JPH0550971U - 振動モータ - Google Patents

振動モータ

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Publication number
JPH0550971U
JPH0550971U JP102486U JP10248691U JPH0550971U JP H0550971 U JPH0550971 U JP H0550971U JP 102486 U JP102486 U JP 102486U JP 10248691 U JP10248691 U JP 10248691U JP H0550971 U JPH0550971 U JP H0550971U
Authority
JP
Japan
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motor
vibration
speed
unbalanced
characteristic
Prior art date
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Pending
Application number
JP102486U
Other languages
English (en)
Inventor
俊明 服岡
美幸 古屋
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 小容積の携帯用電子装置内でアラーム振動を
発生するための、消費電流が少ないモータを提供する。 【構成】 アンバランスウエイトを取付けアンバランス
振動によるアラームを発生させるモータは、特性が破線
の4であるのが望ましいが体積が大きくなりすぎて実現
できない。許容スペースに収容できるモータは1の特性
になり速度が高すぎ電流も大きくなる。しかし1の特性
のモータに、電池の消耗およびモータ自体の特性からく
る速度変動を防止する速度制御装置を付加すると3の特
性となり、一定のアンバランス振動を発生し、かつ消費
電流が少ないモータが得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はポケットベルなどの装置においてアラームを報知する装置に収納され た振動モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は特定の発信者からの呼出信号をポケットベルで受信し、アラーム音を発 生して報知するシステムであった。しかしながら上記のシステムでは、アラーム 音が周囲にも放出されるため付近にいる人に対して不快感を与えることがあった 。そこでアラーム音を放出せずに装置自体を振動させて、携帯者のみに振動によ りアラームを報知する装置が提案されている。その構造は図4に示すようにシャ フト12に偏心したウエイト13を取り付けたモータ11を収納し、モータの回 転アンバランスによって発生する振動により装置全体を振動させるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこのような用途に用いられるモータは大きさの制約を受けて発電 定数が小さい。また、携帯用として限られた小型バッテリを使用するため電流効 率の高いモータが求められ、低電圧・高効率のモータとして一般的にコアレスタ イプのモータが選定される。このようなコアレスモータは無負荷回転数が1万〜 数万rpmになり、アンバランスによる軸受のPV値が大きくなり軸受ロスが増 大するとともに刷子と整流子の間で摺動抵抗が増え、摺動ロスも増大する。その ため結果としてモータ電流がふえる。
【0004】 これらの問題を解消するにはモータの印加電圧を下げて使えばよいが、起動ト ルクが低下してアンバランス負荷を駆動することができなくなる。
【0005】 本考案は上記従来の問題点を駆動メカニズムの中で解決して安価で収納容易な 振動モータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の振動モータは、振動を発生するためのアン バランスウエイトと、電池の消耗およびモータ自体の特性からくる速度変動を防 止する速度制御装置を備えている。
【0007】
【作用】
この構成によって、モータが定常回転している時は低回転領域でアンバランス 駆動するので刷子と整流子の間の摺動ロスが減少し、起動時はモータ印加電圧が 増えアンバランス負荷を十分駆動することができる。その結果としてモータ電流 を半減することができる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0009】 図1は本考案のシステムの回転数−トルク特性および電流−トルク特性を表す 特性図である。1は電池電圧(たとえば3V)で駆動したときのモータの回転数 −トルク特性、2は刷子−整流子間の摺動ロスによる電流値を下げるために印加 電圧を下げたとき(たとえば0.8V)のモータの回転数−トルク特性、3は電 池電圧(たとえば3V)で駆動したまま回転数−トルク特性2の動作点Aにおけ る回転数を維持するように速度制御をかけたときの回転数−トルク特性、4は上 記速度制御をかけないでモータ単独で3の回転数−トルク特性を実現しようとし たときのモータの回転数−トルク特性である。5は1〜3の回転数−トルク特性 に対応するモータの電流−トルク特性である。また図中の一点鎖線は動作点がA からA′に移動する経路、すなわち負荷曲線を表している。
【0010】 図2は本考案のシステム構成のブロック図で6は電池、7はモータ8に速度制 御をかけるための速度制御装置である。ページャのような小容積の電子装置内で 振動を発生するためには図1の4の回転数−トルク特性をもつモータが望ましい が、このような特性のモータは寸法が大きくなり、許容される寸法では図1の1 の回転数−トルク特性をもつモータしかつくれない。しかしながら、1の特性で はモータの回転数が高くなりすぎ負荷ロス(とくに刷子−整流子間の摺動ロス) が大きくなり、その結果電流値が増大する。
【0011】 一方、電流値を抑えて動作点Aを通るようにモータの印加電圧を下げて図1の 2の特性にすると、上記摺動ロスは減少するが起動トルクも低下してアンバラン ス負荷を駆動することができなくなる。しかし図1の1の特性に速度制御装置7 を付加して図2のシステムを構成し図1の3の特性になるようにすれば上述した 問題点は解消される。すなわち、モータが定常回転している時は低回転領域でア ンバランス駆動するので刷子と整流子の間の摺動ロスが減少し、起動時はモータ 印加電圧が増えアンバランス負荷を十分駆動することができる。その結果として モータ電流を半減することができる。
【0012】 以上のように本実施例によれば、速度制御装置7を設けることにより、モータ の性能を損なうことなく電流値を低減することができる。また本実施例はブラシ レスモータに適用することも可能である。またモータは、アンバランスウェイト をとりつけるかわりに回転子の重量バランスをアンバランスにしても振動モータ として使用可能である。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本考案の振動モータは、無音アラームである振動を発生するため のアンバランスウエイトと、電池の消耗およびモータ自体の特性からくる速度変 動を防止する速度制御装置を備え、一定のアンバランス振動を発生するように速 度制御することにより、消費電流が少ない振動モータが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例におけるモータの特性図
【図2】本考案の実施例のブロック図
【図3】従来の振動モータ駆動のブロック図
【図4】振動モータ単体の構成図
【符号の説明】
6 電池 7 速度制御装置 8 モータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小容積の電子装置内で無音アラームであ
    る振動を発生するためのアンバランスウエイトと、電池
    の消耗およびモータ自体の特性からくる速度変動を防止
    する速度制御装置を備え、一定回転数でアンバランス振
    動を発生するように速度制御された振動モータ。
  2. 【請求項2】 回転子コイルをアンバランスさせた請求
    項1記載の振動モータ。
JP102486U 1991-12-12 1991-12-12 振動モータ Pending JPH0550971U (ja)

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JP102486U JPH0550971U (ja) 1991-12-12 1991-12-12 振動モータ

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JP102486U JPH0550971U (ja) 1991-12-12 1991-12-12 振動モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0550971U true JPH0550971U (ja) 1993-07-02

Family

ID=14328772

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JP102486U Pending JPH0550971U (ja) 1991-12-12 1991-12-12 振動モータ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4110491Y1 (ja) * 1964-07-31 1966-05-18
JPH0217853A (ja) * 1988-07-02 1990-01-22 Namiki Precision Jewel Co Ltd 振動アラーム用モータ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4110491Y1 (ja) * 1964-07-31 1966-05-18
JPH0217853A (ja) * 1988-07-02 1990-01-22 Namiki Precision Jewel Co Ltd 振動アラーム用モータ

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