JPH0194217A - 自動振幅補正機能付エンコーダ - Google Patents

自動振幅補正機能付エンコーダ

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JPH0194217A
JPH0194217A JP25059987A JP25059987A JPH0194217A JP H0194217 A JPH0194217 A JP H0194217A JP 25059987 A JP25059987 A JP 25059987A JP 25059987 A JP25059987 A JP 25059987A JP H0194217 A JPH0194217 A JP H0194217A
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JP
Japan
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circuit
light
phase
outputs
signal
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Pending
Application number
JP25059987A
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English (en)
Inventor
Mitsuyuki Taniguchi
満幸 谷口
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 光学式エンコーダであって、受光素子から出力されるA
相信号およびB相信号の大きさよりA2+ B 2の値
を計算し、これが一定の値に保たれるように発光素子に
流れる電流を制御することにより、新たに受光素子を追
加することなく、素子の経年変化および温度特性の影響
による振幅の変化を補正する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はNC工作機械のテーブルあるいはモーフの制御
に用いられるエンコーダ、特に光学式エンコーダに関す
る。
NC工作機械の制御機構の主要部を構成するのはサーボ
機構であり、そのサーボ機構においては、制御対象物の
目的とする位置と検知された実際の位置の差を駆動トル
クにフィードバックさせることにより位置制御が行なわ
れる。
したがって、位置検知の精度と経年安定度がそのまま位
置制御の精度と経年安定度に反映されるわけで、位置制
御技術の進歩とともに位置検知の精度と経年安定度に対
する要求は年々高まるばかりである。
〔従来の技術〕
エンコーダの中でも特に、光学式エンコーダにおいては
、移動体の変位の検出を次のようにして行なっている。
まず発光ダイオード等の発光素子と、半導体受光素子と
の間に遮光スリットを設け、発光素子の発する光が遮光
スリットを通して受光素子へ達するように配置する。移
動体と遮光スリットとは連動しており、移動体が回転あ
るいは直進等の運動によって変位すると、それに伴って
この遮光スリットも変位する。そうすると遮光スリット
による遮光の状態に変化が生じるため、受光素子内には
移動体の変位に対応して電流の量が変化し、これを変位
信号として取り出すことができる。この変位信号は、互
いに位相が90度異なる正弦波および余弦波のA相信号
およびB相信号の形をしているのが一般的である。
この変位信号の振幅は、使用されている素子、特に発光
素子および受光素子の経年変化および温度特性の影響で
変化し、そのために位置検知の精度が低下してしまう。
この問題に対する対策は、一般にとられていないかまた
はとられていても次のような方法しかない。その方法と
いうのは、振幅調整専用の受光素子をさらに設け、その
受光素子へ到達する光は移動体の変位と無関係になる様
に遮光スリットを設定する。この振幅調整専用の受光素
子が検知した電流により、発光素子へ流れる電流を制御
して振′幅を一定に保つという方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来の振幅調整方法においては、次のような問
題点がある。
まず第1に、1つの発光素子に対して、受光素子が安定
した光検知を行ない得るに足る充分な光量が得られる領
域には限りがあり、その領域の一部を振幅調整用の受光
素子のための領域として使用すると、肝心の変位信号を
発生ずる受光素子のための領域が狭くなってしまい、そ
のために精度の低下を招いてしまうという問題がある。
第2に、その原理から明らかなように、発光素子の経年
変化および温度特性の影響を除くことはできるが、それ
以外の素子、特に受光素子の変化による影響を除くこと
ができないという問題がある。
したがって、本発明の目的の第1は、振幅調整用として
新たに受光素子を追加する必要のない自動振幅補正器を
備えたエンコーダを提供することであり、第2は、発光
素子のみならず受光素子を含めた回路全体に含まれる素
子の経年変化および温度特性による総合的な影響を除く
ことができる自動振幅補正器を備えたエンコーダを提供
することである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
第1図は本発明の原理を表わす原理構成図であり、本図
により本発明の詳細な説明する。
発光素子1.2.13で発生したA相信号およびB相信
号は信号解析器15に人力されると同時に自動振幅補正
器16に入力される。自動振幅補正器16はA相信号の
強度の2乗とB相信号の強度の2乗との和を計算し、そ
の結果と、予め定めた量とを比較し、その比較結果に応
じて発光素子11の発する光の強度を制御する信号を出
力する。
〔作 用〕
A相信号およびB相信号は互いに位相が90゜異なる正
弦波であるからそれぞれの強度A、BはA相信号:  
A−1stnωt     (1)B相信号:  B=
Icosωt     (2)と表わすことができる。
ただし、■は各信号の振幅、ωは信号の角速度、tは時
間である。ここで、A2→−82の値を計算すると A2+B2= T2sin2ωt + I 2COS2
(JJ を−I2          (3) となり、時間tに無関係な一定量I2となる。したがっ
てA 2 + 82 = 72が一定の値となるように
発光体の光量を調節すれば、素子の経年変化および温度
特性の影響を除くことができる。
〔実施例〕
第2図は本発明の第1の実施例を表わしている。
本実施例は演算回路17をアドレス12ビツト、データ
1ビツトのROM(Read 0nly Memory
)171で実現している。
受光素子12 、13を流れる電流の形で発生したA相
信号およびB相信号は振幅器211 、212で増幅さ
れ、A/D変換器213 、214でA/D変換されて
各6ビツトで表わされるデジタル信号となる。
このデジタル信号は信号解析器15に入力される一方、
ROM171にも入る。ROl’1171には、A相信
号による6ビソトとB相信号による6ビツトの合計12
ビツトで表わされる212通りの場合のそれぞれについ
で、A Z +B Zの値が予め定めた値よりも大きい
か(1)小さいか(0)の判定結果が格納されており、
12ビツトの値が人力されるとその判定結果を出力する
。判定結果は抵抗R2とコンデンサC1で構成された平
均化回路18に入力され、短かい期間内の変動が除去さ
れて、帰還制御回路19へ入力される。帰還制御回路1
9はOPアンプと抵抗R3とコンデンサC2で構成され
設定回路20からの入力から平均化回路18からの入力
を差し引き、その結果を時間的に積分した値に相当する
電圧を出力する。積分する目的は制御信号の細かい変動
を押さえるためである。帰還制御回路19の出力は発光
ダイオードD1と抵抗R1で構成される発光素子11へ
入力され、その電圧に対応した電流が発光ダイオードD
Iに流れる。設定回路20は抵抗R4およびR5で構成
され、発光ダイオードD1の明るさを設定するものであ
る。
第3図は本発明の第2の実施例を表わしている。
本実施例では演算回路17をアナログ乗算器172゜1
73とアナログ加算器174等で構成している。
受光素子12 、13を流れる電流の形で発生したA相
信号およびB相信号は増幅器211 、212で増幅さ
れ、信号解析器15に入力される一方、アナログ乗算器
172 、173へも入力される。アナログ乗算器17
2および173の出力電圧はそれぞれA2およびB2に
対応しており、それらはアナログ加算器174に入力さ
れて両者の和に対応する出力電圧が得られる。コンパレ
ータ175において、抵抗R6およびR7で定められた
電圧と比較され、その結果が平均化回路18へ入力され
る。平均化回路18以降の各回路の構成と働きは前記の
第1実施例と同様なので説明を省略する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、振幅調整用として
新たに受光素子を追加することなく、発光素子のみなら
ず受光素子を含めた回路全体に含まれる素子の経年変化
および温度特性による総合的な影響を除くことができる
自動振幅補正機能付エンコーダが実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を表わす原理構成図、第2図は本
発明の第1実施例を表わす図、第3図は本発明の第2実
施例を表わす図である。 図において、 11・・・発光素子、   12 、13・・・受光素
子、14・・・遮光スリット、  16・・・自動振幅
補正器、17・・・AZ + 132演算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発光素子(11)と発光素子(12、13)との間
    に、位置検知すべき移動体の変位に連動して変位する遮
    光スリット(14)を設け、該受光素子(12、13)
    より該移動体の変位に応答するA相信号およびB相信号
    を出力せしめ、それらを解析して該移動体の位置信号を
    出力するエンコーダであって、該A相信号およびB相信
    号が互いに位相が90゜異なる正弦波であるエンコーダ
    において、該A相信号の強度の2乗と該B相信号の強度
    の2乗との和の計算からなるA^2+B^2演算を行な
    い、その結果と予め定めた量とを比較し、比較結果に応
    じて発光素子(11)の発する光の強度を制御する帰還
    制御信号を出力する自動振幅補正器(16)を設けたこ
    とを特徴とする自動振幅補正機能付エンコーダ。 2、前記自動振幅補正器(16)が、 前記A相信号およびB相信号を入力とし、前記比較結果
    に相当する判定信号を出力するA^2+B^2演算回路
    (17)と、 該判定信号を入力とし、該判定信号を予め定めた時定数
    のもとに平均化して平均化判定信号を出力する平均化回
    路(18)と、 予め定めた設定値を出力する設定回路(20)と、該設
    定回路(20)の出力と平均化回路(18)の出力とを
    入力とし、前記帰還制御信号を出力する帰還制御回路(
    19)よりなる特許請求の範囲第1項記載のエンコーダ
    。 3、前記帰還制御回路(19)が、前記設定回路(20
    )の出力から前記平均化回路(18)の出力を差し引き
    、さらに予め定めた時定数のもとに積分した結果に相当
    する前記帰還制御信号を出力する特許請求の範囲第2項
    記載のエンコーダ。 4、前記帰還制御回路(19)が出力する前記帰還制御
    信号に応答して該発光素子(11)内を流れる電流を変
    化させることにより、該発光素子(11)の発する光の
    強度を変化させ、さらにそれによって前記A相信号およ
    びB相信号の振幅を変化させる特許請求の範囲第3項記
    載のエンコーダ。 5、前記受光素子(12、13)と前記A^2+B^2
    演算回路(17)との間に、該受光素子(12、13)
    の出力を増幅する増幅器(211、212)と該増幅器
    の出力をA/D変換してそれぞれmビットおよびnビッ
    トのデジタル化したA相信号およびB相信号の形で該A
    ^2+B^2演算回路(17)へ供給するA/D変換器
    (213、214)を具備する特許請求の範囲第4項記
    載のエンコーダ。 6、前記A^2+B^2演算回路(17)が、前記mビ
    ットおよびnビットのデジタル化したA相信号およびB
    相信号の合計m+nビットの信号で表わされる2^m^
    +^n通りの場合のそれぞれについて、前記A^2+B
    ^2演算の結果が予め定めた値よりも大きいか小さいか
    の判定結果が格納されているROM(171)を具備す
    る特許請求の範囲第5項記載のエンコーダ。 7、前記受光素子(12、13)と前記A^2+B^2
    演算回路(17)との間に、該受光素子(12、13)
    の出力を増幅して該A^2+B^2演算回路(17)を
    設ける特許請求の範囲第4項記載のエンコーダ。 8、前記A^2+B^2演算回路(17)がアナログ乗
    算器(172、173)、アナログ加算器(174)、
    基準電圧発生器(176)および比較器(175)より
    なる特許請求の範囲第7項記載のエンコーダ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318138A (ja) * 2001-04-24 2002-10-31 Tamagawa Seiki Co Ltd エンコーダ信号の振幅補正方法
JP2013195071A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Mitsubishi Electric Corp 光学式エンコーダ
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JP2015004559A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 パナソニック株式会社 モータ位置検出器
WO2021089182A1 (de) * 2019-11-04 2021-05-14 Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg Verfahren zur erfassung der position eines bewegbaren teils und ein system zur durchführung des verfahrens

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