JPH09149686A - 振動モータ - Google Patents

振動モータ

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Publication number
JPH09149686A
JPH09149686A JP7307295A JP30729595A JPH09149686A JP H09149686 A JPH09149686 A JP H09149686A JP 7307295 A JP7307295 A JP 7307295A JP 30729595 A JP30729595 A JP 30729595A JP H09149686 A JPH09149686 A JP H09149686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
battery
vibration
current
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7307295A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Fukuoka
俊明 服岡
Yoshiyuki Furuya
美幸 古屋
Koji Kuyama
浩二 久山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7307295A priority Critical patent/JPH09149686A/ja
Publication of JPH09149686A publication Critical patent/JPH09149686A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に振動を発生することができるとともに
低消費電流の振動モータを提供する。 【解決手段】 モータ軸にアンバランスウエイトを設け
てモータ軸の回転により振動を発生させるようにした振
動モータにおいて、電池2からモータ1への通電回路に
電流制限回路3を設け、電池2の特性及びモータ1自体
の特性による一定以上の回転速度の上昇を制限し、モー
タを低回転領域で定常回転させてアンバランス駆動し、
刷子と整流子の間の摺動ロスを減少して消費電流を少な
くし、また電池電圧を低下させずに安定してアンバラン
ス駆動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポケットベルなど
の小質量の電子装置内に収納されて無音アラームである
振動を発生する振動モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のポケットベルにおいては、特定の
発信者からの呼出信号を受信するとアラーム音を発して
報知するシステムが採用されていた。しかしながら、上
記システムでは、アラーム音が周囲にも放出されるた
め、付近にいる人に対して不快感を与えるという不都合
があった。
【0003】そこで、アラーム音を放出せずに装置自体
を振動させて携帯者のみに振動により直接アラームを報
知する装置が提案されている。その構造は、図5に示す
ように電池22にて駆動されるモータ21を装置内に収
納するとともに、図6に示すように、そのモータ21の
モータ軸23に偏芯したウエイト24を取付けてなり、
モータ21の回転アンバランスによって発生する振動に
より装置全体を振動させるように構成されたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな用途に用いられる振動モータは、大きさの制約を受
けて発電定数が小さい。また、携帯用として限られた小
型の電池を使用するため電流効率の高いモータが求めら
れ、低電圧・高効率のモータとして一般的にコアレスタ
イプのモータが選定される。
【0005】このようなコアレスモータは発電定数が小
さいので無負荷回転数が1万〜数万rpmになり、アン
バランスによる軸受のPV値が大きくなり、軸受ロスが
増大するとともに、刷子と整流子の間の摺動抵抗が増
え、摺動ロスも増大する。そのため、結果としてモータ
電流が増えるという問題がある。
【0006】この問題を解消するには、モータの印加電
圧を下げて使えばよいが、その場合には起動トルクが低
くなって、アンバランス負荷を駆動することができない
恐れが生じるという問題がある。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、確実
に振動を発生することができるとともに低消費電流の振
動モータを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の振動モータは、
モータ軸にアンバランスウエイトを設けてモータ軸の回
転により振動を発生させるようにした振動モータにおい
て、電池からモータへの通電回路に電流制限回路を設
け、電池の特性及びモータ自体の特性による一定以上の
回転速度の上昇を制限しており、電池電圧が高いときも
電流制限回路により所定の電流値に抑えてモータ回転上
昇を制限してモータを低回転領域で定常回転させてアン
バランス駆動し、刷子と整流子の間の摺動ロスを減少さ
せて消費電流を少なくし、かつ安定してアンバランス駆
動して確実に振動を発生する。
【0009】電流制限回路は、コレクタとエミッタがそ
れぞれ電池の正極とモータの一端に接続され、ベースが
抵抗を介して電池の正極に接続された第1のトランジス
タと、モータの他端と電池の負極の間に介装された電流
検出抵抗と、ベースがモータの他端に接続され、コレク
タが第1のトランジスタのベースに接続された第2のト
ランジスタにて構成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の振動モータの一実
施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
【0011】図1において、1はモータ、2はモータ1
を駆動する電池、3は電池2からモータ1への通電回路
に介装した電流制限回路である。この電流制限回路3
は、図2に示すように、トランジスタ4、5と抵抗6、
7により構成されている。トランジスタ4は、そのコレ
クタが電池2の正極に接続され、ベースが抵抗6を介し
て電池2の正極に接続され、エミッタがモータ1の一端
に接続されている。モータ1の他端は、抵抗7を介して
電池2の負極に接続されるとともにトランジスタ5のベ
ースに接続されている。また、トランジスタ5のコレク
タはトランジスタ4のベースに接続され、エミッタは電
池2の負極に接続されている。
【0012】このように構成すれば、モータ1が定常回
転している時は、低回転領域でアンバランス駆動するの
で、刷子と整流子の間の摺動ロスが減少する。一方、電
池電圧が高くてモータ電流が増大し、回転数が高くなろ
うとすると、抵抗7の両端間の電位差が上昇し、トラン
ジスタ5のベース電圧が高くなってトランジスタ5が導
通し、トランジスタ4のベース電圧を低下させてトラン
ジスタ4の導通を遮断するように働く。その結果、モー
タ1は所定の回転領域でアンバランス駆動することがで
きる。
【0013】以上の作用を図3、図4を参照して詳しく
説明する。図3はモータの回転数−トルク特性を表す説
明図であり、11は電池電圧、例えば3Vで駆動したと
きのモータ1の回転数−トルク特性、12は刷子−整流
子間の摺動ロスによる電流値を下げるために印加電圧を
下げたとき(例えば0.8V)のモータ1の回転数−ト
ルク特性、13はモータ単独で回転数−トルク特性12
の動作点Aにおける回転数を維持するようにしたときの
モータ1の回転数−トルク特性である。
【0014】図4は印加電圧−回転数特性、及び印加電
圧−電流特性を示す特性図であり、14は電流制限回路
3を設けないときの回転数特性、15は電流制限回路3
を設けたときの回転数の特性である。また、16は電流
制限回路3を設けないときの電流特性、17は電流制限
回路3を設けたときの電流特性である。
【0015】回転アンバランスによって振動を発生させ
るためのモータ1は、図3の特性13に示すような特性
が望ましいが、モータの体積が大きくなりすぎて実現で
きない。許容スペースに収納できるモータ1は特性11
に示すような特性になり、図4に示す特性14や特性1
6のように回転数及び電流が大きくなる。そこで、電流
制限回路3を設けることにより、図4に示す特性15や
特性17のように、一定のアンバランス振動を発生する
回転数を確保するとともに消費電流を少なくできる振動
モータが得られる。
【0016】以上のように本実施形態によれば、電流制
限回路3を設けることにより、モータ1の性能を損なう
ことなく、所定回転数で回転するように駆動することが
できる。なお、本発明はブラシレスモータにも適用する
ことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の振動モータによれば、以上の説
明から明らかなように、電池からモータへの通電回路に
電流制限回路を設け、電池の特性及びモータ自体の特性
による一定以上の回転速度の上昇を制限しているので、
電池電圧が高いときは電流制限回路により所定の電流値
に抑えてモータ回転上昇を制限し、モータを低回転領域
で定常回転させてアンバランス駆動することができ、刷
子と整流子の間の摺動ロスを減少して消費電流を少なく
でき、また電池電圧を低下させないので安定したアンバ
ランス駆動が可能で確実に振動を発生することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の振動モータのブロック図
である。
【図2】同実施形態の具体回路図である。
【図3】モータの回転数−トルク特性図である。
【図4】モータの印加電圧−回転数及び印加電圧−電流
特性図である。
【図5】従来例の振動モータのブロック図である。
【図6】振動モータの構成図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 電池 3 電流制限回路 4 トランジスタ 5 トランジスタ 6 抵抗 7 抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ軸にアンバランスウエイトを設け
    てモータ軸の回転により振動を発生させるようにした振
    動モータにおいて、電池からモータへの通電回路に電流
    制限回路を設け、電池の特性及びモータ自体の特性によ
    る回転速度の一定以上の上昇を制限したことを特徴とす
    る振動モータ。
  2. 【請求項2】 電流制限回路は、コレクタとエミッタが
    それぞれ電池の正極とモータの一端に接続され、ベース
    が抵抗を介して電池の正極に接続された第1のトランジ
    スタと、モータの他端と電池の負極の間に介装された電
    流検出抵抗と、ベースがモータの他端に接続され、コレ
    クタが第1のトランジスタのベースに接続された第2の
    トランジスタとから成ることを特徴とする請求項1記載
    の振動モータ。
JP7307295A 1995-11-27 1995-11-27 振動モータ Pending JPH09149686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7307295A JPH09149686A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 振動モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7307295A JPH09149686A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 振動モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09149686A true JPH09149686A (ja) 1997-06-06

Family

ID=17967424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7307295A Pending JPH09149686A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 振動モータ

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JP (1) JPH09149686A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172395A (ja) * 1998-05-07 2009-08-06 Philips Oral Healthcare Inc 振動デバイスの人体への予備使用のための自動電力調節システム
US8004220B2 (en) 2004-07-10 2011-08-23 Trw Limited Motor drive voltage-boost control
CN110352555A (zh) * 2017-02-03 2019-10-18 株式会社自动网络技术研究所 交流发电机控制装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009172395A (ja) * 1998-05-07 2009-08-06 Philips Oral Healthcare Inc 振動デバイスの人体への予備使用のための自動電力調節システム
US8004220B2 (en) 2004-07-10 2011-08-23 Trw Limited Motor drive voltage-boost control
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