JPH09150350A - 変種変量生産用コンピュータ総合生産システム - Google Patents

変種変量生産用コンピュータ総合生産システム

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JPH09150350A
JPH09150350A JP30907795A JP30907795A JPH09150350A JP H09150350 A JPH09150350 A JP H09150350A JP 30907795 A JP30907795 A JP 30907795A JP 30907795 A JP30907795 A JP 30907795A JP H09150350 A JPH09150350 A JP H09150350A
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JP
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product
variable
production
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JP30907795A
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Masaaki Mifuka
正昭 身深
Shigeru Nakada
重 中田
Takao Suguro
隆雄 勝呂
Takamasa Ikeda
隆政 池田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、変種変量生産に対してその管理を対
応可能とする。 【解決手段】要求仕様から製品仕様、次に工程仕様、次
に製品への各変換においてそれぞれ目標値の設定し、か
つこれら変換における少なくとも工程設計の変換、及び
少なくとも各実績値の各目標値に対する限界の管理を行
う際、各実績値が管理限界を越えたときに、これら実績
値を管理限界内に抑えるための対策指示を、計画子手段
及び変換子手段に対して出力し、それぞれ目標値の設
定、工程設計の変換、目標値に対する管理の間の協調を
図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客からの要求仕
様に応じて製品仕様、次に工程仕様を作成してその生産
ラインで変種変量の製品を製造する場合に、これら工程
におけるコスト、負荷、進捗等を目標値に管理する変種
変量生産用コンピュータ総合生産システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ある工場において、金型や装置
等の一品製品を対象しとて製造を行う場合、その受注を
受けてから設計等を行い、最終的に製造されるまでの期
間は、数週間から半年間以上となっている。
【0003】この製造期間における製品の累計数は、1
700弱にも達し、かつその部品点数は6300にもな
る。製品あたりの部品点数は、数点から数百点も及び、
その間の品種数と生産量が大きく変化する変種変量生産
となっている。
【0004】このような変種変量生産では、設計変更・
ミス、工数の見積もり誤差、加工ミスなどが発生し、こ
れらに伴う生産進捗、負荷状況、製造コストの把握と調
整が非常に困難となっている。これら生産進捗、負荷状
況、製造コスト等を調整等するためには、フレキシブル
な生産システムが必要とされる。
【0005】ところで、製品生産の管理には、コンピュ
ータ総合生産システム(CIM)が用いられている。こ
のCIMは、中央のコンピュータに複数の端末装置を接
続し、かつこれら端末装置を設計担当や生産工程ライン
の各部門に配置し、中央から集中管理してシステム全体
を管理、制御する集中管理の構成となっている。
【0006】そして、その生産の管理対象は、固定品種
であって、多種少量のカタログ品種、固定品種となって
いる。しかしながら、最近、製品ライフサイクルの短命
化により、上記の如く変種変量生産が急増している。固
定品種を扱う上記CIMでは、フレキシブルさに欠け、
変種変量生産に対して対応が困難となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のC
IMでは、フレキシブルさに欠け、変種変量生産に対し
て対応が困難となっている。そこで本発明は、変種変量
生産に対して対応ができる変種変量生産用コンピュータ
総合生産システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、顧客
からの要求仕様に応じて製品仕様を作成し、次にこの製
品仕様に基づいて工程仕様を作成し、この後にこの工程
仕様に基づく生産ラインで製品を製造するときの少なく
とも進捗状況を管理する変種変量生産用コンピュータ総
合生産システムにおいて、要求仕様から製品仕様、次に
工程仕様、次に製品への各変換における各目標値の設定
を行う計画子手段と、要求仕様から製品仕様、次に工程
仕様、次に製品への各変換における少なくとも工程設計
の変換を行う変換子手段と、要求仕様から製品仕様、次
に工程仕様、次に製品への各変換における少なくとも各
実績値の各目標値に対する限界の管理を行う管理子手段
と、この管理子手段により少なくとも各実績値が管理限
界を越えたのに基づき、これら実績値を管理限界内に抑
えるための計画子手段及び変換子手段に関する対策指示
を出力する協調手段と、を備えて上記目的を達成しよう
とする変種変量生産用コンピュータ総合生産システムで
ある。
【0009】このような変種変量生産用コンピュータ総
合生産システムであれば、要求仕様から製品仕様、次に
工程仕様、次に製品への各変換においてそれぞれ目標値
の設定し、かつこれら変換における少なくとも工程設計
の変換、及び少なくとも各実績値の各目標値に対する限
界の管理を行う際、各実績値が管理限界を越えたとき
に、これら実績値を管理限界内に抑えるための対策指示
を、計画子手段及び変換子手段に対して出力し、それぞ
れ目標値の設定、工程設計の変換、目標値に対する管理
の間の協調を図る。これにより、変種変量生産に対する
対応ができるものとなる。
【0010】請求項2によれば、請求項1記載の変種変
量生産用コンピュータ総合生産システムにおいて、計画
子手段における目標値は、コスト、工数、進捗が設定さ
れる。
【0011】請求項3によれば、請求項1記載の変種変
量生産用コンピュータ総合生産システムにおいて、変換
子手段は、製品設計、工程設計、製造指示等の固有機能
を表す変換子名、変換子が使うツールの適合性を表す適
合ルール、変換子が使う製品仕様、工程仕様等を表す仕
様情報等から構成される変換子を有している。
【0012】請求項4によれば、請求項1記載の変種変
量生産用コンピュータ総合生産システムにおいて、協調
手段は、複数製品、部品の生産状況を把握する期間に対
するコスト、工数、又は進捗の流動数曲線を求める生産
状況把握機能を有している。
【0013】請求項5によれば、請求項1記載の変種変
量生産用コンピュータ総合生産システムにおいて、協調
手段は、複数製品、部品の生産状況を把握する期間に対
するコスト、工数、又は進捗の各流動数曲線を求め、こ
れら流動数曲線における各実績値が管理限界を越えたの
に基づき、少なくとも投入順序、割り付け、外注への対
策指示を出力する。
【0014】請求項6によれば、請求項1記載の変種変
量生産用コンピュータ総合生産システムにおいて、要求
仕様が与えられたとき、類似の製品仕様、工程仕様を検
索し、これと共にこれら要求仕様、製品仕様及び工程仕
様に関係する変換子手段、管理子手段及び計画子手段等
の自律分散機能要素を検索する機能を有している。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は変種変量生産用コ
ンピュータ総合生産システムの構成図である。主制御部
1には、リレーショナブルデータベース2及び駆動回路
3を介してディスプレイ4が接続されている。
【0016】リレーショナルデータベース2には、顧客
からの要求仕様に応じて製品仕様を作成し、次にこの製
品仕様に基づいて工程仕様を作成し、この後にこの工程
仕様の生産ラインで製品を製造するときの、各工程にお
けるコスト、工数、進捗に対する一元化された各種デー
タ、例えば生産状況を表わす受注金額、発注金額、全体
工数、詳細工数、全体進捗、詳細進捗、全体実績、詳細
実績等のデータが記憶されている。
【0017】又、これらコスト、工数、進捗の各種デー
タは、工程別、期間別、目標・実績別、得意先別、製品
区分別に体系的に形成されている。又、主制御部1から
発せられる指令を受けて計画子部5、変換子部6、管理
子部7、協調部8、及び類似検索部9が動作するものと
なっている。
【0018】計画子部5は、要求仕様から製品仕様、次
に工程仕様、次に製品への各変換における各目標値の設
定を行う機能を有している。なお、これら目標値は、コ
スト、工数、進捗となっている。
【0019】変換子部6は、要求仕様から製品仕様、次
に工程仕様、次に製品への各変換における少なくとも工
程設計の変換を行う機能を有している。この変換子部6
では、これら各工程間の変換に変換子と称する機能を用
いている。図2はかかる変換子が持つ固有機能とその構
成情報を示す。このうち、変換子名は、図3に示すよう
に製品設計、工程設計、製造指示等の固有機能を表し、
ツリー構造により全体から部分機能へと構成されてい
る。例えば製品設計には、機構設計、型設計、回路設
計、配線設計等から構成されている。
【0020】例えば、ツール名は、製品設計、工程設
計、製造指示等の変換子が使うツールの名称をツリー構
造により表すものである。適合ルールは、変換子が使う
ツールの適合性を表す。仕様情報は、変換子が使う製品
仕様、工程仕様等を表す。管理子名、計画子名は、それ
ぞれ管理子部7、計画子部5において用いる機能であ
り、それぞれ変換子と接続され、協調して目標値をキー
プする管理機能、計画機能を表す。
【0021】又、図4は変換子と適合ツール・ルールと
の関係を示している。例えば素材及び個部品と加工工程
仕様との間の変換子は、適合ツール名として材質、形状
に適合した加工設備を有し、適合ルールとして加工速
度、加工精度、加工コストの相対評価テーブルを有して
いる。
【0022】管理子部7は、要求仕様から製品仕様、次
に工程仕様、次に製品への各変換における少なくとも各
実績値の各目標値に対する限界の管理を行う機能を有し
ている。
【0023】ところで、これら計画子部5の計画子、変
換子部6の変換子、及び管理子部7の管理子の各機能
は、図5に示すように本コンピュータ総合生産システム
を構成する自律分散機能要素である。
【0024】協調部8は、管理子部7により少なくとも
各実績値が管理限界を越えたときに、これら実績値を管
理限界内に抑えるための計画子部5及び変換子部6に対
する対策指示をディスプレス4に表示出力する機能を有
している。
【0025】又、この協調部8は、複数製品、部品の生
産状況を把握する期間に対するコスト、工数、進捗の流
動数曲線、例えば推移グラフ、又は分布グラフを求め、
これら推移グラフ、又は分布グラフにおける各実績値が
管理限界を越えたときに、少なくとも投入順序、割り付
け、外注への対策指示をディスプレイ4に表示出力する
機能を有している。
【0026】類似検索部9は、顧客からの要求仕様が与
えられたとき、類似の製品仕様、工程仕様を検索し、こ
れと共にこれら要求仕様、製品仕様及び工程仕様に関係
する変換子部6、管理子部7及び計画子部5等の自律分
散機能要素を検索する機能を有している。
【0027】なお、計画子部5、変換子部6、及び管理
子部7には、それぞれワークステーション(WS)10
〜12が接続されている。これらワークステーション1
0〜12は、それぞれ複数台づつ計画子部5、変換子部
6、及び管理子部7に接続され、かつ例えば製品製造に
あたる管理部門、製造部門、研究部門にそれぞれ配置さ
れている。
【0028】次に上記の如く構成されたコンピュータ総
合生産システムの作用について説明する。図6は顧客か
らの製品に対する要求仕様から製品仕様、工程仕様を経
由して製品に至る技術情報の流れをモデル化した図であ
る。これら要求仕様から製品に至る各仕様の間には、そ
れぞれ変換子部6の機能である各変換子P1、P2、P
3が存在する。
【0029】又、同図には、要求仕様から製品に至る技
術情報の流れを表すと同時に、この技術情報を使って、
素材から個部品、機能部品、製品に至る各工程の変換機
能のモデル化が示されている。
【0030】これら工程の変換機能においても、それぞ
れ変換子部6の機能である各変換子P11〜P14、P
21〜P23、P31〜P33が存在する。なお、素材
から個部品、機能部品、製品の各間は、それぞれ接続子
C1〜C3、C4、C5が存在し、これらは素材から製
品に至る物・情報の接続状態を表している。ところで、
製品仕様及び工程仕様は、次に示す各表の内容となって
いる。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】一方、図7は、図6に示す技術情報の流れ
のモデルにおける変換機構を目標通りに管理する機能を
示し、上記各変換子P1〜P3、P11〜P14、P2
1〜P23、P31〜P33に対応する部分には、それ
ぞれ管理子部7の管理子P1〜P3、P11〜P14、
P21〜P23、P31〜P33が存在する。
【0034】これら管理子の機能としては、納期を目標
にした進捗管理、工数を目標にした負荷管理、歩留まり
を目標にした品質管理、コストを目標にしたコスト管理
等がある。
【0035】この管理子部7の管理子は、設計管理、工
程管理、製造管理自身又はその中に含まれる詳細機能等
を示しており、進捗管理等がこれに該当している。これ
ら管理部7の管理子により管理機能には、設計計画、工
程計画、生産計画等の各目標値(コスト、工数、進捗)
を設定する計画子部5における計画子の機能が存在す
る。
【0036】このような要求仕様から製品仕様、工程仕
様を経由して製品に至る流れにおいて、本コンピュータ
総合生産システムは、次のような動作を行う。リレーシ
ョナルデータベース2における一元化情報の必要情報が
揃った時点で、計画子部5、変換子部6及び管理子部7
は起動する。これにより各機能側から見ると、各機能の
起動条件に合致したときに、計画子、変換子及び管理子
の各機能が個々に独立・分散して起動するものとなる。
【0037】このように起動することにより本生産シス
テムは、次の各機能を持つ。1つは、各目標値(コス
ト、工数、進捗)が与えられたときに、各自律分散機能
(計画子、変換子、管理子の各機能)が柔軟に協調して
動き、その目標値をキープする。
【0038】他の1つは、要求仕様が与えられたとき
に、一元化された製品仕様、工程仕様等の情報から類似
検索部9により類似仕様の検索を行い、製品設計、工程
設計等の期間の短縮をはかることである。 (a) 協調して目標値をキープする作用 素材から製品に至る各工程の自律分散機能である計画子
部5の計画子、変換子部6の変換子、管理子部7の管理
子にそれぞれ共通の目標値(納期、工数、コスト等)を
持たせる。この場合、これら納期、工数、コスト等の目
標値はルールとして与えられる。
【0039】この状態に協調部8は、これら目標値をキ
ープするように自律分散機能の入力条件設定や、より適
性な自律分散機能を選択・構成する。図8は協調部8に
よる目標キープの作用を示す。
【0040】各工程における変換子P11〜P14、P
21〜P23、P31〜P33は、その入出力条件によ
り決る固有機能を持っており、その工程の管理子P1〜
P3、P11〜P14、P21〜P23、P31〜P3
3は、目標値の許容限界値により決る管理限界を持って
いる。
【0041】又、各変換子P11〜P14、P21〜P
23、P31〜P33の持つ固有機能、各管理子P1〜
P3、P11〜P14、P21〜P23、P31〜P3
3の持つ管理限界、各計画子の持つ目標値から、自律分
散機能は固有の機能範囲を持つ。
【0042】ここで、各工程の管理子P1〜P3、P1
1〜P14、P21〜P23、P31〜P33におい
て、各計画子で設定した目標値を越える値を検出した場
合、協調部8は、これら目標値をキープするように自律
分散機能の入力条件設定や、より適性な自律分散機能を
選択する。
【0043】具体的に説明すると、管理子部7は、要求
仕様から製品仕様、次に工程仕様、次に製品への各変換
における少なくとも各実績値の各目標値に対する限界の
管理を行う。
【0044】この管理子部7は、ワークステーション1
2から図9に示すメニュー選択フローに従って操作選択
があると、この操作により選択された推移グラフ又は分
布グラフを作成してディスプレイ4に表示する。
【0045】すなわち、この選択は、推移グラフか分布
グラフかの選択があり、このうち推移グラフの選択であ
れば、受注金額の推移グラフ、発注金額の推移グラフ、
全体工数の推移グラフ、詳細工数の推移グラフ、全体進
捗の推移グラフ、詳細進捗の推移グラフ、全体実績の推
移グラフ、及び詳細の推移グラフのいずれかが選択され
る。
【0046】又、分布グラフの選択であれば、受注金額
の推移グラフ、発注金額の推移グラフ、全体工数の推移
グラフ、詳細工数の推移グラフ、全体進捗の推移グラ
フ、詳細進捗の推移グラフのいずれかが選択される。さ
らに、依頼元名の選択、複数工場(事業所)の選択、製
品の区分の選択等がある。
【0047】図10はディスプレイ4に表示出力された
全体進捗分布グラフの表示例を示す。ここで、対象とな
る工程は、受注、設計、見積り、調達、加工、組み立
て、出荷、完成の各工程である。X軸とY軸は、受注工
程から完成工程までの期間を取り、その期間を100%
にしている。
【0048】各ネック製品(JOB)のX座標は、今日
現在の到達日数すなわち実績日を表し、Y座標は今日現
在に一番近い、最新到達工程の目標日数を通過日数分補
正した目標値で表す。
【0049】このことは、目標通り実績が推移すれば、
各JOBの分布点は、45度の点線上に分布することを
になる。実績日数が目標日数より小さければ45度の点
線の上方に、大きければ下方に分布する。
【0050】最新工程の到達実績期間が完成工程の目標
期間を越えると、その分グラフは縮尺して、グラフ全体
が表示される。これにより、ディスプレイ4の表示出力
から製造期間内の複数JOBの到達点と目標値値の比が
一目で分かる。
【0051】又、この全体進捗分布グラフの右側には、
ワーストnのメニューが表示されている。グラフ上で、
目標と実績の相対比(進捗、工数、金額)が大きなワー
ストn(相対比)、そのワーストnの範囲内で、目標と
実績の絶対差が大きなワーストn(絶対差)、そのワー
ストnに関連した最終目標(最終工程と対応)と実績の
相対比が大きなワーストn関連(全相対比)、最終目標
と実績の絶対差が大きなワーストn関連(全絶対差)の
各メニューが選択できるようになっている。
【0052】又、この全体進捗分布グラフの下側には、
見積り、計画値と実績値の累積結果が表示されている。
この全体進捗分布グラフでは、計画・見積り件数、完
成、仕掛け、その合計の実績件数等が表示されている。
これと同時に、納期内の完成、仕掛け件数、金額、工数
も表示される。
【0053】一方、図11はディスプレイ4に表示出力
された受注金額JOB推移グラフを示し、図12は詳細
工数の部品(PART)推移グラフを示す。これら推移
グラフのX座標、Y座標は、上記分布グラムとほぼ同一
であり、異なる点は、分布グラフが複数JOB、PRA
Tを同時に表示し、現状のコスト、工数、進捗を把握す
るのに対して、推移グラフは単体JOB、PRATを表
示し、時系列のコスト、工数、進捗を把握する点であ
る。
【0054】推移グラフの各工程に対応する各座標点
は、その工程の座標点であることを明確にするため、工
程別に異なる色で表示される。又、カーソルによってそ
の座標点をピックすることにより、その工程の目標値、
その時点の実績値が、推移グラフの右下に表示されてい
る。
【0055】これと共に、今日現在の各工程の累積目標
値、累積実績値が、推移グラフの右側の中間部に表示さ
れている。このように分布グラフ及び推移グラフを合わ
せて見れば、複数の製品・部品、の生産状況の把握が、
複数製品から単体製品、単体製品から複数部品、複数部
品から単体部品、関連設備の順でできる。
【0056】このような順番に対応して、目標値(計画
・見積り)と実績値の調整量(相対比、絶対差)も表示
されるので、生産調整支援、つまり変種変量生産の体系
的な支援ができる。
【0057】ここで、例えば図13に示すように推移グ
ラフにおいて、実績値が目標値に対する管理限界値を越
える値があると、管理子部7は、これら管理限界値を越
える値を検出する。
【0058】このように実績値が管理限界値を越えた場
合、協調部8は、リソース(人、物、設備等)のより適
性な組み合わせを決定する製品設計、工程設計等の変換
子を持つ自律分散機能を選択・構成する。なお、この自
律分散機能の選択・構成の最終判断は、システムとの対
話により人間が行う。
【0059】例えば、生産工数がオーバの場合、協調部
8は、図8に示すようにその工数を他のラインへ割り付
けるか、又は外注に割り付けるかの対策指示をディスプ
レイ5に表示出力する。
【0060】この対策指示の表示出力により、例えば計
画子部5における計画子の目標値が、生産計画、負荷計
画等において設定変更されたり、又は変換子部6におけ
る変換子が製造指示、工程設計の内容について、例えば
設備の変更、設備の能力についての変更が行われる。
【0061】これに対する最終判断は、人間が行い、あ
らゆる対策処理に対して抜けのない対応が可能となる。 (b) 一元化情報から類似仕様を検索 類似検索部9は、要求仕様が与えられたとき、類似の製
品仕様、工程仕様を検索し、これと共にこれら要求仕
様、製品仕様及び工程仕様に関係する変換子部6、管理
子部7及び計画子部5等の自律分散機能要素を検索す
る。
【0062】すなわち、要求仕様が与えられると、類似
仕様の製品仕様、工程仕様を検索する。又、同時に、そ
の仕様に関係する各工程の変換子、管理子、計画子など
の自律分散機能の構成機能要素も検索する。
【0063】この検索のときに、製品仕様、工程仕様、
変換子、管理子、計画子に付いている共通名称を使う。
例えば、製品仕様の場合、製品、機能部品などの名称を
使い、又工程仕様の場合、加工工程、組立工程、加工設
備、組立設備などの各名称を使う。
【0064】共通名称が未だ付いていない場合は、シス
テムとの対話により、各種ガイド情報を使って、人間が
目視で判断する。共通情報は、リレーショナルデータベ
ースの辞書に登録して、体系化し、同意語の変換を行
い、自動類似検索を容易としている。
【0065】このように上記一実施の形態においては、
要求仕様から製品仕様、次に工程仕様、次に製品への各
変換においてそれぞれ目標値の設定し、かつこれら変換
における工程設計の変換及び各実績値の各目標値に対す
る限界の管理を行う際、各実績値が管理限界を越えたと
きに、これら実績値を管理限界内に抑えるための対策指
示、例えば投入順序、割り付けを計画子部5及び変換子
部6に対して出力するようにしたので、それぞれ目標値
の設定、工程設計の変換、目標値に対する管理の間の協
調を図ることができ、変種変量生産に対する対応ができ
るものとなる。
【0066】すなわち、仕様変更(設計不良、客先対
応)、部品不同調、設備ダウン、製造不良、見積り・計
画不十分等により発生するコスト、工数、日程オーバの
製品・部品に対応して、その生産状況把握と生産負荷の
調整を柔軟に行うことができる。
【0067】そして、計画子部5、変換子部6及び管理
子部7が個々独立・分散して動作するので、多くのソフ
トウエアの手順を計画的に決めて、連動させる処理に比
べて、柔軟性がある。すなわち、目標値に達するように
手順に従って一分の狂いもなく動かすのと、目標値を決
めて、その間は柔軟に動かすのとの違いが現れる。
【0068】協調部8の機能は、この目標値をキープさ
せて、人、物、設備等のリソースの投入タイミングと組
合わせを制御するので、製造指示(スケジューリン
グ)、工程設計、製品設計等の変換子を持つ自律分散機
能を選択・構成して協調を図ることができる。
【0069】納期、工数、コスト等の目標値は、ルール
として与えられるので、同じ目標を持った自律分散機能
が選択・構成されて協調を図ることができる。又、類似
検索部9は、一元化された情報を使って類似仕様を検索
するので、変化に対応した柔軟なシステムの構築ができ
る。
【0070】リレーショナルデータベース2には、コス
ト、工数、進捗の各種データは、工程別、期間別、目標
・実績別、得意先別、製品区分別に体系的に記憶されて
いるので、各種管理ソフトウエアがモジュール化でき、
分散・独立して動作できるソフトウエア構成であり、ソ
フトウエア機能の標準化及びその増改築が容易にでき
る。
【0071】又、多くの端末である各ワークステーショ
ン10〜12をそれぞれ管理部門、製造部門、研究部門
に分散配置するので、適材適所の生産状況把握及び生産
負荷調整支援が可能となる。
【0072】以上の事から、生産状況把握により、納期
キープ率をアップでき、リードタイム(LT)の短縮、
開発期間の短縮等ができ、さらにシステム全体では、生
産性の向上、コスト低減が図れる。
【0073】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、変
種変量生産に対して対応ができる変種変量生産用コンピ
ュータ総合生産システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる変種変量生産用コンピュータ総
合生産システムの一実施の形態を示す構成図。
【図2】変換子の固有機能及び構成情報を示す模式図。
【図3】変換子名の構成を示す模式図。
【図4】変換子と適合ツール・ルールとの関係を示す模
式図。
【図5】自律分散機能要素を示す模式図。
【図6】要求仕様から製品に至る技術情報の流れを示す
モデル図。
【図7】技術情報の流れのモデルにおける変換機構を目
標通りに管理する機能図。
【図8】協調部による目標キープの作用を示す図。
【図9】メニュー選択フローを示す図。
【図10】全体進捗分布グラフの表示例を示す図。
【図11】受注金額JOB推移グラフを示す図。
【図12】詳細工数PART推移グラフを示す図。
【図13】推移グラフにおいて実績値が管理限界値を越
えるときを示す図。
【符号の説明】
1…主制御部、2…リレーショナブルデータベース、4
…ディスプレイ、5…計画子部、6…変換子部、7…管
理子部、8…協調部、9…類似検索部、10〜12…ワ
ークステーション。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 隆政 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客からの要求仕様に応じて製品仕様を
    作成し、次にこの製品仕様に基づいて工程仕様を作成
    し、この後にこの工程仕様に基づく生産ラインで製品を
    製造するときの少なくとも進捗状況を管理する変種変量
    生産用コンピュータ総合生産システムにおいて、 前記要求仕様から前記製品仕様、次に前記工程仕様、次
    に前記製品への各変換における各目標値の設定を行う計
    画子手段と、 前記要求仕様から前記製品仕様、次に前記工程仕様、次
    に前記製品への各変換における少なくとも工程設計の変
    換を行う変換子手段と、 前記要求仕様から前記製品仕様、次に前記工程仕様、次
    に前記製品への各変換における少なくとも各実績値の前
    記各目標値に対する限界の管理を行う管理子手段と、 この管理子手段により少なくとも前記各実績値が管理限
    界を越えたのに基づき、これら実績値を前記管理限界内
    に抑えるための前記計画子手段及び前記変換子手段に関
    する対策指示を出力する協調手段と、 を具備したことを特徴とする変種変量生産用コンピュー
    タ総合生産システム。
  2. 【請求項2】 計画子手段は、目標値としてコスト、工
    数、進捗を設定することを特徴とする請求項1記載の変
    種変量生産用コンピュータ総合生産システム。
  3. 【請求項3】 変換子手段は、製品設計、工程設計、製
    造指示等の固有機能を表す変換子名、変換子が使うツー
    ルの適合性を表す適合ルール、変換子が使う製品仕様、
    工程仕様等を表す仕様情報等から構成される変換子を有
    することを特徴とする請求項1記載の変種変量生産用コ
    ンピュータ総合生産システム。
  4. 【請求項4】 協調手段は、複数製品、部品の生産状況
    を把握する期間に対するコスト、工数、又は進捗の流動
    数曲線を求める生産状況把握機能を有することを特徴と
    する請求項1記載の変種変量生産用コンピュータ総合生
    産システム。
  5. 【請求項5】 協調手段は、複数製品、部品の生産状況
    を把握する期間に対するコスト、工数、又は進捗の各流
    動数曲線を求め、これら流動数曲線における各実績値が
    管理限界を越えたのに基づき、少なくとも投入順序、割
    り付け、外注への対策指示を出力することを特徴とする
    請求項1記載の変種変量生産用コンピュータ総合生産シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 要求仕様が与えられたとき、類似の製品
    仕様、工程仕様を検索し、これと共にこれら要求仕様、
    製品仕様及び工程仕様に関係する変換子手段、管理子手
    段及び計画子手段等の自律分散機能要素を検索する機能
    を有する請求項1記載の変種変量生産用コンピュータ総
    合生産システム。
JP30907795A 1995-11-28 1995-11-28 変種変量生産用コンピュータ総合生産システム Pending JPH09150350A (ja)

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