JPH09150227A - 金型ロック装置 - Google Patents
金型ロック装置Info
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- JPH09150227A JPH09150227A JP33254295A JP33254295A JPH09150227A JP H09150227 A JPH09150227 A JP H09150227A JP 33254295 A JP33254295 A JP 33254295A JP 33254295 A JP33254295 A JP 33254295A JP H09150227 A JPH09150227 A JP H09150227A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、金型ロック装置が破損することの
なく、ストリッパープレート使用のピンゲートタイプの
金型でも安全に成形品を取り出すことができ、また、イ
ンターロック機構にも金型ロック装置として、使用する
ことができ、しかも構造が簡単であるから製造が容易
で、かつ組み立ても簡単で安価な金型ロック装置を得る
にある。 【解決手段】 ピンゲートタイプの金型の、可動側型板
と、固定側型板との対向面のいずれか一方に、適宜に復
元できる合成樹脂、ゴム等の弾性体で、係止部を設けた
筒状のロックピンと、このロックピンを接続部材にて固
定し、他方における対向面に、ロックピンを嵌挿し、前
記係止部と係止するアンダー部による金型ロック装置を
構成している。
なく、ストリッパープレート使用のピンゲートタイプの
金型でも安全に成形品を取り出すことができ、また、イ
ンターロック機構にも金型ロック装置として、使用する
ことができ、しかも構造が簡単であるから製造が容易
で、かつ組み立ても簡単で安価な金型ロック装置を得る
にある。 【解決手段】 ピンゲートタイプの金型の、可動側型板
と、固定側型板との対向面のいずれか一方に、適宜に復
元できる合成樹脂、ゴム等の弾性体で、係止部を設けた
筒状のロックピンと、このロックピンを接続部材にて固
定し、他方における対向面に、ロックピンを嵌挿し、前
記係止部と係止するアンダー部による金型ロック装置を
構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピンゲートタイプ金
型の金型ロック装置に関するものである。
型の金型ロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピンゲートタイプ金型の金型ロッ
ク装置は、金型外部使用の金型ロック装置と金型内部使
用の金型ロック装置があり、金型外部使用の金型ロック
装置は、成形された物品を取り出すために、固定側ダイ
ブロックに対して、可動側ダイブロックを移動させて型
を開く際、可動側型板により固定側型板を引張らせるた
めの手段として、可動側型板ないし固定側型板のいずれ
か一方の外側に固定した係止部材の係止部片を、他方の
外側に取り付けた係止板の挿入孔に挿入するようにした
ものが使用されている。また、金型外部使用の金型ロッ
ク装置を、ストリッパープレートに使用したピンゲート
タイプの金型は、ストリッパープレートそのものが可動
するために、固定側型板ないしストリッパープレートの
いずれか一方の外側に固定した係止部材を、他方の外側
には係止板を取り付け、そしてストリッパープレートな
いし可動側型板の外側のいずれか一方にも固定した係止
部材を、また他方の外側にも係止板を取り付け、2重の
金型ロック装置をダイブロックの外側に取り付けてい
た。
ク装置は、金型外部使用の金型ロック装置と金型内部使
用の金型ロック装置があり、金型外部使用の金型ロック
装置は、成形された物品を取り出すために、固定側ダイ
ブロックに対して、可動側ダイブロックを移動させて型
を開く際、可動側型板により固定側型板を引張らせるた
めの手段として、可動側型板ないし固定側型板のいずれ
か一方の外側に固定した係止部材の係止部片を、他方の
外側に取り付けた係止板の挿入孔に挿入するようにした
ものが使用されている。また、金型外部使用の金型ロッ
ク装置を、ストリッパープレートに使用したピンゲート
タイプの金型は、ストリッパープレートそのものが可動
するために、固定側型板ないしストリッパープレートの
いずれか一方の外側に固定した係止部材を、他方の外側
には係止板を取り付け、そしてストリッパープレートな
いし可動側型板の外側のいずれか一方にも固定した係止
部材を、また他方の外側にも係止板を取り付け、2重の
金型ロック装置をダイブロックの外側に取り付けてい
た。
【0003】金型内部使用の金型ロック装置は、成形さ
れた物品を取り出すために、強度調整用ネジに、プラス
チック部材を嵌着したものがある。また、ストリッパー
プレートを使用した金型内部使用の金型ロック装置は、
これまで使用されたものはなかった。また、従来のイン
ターロック機構を使用したピンゲートタイプ金型の金型
ロック装置は、インターロック機構と、金型ロック装置
とは別途部品として製作し、別々の場所に取付け使用し
ていた。
れた物品を取り出すために、強度調整用ネジに、プラス
チック部材を嵌着したものがある。また、ストリッパー
プレートを使用した金型内部使用の金型ロック装置は、
これまで使用されたものはなかった。また、従来のイン
ターロック機構を使用したピンゲートタイプ金型の金型
ロック装置は、インターロック機構と、金型ロック装置
とは別途部品として製作し、別々の場所に取付け使用し
ていた。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】従来の方法では、次
に列挙するような欠点があった。 (1) 金型外部使用の金型ロック装置は、高価であ
り、また金型が開閉するたびに、ダイブロックの外側で
係止部材の係止部片と係止板の挿入孔との間に摩擦が生
じるため係止部片の損傷、ボルトが破損したり、係止板
が曲がって大きなトラブルの原因となっていた。 (2) 金型外部使用の金型ロック装置は、金型の組立
て、解体のその度毎に、金型ロック装置を取付け、取り
外しをしており、そして係止部材と係止板を極めて正確
に取り付けなければならず、位置ぎめに手間が掛かり面
倒であった。 (3) ストリッパープレート使用のピンゲートタイプ
金型の金型ロック装置は、係止部材の取り付け孔と係止
板の取り付け孔の距離が短く、それがために2重の金型
ロック装置をダイブロックの外側に取り付けることを余
儀なくされ、固定側型板の外側とストリッパープレート
の外側の金型ロック装置と、ストリッパープレートの外
側と可動側型板の外側の金型ロック装置の引張り力が同
じであれば、固定側型板を可動側ダイブロックで引張る
最中に、固定側型板とストリッパープレートが当接した
ままの状態で、ストリッパープレートと可動側型板が開
いてしまうことが多々あり、それがために成形品がキャ
ビティーの中に張り付いたままの状態となり、金型の作
動不良を起し、また成形品を取り出すために金型の製品
部に傷をつけたり、金型破損の原因ともなっていた。そ
れゆえに、固定側型板の外側とストリッパープレートの
外側の金型ロック装置よりもストリッパープレートの外
側と可動側型板の外側の金型ロック装置の引張り力をよ
り強大にしなければならず、それがためにストリッパー
プレートを突出する時にエジェクタピンに過大な力が掛
かり、エジェクタピンの破損やストリッパープレートの
反りや損傷の原因ともなっていた。
に列挙するような欠点があった。 (1) 金型外部使用の金型ロック装置は、高価であ
り、また金型が開閉するたびに、ダイブロックの外側で
係止部材の係止部片と係止板の挿入孔との間に摩擦が生
じるため係止部片の損傷、ボルトが破損したり、係止板
が曲がって大きなトラブルの原因となっていた。 (2) 金型外部使用の金型ロック装置は、金型の組立
て、解体のその度毎に、金型ロック装置を取付け、取り
外しをしており、そして係止部材と係止板を極めて正確
に取り付けなければならず、位置ぎめに手間が掛かり面
倒であった。 (3) ストリッパープレート使用のピンゲートタイプ
金型の金型ロック装置は、係止部材の取り付け孔と係止
板の取り付け孔の距離が短く、それがために2重の金型
ロック装置をダイブロックの外側に取り付けることを余
儀なくされ、固定側型板の外側とストリッパープレート
の外側の金型ロック装置と、ストリッパープレートの外
側と可動側型板の外側の金型ロック装置の引張り力が同
じであれば、固定側型板を可動側ダイブロックで引張る
最中に、固定側型板とストリッパープレートが当接した
ままの状態で、ストリッパープレートと可動側型板が開
いてしまうことが多々あり、それがために成形品がキャ
ビティーの中に張り付いたままの状態となり、金型の作
動不良を起し、また成形品を取り出すために金型の製品
部に傷をつけたり、金型破損の原因ともなっていた。そ
れゆえに、固定側型板の外側とストリッパープレートの
外側の金型ロック装置よりもストリッパープレートの外
側と可動側型板の外側の金型ロック装置の引張り力をよ
り強大にしなければならず、それがためにストリッパー
プレートを突出する時にエジェクタピンに過大な力が掛
かり、エジェクタピンの破損やストリッパープレートの
反りや損傷の原因ともなっていた。
【0005】(4) 金型内部使用の金型ロック装置
は、プラスチック部材と強度調整用ネジをテーパー合わ
せにて引張り力を調整し、ロック装置として作用する時
は、プラスチック部材とロック孔が同径の状態にて係止
するために、引張り力が限られ、ロック装置としての機
能を十分に果たせず、それゆえに成形品がキャビティー
内に張り付いたままの状態となり、金型の作動不良を起
こし、金型を傷つける事が多々あった。 (5) 金型の成形時や、金型保存時には周知のように
錆止めや、離型剤等、油製のスプレーにてキャビティー
やコアに吹き掛けるために、金型内部使用の金型ロック
装置のプラスチック部材や、ロック孔にも吹き掛かり、
それがためにプラスチック部材とロック孔で引掛かる部
分がなく、滑る状態となり、引張り力が弱くなり金型ロ
ック装置としての機能が果たせなくなっていた。 (6) ストリッパープレート使用のピンゲートタイプ
金型の、金型内部使用の金型ロック装置はこれまでな
く、それがために金型外部使用の金型ロック装置を使用
することを余儀なくされ、前記(3)の文面にて示すよ
うにコスト面、取扱いにおいて不便を余儀なくされてい
た。 (7) 金型を組立てるその度毎に、強度調整用ネジに
て、プラスチック部材をロック装置としての引張り力を
調整しなくてはならなかった。 (8) インターロック機構使用のピンゲートタイプの
金型は、インターロック機構と、金型ロック装置を別々
に製作したのでは、加工に手間隙が掛かり金型のコスト
高に繋がり、また金型納期の遅れの一因ともなってい
た。 このように従来の部材は、加工面、コスト面、耐用期間
など多くの問題があった。
は、プラスチック部材と強度調整用ネジをテーパー合わ
せにて引張り力を調整し、ロック装置として作用する時
は、プラスチック部材とロック孔が同径の状態にて係止
するために、引張り力が限られ、ロック装置としての機
能を十分に果たせず、それゆえに成形品がキャビティー
内に張り付いたままの状態となり、金型の作動不良を起
こし、金型を傷つける事が多々あった。 (5) 金型の成形時や、金型保存時には周知のように
錆止めや、離型剤等、油製のスプレーにてキャビティー
やコアに吹き掛けるために、金型内部使用の金型ロック
装置のプラスチック部材や、ロック孔にも吹き掛かり、
それがためにプラスチック部材とロック孔で引掛かる部
分がなく、滑る状態となり、引張り力が弱くなり金型ロ
ック装置としての機能が果たせなくなっていた。 (6) ストリッパープレート使用のピンゲートタイプ
金型の、金型内部使用の金型ロック装置はこれまでな
く、それがために金型外部使用の金型ロック装置を使用
することを余儀なくされ、前記(3)の文面にて示すよ
うにコスト面、取扱いにおいて不便を余儀なくされてい
た。 (7) 金型を組立てるその度毎に、強度調整用ネジに
て、プラスチック部材をロック装置としての引張り力を
調整しなくてはならなかった。 (8) インターロック機構使用のピンゲートタイプの
金型は、インターロック機構と、金型ロック装置を別々
に製作したのでは、加工に手間隙が掛かり金型のコスト
高に繋がり、また金型納期の遅れの一因ともなってい
た。 このように従来の部材は、加工面、コスト面、耐用期間
など多くの問題があった。
【0006】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
金型ロック装置が破損することのなく、ストリッパープ
レート使用のピンゲートタイプの金型でも安全に成形品
を取り出せ、またインターロック機構にも金型ロック装
置として使用することができ、しかも構造が簡単である
から製造が容易で、かつ組み立ても簡単で安価な金型ロ
ック装置を提供することを目的としている。
金型ロック装置が破損することのなく、ストリッパープ
レート使用のピンゲートタイプの金型でも安全に成形品
を取り出せ、またインターロック機構にも金型ロック装
置として使用することができ、しかも構造が簡単である
から製造が容易で、かつ組み立ても簡単で安価な金型ロ
ック装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はピンゲートタイプの金型の、可動側型板と
固定側型板との対向面のいずれか一方に、適宜に復元で
きる合成樹脂、ゴム等の弾性体で、少なくとも一カ所の
係止部を設けた筒状のロックピンと、前記ロックピンを
接続部材にて固定し、他方における対向面に、前記ロッ
クピンを嵌挿し、前記係止部と係止するアンダー部によ
る金型ロック装置を構成している。
に、本発明はピンゲートタイプの金型の、可動側型板と
固定側型板との対向面のいずれか一方に、適宜に復元で
きる合成樹脂、ゴム等の弾性体で、少なくとも一カ所の
係止部を設けた筒状のロックピンと、前記ロックピンを
接続部材にて固定し、他方における対向面に、前記ロッ
クピンを嵌挿し、前記係止部と係止するアンダー部によ
る金型ロック装置を構成している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す発明の実施の形
態により本発明を詳細に説明する。
態により本発明を詳細に説明する。
【0009】第1の発明の実施の形態 図1ないし図13に基づいて第1の発明の実施の形態を
説明する。図1ないし図6は本発明のロックピン15と
ロック装置を示したものであり、軟化度が高く、機械的
強度の高い合成樹脂、ゴム等の弾性復元力をもつ筒状の
ロックピン15には、支柱16と、この支柱16より根
元の部分が大径の一カ所、もしくは複数箇所の係止部1
7があり、この係止部17の先端を案内部25よりも小
径にし、係止部17の下端と支柱16にかけて逆テーパ
ーにて形成し、前記ロックピンの内部には接続部材19
の外径と同径、もしくは接続部材19が遊嵌の貫通孔2
0と、接続部材19の頭部より大径の凹部21をロック
ピン15の頭部に設け(もしくは凹部21を設けず)、
図7ないし図13にて示すように、可動側型板10と、
固定側型板5の対向面のいずれか一方に、適宜に配置さ
れたネジ孔22と、ロックピン15の支柱16に嵌合す
る座ぐり23を設け、前記ロックピン15の支柱16を
座ぐり23に嵌挿し、前記接続部材19にてネジ孔22
にねじ込み前記ロックピン15を前記接続部材19にて
固定する。
説明する。図1ないし図6は本発明のロックピン15と
ロック装置を示したものであり、軟化度が高く、機械的
強度の高い合成樹脂、ゴム等の弾性復元力をもつ筒状の
ロックピン15には、支柱16と、この支柱16より根
元の部分が大径の一カ所、もしくは複数箇所の係止部1
7があり、この係止部17の先端を案内部25よりも小
径にし、係止部17の下端と支柱16にかけて逆テーパ
ーにて形成し、前記ロックピンの内部には接続部材19
の外径と同径、もしくは接続部材19が遊嵌の貫通孔2
0と、接続部材19の頭部より大径の凹部21をロック
ピン15の頭部に設け(もしくは凹部21を設けず)、
図7ないし図13にて示すように、可動側型板10と、
固定側型板5の対向面のいずれか一方に、適宜に配置さ
れたネジ孔22と、ロックピン15の支柱16に嵌合す
る座ぐり23を設け、前記ロックピン15の支柱16を
座ぐり23に嵌挿し、前記接続部材19にてネジ孔22
にねじ込み前記ロックピン15を前記接続部材19にて
固定する。
【0010】上記の構成において、ロックピン15を接
続部材19にて固定する方法は第2の発明の実施の形
態、、第6の発明の実施の形態と同様に他の方法があ
り、ロックピン15に貫通孔20と凹部21を設けず、
ロックピン15の内部の下端よりネジ孔を設け、可動側
型板10と、固定側型板5の対向面のいずれか一方の適
宜な位置にロックピン15の支柱16に嵌合する座ぐり
23を設け、さらにこの座ぐり23より、座ぐり23を
設置したプレートの背面に接続部材19と遊嵌の孔を貫
通して設け、ロックピン15の支柱16を座ぐり23に
嵌挿し、接続部材19にてロックピン15のネジ孔にね
じ込み、ロックピン15を固定しても良く、またロック
ピン15を接着剤にて固定してもよい(図示せず)。
『尚、筒状のロックピン15は円筒状・円錐筒状のもの
とするのが普通であるが、角筒状・三角筒状等にしても
よい』。このように形成されたロックピン15の、他方
の対向面の開口部24の周縁に、ロックピン15が円滑
に出入りするようにテーパー、R等にて形成し、ロック
ピン15の支柱16と遊嵌、そしてロックピン15の係
止部17の最大径より小径の案内部25を設け、こうし
てロック装置を構成する。
続部材19にて固定する方法は第2の発明の実施の形
態、、第6の発明の実施の形態と同様に他の方法があ
り、ロックピン15に貫通孔20と凹部21を設けず、
ロックピン15の内部の下端よりネジ孔を設け、可動側
型板10と、固定側型板5の対向面のいずれか一方の適
宜な位置にロックピン15の支柱16に嵌合する座ぐり
23を設け、さらにこの座ぐり23より、座ぐり23を
設置したプレートの背面に接続部材19と遊嵌の孔を貫
通して設け、ロックピン15の支柱16を座ぐり23に
嵌挿し、接続部材19にてロックピン15のネジ孔にね
じ込み、ロックピン15を固定しても良く、またロック
ピン15を接着剤にて固定してもよい(図示せず)。
『尚、筒状のロックピン15は円筒状・円錐筒状のもの
とするのが普通であるが、角筒状・三角筒状等にしても
よい』。このように形成されたロックピン15の、他方
の対向面の開口部24の周縁に、ロックピン15が円滑
に出入りするようにテーパー、R等にて形成し、ロック
ピン15の支柱16と遊嵌、そしてロックピン15の係
止部17の最大径より小径の案内部25を設け、こうし
てロック装置を構成する。
【0011】他のロック装置の構成としては、周知のよ
うに射出成形においては、金型を一定の温度にて成形す
るため金型温度と同温、もしくは金型温度に近い温度に
到達した時点にて、ロックピン15の係止部17が形成
するように設定した形状記憶樹脂製でロックピン15
と、このロックピン15に支柱16と、この支柱16よ
り大径の係止部17を形成し、このロッピン15の内部
の下端よりネジ孔を設け、可動側型板10と、固定側型
板5の対向面のいずれか一方の適宜な位置に、ロックピ
ン15の支柱16に嵌合する座ぐり23を設け、さらに
この座ぐり23より座ぐり23を設置したプレートの背
面に、接続部材19と遊嵌の孔を貫通して設け、ロック
ピン15の支柱16を座ぐり23に嵌挿し、接続部材1
9にてロックピン15のネジ孔にねじ込みロックピン1
5を固定する(図示せず)。このように形成されたロッ
クピン15の、他方の対向面の開口部24の周縁に、ロ
ックピン15が円滑に出入りするように、テーパーR等
にて形成し、係止部17より小径の案内部25を設け
る。
うに射出成形においては、金型を一定の温度にて成形す
るため金型温度と同温、もしくは金型温度に近い温度に
到達した時点にて、ロックピン15の係止部17が形成
するように設定した形状記憶樹脂製でロックピン15
と、このロックピン15に支柱16と、この支柱16よ
り大径の係止部17を形成し、このロッピン15の内部
の下端よりネジ孔を設け、可動側型板10と、固定側型
板5の対向面のいずれか一方の適宜な位置に、ロックピ
ン15の支柱16に嵌合する座ぐり23を設け、さらに
この座ぐり23より座ぐり23を設置したプレートの背
面に、接続部材19と遊嵌の孔を貫通して設け、ロック
ピン15の支柱16を座ぐり23に嵌挿し、接続部材1
9にてロックピン15のネジ孔にねじ込みロックピン1
5を固定する(図示せず)。このように形成されたロッ
クピン15の、他方の対向面の開口部24の周縁に、ロ
ックピン15が円滑に出入りするように、テーパーR等
にて形成し、係止部17より小径の案内部25を設け
る。
【0012】このように形成されたピンゲートタイプ金
型の金型ロック装置において、固定側ダイブロック1
は、固定側取付け板2に突設されたサポートピン3が、
中間プレート4と固定側型板5に自由に挿通しており、
前記固定側型板5の移動を規制するストッパーピン6に
て構成されている。図7および図8で示すように、可動
側ダイブロック7はストリッパープレート8を使用しな
い可動側ダイブロック7(以下『通常タイプ』とい
う。)と、図9で示すようにストリッパープレート8を
使用する可動側ダイブロック7(以下『ストリッパープ
レートタイプ』という。)で構成されている。通常タイ
プの可動側ダイブロック7は、可動側取付け板9内の複
数個のボルト(図示せず)によって、固定された可動側
型板10に突設させたガイドピン11は固定側型板5に
自由に挿通することができ、可動側ダイブロック7の中
にエジェクタピン13が、前記可動側型板10に自由に
挿通され、前記可動側取付け板9の中央に形成した貫通
孔(図示せず)には成形機からの固定ロットの先端が臨
んでいる。
型の金型ロック装置において、固定側ダイブロック1
は、固定側取付け板2に突設されたサポートピン3が、
中間プレート4と固定側型板5に自由に挿通しており、
前記固定側型板5の移動を規制するストッパーピン6に
て構成されている。図7および図8で示すように、可動
側ダイブロック7はストリッパープレート8を使用しな
い可動側ダイブロック7(以下『通常タイプ』とい
う。)と、図9で示すようにストリッパープレート8を
使用する可動側ダイブロック7(以下『ストリッパープ
レートタイプ』という。)で構成されている。通常タイ
プの可動側ダイブロック7は、可動側取付け板9内の複
数個のボルト(図示せず)によって、固定された可動側
型板10に突設させたガイドピン11は固定側型板5に
自由に挿通することができ、可動側ダイブロック7の中
にエジェクタピン13が、前記可動側型板10に自由に
挿通され、前記可動側取付け板9の中央に形成した貫通
孔(図示せず)には成形機からの固定ロットの先端が臨
んでいる。
【0013】また、ストリッパープレートタイプの一例
として、可動側ダイブロック7は、可動側取付け板9内
の複数個のボルト(図示せず)によって固定された可動
側型板10に突設させたガイドピン11は、ストリッパ
ープレート8と固定側型板5に自由に挿通することがで
き、可動側ダイブロック7の中にエジェクタプレート1
2があり、前記エジェクタプレート12に突設されたエ
ジェクタピン13がストリッパープレート6内のボルト
14によって固定され、前記可動側取付け板9の中央に
形成した貫通孔(図示せず)には成形機からの固定ロッ
ト(図示せず)の先端が臨んでいる。
として、可動側ダイブロック7は、可動側取付け板9内
の複数個のボルト(図示せず)によって固定された可動
側型板10に突設させたガイドピン11は、ストリッパ
ープレート8と固定側型板5に自由に挿通することがで
き、可動側ダイブロック7の中にエジェクタプレート1
2があり、前記エジェクタプレート12に突設されたエ
ジェクタピン13がストリッパープレート6内のボルト
14によって固定され、前記可動側取付け板9の中央に
形成した貫通孔(図示せず)には成形機からの固定ロッ
ト(図示せず)の先端が臨んでいる。
【0014】上記構成のピンゲートタイプ金型の金型ロ
ック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロック
7が前進すると、その途中にてロックピン15が弾性復
元力をもつために、ロックピン15の係止部17の外径
が縮小され、ロックピン15が案内部25に挿通されて
金型が閉じ、また、形状記憶樹脂製のロックピン15は
一定の温度外は係止部17が形成されてないため型締め
の際、抵抗なく案内部25に挿通されて金型が閉じ、金
型が閉じているときは、ロックピン15が金型と同温と
なり、これによりロックピン15の係止部17が形成さ
れる。ロックピン15の係止部17と案内部25が係止
した状態で、固定側型板5と可動側型板10が当接して
いる。
ック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロック
7が前進すると、その途中にてロックピン15が弾性復
元力をもつために、ロックピン15の係止部17の外径
が縮小され、ロックピン15が案内部25に挿通されて
金型が閉じ、また、形状記憶樹脂製のロックピン15は
一定の温度外は係止部17が形成されてないため型締め
の際、抵抗なく案内部25に挿通されて金型が閉じ、金
型が閉じているときは、ロックピン15が金型と同温と
なり、これによりロックピン15の係止部17が形成さ
れる。ロックピン15の係止部17と案内部25が係止
した状態で、固定側型板5と可動側型板10が当接して
いる。
【0015】この状態において、射出成形機の可動側台
プレート(図示せず)が左方に動くと、形状記憶樹脂製
でないロックピン15の係止部17は、図6にて示すよ
うに案内部25に張り付く状態となり拡大され、係止部
17の係止力が増大して係止部17と案内部25が係止
したままの状態となり、また形状記憶樹脂製のロックピ
ン15の係止部17が案内部25に係止したままの状態
で、図10および図11にて示すように、固定側型板5
も中間プレート4と分離して左方に動き、所定の位置ま
で移動し、固定側型板5と中間プレート4はストッパー
ピン6に当接して停止する。この時、設定値以上の外力
が作用し、ロックピン15の係止部17と案内部25の
係止が解け、可動側型板10は固定側型板5が停止した
後も所定の位置まで開く。このようにして金型が開く
と、成形機からの固定ロット(図示せず)の突出によっ
てコアピン28、ストリッパープレート8が突出して、
図12および図13にて示すように、成形品は可動側型
板10と固定側型板5との間の空間から除去され、形状
記憶樹脂製のロックピン15の係止部17は金型外の温
度にふれ、係止部17の形成が解ける。しかる後、金型
は再び閉じてこれをくり返す。
プレート(図示せず)が左方に動くと、形状記憶樹脂製
でないロックピン15の係止部17は、図6にて示すよ
うに案内部25に張り付く状態となり拡大され、係止部
17の係止力が増大して係止部17と案内部25が係止
したままの状態となり、また形状記憶樹脂製のロックピ
ン15の係止部17が案内部25に係止したままの状態
で、図10および図11にて示すように、固定側型板5
も中間プレート4と分離して左方に動き、所定の位置ま
で移動し、固定側型板5と中間プレート4はストッパー
ピン6に当接して停止する。この時、設定値以上の外力
が作用し、ロックピン15の係止部17と案内部25の
係止が解け、可動側型板10は固定側型板5が停止した
後も所定の位置まで開く。このようにして金型が開く
と、成形機からの固定ロット(図示せず)の突出によっ
てコアピン28、ストリッパープレート8が突出して、
図12および図13にて示すように、成形品は可動側型
板10と固定側型板5との間の空間から除去され、形状
記憶樹脂製のロックピン15の係止部17は金型外の温
度にふれ、係止部17の形成が解ける。しかる後、金型
は再び閉じてこれをくり返す。
【0016】上記の金型ロック装置は、ロックピン15
が抵抗なくスムーズな型締めができ、またロックピン1
5が弾性部材のため金型を傷つけることがなく、しかも
安価にできる。
が抵抗なくスムーズな型締めができ、またロックピン1
5が弾性部材のため金型を傷つけることがなく、しかも
安価にできる。
【0017】第2の発明の実施の形態 図14ないし図17に基づいて第2の発明の実施の形態
を説明する。尚、説明の便宜上、前述の発明の実施の形
態の図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略している。図14および図15は
ロック装置を示すものであり、図16および図17はロ
ック装置を金型に取り付けたことを示すものである。軟
化度が高く、機械的強度の高い合成樹脂、ゴム等の弾性
復元力をもつ筒状のロックピン15には、支柱16と、
この支柱16より大径の一カ所、もしくは複数箇所の係
止部17があり、この係止部17の下端と支柱16にか
けて逆テーパー、直角、テーパー、R等によって形成
し、可動側型板10と、固定側型板5の対向面のいずれ
か一方に、適宜に配置されたネジ孔22と、ロックピン
15の支柱16に嵌合する座ぐり23を設け、前記ロッ
クピン15の支柱16を座ぐり23に嵌挿し、接続部材
19にてネジ孔22にねじ込み、前記ロックピン15を
接続部材19にて固定する。上記の構成において、ロッ
クピン15を接続部材19にて固定する方法は、第1の
発明の実施の形態と同様なので、その説明を省略する。
このように形成されたロックピン15の、他方の対向面
の開口部24の周縁に、ロックピン15が円滑に出入り
するようにテーパー、R等にて形成し、ロックピン15
の支柱16の外径と同径、あるいは遊嵌の案内部25
と、ロックピン15の係止部17の外径と同径、もしく
は大径の孔の逃がし部26を設け、ロックピン15の係
止部17と設定値にて係止するアンダー部27を、逃が
し部26と案内部25にかけて直角、テーパー、R等に
て形成し、ロック装置を構成する。
を説明する。尚、説明の便宜上、前述の発明の実施の形
態の図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略している。図14および図15は
ロック装置を示すものであり、図16および図17はロ
ック装置を金型に取り付けたことを示すものである。軟
化度が高く、機械的強度の高い合成樹脂、ゴム等の弾性
復元力をもつ筒状のロックピン15には、支柱16と、
この支柱16より大径の一カ所、もしくは複数箇所の係
止部17があり、この係止部17の下端と支柱16にか
けて逆テーパー、直角、テーパー、R等によって形成
し、可動側型板10と、固定側型板5の対向面のいずれ
か一方に、適宜に配置されたネジ孔22と、ロックピン
15の支柱16に嵌合する座ぐり23を設け、前記ロッ
クピン15の支柱16を座ぐり23に嵌挿し、接続部材
19にてネジ孔22にねじ込み、前記ロックピン15を
接続部材19にて固定する。上記の構成において、ロッ
クピン15を接続部材19にて固定する方法は、第1の
発明の実施の形態と同様なので、その説明を省略する。
このように形成されたロックピン15の、他方の対向面
の開口部24の周縁に、ロックピン15が円滑に出入り
するようにテーパー、R等にて形成し、ロックピン15
の支柱16の外径と同径、あるいは遊嵌の案内部25
と、ロックピン15の係止部17の外径と同径、もしく
は大径の孔の逃がし部26を設け、ロックピン15の係
止部17と設定値にて係止するアンダー部27を、逃が
し部26と案内部25にかけて直角、テーパー、R等に
て形成し、ロック装置を構成する。
【0018】上記構成のピンゲートタイプ金型の金型ロ
ック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロック
7が前進すると、その途中にて、ロックピン15が弾性
復元力をもつために、ロックピン15の係止部17の外
径が、案内部25の孔と同径となり、ロックピン15が
案内部25に挿通されて金型が閉じ、ロックピン15の
係止部17が復元され、金型が閉じているときは、ロッ
クピン15の係止部17とアンダー部27が係止した状
態で、固定側型板5と可動側型板10が当接している。
この状態において、射出成形機の可動側台プレート(図
示せず)が左方に動くと、ロックピン15の係止部17
と、アンダー部27が係止したままの状態で、固定側型
板5も中間プレート4と分離して左方に動き、所定の位
置まで移動し、固定側型板5と中間プレート4はストッ
パーピン6に当接して停止する。この時設定値以上の外
力が作用し、ロックピン15の係止部17とアンダー部
27の係止が解け、可動側型板10は固定側型板5が停
止した後も所定の位置まで開く。このようにして金型が
開くと、成形機からの固定ロット(図示せず)の突出に
よってコアピン28、ストリッパープレート8が突出し
て、成形品は可動側型板10と固定側型板5との間の空
間から除去される。しかる後、金型は再び閉じて、これ
をくり返す。
ック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロック
7が前進すると、その途中にて、ロックピン15が弾性
復元力をもつために、ロックピン15の係止部17の外
径が、案内部25の孔と同径となり、ロックピン15が
案内部25に挿通されて金型が閉じ、ロックピン15の
係止部17が復元され、金型が閉じているときは、ロッ
クピン15の係止部17とアンダー部27が係止した状
態で、固定側型板5と可動側型板10が当接している。
この状態において、射出成形機の可動側台プレート(図
示せず)が左方に動くと、ロックピン15の係止部17
と、アンダー部27が係止したままの状態で、固定側型
板5も中間プレート4と分離して左方に動き、所定の位
置まで移動し、固定側型板5と中間プレート4はストッ
パーピン6に当接して停止する。この時設定値以上の外
力が作用し、ロックピン15の係止部17とアンダー部
27の係止が解け、可動側型板10は固定側型板5が停
止した後も所定の位置まで開く。このようにして金型が
開くと、成形機からの固定ロット(図示せず)の突出に
よってコアピン28、ストリッパープレート8が突出し
て、成形品は可動側型板10と固定側型板5との間の空
間から除去される。しかる後、金型は再び閉じて、これ
をくり返す。
【0019】上記の金型ロック装置は、ロックピン15
の取付け位置や高さが定められているので、取付け位置
や高さを調整することがない。また、ロックピン15の
係止部17とアンダー部27にて、設定値が一定にて確
実に係止し、また油性のスプレーにて吹き掛けても、確
実に係止するため確実なロック装置として使用でき、ま
たロックピン15が合成樹脂やゴム等の弾性部材なの
で、安価にでき、また金型を傷付けることがない(第3
の発明の実施の形態、第4の発明の実施の形態、第5の
発明の実施の形態、第6の発明の実施の形態も同様なこ
とが云える)。
の取付け位置や高さが定められているので、取付け位置
や高さを調整することがない。また、ロックピン15の
係止部17とアンダー部27にて、設定値が一定にて確
実に係止し、また油性のスプレーにて吹き掛けても、確
実に係止するため確実なロック装置として使用でき、ま
たロックピン15が合成樹脂やゴム等の弾性部材なの
で、安価にでき、また金型を傷付けることがない(第3
の発明の実施の形態、第4の発明の実施の形態、第5の
発明の実施の形態、第6の発明の実施の形態も同様なこ
とが云える)。
【0020】第3の発明の実施の形態 図18ないし図25に基づいて第3の発明の実施の形態
を説明する。尚、説明の便宜上、前述の発明の実施の形
態の図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略している。軟化度が高く、機械的
強度の高い合成樹脂、ゴム等の弾性復元力をもつ筒状の
ロックピン15には、支柱16と、この支柱16より大
径の一カ所、もしくは複数箇所の係止部17があり、こ
の係止部17の下端と支柱16にかけて逆テーパー、直
角、テーパー、R等によって形成し、前記ロックピン1
5の内部には接続部材19の外径と同径、もしくは接続
部材19が遊嵌の貫通孔20と、接続部材19の頭部よ
り大径の凹部21をロックピン15の頭部に設け(もし
くは凹部21を設けず)、金属、あるいは合成樹脂製の
収納部材29に、前記ロックピン15の支柱16と嵌合
する座ぐり23を設け、この収納部材29の背面にはネ
ジ孔30を設け、前記ロックピン15の支柱16を前記
収納部材29の座ぐり23に嵌挿し、前記接続部材19
にてネジ孔22にねじ込み、ロックピン15を接続部材
19にて前記収納部材29に固定する。
を説明する。尚、説明の便宜上、前述の発明の実施の形
態の図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略している。軟化度が高く、機械的
強度の高い合成樹脂、ゴム等の弾性復元力をもつ筒状の
ロックピン15には、支柱16と、この支柱16より大
径の一カ所、もしくは複数箇所の係止部17があり、こ
の係止部17の下端と支柱16にかけて逆テーパー、直
角、テーパー、R等によって形成し、前記ロックピン1
5の内部には接続部材19の外径と同径、もしくは接続
部材19が遊嵌の貫通孔20と、接続部材19の頭部よ
り大径の凹部21をロックピン15の頭部に設け(もし
くは凹部21を設けず)、金属、あるいは合成樹脂製の
収納部材29に、前記ロックピン15の支柱16と嵌合
する座ぐり23を設け、この収納部材29の背面にはネ
ジ孔30を設け、前記ロックピン15の支柱16を前記
収納部材29の座ぐり23に嵌挿し、前記接続部材19
にてネジ孔22にねじ込み、ロックピン15を接続部材
19にて前記収納部材29に固定する。
【0021】通常タイプの金型は、図18および図19
にて示すように、ロックピン15を固定した収納部材2
9を、可動側型板10と、固定側型板5の対向面のいず
れか一方の適宜な位置に、前記収納部材29と嵌合する
収容部31を設け、さらにこの収容部31より、収容部
31を設置したプレートの背面に、小径のボルト孔32
を貫通し、このボルト孔32の背面に凹部32Aを設
け、前記収納部材29を収容部31に嵌挿し、ボルト孔
32に遊嵌の締付ボルト33にて、収納部材29の背面
のネジ孔30にねじ込み収納部材29を固定する。この
ように形成されたロックピン15の、他方の対向面の開
口部24の周縁に、ロックピン15が円滑に出入りする
ようにテーパー、R等にて形成し、ロックピン15の支
柱16の外径と同径、あるいは遊嵌の案内部25と、ロ
ックピン15の係止部17の外径と同径、もしくは大径
の孔の逃がし部26を設け、ロックピン15の係止部1
7と設定値にて係止するアンダー部27を、逃がし部2
6と案内部25にかけて直角、テーパー、R等にて形成
し、ロック装置を構成する。
にて示すように、ロックピン15を固定した収納部材2
9を、可動側型板10と、固定側型板5の対向面のいず
れか一方の適宜な位置に、前記収納部材29と嵌合する
収容部31を設け、さらにこの収容部31より、収容部
31を設置したプレートの背面に、小径のボルト孔32
を貫通し、このボルト孔32の背面に凹部32Aを設
け、前記収納部材29を収容部31に嵌挿し、ボルト孔
32に遊嵌の締付ボルト33にて、収納部材29の背面
のネジ孔30にねじ込み収納部材29を固定する。この
ように形成されたロックピン15の、他方の対向面の開
口部24の周縁に、ロックピン15が円滑に出入りする
ようにテーパー、R等にて形成し、ロックピン15の支
柱16の外径と同径、あるいは遊嵌の案内部25と、ロ
ックピン15の係止部17の外径と同径、もしくは大径
の孔の逃がし部26を設け、ロックピン15の係止部1
7と設定値にて係止するアンダー部27を、逃がし部2
6と案内部25にかけて直角、テーパー、R等にて形成
し、ロック装置を構成する。
【0022】ストリッパープレートタイプの金型は、図
20ないし図23にて示すように、下記のようなロック
ピン15を固定した収納部材29の取付け方法がある。 (1) 図20にて示すように、可動側型板10と、固
定側型板5の対向面のいずれか一方の適宜な位置に、前
記収納部材29と嵌合する収容部31を設け、さらにこ
の収容部31より、収容部31を設置したプレートの背
面に、小径のボルト孔32を貫通し、このボルト孔32
の背面に凹部32Aを設け、前記収容部31に前記収納
部材29を嵌挿し、ボルト孔32に遊嵌の締付ボルト3
3にて、前記収納部材29の背面のネジ孔30にねじ込
み前記収納部材29を固定する。 (2) 図21にて示すように、可動側型板10と、固
定側型板5の対向面のいずれか一方の適宜な位置に、収
容部31を設け、さらにこの収容部31より、収容部3
1を設置したプレートの背面に、小径のボルト孔32を
貫通し、このボルト孔32の背面に凹部32Aを設け、
前記収容部31と嵌合する突起部34を前記収納部材2
9の背面に設け、この収納部材29の突起部34を収容
部31に嵌挿し、ボルト孔32に遊嵌の締付ボルト33
にて、前記収納部材29の背面のネジ孔30にねじ込み
前記収納部材29を固定する。 (3) 図22にて示すように、可動側型板10と、固
定側型板5の対向面のいずれか一方の適宜な位置に、収
容部31を設け、さらにこの収容部31より、収容部3
1を設置したプレートの背面に、小径のボルト孔32を
貫通し、このボルト孔32の背面に凹部32Aを設け、
前記収容部31と嵌合する第2収納部材35に締付ボル
ト33が遊嵌する貫通した孔36と凸部37を設け、こ
の凸部37と嵌合する凹部38を前記収納部材29の背
面に設け、第2収納部材35を前記収容部31に嵌挿
し、前記第2収納部材35の凸部37に前記収納部材2
9の凹部38を嵌挿し、締付ボルト33にて第2収納部
材35を介装し、前記収納部材29の背面のネジ孔30
にねじ込み前記収納部材29を固定する。 (4) 図23にて示すように、可動側型板10と、固
定側型板5の対向面のいずれか一方の適宜な位置に、収
容部31を設け、さらにこの収容部31より、収容部3
1を設置したプレートの背面に、小径のボルト孔32を
貫通し、このボルト孔32の背面に凹部32Aを設け、
前記収容部31と嵌合するノックピン39と、このノッ
クピン39に締付ボルト33が遊嵌する貫通した孔36
と、第2収納部材35の内部に、ノックピン39が嵌
合、もしくは遊嵌の嵌合孔40を設け、ノックピン39
と嵌合する凹部38を前記収納部材29の背面に設け、
ノックピン39を前記収容部31に嵌挿し、第2収納部
材35をノックピン39に嵌挿し、前記収納部材29の
凹部38をノックピン39に嵌挿し、締付ボルト33に
てノックピン39と、第2収納部材35を介装し、前記
収納部材29の背面のネジ孔30にねじ込み前記収納部
材29を固定する。
20ないし図23にて示すように、下記のようなロック
ピン15を固定した収納部材29の取付け方法がある。 (1) 図20にて示すように、可動側型板10と、固
定側型板5の対向面のいずれか一方の適宜な位置に、前
記収納部材29と嵌合する収容部31を設け、さらにこ
の収容部31より、収容部31を設置したプレートの背
面に、小径のボルト孔32を貫通し、このボルト孔32
の背面に凹部32Aを設け、前記収容部31に前記収納
部材29を嵌挿し、ボルト孔32に遊嵌の締付ボルト3
3にて、前記収納部材29の背面のネジ孔30にねじ込
み前記収納部材29を固定する。 (2) 図21にて示すように、可動側型板10と、固
定側型板5の対向面のいずれか一方の適宜な位置に、収
容部31を設け、さらにこの収容部31より、収容部3
1を設置したプレートの背面に、小径のボルト孔32を
貫通し、このボルト孔32の背面に凹部32Aを設け、
前記収容部31と嵌合する突起部34を前記収納部材2
9の背面に設け、この収納部材29の突起部34を収容
部31に嵌挿し、ボルト孔32に遊嵌の締付ボルト33
にて、前記収納部材29の背面のネジ孔30にねじ込み
前記収納部材29を固定する。 (3) 図22にて示すように、可動側型板10と、固
定側型板5の対向面のいずれか一方の適宜な位置に、収
容部31を設け、さらにこの収容部31より、収容部3
1を設置したプレートの背面に、小径のボルト孔32を
貫通し、このボルト孔32の背面に凹部32Aを設け、
前記収容部31と嵌合する第2収納部材35に締付ボル
ト33が遊嵌する貫通した孔36と凸部37を設け、こ
の凸部37と嵌合する凹部38を前記収納部材29の背
面に設け、第2収納部材35を前記収容部31に嵌挿
し、前記第2収納部材35の凸部37に前記収納部材2
9の凹部38を嵌挿し、締付ボルト33にて第2収納部
材35を介装し、前記収納部材29の背面のネジ孔30
にねじ込み前記収納部材29を固定する。 (4) 図23にて示すように、可動側型板10と、固
定側型板5の対向面のいずれか一方の適宜な位置に、収
容部31を設け、さらにこの収容部31より、収容部3
1を設置したプレートの背面に、小径のボルト孔32を
貫通し、このボルト孔32の背面に凹部32Aを設け、
前記収容部31と嵌合するノックピン39と、このノッ
クピン39に締付ボルト33が遊嵌する貫通した孔36
と、第2収納部材35の内部に、ノックピン39が嵌
合、もしくは遊嵌の嵌合孔40を設け、ノックピン39
と嵌合する凹部38を前記収納部材29の背面に設け、
ノックピン39を前記収容部31に嵌挿し、第2収納部
材35をノックピン39に嵌挿し、前記収納部材29の
凹部38をノックピン39に嵌挿し、締付ボルト33に
てノックピン39と、第2収納部材35を介装し、前記
収納部材29の背面のネジ孔30にねじ込み前記収納部
材29を固定する。
【0023】このようにしてロックピン15を固定した
収納部材29を取付けた(1〜4)のいずれかを使用
し、図24および図25にて示すように、ストリッパー
プレート8には収納部材29と第2収納部材35より大
径のバカ孔41を設け、前記収納部材29の他方の対向
面の開口部24の周縁に、ロックピン15が円滑に出入
りするように、テーパー、R等にて形成し、ロックピン
15の支柱16の外径と同径、あるいは遊嵌の案内部2
5と、ロックピン15の係止部17の外径と同径、ある
いは大径の孔の逃がし部26を設け、ロックピン15の
係止部17と設定値にて係止するアンダー部27を、逃
がし部26と案内部25にかけて直角、テーパー、R等
にて形成し、ロック装置を構成する。
収納部材29を取付けた(1〜4)のいずれかを使用
し、図24および図25にて示すように、ストリッパー
プレート8には収納部材29と第2収納部材35より大
径のバカ孔41を設け、前記収納部材29の他方の対向
面の開口部24の周縁に、ロックピン15が円滑に出入
りするように、テーパー、R等にて形成し、ロックピン
15の支柱16の外径と同径、あるいは遊嵌の案内部2
5と、ロックピン15の係止部17の外径と同径、ある
いは大径の孔の逃がし部26を設け、ロックピン15の
係止部17と設定値にて係止するアンダー部27を、逃
がし部26と案内部25にかけて直角、テーパー、R等
にて形成し、ロック装置を構成する。
【0024】上記構成のピンゲートタイプ金型の金型ロ
ック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロック
7が前進すると、その途中にて、ロックピン15が弾性
復元力をもつために、ロックピン15の係止部17の外
径が案内部25の孔と同径となり、ロックピン15が案
内部25に挿通されて金型が閉じ、ロックピン15の係
止部17が復元され、金型が閉じているときは、ロック
ピン15の係止部17とアンダー部27が係止した状態
で、固定側型板5と可動側型板10が当接している。こ
の状態において、射出成形機の可動側台プレート(図示
せず)が左方に動くと、ロックピン15の係止部17と
アンダー部27が係止したままの状態で、固定側型板5
も中間プレート4と分離して左方に動き、所定の位置ま
で移動し、固定側型板5と中間プレート4はストッパー
ピン6に当接して停止する。この時、設定値以上の外力
が作用し、係止部17とアンダー部27の係止が解け、
可動側型板10と固定側型板5が停止した後も所定の位
置まで開く。このようにして金型が開くと、成形機から
の固定ロット(図示せず)の突出によってコアピン2
8、ストリッパープレート8が突出して、成形品は可動
側型板10と固定側型板5との間の空間から徐去され
る。しかる後、金型は再び閉じて、これをくり返す。
ック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロック
7が前進すると、その途中にて、ロックピン15が弾性
復元力をもつために、ロックピン15の係止部17の外
径が案内部25の孔と同径となり、ロックピン15が案
内部25に挿通されて金型が閉じ、ロックピン15の係
止部17が復元され、金型が閉じているときは、ロック
ピン15の係止部17とアンダー部27が係止した状態
で、固定側型板5と可動側型板10が当接している。こ
の状態において、射出成形機の可動側台プレート(図示
せず)が左方に動くと、ロックピン15の係止部17と
アンダー部27が係止したままの状態で、固定側型板5
も中間プレート4と分離して左方に動き、所定の位置ま
で移動し、固定側型板5と中間プレート4はストッパー
ピン6に当接して停止する。この時、設定値以上の外力
が作用し、係止部17とアンダー部27の係止が解け、
可動側型板10と固定側型板5が停止した後も所定の位
置まで開く。このようにして金型が開くと、成形機から
の固定ロット(図示せず)の突出によってコアピン2
8、ストリッパープレート8が突出して、成形品は可動
側型板10と固定側型板5との間の空間から徐去され
る。しかる後、金型は再び閉じて、これをくり返す。
【0025】上記の金型内部使用の金型ロック装置は、
通常タイプの金型及び、ストリッパープレートタイプの
金型にも金型ロック装置として使用することができ、第
2収納部材35を設けることにより、ストリッパープレ
ートタイプの金型の、ストリッパープレートの厚みに応
じて、収納部材29を変えることなく第2収納部材35
にて調整することができる。
通常タイプの金型及び、ストリッパープレートタイプの
金型にも金型ロック装置として使用することができ、第
2収納部材35を設けることにより、ストリッパープレ
ートタイプの金型の、ストリッパープレートの厚みに応
じて、収納部材29を変えることなく第2収納部材35
にて調整することができる。
【0026】第4の発明の実施の形態 図26ないし図33に基づいて第4の発明の実施の形態
を説明する。尚、説明の便宜上、前述の発明の実施の形
態の図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略している。軟化度が高く、機械的
強度の高い合成樹脂、ゴム等の弾性復元力をもつ筒状の
ロックピン15には、支柱16と、この支柱16より大
径の一カ所、もしくは複数箇所の係止部17があり、こ
の係止部17の下端と支柱16にかけて逆テーパー、直
角、テーパー、R等によって形成し、前記ロックピン1
5の内部には接続部材19の外径と同径、もしくは接続
部材19が遊嵌の貫通孔20と、接続部材19の頭部よ
り大径の凹部21をロックピン15の頭部に設け(もし
くは凹部21を設けず)、金属、あるいは合成樹脂製の
収納部材29に、ネジ孔22と、前記ロックピン15の
支柱16と嵌合する座ぐり23を設け、この収納部材2
9の背面にはネジ孔30を設け(もしくはネジ孔30を
設けず)、前記ロックピン15の支柱16を前記収納部
材29、あるいは第2収納部材35の座ぐり23に嵌挿
し、接続部材19にてネジ孔22にねじ込み、前記ロッ
クピン15を接続部材19にて固定する。
を説明する。尚、説明の便宜上、前述の発明の実施の形
態の図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略している。軟化度が高く、機械的
強度の高い合成樹脂、ゴム等の弾性復元力をもつ筒状の
ロックピン15には、支柱16と、この支柱16より大
径の一カ所、もしくは複数箇所の係止部17があり、こ
の係止部17の下端と支柱16にかけて逆テーパー、直
角、テーパー、R等によって形成し、前記ロックピン1
5の内部には接続部材19の外径と同径、もしくは接続
部材19が遊嵌の貫通孔20と、接続部材19の頭部よ
り大径の凹部21をロックピン15の頭部に設け(もし
くは凹部21を設けず)、金属、あるいは合成樹脂製の
収納部材29に、ネジ孔22と、前記ロックピン15の
支柱16と嵌合する座ぐり23を設け、この収納部材2
9の背面にはネジ孔30を設け(もしくはネジ孔30を
設けず)、前記ロックピン15の支柱16を前記収納部
材29、あるいは第2収納部材35の座ぐり23に嵌挿
し、接続部材19にてネジ孔22にねじ込み、前記ロッ
クピン15を接続部材19にて固定する。
【0027】通常タイプ金型の金型内部使用の金型ロッ
ク装置は、図26および図27にて示すように、ロック
ピン15を固定した前記収納部材29を、可動側型板1
0と、固定側型板5の対向面のいずれか一方の適宜な位
置に、収容部31を設け、さらにこの収容部31より、
収容部31を設置したプレートの背面に、小径のボルト
孔32を貫通し、このボルト孔32の背面に凹部32A
を設け、前記収納部材29を収容部31に嵌挿し、ボル
ト孔32に遊嵌の締付ボルト33にて前記収納部材29
の背面のネジ孔30にねじ込み前記収納部材29を固定
する。上記のロックピン15を固定した、収納部材29
を取付ける他の方法は、前述の第3の実施の形態と同様
の方法であり、その説明を省略する。図26にて示すよ
うに、金属、あるいは合成樹脂製のブッシュ42と、こ
のブッシュ42の開口部24の周縁に、ロックピン15
が円滑に出入りするように、テーパー、R等にて形成
し、ロックピン15の支柱16の外径と同径、あるいは
遊嵌の案内部25と、ロックピン15の係止部17の外
径と同径、もしくは大径の逃がし部26を(ブッシュ4
2の背面に貫通、もしくはブッシュ42の背面に貫通せ
ず)設け、この逃がし部26の適宜な位置に型外に通じ
る空気抜き用孔(図示せず)を設け、ロックピン15の
係止部17と設定値にて係止するアンダー部27を、逃
がし部26と案内部25にかけて直角、テーパーR等に
て形成し、ブッシュ42の背面には、ネジ孔43を設け
る。前記ロックピン15と前記収納部材29を収納した
他方の対向面に、前記ブッシュ42と嵌合する収納孔4
4を設け、さらにこの収納孔44より、収納孔44を設
置したプレートの背面に、小径のボルト孔45を貫通
し、このボルト孔45の背面に凹部46を設け、前記ブ
ッシュ42を収納孔44に嵌挿し、ボルト孔45と遊嵌
のボルト47にて、前記ブッシュ42の背面のネジ孔4
3にねじ込みブッシュ42を固定する。
ク装置は、図26および図27にて示すように、ロック
ピン15を固定した前記収納部材29を、可動側型板1
0と、固定側型板5の対向面のいずれか一方の適宜な位
置に、収容部31を設け、さらにこの収容部31より、
収容部31を設置したプレートの背面に、小径のボルト
孔32を貫通し、このボルト孔32の背面に凹部32A
を設け、前記収納部材29を収容部31に嵌挿し、ボル
ト孔32に遊嵌の締付ボルト33にて前記収納部材29
の背面のネジ孔30にねじ込み前記収納部材29を固定
する。上記のロックピン15を固定した、収納部材29
を取付ける他の方法は、前述の第3の実施の形態と同様
の方法であり、その説明を省略する。図26にて示すよ
うに、金属、あるいは合成樹脂製のブッシュ42と、こ
のブッシュ42の開口部24の周縁に、ロックピン15
が円滑に出入りするように、テーパー、R等にて形成
し、ロックピン15の支柱16の外径と同径、あるいは
遊嵌の案内部25と、ロックピン15の係止部17の外
径と同径、もしくは大径の逃がし部26を(ブッシュ4
2の背面に貫通、もしくはブッシュ42の背面に貫通せ
ず)設け、この逃がし部26の適宜な位置に型外に通じ
る空気抜き用孔(図示せず)を設け、ロックピン15の
係止部17と設定値にて係止するアンダー部27を、逃
がし部26と案内部25にかけて直角、テーパーR等に
て形成し、ブッシュ42の背面には、ネジ孔43を設け
る。前記ロックピン15と前記収納部材29を収納した
他方の対向面に、前記ブッシュ42と嵌合する収納孔4
4を設け、さらにこの収納孔44より、収納孔44を設
置したプレートの背面に、小径のボルト孔45を貫通
し、このボルト孔45の背面に凹部46を設け、前記ブ
ッシュ42を収納孔44に嵌挿し、ボルト孔45と遊嵌
のボルト47にて、前記ブッシュ42の背面のネジ孔4
3にねじ込みブッシュ42を固定する。
【0028】図27にて示すように、金属、あるいは合
成樹脂製のブッシュ42と、このブッシュ42の開口部
24の周縁に、ロックピン15が円滑に出入りするよう
に、テーパー、R等にて形成し、ロックピン15の支柱
16の外径と同径、あるいは遊嵌の案内部25の孔と、
ロックピン15の係止部17と設定値にて係止するアン
ダー部27を逃がし部26と案内部25にかけて直角、
テーパー、R等にて形成し、ブッシュ42の背面には、
ネジ孔43を設ける。前記ロックピン15と、前記収納
部材29を収納した他方の対向面に、前記ブッシュ42
と嵌合する収納孔44と、逃がし部26を設け、さらに
小径のボルト孔45を逃がし部26より、ブッシュ42
を設置したプレートの背面に貫通し、ボルト孔45の背
面に凹部46を設け、前記ブッシュ42あるいは逃がし
部26の適宜な位置に、型外に通じる空気孔抜き用孔
(図示せず)を設け、前記ブッシュ42を収納孔44に
嵌挿し、ボルト孔45と遊嵌のボルト47にて、前記ブ
ッシュ42の背面のネジ孔43にねじ込み前記ブッシュ
42を固定する。
成樹脂製のブッシュ42と、このブッシュ42の開口部
24の周縁に、ロックピン15が円滑に出入りするよう
に、テーパー、R等にて形成し、ロックピン15の支柱
16の外径と同径、あるいは遊嵌の案内部25の孔と、
ロックピン15の係止部17と設定値にて係止するアン
ダー部27を逃がし部26と案内部25にかけて直角、
テーパー、R等にて形成し、ブッシュ42の背面には、
ネジ孔43を設ける。前記ロックピン15と、前記収納
部材29を収納した他方の対向面に、前記ブッシュ42
と嵌合する収納孔44と、逃がし部26を設け、さらに
小径のボルト孔45を逃がし部26より、ブッシュ42
を設置したプレートの背面に貫通し、ボルト孔45の背
面に凹部46を設け、前記ブッシュ42あるいは逃がし
部26の適宜な位置に、型外に通じる空気孔抜き用孔
(図示せず)を設け、前記ブッシュ42を収納孔44に
嵌挿し、ボルト孔45と遊嵌のボルト47にて、前記ブ
ッシュ42の背面のネジ孔43にねじ込み前記ブッシュ
42を固定する。
【0029】金型外部使用の通常タイプの金型は、図2
8および図29にて示すように、ロックピン15を固定
した前記収納部材29の横方に小径のボルト孔49を設
け、金属、あるいは合成樹脂製のブッシュ42と、この
ブッシュ42の内部の開口部24の周縁に、ロックピン
15が円滑に出入りするように、テーパーやR等にて形
成し、ロックピン15の支柱16の外径と同径、もしく
は遊嵌の案内部25と、ロックピン15の係止部17の
外径と同径、もしくは遊嵌の逃がし部26を貫通して設
け、ロックピン15の係止部17と設定値にて係止する
アンダー部27を逃がし部26と案内部25にかけて直
角、テーパー、R等にて形成し、ブッシュ42の横方に
小径のボルト孔50を設ける。可動側型板10と、固定
側型板5の外側の適宜な位置にネジ孔51A、51Bを
設け、可動側型板10あるいは固定側型板5のいずれか
一方の外側に、ロックピン15と、第2収納部材35を
固定した収納部材29を、ボルト孔49に遊嵌のボルト
52にてネジ孔51Aにねじ込み固定し、他方における
外側にブッシュ42をボルト孔50に遊嵌のボルト53
にてネジ孔51Bにねじ込み固定する。上記の構成にお
いて、ロックピン15を接続部材19にて収納部材29
に固定する方法は、他の方法もあり、ロックピン15に
貫通孔20と凹部21を設けず、ロックピン15の内部
に下端よりネジ孔を設け、ロックピン15を設置する収
納部材29に、ロックピン15の支柱16に嵌合する座
ぐり23を設け、さらにこの座ぐり23より、座ぐり2
3を設けた収納部材29の背面に、接続部材19と遊嵌
の孔を貫通して設け、ロックピン15の支柱16を座ぐ
り23に嵌挿し、接続部材19にてネジ孔にねじ込みロ
ックピン15を接続部材19にて固定してもよい(図示
せず)。
8および図29にて示すように、ロックピン15を固定
した前記収納部材29の横方に小径のボルト孔49を設
け、金属、あるいは合成樹脂製のブッシュ42と、この
ブッシュ42の内部の開口部24の周縁に、ロックピン
15が円滑に出入りするように、テーパーやR等にて形
成し、ロックピン15の支柱16の外径と同径、もしく
は遊嵌の案内部25と、ロックピン15の係止部17の
外径と同径、もしくは遊嵌の逃がし部26を貫通して設
け、ロックピン15の係止部17と設定値にて係止する
アンダー部27を逃がし部26と案内部25にかけて直
角、テーパー、R等にて形成し、ブッシュ42の横方に
小径のボルト孔50を設ける。可動側型板10と、固定
側型板5の外側の適宜な位置にネジ孔51A、51Bを
設け、可動側型板10あるいは固定側型板5のいずれか
一方の外側に、ロックピン15と、第2収納部材35を
固定した収納部材29を、ボルト孔49に遊嵌のボルト
52にてネジ孔51Aにねじ込み固定し、他方における
外側にブッシュ42をボルト孔50に遊嵌のボルト53
にてネジ孔51Bにねじ込み固定する。上記の構成にお
いて、ロックピン15を接続部材19にて収納部材29
に固定する方法は、他の方法もあり、ロックピン15に
貫通孔20と凹部21を設けず、ロックピン15の内部
に下端よりネジ孔を設け、ロックピン15を設置する収
納部材29に、ロックピン15の支柱16に嵌合する座
ぐり23を設け、さらにこの座ぐり23より、座ぐり2
3を設けた収納部材29の背面に、接続部材19と遊嵌
の孔を貫通して設け、ロックピン15の支柱16を座ぐ
り23に嵌挿し、接続部材19にてネジ孔にねじ込みロ
ックピン15を接続部材19にて固定してもよい(図示
せず)。
【0030】金型外部使用のストリッパープレートタイ
プの金型は、図30ないし図32にて示すように、下記
のようなロックピン15を固定した前記第2収納部材3
5を収納部材29に取付ける方法がある。 (1) 図30にて示すように、ロックピン15を固定
した前記第2収納部材35の背面にネジ孔30を設け、
前記第2収納部材35に嵌合する収容部31を収納部材
29に設け、さらにこの収容部31より、収納部材29
の背面に小径のボルト孔32を貫通して設け、収納部材
29の収容部31に、前記第2収納部材35を嵌挿し、
ボルト孔32に遊嵌の締付ボルト33にて、前記第2収
納部材35の背面のネジ孔30にねじ込み、前記第2収
納部材35を収納部材29に固定する。 (2) 図31にて示すように、ロックピン15を固定
した前記第2収納部材35の背面にネジ孔30と凸部3
7を設け、前記第2収納部材35の凸部37に嵌合する
収容部31を収納部材29に設け、さらにこの収容部3
1より、収納部材29の背面に、小径のボルト孔32を
貫通して設け、第2収納部材35の凸部37を収容部3
1に嵌挿し、ボルト孔32に遊嵌の締付ボルト33に
て、前記第2収納部材35の背面のネジ孔30にねじ込
み、前記第2収納部材35を収納部材29に固定する。 (3) 図32にて示すように、ロックピン15を固定
した前記第2収納部材35の背面に、ネジ孔30とノッ
クピン39に嵌合する凹部38を設け、前記ノックピン
39の内部に孔36を貫通して設け、収納部材29に前
記ノックピン39に嵌合する収容部31を設け、さらに
この収容部31より、収納部材29の背面に、小径のボ
ルト孔32を貫通して設け、ノックピン39を嵌挿し、
前記第2収納部材35の凹部38を前記ノックピン39
に嵌挿し、ボルト孔32に遊嵌の締付ボルト33にてノ
ックピン39を介装し、第2収納部材35の背面のネジ
孔30にねじ込み、前記第2収納部材35を収納部材2
9に固定する。
プの金型は、図30ないし図32にて示すように、下記
のようなロックピン15を固定した前記第2収納部材3
5を収納部材29に取付ける方法がある。 (1) 図30にて示すように、ロックピン15を固定
した前記第2収納部材35の背面にネジ孔30を設け、
前記第2収納部材35に嵌合する収容部31を収納部材
29に設け、さらにこの収容部31より、収納部材29
の背面に小径のボルト孔32を貫通して設け、収納部材
29の収容部31に、前記第2収納部材35を嵌挿し、
ボルト孔32に遊嵌の締付ボルト33にて、前記第2収
納部材35の背面のネジ孔30にねじ込み、前記第2収
納部材35を収納部材29に固定する。 (2) 図31にて示すように、ロックピン15を固定
した前記第2収納部材35の背面にネジ孔30と凸部3
7を設け、前記第2収納部材35の凸部37に嵌合する
収容部31を収納部材29に設け、さらにこの収容部3
1より、収納部材29の背面に、小径のボルト孔32を
貫通して設け、第2収納部材35の凸部37を収容部3
1に嵌挿し、ボルト孔32に遊嵌の締付ボルト33に
て、前記第2収納部材35の背面のネジ孔30にねじ込
み、前記第2収納部材35を収納部材29に固定する。 (3) 図32にて示すように、ロックピン15を固定
した前記第2収納部材35の背面に、ネジ孔30とノッ
クピン39に嵌合する凹部38を設け、前記ノックピン
39の内部に孔36を貫通して設け、収納部材29に前
記ノックピン39に嵌合する収容部31を設け、さらに
この収容部31より、収納部材29の背面に、小径のボ
ルト孔32を貫通して設け、ノックピン39を嵌挿し、
前記第2収納部材35の凹部38を前記ノックピン39
に嵌挿し、ボルト孔32に遊嵌の締付ボルト33にてノ
ックピン39を介装し、第2収納部材35の背面のネジ
孔30にねじ込み、前記第2収納部材35を収納部材2
9に固定する。
【0031】このようにしてロックピン15を固定した
第2収納部材35を取付けた収納部材29の(1)〜
(3)のいずれかを使用し、前記収納部材29の横方に
小径のボルト孔50を設け、金属、あるいは合成樹脂製
のブッシュ42と、このブッシュ42の内部の開口部2
4の周縁に、ロックピン15が円滑に出入りするよう
に、テーパー、R等にて形成し、ロックピン15の支柱
16の外径と同径、あるいは遊嵌の案内部25と、ロッ
クピン15の係止部17の外径と同径、もしくは大径の
孔の逃がし部26を貫通して設け、ロックピン15の係
止部17と設定値にて係止するアンダー部27を、逃が
し部26と案内部25にかけて直角、テーパー、R等に
て形成し、ブッシュ42の横方に小径のボルト孔50を
設ける。図33にて示すように、可動側型板10と固定
側型板5の外側の適宜な位置にネジ孔51を設け、可動
側型板10あるいは固定側型板5のいずれか一方の外側
にロックピン15と、第2収納部材35を固定した収納
部材29を、ボルト孔49に遊嵌のボルト52にてネジ
孔51Aにねじ込み固定し、他方における外側にブッシ
ュ42をボルト孔50に遊嵌のボルト53にてネジ孔5
1Bにねじ込み固定する。
第2収納部材35を取付けた収納部材29の(1)〜
(3)のいずれかを使用し、前記収納部材29の横方に
小径のボルト孔50を設け、金属、あるいは合成樹脂製
のブッシュ42と、このブッシュ42の内部の開口部2
4の周縁に、ロックピン15が円滑に出入りするよう
に、テーパー、R等にて形成し、ロックピン15の支柱
16の外径と同径、あるいは遊嵌の案内部25と、ロッ
クピン15の係止部17の外径と同径、もしくは大径の
孔の逃がし部26を貫通して設け、ロックピン15の係
止部17と設定値にて係止するアンダー部27を、逃が
し部26と案内部25にかけて直角、テーパー、R等に
て形成し、ブッシュ42の横方に小径のボルト孔50を
設ける。図33にて示すように、可動側型板10と固定
側型板5の外側の適宜な位置にネジ孔51を設け、可動
側型板10あるいは固定側型板5のいずれか一方の外側
にロックピン15と、第2収納部材35を固定した収納
部材29を、ボルト孔49に遊嵌のボルト52にてネジ
孔51Aにねじ込み固定し、他方における外側にブッシ
ュ42をボルト孔50に遊嵌のボルト53にてネジ孔5
1Bにねじ込み固定する。
【0032】図29および図33にて示すように、上記
のブッシュ42の構成において、他の方法があり、金
属、あるいは合成樹脂製のブッシュ42と、このブッシ
ュ42の内部の開口部24の周縁に、ロックピン15が
円滑に出入りするように、テーパー、R等にて形成し、
ロックピン15の支柱16の外径と同径、あるいは遊嵌
の案内部25をブッシュ42の背面に貫通して設け、ロ
ックピン15の係止部17と設定値にて係止するアンダ
ー部27を、ブッシュ42の背面と案内部25にかけて
直角、テーパー、R等にて形成してもよい。『尚、収納
部材29と、第2収納部材35と、ブッシュ42は円筒
状、もしくは角筒状のものを使用し、前述の第3の発明
の実施の形態にて説明の収納部材29と、第2収納部材
35も同様である。』
のブッシュ42の構成において、他の方法があり、金
属、あるいは合成樹脂製のブッシュ42と、このブッシ
ュ42の内部の開口部24の周縁に、ロックピン15が
円滑に出入りするように、テーパー、R等にて形成し、
ロックピン15の支柱16の外径と同径、あるいは遊嵌
の案内部25をブッシュ42の背面に貫通して設け、ロ
ックピン15の係止部17と設定値にて係止するアンダ
ー部27を、ブッシュ42の背面と案内部25にかけて
直角、テーパー、R等にて形成してもよい。『尚、収納
部材29と、第2収納部材35と、ブッシュ42は円筒
状、もしくは角筒状のものを使用し、前述の第3の発明
の実施の形態にて説明の収納部材29と、第2収納部材
35も同様である。』
【0033】上記構成のピンゲートタイプ金型の金型ロ
ック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロック
7が前進すると、その途中にて、ロックピン15が弾性
復元力をもつために、ロックピン15の係止部17の外
径が案内部25の孔と同径となり、ロックピン15が案
内部25に挿通されて金型が閉じ、ロックピン15の係
止部17が復元され、金型が閉じているときは、ロック
ピン15の係止部17とアンダー部27が係止した状態
で、固定側型板5と可動側型板10が当接している。こ
の状態において、射出成形機の可動側台プレート(図示
せず)が左方に動くと、ロックピン15の係止部17と
アンダー部27が係止したままの状態で、固定側型板5
も中間プレート4と分離して左方に動き、所定の位置ま
で移動し、固定側型板5と中間プレート4はストッパー
ピン6に当接して停止する。この時、設定値以上の外力
が作用し、係止部16とアンダー部27の係止が解け、
可動側型板10は固定側型板5が停止した後も所定の位
置まで開く。このようにして金型が開くと、成形機から
の固定ロット(図示せず)の突出によってコアピン2
8、ストリッパープレート8が突出して、成形品は可動
側型板10と固定側型板5との間の空間から除去され
る。しかる後、金型は再び閉じて、これをくり返す。
ック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロック
7が前進すると、その途中にて、ロックピン15が弾性
復元力をもつために、ロックピン15の係止部17の外
径が案内部25の孔と同径となり、ロックピン15が案
内部25に挿通されて金型が閉じ、ロックピン15の係
止部17が復元され、金型が閉じているときは、ロック
ピン15の係止部17とアンダー部27が係止した状態
で、固定側型板5と可動側型板10が当接している。こ
の状態において、射出成形機の可動側台プレート(図示
せず)が左方に動くと、ロックピン15の係止部17と
アンダー部27が係止したままの状態で、固定側型板5
も中間プレート4と分離して左方に動き、所定の位置ま
で移動し、固定側型板5と中間プレート4はストッパー
ピン6に当接して停止する。この時、設定値以上の外力
が作用し、係止部16とアンダー部27の係止が解け、
可動側型板10は固定側型板5が停止した後も所定の位
置まで開く。このようにして金型が開くと、成形機から
の固定ロット(図示せず)の突出によってコアピン2
8、ストリッパープレート8が突出して、成形品は可動
側型板10と固定側型板5との間の空間から除去され
る。しかる後、金型は再び閉じて、これをくり返す。
【0034】上記の金型ロック装置は、金型内部や、金
型外部、また通常タイプの金型、ストリッパープレート
タイプの金型外部使用にも金型ロック装置として使用す
ることができる。また、六角レンチやドライバー等で接
続部材19を緩め、ロックピン15を簡単に取り外す事
ができ、金型外部使用のロック装置は、ブッシュ42や
収納部材29等、取り外すことなく金型の組立て、型ば
らしができ、第2収納部材35を使用する事により、ス
トリッパープレートの厚みに応じて、収納部材29を変
えることなく第2収納部材35にて調整することができ
る。
型外部、また通常タイプの金型、ストリッパープレート
タイプの金型外部使用にも金型ロック装置として使用す
ることができる。また、六角レンチやドライバー等で接
続部材19を緩め、ロックピン15を簡単に取り外す事
ができ、金型外部使用のロック装置は、ブッシュ42や
収納部材29等、取り外すことなく金型の組立て、型ば
らしができ、第2収納部材35を使用する事により、ス
トリッパープレートの厚みに応じて、収納部材29を変
えることなく第2収納部材35にて調整することができ
る。
【0035】第5の発明の実施の形態 図34ないし図38に基づいて第5の発明の実施の形態
を説明する。尚、説明の便宜上、前述の発明の実施の形
態の図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略している。図34ないし図37は
本発明のロック装置を、インターロック機構54に取付
けた状態を示すものであり、軟化度が高く、機械的強度
の高い合成樹脂、ゴム等の弾性復元力をもつ筒状のロッ
クピン15には、支柱16と、この支柱16より大径の
一カ所、もしくは複数箇所の係止部17があり、この係
止部17の下端と支柱16に逆テーパー、直角、テーパ
ー、R等によって形成し、前記ロックピンの内部には接
続部材19の外径と同径、もしくは接続部材19が遊嵌
の貫通孔20と、接続部材19の頭部より大径の凹部2
1をロックピン15の頭部に設け(もしくは凹部21を
設けず)、円筒状、もしくは角筒状の金属製のインター
ロック機構54の収納部A55とテーパー(あるいはス
トレート)にて形成されたコア部56と背面にはネジ孔
57にて形成された凸部材58と、収納部B59とテー
パー(あるいはストレート)にて形成され、前記コア部
56と適宜に嵌合するキャビ部60と、背面にはネジ孔
61にて形成された、凹部材62のいずれか一方の対向
面に、ネジ孔22と、前記ロックピン15の支柱16と
嵌合する座ぐり23を設け、前記ロックピン15の支柱
16を座ぐり23に嵌挿し、前記接続部材19にて、ネ
ジ孔22にねじ込み、前記ロックピン15を前記接続部
材19にて固定する。他方におけるインターロック機構
54の対向面に、ロックピン15の支柱16の外径と同
径、あるいは遊嵌の案内部25とロックピン15の係止
部17の外径と同径、もしくは大径の逃がし部26を
(図34にて示すように背面に貫通、もしくは図35に
て示すように、逃がし部26を適宜な位置まで)設け、
この逃がし部26の適宜な位置に、型外に通じる空気抜
き孔(図示せず)を設け、ロックピン15の係止部17
と設定値にて係止するアンダー部27を、逃がし部26
と案内部25にかけて直角、テーパー、R等にて形成す
る。
を説明する。尚、説明の便宜上、前述の発明の実施の形
態の図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略している。図34ないし図37は
本発明のロック装置を、インターロック機構54に取付
けた状態を示すものであり、軟化度が高く、機械的強度
の高い合成樹脂、ゴム等の弾性復元力をもつ筒状のロッ
クピン15には、支柱16と、この支柱16より大径の
一カ所、もしくは複数箇所の係止部17があり、この係
止部17の下端と支柱16に逆テーパー、直角、テーパ
ー、R等によって形成し、前記ロックピンの内部には接
続部材19の外径と同径、もしくは接続部材19が遊嵌
の貫通孔20と、接続部材19の頭部より大径の凹部2
1をロックピン15の頭部に設け(もしくは凹部21を
設けず)、円筒状、もしくは角筒状の金属製のインター
ロック機構54の収納部A55とテーパー(あるいはス
トレート)にて形成されたコア部56と背面にはネジ孔
57にて形成された凸部材58と、収納部B59とテー
パー(あるいはストレート)にて形成され、前記コア部
56と適宜に嵌合するキャビ部60と、背面にはネジ孔
61にて形成された、凹部材62のいずれか一方の対向
面に、ネジ孔22と、前記ロックピン15の支柱16と
嵌合する座ぐり23を設け、前記ロックピン15の支柱
16を座ぐり23に嵌挿し、前記接続部材19にて、ネ
ジ孔22にねじ込み、前記ロックピン15を前記接続部
材19にて固定する。他方におけるインターロック機構
54の対向面に、ロックピン15の支柱16の外径と同
径、あるいは遊嵌の案内部25とロックピン15の係止
部17の外径と同径、もしくは大径の逃がし部26を
(図34にて示すように背面に貫通、もしくは図35に
て示すように、逃がし部26を適宜な位置まで)設け、
この逃がし部26の適宜な位置に、型外に通じる空気抜
き孔(図示せず)を設け、ロックピン15の係止部17
と設定値にて係止するアンダー部27を、逃がし部26
と案内部25にかけて直角、テーパー、R等にて形成す
る。
【0036】図38にて示すように、上記のように構成
されたインターロック機構54の凸部材58を、可動側
型板10と、固定側型板5の対向面のいずれか一方の適
宜な位置に、前記凸部材58の収納部A55と嵌合する
ポケットA63を設け、さらにこのポットA63より、
ポケットA63を設置したプレートの背面に、小径のボ
ルト孔A64を貫通し、ボルト孔A64の背面に、凹部
65を設け、前記凸部材58の収納部A55を嵌挿し、
ボルト孔Aに遊嵌のボルト66にてネジ孔57にねじ込
み前記凸部材58を固定し、他方における対向面に、イ
ンターロック機構54の凹部材62の収納部B59と嵌
合するポケットB67を設け、さらにこのポケットB6
7を設置したプレートの背面に、小径のボルト孔B68
を貫通し、このボルト孔B68の背面に、凹部69を設
け、ポケットB67に前記凹部材62の収納部B59を
嵌挿し、ボルト孔B68に遊嵌のボルト70にて、ネジ
孔61にねじ込み前記凹部材62を固定する。上記構成
において、図36にて示すように、インターロック機構
54の凸部材58と凹部材62を、取付けるボルトに遊
嵌のボルト孔71と、ボルトの頭部より大径の逃げ孔7
2を設け、可動側型板10と、固定側型板5に設けたポ
ケットA63、ポケットB67よりネジ孔を設け、ボル
トにてネジ孔にねじ込み固定してもよい(図示せず)。
されたインターロック機構54の凸部材58を、可動側
型板10と、固定側型板5の対向面のいずれか一方の適
宜な位置に、前記凸部材58の収納部A55と嵌合する
ポケットA63を設け、さらにこのポットA63より、
ポケットA63を設置したプレートの背面に、小径のボ
ルト孔A64を貫通し、ボルト孔A64の背面に、凹部
65を設け、前記凸部材58の収納部A55を嵌挿し、
ボルト孔Aに遊嵌のボルト66にてネジ孔57にねじ込
み前記凸部材58を固定し、他方における対向面に、イ
ンターロック機構54の凹部材62の収納部B59と嵌
合するポケットB67を設け、さらにこのポケットB6
7を設置したプレートの背面に、小径のボルト孔B68
を貫通し、このボルト孔B68の背面に、凹部69を設
け、ポケットB67に前記凹部材62の収納部B59を
嵌挿し、ボルト孔B68に遊嵌のボルト70にて、ネジ
孔61にねじ込み前記凹部材62を固定する。上記構成
において、図36にて示すように、インターロック機構
54の凸部材58と凹部材62を、取付けるボルトに遊
嵌のボルト孔71と、ボルトの頭部より大径の逃げ孔7
2を設け、可動側型板10と、固定側型板5に設けたポ
ケットA63、ポケットB67よりネジ孔を設け、ボル
トにてネジ孔にねじ込み固定してもよい(図示せず)。
【0037】射出成形の射出圧力によって、金型の膨脹
による位置狂いを防止するために、インターロック装置
54を使用した、上記構成のピンゲートタイプ金型の金
型ロック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロ
ック7が前進すると、その途中にて、ロックピン15が
弾性復元力をもつために、ロックピン15の係止部17
が案内部25と同径となり、ロックピン15が案内部2
5に挿通されて金型が閉じ、ロックピン15の係止部1
7が復元され、金型が閉じているときは、インターロッ
ク機構54のコア部56と、キャビ部60にて係止し
て、金型の横ずれを防止し、ロックピン15の係止部1
7とアンダー部27も係止した状態で、固定側型板5と
可動側型板10が当接している。この状態において、射
出成形機の可動側台プレート(図示せず)が左方に動く
と、ロックピン15の係止部17とアンダー部27が係
止したままの状態で、固定側型板5も中間プレート4と
分離して左方に動き、所定の位置まで移動し、固定側型
板5と中間プレート4はストッパーピン6に当接して停
止する。この時、設定値以上の外力が作用し、係止部1
7とアンダー部27の係止が解け、インターロック機構
54のコア部56と、キャビ部60も別離し、可動側型
板10と固定側型板5が停止した後も所定の位置まで開
く。このようにして金型が開くと、成形機からの固定ロ
ット(図示せず)の突出によってコアピン28、ストリ
ッパープレート8が突出して、成形品は可動側型板10
と固定側型板5との間の空間から徐去される。しかる
後、金型は再び閉じて、これをくり返す。
による位置狂いを防止するために、インターロック装置
54を使用した、上記構成のピンゲートタイプ金型の金
型ロック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロ
ック7が前進すると、その途中にて、ロックピン15が
弾性復元力をもつために、ロックピン15の係止部17
が案内部25と同径となり、ロックピン15が案内部2
5に挿通されて金型が閉じ、ロックピン15の係止部1
7が復元され、金型が閉じているときは、インターロッ
ク機構54のコア部56と、キャビ部60にて係止し
て、金型の横ずれを防止し、ロックピン15の係止部1
7とアンダー部27も係止した状態で、固定側型板5と
可動側型板10が当接している。この状態において、射
出成形機の可動側台プレート(図示せず)が左方に動く
と、ロックピン15の係止部17とアンダー部27が係
止したままの状態で、固定側型板5も中間プレート4と
分離して左方に動き、所定の位置まで移動し、固定側型
板5と中間プレート4はストッパーピン6に当接して停
止する。この時、設定値以上の外力が作用し、係止部1
7とアンダー部27の係止が解け、インターロック機構
54のコア部56と、キャビ部60も別離し、可動側型
板10と固定側型板5が停止した後も所定の位置まで開
く。このようにして金型が開くと、成形機からの固定ロ
ット(図示せず)の突出によってコアピン28、ストリ
ッパープレート8が突出して、成形品は可動側型板10
と固定側型板5との間の空間から徐去される。しかる
後、金型は再び閉じて、これをくり返す。
【0038】上記の金型ロック装置は、インターロック
機構54と、金型ロック装置が併用して使用することが
できる。
機構54と、金型ロック装置が併用して使用することが
できる。
【0039】第6の発明の実施の形態 図39ないし図42に基づいて第6の発明の実施の形態
を説明する。尚、説明の便宜上、前述の発明の実施の形
態の図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略している。図39ないし図41は
本発明のロックピン15を示したものであり、軟化度が
高く、機械的強度の高い合成樹脂、ゴム等の弾性復元力
をもつ筒状のロックピン15には、支柱16と、この支
柱16より大径の一カ所、もしくは複数箇所の係止部1
7があり、この係止部17の下端と支柱16にかけて逆
テーパー、直角、テーパー、R等によって形成し、ロッ
クピン15の上端より支柱16の適宜な位置に一カ所、
もしくは複数箇所のスリット18を設け、前記ロックピ
ン15の内部には接続部材19の外径と同径、もしくは
接続部材19が遊嵌の貫通孔20と、接続部材19の頭
部より大径の凹部21を、ロックピン15の上端より、
適宜な位置まで設けてロックピン15を形成する。前記
ロックピン15を金型ロック装置として使用する一例と
して、図42にて示すように、可動側型板10と、固定
側型板5の対向面のいずれか一方の適宜に配置されたネ
ジ孔22と、前記ロックピン15の支柱16に嵌合する
座ぐり23を設け、前記ロックピン15の支柱16を座
ぐり23に嵌挿し、接続部材19にてネジ孔22にねじ
込み、前記ロックピン15を接続部材19にて固定す
る。 このように形成されたロックピン15の、他
方の対向面の開口部24の周縁に、ロックピン15が円
滑に出入りするように、テーパー、R等にて形成し、ロ
ックピン15の支柱16の外径と同径、あるいは遊嵌の
案内部25と、ロックピン15の係止部17の外径と同
径、もしくは大径の孔の逃がし部26を設け、ロックピ
ン15の係止部17と設定値にて係止するアンダー部2
7を、逃がし部26と案内部25にかけて直角、テーパ
ー、R等にて形成し、ロック装置を構成する。上記の構
成において、スリット18を設けたロックピン15をロ
ック装置として使用する他の方法は、第2の発明の実施
の形態、第3の発明の実施の形態、第4の発明の実施の
形態、第5の発明の実施の形態と同様の他の方法があ
り、その説明を省略する。
を説明する。尚、説明の便宜上、前述の発明の実施の形
態の図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略している。図39ないし図41は
本発明のロックピン15を示したものであり、軟化度が
高く、機械的強度の高い合成樹脂、ゴム等の弾性復元力
をもつ筒状のロックピン15には、支柱16と、この支
柱16より大径の一カ所、もしくは複数箇所の係止部1
7があり、この係止部17の下端と支柱16にかけて逆
テーパー、直角、テーパー、R等によって形成し、ロッ
クピン15の上端より支柱16の適宜な位置に一カ所、
もしくは複数箇所のスリット18を設け、前記ロックピ
ン15の内部には接続部材19の外径と同径、もしくは
接続部材19が遊嵌の貫通孔20と、接続部材19の頭
部より大径の凹部21を、ロックピン15の上端より、
適宜な位置まで設けてロックピン15を形成する。前記
ロックピン15を金型ロック装置として使用する一例と
して、図42にて示すように、可動側型板10と、固定
側型板5の対向面のいずれか一方の適宜に配置されたネ
ジ孔22と、前記ロックピン15の支柱16に嵌合する
座ぐり23を設け、前記ロックピン15の支柱16を座
ぐり23に嵌挿し、接続部材19にてネジ孔22にねじ
込み、前記ロックピン15を接続部材19にて固定す
る。 このように形成されたロックピン15の、他
方の対向面の開口部24の周縁に、ロックピン15が円
滑に出入りするように、テーパー、R等にて形成し、ロ
ックピン15の支柱16の外径と同径、あるいは遊嵌の
案内部25と、ロックピン15の係止部17の外径と同
径、もしくは大径の孔の逃がし部26を設け、ロックピ
ン15の係止部17と設定値にて係止するアンダー部2
7を、逃がし部26と案内部25にかけて直角、テーパ
ー、R等にて形成し、ロック装置を構成する。上記の構
成において、スリット18を設けたロックピン15をロ
ック装置として使用する他の方法は、第2の発明の実施
の形態、第3の発明の実施の形態、第4の発明の実施の
形態、第5の発明の実施の形態と同様の他の方法があ
り、その説明を省略する。
【0040】上記構成のピンゲートタイプ金型の金型ロ
ック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロック
7が前進すると、その途中にて、ロックピン15が弾性
復元力をもつために、ロックピン15の係止部17の外
径が、案内部25の孔と同径となり、ロックピン15が
案内部25に挿通されて金型が閉じ、ロックピン15の
係止部17が復元され、金型が閉じているときは、ロッ
クピン15の係止部17とアンダー部27が係止した状
態で、固定側型板5と可動側型板10が当接している。
この状態において、射出成形機の可動側台プレート(図
示せず)が左方に動くと、ロックピン15の係止部17
と、アンダー部27が係止したままの状態で、固定側型
板5も中間プレート4と分離して左方に動き、所定の位
置まで移動し、固定側型板5と中間プレート4はストッ
パーピン6に当接して停止する。この時、設定値以上の
外力が作用し、ロックピン15の係止部17とアンダー
部27の係止が解け、可動側型板10は固定側型板5が
停止した後も所定の位置まで開く。このようにして金型
が開くと、成形機からの固定ロット(図示せず)の突出
によってコアピン28、ストリッパープレート8が突出
して、成形品は可動側型板10と、固定側型板5との間
の空間から除去される。しかる後、金型は再び閉じて、
これをくり返す。
ック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロック
7が前進すると、その途中にて、ロックピン15が弾性
復元力をもつために、ロックピン15の係止部17の外
径が、案内部25の孔と同径となり、ロックピン15が
案内部25に挿通されて金型が閉じ、ロックピン15の
係止部17が復元され、金型が閉じているときは、ロッ
クピン15の係止部17とアンダー部27が係止した状
態で、固定側型板5と可動側型板10が当接している。
この状態において、射出成形機の可動側台プレート(図
示せず)が左方に動くと、ロックピン15の係止部17
と、アンダー部27が係止したままの状態で、固定側型
板5も中間プレート4と分離して左方に動き、所定の位
置まで移動し、固定側型板5と中間プレート4はストッ
パーピン6に当接して停止する。この時、設定値以上の
外力が作用し、ロックピン15の係止部17とアンダー
部27の係止が解け、可動側型板10は固定側型板5が
停止した後も所定の位置まで開く。このようにして金型
が開くと、成形機からの固定ロット(図示せず)の突出
によってコアピン28、ストリッパープレート8が突出
して、成形品は可動側型板10と、固定側型板5との間
の空間から除去される。しかる後、金型は再び閉じて、
これをくり返す。
【0041】上記の金型ロック装置は、ロックピン15
がさほど抵抗なくスムーズな型締めができる。
がさほど抵抗なくスムーズな型締めができる。
【0042】第7の発明の実施の形態 図43ないし図45に基づいて第7の発明の実施の形態
を説明する。尚、説明の便宜上、前述の発明の実施の形
態の図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略している。金型には周知のよう
に、大、小、様々の金型があり、通常使用されている中
型、もしくは小型の金型にロック装置としての、ロック
ピン15の係止部17と、アンダー部27による係止力
の設定値を定め、大型の金型に使用の場合においては、
強度調整用部材74にてロックピン15の係止部17の
径を大にし、ロックピン15の係止部17と、アンダー
部27による係止力を増大するものであり、図43ない
し図45にて示すように、軟化度が高く、機械的強度の
高い合成樹脂、ゴム等の弾性復元力をもつ筒状のロック
ピン15には、支柱16と、この支柱16より大径の一
カ所、もしくは複数箇所の係止部17があり、この係止
部17の下端と支柱16にかけて逆テーパー、直角、テ
ーパー、R等によってロックピン15の外部を形成す
る。図43にて示すように、前記ロックピン15の内部
には接続部材19の外径と同径、もしくは接続部材19
が遊嵌の貫通孔20と、接続部材19の頭部より大径の
凹部21を、ロックピン15の上端より適宜な位置まで
設け、この凹部21よりロックピン15の上端にかけ
て、適宜勾配のテーパー孔73を設ける。強度調整用部
材74はテーパー孔73とほぼ合致するテーパー部75
と、このテーパー部75の内部には、接続部材19の外
径と同径、もしくは接続部材19が遊嵌の貫通孔20か
らなり、可動側型板10と、固定側型板5の対向面のい
ずれか一方の適宜な位置に、ネジ孔22と、ロックピン
15の支柱16と嵌合する座ぐり23を設け、中型、あ
るいは小型の金型は前記ロックピン15の支柱16を座
ぐり23に嵌挿し、接続部材19にて、ネジ孔22にね
じ込みロックピン15を接続部材19にて固定し、大型
の金型には、図45にて示すように、ロックピン15の
支柱16を座ぐり23に嵌挿し、強度調整用部材74を
介装して、接続部材19をネジ孔22にねじ込み、前記
ロックピン15を接続部材19にて固定し、さらに接続
部材19をネジ孔22にねじ込むことにより、強度調整
用部材74によって、ロックピン15の係止部17の係
止力を大にして使用する。
を説明する。尚、説明の便宜上、前述の発明の実施の形
態の図面に示した部材と同一の部材には同一の符号を付
記し、その説明を省略している。金型には周知のよう
に、大、小、様々の金型があり、通常使用されている中
型、もしくは小型の金型にロック装置としての、ロック
ピン15の係止部17と、アンダー部27による係止力
の設定値を定め、大型の金型に使用の場合においては、
強度調整用部材74にてロックピン15の係止部17の
径を大にし、ロックピン15の係止部17と、アンダー
部27による係止力を増大するものであり、図43ない
し図45にて示すように、軟化度が高く、機械的強度の
高い合成樹脂、ゴム等の弾性復元力をもつ筒状のロック
ピン15には、支柱16と、この支柱16より大径の一
カ所、もしくは複数箇所の係止部17があり、この係止
部17の下端と支柱16にかけて逆テーパー、直角、テ
ーパー、R等によってロックピン15の外部を形成す
る。図43にて示すように、前記ロックピン15の内部
には接続部材19の外径と同径、もしくは接続部材19
が遊嵌の貫通孔20と、接続部材19の頭部より大径の
凹部21を、ロックピン15の上端より適宜な位置まで
設け、この凹部21よりロックピン15の上端にかけ
て、適宜勾配のテーパー孔73を設ける。強度調整用部
材74はテーパー孔73とほぼ合致するテーパー部75
と、このテーパー部75の内部には、接続部材19の外
径と同径、もしくは接続部材19が遊嵌の貫通孔20か
らなり、可動側型板10と、固定側型板5の対向面のい
ずれか一方の適宜な位置に、ネジ孔22と、ロックピン
15の支柱16と嵌合する座ぐり23を設け、中型、あ
るいは小型の金型は前記ロックピン15の支柱16を座
ぐり23に嵌挿し、接続部材19にて、ネジ孔22にね
じ込みロックピン15を接続部材19にて固定し、大型
の金型には、図45にて示すように、ロックピン15の
支柱16を座ぐり23に嵌挿し、強度調整用部材74を
介装して、接続部材19をネジ孔22にねじ込み、前記
ロックピン15を接続部材19にて固定し、さらに接続
部材19をネジ孔22にねじ込むことにより、強度調整
用部材74によって、ロックピン15の係止部17の係
止力を大にして使用する。
【0043】また図44にて示すように、前記ロックピ
ン15の内部に、強度調整用部材74のストレート部と
同径、もしくは遊嵌の貫通孔20と、適宜勾配のテーパ
ー孔73を設け、強度調整用部材74はテーパー孔73
と、ほぼ合致するテーパー部75と、調整ボルトにて形
成されたストレート部からなり、可動側型板10と固定
側型板5の対向面のいずれか一方の適宜な位置に、ネジ
孔22と、ロックピン15の支柱16と嵌合する座ぐり
23を設け、前記ロックピン15の支柱16を座ぐり2
3に嵌挿し、強度調整用部材74にて、ネジ孔22にね
じ込みロックピン15の係止部17の係止力を調整し、
使用する。(尚、図44についての詳細な説明は、強度
調整用部材74と、接続部材19は兼用となり、強度調
整用部材74として符号を付記し、強度調整用部材74
としてその説明をしている。) 上記構成のロック
ピン15のいずれかを使用し、ロックピン15の、他方
の対向面の開口部24の周縁に、ロックピン15が円滑
に出入りするように、テーパー、R等にて形成し、ロッ
クピン15の支柱16の外径と同径、あるいは遊嵌の案
内部25と、ロックピン15の係止部17より、大径の
孔の逃がし部26を設け、ロックピン15の係止部17
と係止するアンダー部27を、逃がし部26と案内部2
5にかけて直角、テーパー、R等にて形成し、ロック装
置を構成する。上記の構成において、強度調整用部材7
4にてロックピン15を固定し、ロック装置として使用
する他の方法は、第2の発明の実施の形態、第3の発明
の実施の形態、第4の発明の実施の形態、第5の発明の
実施の形態と同様の他の方法があり、その説明を省略し
ている。
ン15の内部に、強度調整用部材74のストレート部と
同径、もしくは遊嵌の貫通孔20と、適宜勾配のテーパ
ー孔73を設け、強度調整用部材74はテーパー孔73
と、ほぼ合致するテーパー部75と、調整ボルトにて形
成されたストレート部からなり、可動側型板10と固定
側型板5の対向面のいずれか一方の適宜な位置に、ネジ
孔22と、ロックピン15の支柱16と嵌合する座ぐり
23を設け、前記ロックピン15の支柱16を座ぐり2
3に嵌挿し、強度調整用部材74にて、ネジ孔22にね
じ込みロックピン15の係止部17の係止力を調整し、
使用する。(尚、図44についての詳細な説明は、強度
調整用部材74と、接続部材19は兼用となり、強度調
整用部材74として符号を付記し、強度調整用部材74
としてその説明をしている。) 上記構成のロック
ピン15のいずれかを使用し、ロックピン15の、他方
の対向面の開口部24の周縁に、ロックピン15が円滑
に出入りするように、テーパー、R等にて形成し、ロッ
クピン15の支柱16の外径と同径、あるいは遊嵌の案
内部25と、ロックピン15の係止部17より、大径の
孔の逃がし部26を設け、ロックピン15の係止部17
と係止するアンダー部27を、逃がし部26と案内部2
5にかけて直角、テーパー、R等にて形成し、ロック装
置を構成する。上記の構成において、強度調整用部材7
4にてロックピン15を固定し、ロック装置として使用
する他の方法は、第2の発明の実施の形態、第3の発明
の実施の形態、第4の発明の実施の形態、第5の発明の
実施の形態と同様の他の方法があり、その説明を省略し
ている。
【0044】上記構成のピンゲートタイプ金型の金型ロ
ック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロック
7が前進すると、その途中にて、ロックピン15が弾性
復元力をもつために、ロックピン15の係止部17の外
径が、案内部25の孔と同径となり、ロックピン15が
案内部25に挿通されて金型が閉じ、ロックピン15の
係止部17が復元され、金型が閉じているときは、ロッ
クピン15の係止部17とアンダー部27が係止した状
態で、固定側型板5と可動側型板10が当接している。
この状態において、射出成形機の可動側台プレート(図
示せず)が左方に動くと、ロックピン15の係止部17
と、アンダー部27が係止したままの状態で、固定側型
板5も中間プレート4と分離して左方に動き、所定の位
置まで移動し、固定側型板5と中間プレート4はストッ
パーピン6に当接して停止する。この時、設定値以上の
外力が作用し、ロックピン15の係止部17とアンダー
部27の係止が解け、可動側型板10は固定側型板5が
停止した後も所定の位置まで開く。このようにして金型
が開くと、成形機からの固定ロット(図示せず)の突出
によってコアピン28、ストリッパープレート8が突出
して、成形品は可動側型板10と固定側型板5との間の
空間から除去される。しかる後、金型は再び閉じて、こ
れをくり返す。
ック装置にあっては、型締めの際、可動側ダイブロック
7が前進すると、その途中にて、ロックピン15が弾性
復元力をもつために、ロックピン15の係止部17の外
径が、案内部25の孔と同径となり、ロックピン15が
案内部25に挿通されて金型が閉じ、ロックピン15の
係止部17が復元され、金型が閉じているときは、ロッ
クピン15の係止部17とアンダー部27が係止した状
態で、固定側型板5と可動側型板10が当接している。
この状態において、射出成形機の可動側台プレート(図
示せず)が左方に動くと、ロックピン15の係止部17
と、アンダー部27が係止したままの状態で、固定側型
板5も中間プレート4と分離して左方に動き、所定の位
置まで移動し、固定側型板5と中間プレート4はストッ
パーピン6に当接して停止する。この時、設定値以上の
外力が作用し、ロックピン15の係止部17とアンダー
部27の係止が解け、可動側型板10は固定側型板5が
停止した後も所定の位置まで開く。このようにして金型
が開くと、成形機からの固定ロット(図示せず)の突出
によってコアピン28、ストリッパープレート8が突出
して、成形品は可動側型板10と固定側型板5との間の
空間から除去される。しかる後、金型は再び閉じて、こ
れをくり返す。
【0045】上記の金型ロック装置は、大型、中型、小
型等、使用する金型に応じた金型ロック装置としてて使
用することができる。またロックピン15が弾性部材な
ので安価にでき、しかも金型を傷付けることがない。
型等、使用する金型に応じた金型ロック装置としてて使
用することができる。またロックピン15が弾性部材な
ので安価にでき、しかも金型を傷付けることがない。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては、次に列挙する効果がある。 (1) ロック装置のロックピンが抵抗なく、スムーズ
な成形を行うことができる。 (2) ロック装置のロックピンが弾性部材のため、金
型を傷付けることがなく、しかも安価にできる。 (3) ロック装置のロックピンの取付け位置や、高さ
が一定に定められているので、取付け位置や高さを調整
する必要がない。 (4) ロック装置のロックピンの係止部と、アンダー
部にて係止する係止力の設定値が一定に定められてお
り、引張り力を調整する必要がなく、確実なロック装置
として使用することができ、しかもロック装置のロック
ピンの係止部と、アンダー部にて確実に引掛かる部分が
あるために、油性のスプレーにて吹き掛けてもロック装
置として、低下することがない。 (5) 金型の内部及び、金型外部にも金型ロック装置
として使用することができ、しかも通常タイプの金型及
び、ストリッパープレートタイプの金型にも金型ロック
装置として使用することができるので、多種、多用の金
型に応じた金型ロック装置として使用することができ
る。 (6) 第2収納部材を使用することにより、他の部品
を変えることなくストリッパープレートの厚みに応じた
金型ロック装置として、使用することができる。 (7) 六角レンチやドライバー等でロック装置のロッ
クピンを簡単に取付け、取り外すことができ、しかもロ
ックピンを取付け、取り外すだけで金型の組立て、解体
ができ、他の部品を取付け、取り外すわずらわしさがな
い。またロックピンの位置や高さ、引張り力が定められ
ているので、調整に苦慮する必要がない。 (8) インターロック機構と、金型ロック装置が併用
して使用することができ、加工や納期の短縮、コストの
低減を図ることができる。 (9) ロック装置のロックピンに強度調整用部材を使
用することにより、大型、中型、小型等、使用する金型
に応じた金型ロック装置として使用することができる。
にあっては、次に列挙する効果がある。 (1) ロック装置のロックピンが抵抗なく、スムーズ
な成形を行うことができる。 (2) ロック装置のロックピンが弾性部材のため、金
型を傷付けることがなく、しかも安価にできる。 (3) ロック装置のロックピンの取付け位置や、高さ
が一定に定められているので、取付け位置や高さを調整
する必要がない。 (4) ロック装置のロックピンの係止部と、アンダー
部にて係止する係止力の設定値が一定に定められてお
り、引張り力を調整する必要がなく、確実なロック装置
として使用することができ、しかもロック装置のロック
ピンの係止部と、アンダー部にて確実に引掛かる部分が
あるために、油性のスプレーにて吹き掛けてもロック装
置として、低下することがない。 (5) 金型の内部及び、金型外部にも金型ロック装置
として使用することができ、しかも通常タイプの金型及
び、ストリッパープレートタイプの金型にも金型ロック
装置として使用することができるので、多種、多用の金
型に応じた金型ロック装置として使用することができ
る。 (6) 第2収納部材を使用することにより、他の部品
を変えることなくストリッパープレートの厚みに応じた
金型ロック装置として、使用することができる。 (7) 六角レンチやドライバー等でロック装置のロッ
クピンを簡単に取付け、取り外すことができ、しかもロ
ックピンを取付け、取り外すだけで金型の組立て、解体
ができ、他の部品を取付け、取り外すわずらわしさがな
い。またロックピンの位置や高さ、引張り力が定められ
ているので、調整に苦慮する必要がない。 (8) インターロック機構と、金型ロック装置が併用
して使用することができ、加工や納期の短縮、コストの
低減を図ることができる。 (9) ロック装置のロックピンに強度調整用部材を使
用することにより、大型、中型、小型等、使用する金型
に応じた金型ロック装置として使用することができる。
【図1】本発明の第1の発明の実施の形態を示す斜視図
である。
である。
【図2】本発明の第1の発明の実施の形態を示す斜視図
である。
である。
【図3】本発明の第1の発明の実施の形態を示す斜視図
である。
である。
【図4】本発明の第1の発明の実施の形態を示す斜視図
である。
である。
【図5】本発明の第1の発明の実施の形態を示す断面図
である。
である。
【図6】本発明の第1の発明の実施の形態を示す断面図
である。
である。
【図7】本発明の第1の発明の実施の形態を示す斜視図
である。
である。
【図8】本発明の第1の発明の実施の形態を示す一部断
面した正面図である。
面した正面図である。
【図9】本発明の第1の発明の実施の形態を示す一部断
面した正面図である。
面した正面図である。
【図10】本発明の第1の発明の実施の形態の作動態様
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図11】本発明の第1の発明の実施の形態の作動態動
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図12】本発明の第1の発明の実施の形態の作動態動
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図13】本発明の第1の発明の実施の形態の作動態動
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図14】本発明の第2の発明の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
【図15】本発明の第2の発明の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
【図16】本発明の第2の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図17】本発明の第2の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図18】本発明の第3の発明の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
【図19】本発明の第3の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図20】本発明の第3の発明の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
【図21】本発明の第3の発明の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
【図22】本発明の第3の発明の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
【図23】本発明の第3の発明の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
【図24】本発明の第3の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図25】本発明の第3の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図26】本発明の第4の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図27】本発明の第4の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図28】本発明の第4の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図29】本発明の第4の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図30】本発明の第4の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図31】本発明の第4の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図32】本発明の第4の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図33】本発明の第4の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図34】本発明の第5の発明の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
【図35】本発明の第5の発明の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
【図36】本発明の第5の発明の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図37】本発明の第5の発明の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図38】本発明の第5の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図39】本発明の第6の発明の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図40】本発明の第6の発明の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図41】本発明の第6の発明の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図42】本発明の第6の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図43】本発明の第7の発明の実施の形態を示す斜視
図である。
図である。
【図44】本発明の第7の発明の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
【図45】本発明の第7の発明の実施の形態を示す一部
断面した正面図である。
断面した正面図である。
【図46】従来の金型ロック装置の一部断面した正面図
である。
である。
【図47】従来の金型ロック装置を金型に取付けた状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図48】従来の金型ロック装置を金型に取付けた状態
を示す側面図である。
を示す側面図である。
1:固定側ダイブロック、 2:固定側取付け板、
3:サポートピン、 4:中間プレート、
5:固定側型板、 6:ストッパーピン、
7:可動側ダイブロック、 8:ストリッパープレ
ート、9:可動側取付け板、 10:可動側型
板、11:ガイドピン、 12:エジェクタ
プレート、13:エジェクタピン、 14:ボル
ト、15:ロックピン、 16:支柱、1
7:係止部、 18:スリット、19:
接続部材、 20:貫通孔、21:凹部、
22:ネジ孔、23:座ぐり、
24:開口部、25:案内部、
26:逃がし部、27:アンダー部、
28:コアピン、29:収納部材、 3
0:ネジ孔、31:収容部、 32:ボ
ルト孔、32A:凹部、 33:締付ボ
ルト、34:突起部、 35:第2収納
部材、36:孔、 37:凸部、3
8:凹部、 39:ノックピン、4
0:嵌合孔、 41:バカ孔、42:ブ
ッシュ、 43:ネジ孔、44:収納孔、
45:ボルト孔、46:凹部、
47:ボルト、49:ボルト孔、
50:ボルト孔、51A:ネジ孔、
51B:ネジ孔、52:ボルト、 5
3:ボルト、54:インターロック機構、 55:収
納部A、56:コア部、 57:ネジ
孔、58:凸部材、 59:収納部B、
60:キャビ部、 61:ネジ孔、62:
凹部材、 63:ポケットA、64:ボ
ルト孔A、 65:凹部、66:ボルト、
67:ポケットB、68:ボルト孔B、
69:凹部、70:ボルト、
71:ボルト孔、72:逃げ孔、
73:テーパー孔、74:強度調整用部材、 7
5:テーパー部、76:係止部材、 7
7:係止板、78:係止部片、 79:挿
入孔。
3:サポートピン、 4:中間プレート、
5:固定側型板、 6:ストッパーピン、
7:可動側ダイブロック、 8:ストリッパープレ
ート、9:可動側取付け板、 10:可動側型
板、11:ガイドピン、 12:エジェクタ
プレート、13:エジェクタピン、 14:ボル
ト、15:ロックピン、 16:支柱、1
7:係止部、 18:スリット、19:
接続部材、 20:貫通孔、21:凹部、
22:ネジ孔、23:座ぐり、
24:開口部、25:案内部、
26:逃がし部、27:アンダー部、
28:コアピン、29:収納部材、 3
0:ネジ孔、31:収容部、 32:ボ
ルト孔、32A:凹部、 33:締付ボ
ルト、34:突起部、 35:第2収納
部材、36:孔、 37:凸部、3
8:凹部、 39:ノックピン、4
0:嵌合孔、 41:バカ孔、42:ブ
ッシュ、 43:ネジ孔、44:収納孔、
45:ボルト孔、46:凹部、
47:ボルト、49:ボルト孔、
50:ボルト孔、51A:ネジ孔、
51B:ネジ孔、52:ボルト、 5
3:ボルト、54:インターロック機構、 55:収
納部A、56:コア部、 57:ネジ
孔、58:凸部材、 59:収納部B、
60:キャビ部、 61:ネジ孔、62:
凹部材、 63:ポケットA、64:ボ
ルト孔A、 65:凹部、66:ボルト、
67:ポケットB、68:ボルト孔B、
69:凹部、70:ボルト、
71:ボルト孔、72:逃げ孔、
73:テーパー孔、74:強度調整用部材、 7
5:テーパー部、76:係止部材、 7
7:係止板、78:係止部片、 79:挿
入孔。
Claims (7)
- 【請求項1】 拡縮自在なロックピンを設けたことを特
徴とする金型ロック装置。 - 【請求項2】 可動側型板と、固定側型板との対向面の
いずれか一方に、弾性部材で、少なくとも一カ所の係止
部を設けた筒状のロックピンと、前記ロックピンを接続
部材にて固定し、他方における対向面に、前記ロックピ
ンを嵌挿し、前記係止部と係止するアンダー部を設けた
ことを特徴とする金型ロック装置。 - 【請求項3】 可動側型板と、固定側型板との対向面の
いずれか一方に、収納部材と、この収納部材に、弾性部
材で、少なくとも一カ所の係止部を設けた筒状のロック
ピンと、このロックピンを接続部材にて固定し、他方に
おける対向面に、前記ロックピンを嵌挿し、前記係止部
と係止するアンダー部を設けたことを特徴とする金型ロ
ック装置。 - 【請求項4】 可動側型板と、固定側型板との対向面の
いずれか一方に、収納部材と、この収納部材に、弾性部
材で、少なくとも一カ所の係止部を設けた筒状のロック
ピンと、このロックピンを接続部材にて固定し、他方に
おける対向面に、ブッシュと、このブッシュに前記ロッ
クピンを嵌挿し、前記係止部と係止するアンダー部を設
けたことを特徴とする金型ロック装置。 - 【請求項5】 可動側型板と、固定側型板との対向面の
いずれか一方に、インターロック機構の凸部材と、前記
凸部材の対向面に前記インターロック機構の凹部材を設
け、前記凸部材あるいは前記凹部材の対向面のいずれか
一方に、弾性部材で、少なくとも一カ所の係止部を設け
た筒状のロックピンと、このロックピンを接続部材で固
定し、他方における対向面に、前記ロックピンを嵌挿
し、前記係止部と、係止するアンダー部を設けたことを
特徴とする金型ロック装置。 - 【請求項6】 ロックピンに、少なくとも一カ所のスリ
ットを設けたことを特徴とする特許請求の範囲の第2項
ないし第5項いずれかに記載の金型ロック装置。 - 【請求項7】 ロックピンに強度調整用部材を設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲の第2項ないし第5項い
ずれかに記載の金型ロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33254295A JPH09150227A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 金型ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33254295A JPH09150227A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 金型ロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09150227A true JPH09150227A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18256088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33254295A Pending JPH09150227A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 金型ロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09150227A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110180956A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-08-30 | 无锡杰夫机械科技有限公司 | 一种汽车零部件冲压机构中的辅助稳定装置 |
JP2021046098A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 株式会社クボタ | 農業機械 |
JP2021142717A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | オムロン株式会社 | 金型交換装置、成形装置および成形方法 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP33254295A patent/JPH09150227A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110180956A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-08-30 | 无锡杰夫机械科技有限公司 | 一种汽车零部件冲压机构中的辅助稳定装置 |
JP2021046098A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 株式会社クボタ | 農業機械 |
JP2021142717A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | オムロン株式会社 | 金型交換装置、成形装置および成形方法 |
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