JPH09149297A - 電子ビューファインダ - Google Patents
電子ビューファインダInfo
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- JPH09149297A JPH09149297A JP7328343A JP32834395A JPH09149297A JP H09149297 A JPH09149297 A JP H09149297A JP 7328343 A JP7328343 A JP 7328343A JP 32834395 A JP32834395 A JP 32834395A JP H09149297 A JPH09149297 A JP H09149297A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮像手段で撮影した被写体像を透過型カラー
液晶パネルに常に大変明るく表示する。 【解決手段】 透過型バックライト用光源33から前方
に出射された光と、透過型バックライト用光源33から
後方に出射されて反射鏡枠組体36に形成した複数の段
付き反射鏡36aに反射された反射光と、拡散板35を
進入して反射鏡枠組体36に形成した複数のスリットか
ら差し込ませた外光による拡散光とで、カラー液晶パネ
ル32の後面32bを光学的に加算した状態で照射して
いる。
液晶パネルに常に大変明るく表示する。 【解決手段】 透過型バックライト用光源33から前方
に出射された光と、透過型バックライト用光源33から
後方に出射されて反射鏡枠組体36に形成した複数の段
付き反射鏡36aに反射された反射光と、拡散板35を
進入して反射鏡枠組体36に形成した複数のスリットか
ら差し込ませた外光による拡散光とで、カラー液晶パネ
ル32の後面32bを光学的に加算した状態で照射して
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像手段で撮影し
た被写体像を表示するための透過型液晶パネルの後面側
を透過型バックライト用光源と、透過型バックライト用
光源の後方から差し込ませた外光とで照明した電子ビュ
ーファインダに関するものである。
た被写体像を表示するための透過型液晶パネルの後面側
を透過型バックライト用光源と、透過型バックライト用
光源の後方から差し込ませた外光とで照明した電子ビュ
ーファインダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のビデオカメラ(又はカメラ)に
は、被写体を撮影する時に撮像手段で撮影した被写体像
を表示するための液晶パネルを用いた電子ビューファイ
ンダが設けられている。この種の液晶パネルは、内部の
液晶自体が自己発光素子ではないので、液晶パネルにラ
ンプ,LEDなどのバックライト用光源を照射したり、
自然光などの外光を当てて、液晶パネルを照明してい
る。
は、被写体を撮影する時に撮像手段で撮影した被写体像
を表示するための液晶パネルを用いた電子ビューファイ
ンダが設けられている。この種の液晶パネルは、内部の
液晶自体が自己発光素子ではないので、液晶パネルにラ
ンプ,LEDなどのバックライト用光源を照射したり、
自然光などの外光を当てて、液晶パネルを照明してい
る。
【0003】図3は従来の電子ビューファインダを採用
したビデオカメラを説明するための構成図である。
したビデオカメラを説明するための構成図である。
【0004】図3に示した従来の電子ビューファインダ
(電子ビューファインダ装置)は、特開平62−171
384号公報に開示されており、ここでは同図を用いて
簡略に説明する。
(電子ビューファインダ装置)は、特開平62−171
384号公報に開示されており、ここでは同図を用いて
簡略に説明する。
【0005】図3に示したビデオカメラ1Aにおいて、
ビデオカメラ筐体2の前方には撮像手段10の構成部材
を内蔵する撮影レンズ鏡筒2aが被写体H側に向けて一
体的に突出形成されている。即ち、撮影レンズ鏡筒2a
内には、被写体H側から順に、被写体Hを撮影する撮影
レンズ11と、撮影レンズ11で撮影した被写体像を光
学的に結像してこの被写体像を光電変換する撮像素子1
2と、撮像素子12により映像信号に変換された被写体
像を適時映像処理する映像信号処理回路13とが配設さ
れている。
ビデオカメラ筐体2の前方には撮像手段10の構成部材
を内蔵する撮影レンズ鏡筒2aが被写体H側に向けて一
体的に突出形成されている。即ち、撮影レンズ鏡筒2a
内には、被写体H側から順に、被写体Hを撮影する撮影
レンズ11と、撮影レンズ11で撮影した被写体像を光
学的に結像してこの被写体像を光電変換する撮像素子1
2と、撮像素子12により映像信号に変換された被写体
像を適時映像処理する映像信号処理回路13とが配設さ
れている。
【0006】また、ビデオカメラ筐体2の後方には、電
子ビューファインダ20の構成部材を内蔵するファイン
ダレンズ鏡筒2bが撮影者Sの瞳E側に向けて一体的に
突出形成されている。即ち、ファインダレンズ鏡筒2b
内には、撮影者Sの瞳E側から順に、ファインダ用接眼
レンズ21と、映像信号処理回路13から出力された撮
影済みの被写体像を電子的に表示する透過型液晶パネル
(以下、液晶パネルと記す)22と、液晶パネル22の
後面を照射する第1の位置Cとその後面より離れて第2
の位置Dとの間を矢印A,B方向に移動可能なバックラ
イト光源23と、バックライト光源23を第1,第2の
位置C,Dとの間で軸24を中心に回動自在に支持する
と共にバックライト光源23からの光が後方に漏れない
ように遮蔽する支持板25と、ファインダレンズ鏡筒2
bにバックライト光源23の移動範囲に沿って穿設した
透孔2b1に取り付けられて自然光などの外光をファイ
ンダレンズ鏡筒2b内に拡散させる拡散板26と、バッ
クライト光源23を支持した支持板25が第1の位置C
に至った時にスイッチ27がオンとなり電源を供給する
一方、支持板25が第2の位置Dに至った時にスイッチ
27がオフして電源がカットオフされるバックライト電
源28とが配設されている。
子ビューファインダ20の構成部材を内蔵するファイン
ダレンズ鏡筒2bが撮影者Sの瞳E側に向けて一体的に
突出形成されている。即ち、ファインダレンズ鏡筒2b
内には、撮影者Sの瞳E側から順に、ファインダ用接眼
レンズ21と、映像信号処理回路13から出力された撮
影済みの被写体像を電子的に表示する透過型液晶パネル
(以下、液晶パネルと記す)22と、液晶パネル22の
後面を照射する第1の位置Cとその後面より離れて第2
の位置Dとの間を矢印A,B方向に移動可能なバックラ
イト光源23と、バックライト光源23を第1,第2の
位置C,Dとの間で軸24を中心に回動自在に支持する
と共にバックライト光源23からの光が後方に漏れない
ように遮蔽する支持板25と、ファインダレンズ鏡筒2
bにバックライト光源23の移動範囲に沿って穿設した
透孔2b1に取り付けられて自然光などの外光をファイ
ンダレンズ鏡筒2b内に拡散させる拡散板26と、バッ
クライト光源23を支持した支持板25が第1の位置C
に至った時にスイッチ27がオンとなり電源を供給する
一方、支持板25が第2の位置Dに至った時にスイッチ
27がオフして電源がカットオフされるバックライト電
源28とが配設されている。
【0007】従って、上記のように構成したビデオカメ
ラ1Aを用いて、撮影者Sが液晶パネル22に表示され
た被写体像をファインダ用接眼レンズ21を介して覗き
ながら撮影する際、周辺の照度が十分明るい場合には、
バックライト光源23を第2の位置Dに移動してバック
ライト電源28をカットオフさせ、拡散板26を通過し
た外光を液晶パネル22に照射している。一方、周辺の
照度が低い場合には、バックライト光源23を第1の位
置Cに移動してバックライト光源23を液晶パネル22
に直接照射している。
ラ1Aを用いて、撮影者Sが液晶パネル22に表示され
た被写体像をファインダ用接眼レンズ21を介して覗き
ながら撮影する際、周辺の照度が十分明るい場合には、
バックライト光源23を第2の位置Dに移動してバック
ライト電源28をカットオフさせ、拡散板26を通過し
た外光を液晶パネル22に照射している。一方、周辺の
照度が低い場合には、バックライト光源23を第1の位
置Cに移動してバックライト光源23を液晶パネル22
に直接照射している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電子
ビューファインダ20では、液晶パネル22へのバック
ライト照射を、周辺の照度が十分明るい場合には拡散板
26を通過した外光(周辺光,自然光)を用い、一方、
周辺の照度が低い場合にはバックライト光源23を用い
ているため、バックライト電源28の省電力化が可能な
ものの、液晶パネル22に表示した被写体像は周辺の明
るさにより変化してしまい、常に一定の輝度のバックラ
イトを得ることができない。
ビューファインダ20では、液晶パネル22へのバック
ライト照射を、周辺の照度が十分明るい場合には拡散板
26を通過した外光(周辺光,自然光)を用い、一方、
周辺の照度が低い場合にはバックライト光源23を用い
ているため、バックライト電源28の省電力化が可能な
ものの、液晶パネル22に表示した被写体像は周辺の明
るさにより変化してしまい、常に一定の輝度のバックラ
イトを得ることができない。
【0009】一方、最近、映像への高画質化の要求に伴
って、電子ビューファインダにカラー液晶パネルが多用
されている。そこで、カラー液晶パネルを採用した場合
に周辺の明るさに影響されることなくカラー液晶パネル
を常に明るく表示でき、とくに、屋外の明るい場所で使
用した時に見にくいカラー液晶パネルを更に明るく表示
して見易くできるバックライト構造が望まれている。
って、電子ビューファインダにカラー液晶パネルが多用
されている。そこで、カラー液晶パネルを採用した場合
に周辺の明るさに影響されることなくカラー液晶パネル
を常に明るく表示でき、とくに、屋外の明るい場所で使
用した時に見にくいカラー液晶パネルを更に明るく表示
して見易くできるバックライト構造が望まれている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、撮影者の瞳で覗くファインダ用
接眼レンズと、前記ファインダ用接眼レンズの後方に配
設され、且つ、撮像手段で撮影した被写体像を前面側に
電子的に表示する透過型液晶パネルと、前記透過型液晶
パネルの後面側に配設され、且つ、該透過型液晶パネル
の後面を照射する透過型バックライト用光源とをファイ
ンダレンズ鏡筒内に配設した電子ビューファインダにお
いて、前記透過型バックライト用光源の後方で前記ファ
インダレンズ鏡筒に取り付けられ、且つ、外光を進入さ
せて前記ファインダレンズ鏡筒内に光を拡散させる拡散
板と、前記透過型バックライト用光源の後方に配設さ
れ、且つ、該透過型バックライト用光源から後方に出射
された光を前記透過型液晶パネルの後面側に反射させる
複数の反射鏡を複数のスリットを介してブラインド状に
枠組みすると共に、前記拡散板を進入した外光を前記複
数のスリットから差し込ませた後に前記透過型バックラ
イト用光源を透過させて前記透過型液晶パネルの後面に
照射する反射鏡枠組体とを具備したことを特徴とする電
子ビューファインダを提供するものである。
てなされたものであり、撮影者の瞳で覗くファインダ用
接眼レンズと、前記ファインダ用接眼レンズの後方に配
設され、且つ、撮像手段で撮影した被写体像を前面側に
電子的に表示する透過型液晶パネルと、前記透過型液晶
パネルの後面側に配設され、且つ、該透過型液晶パネル
の後面を照射する透過型バックライト用光源とをファイ
ンダレンズ鏡筒内に配設した電子ビューファインダにお
いて、前記透過型バックライト用光源の後方で前記ファ
インダレンズ鏡筒に取り付けられ、且つ、外光を進入さ
せて前記ファインダレンズ鏡筒内に光を拡散させる拡散
板と、前記透過型バックライト用光源の後方に配設さ
れ、且つ、該透過型バックライト用光源から後方に出射
された光を前記透過型液晶パネルの後面側に反射させる
複数の反射鏡を複数のスリットを介してブラインド状に
枠組みすると共に、前記拡散板を進入した外光を前記複
数のスリットから差し込ませた後に前記透過型バックラ
イト用光源を透過させて前記透過型液晶パネルの後面に
照射する反射鏡枠組体とを具備したことを特徴とする電
子ビューファインダを提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わる電子ビュー
ファインダの一実例を図1乃至図2を参照して詳細に説
明する。
ファインダの一実例を図1乃至図2を参照して詳細に説
明する。
【0012】図1は本発明に係わる電子ビューファイン
ダを採用したビデオカメラを説明するための構成図、図
2は本発明に係わる電子ビューファインダを拡大して示
した斜視図である。尚、説明の便宜上、先に従来例で示
した構成部材と同一構成部材に対しては同一の符号を付
して適宜説明し、且つ、従来例と異なる構成部材に新た
な符号を付す共に、この実施例では従来例と異なる点を
中心に説明する。
ダを採用したビデオカメラを説明するための構成図、図
2は本発明に係わる電子ビューファインダを拡大して示
した斜視図である。尚、説明の便宜上、先に従来例で示
した構成部材と同一構成部材に対しては同一の符号を付
して適宜説明し、且つ、従来例と異なる構成部材に新た
な符号を付す共に、この実施例では従来例と異なる点を
中心に説明する。
【0013】図1に示した本発明に係わる電子ビューフ
ァインダを採用したビデオカメラ1Bでは、ビデオカメ
ラ筐体2の前方に突出形成した撮影レンズ鏡筒2a内
に、撮像手段10を構成する撮影レンズ11,撮像素子
12,映像信号処理回路13が従来と同様に内蔵されて
いる。
ァインダを採用したビデオカメラ1Bでは、ビデオカメ
ラ筐体2の前方に突出形成した撮影レンズ鏡筒2a内
に、撮像手段10を構成する撮影レンズ11,撮像素子
12,映像信号処理回路13が従来と同様に内蔵されて
いる。
【0014】また、ビデオカメラ筐体2の後方に突出形
成したファインダレンズ鏡筒2b内に、本発明に係わる
電子ビューファインダ30を構成する部材が内蔵されて
いる。
成したファインダレンズ鏡筒2b内に、本発明に係わる
電子ビューファインダ30を構成する部材が内蔵されて
いる。
【0015】即ち、図1及び図2に示したように、電子
ビューファインダ30のファインダレンズ鏡筒2b内に
は、撮影者Sの瞳E側に配設され、且つ、瞳Eで覗くフ
ァインダ用接眼レンズ31と、ファインダ用接眼レンズ
31の後方に配設され、且つ、撮像手段11〜13で撮
影した被写体像を前面32a側に電子的にカラーで表示
する透過型カラー液晶パネル(以下、カラー液晶パネル
と記す)32と、カラー液晶パネル32の後面32b側
に配設され、且つ、カラー液晶パネル32の後面32b
を照射する透過型バックライト用光源33とが配設され
ている。この際、透過型バックライト用光源33は撮影
時にバックライト電源34と接続されており、且つ、透
過型バックライト用光源33は下記する拡散板35を通
過した自然光などの外光を透過できる構造となってい
る。
ビューファインダ30のファインダレンズ鏡筒2b内に
は、撮影者Sの瞳E側に配設され、且つ、瞳Eで覗くフ
ァインダ用接眼レンズ31と、ファインダ用接眼レンズ
31の後方に配設され、且つ、撮像手段11〜13で撮
影した被写体像を前面32a側に電子的にカラーで表示
する透過型カラー液晶パネル(以下、カラー液晶パネル
と記す)32と、カラー液晶パネル32の後面32b側
に配設され、且つ、カラー液晶パネル32の後面32b
を照射する透過型バックライト用光源33とが配設され
ている。この際、透過型バックライト用光源33は撮影
時にバックライト電源34と接続されており、且つ、透
過型バックライト用光源33は下記する拡散板35を通
過した自然光などの外光を透過できる構造となってい
る。
【0016】ここで、ファインダレンズ鏡筒2bに取り
付けた拡散板35は、従来例と取り付け位置が異なり、
透過型バックライト用光源33の後方に穿設した透孔2
b2に嵌入されている。また、拡散板35の表面35a
側は波状粗面に形成されており、この拡散板35の表面
35a側から外光を進入させ、この外光がファインダレ
ンズ鏡筒2b内で拡散して拡散光となっている。尚、フ
ァインダレンズ鏡筒2b内には、拡散板35を通過した
外光を遮蔽する遮蔽板2cが後述する反射鏡枠組体36
の後方に形成されている。
付けた拡散板35は、従来例と取り付け位置が異なり、
透過型バックライト用光源33の後方に穿設した透孔2
b2に嵌入されている。また、拡散板35の表面35a
側は波状粗面に形成されており、この拡散板35の表面
35a側から外光を進入させ、この外光がファインダレ
ンズ鏡筒2b内で拡散して拡散光となっている。尚、フ
ァインダレンズ鏡筒2b内には、拡散板35を通過した
外光を遮蔽する遮蔽板2cが後述する反射鏡枠組体36
の後方に形成されている。
【0017】更に、透過型バックライト用光源33の後
方には、本発明の要部となる反射鏡枠組体36が配設さ
れている。
方には、本発明の要部となる反射鏡枠組体36が配設さ
れている。
【0018】上記反射鏡枠組体36は樹脂材などを用い
て成形した後、複数段の階段状垂直部分に反射膜を膜付
して複数の段付き反射鏡36aを形成し、これら複数の
段付き反射鏡36aを複数のスリット36bを介してブ
ラインド状に枠組みしており、この際、複数の段付き反
射鏡36aを一対の側板36c,36c(片側のみ図
示)間にブラインド状に横架させている。そして、反射
鏡枠組体36に形成した複数の段付き反射鏡36aを透
過型バックライト用光源33に対して略平行に対向させ
ている。
て成形した後、複数段の階段状垂直部分に反射膜を膜付
して複数の段付き反射鏡36aを形成し、これら複数の
段付き反射鏡36aを複数のスリット36bを介してブ
ラインド状に枠組みしており、この際、複数の段付き反
射鏡36aを一対の側板36c,36c(片側のみ図
示)間にブラインド状に横架させている。そして、反射
鏡枠組体36に形成した複数の段付き反射鏡36aを透
過型バックライト用光源33に対して略平行に対向させ
ている。
【0019】従って、上記した反射鏡枠組体36による
動作は、透過型バックライト用光源33から後方に出射
された光が、反射鏡枠組体36に形成した複数の段付き
反射鏡36aに反射されて透過型バックライト用光源3
3側に戻り、この反射光は透過型バックライト用光源3
3を透過してカラー液晶パネル32の後面32bを照射
している。この際、透過型バックライト用光源33から
前方に出射された光は、カラー液晶パネル32の後面3
2bを直接照射していることは明らかである。
動作は、透過型バックライト用光源33から後方に出射
された光が、反射鏡枠組体36に形成した複数の段付き
反射鏡36aに反射されて透過型バックライト用光源3
3側に戻り、この反射光は透過型バックライト用光源3
3を透過してカラー液晶パネル32の後面32bを照射
している。この際、透過型バックライト用光源33から
前方に出射された光は、カラー液晶パネル32の後面3
2bを直接照射していることは明らかである。
【0020】更に、拡散板35を進入した外光はファイ
ンダレンズ鏡筒2b内で拡散光となり、この拡散光を反
射鏡枠組体36に形成した複数のスリット36bに斜め
に差し込ませた後に透過型バックライト用光源33を透
過させてカラー型液晶パネル32の後面32bに照射し
ている。この際、反射鏡枠組体36は複数の段付き反射
鏡36aを複数のスリット36bを介してブラインド状
に枠組みしているため、透過型バックライト用光源33
側に到達した拡散光が複数のスリット36b内の斜め上
方に逆戻りしないようになっている。
ンダレンズ鏡筒2b内で拡散光となり、この拡散光を反
射鏡枠組体36に形成した複数のスリット36bに斜め
に差し込ませた後に透過型バックライト用光源33を透
過させてカラー型液晶パネル32の後面32bに照射し
ている。この際、反射鏡枠組体36は複数の段付き反射
鏡36aを複数のスリット36bを介してブラインド状
に枠組みしているため、透過型バックライト用光源33
側に到達した拡散光が複数のスリット36b内の斜め上
方に逆戻りしないようになっている。
【0021】上記構成による電子ビューファインダ30
では、透過型バックライト用光源33から前方に出射さ
れた光と、透過型バックライト用光源33から後方に出
射されて反射鏡枠組体36に形成した複数の段付き反射
鏡36aに反射された反射光と、拡散板35を進入して
反射鏡枠組体36に形成した複数のスリットから差し込
ませた外光による拡散光とで、カラー液晶パネル32の
後面32bを光学的に加算した状態で照射しているの
で、バックライトの利用効率が高まり且つバックライト
の輝度も上がり、カラー液晶パネル32の前面32a側
に表示した被写体像が常に大変明るくなり、本発明の電
子ビューファインダ30の性能が向上する。また、透過
型バックライト用光源33と外光とを併用しているの
で、屋外の明るい場所で使用した時に見にくいカラー液
晶パネル32を更に明るく表示して見易くできると共
に、透過型バックライト用光源33の省電力化も可能で
ある。
では、透過型バックライト用光源33から前方に出射さ
れた光と、透過型バックライト用光源33から後方に出
射されて反射鏡枠組体36に形成した複数の段付き反射
鏡36aに反射された反射光と、拡散板35を進入して
反射鏡枠組体36に形成した複数のスリットから差し込
ませた外光による拡散光とで、カラー液晶パネル32の
後面32bを光学的に加算した状態で照射しているの
で、バックライトの利用効率が高まり且つバックライト
の輝度も上がり、カラー液晶パネル32の前面32a側
に表示した被写体像が常に大変明るくなり、本発明の電
子ビューファインダ30の性能が向上する。また、透過
型バックライト用光源33と外光とを併用しているの
で、屋外の明るい場所で使用した時に見にくいカラー液
晶パネル32を更に明るく表示して見易くできると共
に、透過型バックライト用光源33の省電力化も可能で
ある。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係わる電子ビュー
ファインダによると、とくに、透過型バックライト用光
源の後方でファインダレンズ鏡筒に取り付けられ、且
つ、外光を進入させてファインダレンズ鏡筒内に光を拡
散させる拡散板と、透過型バックライト用光源の後方に
配設され、且つ、透過型バックライト用光源から後方に
出射された光を透過型液晶パネルの後面側に反射させる
複数の反射鏡を複数のスリットを介してブラインド状に
枠組みすると共に、拡散板を進入した外光を複数のスリ
ットから差し込ませた後に透過型バックライト用光源を
透過させて透過型液晶パネルの後面に照射する反射鏡枠
組体とを具備して、透過型バックライト用光源から前方
に出射された光と、透過型バックライト用光源から後方
に出射されて反射鏡枠組体に形成した複数の段付き反射
鏡に反射された反射光と、拡散板を進入して反射鏡枠組
体に形成した複数のスリットから差し込ませた外光によ
る拡散光とで、透過型液晶パネルの後面を光学的に加算
した状態で照射しているので、バックライトの利用効率
が高まり且つバックライトの輝度も上がり、透過型液晶
パネルの前面側に表示した被写体像が常に大変明るくな
り、本発明の電子ビューファインダの性能が向上する。
また、透過型バックライト用光源と外光とを併用してい
るので、屋外の明るい場所で使用した時に見にくい透過
型液晶パネルを更に明るく表示して見易くできると共
に、透過型バックライト用光源の省電力化も可能であ
る。
ファインダによると、とくに、透過型バックライト用光
源の後方でファインダレンズ鏡筒に取り付けられ、且
つ、外光を進入させてファインダレンズ鏡筒内に光を拡
散させる拡散板と、透過型バックライト用光源の後方に
配設され、且つ、透過型バックライト用光源から後方に
出射された光を透過型液晶パネルの後面側に反射させる
複数の反射鏡を複数のスリットを介してブラインド状に
枠組みすると共に、拡散板を進入した外光を複数のスリ
ットから差し込ませた後に透過型バックライト用光源を
透過させて透過型液晶パネルの後面に照射する反射鏡枠
組体とを具備して、透過型バックライト用光源から前方
に出射された光と、透過型バックライト用光源から後方
に出射されて反射鏡枠組体に形成した複数の段付き反射
鏡に反射された反射光と、拡散板を進入して反射鏡枠組
体に形成した複数のスリットから差し込ませた外光によ
る拡散光とで、透過型液晶パネルの後面を光学的に加算
した状態で照射しているので、バックライトの利用効率
が高まり且つバックライトの輝度も上がり、透過型液晶
パネルの前面側に表示した被写体像が常に大変明るくな
り、本発明の電子ビューファインダの性能が向上する。
また、透過型バックライト用光源と外光とを併用してい
るので、屋外の明るい場所で使用した時に見にくい透過
型液晶パネルを更に明るく表示して見易くできると共
に、透過型バックライト用光源の省電力化も可能であ
る。
【図1】本発明に係わる電子ビューファインダを採用し
たビデオカメラを説明するための構成図である。
たビデオカメラを説明するための構成図である。
【図2】本発明に係わる電子ビューファインダを拡大し
て示した斜視図である。
て示した斜視図である。
【図3】従来の電子ビューファインダを採用したビデオ
カメラを説明するための構成図である。
カメラを説明するための構成図である。
1B…ビデオカメラ、2…ビデオカメラ筐体、2b…フ
ァインダレンズ鏡筒、10…撮像手段、11…撮影レン
ズ、12…撮像素子、13…映像信号処理回路、30…
電子ビューファインダ、31…ファインダ用接眼レン
ズ、32…透過型カラー液晶パネル、32a…前面、3
2b…後面、33…透過型バックライト用光源、35…
拡散板、36…反射鏡枠組体、36a…段付き反射鏡、
36b…スリット。
ァインダレンズ鏡筒、10…撮像手段、11…撮影レン
ズ、12…撮像素子、13…映像信号処理回路、30…
電子ビューファインダ、31…ファインダ用接眼レン
ズ、32…透過型カラー液晶パネル、32a…前面、3
2b…後面、33…透過型バックライト用光源、35…
拡散板、36…反射鏡枠組体、36a…段付き反射鏡、
36b…スリット。
Claims (1)
- 【請求項1】撮影者の瞳で覗くファインダ用接眼レンズ
と、 前記ファインダ用接眼レンズの後方に配設され、且つ、
撮像手段で撮影した被写体像を前面側に電子的に表示す
る透過型液晶パネルと、 前記透過型液晶パネルの後面側に配設され、且つ、該透
過型液晶パネルの後面を照射する透過型バックライト用
光源とをファインダレンズ鏡筒内に配設した電子ビュー
ファインダにおいて、 前記透過型バックライト用光源の後方で前記ファインダ
レンズ鏡筒に取り付けられ、且つ、外光を進入させて前
記ファインダレンズ鏡筒内に光を拡散させる拡散板と、 前記透過型バックライト用光源の後方に配設され、且
つ、該透過型バックライト用光源から後方に出射された
光を前記透過型液晶パネルの後面側に反射させる複数の
反射鏡を複数のスリットを介してブラインド状に枠組み
すると共に、前記拡散板を進入した外光を前記複数のス
リットから差し込ませた後に前記透過型バックライト用
光源を透過させて前記透過型液晶パネルの後面に照射す
る反射鏡枠組体とを具備したことを特徴とする電子ビュ
ーファインダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7328343A JPH09149297A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 電子ビューファインダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7328343A JPH09149297A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 電子ビューファインダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09149297A true JPH09149297A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=18209184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7328343A Pending JPH09149297A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 電子ビューファインダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09149297A (ja) |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP7328343A patent/JPH09149297A/ja active Pending
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