JPH05321916A - 家具用固着装置 - Google Patents

家具用固着装置

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JPH05321916A
JPH05321916A JP12875992A JP12875992A JPH05321916A JP H05321916 A JPH05321916 A JP H05321916A JP 12875992 A JP12875992 A JP 12875992A JP 12875992 A JP12875992 A JP 12875992A JP H05321916 A JPH05321916 A JP H05321916A
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Hiroaki Toyama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固着板Aに被固着板Bを強い保持力で確実に
固着し、固着板Aと被固着板Bとは分離方向に作用され
た場合にも簡単に外れない。固着板Aと被固着板Bに対
しては相互を固着する固着部材1,19を簡単に取付け
る。 【構成】 ボルト部材1は埋設固定部3及び嵌挿部4を
有する。嵌挿部4は挿入端部に係止突部14を形成して分
割形成した複数の嵌挿片11及びこの複数の嵌挿片11にて
形成された挿入孔16を有する。ナット部材19は嵌挿部4
を嵌挿する挿通孔25及び複数の係止突部14を係止する係
止縁部26を有する。ピン部材28は挿入孔16内に圧入する
打込軸部29及びフランジ30を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家具用固着装置に係り、
たとえば、家具の側板と天板または側板と底板の相互等
家具を構成する相対する板状部材を固着するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の家具用固着装置として
は、たとえば、家具の側板に天板を固着する場合には、
側板の端部にボルト部材の下部に形成された軸方向の埋
設固定部を埋設固定し、このボルト部材の上部には中空
の嵌挿部を軸方向に形成し、この嵌挿部は、軸方向の切
溝にて半径方向に進退自在の複数の嵌挿片を有し、この
各嵌挿片の挿入端部に係止突部を形成し、前記天板には
前記ボルト部材の嵌挿部を挿通する挿通孔及びこの挿通
孔の上部に前記各嵌挿片の係止突部を係止する環状の係
止段部を前記挿通孔の孔形状より大きい形状に形成し、
そして、側板に固着したボルト部材の嵌挿部の挿入端部
を天板の挿通孔に対して圧入すると、その各嵌挿片がそ
れぞれの係止突部を介して挿通孔にて半径方向の内側に
縮形した状態で挿入され、この各嵌挿片の係止突部が挿
通孔を貫通するとともに、各嵌挿片が半径方向の外側に
拡形され、この各嵌挿片の係止突部が係止段部に係止さ
れ、このボルト部材にて側板に天板が連結される構造の
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記構造では、天板に
ボルト部材の嵌挿部を挿通係止する大形の係止段部を上
部に有する挿通孔を段階的に孔加工する手数を要し、ま
た、この挿通孔の係止段部には各係止突部をそれぞれの
嵌挿片の半径方向の拡縮によって係止させるだけのた
め、係止段部に対する各係止突部の保持力が弱く、側板
と天板とは分離方向に作用された場合には各嵌挿片が半
径方向の内側に縮形してそれぞれの係止突部が係止段部
から簡単に外れることがあり、側板と天板とを簡単に分
離しないように確実に連結することができない、という
問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、固着板に被固着板を強い保持力で確実に連結す
ることができ、固着板と被固着板とは分離方向に作用さ
れた場合にも簡単に外れることがなく、また、固着板と
被固着板に対しては相互を固着する固着部材を簡単に取
付けることができ、大きさの異なる挿通係止部を段階的
に孔加工する手数を要せず、したがって、固着板の相互
を簡単かつ確実に固着することができる家具用固着装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の家具用固着装置
は、固着板に取付けられるボルト部材と、前記固着板に
固着される被固着板に埋設され前記ボルト部材を嵌挿す
るナット部材と、前記ボルト部材とナット部材とを固定
するピン部材とからなり、前記ボルト部材は、合成樹脂
にて筒状に形成され中間部から一端部に前記固着板に圧
入する埋設固定部を有するとともに、中間部から他端部
に前記ナット部材に嵌挿する嵌挿部を有してなり、この
嵌挿部は、軸方向の切溝にて分割して形成されそれぞれ
の挿入端部に外方に突出した係止突部を有する複数の嵌
挿片と、この複数の嵌挿片にて端部を開口して形成され
た挿入孔とを有し、前記ナット部材は、中空筒状に形成
され外周部に前記被固着板に圧入する複数段の係止突条
を有するとともに、内部に前記ボルト部材の嵌挿部を挿
通する挿通孔を有し、この挿通孔の挿入端部に前記複数
の嵌挿片の係止突部を係止する係止縁部を有し、前記ピ
ン部材は、前記ナット部材の挿通孔内に挿通した前記ボ
ルト部材の嵌挿部の挿入孔内に挿入して各嵌挿片を外方
に拡開する打込軸部を有するとともに、この打込軸部の
基端部に一体に形成されたフランジを有するものであ
る。
【0006】
【作用】本発明の家具用固着装置では、固着板の端部に
はボルト部材の埋設固定部を一端部から圧入により埋設
すると、この埋設固定部が固着板の端部に抜け止めされ
た状態に固定され、このボルト部材の嵌挿部が前記固着
板の端部上に突出される。また、被固着板の取付部にナ
ット部材を挿入端部から圧入により埋設すると、その外
周部に形成された複数段の係止突条にて被固着板に対し
てナット部材が抜け止めされた状態に固定される。
【0007】そして、被固着板に固定されたナット部材
の挿通孔に対して固着板に固定されたボルト部材の嵌挿
部の挿入端部を圧入すると、その挿通孔内に挿入される
各係止突部にてそれぞれの各嵌挿片が半径方向の内側に
縮形された状態で挿通され、各係止突部が挿通孔内を貫
通するとともに、それぞれの各嵌挿片が半径方向の外側
に拡形され、それぞれの各係止突部が挿通孔の係止縁部
に係止され、ナット部材の挿通孔内にボルト部材の嵌挿
部が係止される。
【0008】また、ボルト部材の挿入孔内にピン部材の
打込軸部を打込んで挿入すると、この打込軸部にてボル
ト部材の各嵌挿片が半径方向の外側に向けて押圧され、
この各嵌挿片の係止突部が挿通孔の係止縁部に係止した
状態に保持される。
【0009】したがって、ピン部材の打込軸部にてボル
ト部材とナット部材との嵌挿係止状態が保持され、これ
らの相互が分離することなく固着され、それぞれの固着
板と被固着板とは確実に固着保持される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0011】図において、1はボルト部材で、このボル
ト部材1は、合成樹脂にて上下方向に長い筒状に形成さ
れ、その中間部にはフランジ2が一体に形成され、この
フランジ2から一端部に固着板としての家具の側板Aに
圧入する埋設固定部3を有するとともに、前記中間部の
フランジ2から他端部に後述する被固着板に嵌挿する嵌
挿部4を有している。
【0012】前記埋設固定部3には、中間部のフランジ
2から一端部に外周部に多数段の環状の係止突条5がそ
れぞれの間に環状凹部6を残して一体に突出形成され、
この各係止突条5は、嵌挿部4の一端部側を低く傾斜し
た傾斜部7及びこの傾斜部7と前記環状凹部6とを結ぶ
連続部に水平状部8を有して断面山形状に形成されてい
る。また、前記埋設固定部3には、両側部において各係
止突条5を同一箇所で軸方向に切欠して前記各環状凹部
6に共通の連通溝9が形成されている。そして、前記各
係止突条5にて埋設固定部3が家具の側板Aに圧入した
状態で抜け止めされるようになっている。
【0013】また、前記嵌挿部4は、前記フランジ2の
近傍部から他端部に前後左右位置から軸方向に形成され
た4条の切溝10にてそれぞれ分割した4片の嵌挿片11を
有し、この各嵌挿片11はそれぞれ半径方向に拡縮自在に
形成され、それぞれの挿入端部12には外方に向かって拡
開傾斜して突出した係止部13を有する係止突部14が一体
に形成され、この各係止突部14の挿入端には内方に向か
って傾斜した案内面15がそれぞれ形成され、前記各嵌挿
片11にて端部を開口した挿入孔16が形成されている。ま
た、前記各係止突部14の係止部13には軸方向に細長い突
起17が突出形成されている。また、前記各嵌挿片11の内
壁面にはそれぞれに連続するねじ溝18が形成されてい
る。
【0014】また19はナット部材で、このナット部材19
は、合成樹脂にて中空筒状に形成され、この外周部には
一端部の挿入端部20から他端部に被固着板としての前記
家具の天板Bに圧入する多数段の環状の係止突条21がそ
れぞれの間に環状凹部22を残して一体に突出形成され、
この各係止突条21は、前記挿入端部20側を低く傾斜した
傾斜部23及びこの傾斜部23と前記環状凹部22とを結ぶ連
続部に水平状部24を有して断面山形状に形成されてい
る。また、前記ナット部材19の内部には前記ボルト部材
1の嵌挿部4を挿通する挿通孔25を有し、この挿通孔25
の前記挿入端部20に連続する端部には前記複数の嵌挿片
11の係止突部14の係止部13を係止する係止縁部26が形成
されている。また、前記ナット部材19の他端部にはフラ
ンジ27が環状に形成されている。そして、前記各係止突
条21にてナット部材19が前記家具の天板Bに圧入した状
態で抜け止めされるようになっている。
【0015】また28はピン部材で、このピン部材28は、
前記ナット部材19の挿通孔25内に挿通した前記ボルト部
材1の嵌挿部4の挿入孔16内に挿入して各嵌挿片11を外
方に拡開する打込軸部29を有するとともに、この打込軸
部29の基端部には前記ボルト部材1の挿入端部12に係脱
する一体に形成されたフランジ30を有している。また、
前記打込軸部29は略中間部から挿入端部31に挿入端部31
側を細く形成したテーパー状の挿入部32を有している。
また、前記打込軸部29において前記テーパー状の挿入部
32の上端部から前記フランジ30側に向けて前記ボルト部
材1の各嵌挿片11の内壁に形成された前記ねじ溝18に係
合するねじ溝33が形成されている。さらに、前記フラン
ジ30の上面部の中心部には+ドライバー用の+溝34が形
成されている。
【0016】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0017】家具の側板Aには上端面部aの左右部にボ
ルト部材1を圧入できる大きさの取付孔35を穿設すると
ともに、この左右の取付孔35内に接着剤を注入してお
く。また、前記家具の天板Bには前記側板Aの左右の取
付孔35に対応する位置の左右部にナット部材19を圧入で
きる大きさの取付孔36を穿設するとともに、この左右の
取付孔36内に接着剤を注入しておく。
【0018】そして、側板Aの左右の取付孔35に対して
ボルト部材1の埋設固定部3を一端部の挿入端部から圧
入により埋設すると、この埋設固定部3のフランジ2が
それぞれの取付孔35の開口縁部に係合され、この埋設固
定部3は、それぞれの取付孔35の内壁に係止される各係
止突条5及び接着剤にて側板Aから抜け止めされた状態
に固定され、このボルト部材1の嵌挿部4が側板Aの上
端面部a上に垂直状に突出される。
【0019】また、天板Bの左右の取付孔36に対してナ
ット部材19を挿入端部20から圧入により埋設すると、こ
のナット部材19の端部のフランジ27がそれぞれの取付孔
36の開口縁部に係合され、このナット部材19は、それぞ
れの取付孔36の内壁に係止される外周部の各係止突条21
及び接着剤にて天板Bから抜け止めされた状態に固定さ
れる。
【0020】そして、天板Bに固定された左右のナット
部材19の挿通孔25に対して側板Aに固定された左右のボ
ルト部材1の嵌挿部4の挿入端部12を圧入すると、左右
の挿通孔25内に挿入される左右の嵌挿部4の各係止突部
14にてそれぞれの各嵌挿片11が半径方向の内側に縮形さ
れた状態で挿通され、左右の嵌挿部4の各係止突部14が
それぞれの挿通孔25内を貫通するとともに、それぞれの
各嵌挿片11が半径方向の外側に拡形され、各係止突部14
の係止部13がそれぞれの挿通孔25の係止縁部26に係止さ
れ、左右のナット部材19の挿通孔25内に左右のボルト部
材1の嵌挿部4が係止される。この際、左右の各係止突
部14の係止部13には突起17を有するため、この各突起17
と各挿通孔25の係止縁部26とは面接触することなく密着
度よく安定した状態で係止される。
【0021】つぎに、ボルト部材1の挿入孔16内にピン
部材28の打込軸部29をその挿入部32から打込んで挿入す
ると、この打込軸部29にてボルト部材1の各嵌挿片11が
半径方向の外側に向けて押圧され、この各嵌挿片11の係
止突部14の係止部13が各突起17を介してナット部材19の
挿通孔25の係止縁部26に対して強く係止され、各嵌挿片
11が半径方向の内側に向けて縮形しない状態に保持され
る。この場合、すなわち、ピン部材28の打込軸部29をボ
ルト部材1の挿入孔16内に打込む場合、天板Bの厚さに
応じて挿入孔16内に対する打込軸部29の打込み度合を調
整するが、天板Bの厚さが比較的薄い場合には挿入孔16
内に対して打込軸部29を深く打込むと、このピン部材28
のフランジ30がボルト部材1の嵌挿部4の挿入端部12に
当接される。そして、このピン部材28のフランジ30にて
天板Bに形成された左右の取付孔36がそれぞれ閉塞さ
れ、かつ、天板Bの厚みによってはフランジ30と天板B
の上面部とは同一面の状態で閉塞される。
【0022】また、天板Bの厚さが比較的厚い場合には
ボルト部材1の挿入孔16内に対してピン部材28の打込軸
部29を浅く打込むと、この打込軸部29にてボルト部材1
の各嵌挿片11が半径方向の内側に向けて縮形しない状態
に保持されるが、ピン部材28のフランジ30がボルト部材
1の嵌挿部4の挿入端部12から上方に離間した位置とな
る。そして、このピン部材28のフランジ30にて天板Bに
形成された左右の取付孔36がそれぞれ閉塞され、かつ、
天板Bの厚みによってはフランジ30と天板Bの上面部と
は同一面の状態で閉塞される。したがって、ピン部材28
の打込軸部29の長さによりボルト部材1の挿入孔16内に
対する打込み度合を天板Bの厚さに充分対応することが
でき、家具の側板Aに対して所望の厚さの天板Bを連結
することができる。
【0023】また、前記ピン部材28の打込軸部29をボル
ト部材1の挿入孔16内に対して打込む際には、この打込
軸部29のねじ溝33がボルト部材1の各嵌挿片11の内壁に
形成されたねじ溝18を強制的に乗り越えて打込まれ、こ
の挿入孔16内に対する打込軸部29の打込み位置により、
相互のねじ溝18,33の噛合によって打込軸部29が設定位
置で保持され、打込軸部29の引抜けが防止される。した
がって、ピン部材28の打込軸部29にてボルト部材1とナ
ット部材19との固着状態が保持され、これらの相互が分
離することなく連結され、家具の側板Aと天板Bとは確
実に固着保持される。
【0024】つぎに、家具の側板Aと天板Bとを分解す
る場合には、ピン部材28のフランジ30に形成された+溝
34に+ドライバーを嵌合し、この+ドライバーにてピン
部材28を打込軸部29のねじ溝33が弛緩する方向に回動す
ると、この打込軸部29のねじ溝33がボルト部材1の各嵌
挿片11のねじ溝18から外れながら打込軸部29が次第にボ
ルト部材1の嵌挿部4の上方に離間移動され、したがっ
て、相互のねじ溝18,33の噛合が外れたところで、打込
軸部29をボルト部材1の嵌挿部4内から引抜くことによ
り、この打込軸部29による嵌挿部4の各嵌挿片11の半径
方向の外側に向けた押圧が解除される。
【0025】そして、側板Aと天板Bの双方または一方
を分離方向に引っ張ると、ナット部材19の係止縁部26か
らボルト部材1の各嵌挿片11の各係止部13が次第に外れ
るとともに、この各係止突部14の大形部が係止縁部26に
係合し、この各係止突部14にて各嵌挿片11が半径方向の
内側に向けて縮形され、この各係止突部14が係止縁部26
から外れるとともに、この各係止突部14が各嵌挿片11の
内側面に沿って引き抜き方向に摺動され、したがって、
ナット部材19からボルト部材1が分離され、かつ、側板
Aと天板Bが分解される。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、固着板にボルト部材の
埋設固定部を圧入により埋設固定し、被固着板にナット
部材を圧入により埋設固定し、このナット部材の挿通孔
内にボルト部材の複数の嵌挿片からなる嵌挿部を挿通
し、この嵌挿部の挿入孔内にピン部材の打込軸部を圧入
することにより、この嵌挿部の各嵌挿片を簡単に拡開し
て各嵌挿片の係止突部をナット部材の係止縁部に確実に
係止することができ、ボルト部材を有する固着板に対し
てナット部材を有する被固着板を強い保持力で確実に固
着することができ、固着板と被固着板とは分離方向に作
用された場合にも簡単に外れることがなく、また、固着
板と被固着板に対しては相互を固着する固着部材を簡単
に取付けることができ、大きさの異なる挿通係止部を段
階的に孔加工する手数を要せず、したがって、相対する
固着板の相互を簡単かつ確実に固着することができ、か
つ、この固着状態を確実に保持することができる家具用
固着装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す家具用固着装置を分解
した状態を示す断面図である。
【図2】同上第1の連結体の正面図である。
【図3】同上平面図である。
【図4】同上第2の連結体の一部を切欠いた正面図であ
る。
【図5】同上平面図である。
【図6】同上第3の連結体の正面図である。
【図7】同上平面図である。
【図8】連結板相互の分離状態を示す斜視図である。
【図9】同上連結状態を示す断面図である。
【図10】同上他の連結状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ボルト部材 3 埋設固定部 4 嵌挿部 10 切溝 11 嵌挿片 12 挿入端部 14 係止突部 16 挿入孔 19 ナット部材 21 係止突条 25 挿通孔 26 係止縁部 28 ピン部材 29 打込軸部 30 フランジ A 固着板 B 被固着板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固着板に取付けられるボルト部材と、前
    記固着板に固着される被固着板に埋設され前記ボルト部
    材を嵌挿するナット部材と、前記ボルト部材とナット部
    材とを固定するピン部材とからなり、 前記ボルト部材は、合成樹脂にて筒状に形成され中間部
    から一端部に前記固着板に圧入する埋設固定部を有する
    とともに、中間部から他端部に前記ナット部材に嵌挿す
    る嵌挿部を有してなり、この嵌挿部は、軸方向の切溝に
    て分割して形成されそれぞれの挿入端部に外方に突出し
    た係止突部を有する複数の嵌挿片と、この複数の嵌挿片
    にて端部を開口して形成された挿入孔とを有し、 前記ナット部材は、中空筒状に形成され外周部に前記被
    固着板に圧入する複数段の係止突条を有するとともに、
    内部に前記ボルト部材の嵌挿部を挿通する挿通孔を有
    し、この挿通孔の挿入端部に前記複数の嵌挿片の係止突
    部を係止する係止縁部を有し、 前記ピン部材は、前記ナット部材の挿通孔内に挿通した
    前記ボルト部材の嵌挿部の挿入孔内に挿入して各嵌挿片
    を外方に拡開する打込軸部を有するとともに、この打込
    軸部の基端部に一体に形成されたフランジを有すること
    を特徴とする家具用固着装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1995009986A1 (en) * 1993-10-07 1995-04-13 Zimmer Vorhaus Klaus Water powered pump drive unit
US20220243747A1 (en) * 2021-02-01 2022-08-04 Schluter Systems, LP Profile System for Intersecting Joints

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WO1995009986A1 (en) * 1993-10-07 1995-04-13 Zimmer Vorhaus Klaus Water powered pump drive unit
US20220243747A1 (en) * 2021-02-01 2022-08-04 Schluter Systems, LP Profile System for Intersecting Joints

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