JPH09150269A - 自動溶接装置と自動溶接方法 - Google Patents

自動溶接装置と自動溶接方法

Info

Publication number
JPH09150269A
JPH09150269A JP1146496A JP1146496A JPH09150269A JP H09150269 A JPH09150269 A JP H09150269A JP 1146496 A JP1146496 A JP 1146496A JP 1146496 A JP1146496 A JP 1146496A JP H09150269 A JPH09150269 A JP H09150269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
welding
traveling
traveling axis
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1146496A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Aoki
俊雄 青木
Kazuo Nagatomo
和男 長友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP1146496A priority Critical patent/JPH09150269A/ja
Publication of JPH09150269A publication Critical patent/JPH09150269A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc Welding In General (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 側面および正面からなる一方の部材内に位置
する他方の部材を連続的にアークを切ることなく自動溶
接する。 【解決手段】 側面および正面からなる溶接板Aに対し
底面に位置する溶接板Bを溶接する自動溶接装置におい
て、溶接板A正面と平行な走行軸X、溶接板B表面平行
な走行軸Y、走行軸Xと走行軸Yに直交する走行軸Zか
ら成る走行機構に、互いに直交する揺動軸XWと揺動軸
YW、旋回軸T、回転軸Tにレーザー変位計を取り付
け、また、溶接電源回路に接触検出電源、接触検出器、
電磁開閉器を備えた自動溶接装置。溶接前にレーザー変
位計を旋回し溶接板Aの壁面を計測し、ワイヤを開先面
に接触させて開先を計測し、走行軸X、走行軸Y、走行
軸Z、旋回軸Tを同期運転し、走行軸X、走行軸Y、走
行軸Zにてワイヤ先端が開先を倣うとともに、旋回軸T
にて壁面トーチ角度αが常に約90゜を保持し、所定の
揺動幅を旋回軸Tの旋回角度に応じて揺動軸XW方向と
揺動軸YW方向に分割して揺動し、回転軸Rにて所定の
前後トーチ角度γとなるよう制御する自動溶接方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、建築用柱
材内にダイヤフラムを溶接する場合のように、正面板と
側板からなる板材に別の板材を当接して溶接するための
自動溶接装置及び自動溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図2に示すように建築用の柱材
1には取り付けられる梁材2の上フランジ3と下フラン
ジ4に対応する位置にダイヤフラム5が柱材内に溶接さ
れる。柱材1がCコラム材(断面溝型の部材)で製作さ
れる場合、図3に示すように溶接板Aに相当するCコラ
ム材の所定の底面位置に、溶接板Bに相当するダイヤフ
ラム5を仮づけ溶接し、下向溶接にてダイヤフラム5と
Cコラム材6の右側面7、右コーナー8、正面9、左コ
ーナー10、左側面11を本溶接する。次いで、それぞ
れダイヤフラムを溶接した2つのCコラム材6を向かい
合わせに溶接しボックス断面の柱材を製造する。このダ
イヤフラム溶接作業は、Cコラム材6の内側であるため
側面および正面が囲まれ、また、下フランジ側のダイヤ
フラム5を溶接するときは、さらに、上面も囲まれた狭
い箇所に、溶接作業者は上半身を突っ込み溶接する。こ
のため、溶接輻射熱、溶接ヒューム等に長時間曝され、
作業者には大きな負担となっていた。
【0003】これら溶接作業を改善すべく特開昭62−
28079号公報に示される自動溶接装置が提案されて
いた。このダイヤフラムの自動溶接装置はトーチの傾動
軸と走行2軸と上下軸で構成され、ボックス柱内の側面
および正面に囲まれた狭い溶接箇所にも設置できる簡便
な自動溶接装置であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭62−2807
9号公報に示される自動溶接装置は、1回の溶接装置の
設置で可能な溶接は右側面、正面あるいは左側面の1直
線溶接部であった。しかし、平板を曲げ加工したCコラ
ム材の形状は右側面7、右コーナー8、正面9、左コー
ナー10、左側面11となり、特開昭62−28079
号公報に示される自動溶接装置を適用した場合、右側面
7、正面9、左側面11の直線部を個別に溶接するだけ
で、右コーナー8、左コーナー10の溶接はできない。
溶接開始部と終了部はビード形状不良や欠陥が発生しや
すく、また、溶接能率も低下する。したがって、溶接品
質や能率から開始部と終了部の箇所が少なく、連続的に
溶接できることが望ましい。しかるに特開昭62−28
079号公報に示される自動溶接装置では、Cコラム材
とダイヤフラムの連続溶接は不可能だった。
【0005】本発明はこのような側面および正面からな
る溶接板Aに対し、底面に位置する溶接板Bを右側面
7、右コーナー8、正面9、左コーナー10、左側面1
1を連続溶接できる自動溶接装置とその溶接方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するための自動溶接装置として、側面および正面から
なる溶接板Aに対し底面部に位置する溶接板Bを溶接す
る自動溶接装置において、溶接板Aの正面と溶接板B表
面との交線とほぼ平行な走行軸X、走行軸Xにほぼ直交
で溶接板B表面ほぼ平行な走行軸Y、走行軸Xと走行軸
Yにほぼ直交する走行軸Zから成る走行機構に、走行軸
Zとほぼ平行な回転軸で旋回する旋回軸Tを取り付け、
旋回軸Tに溶接トーチを取り付けた溶接トーチ旋回機構
を搭載することを特徴とする自動溶接装置、あるいは、
溶接板Aの正面と溶接板B表面との交線とほぼ平行な走
行軸X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面ほぼ平行な
走行軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する走行軸Z
から成る走行機構に、走行軸Zとほぼ平行な回転軸で旋
回する旋回軸Tを取り付け、旋回軸Tに走行軸Zとほぼ
垂直な平面で揺動する揺動軸Wを取り付け、揺動軸Wに
溶接トーチを取り付けた溶接トーチ旋回・揺動機構を搭
載することを特徴とする自動溶接装置、あるいは、溶接
板Aの正面と溶接板B表面との交線とほぼ平行な走行軸
X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面ほぼ平行な走行
軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する走行軸Zから
成る走行機構に、走行軸Zとほぼ垂直な平面で揺動し互
いにほぼ直交する揺動軸XWと揺動軸YWを取り付け、
揺動軸XWあるいは揺動軸YWに走行軸Zとほぼ平行な
回転軸で旋回するを旋回軸Tを取り付け、旋回軸Tに溶
接トーチを取り付けた溶接トーチ旋回・揺動機構を搭載
することを特徴とする自動溶接装置、あるいは、溶接板
Aの正面と溶接板B表面との交線とほぼ平行な走行軸
X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面ほぼ平行な走行
軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する走行軸Zから
成る走行機構に、走行軸Zとほぼ平行な回転軸で旋回す
る旋回軸Tを取り付け、旋回軸Tに走行軸Zとほぼ垂直
な平面で揺動する揺動軸Wを取り付け、揺動軸Wに溶接
進行方向に対し溶接トーチを所定の前後トーチ角度に制
御する回転軸Rを取り付け、回転軸Rに溶接トーチを取
り付けた溶接トーチ回転・旋回・揺動機構を搭載するこ
とを特徴とする自動溶接装置、あるいは、溶接板Aの正
面と溶接板B表面との交線とほぼ平行な走行軸X、走行
軸Xにほぼ直交で溶接板B表面ほぼ平行な走行軸Y、走
行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する走行軸Zから成る走行
機構に、走行軸Zとほぼ垂直な平面で揺動し互いにほぼ
直交する揺動軸XWと揺動軸YWを取り付け、揺動軸X
Wあるいは揺動軸YWに走行軸Zとほぼ平行な回転軸で
旋回するを旋回軸Tを取り付け、旋回軸Tに溶接進行方
向に対し溶接トーチを所定の前後トーチ角度に制御する
回転軸Rを取り付け、回転軸Rに溶接トーチを取り付け
た溶接トーチ回転・旋回・揺動機構を搭載することを特
徴とする自動溶接装置、あるいは、溶接板Aの正面と溶
接板B表面との交線とほぼ平行な走行軸X、走行軸Xに
ほぼ直交で溶接板B表面ほぼ平行な走行軸Y、走行軸X
と走行軸Yにほぼ直交する走行軸Zから成る走行機構
に、走行軸Zとほぼ平行な回転軸で旋回するを旋回軸T
を取り付け、旋回軸Tに溶接進行方向に対し溶接トーチ
を所定の前後トーチ角度に制御する回転軸Rを取り付
け、回転軸Rに溶接トーチを取り付けた溶接トーチ回転
・旋回機構を搭載することを特徴とする自動溶接装置、
あるいは、溶接板Aの正面と溶接板B表面との交線とほ
ぼ平行な走行軸X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面
にほぼ平行な走行軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交
する走行軸Zから成る走行機構に、走行軸Zとほぼ平行
な回転軸で旋回する旋回軸Tを取り付け、溶接板Bの表
面にほぼ平行な平面を旋回する旋回軸Tに溶接トーチと
レーザー変位計を取り付けたトーチ・センサー旋回機構
を搭載するとともに旋回角度を検出する旋回角度検出器
を備えたことを特徴とする自動溶接装置、あるいは、溶
接板Aの正面と溶接板B表面との交線とほぼ平行な走行
軸X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面にほぼ平行な
走行軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する走行軸Z
から成る走行機構に、走行軸Zとほぼ平行な回転軸で旋
回する旋回軸Tを取り付け、溶接板Bの表面にほぼ平行
な平面を旋回する旋回軸Tに溶接トーチとレーザー変位
計を取り付けたトーチ・センサー旋回機構を搭載すると
ともに旋回角度を検出する旋回角度検出器を備え、さら
に、溶接トーチのワイヤーと溶接板間に400V以下の
電圧を印加する接触検出電源と該ワイヤーが該溶接板に
接触した時、該接触検出電源によって流れる電流を検出
する接触電流検出器を持つことを特徴とする自動溶接装
置にある。
【0007】また、自動溶接装置を用いて側面および正
面からなる溶接板Aに対し底面部に位置する溶接板Bを
溶接する方法において、走行軸X、走行軸Y、走行軸
Z、旋回軸Tを同期運転し、走行軸X、走行軸Y、走行
軸Zにてワイヤ先端が溶接板Aと溶接板Bで構成される
開先を倣うとともに、旋回軸Tにて壁面トーチ角度αが
常に約90゜を保持することを特徴とする自動溶接方
法、走行軸X、走行軸Y、走行軸Z、旋回軸Tを同期運
転し、走行軸X、走行軸Y、走行軸Zにてワイヤ先端が
溶接板Aと溶接板Bで構成される開先を倣うとともに、
旋回軸Tにて壁面トーチ角度αが常に約90゜を保持
し、揺動軸Wにて所定の揺動幅で溶接トーチを揺動する
ことを特徴とする自動溶接方法、走行軸X、走行軸Y、
走行軸Z、旋回軸Tを同期運転し、走行軸X、走行軸
Y、走行軸Zにてワイヤ先端が溶接板Aと溶接板Bで構
成される開先を倣うとともに、旋回軸Tにて壁面トーチ
角度αが常に約90゜を保持し、所定の揺動幅Uを旋回
軸Tの旋回角度に応じて揺動軸XW方向と揺動軸YW方
向にUX とUY に分割し、揺動軸XWと揺動軸YWにて
溶接トーチを揺動することを特徴とする自動溶接方法、
走行軸X、走行軸Y、走行軸Z、旋回軸Tを同期運転
し、走行軸X、走行軸Y、走行軸Zにてワイヤ先端が溶
接板Aと溶接板Bで構成される開先を倣うとともに、旋
回軸Tにて壁面トーチ角度αが常に約90゜を保持し、
揺動軸Wにて所定の揺動幅で溶接トーチを揺動し、回転
軸Rにて溶接進行方向に対し溶接トーチを所定の前後ト
ーチ角度γとなるよう制御することを特徴とする自動溶
接方法、走行軸X、走行軸Y、走行軸Z、旋回軸Tを同
期運転し、走行軸X、走行軸Y、走行軸Zにてワイヤ先
端が溶接板Aと溶接板Bで構成される開先を倣うととも
に、旋回軸Tにて壁面トーチ角度αが常に約90゜を保
持し、所定の揺動幅Uを旋回軸Tの旋回角度に応じて揺
動軸XW方向と揺動軸YW方向にUX とUY に分割し、
揺動軸XWと揺動軸YWにて溶接トーチを揺動し、回転
軸Rにて溶接進行方向に対し溶接トーチを所定の前後ト
ーチ角度γとなるよう制御することを特徴とする自動溶
接方法、走行軸X、走行軸Y、走行軸Z、旋回軸Tを同
期運転し、走行軸X、走行軸Y、走行軸Zにてワイヤ先
端が溶接板Aと溶接板Bで構成される開先を倣うととも
に、旋回軸Tにて壁面トーチ角度αが常に約90゜を保
持し、回転軸Rにて溶接進行方向に対し溶接トーチを所
定の前後トーチ角度γとなるよう制御し、所定の揺動幅
Uを旋回軸Tの旋回角度に応じて走行軸X方向と走行軸
Y方向にUX とUYに分割し、走行軸Xと走行軸Yにて
倣い動作と溶接トーチ揺動操作をすことを特徴とする自
動溶接方法、レーザー変位計を旋回軸Tにて旋回し、旋
回位置tnに対応した右側面、右コーナー、正面、左コ
ーナー、左側面の壁面までの距離データLnを複数計測
し、計測したtnとLnを用いて壁面の法線角度θnを
算出し、法線角度θnに応じて走行軸X、走行軸Y、旋
回軸Tの位置Xn、Yn、Tnを決定することを特徴と
する自動溶接方法、溶接前に溶接線の所定位置における
溶接板Aの壁面と開先面と溶接板B表面および/または
開先底面の位置を計測し、走行軸X、走行軸Y、走行軸
Z、旋回軸Tによる溶接トーチ移動は法線θnに応じて
決定するとともに、溶接トーチのワイヤと溶接板間に接
触検出電源の電圧を印加し、接触電流検出器にてワイヤ
を接触検出するとともに、接触時あるいは離触時の走行
軸X、走行軸Y、走行軸Z位置から溶接板Aの壁面位置
と開先角度、ルートギャップを算出することを特徴とす
る自動溶接方法にある。
【0008】以下、本発明について詳細に説明する。表
1に本発明の自動溶接装置の各軸構成と自動溶接方法を
示す。
【表1】
【0009】溶接は図4に示すように、溶接トーチ21
を柱材内壁面22に対し壁面トーチ角度αが約90゜を
保持するように運棒する。したがって、ダイヤフラムの
右側面部7、右コーナー部8、正面部9、左コーナー部
10、左側面部11を連続的に溶接するには、壁面トー
チ角度αが常に約90゜を保持できる機構が必要であ
る。
【0010】Cコラム材内壁面の右側面部7、右コーナ
ー部8、正面部9、左コーナー部10、左側面部11を
連続的に溶接する場合、走行軸X、走行軸Y、走行軸Z
の走行機構と旋回軸Tのトーチの旋回機構を構成し、走
行軸X、走行軸Y、走行軸Z、旋回軸Tを同期運転す
る。右側面、右コーナー、正面、左コーナー、左側面に
ワイヤ23の先端が倣いながら壁面トーチ角度αが常に
約90゜を保持できるように各軸を制御する。
【0011】このような制御の1つの方法は溶接前に走
行軸X、走行軸Y、走行軸Z、旋回軸Tを操作し、図5
に示す開先底部Qにワイヤ23の先端を移動させるとと
もに、壁面トーチ角度αが約90゜となるように各軸を
調整し、教示位置K(X、Y、Z、T)として各軸の位
置を記憶する。この操作を図4に示すように右側面から
右コーナー、正面、左コーナー、左側面にいたる壁面位
置で順番にn個の教示位置Kn (Xn 、Yn 、Zn 、T
n )を求める。運転は0番目の教示位置K0 (X0 、Y
0 、Z0 、T0 )から1番目の教示位置K1 (X1 、Y
1 、Z1 、T1)へ、i番目の教示位置Ki (Xi 、Yi
、Zi 、Ti )からi+1番目の教示位置Ki+1 (Xi
+1 、Yi+1 、Zi+1 、Ti+1 )へ運転しながら順次目
標位置を前方に設定し、各軸を動作させることにより、
右側面、右コーナー、正面、左コーナー、左側面にワイ
ヤ23の先端が倣い、壁面トーチ角度αが常に約90゜
を保持する運棒ができる。
【0012】溶接トーチ揺動動作の方向は溶接方向に対
しほぼ垂直で、走行動作と合成され図6に示す運棒動作
となる。したがって、溶接トーチ揺動動作の方向は旋回
軸Tの向きを示す壁面トーチ角度αである。旋回軸Tに
揺動軸Wが取り付けられていれば、旋回軸Tの動作によ
り揺動方向が設定され、揺動幅Ui に応じて揺動軸Wを
動作させる。揺動機構が揺動軸XWと揺動軸YWで構成
される場合には、壁面トーチ角度αに応じて揺動幅Ui
を揺動軸XWと揺動軸YW方向に分けUXi、UYiを動作
させる。なお、Ui =√(UXi×UXi+UYi×UYi)で
ある。
【0013】揺動が走行軸X、走行軸Yで動作される場
合には、走行動作のi番目の教示位置Ki (Xi 、Yi
、Zi 、Ti )からi+1番目の教示位置Ki+1 (Xi
+1 、Yi+1 、Zi+1 、Ti+1 )の位置を図6に示すよ
うに所定の揺動ピッチpにm分割した分割置をLi0(X
i0、Yi0、Zi0、Ti0)からLim(Xim、Yim、Zim、
Tim)とする。m分割した偶数番目のj番目の目標位置
をLij(Xij、Yij、Zij、Tij)とすれば、奇数番目
のj+1番目の目標位置をLij+1(Xij+1+UXi、Yij
+1+UYi、Zij+1、Tij+1)となるように順次目標位置
を前方に設定しながら動作させる。
【0014】また、溶接開始部と終了部では図7に示す
ように、セラミック等のタブ材25を用いる場合には溶
接トーチ21を前後トーチ角度をγとし、トーチ21と
タブ材25の干渉を避ける。開始部では前後トーチ角度
をγとした教示位置K0 (XY0 、Z0 、T0 、R0
)、前後トーチ角度を90゜に近づけながら教示位置
K1 、K2 ・・・を教示する。終了部では前後トーチ角
度90゜から−γに近づけながら教示位置・・・Kn-2
、Kn-1 、前後トーチ角度を−γとした教示位置Kn
(Yn 、Zn 、Tn 、Rn )を教示する。溶接時には順
次目標位置を前方に設定し、各軸を動作させることによ
り、前後トーチ角度γとした溶接開始部から徐々に90
゜にし、右側面、右コーナー、正面、左コーナー、左側
面溶接し、前後トーチ角度を徐々に−γにし終了部とな
る運棒ができる。
【0015】次に、レーザー変位計を旋回軸Tにて旋回
しながら、旋回位置Ti に対応した距離データDLi を
計測しTKi とDLi を用いて壁面の法線角度θi を算
出し、壁面トーチ角度αを決定する方法について説明す
る。
【0016】ここで座標変数を定義する。 ロボット座標:走行軸X、走行軸Y、走行軸Z、旋回軸
Tに各固有の座標 ワーク座標 :直交するx軸、y軸、z軸でワーク位置
を示す座標 レーザー変位計により計測した 壁面ロボット座標Ai (Xi ,Yi ,TKi ,DLi ) Xi :走行軸Xの位置を示す座標 Yi :走行軸Yの位置を示す座標 TKi :旋回軸Tの旋回位置を示す角度 DLi :レーザー変位計で計測した壁面までの距離を旋
回軸中心からの距離に換算した値 壁面ワーク座標Bi (xi ,yi ) xi :走行軸Xと走行軸Yに平行な平面で走行軸Xに
平行な座標軸xによって表現した壁面位置 yi :走行軸Xと走行軸Yに平行な平面で座標軸xと
直交する座標軸yによって表現した壁面位置 壁面倣いロボット座標Ci (Xi ,Yi ,Ti )
【0017】溶接トーチの運棒は溶接板Aの内壁面に倣
うとともに、壁面トーチ角度αが常に約90°を保持す
る。これはトーチ方向は内壁面の法線方向と一致する。
したがって、まず、壁面計測データから壁面座標位置を
求め、法線角度を算出する手順を説明する。
【0018】溶接前に旋回軸Tに取り付けたレーザー変
位計60と旋回軸に内蔵された旋回角度検出器により、
図8に示すように、旋回しながら溶接板A(12)の内
壁面22までの距離データDLi と旋回角度データTK
i を対応付けながら複数(n個)計測、記録する。この
とき、溶接板Aのサイズとレーザー変位計の計測可能距
離範囲の制約から必要に応じて走行軸X、走行軸Yを移
動させそれぞれの位置をXi ,Yi とする。
【0019】壁面ロボット座標Ai (Xi ,Yi ,TK
i ,DLi )は Xi :走行軸X位置 Yi :走行軸Y位置 TKi :旋回角度データ DLi :壁面までの距離データ として記録される。
【0020】つぎに、壁面ロボット座標Ai から下記の
式(1)および(2)により壁面ワーク座標Bi (xi
,yi )を算出する。 xi =DLi × sinTKi +Xi (1) yi =DLi × cosTKi +Yi (2) 図9に示すように、任意の壁面ワーク座標Bi における
接線は、Bi-m 〜Bi+m までの2m+1個の壁面ワーク
座標から例えば最小2乗法によって、 y=ai x+bi (3) 直線を示す式(3)を近似できる。
【0021】したがって、壁面ワーク座標Bi における
法線角度θは式(4)から θi =arctan(1/ai ) (4) となる。
【0022】つぎに、任意の壁面ワーク座標Bi (xi
,yi )における壁面トーチ角度αi が約90°を保
つように走行軸Xと走行軸Y、旋回軸Tを制御する方法
は、旋回軸Tの旋回中心からワイヤ先端までの距離をT
Lとすれば、式(5),(6)から XXi =xi +TL× sinθi (5) YYi =yi +TL× cosθi (6) TTi =θi(ただし、XXi 、YYi 、TTi は走行
軸X、走行軸Y、旋回軸Tの位置を示す) 壁面倣いロボット座標Ci (XXi ,YYi ,TTi )
を算出する。この方法で溶接トーチの運棒は溶接板Aの
壁面に倣うとともに、壁面トーチ角度αが常に約90°
を保持できる。
【0023】溶接線の所定の位置での開先計測は溶接線
にほぼ垂直な断面に沿って計測する。溶接線は溶接板A
の壁面に沿っているため、壁面ワーク座標Bi (溶接線
の所定の位置)における法線角度θi の断面に沿って計
測する。溶接トーチの方向はθi すなわち旋回軸T位置
はTTi とし、計測動作時の開先幅方向の移動量Eは走
行軸X、走行軸Yの移動量XE 、YE とすれば、式
(7),(8)から XE =E cosθi (7) YE =E sinθi (8) となる。法線方向に溶接トーチを移動させることによ
り、溶接線にほぼ垂直な断面で開先を計測できる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明について実施例にて更に詳
細に説明する。 (実施例1)図1は実施例1に用いた溶接装置で、走行
軸X50と走行軸Y51、走行軸Z52を直交するよう
に組み合わせて走行機構を構成し、走行軸Z52には走
行軸Y51に平行な揺動軸YW56と走行軸X50に平
行な揺動軸XW55を取り付け、揺動軸XW55には走
行軸Z52に平行な回転軸で旋回する旋回軸T53を取
り付け、旋回軸T53に溶接進行方向に対し前後トーチ
角度γを所定の角度に設定する回転軸R54を取り付
け、回転軸R54に溶接トーチ21を取り付けた。
【0025】溶接試験板の柱材としてコラム径500m
m、コラム板厚25mm、コーナー部の内壁面半径50mm
のCコラム材、ダイヤフラム材は板厚16mmの平板をC
コラム内壁面形状からルートギャップ7mm、開先角度3
0゜となるように切断加工した。ダイヤフラム材は図5
に示す位置に裏当て金26を用いて仮づけ溶接し組み立
てた。また、溶接の開始と終了位置にセラミックタブを
取り付けた。
【0026】実施例では、まず、壁面トーチ角度αが約
90゜となるように走行軸X、走行軸Y、走行軸Z、旋
回軸Tを操作するとともに、前後トーチ角度γが溶接開
始位置と終了位置で20゜と−20゜傾くように回転軸
Rを操作し、Cコラム材内壁面の開先底部Qを右側面部
7の溶接開始位置から順番に右コーナー部8、正面部
9、左コーナー部10、左側面部11の溶接終了位置ま
で10mmピッチで教示し、各教示位置Kにおける各軸の
X、Y、Z、T、R値を記憶した。各教示位置間の各パ
スの溶接速度は1パス当たりのビード高さが4mmとなる
ビード断面積と、ワイヤ送給速度11m/分とワイヤ径
1.2mmφから換算した単位時間当たりの溶着金属体積
から算出した。揺動幅Uはルートギャップ或いは前パス
のビード幅に応じて設定し、旋回軸Tの角度に応じて揺
動軸XWと揺動軸YWの揺動幅UX、UY を算出し、揺
動速度は揺動ピッチp=2.5mmとなるように溶接速度
に応じ設定した。溶接は開始位置K0 (X0 、Y0 、Z
0 、T0 、R0 )からK1(X1 、Y1 、Z1 、T1 、
R1 )を目標に開始し、揺動しながら、順次目標位置を
前方に設定し終了位置まで溶接した。さらに3パス溶接
動作を繰り返した。評価は建築工事標準仕様書JASS
6に対応した鋼構造建築溶接部の超音波探傷検査基準に
準じて検査した結果、合格と判定された。
【0027】(実施例2)図12は実施例2に用いた溶
接装置で走行軸X50と走行軸Y51、走行軸Z52を
直交するように組み合わせ走行機構に構成し、走行軸Z
52には走行軸Y51に平行な揺動軸YW56と走行軸
X50に平行な揺動軸XW55を取り付け、揺動軸XW
55には走行軸Z52に平行な回転軸で旋回する旋回軸
T53を取り付け、旋回軸T53に溶接トーチ21を取
り付け、溶接トーチ21の上方にレーザー変位計60を
レーザー照射方向が溶接トーチと一致させ取り付けた。
また、図10に示すように溶接トーチのワイヤと溶接板
間に約100Vの接触検出電源61と接触電流検出器6
2を取り付けた。なお、旋回軸と溶接トーチのワイヤ先
端間の距離TLは220mmとし、レーザー変位計は計測
距離範囲が200〜400mmのものを用いた。
【0028】溶接試験板は図13に示すH型柱材66
(柱幅W=600mm、柱板厚T=25mm,コーナー部の
内壁面半径R=40mm)とダイヤフラム材5は板厚20
mmの平板をH型柱材内壁面形状からルートギャップ7m
m、開先角度30°となるように切断加工した。ダイヤ
フラム材は図10に示す位置に裏当て金26を用いて仮
づけ溶接し組み立てた。また、溶接の開始と終了位置に
セラミックタブを取り付けた。溶接装置をH型柱材の右
側面部、左側面部のほぼ中央に旋回軸Tとなる位置に設
置した(図8に示す)。
【0029】実施例2では、まず、レーザー変位計によ
る壁面計測動作を行った。図8に示すように、溶接トー
チをスタート位置に手動で設定し、旋回軸Tを0°から
約180°旋回しながら10ms間隔でレーザー変位計
にて壁面までの距離DLを測定するとともに、旋回軸T
の旋回位置TKを対応付けて500回計測し、壁面ロボ
ット座標A(Xi ,Yi ,DLi ,TKi )を記録し
た。ただし、レーザー変位計の旋回だけでH型柱材の右
側面部、正面部、左側面部の壁面を計測できるため、レ
ーザー変位計時の走行軸X、走行軸Yの移動はなかっ
た。
【0030】つぎに式(1)、(2)を用いて、壁面ワ
ーク座標Bi (xi ,yi )を求め、式(3)、
(4)、(5)、(6)を用いて壁面倣いロボット座標
Ci (XXi ,YYi ,TTi )を算出した。
【0031】開先計測狙い位置は図8に示す位置で壁面
倣いロボット座標Cで表現して、 位置ア スタートC0 Cア 位置イ YYi がYY0 +(600/2−25−40)に最も近い Ci Cイ 位置ウ TTi が22.5°に最も近いCi Cウ 位置エ TTi が45°に最も近いCi Cエ 位置オ TTi が67.5°に最も近いCi Cオ 位置カ XXi が(XXn −XX0 )/2 +(600/2−25−40)に最も近いCi Cカ 位置キ XXi が(XXn −XX0 )/2に最も近いCi Cキ 位置ク XXi が(XXn −XX0 )/2 −(600/2−25−40)に最も近いCi Cク 位置ケ TTi が122.5°に最も近いCi Cケ 位置コ TTi が135°に最も近いCi Cコ 位置サ TTi が157.5°に最も近いCi Cサ 位置シ YYi がYn +(600/2−25−40)に最も近いCi Cシ 位置ス エンド位置Cn Cス にて行なった。したがって、任意の開先計測狙い位置C
s (XXs 、YYs 、TTs )では溶接トーチ方向はT
Ts で計測時の開先幅方向の移動量Es は、式(7)、
(8)によって走行軸X、走行軸Yの移動量XE 、YE
の合成動作で計測動作した。
【0032】開先計測時は図10の電磁開閉器63にて
溶接電源64と溶接トーチ21間の回路を開き、接触検
出電源61と溶接トーチ間の回路を閉じて行った。開先
計測の接触検出は図11に示す位置と順番(〜)で
行い、走行軸X、走行軸Y、走行軸Z、旋回軸Tの位置
を記録した。
【0033】 Cs1(XXs1、YYs1、ZZs1、TTs1) Cs2(XXs2、YYs2、ZZs2、TTs2) Cs3(XXs3、YYs3、ZZs3、TTs3) Cs4(XXs4、YYs4、ZZs4、TTs4) ただし、sはアース Cs における開先開度μs とルートギャップλs は図1
1の接触検出点を通る走行軸Z方向の直線f1 、接触
検出点を通る走行軸Xと走行軸Yに平行でダイヤフラ
ム板厚20mm低い平面上のTTs 方向の直線f2 、接触
検出点、を通る直線f3 を求めた。f1 とf3 の交
点Q1 とf2 とf3 の交点Q2 の距離をルートギャップ
λs とした。また、f2 の傾きから開先角度μs を求め
た。
【0034】算出した位置アと位置イの開先角度μアと
μイおよびルートギャップλアとλイを補間計算して約
10mmピッチに位置アから K0 (XX0 、YY0 、ZZ0 、TT0 ) K1 (XX1 、YY1 、ZZ1 、TT1 ) ・ ・ ・ を設定し、それぞれのμとλを算出した。K0 、K1 、
・・・のμとλの変化に応じて溶接速度と揺動幅を制御
し、ビード高さが5mmとなる各ピッチの溶接条件を算出
した。
【0035】ワイヤ供給速度13m/分、揺動速度は揺
動ピッチp=3mmとなるように溶接速度に応じ設定し
た。溶接材料はワイヤ径1.2mmφソリッドワイヤ、炭
酸ガスアーク溶接にて行った。溶接は開始位置K0 から
K1 を目標に開始し、順次目標位置を前方に設定し終了
位置まで溶接した。さらに3パス溶接動作を繰り返し
た。
【0036】なお、本発明の図示した実施態様において
は、断面溝型の柱材に対しその内面に当接する矩形のダ
イヤフラムを溶接する場合、及びH形鋼を用いた柱材に
ダイヤフラムを溶接する場合を例にして説明したが、本
発明はこれに限ることなく、類似の態様の自動溶接、例
えば、造船の船底部材とロンジ材の組み合わせにおける
すみ肉溶接の場合等、少なくとも1つのコーナー部を有
する底板と壁板とによって囲まれた部材の溶接に対して
も同様に適用し得るものである。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上の如く一方の部材の内側に
溶接する他方の部材をコーナー部でア−クを切ることな
く右側面、右コーナー、正面、左コーナー、左側面と連
続的に溶接できるため、溶接の信頼性と能率が向上しす
るとともに、作業者には大きな負担となっていた溶接作
業が自動化できる自動溶接装置および溶接方法を提供で
きるため、溶接工程の改善に大きな貢献ができる。特
に、柱材とダイヤフラムの溶接に適用した場合にはその
効果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に用いた自動溶接装置の斜視図。
【図2】柱材、梁材とダイヤフラム溶接位置を示す説明
図。
【図3】Cコラム材の内側に溶接するダイヤフラム材の
位置・形状を示す説明図。
【図4】柱材内壁面に対し溶接トーチを保持する壁面ト
ーチ角度の説明と右側面から右コーナー、正面にいたる
壁面位置でK0 から順番に教示した教示位置Kを示す説
明図。
【図5】開先内での壁面に対し溶接トーチを保持する開
先トーチ角度の説明図。
【図6】教示位置と揺動幅から揺動の両端を運棒の目標
位置を示す説明図。
【図7】タブ材を取り付けた溶接開始或いは終了位置に
おける溶接トーチの前後トーチ角度の説明図。
【図8】レーザー変位計の旋回と接触検出位置を示す説
明図。
【図9】任意の壁面ワーク座標Bi (xi 、yi )にお
ける壁面トーチ角度αi が約90°を保つように走行軸
Xと走行軸Y、旋回軸Tを制御する方法を示す説明図。
【図10】接触検出電源、接触検出器、電磁開閉器の接
続図。
【図11】開先計測時の接触検出位置と順番を示す説明
図。
【図12】実施例2に用いたレーザー変位計搭載自動溶
接機の斜視図。
【図13】H型柱材の内側に溶接するダイヤフラム材の
位置・形状を示す説明図。
【符号の説明】
1 柱材 2 梁材 3 上フランジ 4 下フランジ 5 ダイヤフラム 6 Cコラム材 7 右側面 8 右コーナー 9 正面 10 左コーナー 11 左側面 12 溶接板A 13 溶接板B 21 溶接トー
チ 22 柱材内壁面 23 ワイヤ 24 ノズル 25 タブ材 26 裏当て金 50 走行軸X 51 走行軸X 52 走行軸Z 53 旋回軸T 54 回転軸R 55 揺動軸XW 56 揺動軸Y
W 60 レーザー変位計 61 接触検出
電源 62 接触電流検出器 63 電磁開閉
器 64 溶接電源 65 溶接板 66 H型柱材 α 壁面トー
チ角度 β 開先トーチ角度 γ 前後トーチ
角度 μ 開先角度 λ ルートギャ
ップ Q 開先底部 p 揺動ピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 9/127 508 8315−4E B23K 9/127 508A 9/30 8315−4E 9/30

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面および正面からなる溶接板Aに対し
    底面部に位置する溶接板Bを溶接する自動溶接装置にお
    いて、溶接板Aの正面と溶接板B表面との交線とほぼ平
    行な走行軸X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面にほ
    ぼ平行な走行軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する
    走行軸Zから成る走行機構に、走行軸Zとほぼ平行な回
    転軸で旋回する旋回軸Tを取り付け、旋回軸Tに溶接ト
    ーチを取り付けた溶接トーチ旋回機構を搭載することを
    特徴とする自動溶接装置。
  2. 【請求項2】 側面および正面からなる溶接板Aに対し
    底面部に位置する溶接板Bを溶接する自動溶接装置にお
    いて、溶接板Aの正面と溶接板B表面との交線とほぼ平
    行な走行軸X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面にほ
    ぼ平行な走行軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する
    走行軸Zから成る走行機構に、走行軸Zとほぼ平行な回
    転軸で旋回する旋回軸Tを取り付け、旋回軸Tに走行軸
    Zとほぼ垂直な平面で揺動する揺動軸Wを取り付け、揺
    動軸Wに溶接トーチを取り付けた溶接トーチ旋回・揺動
    機構を搭載することを特徴とする自動溶接装置。
  3. 【請求項3】 側面および正面からなる溶接板Aに対し
    底面部に位置する溶接板Bを溶接する自動溶接装置にお
    いて、溶接板Aの正面と溶接板B表面との交線とほぼ平
    行な走行軸X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面ほぼ
    平行な走行軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する走
    行軸Zから成る走行機構に、走行軸Zとほぼ垂直な平面
    で揺動し互いにほぼ直交する揺動軸XWと揺動軸YWを
    取り付け、揺動軸XWあるいは揺動軸YWに走行軸Zと
    ほぼ平行な回転軸で旋回するを旋回軸Tを取り付け、旋
    回軸Tに溶接トーチを取り付けた溶接トーチ旋回・揺動
    機構を搭載することを特徴とする自動溶接装置。
  4. 【請求項4】 側面および正面からなる溶接板Aに対し
    底面部に位置する溶接板Bを溶接する自動溶接装置にお
    いて、溶接板Aの正面と溶接板B表面との交線とほぼ平
    行な走行軸X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面にほ
    ぼ平行な走行軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する
    走行軸Zから成る走行機構に、走行軸Zとほぼ平行な回
    転軸で旋回するを旋回軸Tを取り付け、旋回軸Tに走行
    軸Zとほぼ垂直な平面で揺動する揺動軸Wを取り付け、
    揺動軸Wに溶接進行方向に対し溶接トーチを所定の前後
    トーチ角度に制御する回転軸Rを取り付け、回転軸Rに
    溶接トーチを取り付けた溶接トーチ回転・旋回・揺動機
    構を搭載することを特徴とする自動溶接装置。
  5. 【請求項5】 側面および正面からなる溶接板Aに対し
    底面部に位置する溶接板Bを溶接する自動溶接装置にお
    いて、溶接板Aの正面と溶接板B表面との交線とほぼ平
    行な走行軸X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面にほ
    ぼ平行な走行軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する
    走行軸Zから成る走行機構に、走行軸Zとほぼ垂直な平
    面で揺動し互いにほぼ直交する揺動軸XWと揺動軸YW
    を取り付け、揺動軸XWあるいは揺動軸YWに走行軸Z
    とほぼ平行な回転軸で旋回するを旋回軸Tを取り付け、
    旋回軸Tに溶接進行方向に対し溶接トーチを所定の前後
    トーチ角度に制御する回転軸Rを取り付け、回転軸Rに
    溶接トーチを取り付けた溶接トーチ回転・旋回・揺動機
    構を搭載することを特徴とする自動溶接装置。
  6. 【請求項6】 側面および正面からなる溶接板Aに対し
    底面部に位置する溶接板Bを溶接する自動溶接装置にお
    いて、溶接板Aの正面と溶接板B表面との交線とほぼ平
    行な走行軸X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面にほ
    ぼ平行な走行軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する
    走行軸Zから成る走行機構に、走行軸Zとほぼ平行な回
    転軸で旋回するを旋回軸Tを取り付け、旋回軸Tに溶接
    進行方向に対し溶接トーチを所定の前後トーチ角度に制
    御する回転軸Rを取り付け、回転軸Rに溶接トーチを取
    り付けた溶接トーチ回転・旋回機構を搭載することを特
    徴とする自動溶接装置。
  7. 【請求項7】 側面および正面からなる溶接板Aに対し
    底面部に位置する溶接板Bを溶接する自動溶接装置にお
    いて、溶接板Aの正面と溶接板B表面との交線とほぼ平
    行な走行軸X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面にほ
    ぼ平行な走行軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する
    走行軸Zから成る走行機構に、走行軸Zとほぼ平行な回
    転軸で旋回する旋回軸Tを取り付け、溶接板Bの表面に
    ほぼ平行な平面を旋回する旋回軸Tに溶接トーチとレー
    ザー変位計を取り付けたトーチ・センサー旋回機構を搭
    載するとともに旋回角度を検出する旋回角度検出器を備
    えたことを特徴とする自動溶接装置。
  8. 【請求項8】 側面および正面からなる溶接板Aに対し
    底面部に位置する溶接板Bを溶接する自動溶接装置にお
    いて、溶接板Aの正面と溶接板B表面との交線とほぼ平
    行な走行軸X、走行軸Xにほぼ直交で溶接板B表面にほ
    ぼ平行な走行軸Y、走行軸Xと走行軸Yにほぼ直交する
    走行軸Zから成る走行機構に、走行軸Zとほぼ平行な回
    転軸で旋回する旋回軸Tを取り付け、溶接板Bの表面に
    ほぼ平行な平面を旋回する旋回軸Tに溶接トーチとレー
    ザー変位計を取り付けたトーチ・センサー旋回機構を搭
    載するとともに旋回角度を検出する旋回角度検出器を備
    え、さらに、溶接トーチのワイヤーと溶接板間に、40
    0V以下の電圧を印加する接触検出電源と該ワイヤーが
    該溶接板に接触した時、該接触検出電源によって流れる
    電流を検出する接触電流検出器を持つことを特徴とする
    自動溶接装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の自動溶接装置を用いて側
    面および正面からなる溶接板Aに対し底面部に位置する
    溶接板Bを溶接する方法において、走行軸X、走行軸
    Y、走行軸Z、旋回軸Tを同期運転し、走行軸X、走行
    軸Y、走行軸Zにてワイヤ先端が溶接板Aと溶接板Bで
    構成される開先を倣うとともに、旋回軸Tにて壁面トー
    チ角度αが常に約90゜を保持することを特徴とする自
    動溶接方法。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の自動溶接装置を用いて
    側面および正面からなる溶接板Aに対し底面部に位置す
    る溶接板Bを溶接する方法において、走行軸X、走行軸
    Y、走行軸Z、旋回軸Tを同期運転し、走行軸X、走行
    軸Y、走行軸Zにてワイヤ先端が溶接板Aと溶接板Bで
    構成される開先を倣うとともに、旋回軸Tにて壁面トー
    チ角度αが常に約90゜を保持し、揺動軸Wにて所定の
    揺動幅で溶接トーチを揺動することを特徴とする自動溶
    接方法。
  11. 【請求項11】 請求項3記載の自動溶接装置を用いて
    側面および正面からなる溶接板Aに対し底面部に位置す
    る溶接板Bを溶接する方法において、走行軸X、走行軸
    Y、走行軸Z、旋回軸Tを同期運転し、走行軸X、走行
    軸Y、走行軸Zにてワイヤ先端が溶接板Aと溶接板Bで
    構成される開先を倣うとともに、旋回軸Tにて壁面トー
    チ角度αが常に約90゜を保持し、所定の揺動幅Uを旋
    回軸Tの旋回角度に応じて揺動軸XW方向と揺動軸YW
    方向にUX とUY に分割し、揺動軸XWと揺動軸YWに
    て溶接トーチを揺動することを特徴とする自動溶接方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項4記載の自動溶接装置を用いて
    側面および正面からなる溶接板Aに対し底面部に位置す
    る溶接板Bを溶接する方法において、走行軸X、走行軸
    Y、走行軸Z、旋回軸Tを同期運転し、走行軸X、走行
    軸Y、走行軸Zにてワイヤ先端が溶接板Aと溶接板Bで
    構成される開先を倣うとともに、旋回軸Tにて壁面トー
    チ角度αが常に約90゜を保持し、揺動軸Wにて所定の
    揺動幅で溶接トーチを揺動し、回転軸Rにて溶接進行方
    向に対し溶接トーチを所定の前後トーチ角度γとなるよ
    う制御することを特徴とする自動溶接方法。
  13. 【請求項13】 請求項5記載の自動溶接装置を用いて
    側面および正面からなる溶接板Aに対し底面部に位置す
    る溶接板Bを溶接する方法において、走行軸X、走行軸
    Y、走行軸Z、旋回軸Tを同期運転し、走行軸X、走行
    軸Y、走行軸Zにてワイヤ先端が溶接板Aと溶接板Bで
    構成される開先を倣うとともに、旋回軸Tにて壁面トー
    チ角度αが常に約90゜を保持し、所定の揺動幅Uを旋
    回軸Tの旋回角度に応じて揺動軸XW方向と揺動軸YW
    方向にUX とUY に分割し、揺動軸XWと揺動軸YWに
    て溶接トーチを揺動し、回転軸Rにて溶接進行方向に対
    し溶接トーチを所定の前後トーチ角度γとなるよう制御
    することを特徴とする自動溶接方法。
  14. 【請求項14】 請求項6記載の自動溶接装置を用いて
    側面および正面からなる溶接板Aに対し底面部に位置す
    る溶接板Bを溶接する方法において、走行軸X、走行軸
    Y、走行軸Z、旋回軸Tを同期運転し、走行軸X、走行
    軸Y、走行軸Zにてワイヤ先端が溶接板Aと溶接板Bで
    構成される開先を倣うとともに、旋回軸Tにて壁面トー
    チ角度αが常に約90゜を保持し、回転軸Rにて溶接進
    行方向に対し溶接トーチを所定の前後トーチ角度γとな
    るよう制御し、所定の揺動幅Uを旋回軸Tの旋回角度に
    応じて走行軸X方向と走行軸Y方向にUX とUY に分割
    し、走行軸Xと走行軸Yにて倣い動作と溶接トーチ揺動
    操作をすことを特徴とする自動溶接方法。
  15. 【請求項15】 請求項7記載の自動溶接装置を用いて
    側面および正面からなる溶接板Aに対し底面部に位置す
    る溶接板Bを溶接する方法において、レーザー変位計を
    旋回軸Tにて旋回し、旋回位置tnに対応した右側面、
    右コーナー、正面、左コーナー、左側面の壁面までの距
    離データLnを複数計測し、計測したtnとLnを用い
    て壁面の法線角度θnを算出し、法線角度θnに応じて
    走行軸X、走行軸Y、旋回軸Tの位置Xn、Yn、Tn
    を決定することを特徴とする自動溶接方法。
  16. 【請求項16】 請求項8記載の自動溶接装置を用いて
    側面および正面からなる溶接板Aに対し底面部に位置す
    る溶接板Bを溶接する方法において、溶接前に溶接線の
    所定位置における溶接板Aの壁面と開先面と溶接板B表
    面および/または開先底面の位置を計測し、走行軸X、
    走行軸Y、走行軸Z、旋回軸Tによる溶接トーチ移動は
    法線θnに応じて決定するとともに、溶接トーチのワイ
    ヤと溶接板間に接触検出電源の電圧を印加し、接触電流
    検出器にてワイヤを接触検出するとともに、接触時ある
    いは離触時の走行軸X、走行軸Y、走行軸Z位置から溶
    接板Aの壁面位置と開先角度、ルートギャップを算出す
    ることを特徴とする請求項15記載の自動溶接方法。
JP1146496A 1995-09-27 1996-01-26 自動溶接装置と自動溶接方法 Pending JPH09150269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1146496A JPH09150269A (ja) 1995-09-27 1996-01-26 自動溶接装置と自動溶接方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24923195 1995-09-27
JP7-249231 1995-09-27
JP1146496A JPH09150269A (ja) 1995-09-27 1996-01-26 自動溶接装置と自動溶接方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09150269A true JPH09150269A (ja) 1997-06-10

Family

ID=26346891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1146496A Pending JPH09150269A (ja) 1995-09-27 1996-01-26 自動溶接装置と自動溶接方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09150269A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100730886B1 (ko) * 2006-07-25 2007-06-20 Stx조선주식회사 선박외판 문자 자동 용접장치
KR100777049B1 (ko) * 2006-11-10 2007-11-20 (주)청송산업기계 멤브레인 시공용 판재를 용접하기 위한 로봇
CN104148782A (zh) * 2014-06-14 2014-11-19 盛时永 一种自动控制的电焊机支架
CN104289842A (zh) * 2014-10-30 2015-01-21 优尔金属制品(苏州)有限公司 一种数控自动焊接台
CN104384669A (zh) * 2014-09-25 2015-03-04 上海英祺精密零件制造有限公司 一种三维自动氩弧焊装置
JP2015131318A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 株式会社アマダミヤチ 接合方法及び接合装置
CN107745213A (zh) * 2017-09-21 2018-03-02 佛山市富可思自动化设备有限公司 五轴对焦系统
WO2018066136A1 (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 株式会社前川製作所 溶接装置及び溶接方法
KR20190006533A (ko) * 2016-10-07 2019-01-18 가부시끼가이샤 마에가와 세이사꾸쇼 용접 장치
JP2019018216A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 東亜バルブエンジニアリング株式会社 溶接装置
CN111745263A (zh) * 2019-03-29 2020-10-09 发那科株式会社 触碰感应系统
CN117943661A (zh) * 2024-03-21 2024-04-30 昆山协多利洁净系统股份有限公司 一种洁净板材补强焊接设备
CN117943661B (zh) * 2024-03-21 2024-06-07 昆山协多利洁净系统股份有限公司 一种洁净板材补强焊接设备

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100730886B1 (ko) * 2006-07-25 2007-06-20 Stx조선주식회사 선박외판 문자 자동 용접장치
KR100777049B1 (ko) * 2006-11-10 2007-11-20 (주)청송산업기계 멤브레인 시공용 판재를 용접하기 위한 로봇
JP2015131318A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 株式会社アマダミヤチ 接合方法及び接合装置
CN104148782A (zh) * 2014-06-14 2014-11-19 盛时永 一种自动控制的电焊机支架
CN104384669A (zh) * 2014-09-25 2015-03-04 上海英祺精密零件制造有限公司 一种三维自动氩弧焊装置
CN104289842A (zh) * 2014-10-30 2015-01-21 优尔金属制品(苏州)有限公司 一种数控自动焊接台
CN109219493A (zh) * 2016-10-07 2019-01-15 株式会社前川制作所 焊接装置及焊接方法
WO2018066136A1 (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 株式会社前川製作所 溶接装置及び溶接方法
KR20190006533A (ko) * 2016-10-07 2019-01-18 가부시끼가이샤 마에가와 세이사꾸쇼 용접 장치
CN109219493B (zh) * 2016-10-07 2021-06-01 株式会社前川制作所 焊接装置及焊接方法
US11167368B2 (en) 2016-10-07 2021-11-09 Mayekawa Mfg. Co., Ltd. Welding device and welding method
JP2019018216A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 東亜バルブエンジニアリング株式会社 溶接装置
CN107745213A (zh) * 2017-09-21 2018-03-02 佛山市富可思自动化设备有限公司 五轴对焦系统
CN111745263A (zh) * 2019-03-29 2020-10-09 发那科株式会社 触碰感应系统
US11527374B2 (en) 2019-03-29 2022-12-13 Fanuc Corporation Touch sensing system
CN117943661A (zh) * 2024-03-21 2024-04-30 昆山协多利洁净系统股份有限公司 一种洁净板材补强焊接设备
CN117943661B (zh) * 2024-03-21 2024-06-07 昆山协多利洁净系统股份有限公司 一种洁净板材补强焊接设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4591689A (en) Adaptive welding guidance apparatus
US4621185A (en) Adaptive welding apparatus having fill control correction for curvilinear weld grooves
JPH09150269A (ja) 自動溶接装置と自動溶接方法
JPH0570552B2 (ja)
US20230234156A1 (en) Control method for portable welding robot, welding control device, portable welding robot, and welding system
KR19980042270A (ko) 곡판의 편면 용접장치 및 방법
JP3079485B2 (ja) 角鋼管の自動溶接装置
US20220297218A1 (en) Welding control method and welding control device for portable welding robot, portable welding robot, and welding system
EP0211844B1 (en) Adaptive welding apparatus having fill control correction for curvilinear weld grooves
JPH0999368A (ja) 自動溶接装置
JP2548613B2 (ja) 開先切断方法及びその装置
JP3326716B2 (ja) ビード継ぎ重ね溶接方法及びその自動溶接装置
CA1246686A (en) Adaptive welding guidance apparatus
SU1731519A1 (ru) Способ дуговой сварки в разделку со скосом кромок
JP7438896B2 (ja) 溶接方法及び溶接装置
JPH08252667A (ja) 鋼管矢板継手の溶接装置
JP2522114B2 (ja) 鉄骨部材の仕口溶接方法
JPH09220667A (ja) アーク溶接方法
JPH048144B2 (ja)
JPH0459993B2 (ja)
JPH07314137A (ja) 開先部に傾斜を有するワークの立向き上進溶接方法
JPH051106B2 (ja)
JPH0513031B2 (ja)
Appels et al. Practical applications of optical profile sensors for adaptive welding
JPH0694069B2 (ja) パイプの片面溶接方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020604