JPH09149461A - アナログコードレス電話機 - Google Patents

アナログコードレス電話機

Info

Publication number
JPH09149461A
JPH09149461A JP7306010A JP30601095A JPH09149461A JP H09149461 A JPH09149461 A JP H09149461A JP 7306010 A JP7306010 A JP 7306010A JP 30601095 A JP30601095 A JP 30601095A JP H09149461 A JPH09149461 A JP H09149461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
channel
electric field
field strength
cordless telephone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7306010A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Otsuka
洋一 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7306010A priority Critical patent/JPH09149461A/ja
Publication of JPH09149461A publication Critical patent/JPH09149461A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズの少ない、高品質の通話ができるアナ
ログコードレス電話機を提供すること。 【解決手段】 子機側の制御部106に、タイマB10
67を設け、待機状態においてタイマBが終了したとき
に、子機側の受信用チャネルについて受信電界強度(ノ
イズレベル)を測定し、測定されたノイズレベルから使
用環境における平均ノイズレベルを算出し、算出結果に
基づき、キャリア判定レベルを更新することにより、常
に相対的にノイズレベルの低いチャネルが使用されるよ
うにする。また、測定された全ての受信用チャネルのノ
イズレベルを親機に送信することにより、親機が送信に
使用すべきノイズレベルの低いチャネルを選択できるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親機から子機への
送信と、子機から親機への送信とで異なる周波数の搬送
波を用いて通信を行うアナログコードレス電話機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、アナログコードレス電話の分野に
おいて、その通信制御方法について種々検討が行われて
いる。通常、アナログコードレス電話では、通話に使用
できる搬送波(以下、「キャリア」と呼ぶ)の周波数
(以下、「チャネル」と呼ぶ)は、地域等によって予め
決定されている。例えば、北米地域で使用されるアナロ
グコードレス電話では、親機側から子機側への送信に使
用できるチャネルは43〜47MHzの範囲で、また、
子機側から親機側への送信に使用できるチャネルは48
〜50MHzの範囲で、それぞれ、25個のチャネルが
割り当てられている。
【0003】従来のアナログコードレス電話機では、通
話に際してチャネルを決定するときに、まず電話機の制
御部に記憶されているチャネル(例えば、前回の通話で
使用したチャネル)の受信電界強度を測定し、測定され
た受信電界強度が、予め決定された固定のしきい値(例
えば、0dBμ=1μV)より低いか否かにより、当該
チャネルが使用可能であるか否かを判定する。即ち、受
信電界強度が固定のしきい値より低ければ、そのチャネ
ルは他の通信機に使用されていない(以下、使用されて
いないチャネルを「空チャネル」と呼ぶ)ため、当該ア
ナログコードレス電話による使用が可能であり、受信電
界強度が固定のしきい値以上であれば、そのチャネルは
使用できないという判定を行う。
【0004】判定の結果、最初に受信電界強度を測定し
たチャネルが使用可能であれば、当該チャネルを使用し
て通話を開始し、使用不可であれば、他のチャネルの受
信電界強度を測定して空チャネルを探し、その空チャネ
ルを使用して通話を行っていた(以下、チャネルが使用
可能か否かを判定する受信電界強度のしきい値を「キャ
リア判定レベル」と呼ぶ)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アナログコ
ードレス電話機では、使用される環境毎にノイズの強さ
が異なる。ここで「ノイズ」とは、当該アナログコード
レス電話における親機と子機との間の通信に使用される
以外の電波をいう(従って、他のコードレス電話により
使用される電波はノイズに含まれる)。
【0006】例えば、近くにファックス、テレビ等、電
波を発生する装置がある場合、それがノイズ源となり全
てのチャネルが影響を受ける場合がある。また、ノイズ
源が発生する電波の周波数の整数倍に相当するチャネル
が強い影響を受ける場合もあり、そのような場合には使
用するチャネルによってノイズが多かったり少なかった
りする。
【0007】ところが、従来の方法ではキャリア判定レ
ベルが固定されており、受信電界強度が固定値(0dB
μ)より低い場合にはチャネルが使用可能であると判定
されていたため、使用可能であるとはいうものの、キャ
リア判定レベルに近い強さのノイズを含むチャネルが使
用される場合があった。このような場合、使用中の子機
の移動等により、通話に使用されている電波の受信電界
強度が弱くなったり、ノイズがより強くなったりする
と、通話中にノイズ分の受信電界強度がキャリア判定レ
ベルを越えてしまう可能性もあり、実際の使用に際して
かなりのノイズが発生するという問題点を有していた。
【0008】本発明は、以上の問題点に鑑み、ノイズの
少ない、高品質の通話ができるアナログコードレス電話
機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、親機への送信と、親機
からの受信とで、異なる周波数の搬送波を用いて通信を
行うアナログコードレス電話システムの子機であって、
受信用チャネル毎に受信電界強度を測定する測定手段
と、前記測定手段により測定された受信電界強度から、
設置されている環境における平均的なノイズの強さを示
す受信電界強度を算出する算出手段と、前記算出手段に
より算出された結果に基づいて、受信用チャネルが使用
可能か否かの境界値であるしきい値を更新する更新手段
と、前記更新手段により更新されたしきい値に基づい
て、親機からの受信に用いるべきチャネルが使用可能か
否かを判定する判定手段とを備える。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、親機への
送信と、親機からの受信とで、異なる周波数の搬送波を
用いて通信を行うアナログコードレス電話システムの子
機であって、親機において測定された、親機の受信用チ
ャネル毎の受信電界強度を表す情報を受信する受信手段
と、前記受信手段により受信された受信電界強度を表す
情報に基づいて、通話時に親機への送信に使用すべきチ
ャネルを選択する選択手段とを備える。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載のアナログコードレス電話システムの子機におい
て、さらに、受信用チャネル毎に受信電界強度を測定す
る測定手段と、前記測定手段により測定された受信電界
強度から、設置されている環境における平均的なノイズ
の強さを示す受信電界強度を算出する算出手段と、前記
算出手段により算出された結果に基づいて、受信用チャ
ネルが使用可能か否かの境界値であるしきい値を更新す
る更新手段と、前記更新手段により更新されたしきい値
に基づいて、親機からの受信に用いるべきチャネルが使
用可能か否かを判定する判定手段とを備える。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、子機への
送信と、子機からの受信とで、異なる周波数の搬送波を
用いて通信を行うアナログコードレス電話システムの親
機であって、受信用チャネル毎に受信電界強度を測定す
る測定手段と、前記測定手段により測定された受信電界
強度から、設置されている環境における平均的なノイズ
の強さを示す受信電界強度を算出する算出手段と、前記
算出手段により算出された結果に基づいて、受信用チャ
ネルが使用可能か否かの境界値であるしきい値を更新す
る更新手段と、前記更新手段により更新されたしきい値
に基づいて、子機からの受信に用いるべきチャネルが使
用可能か否かを判定する判定手段とを備える。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、子機への
送信と、子機からの受信とで、異なる周波数の搬送波を
用いて通信を行うアナログコードレス電話システムの親
機であって、子機において測定された、子機の受信用チ
ャネル毎の受信電界強度を表す情報を受信する受信手段
と、前記受信手段により受信された受信電界強度を表す
情報に基づいて、通話時に子機への送信に使用すべきチ
ャネルを選択する選択手段とを備える。
【0014】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
記載のアナログコードレス電話システムの親機において
さらに、受信用チャネル毎に受信電界強度を測定する測
定手段と、前記測定手段により測定された受信電界強度
から、設置されている環境における平均的なノイズの強
さを示す受信電界強度を算出する算出手段と、前記算出
手段により算出された結果に基づいて、受信用チャネル
が使用可能か否かの境界値であるしきい値を更新する更
新手段と、前記更新手段により更新されたしきい値に基
づいて、子機からの受信に用いるべきチャネルが使用可
能か否かを判定する判定手段とを備える。
【0015】また、請求項7に記載の発明は、親機から
子機への送信と、子機から親機への送信とで、異なる周
波数の搬送波を用いて通信を行うアナログコードレス電
話機であって、子機として、請求項3記載のアナログコ
ードレス電話システムの子機を備え、親機として、請求
項6記載のアナログコードレス電話システムの親機を備
える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一適用例
としてのアナログコードレス電話機の子機の概略構成を
示すブロック図である。図1に示す子機は、アンテナ1
01、デュプレクサ102、受信部103、SPアンプ
104、スピーカー105、制御部106、操作部10
7、マイク108、スイッチ109、送信部110、二
次電池111、レギュレータ112、スイッチ113、
114を備える。
【0017】制御部106は受信電界強度測定部106
1、判定部1062、キャリア判定レベル算出部106
3、メモリ1064、チャネル制御部1065、タイマ
A1066、タイマB1067、電源制御部1068を
含む。アンテナ101は、無線信号の送信および受信を
行う。デュプレクサ102は、一本のアンテナを送受信
で共用するために使用されている。
【0018】受信部103は、RFアンプ、局部発振回
路、混合器、IFアンプおよび検波器を含み、アンテナ
101が受信した無線信号から受信電界強度および受信
データを取り出し、SPアンプ104および制御部10
6に送る。
【0019】制御部106は、発呼データ、応答可能信
号等の制御信号の生成、受信電界強度の測定および子機
全体の制御等を行う。受信電界強度測定部1061は、
子機の受信用チャネルについて受信電界強度を測定す
る。通話を開始する時には、通話に使用すべくチャネル
制御部1065から指示されたチャネルについて受信電
界強度を測定する。また、通信が行われていない状態
(以下、「待機状態」と呼ぶ)においては、親機からの
制御信号の送信があるか否かの判定のため、前回の通話
に使用されたチャネルについて受信電界強度の測定を行
うほか、タイマB1067が終了したときには、子機の
全ての受信用チャネルについて受信電界強度の測定を行
い、メモリ1064に格納する。
【0020】判定部1062は、受信電界強度測定部1
061が、通話に使用すべくチャネル制御部1065か
ら指示されたチャネルの受信電界強度を測定した場合
に、そのチャネルが通話に使用可能であるか否かを判定
する。具体的には、測定された受信電界強度がキャリア
判定レベルより低いか否かによって、当該チャネルが使
用可能であるか否かを判定する。
【0021】キャリア判定レベル算出部1063は、メ
モリ1064に保持されている、子機の全ての受信用チ
ャネルの受信電界強度から、子機の使用環境における適
正なキャリア判定レベルを算出し、算出結果が一定の値
より小さければ、判定部1062による判定に使用され
るキャリア判定レベルを更新する。具体的には、子機の
使用環境における平均的なノイズの強さを算出し、平均
的なノイズの強さが、従来使用されていた一定の値(0
dBμ)より小さい場合には、算出された平均的なノイ
ズの強さをキャリア判定レベルとする。
【0022】メモリ1064には、前回に通話に使用さ
れたチャネルの番号や、子機の受信用チャネル毎の受信
電界強度、親機から送信された受信電界強度の情報が保
持される。親機と子機との間での、受信電界強度の情報
の送受信については、待機状態における親機および子機
の制御部の処理内容と併せて後述する。
【0023】チャネル制御部1065は、親機への送信
に使用するチャネルの制御および通話に使用するチャネ
ルが確定するまでに、親機とやり取りする制御信号の生
成を行う。タイマA1066には、待機状態において、
親機側からのキャリアの検索のためのキャリア判定を行
う間隔(通常1秒程度であるが、それ以外の間隔を設定
しても構わない)が設定される。キャリア判定の具体的
な処理内容については後述する。
【0024】タイマB1067には、受信電界強度測定
部1061において、子機の全ての受信用チャネルにつ
いて、受信電界強度の測定を行う間隔(1〜2時間でよ
いが、それ以外の間隔を設定しても構わない)が設定さ
れる。
【0025】電源制御部1068は、受信部103およ
び送信部110への電源の供給を制御する。送信部11
0は、局部発振回路およびRFアンプを含み、制御部1
06が生成した制御信号、受信電界強度を表す情報や、
マイク108から入力された音声信号を変調、増幅し、
アンテナ101から出力する。
【0026】図2は、本発明の一適用例としてのアナロ
グコードレス電話機の親機の概略構成を示すブロック図
である。図2に示す親機は、アンテナ201、デュプレ
クサ202、受信部203、ハイブリッドトランス20
4、制御部205、操作部206、スイッチ207、送
信部208、平滑回路209、レギュレータ210、ス
イッチ211を備える。
【0027】制御部205は受信電界強度測定部205
1、判定部2052、キャリア判定レベル算出部205
3、メモリ2054、チャネル制御部2055、タイマ
2056、電源制御部2057を含む。
【0028】アンテナ201は、無線信号の送信および
受信を行う。デュプレクサ202は、一本のアンテナを
送受信で共用するために使用される。受信部203は、
RFアンプ、局部発振回路、混合器、IFアンプおよび
検波器を含み、アンテナ201が受信した無線信号から
受信電界強度および受信データを取り出し、ハイブリッ
ドトランス204および制御部205に送る。
【0029】ハイブリッドトランス204は、子機から
受信した送話内容を4線−2線変換し、公衆回線へ送出
する一方、公衆回線からの受話信号を、2線−4線変換
し、送信部208に送る。
【0030】制御部205は、着信信号等の制御信号の
生成、受信電界強度の測定および親機全体の制御等を行
う。受信電界強度測定部2051は、親機の受信用チャ
ネルについて受信電界強度を測定する。通話を開始する
時には、通話に使用すべくチャネル制御部2055から
指示されたチャネルについて受信電界強度を測定する。
また、待機状態においては、子機からの制御信号の送信
があるか否かの判定のため、前回の通話に使用されたチ
ャネルについて受信電界強度の測定を行うほか、タイマ
2056が終了したときには、親機の全ての受信用チャ
ネルについて受信電界強度の測定を行い、メモリ205
4に格納する。
【0031】判定部2052は、受信電界強度測定部2
051が、通信に使用すべくチャネル制御部2055か
ら指示されたチャネルの受信電界強度を測定した場合
に、そのチャネルが通話に使用可能であるか否かを判定
する。具体的には、測定された受信電界強度がキャリア
判定レベルより低いか否かによって、当該チャネルが使
用可能であるか否かを判定する。
【0032】キャリア判定レベル算出部2053は、メ
モリ2054に保持されている、親機の全ての受信用チ
ャネルの受信電界強度から、親機の使用環境における適
正なキャリア判定レベルを算出し、算出結果が一定の値
より小さければ、判定部2052における判定に使用さ
れるキャリア判定レベルを更新する。具体的には、親機
の使用環境における平均的なノイズの強さを算出し、平
均的なノイズの強さが、従来使用されていた一定の値
(0dBμ)より小さい場合には、算出された平均的な
ノイズの強さをキャリア判定レベルとする。
【0033】メモリ2054には、前回の通信に使用さ
れたチャネルの番号や、受信電界強度測定部2051に
より測定された、親機の受信用チャネル毎の受信電界強
度、子機から送信された受信電界強度の情報が保持され
る。チャネル制御部2055は、子機への送信に使用す
るチャネルの制御および通話に使用するチャネルが確定
するまでに、子機とやり取りする制御信号の生成を行
う。
【0034】タイマ2056には、受信電界強度測定部
2051において、親機の全ての受信用チャネルについ
ての受信電界強度の測定を行う間隔(1〜2時間でよい
が、それ以外の間隔を設定しても構わない)が設定され
る。電源制御部2057は、送信部208への電源の供
給を制御する。送信部208は、局部発振回路およびR
Fアンプを含み、制御部205が生成した制御信号、受
信電界強度を表す情報や、ハイブリッドトランス204
から入力された受話信号を変調、増幅し、アンテナ20
1から出力する。
【0035】次に、本実施の形態のアナログコードレス
電話の、待機状態における子機側および親機側での処理
内容について説明する。図3および図4は、本実施の形
態のアナログコードレス電話機での待機状態における、
制御部の処理内容を示すフローチャートである。図3は
子機の制御部106の処理内容を示し、図4は親機の制
御部205の処理内容を示す。
【0036】待機状態の子機は、子機の電源である二次
電池111(Nicd等)の使用可能時間をできるだけ
長くするため、通常間欠受信を行っている。間欠受信状
態に入るときには、まず、電源制御部1068が、スイ
ッチ113およびスイッチ114を制御し、受信部10
3の電源および送信部110の電源をオフとする。さら
に制御部106がタイマA1066の設定を行い、つい
で制御部106を停止モードに設定する(S101)。
停止モードとは、クロック発生回路とタイマ以外は動作
しない状態に近く、消費電流が少ないモードである。通
常の動作モードでは、制御部106における消費電流が
3mA程度であるのに対し、停止モードでは600μA
程度の消費電流となる。
【0037】停止モードをタイマA1066の終了まで
継続する(S102)。タイマA1066が終了する
と、制御部106を通常の動作モードとして、電源制御
部1068が受信部103の電源をオンとし(S10
3)、キャリア判定を行う(S104)。具体的には、
前回の通話で使用されたチャネルについて受信電界強度
を測定し、測定された受信電界強度がキャリア判定レベ
ルより低いか否かを判定する。
【0038】測定された受信電界強度がキャリア判定レ
ベル以上であれば、キャリアが存在するものと判定し、
親機からの制御信号が検出できるか否かを確認する(S
105)。図5に、制御信号のデータ構造の一例を示
す。同図に示されるように、制御信号は、フレーム同期
信号と、自局の親機および子機の出力する信号であるこ
とを識別するためのセキュリティ・コード、チャネルの
番号、制御信号の種類やパラメータを含む制御データを
含む。
【0039】親機からの制御信号が検出されなければ、
そのキャリアが親機から送信されたものではないという
ことを意味するので、待機状態の初期状態に戻る。親機
からの制御信号が検出されれば、送信部110の電源を
オンとし、制御信号のやり取りを通じて使用するチャネ
ルを確定して(S106)通話モードに移行する(S1
07)。使用するチャネルの決定方法については後述す
る。
【0040】ここで、キャリア判定の結果、測定された
受信電界強度がキャリア判定レベルより低い場合には、
制御部106は、キャリアが存在しないものと判定し、
操作部107において操作者のキー操作があるか否かを
判定する(S108)。キー操作があれば、送信部11
0の電源をオンとして、制御信号のやり取りを通じて通
話に使用するチャネルを確定し(S106)、通話モー
ドに移行する(S107)。
【0041】判定の結果、キャリアおよびキー操作のど
ちらにも有効な入力がない場合には、タイマB1067
の終了をチェックする(S109)。タイマB1067
には、待機状態において、子機の全ての受信用チャネル
について受信電界強度の測定を行う間隔を設定する。通
常1〜2時間に設定しておけばよいが、それ以外の間隔
に設定しても構わない。
【0042】タイマB1067が終了していなければ待
機状態の初期に戻る。終了していればタイマB1067
を再設定し(S110)、子機の全ての受信用チャネル
について受信電界強度を測定する(S111)。ここで
は親機からのキャリアは存在しないことが確定している
ので、受信される信号は全てノイズと考えられる。以
下、親機(または子機)からの信号が存在しないことが
確定している状態で測定された受信電界強度を、「ノイ
ズレベル」と呼ぶ。
【0043】測定の結果から、子機が設置されている環
境における平均的なノイズレベルを算出する(算出され
た平均的なノイズレベルを、以下、「平均ノイズレベ
ル」と呼ぶ)。平均ノイズレベルが、従来のキャリア判
定に使用されていた固定のキャリア判定レベル(0dB
μ)より小さければ、算出された平均ノイズレベルによ
り、キャリア判定レベルを更新する(S112)。即
ち、算出された平均ノイズレベルは、再び全ての受信用
チャネルに対してノイズレベルの測定が行われるまでの
間、キャリア判定レベルとして使用される。
【0044】また、算出された平均ノイズレベルが、従
来のキャリア判定に使用されていた固有のキャリア判定
レベル(0dBμ)より高ければ、従来の固定のキャリ
ア判定レベル(0dBμ)を、そのまま使用する。尚、
使用地域によっては、ここで算出された平均ノイズレベ
ルに基づき、キャリア判定レベルを上げてもよい。さら
に、測定された全ての受信用チャネルについてのノイズ
レベルを親機に送信する(S113)。親機は、子機か
ら送信された全てのチャネルのノイズレベルを表す情報
を参照することにより、子機への送信に使用すべき、ノ
イズレベルの低いチャネルを認識することが可能とな
る。
【0045】一方、親機においては、受信部203の電
源は常にオンされているので、キャリアの検索及びキー
操作のチェックも常時行われている。従って、前回の通
話に使用されたチャネルにおいて、キャリアが検出され
た場合には、子機からの制御信号が検出できるか否かを
確認し(S202)、子機側からの制御信号が検出され
た場合には、制御信号のやり取りにより、通話に使用す
るチャネルを確定し(S203)、通話モードへ移行す
る(S204)。子機側の制御信号が検出されなかった
場合には待機状態の初期へと戻る。
【0046】操作部206からのキー操作があった場合
にも、制御信号のやり取りを経て通話に使用するチャネ
ルを確定し(S203)、通話モードへ移行する(S2
04)。キャリアも検出されず、キー操作もない場合に
は、子機の場合と同様にタイマ2056の終了をチェッ
クする(S206)。タイマ2056は、親機側におい
て、親機の全ての受信用チャネルに対するノイズレベル
の測定を行う間隔を設定する。設定時間は子機側と同様
1〜2時間でよいが、それ以外の間隔に設定しても構わ
ない。
【0047】タイマ2056が終了していなければ待機
状態の初期に戻る。終了していればタイマ2056を再
設定し(S207)、親機の全ての受信用チャネルのノ
イズレベルを測定する(S208)。測定の結果によ
り、子機の場合と同様に、親機が設置されている環境に
おける平均ノイズレベルを算出し、平均ノイズレベル
が、従来のキャリア判定に使用されていた固定のキャリ
ア判定レベル(0dBμ)より小さければ、算出された
平均ノイズレベルにより、キャリア判定レベルを更新す
る(S209)。
【0048】また、算出された平均ノイズレベルが、従
来のキャリア判定に使用されていた固有のキャリア判定
レベル(0dBμ)より高ければ、従来の固定のキャリ
ア判定レベル(0dBμ)を、そのまま使用する。この
場合も、子機の場合と同様、使用地域によってはキャリ
ア判定レベルを上げてもよい。さらに、測定された全て
のチャネルのノイズレベルを子機に送信する(S21
0)。その結果、子機においても、親機から送信された
全てのチャネルのノイズレベルを表す情報を参照するこ
とにより、親機への送信に使用すべき、ノイズレベルの
低いチャネルを識別することが可能となる。
【0049】以上のようにキャリア判定レベルの更新を
行うことにより、通話に際して、設置れている環境にお
ける平均ノイズレベルよりノイズレベルの低いチャネル
のみが空チャネルとして認識されることとなる。従っ
て、どのような環境においても相対的にノイズレベルの
低いチャネルを用いて通信を行うことが可能となる。
【0050】以上のように構成されたアナログコードレ
ス電話において、以下通話を行う場合の動作について説
明する。図6(a)は、子機から親機に対して通話要求
をおこなうときの、子機と親機との間の信号のやりとり
を示すシーケンス図である。子機が通話操作を行う場
合、まず、発呼データ401を親機に送信する。
【0051】具体的には、まず、子機の制御部106が
発呼データ401を生成する。このとき、スイッチ10
9は制御部106側に接続されており、生成された発呼
データは、送信部110にて変調、増幅され、アンテナ
101より送信される。
【0052】このときに使用されるチャネルはメモリ1
064に記憶されている情報に基づいてチャネル制御部
1065が決定する。本実施の形態では、前回の通話で
使用されたチャネルを使用する。親機は子機から送信さ
れた発呼データ401を受信し、受信部203にて取り
出された発呼データが制御部205に入力され、子機か
らの通信開始要求が判定される。
【0053】親機は、子機からの発呼データ401を認
識すると、まず応答データ402を子機に対して送信す
る。このとき使用されるチャネルは、親機のメモリ20
54に記憶されている、前回の通話に使用されたチャネ
ルである。その後、親機からの応答データ402を受信
した子機が応答確認信号403を親機に返す。この応答
確認信号403には、通話モードに移行した後に使用す
べき、ノイズレベルの低いチャネルの番号が含まれてい
る。この番号は、メモリ1064に保持されている、親
機の受信用チャネルのノイズレベルの情報に基づいて、
チャネル制御部1065で選択されたものである。具体
的には、親機の全ての受信用チャネルの中で、ノイズレ
ベルの一番低いチャネルが選択される。
【0054】親機の受信電界強度測定部2051は、応
答確認信号403に指定されたチャネルについてノイズ
レベルを測定し、その時点の親機におけるキャリア判定
レベルに基づいて、指定されたチャネルが使用可能であ
るか否かを判定する。親機は、判定の結果、子機から指
定されたチャネルが使用可能であるか否かを示す情報
と、通話モードへの移行後に子機への送信に使用すべ
き、ノイズレベルの低いチャネルの番号とを含むチャネ
ル指定信号404を子機に対して送信する。このチャネ
ル指定信号404に指定されているチャネルの番号は、
メモリ2054に保持されている、子機側の受信用チャ
ネルのノイズレベルの情報に基づいて、親機のチャネル
制御部2055で選択されたものである。この場合も、
子機の受信用チャネルの中で、ノイズレベルの一番低い
チャネルが選択される。
【0055】子機は、親機に指定されたチャネルのノイ
ズレベルを測定し、当該チャネルが、その時点の子機の
キャリア判定レベルに基づいて使用可能か否かを判定す
る。その後、判定の結果を示す情報を含むチャネル指定
信号405を生成し、親機に対して送信する。ここで、
先に応答確認信号403で指定したチャネルが使用不可
である旨の情報が、親機からのチャネル指定信号404
に含まれていた場合には、親機への送信に使用すべきチ
ャネルの第二の候補を表す情報を、このチャネル指定信
号405に含める。具体的には、メモリ1064に保持
されている、子機側の全ての受信用チャネルのノイズレ
ベルを参照し、子機の全ての受信用チャネルの中で、ノ
イズレベルが二番目に低いチャネルが選択される。
【0056】以後、通話モードに移行した後に使用する
チャネルが確定するまで、親機と子機との間で、チャネ
ル指定信号404およびチャネル指定信号405の送受
信を繰り返し、チャネルが確定すれば、チャネル確定信
号406および407の送受信を行う。その後、実際に
使用するチャネルへと移行して通話モードに入る。子機
側で終話操作がなされると、子機側の制御部106が終
話信号を生成し、親機に対して送信して待機状態へ戻
る。終話信号を受信した親機も、通話モードから待機状
態へと移行する。
【0057】図6(b)は、公衆回線からの着信があっ
た場合の親機と子機との間の信号のやり取りを示すシー
ケンス図である。公衆回線からの着信時には、着信を検
出した親機において、まず、着信信号411が制御部2
05にて生成され、子機に対して送信される。着信信号
411の送信には、前回の通話で使用されたチャネルが
使用される。
【0058】子機側の制御部106は、着信信号411
を判定し、まず、応答可能信号412を親機に返す。こ
れは、親機と通信可能な範囲に子機が存在することを示
す信号である。子機から送信された応答可能信号412
を受信した親機は、応答確認信号413を子機に送信す
る。応答確認信号413には、通話モードへの移行後に
子機への送信に使用すべきノイズレベルの低いチャネル
の番号が含まれている。この番号は、メモリ2054に
保持されている、子機の受信用チャネルのノイズレベル
に基づいて、チャネル制御部2055が選択したもので
ある。具体的には、子機の受信用チャネルの中で、ノイ
ズレベルが最も低いチャネルが選択される。
【0059】応答確認信号413を受信した子機は、親
機から指定されたチャネルの受信電界強度を測定し、そ
の時点における子機のキャリア判定レベルに基づいて、
指定されたチャネルが使用可能か否かを判定する。その
後、チャネル指定信号414および415を送受信する
ことにより、実際に使用するチャネルを確定する。チャ
ネル指定信号414および415、チャネル確定信号4
16および417の送受信については、前述した、子機
からの通話開始の場合と同様の処理であるのでここでは
説明を省略する。
【0060】その後、操作者が子機側にて応答操作を行
うことにより、応答信号418が子機から親機に送信さ
れ、親機および子機において、実際に使用するチャネル
に移行し、通話モードへと移行して通話が行われる。以
上のように親機と子機は互いが受信可能な全チャネルの
ノイズレベルを確認しあうことによって、次の通信の際
に使用すべきノイズレベルの低いチャネルを識別するこ
とができる。
【0061】また、キャリア判定レベルを、その場の状
況における平均ノイズレベルとすることにより、常に、
相対的にノイズレベルの低いチャネルを使用して良質の
通話が行える。なお、本実施の形態では、待機状態にお
いて子機側のタイマB1067または親機側のタイマ2
056が終了した場合に、全てのチャネルについてノイ
ズレベルの測定を行っているが、ノイズレベルの測定を
分割して行ってもよい。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、子機の使用環
境における平均的なノイズレベルをキャリア判定レベル
として使用するため、その使用環境における平均的なノ
イズレベルよりも、ノイズレベルが低いチャネルのみが
空チャネルとして認識されることとなり、通話を行う場
合に、常に相対的にノイズレベルの低いチャネルを使用
して親機からの受信ができるという効果がある。
【0063】また、請求項2の発明によれば、親機の使
用環境におけるノイズレベルの情報を子機が取得するこ
とにより、子機側で親機への送信に使用すべきノイズレ
ベルの低いチャネルを選択できるため、親機においてノ
イズレベルの低いチャネルを使用して親機への送信が行
えるという効果がある。
【0064】また、請求項3の発明によれば、請求項2
の発明による効果に加えて、子機の使用環境における平
均的なノイズレベルをキャリア判定レベルとして使用す
るため、その使用環境における平均的なノイズレベルよ
りも、ノイズレベルが低いチャネルのみが空チャネルと
して認識されることとなり、通話を行う場合に、常に相
対的にノイズレベルの低いチャネルを使用して親機から
の受信ができるという効果がある。
【0065】また、請求項4の発明によれば、親機の使
用環境における平均的なノイズレベルをキャリア判定レ
ベルとして使用するため、その使用環境における平均的
なノイズレベルよりも、ノイズレベルが低いチャネルの
みが空チャネルとして認識されることとなり、通話を行
う場合に、常に相対的にノイズレベルの低いチャネルを
使用して子機からの受信ができるという効果がある。
【0066】また、請求項5の発明によれば、子機の使
用環境におけるノイズレベルの情報を親機が取得するこ
とにより、親機側で子機への送信に使用すべきノイズレ
ベルの低いチャネルを選択できるため、子機においてノ
イズレベルの低いチャネルを使用して子機への送信が行
えるという効果がある。
【0067】また、請求項6の発明によれば、請求項5
の発明による効果に加えて、親機の使用環境における平
均的なノイズレベルをキャリア判定レベルとして使用す
るため、その使用環境における平均的なノイズレベルよ
りも、ノイズレベルが低いチャネルのみが空チャネルと
して認識されることとなり、通話を行う場合に、常に相
対的にノイズレベルの低いチャネルを使用して子機から
の受信ができるという効果がある。
【0068】また、請求項7の発明によれば、請求項3
の発明による効果および請求項6の発明による効果を兼
ね備えたアナログコードレス電話機を提供できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一適用例としてのアナログコードレス
電話における子機側の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一適用例としてのアナログコードレス
電話における親機側の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態における子機の制御部の
処理内容を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態における親機の制御部の
処理内容を示すフローチャートである。
【図5】アナログコードレス電話で用いられる制御信号
のデータ構造の一例を示す図である。
【図6】(a)子機からの発呼時の、親機および子機に
おける信号の送受信を表すシーケンス図である。 (b)公衆回線からの着信時の、親機および子機におけ
る信号の送受信を表すシーケンス図である。
【符号の説明】
101 アンテナ 102 デュプレクサ 103 受信部 104 SPアンプ 105 スピーカー 106 制御部 1061 受信電界強度測定部 1062 判定部 1063 キャリア判定レベル算出部 1064 メモリ 1065 チャネル制御部 1066 タイマA 1067 タイマB 1068 電源制御部 107 操作部 108 マイク 109 スイッチ 110 送信部 111 二次電池 112 レギュレータ 113、114 スイッチ 201 アンテナ 202 デュプレクサ 203 受信部 204 ハイブリッドトランス 205 制御部 2051 受信電界強度測定部 2052 判定部 2053 キャリア判定レベル算出部 2054 メモリ 2055 チャネル制御部 2056 タイマ 2057 電源制御部 206 操作部 207 スイッチ 208 送信部 209 平滑回路 210 レギュレータ 211 スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親機への送信と、親機からの受信とで、異
    なる周波数の搬送波を用いて通信を行うアナログコード
    レス電話システムの子機であって、 受信用チャネル毎に受信電界強度を測定する測定手段
    と、 前記測定手段により測定された受信電界強度から、設置
    されている環境における平均的なノイズの強さを示す受
    信電界強度を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された結果に基づいて、受信用
    チャネルが使用可能か否かの境界値であるしきい値を更
    新する更新手段と、 前記更新手段により更新されたしきい値に基づいて、親
    機からの受信に用いるべきチャネルが使用可能か否かを
    判定する判定手段とを備えることを特徴とするアナログ
    コードレス電話システムの子機。
  2. 【請求項2】親機への送信と、親機からの受信とで、異
    なる周波数の搬送波を用いて通信を行うアナログコード
    レス電話システムの子機であって、 親機において測定された、親機の受信用チャネル毎の受
    信電界強度を表す情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された受信電界強度を表す情報
    に基づいて、通話時に親機への送信に使用すべきチャネ
    ルを選択する選択手段とを備えることを特徴とするアナ
    ログコードレス電話システムの子機。
  3. 【請求項3】請求項2記載のアナログコードレス電話シ
    ステムの子機はさらに、 受信用チャネル毎に受信電界強度を測定する測定手段
    と、 前記測定手段により測定された受信電界強度から、設置
    されている環境における平均的なノイズの強さを示す受
    信電界強度を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された結果に基づいて、受信用
    チャネルが使用可能か否かの境界値であるしきい値を更
    新する更新手段と、 前記更新手段により更新されたしきい値に基づいて、親
    機からの受信に用いるべきチャネルが使用可能か否かを
    判定する判定手段とを備えることを特徴とするアナログ
    コードレス電話システムの子機。
  4. 【請求項4】子機への送信と、子機からの受信とで、異
    なる周波数の搬送波を用いて通信を行うアナログコード
    レス電話システムの親機であって、 受信用チャネル毎に受信電界強度を測定する測定手段
    と、 前記測定手段により測定された受信電界強度から、設置
    されている環境における平均的なノイズの強さを示す受
    信電界強度を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された結果に基づいて、受信用
    チャネルが使用可能か否かの境界値であるしきい値を更
    新する更新手段と、 前記更新手段により更新されたしきい値に基づいて、子
    機からの受信に用いるべきチャネルが使用可能か否かを
    判定する判定手段とを備えることを特徴とするアナログ
    コードレス電話システムの親機。
  5. 【請求項5】子機への送信と、子機からの受信とで、異
    なる周波数の搬送波を用いて通信を行うアナログコード
    レス電話システムの親機であって、 子機において測定された、子機の受信用チャネル毎の受
    信電界強度を表す情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された受信電界強度を表す情報
    に基づいて、通話時に子機への送信に使用すべきチャネ
    ルを選択する選択手段とを備えることを特徴とするアナ
    ログコードレス電話システムの親機。
  6. 【請求項6】請求項5記載のアナログコードレス電話シ
    ステムの親機はさらに、 受信用チャネル毎に受信電界強度を測定する測定手段
    と、 前記測定手段により測定された受信電界強度から、設置
    されている環境における平均的なノイズの強さを示す受
    信電界強度を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された結果に基づいて、受信用
    チャネルが使用可能か否かの境界値であるしきい値を更
    新する更新手段と、 前記更新手段により更新されたしきい値に基づいて、子
    機からの受信に用いるべきチャネルが使用可能か否かを
    判定する判定手段とを備えることを特徴とするアナログ
    コードレス電話システムの親機。
  7. 【請求項7】親機から子機への送信と、子機から親機へ
    の送信とで、異なる周波数の搬送波を用いて通信を行う
    アナログコードレス電話機であって、 子機は、請求項3記載のアナログコードレス電話システ
    ムの子機であり、 親機は、請求項6記載のアナログコードレス電話システ
    ムの親機であることを特徴とするアナログコードレス電
    話機。
JP7306010A 1995-11-24 1995-11-24 アナログコードレス電話機 Pending JPH09149461A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7306010A JPH09149461A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 アナログコードレス電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7306010A JPH09149461A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 アナログコードレス電話機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09149461A true JPH09149461A (ja) 1997-06-06

Family

ID=17952000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7306010A Pending JPH09149461A (ja) 1995-11-24 1995-11-24 アナログコードレス電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09149461A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006245666A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Saxa Inc 無線通信システム
JP2008042383A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信機
JP2020129839A (ja) * 2020-05-14 2020-08-27 株式会社東芝 防災無線システムの子局装置及びその受信電界強度測定方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006245666A (ja) * 2005-02-28 2006-09-14 Saxa Inc 無線通信システム
JP2008042383A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 受信機
JP2020129839A (ja) * 2020-05-14 2020-08-27 株式会社東芝 防災無線システムの子局装置及びその受信電界強度測定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5550895A (en) Bimodal portable telephone
JP4229393B2 (ja) 無線通信端末および通信方法
US5867782A (en) Method of indicating outer communication range in digital cordless telephone system
EP0435775B1 (en) Cordless telephone
JP2000232683A (ja) 無線通信装置
JPH09149461A (ja) アナログコードレス電話機
JP2009038480A (ja) 無線通信システム、無線端末、及び、プログラム
JP4134394B2 (ja) 無線通信システム
JPH10209943A (ja) 受信装置
KR20010001752A (ko) 무선 단말기의 소비전력 감소 방법
JP2609665B2 (ja) 無線電話システムの識別情報登録方法
JP3282319B2 (ja) 移動通信システムおよびその無線基地局、移動端末
JPH0439809B2 (ja)
US5870678A (en) Cordless telephone apparatus
JP4962479B2 (ja) 送信電力制御機能を備えた無線通信機
KR100263173B1 (ko) 무선호출기를가지는디지탈무선전화기에서호출음제어방법
KR19980072498A (ko) 가정용 및 공중용 겸용 휴대용 무선 통신 단말기에서 사용모드 자동전환 방법
JP2010219997A (ja) 無線移動局装置
JPH114482A (ja) 移動電話機
JP3043263B2 (ja) 携帯型情報端末装置
KR19990062532A (ko) 이동무선단말기의 호 재접속 장치 및 방법
JP3063891B2 (ja) 携帯電話
JPH0290842A (ja) コードレス電話機
KR19990058041A (ko) 차세대 디지탈 무선전화시스템에서 전원 온/오프 시 자동위치등록 및 해제장치 및 방법.
KR100251727B1 (ko) 차세대 디지탈 무선 전화기에서 통화 실패 원인 표시 방법