JPH0914997A - 光電式エンコーダ - Google Patents

光電式エンコーダ

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JPH0914997A
JPH0914997A JP18618895A JP18618895A JPH0914997A JP H0914997 A JPH0914997 A JP H0914997A JP 18618895 A JP18618895 A JP 18618895A JP 18618895 A JP18618895 A JP 18618895A JP H0914997 A JPH0914997 A JP H0914997A
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JP
Japan
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light receiving
output
value
encoder
light
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JP18618895A
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English (en)
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Tetsuo Kiriyama
哲郎 桐山
Shiyouhei Uto
章平 鵜戸
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力振幅を無調整で一定レベルに制御する。 【構成】 エンコーダ出力A,Bの振幅に相当する値の
目標値Kは、予めCPU11内のROMに記憶される。
CPU11は、エンコーダ出力A,Bからその振幅に相
当する値を計算し、この値と目標値Kとが一致するよう
に、基準値Vrefを変化させる。電流制御回路7は、
受光信号a,_a,b,_bの直流成分を算出し、この
直流成分と基準値Vrefとが一致するようにLED1
の電流値Ifを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体や直線移動体の
位置及び速度等を検出するための正弦波信号を出力する
光電式エンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】正弦波出力型のエンコーダは、パルスエ
ンコーダに比べ、エンコーダ出力の1周期の間の変位や
速度を連続量として求めることができるという利点があ
る。この種のエンコーダで正しい検出値を得るために
は、正弦波状の出力信号の振幅値が予め設定された値に
正確に制御されていることが必要である。
【0003】変位検出に発光ダイオード(LED)とフ
ォトセンサ(PD)とを使用した光電式のエンコーダの
場合、LEDの周囲の温度や経年変化によってLED出
力が変化する。これにより、エンコーダ出力の振幅値が
変動する。また、エンコーダの周波数特性によってもエ
ンコーダ出力の振幅値の直線性が悪化することが知られ
ている。
【0004】従来、このようなエンコーダ出力の振幅値
の変動を抑制したものとして、例えば特開昭61−13
702号に示すエンコーダが知られている。このエンコ
ーダでは、2つのPDから出力される直流分を含んだ1
80°位相が異なる2相の検出出力の差分値をエンコー
ダ出力として出力すると共に、2相検出出力を加算して
直流成分を得る。そして、この直流成分が予め設定した
値と等しくなるように、LEDの電流値を制御するもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光電式エンコーダでは、LED,PD等の素子
のばらつき、組立時の機械的、光学的ばらつきなどがあ
るために、エンコーダ出力の振幅値とPDの直流レベル
との関係が装置毎に異なっている。このため、予め所望
とする振幅値を得るために必要な直流成分の基準レベル
を、装置毎にボリューム等によって調整しなければなら
ない。このため、工場出荷時や現場でのサービス時の手
間がかかりコストが上昇するという問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、出力振幅を無調整で一定レベルに
制御することができる光電式エンコーダを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光電式エン
コーダは、発光手段と、この発光手段から出力される光
を受光する複数の受光手段と、前記発光手段と前記受光
手段との間に配置され被検出対象の変位に応じて前記発
光手段から前記受光手段に受光される光を断続して前記
受光手段から少なくとも180°位相の異なる2相の正
弦波を含む受光信号を出力させるスリット部材と、前記
受光手段から出力される受光信号から正弦波成分を抽出
しこれをエンコーダ出力として出力する第1の演算手段
と、前記受光手段から出力される受光信号から直流成分
を抽出すると共にこの直流成分が所定の基準値と等しく
なるように前記発光手段の電流値を制御する電流制御手
段と、前記第1の演算手段から出力されるエンコーダ出
力の振幅に相当する値の目標値を記憶した記憶手段と、
前記第1の演算手段から出力されるエンコーダ出力から
その振幅に相当する値を算出すると共に、この値と前記
記憶手段に記憶された目標値とが一致するように前記基
準値を変更する第2の演算手段とを備えたことを特徴と
する。
【0008】なお、前記受光手段は、前記発光手段から
出力される光を受光するフォトセンサアレイからなり、
前記発光手段と前記受光手段との間で前記受光手段に対
してスケールを相対的に移動させると共にこの移動に応
じて前記発光手段から受光される光を変化させて少なく
とも180°位相の異なる2相の正弦波を含む受光信号
を出力するものでもよい。
【0009】本発明の好ましい態様は、これらの受光手
段が、90°毎位相が異なる4相の受光信号を出力する
ものであり、前記第1の演算手段が、前記4相の受光信
号から90°位相が異なる2相の正弦波信号をエンコー
ダ出力として出力するものであり、前記第2の演算手段
が、前記2相のエンコーダ出力からベクトル演算によっ
て前記エンコーダ出力の振幅に相当する値を算出するも
のであることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、エンコーダ出力の振幅に相当
する値の目標値を予め記憶手段に記憶しておき、第2の
演算手段でエンコーダ出力からその振幅に相当する値を
計算し、この値と記憶手段に記憶された値とが一致する
ように、基準値を変化させる。そして、電流制御手段で
求められる受光信号の直流成分と上記基準値とが一致す
るように発光手段の電流値を制御するようにしている。
このため、素子や機械的なばらつきによってエンコーダ
毎に出力振幅に対する基準値の関係が異なっていても、
エンコーダ出力の振幅値に相当する値は、常に記憶手段
に記憶された目標値に一致するように基準値が修正され
るので、無調整で常に一定の出力振幅を得ることができ
る。
【0011】なお、受光信号を90°毎に位相が異なる
4相の受光信号とし、これら4相の受光信号から90°
位相が異なる2相のエンコーダ出力を得ると共に、この
2相のエンコーダ出力からベクトル演算によってエンコ
ーダ出力の振幅に相当する値を算出するようにすれば、
出力の振幅に相当する値も連続量として求められること
ができ、よりきめ細かい制御を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。
【0013】図1は、本発明の実施例に係る光電式サイ
ン波エンコーダの回路図である。発光ダイオード(LE
D)1は、電流値Ifに応じた光を出力する。この光は
LED1と対向配置されたフォトダイオード(PD)2
1 ,22 ,23 ,24 で受光される。LED1とPD2
1 ,22 ,23 ,24 との間には、所定パターンのスリ
ットがそれぞれ形成された固定部材3と移動部材4とが
配置され、移動部材4が被検出物に固定されることによ
り、LED1とPD21 ,22 ,23 ,24 との間で被
検出物の変位に応じた光の断続がなされ、4相出力が得
られるように構成される。PD21 ,22 ,23 ,24
の出力は、それぞれ電流電圧変換器51 ,52 ,53
4 で電圧値に変換されて4相の受光信号a,_a,
b,_bとなる。
【0014】これら受光信号a,_a,b,_bは、図
2(a)に示すように、直流成分Vdcにそれぞれ基準
位相から0°,180°,90°,270°の位相差を
持つ正弦波が重畳された信号となる。これらの受光信号
のうち、信号a,_a及び信号b,_bは、それぞれ第
1の演算手段である加減算増幅器61 ,62 に供給され
る。加減算増幅器61 ,62 は、それぞれ2信号の差分
を演算して図2(c)に示すような90°の位相差を持
つ2相のエンコーダ出力A,Bを出力する。
【0015】また、受光信号a,_a,b,_bは、電
流制御回路7にも供給されている。この電流制御回路7
は、受光信号a,_a,b,_bを加減算増幅器8で加
算して、図2(b)に示すような直流成分4Vdcを得
た後、基準値Vrefと比較して、その差分値に応じて
電流増幅器9でLED1の電流値Ifを制御する。
【0016】一方、エンコーダ出力A,Bは、A/Dコ
ンバータ(ADC)10に供給され、ここでA/D変換
されて出力データDA,DBとなり、第2の演算手段で
あるCPU11に供給される。CPU11は、エンコー
ダ出力A,Bからベクトル演算によって、両者の振幅値
に相当する値DA2 +DB2 を演算し、この値とその目
標値Kとの差を0にするような基準データDrefを出
力する。即ち、CPU11は、図3に示すように、互い
に直交するベクトルA,Bの合成ベクトルA+Bの大き
さに相当する値A2 +B2 を演算する。目標値Kは、例
えばCPU11の図示しないROMの中のプログラム中
に記述された定数である。また、DA2+DB2 と目標
値Kとの差を0にする基準データDrefは、その標準
的な値が予め不揮発性メモリ、例えはEEPROM12
に記憶されている。そして、出荷時に1回だけこの基準
データDrefの調整を行い、これをEEPROM12
に格納し、以後、通常状態では使用しない。この基準デ
ータDrefは、D/Aコンバータ(DAC)13でD
/A変換され、アナログの基準値Vrefとなって電流
制御回路7の加減算増幅器8に供給される。
【0017】図4は、CPU11の動作を示すフローチ
ャートである。CPU11は、出力データDA,DBを
サンプリング(S1)する毎に、Kin=DA2 +DB
2 を計算し(S2)、この値KinがKにほぼ等しい場
合には(S3)、基準データDrefをEEPROM1
2に格納して(S4)処理を終了する。Kin>Kの場
合には(S5)、基準データDrefからΔDrefを
減算し(S6)、Kin<Kの場合には(S5)、基準
データDrefにΔDrefを加算する(S7)。
【0018】以上の処理を繰り返すことにより、CPU
11は、振幅相当値A2 +B2 と目標値Kとが適合する
ように基準値Vrefを調整し、以後は一度電源を切っ
ても、不揮発性メモリ(EEPROM12)に格納され
たDrefの値を電源再投入の際に与えることにより、
調整された基準値VrefでLED1の電流値Ifが制
御されるので、無調整化が図れ、経時的な変動に対して
も常にエンコーダ出力A,Bの振幅値を一定にするよう
に制御が行われることになる。なお、上述したように、
この調整処理は、CPU11とプログラムにより実施可
能な他に、ハードロジックにより実施することもでき
る。この場合には、クロック回路を設けて図4のルーチ
ンを回すことができる。
【0019】以上の実施例において、電流制御回路7
は、例えば図5に示すように構成することができる。受
光信号a,_a,b,_bは、抵抗21を介して演算増
幅器22及び帰還抵抗23からなる反転増幅器24の反
転入力端子に入力される。反転増幅器24は、受光信号
a,_a,b,_bの加算値である直流成分4Vdcを
出力する。この直流成分4Vdcは、抵抗25を介して
演算増幅器26、帰還抵抗27及びノイズ吸収用キャパ
シタ28からなる反転増幅器29の反転入力端子に入力
される。反転増幅器29の非反転入力端子には、基準値
Vrefが供給される。反転増幅器29は、直流成分4
Vdcが基準値Vrefと一致するように出力トランジ
スタ30のベース電流を調整し、LED1の電流値If
を調整する。この回路では、反転増幅器24,29が図
1の加減算増幅器8に相当し、出力トランジスタ30と
エミッタ抵抗31とが同じく電流増幅器9に相当する。
【0020】図6及び図7は、DAC13を、PWM信
号からアナログ電圧を得る一段CRによるローパスフィ
ルタで構成した例である。このDAC13は、入出力端
に接続された抵抗41と出力端と接地端との間に並列接
続されたキャパシタ42及び抵抗43から構成される。
この回路では、入力される基準データDrefがパルス
信号となるため、Prefと表記している。抵抗41,
43の抵抗値をそれぞれR1,R2、キャパシタ42の
容量をCとすると、回路の伝達関数Gは、下記数1のよ
うに表せる。
【0021】
【数1】G=R2/(sC・R1・R2+R1+R2)
【0022】低周波成分のみを考え、図7に示すよう
に、PWM信号のハイレベル及びローレベルの期間をそ
れぞれth,tl、パルス高さをVとすると、基準値V
refは下記数2のように求められる。
【0023】
【数2】Vref=[th/(th+tl)]・[R2
/(R1+R2)]・V
【0024】したがって、パルス幅をCPU11によっ
て制御することにより、図7中点線で示すように、基準
値Vrefを0から[R2/(R1+R2)]・Vまで
変化させることができる。
【0025】なお、上記実施例は、基準値Vrefの初
期設定において特に大きな効果を有するが、ADC1
0,CPU11及びDAC13が高速化可能であれば、
ダイナミックなフィードバック制御も可能になる。ま
た、本発明は、受光信号が180°位相の異なる2相信
号でも一定の効果が得られるが、上記実施例のように、
受光信号が4相信号であり、エンコーダ出力A,Bが2
相信号であると、どの時点においてもエンコーダ出力の
振幅値を得ることができ、連続的な制御が可能になる。
【0026】図8は、受光手段がフォトダイオードアレ
イで構成された実施例を示す図で、同図(a)はスケー
ル部の平面図、同図(b)は同図(a)のII−II線によ
る断面図である。 例えばディジタルノギス等の固定側
に固定されるメインスケール51は、透光性のガラス基
板52の図中下面に所定ピッチの光学格子53を形成し
てなる。このメインスケール51に対して移動するスラ
イダ側には、インデックススケール54が配置されてい
る。インデックススケール54は、ガラス等の絶縁基板
55の上面に複数のフォトダイオード56を例えば光学
格子53の1/2のピッチでアレイ状に配置してなり、
個々のフォトダイオード56の間が絶縁体57で分離さ
れたものである。これらフォトダイオード56と絶縁体
57の上面は、透光性の共通電極58で覆われ、フォト
ダイオード56と絶縁基板55との間は金属配線層59
が配置されている。そして、金属配線層59を介して外
部に信号を取り出せるようになっている。
【0027】これらの受光手段は、4つの受光素子群6
1a,61b,61c,61dを構成し、それらの平面
的位置関係が図8(a)に示されている。即ち、前記光
学格子と同一ピッチの第1の受光素子群61a(A相)
に対し、第2の受光素子群61b(_A相)は、その空
間的位相が180°異なっており、同じく第3の受光素
子群61c(B相)は90°、第4の受光素子群61d
(_B相)は270°それぞれ異なったものとなってい
る。
【0028】この受光手段のメインスケール51のイン
デックススケール54と反対側からLED62の光をレ
ンズ63を介してインデックススケール54に導くこと
により、メインスケール51とインデックススケール5
4の相対位置に応じた位相の4相信号が受光素子群61
a〜61dの各端子64a,64b,64c,64dか
ら得られることになる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、エ
ンコーダ出力の振幅に相当する値の目標値を予め記憶手
段に記憶しておき、第2の演算手段でエンコーダ出力か
らその振幅に相当する値を計算し、この値と記憶手段に
記憶された値とが一致するように、基準値を変化させる
と共に、電流制御手段で求められる受光信号の直流成分
と上記基準値とが一致するように発光手段の電流値を制
御するので、無調整で常に一定の出力振幅を得ることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る光電式サイン波エン
コーダの回路図である。
【図2】 同エンコーダにおける各部の波形図である。
【図3】 同エンコーダにおける出力振幅値の算出方法
を説明するための図である。
【図4】 同エンコーダにおけるCPUのフローチャー
トである。
【図5】 同エンコーダにおける電流制御回路の詳細回
路図である。
【図6】 同エンコーダにおけるDACの詳細回路図で
ある。
【図7】 同DACの入出力波形図である。
【図8】 本発明の他の実施例に係る受光手段の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1,62…発光ダイオード(LED)、21 ,22 ,2
3,24 ,56…フォトダイオード(PD)、3…固定
部材、4…移動部材、51,52 ,53 ,54 …電流電
圧変換器、61 ,62 ,8…加減算増幅器、7…電流制
御回路、9…電流増幅器、10…A/Dコンバータ、1
1…CPU、12…EEPROM、13…D/Aコンバ
ータ、51…メインスケール、54…インデックススケ
ール。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光手段と、 この発光手段から出力される光を受光する複数の受光手
    段と、 前記発光手段と前記受光手段との間に配置され被検出対
    象の変位に応じて前記発光手段から前記受光手段に受光
    される光を断続して前記受光手段から少なくとも180
    °位相の異なる2相の正弦波を含む受光信号を出力させ
    るスリット部材と、 前記受光手段から出力される受光信号から正弦波成分を
    抽出しこれをエンコーダ出力として出力する第1の演算
    手段と、 前記受光手段から出力される受光信号から直流成分を抽
    出すると共にこの直流成分が所定の基準値と等しくなる
    ように前記発光手段の電流値を制御する電流制御手段
    と、 前記第1の演算手段から出力されるエンコーダ出力の振
    幅に相当する値の目標値を記憶した記憶手段と、 前記第1の演算手段から出力されるエンコーダ出力から
    その振幅に相当する値を算出すると共に、この値と前記
    記憶手段に記憶された目標値とが一致するように前記基
    準値を変更する第2の演算手段とを備えたことを特徴と
    する光電式エンコーダ。
  2. 【請求項2】 発光手段と、 この発光手段から出力される光を受光するフォトセンサ
    アレイからなる受光手段と、 前記発光手段と前記受光手段との間に配置され前記受光
    手段に対して相対的に移動すると共にこの移動に応じて
    前記発光手段から前記受光手段に受光される光を変化さ
    せて少なくとも180°位相の異なる2相の正弦波を含
    む受光信号を前記受光手段から出力させるスケールと、 前記受光手段から出力される受光信号から正弦波成分を
    抽出しこれをエンコーダ出力として出力する第1の演算
    手段と、 前記受光手段から出力される受光信号から直流成分を抽
    出すると共にこの直流成分が所定の基準値と等しくなる
    ように前記発光手段の電流値を制御する電流制御手段
    と、 前記第1の演算手段から出力されるエンコーダ出力の振
    幅に相当する値の目標値を記憶した記憶手段と、 前記第1の演算手段から出力されるエンコーダ出力から
    その振幅に相当する値を算出すると共に、この値と前記
    記憶手段に記憶された目標値とが一致するように前記基
    準値を変更する第2の演算手段とを備えたことを特徴と
    する光電式エンコーダ。
  3. 【請求項3】 前記受光手段は、90°毎位相が異なる
    4相の受光信号を出力するものであり、 前記第1の演算手段は、前記4相の受光信号から90°
    位相が異なる2相の正弦波信号をエンコーダ出力として
    出力するものであり、 前記第2の演算手段は、前記2相のエンコーダ出力から
    ベクトル演算によって前記エンコーダ出力の振幅に相当
    する値を算出するものであることを特徴とする請求項1
    又は2記載の光電式エンコーダ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001227987A (ja) * 2000-02-17 2001-08-24 Dr Johannes Heidenhain Gmbh 位置測定装置及び位置測定装置を作動させる方法
JP2005221472A (ja) * 2004-02-09 2005-08-18 Olympus Corp 静電型エンコーダ及び静電型変位測定方法
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