプリンタインキ等の袋においては、こ
れらの粉体や異物の残存は、明らかに好ましくないた
め、テフロンテープ貼着に代って案内板表面にテフロン
を被覆して滑り性を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、案内板
表面にテフロンを被覆したとしても耐久性に問題があ
り、摩耗で被覆層が剥げる等してその部分で包装材料に
傷を付けてしまうという問題があった。したがって、本
発明の目的は、高速で送られる包装部材の傷の発生を防
止でき耐久性に優れる製袋機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の製袋機は、最内層に熱接着性樹脂層を有す
る包装材料の両端縁部を突き合わせ又は重ね合わせて筒
状に形成し、該突き合わせ部又は重ね合わせ部を熱接着
する製袋機において、前記熱接着性樹脂層が接触する部
分の表面を、微細な凹凸を形成し梨地状としたことを特
徴としている。これにより、包装材料への接触面が梨地
状をなしているため、滑り性を確保できる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の製袋機の一の実施の形態
を図面を参照して以下に説明する。製袋機は、最内層に
熱接着性樹脂層を有する樹脂製の帯状の包装材料11を
連続的に一方向に繰り出しつつ搬送する複数の搬送ロー
ラ12,12,…と、搬送される包装材料11の両側端
縁部13,13同士を近接させるよう導くとともに鉛直
立設状態で突き合わせて突き合わせ部14を形成して筒
状となし下流に送り出す一対の突き合わせローラ15,
15と、これら突き合わせローラ15,15より下流側
に設けられて、包装材料11の突き合わせ部14を鉛直
立設状態で挟持しつつ熱接着させていわゆるセバリ17
を形成する接着部18とを有している。なお、包装材料
11は、搬送方向に直交する幅方向が常時位置決めされ
て搬送ローラ12,12,…により送られるようになっ
ている。
【0006】そして、製袋機には、突き合わせローラ1
5から接着部18、さらにはその下流側にかけての所定
範囲に、両端縁部13,13が近接され突き合された包
装材料11で図2に示すように覆われる長方形状の案内
板19が、搬送方向に長手方向を沿わせかつ幅方向の中
央位置を包装材料11の同中央位置に合わせ設けられて
いる。
【0007】この案内板19に接触することにより、包
装材料11は、両側の折返し部分が形取られた状態とな
り、かつ突き合わせローラ15で鉛直立設される両端縁
部13,13の高さすなわち突き合わせ部14の高さが
決められた状態となって、さらに、接着部18による突
き合わせ部14の熱接着時に、前記両状態を維持するこ
とになる(図2においては突き合わせ部14が接着され
てセバリ17が形成された後の状態を示している)。
【0008】また、上記案内板19の下流側には、上下
方向に同角度で相反する方向に傾斜する一対の分岐案内
板21,21が連結され、これら分岐案内板21,21
の下流側には相互に平行に配置された同じ長方形状をな
す一対の平行案内板22,22が、搬送方向に長手方向
を沿わせて連結されている。加えて、これら平行案内板
22,22の間には、平行案内板22,22間の内側に
一部入り込む位置に、一対の折込ローラ23,23が設
けられている。
【0009】接着部18で両端縁部13,13が接着さ
れてセバリ17が形成されるとともに案内板19に形取
られ偏平状態にある包装材料11は、下流側への搬送に
ともなって分岐案内板21,21で略四角筒状に膨らま
されつつ案内され、さらに、一対の平行案内板22,2
2および一対の折込ローラ23,23に接触しつつ移動
することにより、両側の折返しが上下にそれぞれ形取ら
れるとともにその間が内側に折込まれた状態となって下
流に送られ、図示せぬ折目加工部で両側の上下の折返し
部分およびその間の折込み部分に折り目が形成される。
さらに下流側で底となる部分が接着され、適宜切断され
て袋状となる。
【0010】そして、上記案内板19、分岐案内板2
1,21および平行案内板22,22は全表面が微細な
凹凸が形成された梨地状をなしている。ここで、案内板
19、分岐案内板21,21および平行案内板22,2
2は、例えば、ステンレス鋼を酸洗いまたはサンドブラ
スト処理を行って表面に細かい凹凸を形成し、その後ク
ロムメッキを表面に施し、さらに機械荒引きでならし厚
み精度を出すことにより形成されている。
【0011】このように、案内板19、分岐案内板2
1,21および平行案内板22,22の全面が梨地状を
なしているため、図3に示すように、包装材料11への
接触面積が小さくなり滑り性が良くなる。したがって、
包装材料11が案内板19、分岐案内板21,21およ
び平行案内板22,22上を滑り易くなり、よって、包
装材料11を高速で送っても傷の発生を防止することが
できる(具体的には、140枚/分程度の高速の製袋が
可能)。しかも、表面にテフロンのコーティング層を設
けるものではないため、耐久性に優れることになり、ま
た安価で製造できて、その結果、1枚当りの製袋のコス
トを低減することができる。
【0012】なお、案内板19、分岐案内板21,21
および平行案内板22,22の全表面を梨地状にせず、
少なくともそれぞれの包装材料11の熱接着性樹脂層へ
の接触する部分の表面のみ、微細な凹凸を形成し梨地状
とすればよい。また、図4に示すような、包装材料11
に接触して折込みを形取る折込案内板25にも上記構成
を提供することが可能である。加えて、各折返しをそれ
ぞれ別々の案内板で形取る場合等にも適用可能である。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の製袋機に
よれば、熱接着性樹脂層が接触する部分の表面を微細な
凹凸を形成し梨地状としたので、滑り性を確保できる。
したがって、包装材料が滑り易くなり、よって、包装材
料を高速で送っても傷の発生を防止することができる。
しかも、表面にテフロンの被覆層を設けるものではない
ため、耐久性に優れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製袋機の一の実施の形態を説明するた
めのもので、その一部を概略的に示す斜視図である。
【図2】本発明の製袋機の一の実施の形態を説明するた
めのもので、案内板および包装材料を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の製袋機の一の実施の形態を説明するた
めのもので、案内板と包装材料との接触部分を示す断面
図である。
【図4】本発明の製袋機の一の実施の形態を説明するた
めのもので、案内板および包装材料の他の例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
11 包装材料 14 突き合わせ部 19 案内板 21 分岐案内板 22 平行案内板 25 折込案内板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最内層に熱接着性樹脂層を有する包装材
    料の両端縁部を突き合わせ又は重ね合わせて筒状に形成
    し、該突き合わせ部又は重ね合わせ部を熱接着する製袋
    機において、前記熱接着性樹脂層が接触する部分の表面
    を、微細な凹凸を形成し梨地状としたことを特徴とする
    製袋機。
JP7313258A 1995-11-30 1995-11-30 製袋機 Pending JPH09150469A (ja)

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JP7313258A JPH09150469A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 製袋機

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JP7313258A JPH09150469A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 製袋機

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JPH09150469A true JPH09150469A (ja) 1997-06-10

Family

ID=18039045

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JP7313258A Pending JPH09150469A (ja) 1995-11-30 1995-11-30 製袋機

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