JPH09149062A - 多地点間データ通信方法及び通信端末装置 - Google Patents
多地点間データ通信方法及び通信端末装置Info
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- JPH09149062A JPH09149062A JP30553895A JP30553895A JPH09149062A JP H09149062 A JPH09149062 A JP H09149062A JP 30553895 A JP30553895 A JP 30553895A JP 30553895 A JP30553895 A JP 30553895A JP H09149062 A JPH09149062 A JP H09149062A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 短い固定長のデータを衝突なく、時分割に多
重し、ネットワークが持つ伝送速度に近い速度で、有効
に送信することが可能な多地点間データ通信方法を提供
する。また、通信端末装置の処理を単純化する。 【解決手段】 複数の通信端末装置をネットワークを介
してリングを形成するように接続する多地点間データ通
信方法において、各通信端末装置間で同期の確立を行
い、データの開始位置と終了位置を検出し、データを取
り出すフレーム同期過程と、該フレーム同期過程により
ネットワーク上に固定長のフレームをある一定数存在さ
せる過程と、このフレームを一つのデータを運ぶ入れ物
に用い、前記各端末装置で受け取った当該フレームの使
用状態を、多重分離手段により分離した発信元端末装置
の識別子を用いて判断する過程と、この判断結果に基づ
いて送信権の制御を行う過程とを具備するものである。
重し、ネットワークが持つ伝送速度に近い速度で、有効
に送信することが可能な多地点間データ通信方法を提供
する。また、通信端末装置の処理を単純化する。 【解決手段】 複数の通信端末装置をネットワークを介
してリングを形成するように接続する多地点間データ通
信方法において、各通信端末装置間で同期の確立を行
い、データの開始位置と終了位置を検出し、データを取
り出すフレーム同期過程と、該フレーム同期過程により
ネットワーク上に固定長のフレームをある一定数存在さ
せる過程と、このフレームを一つのデータを運ぶ入れ物
に用い、前記各端末装置で受け取った当該フレームの使
用状態を、多重分離手段により分離した発信元端末装置
の識別子を用いて判断する過程と、この判断結果に基づ
いて送信権の制御を行う過程とを具備するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多地点間データ通
信システムに関し、特に、ネットワークを介して複数台
の通信端末装置(以下、単に、端末という)をリング状
に接続して、各端末間で情報の送受信を行う多地点間デ
ータ通信方法及び端末に関するものである。
信システムに関し、特に、ネットワークを介して複数台
の通信端末装置(以下、単に、端末という)をリング状
に接続して、各端末間で情報の送受信を行う多地点間デ
ータ通信方法及び端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リング状に接続されたネットワーク上の
多地点データ通信の方法として、トークンリング方式、
アーリートークンリリース方式、FDDI-IIハイブリッド
モードでのパケット伝送がある。トークンリング方式
は、ネットワーク上の一つのトークンを捕まえた端末が
送信権を得、ある端末にデータを送信する方法である。
ただし、未使用のトークン(フリートークン)でなけれ
ば送信権を得られない。送信されたデータは、送信先端
末で受信され、再び発信端末へ戻ってくる。発信端末
は、自端末が発信したデータを取り除き、フリートーク
ンを送出する。これにより、各端末は平等に送信権を獲
得できる。
多地点データ通信の方法として、トークンリング方式、
アーリートークンリリース方式、FDDI-IIハイブリッド
モードでのパケット伝送がある。トークンリング方式
は、ネットワーク上の一つのトークンを捕まえた端末が
送信権を得、ある端末にデータを送信する方法である。
ただし、未使用のトークン(フリートークン)でなけれ
ば送信権を得られない。送信されたデータは、送信先端
末で受信され、再び発信端末へ戻ってくる。発信端末
は、自端末が発信したデータを取り除き、フリートーク
ンを送出する。これにより、各端末は平等に送信権を獲
得できる。
【0003】このように、トークンリング方式は、ある
端末がデータを送出したあとに、再び自端末に戻ってき
たことを確認してフリートークンを送出するので、ネッ
トワーク上に空きの状態が存在し、トークンの巡回待ち
時間が長くなる。この巡回待ちによる性能低下を避ける
ために、アーリートークンリリース方式がある。これ
は、送信端末がデータを送出し終わった際に、フリート
ークンを付加して送出し、送信権を譲る。データの開
始、終了位置は、定められた開始信号、終了信号で判断
する。また、フリートークンはネットワーク上に一つし
かなく、データ送出の衝突は起こらない。アーリートー
クンリリース方式は、データが可変長の場合に有効であ
る。リング上に使用中のトークンと一つのフリートーク
ンが同時に存在可能で、データの多重化が行える。
端末がデータを送出したあとに、再び自端末に戻ってき
たことを確認してフリートークンを送出するので、ネッ
トワーク上に空きの状態が存在し、トークンの巡回待ち
時間が長くなる。この巡回待ちによる性能低下を避ける
ために、アーリートークンリリース方式がある。これ
は、送信端末がデータを送出し終わった際に、フリート
ークンを付加して送出し、送信権を譲る。データの開
始、終了位置は、定められた開始信号、終了信号で判断
する。また、フリートークンはネットワーク上に一つし
かなく、データ送出の衝突は起こらない。アーリートー
クンリリース方式は、データが可変長の場合に有効であ
る。リング上に使用中のトークンと一つのフリートーク
ンが同時に存在可能で、データの多重化が行える。
【0004】しかしながら、リングを一周する伝送遅延
に比べデータの長さが短い場合は、ネットワーク上にデ
ータが流れていない部分の割合が多く、ネットワーク自
体が持つデータの伝送速度を十分に活用できなくなると
いう問題があった。これは、データの衝突の回避を一つ
のフリートークンを用いることで行っており、複数台の
端末がネットワークに同時にデータを送信することがで
きないためである。
に比べデータの長さが短い場合は、ネットワーク上にデ
ータが流れていない部分の割合が多く、ネットワーク自
体が持つデータの伝送速度を十分に活用できなくなると
いう問題があった。これは、データの衝突の回避を一つ
のフリートークンを用いることで行っており、複数台の
端末がネットワークに同時にデータを送信することがで
きないためである。
【0005】短いデータによる伝送効率低下を避け、同
時送信を可能にする方法として、FDDI-IIハイブリッド
モードでのパケット伝送がある。これは、サイクルとい
う形式を使用し、複数チャネルを周期的に多重化する。
サイクルは、ヘッダ部分とデータ部分から構成される。
複数チャネルの多重形式は、サイクルのヘッダ部分にあ
るテンプレートにより得られ、多重化されたチャネル
は、データ部分にある。一つのチャネルが、一つのトー
クンを持ち、このチャネル内をトークンリング方式でデ
ータが送受信される。これにより、ネットワーク上に複
数のトークンが生成でき、複数台の端末の同時送出を可
能とする。また、ネットワーク上にこのサイクルを周期
的に発生させることで、伝送効率を上げることができ
る。
時送信を可能にする方法として、FDDI-IIハイブリッド
モードでのパケット伝送がある。これは、サイクルとい
う形式を使用し、複数チャネルを周期的に多重化する。
サイクルは、ヘッダ部分とデータ部分から構成される。
複数チャネルの多重形式は、サイクルのヘッダ部分にあ
るテンプレートにより得られ、多重化されたチャネル
は、データ部分にある。一つのチャネルが、一つのトー
クンを持ち、このチャネル内をトークンリング方式でデ
ータが送受信される。これにより、ネットワーク上に複
数のトークンが生成でき、複数台の端末の同時送出を可
能とする。また、ネットワーク上にこのサイクルを周期
的に発生させることで、伝送効率を上げることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
の技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
の技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0007】前記従来のFDDI-IIハイブリッドモードの
パケット伝送は、一つのチャネルを認識するために、サ
イクルを認識し、テンプレートを参照しなければならな
い。さらに、チャネル内はトークンリング方式で行って
いるため、中のデータフレーム構成が使用中と空状態で
は異なるため、端末での処理が複雑になる。
パケット伝送は、一つのチャネルを認識するために、サ
イクルを認識し、テンプレートを参照しなければならな
い。さらに、チャネル内はトークンリング方式で行って
いるため、中のデータフレーム構成が使用中と空状態で
は異なるため、端末での処理が複雑になる。
【0008】本発明の目的は、ある間隔でデータを入れ
るフレームが流れているネットワークにおいて、短い固
定長のデータを衝突なく、時分割に多重し、ネットワー
クが持つ伝送速度に近い速度で、有効に送信することが
可能な多地点間データ通信方法を提供することにある。
るフレームが流れているネットワークにおいて、短い固
定長のデータを衝突なく、時分割に多重し、ネットワー
クが持つ伝送速度に近い速度で、有効に送信することが
可能な多地点間データ通信方法を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、使用中のフレーム内
のデータフレームと未使用時のデータフレームを同じに
し、発信元端末の識別子にその情報を持たせ、端末の処
理を単純化することが可能な技術を提供することにあ
る。
のデータフレームと未使用時のデータフレームを同じに
し、発信元端末の識別子にその情報を持たせ、端末の処
理を単純化することが可能な技術を提供することにあ
る。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0012】(1)複数の端末をネットワークを介して
リングを形成するように接続する多地点間通信方法にお
いて、各端末間で同期の確立を行い、データの開始位置
と終了位置を検出し、データを取り出すフレーム同期過
程と、該フレーム同期過程を用いてネットワーク上に固
定長のフレームをある一定数存在させる過程と、このフ
レームを一つのデータを運ぶ入れ物に用い、前記各端末
で受け取った当該フレームの使用状態を、多重分離手段
により分離した発信元端末の識別子を用いて判断するフ
レーム使用状態判断過程と、この判断結果に基づいて送
信権の制御を行う送信権制御過程とを具備する。
リングを形成するように接続する多地点間通信方法にお
いて、各端末間で同期の確立を行い、データの開始位置
と終了位置を検出し、データを取り出すフレーム同期過
程と、該フレーム同期過程を用いてネットワーク上に固
定長のフレームをある一定数存在させる過程と、このフ
レームを一つのデータを運ぶ入れ物に用い、前記各端末
で受け取った当該フレームの使用状態を、多重分離手段
により分離した発信元端末の識別子を用いて判断するフ
レーム使用状態判断過程と、この判断結果に基づいて送
信権の制御を行う送信権制御過程とを具備する。
【0013】(2)前記(1)の多地点間データ通信方
法において、前記ネットワークがISDNである。
法において、前記ネットワークがISDNである。
【0014】(3)複数の端末をリング状に接続するこ
とが可能なネットワークに接続され、リングの一方向に
データを巡回させることが可能な端末において、前記各
端末間で同期の確立を行い、データの開始位置と終了位
置を検出し、データを取り出すフレーム同期手段と、デ
ータを構成する発信元端末の識別子とその他の信号要素
を多重分離する信号要素多重分離手段と、発信元端末の
識別子からそのフレームの使用状態を判断し、その他の
信号要素の中からデータの状態を検出する状態検出手段
と、データの送信あるいは受信するためのデータ処理手
段とを具備する。
とが可能なネットワークに接続され、リングの一方向に
データを巡回させることが可能な端末において、前記各
端末間で同期の確立を行い、データの開始位置と終了位
置を検出し、データを取り出すフレーム同期手段と、デ
ータを構成する発信元端末の識別子とその他の信号要素
を多重分離する信号要素多重分離手段と、発信元端末の
識別子からそのフレームの使用状態を判断し、その他の
信号要素の中からデータの状態を検出する状態検出手段
と、データの送信あるいは受信するためのデータ処理手
段とを具備する。
【0015】前述の手段によれば、発信元端末の識別子
をフレームの使用状態の情報として用いることにより、
すべてのフレーム内のデータフレームを同じにすること
ができ、それにより、端末の構成及び処理を単純化する
ことができる。
をフレームの使用状態の情報として用いることにより、
すべてのフレーム内のデータフレームを同じにすること
ができ、それにより、端末の構成及び処理を単純化する
ことができる。
【0016】また、FDDI-IIハイブリッドモードでのパ
ケット伝送での利点である複数台の端末が同時にデータ
を送受信することができ、かつ、ネットワークが持つ伝
送速度を有効に利用することができる。
ケット伝送での利点である複数台の端末が同時にデータ
を送受信することができ、かつ、ネットワークが持つ伝
送速度を有効に利用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明についてその実施形
態(実施例)ともに図面を参照して詳細に説明する。
態(実施例)ともに図面を参照して詳細に説明する。
【0018】なお、実施形態(実施例)を説明するため
の全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
の全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0019】(実施形態1)本発明の実施形態1(実施
例1)として、ISDN(Integrated ServiceDigit
al Network)基本インタフェースに接続し、送信にB
1チャネルを、受信にB2チャネルを用いて全端末にデ
ータを送信する場合について図1乃至図7を用いて説明
する。
例1)として、ISDN(Integrated ServiceDigit
al Network)基本インタフェースに接続し、送信にB
1チャネルを、受信にB2チャネルを用いて全端末にデ
ータを送信する場合について図1乃至図7を用いて説明
する。
【0020】図1に示したISDN100にISDN基
本インタフェースで3地点(端末)(01),(1
0),(11)をリング状に接続し、矢印の方向にデー
タが巡回している多地点間データ通信システムに本発明
を適用した場合を考える。前記地点(01),(1
0),(11)の各端末は全て同じ構成であり、各端末
信号は、それぞれ(01),(10),(11)とす
る。
本インタフェースで3地点(端末)(01),(1
0),(11)をリング状に接続し、矢印の方向にデー
タが巡回している多地点間データ通信システムに本発明
を適用した場合を考える。前記地点(01),(1
0),(11)の各端末は全て同じ構成であり、各端末
信号は、それぞれ(01),(10),(11)とす
る。
【0021】ISDN基本インタフェースのレイヤ1
は、1フレーム48ビットで構成され、網から端末方向
と端末から網方向とで異なるフレーム構造を有してい
る。異なる部分は、フレーム制御用ビットであり、制御
チャネル及び情報チャネルのビットの位置は同じである
ので、その部分を書き出すと図2のようになり、1ビッ
トの制御チャネルとそれぞれ8ビットの情報チャネルが
時分割に多重されている。図2において、斜線が施され
ている部分は、Dチャネル、B1チャネル及びB2チャ
ネル以外のフレーム制御用ビットである。
は、1フレーム48ビットで構成され、網から端末方向
と端末から網方向とで異なるフレーム構造を有してい
る。異なる部分は、フレーム制御用ビットであり、制御
チャネル及び情報チャネルのビットの位置は同じである
ので、その部分を書き出すと図2のようになり、1ビッ
トの制御チャネルとそれぞれ8ビットの情報チャネルが
時分割に多重されている。図2において、斜線が施され
ている部分は、Dチャネル、B1チャネル及びB2チャ
ネル以外のフレーム制御用ビットである。
【0022】本実施形態1(実施例1)では、この情報
チャネル8ビットをデータを運ぶフレームとして用い
る。図3は本実施形態1で用いるデータフレーム構成図
であり、発信元端末番号2ビットと情報6ビットの合計
8ビットからなる。
チャネル8ビットをデータを運ぶフレームとして用い
る。図3は本実施形態1で用いるデータフレーム構成図
であり、発信元端末番号2ビットと情報6ビットの合計
8ビットからなる。
【0023】本実施形態1の多地点間データ通信方法で
は、送信端末は、このデータフレームをB1チャネル8
ビット上にのせてデータを送信する。情報チャネルの8
ビットが一つのデータを運ぶフレームとなる。また、受
信端末は、送信端末がB1チャネル上に送出したデータ
をB2チャネルで受信する。
は、送信端末は、このデータフレームをB1チャネル8
ビット上にのせてデータを送信する。情報チャネルの8
ビットが一つのデータを運ぶフレームとなる。また、受
信端末は、送信端末がB1チャネル上に送出したデータ
をB2チャネルで受信する。
【0024】各端末は、全て同じ構成であるので、ここ
では例として端末番号(01)について構成の説明を行
う。
では例として端末番号(01)について構成の説明を行
う。
【0025】図4は前記端末(01)の機能構成を示す
ブロック構成図であり、点線で囲まれた部分は、それぞ
れフレーム同期手段10、信号要素多重分離手段20、
状態検出手段30、データ処理手段40を示す。
ブロック構成図であり、点線で囲まれた部分は、それぞ
れフレーム同期手段10、信号要素多重分離手段20、
状態検出手段30、データ処理手段40を示す。
【0026】前記フレーム同期手段10は、網インタフ
ェース101と呼制御手段102で構成されている。
ェース101と呼制御手段102で構成されている。
【0027】前記信号要素多重分離手段20は、データ
フレーム分離手段201とデータフレーム多重手段20
2とで構成されている。
フレーム分離手段201とデータフレーム多重手段20
2とで構成されている。
【0028】前記状態検出手段30は、発信元端末検出
手段301からなっており、データ処理手段40は、ゲ
ート手段401、データ受信手段402、発信元端末番
号生成手段403、未使用番号生成手段404、データ
生成手段405、選択A手段406、及び選択B手段4
07で構成されている。
手段301からなっており、データ処理手段40は、ゲ
ート手段401、データ受信手段402、発信元端末番
号生成手段403、未使用番号生成手段404、データ
生成手段405、選択A手段406、及び選択B手段4
07で構成されている。
【0029】前記網インタフェース101は、ISDN
基本インタフェースのレイヤ1及びレイヤ2の制御を行
い、情報チャネルと制御チャネルの多重、分離を行う。
ISDNフレーム同期信号をもとに、データフレーム分
離手段201へB2チャネル情報とその先頭ビット送出
時に送出信号を送出する。また、データフレーム多重手
段202へ送出要求信号を送信し、フレームの中に入れ
る8ビットを受信する。制御チャネルの情報は、呼制御
手段102との間で送受される。
基本インタフェースのレイヤ1及びレイヤ2の制御を行
い、情報チャネルと制御チャネルの多重、分離を行う。
ISDNフレーム同期信号をもとに、データフレーム分
離手段201へB2チャネル情報とその先頭ビット送出
時に送出信号を送出する。また、データフレーム多重手
段202へ送出要求信号を送信し、フレームの中に入れ
る8ビットを受信する。制御チャネルの情報は、呼制御
手段102との間で送受される。
【0030】前記呼制御手段102は、回線交換呼の制
御を行い、制御チャネルの情報を網インタフェース10
1と送受する。ここでは、図1のように、一方向のみに
データを送信しているため、ISDNからのB1チャネ
ル、ISDNへのB2チャネルにはこのデータ通信には
関係のないビットが流れる。
御を行い、制御チャネルの情報を網インタフェース10
1と送受する。ここでは、図1のように、一方向のみに
データを送信しているため、ISDNからのB1チャネ
ル、ISDNへのB2チャネルにはこのデータ通信には
関係のないビットが流れる。
【0031】前記データフレーム分離手段201では、
網インタフェース101で受信したフレームの中のビッ
ト列8ビットを受け取り、図3に示すデータフレーム構
造に合わせて先頭2ビットを発信元端末番号、残り6ビ
ットを情報として分離し、発信元端末番号2ビットを発
信元端末検出手段301と選択A手段406へ、情報6
ビットをゲート手段401と選択B手段407へ送出す
る。分離完了後、発信元端末検出手段301へ送出信号
を送出する。データフレーム分離手段201でのビット
列の先頭の判断は、網インタフェース101からの送出
信号によって行う。
網インタフェース101で受信したフレームの中のビッ
ト列8ビットを受け取り、図3に示すデータフレーム構
造に合わせて先頭2ビットを発信元端末番号、残り6ビ
ットを情報として分離し、発信元端末番号2ビットを発
信元端末検出手段301と選択A手段406へ、情報6
ビットをゲート手段401と選択B手段407へ送出す
る。分離完了後、発信元端末検出手段301へ送出信号
を送出する。データフレーム分離手段201でのビット
列の先頭の判断は、網インタフェース101からの送出
信号によって行う。
【0032】前記発信元端末検出手段301は、データ
フレーム分離手段201からの送出信号をもとに、分離
された発信元端末番号2ビットを受け取る。今は端末
(01)を例にして考えているので、その発信元端末番
号が(i)自端末(01)、(ii)未使用(00)、
(iii)その他(10),(11)の3通りの状態を判
断する。その結果を選択A手段406、選択B手段40
7、ゲート手段401、及びデータ生成手段405にそ
れぞれ送る。
フレーム分離手段201からの送出信号をもとに、分離
された発信元端末番号2ビットを受け取る。今は端末
(01)を例にして考えているので、その発信元端末番
号が(i)自端末(01)、(ii)未使用(00)、
(iii)その他(10),(11)の3通りの状態を判
断する。その結果を選択A手段406、選択B手段40
7、ゲート手段401、及びデータ生成手段405にそ
れぞれ送る。
【0033】前記ゲート手段401は、自端末以外が送
信した情報のみをデータ受信手段402へ送るためのゲ
ートの役割をする。発信元端末検出手段301の状態と
出力(B)の関係を図5に示す。状態(i),(ii)に
ついては、出力の状態を変えず、情報の送出タイミング
信号をデータ受信手段402へ送出しない。
信した情報のみをデータ受信手段402へ送るためのゲ
ートの役割をする。発信元端末検出手段301の状態と
出力(B)の関係を図5に示す。状態(i),(ii)に
ついては、出力の状態を変えず、情報の送出タイミング
信号をデータ受信手段402へ送出しない。
【0034】前記データ受信手段402は、ゲート手段
401の送出タイミング信号に合わせて6ビット情報を
受け取る。送出タイミング信号の無い場合は、受信処理
を行わない。
401の送出タイミング信号に合わせて6ビット情報を
受け取る。送出タイミング信号の無い場合は、受信処理
を行わない。
【0035】前記データ生成手段405は、他の端末
(10),(11)へ送出するための情報を選択B手段
407へ送出する。その送出は、発信元端末検出手段3
01が未使用状態の(00)を検出したときである。送
出情報がない場合は、送出情報がないことを選択A手段
406及び選択B手段407へ伝える。
(10),(11)へ送出するための情報を選択B手段
407へ送出する。その送出は、発信元端末検出手段3
01が未使用状態の(00)を検出したときである。送
出情報がない場合は、送出情報がないことを選択A手段
406及び選択B手段407へ伝える。
【0036】前記未使用番号生成手段404は、発信元
端末番号として未使用状態を示す(00)を生成し、選
択A手段406に信号(b)を送出する。
端末番号として未使用状態を示す(00)を生成し、選
択A手段406に信号(b)を送出する。
【0037】前記発信元端末番号生成手段403は、自
端末番号(01)を生成し、選択A手段406へ信号
(c)を送出する。
端末番号(01)を生成し、選択A手段406へ信号
(c)を送出する。
【0038】前記選択A手段406は、データフレーム
分離手段201からの発信元端末番号(a)、未使用番
号生成手段404からの未使用(b:00)、発信元端
末番号生成手段403からの発信元端末番号(c:0
1)のうち、発信元端末検出手段301の状態とデータ
送信手段の状態によって図6に従い、いずれかを出力す
る(出力(d))。データ送信手段の状態の有は、送出
情報が有ることを示し、データ送信手段の状態の無は、
送信情報が無いことを示す。
分離手段201からの発信元端末番号(a)、未使用番
号生成手段404からの未使用(b:00)、発信元端
末番号生成手段403からの発信元端末番号(c:0
1)のうち、発信元端末検出手段301の状態とデータ
送信手段の状態によって図6に従い、いずれかを出力す
る(出力(d))。データ送信手段の状態の有は、送出
情報が有ることを示し、データ送信手段の状態の無は、
送信情報が無いことを示す。
【0039】前記選択B手段407は、送出する情報を
データフレーム多重手段202に送出する。データフレ
ーム分離手段201からの出力とデータ生成手段405
からの出力を、発信元端末検出手段301の状態とデー
タ送信手段の状態によって図7に従い選択する。
データフレーム多重手段202に送出する。データフレ
ーム分離手段201からの出力とデータ生成手段405
からの出力を、発信元端末検出手段301の状態とデー
タ送信手段の状態によって図7に従い選択する。
【0040】前記データフレーム多重手段202は、選
択A手段406及び選択B手段407からの出力信号
(d,D)をもとに、発信元端末番号2ビットと情報6
ビットをデータフレーム構造に従ってビット列に並べ、
網インタフェース101からの送出要求信号に従い、網
インタフェース101へ送出する。
択A手段406及び選択B手段407からの出力信号
(d,D)をもとに、発信元端末番号2ビットと情報6
ビットをデータフレーム構造に従ってビット列に並べ、
網インタフェース101からの送出要求信号に従い、網
インタフェース101へ送出する。
【0041】図4に示した端末を3台用い、図1に示す
様にリング状に接続し、特定の端末から全端末にデータ
を送信する場合について説明する。
様にリング状に接続し、特定の端末から全端末にデータ
を送信する場合について説明する。
【0042】端末番号(01)から全端末に情報を送る
場合、まず、端末(01)で送出するための情報をデー
タ生成手段405で生成する。データ生成手段405
は、データを送出することを選択A手段406及び選択
B手段407に伝え、データを選択B手段407に送出
する。網インタフェース101はISDN網のフレーム
からフレームの中身のB2チャネル8ビットを取りだ
し、データフレーム分離手段201へ送る。
場合、まず、端末(01)で送出するための情報をデー
タ生成手段405で生成する。データ生成手段405
は、データを送出することを選択A手段406及び選択
B手段407に伝え、データを選択B手段407に送出
する。網インタフェース101はISDN網のフレーム
からフレームの中身のB2チャネル8ビットを取りだ
し、データフレーム分離手段201へ送る。
【0043】データフレーム分離手段201では、B2
チャネルのデータを図3のデータフレーム構造に従っ
て、発信元端末番号2ビットと情報6ビットに分離し、
発信元端末番号を発信元端末検出手段301と選択A手
段406に、情報をゲート手段401と選択B手段40
7へ送る。発信元端末検出手段301では、発信元端末
番号が未使用であるか判断する。未使用であればその情
報を選択A手段406、データ生成手段405、選択B
手段407及びゲート手段401に伝える。
チャネルのデータを図3のデータフレーム構造に従っ
て、発信元端末番号2ビットと情報6ビットに分離し、
発信元端末番号を発信元端末検出手段301と選択A手
段406に、情報をゲート手段401と選択B手段40
7へ送る。発信元端末検出手段301では、発信元端末
番号が未使用であるか判断する。未使用であればその情
報を選択A手段406、データ生成手段405、選択B
手段407及びゲート手段401に伝える。
【0044】選択A手段406では、データフレーム分
離手段201、未使用番号生成手段404、発信元端末
番号生成手段403のうち、フレームが未使用とデータ
生成手段405からの送出要求の2つの情報により、発
信元端末番号生成手段403からの端末番号01を選択
し出力する。選択B手段407は、フレームが未使用と
データ生成手段405からの送出要求をもとに、データ
フレーム分離手段201からの情報とデータ生成手段4
05からの情報の2つのうち、データ生成手段405か
らの情報を選択し、データフレーム多重手段202に送
出する。
離手段201、未使用番号生成手段404、発信元端末
番号生成手段403のうち、フレームが未使用とデータ
生成手段405からの送出要求の2つの情報により、発
信元端末番号生成手段403からの端末番号01を選択
し出力する。選択B手段407は、フレームが未使用と
データ生成手段405からの送出要求をもとに、データ
フレーム分離手段201からの情報とデータ生成手段4
05からの情報の2つのうち、データ生成手段405か
らの情報を選択し、データフレーム多重手段202に送
出する。
【0045】データフレーム多重手段202では、受け
取った発信元端末番号と情報をデータフレーム構成に基
づき、ビット列に直し、網インタフェース101に送出
する。網インタフェース101では、受信したビット列
をフレームであるB1チャネルにのせ端末(10)に送
出する。
取った発信元端末番号と情報をデータフレーム構成に基
づき、ビット列に直し、網インタフェース101に送出
する。網インタフェース101では、受信したビット列
をフレームであるB1チャネルにのせ端末(10)に送
出する。
【0046】受信端末(10)は、網インタフェース1
01でB2チャネルのデータを取り込み、データフレー
ム分離手段201へ送る。データフレーム分離手段20
1は、発信元端末番号と情報に分け、発信元端末番号は
発信元端末検出手段301と選択A手段406へ、情報
はゲート手段401、選択B手段407へ送る。発信元
端末検出手段301は、発信元端末番号が(01)であ
ることを検出し、その検出情報を選択A手段406、選
択B手段407、ゲート手段401及びデータ生成手段
405に送出する。
01でB2チャネルのデータを取り込み、データフレー
ム分離手段201へ送る。データフレーム分離手段20
1は、発信元端末番号と情報に分け、発信元端末番号は
発信元端末検出手段301と選択A手段406へ、情報
はゲート手段401、選択B手段407へ送る。発信元
端末検出手段301は、発信元端末番号が(01)であ
ることを検出し、その検出情報を選択A手段406、選
択B手段407、ゲート手段401及びデータ生成手段
405に送出する。
【0047】ゲート手段401は、発信元端末検出手段
301からの検出情報が他の端末なので、データフレー
ム分離手段201からの情報とタイミングパルスをデー
タ受信手段402へ送る。データ受信手段402は、ゲ
ート手段401からのタイミングパルスを受け取り、情
報の受信処理を行う。これにより端末(01)から、端
末(10)への情報送信が行われた。
301からの検出情報が他の端末なので、データフレー
ム分離手段201からの情報とタイミングパルスをデー
タ受信手段402へ送る。データ受信手段402は、ゲ
ート手段401からのタイミングパルスを受け取り、情
報の受信処理を行う。これにより端末(01)から、端
末(10)への情報送信が行われた。
【0048】選択A手段406は、データフレーム分離
手段201、未使用番号生成手段404、発信元端末番
号生成手段403からの入力のうち、発信元端末が他端
末であるので、データフレーム分離手段201からの出
力(01)を選択する。また、選択B手段407は、発
信元端末が、他端末であるので、データフレーム分離手
段201とデータ生成手段405からの入力のうち、デ
ータフレーム分離手段201からの入力を選択し、デー
タフレーム多重手段202へ送信する。以下、端末(0
1)と同様に、データフレーム多重手段202で発信元
端末番号と情報を多重し、ビット列に変換して網インタ
フェース101に送り、B1チャネル上にのせて端末
(11)へ発信する。
手段201、未使用番号生成手段404、発信元端末番
号生成手段403からの入力のうち、発信元端末が他端
末であるので、データフレーム分離手段201からの出
力(01)を選択する。また、選択B手段407は、発
信元端末が、他端末であるので、データフレーム分離手
段201とデータ生成手段405からの入力のうち、デ
ータフレーム分離手段201からの入力を選択し、デー
タフレーム多重手段202へ送信する。以下、端末(0
1)と同様に、データフレーム多重手段202で発信元
端末番号と情報を多重し、ビット列に変換して網インタ
フェース101に送り、B1チャネル上にのせて端末
(11)へ発信する。
【0049】端末(11)は端末(10)と同様にし
て、データを受け取り、端末(01)にデータを送信す
る。
て、データを受け取り、端末(01)にデータを送信す
る。
【0050】端末(01)は、ネットワーク上を一周し
てきたデータを網インタフェース101で受け取り、デ
ータフレーム分離手段201で発信元端末番号と情報に
分離する。発信元端末検出手段301で自端末番号であ
る(01)を検出するので、その情報を選択A手段40
6及び選択B手段407に送る。選択A手段406で
は、未使用番号生成手段404からの入力(00)を選
択し、データフレーム多重手段202に渡す。また、選
択B手段407は、データフレーム分離手段201から
の入力をそのまま出力する。発信元端末番号を未使用に
することで、選択B手段407の出力は意味を持たな
い。また、送信権は端末(01)から他端末に移動す
る。以上の処理で全端末へデータを送信することができ
る。
てきたデータを網インタフェース101で受け取り、デ
ータフレーム分離手段201で発信元端末番号と情報に
分離する。発信元端末検出手段301で自端末番号であ
る(01)を検出するので、その情報を選択A手段40
6及び選択B手段407に送る。選択A手段406で
は、未使用番号生成手段404からの入力(00)を選
択し、データフレーム多重手段202に渡す。また、選
択B手段407は、データフレーム分離手段201から
の入力をそのまま出力する。発信元端末番号を未使用に
することで、選択B手段407の出力は意味を持たな
い。また、送信権は端末(01)から他端末に移動す
る。以上の処理で全端末へデータを送信することができ
る。
【0051】次に、端末(01)が全端末へのデータ送
信中に、端末(10)で同様に全端末へデータの送信を
行おうとした場合について説明する。端末(10)は、
全端末に情報を送信するためのデータがデータ生成手段
405に生成される。データ生成手段405は、データ
送信要求を選択A手段406及び選択B手段407に伝
え、選択B手段407に情報を送る。
信中に、端末(10)で同様に全端末へデータの送信を
行おうとした場合について説明する。端末(10)は、
全端末に情報を送信するためのデータがデータ生成手段
405に生成される。データ生成手段405は、データ
送信要求を選択A手段406及び選択B手段407に伝
え、選択B手段407に情報を送る。
【0052】網インタフェース101からB2チャネル
上の8ビットをデータフレーム分離手段201に送り、
データフレーム分離手段201で発信元端末番号と情報
に分離する。発信元端末検出手段301が発信元端末番
号(01)を検出した場合、そのフレームは使用中であ
るので、端末(10)はデータを送出できない。
上の8ビットをデータフレーム分離手段201に送り、
データフレーム分離手段201で発信元端末番号と情報
に分離する。発信元端末検出手段301が発信元端末番
号(01)を検出した場合、そのフレームは使用中であ
るので、端末(10)はデータを送出できない。
【0053】従って、次に発信元端末検出手段301
が、(00)(未使用)を検出するまでデータ生成手段
405のデータ送出を待つ。(00)を検出した場合、
そのフレームに発信元端末番号(10)と送出情報を入
れて送出する。送出方法は、端末(01)の全端末への
データ送信の場合と同様である。これにより、データ送
出の競合が生じた場合でも、全端末にデータを送信する
ことが可能となる。また、端末11でデータを送出する
場合も端末(10)と同様に動作することで、全端末で
競合が生じた場合でも、全端末へのデータを送信するこ
とは可能である。
が、(00)(未使用)を検出するまでデータ生成手段
405のデータ送出を待つ。(00)を検出した場合、
そのフレームに発信元端末番号(10)と送出情報を入
れて送出する。送出方法は、端末(01)の全端末への
データ送信の場合と同様である。これにより、データ送
出の競合が生じた場合でも、全端末にデータを送信する
ことが可能となる。また、端末11でデータを送出する
場合も端末(10)と同様に動作することで、全端末で
競合が生じた場合でも、全端末へのデータを送信するこ
とは可能である。
【0054】本実施形態1(実施例1)において、フレ
ーム構成は8ビット単位としたが、少なくとも発信元端
末番号を持ち、固定長であればよい。また、ネットワー
クはISDNとしたが、フレームを構成できるものであ
ればよい。
ーム構成は8ビット単位としたが、少なくとも発信元端
末番号を持ち、固定長であればよい。また、ネットワー
クはISDNとしたが、フレームを構成できるものであ
ればよい。
【0055】(実施形態2)本発明の実施形態2(実施
例2)として、ISDN基本インタフェースに接続し、
B1,B2チャネルを用いて、指定した端末にデータを
送信する場合について図8乃至図12を用いて説明す
る。前記実施形態1と同じ図1に示すネットワークを考
える。
例2)として、ISDN基本インタフェースに接続し、
B1,B2チャネルを用いて、指定した端末にデータを
送信する場合について図8乃至図12を用いて説明す
る。前記実施形態1と同じ図1に示すネットワークを考
える。
【0056】図8に本実施形態2で用いるデータフレー
ム構成を示す。発信元端末番号2ビット、送信先端末番
号2ビット、情報4ビットの合計8ビットで構成され
る。
ム構成を示す。発信元端末番号2ビット、送信先端末番
号2ビット、情報4ビットの合計8ビットで構成され
る。
【0057】ISDNフレームのB1チャネル上にこの
データフレームに従った8ビットをのせて指定対地にデ
ータを送信する。受信にはB2チャネルを用いる。実施
形態1と同様、この8ビットが一つのデータを運ぶフレ
ームとなる。送信先端末番号は、(00)が全端末を、
(01),(10),(11)がそれぞれの端末を意味
する。
データフレームに従った8ビットをのせて指定対地にデ
ータを送信する。受信にはB2チャネルを用いる。実施
形態1と同様、この8ビットが一つのデータを運ぶフレ
ームとなる。送信先端末番号は、(00)が全端末を、
(01),(10),(11)がそれぞれの端末を意味
する。
【0058】図9は本実施形態2の端末の機能構成を示
すブロック構成図であり、20Aは信号要素多重分離手
段、30Aは状態検出手段、40Aはデータ処理手段、
302は送信先端末検出手段、408は選択C手段、4
09は送信先端末番号生成手段である。
すブロック構成図であり、20Aは信号要素多重分離手
段、30Aは状態検出手段、40Aはデータ処理手段、
302は送信先端末検出手段、408は選択C手段、4
09は送信先端末番号生成手段である。
【0059】本実施形態2の端末の機能構成は、図9に
示すように、前記実施形態1と同様の構成であり、フレ
ーム同期手段10、信号要素多重分離手段20A、状態
検出手段30A、及びデータ処理手段40Aで構成され
ている。
示すように、前記実施形態1と同様の構成であり、フレ
ーム同期手段10、信号要素多重分離手段20A、状態
検出手段30A、及びデータ処理手段40Aで構成され
ている。
【0060】前記フレーム同期手段10は、網インタフ
ェース101と呼制御手段102で構成され、信号要素
多重分離手段20Aは、データフレーム分離手段201
とデータフレーム多重手段202で構成されている。
ェース101と呼制御手段102で構成され、信号要素
多重分離手段20Aは、データフレーム分離手段201
とデータフレーム多重手段202で構成されている。
【0061】前記状態検出手段30Aは、発信元端末検
出手段301と送信先端末検出手段302で構成され、
データ処理手段40Aは、ゲート手段401、データ受
信手段402、発信元端末番号生成手段403、未使用
番号生成手段404、データ生成手段405、選択A手
段406、選択B手段407、選択C手段408、及び
送信先端末番号生成手段409で構成されている。
出手段301と送信先端末検出手段302で構成され、
データ処理手段40Aは、ゲート手段401、データ受
信手段402、発信元端末番号生成手段403、未使用
番号生成手段404、データ生成手段405、選択A手
段406、選択B手段407、選択C手段408、及び
送信先端末番号生成手段409で構成されている。
【0062】本実施形態2の端末の機能構成は、図4に
示す実施形態1の全端末へのデータ送信時の機能構成と
フレーム同期手段10が同じであり、信号要素多重分離
手段20A、状態検出手段30A、及びデータ処理手段
40Aの一部が実施形態1の端末と異なる。ここでは、
その異なる手段の部分のみを説明する。実施形態1と同
様に端末番号(01)を例に説明を行う。
示す実施形態1の全端末へのデータ送信時の機能構成と
フレーム同期手段10が同じであり、信号要素多重分離
手段20A、状態検出手段30A、及びデータ処理手段
40Aの一部が実施形態1の端末と異なる。ここでは、
その異なる手段の部分のみを説明する。実施形態1と同
様に端末番号(01)を例に説明を行う。
【0063】データフレーム分離手段201は、図8の
データフレーム構造に合わせて、先頭から2ビットを発
信元端末番号、次の2ビットを送信先端末番号、残り4
ビットを情報として分割し、発信元端末番号を発信元端
末検出手段301と選択A手段406へ、送信先端末番
号を送信先端末検出手段302と選択C手段408へ、
情報をゲート手段401と選択B手段407へ送信す
る。
データフレーム構造に合わせて、先頭から2ビットを発
信元端末番号、次の2ビットを送信先端末番号、残り4
ビットを情報として分割し、発信元端末番号を発信元端
末検出手段301と選択A手段406へ、送信先端末番
号を送信先端末検出手段302と選択C手段408へ、
情報をゲート手段401と選択B手段407へ送信す
る。
【0064】発信元端末検出手段301は、実施形態1
と同様に、分離された発信元端末番号2ビットを受け取
り、その発信元端末番号が(i)自端末(01)、(i
i)未使用(00)、(iii)その他(10),(11)
の3通りの状態を判断する。その結果を選択A手段40
6、選択B手段407、選択C手段408、送信先端末
検出手段302、ゲート手段401、及びデータ生成手
段405に送る。
と同様に、分離された発信元端末番号2ビットを受け取
り、その発信元端末番号が(i)自端末(01)、(i
i)未使用(00)、(iii)その他(10),(11)
の3通りの状態を判断する。その結果を選択A手段40
6、選択B手段407、選択C手段408、送信先端末
検出手段302、ゲート手段401、及びデータ生成手
段405に送る。
【0065】送信先端末検出手段302は、データフレ
ーム分離手段201から送信先端末番号2ビットを受け
取り、(1)全端末送信番号(00)、(2)自端末番
号(01)、(3)他端末番号(10),(11)の3
状態を判断し、その状態をゲート手段401と選択A手
段406へ送出する。
ーム分離手段201から送信先端末番号2ビットを受け
取り、(1)全端末送信番号(00)、(2)自端末番
号(01)、(3)他端末番号(10),(11)の3
状態を判断し、その状態をゲート手段401と選択A手
段406へ送出する。
【0066】ゲート手段401は、自端末または全端末
が送信先である場合、データ受信手段402へ送出する
ゲートの役割をする。発信元端末検出手段301の状
態、送信先端末検出手段302の状態と出力の関係を図
10に示す。
が送信先である場合、データ受信手段402へ送出する
ゲートの役割をする。発信元端末検出手段301の状
態、送信先端末検出手段302の状態と出力の関係を図
10に示す。
【0067】送信先端末番号生成手段409は、データ
生成手段405から送出先情報を得、送信先端末番号を
選択C手段408へ送出する。
生成手段405から送出先情報を得、送信先端末番号を
選択C手段408へ送出する。
【0068】選択A手段406は、データの発信元端末
番号をデータフレーム多重手段202に渡す。受信先で
フレームを未使用にするため、受信端末でデータを消
す。発信元端末検出手段301の状態と送出先端末検出
手段302の状態とデータ生成手段405の状態によ
り、発信元端末検出手段301からの入力(a)と未使
用番号生成手段404からの入力(b)と発信元端末番
号生成手段403からの入力(c)のいずれかを図11
に従って選択する。
番号をデータフレーム多重手段202に渡す。受信先で
フレームを未使用にするため、受信端末でデータを消
す。発信元端末検出手段301の状態と送出先端末検出
手段302の状態とデータ生成手段405の状態によ
り、発信元端末検出手段301からの入力(a)と未使
用番号生成手段404からの入力(b)と発信元端末番
号生成手段403からの入力(c)のいずれかを図11
に従って選択する。
【0069】選択C手段408は、データフレーム分離
手段201からの信号(α)と送信先端末番号生成手段
409からの信号(β)を、発信元端末検出手段301
の状態とデータ生成手段405の状態によって図12に
従い選択する。
手段201からの信号(α)と送信先端末番号生成手段
409からの信号(β)を、発信元端末検出手段301
の状態とデータ生成手段405の状態によって図12に
従い選択する。
【0070】データフレーム多重手段202は、選択A
手段406、選択B手段407、選択C手段408から
の出力を図8のデータフレームに合わせて多重し、ビッ
ト列にして、網インタフェース101へ送出する。
手段406、選択B手段407、選択C手段408から
の出力を図8のデータフレームに合わせて多重し、ビッ
ト列にして、網インタフェース101へ送出する。
【0071】端末(01)から端末(11)へ送信端末
を指定してデータ通信を行う場合について、それぞれの
端末の動作説明を行う。
を指定してデータ通信を行う場合について、それぞれの
端末の動作説明を行う。
【0072】実施形態1の場合と同様に、発信端末(0
1)において、まず、データ生成手段405にデータが
生成される。網インタフェース101でB2チャネルの
データ8ビットがデータフレーム分離手段201に送ら
れ、図8のデータフレームに従って、発信元端末番号2
ビット、送信先端末番号2ビット、情報4ビットに分離
される。発信元端末番号は発信元端末検出手段301と
選択A手段406へ、送信先端末番号は送信先端末検出
手段302と選択C手段408へ、情報はゲート手段4
01と選択B手段407へ送られる。
1)において、まず、データ生成手段405にデータが
生成される。網インタフェース101でB2チャネルの
データ8ビットがデータフレーム分離手段201に送ら
れ、図8のデータフレームに従って、発信元端末番号2
ビット、送信先端末番号2ビット、情報4ビットに分離
される。発信元端末番号は発信元端末検出手段301と
選択A手段406へ、送信先端末番号は送信先端末検出
手段302と選択C手段408へ、情報はゲート手段4
01と選択B手段407へ送られる。
【0073】発信元端末検出手段301で未使用の(0
0)が検出された場合、その情報が選択A手段406、
選択B手段407、選択C手段408、及びデータ生成
手段405に送られる。データ生成手段405はフレー
ムの未使用の情報を受け取ると、選択B手段407へ情
報を送出し、送信先を送信先端末番号生成手段409へ
送る。同時に選択A手段406、選択B手段407、選
択C手段408へ情報送出の信号を送る。送信先端末番
号生成手段409は、データ生成手段405からの送信
先情報により端末番号を生成し、選択C手段408へ送
る。選択A手段406は、発信元端末番号生成手段40
3からの(01)の信号を、選択B手段407は、デー
タ生成手段405から情報を、選択C手段408は、送
信先端末番号生成手段409から(11)の信号をそれ
ぞれ選択し出力する。
0)が検出された場合、その情報が選択A手段406、
選択B手段407、選択C手段408、及びデータ生成
手段405に送られる。データ生成手段405はフレー
ムの未使用の情報を受け取ると、選択B手段407へ情
報を送出し、送信先を送信先端末番号生成手段409へ
送る。同時に選択A手段406、選択B手段407、選
択C手段408へ情報送出の信号を送る。送信先端末番
号生成手段409は、データ生成手段405からの送信
先情報により端末番号を生成し、選択C手段408へ送
る。選択A手段406は、発信元端末番号生成手段40
3からの(01)の信号を、選択B手段407は、デー
タ生成手段405から情報を、選択C手段408は、送
信先端末番号生成手段409から(11)の信号をそれ
ぞれ選択し出力する。
【0074】データフレーム多重手段202は、選択A
手段406、選択B手段407、選択C手段408から
の出力をデータフレームに従い多重し、網インタフェー
ス101へ送出する。網インタフェース101は、フレ
ームであるB1チャネルにデータをのせて端末(10)
に送出する。
手段406、選択B手段407、選択C手段408から
の出力をデータフレームに従い多重し、網インタフェー
ス101へ送出する。網インタフェース101は、フレ
ームであるB1チャネルにデータをのせて端末(10)
に送出する。
【0075】受信端末(10)は、網インタフェース1
01でB2チャネルのデータ8ビットを取り出し、デー
タフレーム分離手段201へ送る。データフレーム分離
手段201でデータフレームに従って、発信元端末番号
2ビット、送信先端末番号2ビット、情報4ビットに分
離し、発信元端末番号は発信元端末検出手段301と選
択A手段406へ、送信先端末番号は送信先端末検出手
段302と選択C手段408へ、情報はゲート手段40
1と選択B手段407へ送られる。発信元端末検出手段
301は端末番号(01)を検出し、他端末であること
を送信先端末検出手段302、選択A手段406、選択
B手段407、選択C手段408、ゲート手段401、
及びデータ生成手段405に送る。送信先端末検出手段
302は、送信先が端末番号(11)の他端末であるこ
とを検出する。その情報を選択A手段406とゲート手
段401に送出する。発信元端末、送信先端末がともに
他端末であるので、受信したデータをそのまま送出す
る。選択A手段406は発信元端末番号(a)を、選択
B手段407は信号(A)を、選択C手段408は信号
(α)を選択し、受信した信号をそのまま出力する。デ
ータフレーム多重手段202は、選択A手段406、選
択B手段407、選択C手段408からの出力を多重
し、網インタフェース101へ送出する。網インタフェ
ース101は、B1チャネルで端末(11)に送信す
る。
01でB2チャネルのデータ8ビットを取り出し、デー
タフレーム分離手段201へ送る。データフレーム分離
手段201でデータフレームに従って、発信元端末番号
2ビット、送信先端末番号2ビット、情報4ビットに分
離し、発信元端末番号は発信元端末検出手段301と選
択A手段406へ、送信先端末番号は送信先端末検出手
段302と選択C手段408へ、情報はゲート手段40
1と選択B手段407へ送られる。発信元端末検出手段
301は端末番号(01)を検出し、他端末であること
を送信先端末検出手段302、選択A手段406、選択
B手段407、選択C手段408、ゲート手段401、
及びデータ生成手段405に送る。送信先端末検出手段
302は、送信先が端末番号(11)の他端末であるこ
とを検出する。その情報を選択A手段406とゲート手
段401に送出する。発信元端末、送信先端末がともに
他端末であるので、受信したデータをそのまま送出す
る。選択A手段406は発信元端末番号(a)を、選択
B手段407は信号(A)を、選択C手段408は信号
(α)を選択し、受信した信号をそのまま出力する。デ
ータフレーム多重手段202は、選択A手段406、選
択B手段407、選択C手段408からの出力を多重
し、網インタフェース101へ送出する。網インタフェ
ース101は、B1チャネルで端末(11)に送信す
る。
【0076】端末(11)は、端末(10)と同様にB
2チャネルのデータを網インタフェース101を介して
受け取り、データフレーム分離手段201で発信元端末
番号、送信元端末番号、情報に分離する。発信元端末検
出手段301は、発信元端末番号(01)を検出し、他
端末使用中と判断する。この情報を送信先端末検出手段
302、選択A手段406、選択B手段407、選択C
手段408及びデータ生成手段405に送る。送信先端
末検出手段302では、自端末(11)を検出し、デー
タを受信するようにゲート手段401への指示と選択A
手段406へ送信先が自端末であることを伝える。ゲー
ト手段401は、送信先端末検出手段302からの指示
により、データ受信手段402に送出タイミング信号を
送る。データ受信手段402はその送出タイミング信号
でデータを受信する。
2チャネルのデータを網インタフェース101を介して
受け取り、データフレーム分離手段201で発信元端末
番号、送信元端末番号、情報に分離する。発信元端末検
出手段301は、発信元端末番号(01)を検出し、他
端末使用中と判断する。この情報を送信先端末検出手段
302、選択A手段406、選択B手段407、選択C
手段408及びデータ生成手段405に送る。送信先端
末検出手段302では、自端末(11)を検出し、デー
タを受信するようにゲート手段401への指示と選択A
手段406へ送信先が自端末であることを伝える。ゲー
ト手段401は、送信先端末検出手段302からの指示
により、データ受信手段402に送出タイミング信号を
送る。データ受信手段402はその送出タイミング信号
でデータを受信する。
【0077】送信先が自端末であるので、選択A手段4
06は、フレームを未使用にするため、未使用番号生成
手段404の出力(00)をデータフレーム多重手段2
02に送る。選択B手段407及び選択C手段408
は、データフレーム分離手段201で分離された情報、
送信先端末番号を出力し、データフレーム多重手段20
2に送る。データフレーム多重手段202は、未使用の
フレームとして網インタフェース101から端末(0
1)へ送出する。
06は、フレームを未使用にするため、未使用番号生成
手段404の出力(00)をデータフレーム多重手段2
02に送る。選択B手段407及び選択C手段408
は、データフレーム分離手段201で分離された情報、
送信先端末番号を出力し、データフレーム多重手段20
2に送る。データフレーム多重手段202は、未使用の
フレームとして網インタフェース101から端末(0
1)へ送出する。
【0078】送信端末(01)でデータの送信を行う場
合に、発信元端末検出手段301でフレームが使用中を
検出した場合は、未使用を検出するまで送出を行わな
い。
合に、発信元端末検出手段301でフレームが使用中を
検出した場合は、未使用を検出するまで送出を行わな
い。
【0079】なお、送信先端末番号が(00)、すなわ
ち、全端末にデータを送信する場合は、受信端末ではな
く、発信元端末でフレームを未使用にする。
ち、全端末にデータを送信する場合は、受信端末ではな
く、発信元端末でフレームを未使用にする。
【0080】本実施形態2において、フレーム構成は8
ビット単位としたが、少なくとも発信元端末番号と送信
先端末番号を含んだ形の要素を持ち、固定長であればよ
い。また、ネットワークはISDNとしたが、フレーム
を構成できるものであればよい。
ビット単位としたが、少なくとも発信元端末番号と送信
先端末番号を含んだ形の要素を持ち、固定長であればよ
い。また、ネットワークはISDNとしたが、フレーム
を構成できるものであればよい。
【0081】(実施形態3)本発明の実施形態3(実施
例3)として、実施形態2の場合の送信先端末でデータ
の受信確認を行う場合について説明する。
例3)として、実施形態2の場合の送信先端末でデータ
の受信確認を行う場合について説明する。
【0082】前記実施形態2では、送信端末は、送出す
るだけであったが、データの受信確認を行う場合は、受
信端末が発信元端末と同じ番号を送信先番号に入れるこ
とで受信したことを表現することが可能である。送信端
末は、自端末が送出したフレームの発信元端末番号と送
信先端末番号が一致していることで送信を確認する。
るだけであったが、データの受信確認を行う場合は、受
信端末が発信元端末と同じ番号を送信先番号に入れるこ
とで受信したことを表現することが可能である。送信端
末は、自端末が送出したフレームの発信元端末番号と送
信先端末番号が一致していることで送信を確認する。
【0083】前記実施形態2では、全端末送信番号を用
意したが、全端末に送信する場合は、各端末毎に送信す
ることで行えるため、ここでは使用しない。この確認機
能を追加するため、前記実施形態2のブロック構成図
(図9)にデータフレーム分離手段201からの信号
(a)を送信先端末番号生成手段409に送ることと、
ゲート手段401からデータ受信手段402へ送出する
送出タイミング信号を送信先端末番号生成手段409に
送る信号と送信先端末検出手段302の状態を選択C手
段に送る信号を追加する必要がある。
意したが、全端末に送信する場合は、各端末毎に送信す
ることで行えるため、ここでは使用しない。この確認機
能を追加するため、前記実施形態2のブロック構成図
(図9)にデータフレーム分離手段201からの信号
(a)を送信先端末番号生成手段409に送ることと、
ゲート手段401からデータ受信手段402へ送出する
送出タイミング信号を送信先端末番号生成手段409に
送る信号と送信先端末検出手段302の状態を選択C手
段に送る信号を追加する必要がある。
【0084】図13は本実施形態3の端末の機能構成を
示すブロック構成図である。本実施形態3の端末の機能
構成は、図13に示すように、前記実施形態2と同様の
構成であり、フレーム同期手段10、信号要素多重分離
手段20A、状態検出手段30A、及びデータ処理手段
40Aで構成されている。
示すブロック構成図である。本実施形態3の端末の機能
構成は、図13に示すように、前記実施形態2と同様の
構成であり、フレーム同期手段10、信号要素多重分離
手段20A、状態検出手段30A、及びデータ処理手段
40Aで構成されている。
【0085】前記フレーム同期手段10は、網インタフ
ェース101と呼制御手段102で構成され、信号要素
多重分離手段20Aは、データフレーム分離手段201
とデータフレーム多重手段202で構成されている。
ェース101と呼制御手段102で構成され、信号要素
多重分離手段20Aは、データフレーム分離手段201
とデータフレーム多重手段202で構成されている。
【0086】前記状態検出手段30Aは、発信元端末検
出手段301と送信先端末検出手段302で構成され、
データ処理手段40Aは、ゲート手段401、データ受
信手段402、発信元端末番号生成手段403、未使用
番号生成手段404、データ生成手段405、選択A手
段406、選択B手段407、選択C手段408、及び
送信先端末番号生成手段409で構成されている。
出手段301と送信先端末検出手段302で構成され、
データ処理手段40Aは、ゲート手段401、データ受
信手段402、発信元端末番号生成手段403、未使用
番号生成手段404、データ生成手段405、選択A手
段406、選択B手段407、選択C手段408、及び
送信先端末番号生成手段409で構成されている。
【0087】本実施形態3の端末の機能構成は、図9に
示す実施形態2の送信先指定のデータ送信時の機能構
成、フレーム同期手段10が同じであり、信号要素多重
分離手段20A、状態検出手段30A及びデータ処理手
段40Aの一部分が実施形態2の端末と異なる。ここで
は前記と異なる手段の部分のみを説明する。
示す実施形態2の送信先指定のデータ送信時の機能構
成、フレーム同期手段10が同じであり、信号要素多重
分離手段20A、状態検出手段30A及びデータ処理手
段40Aの一部分が実施形態2の端末と異なる。ここで
は前記と異なる手段の部分のみを説明する。
【0088】データフレーム分離手段201は、図8の
データフレーム構造に合わせて、発信元端末番号、送信
先端末番号及び情報に分割し、発信元端末番号を発信元
端末検出手段301、選択A手段406、送信先端末番
号生成手段409へ、送信先端末番号と送信先端末検出
手段302と選択C手段408へ、情報をゲート手段4
01と選択B手段407へ送信する。
データフレーム構造に合わせて、発信元端末番号、送信
先端末番号及び情報に分割し、発信元端末番号を発信元
端末検出手段301、選択A手段406、送信先端末番
号生成手段409へ、送信先端末番号と送信先端末検出
手段302と選択C手段408へ、情報をゲート手段4
01と選択B手段407へ送信する。
【0089】前記送信先端末検出手段302は、(1)
自端末番号、(2)他端末番号の2つを検出し、その結
果を選択C手段408とゲート手段401に送出する。
自端末番号、(2)他端末番号の2つを検出し、その結
果を選択C手段408とゲート手段401に送出する。
【0090】ゲート手段401は、データ受信を行う場
合の送出タイミング信号をデータ受信手段402と送信
先端末番号生成手段409に送出する。発信元端末検出
手段301の状態及び送信先端末検出手段302の状態
と入出力の関係を図14に示す。
合の送出タイミング信号をデータ受信手段402と送信
先端末番号生成手段409に送出する。発信元端末検出
手段301の状態及び送信先端末検出手段302の状態
と入出力の関係を図14に示す。
【0091】送信先端末番号生成手段409は、ゲート
手段401からの送出タイミング信号を受けた場合、発
信端末番号と同じにする。これにより、発信元端末番号
である信号(a)が出力される。それ以外は、データ生
成手段405からの指示に従う。
手段401からの送出タイミング信号を受けた場合、発
信端末番号と同じにする。これにより、発信元端末番号
である信号(a)が出力される。それ以外は、データ生
成手段405からの指示に従う。
【0092】選択A手段406は、実施形態1と同様に
図6に従う。
図6に従う。
【0093】選択C手段408は、データフレーム分離
手段201からの信号(α)と送信先端末番号生成手段
409からの信号(β)を、発信元端末検出手段301
の状態、送信先端末検出手段302の状態、及びデータ
送信手段の状態によって図15に従い選択する。
手段201からの信号(α)と送信先端末番号生成手段
409からの信号(β)を、発信元端末検出手段301
の状態、送信先端末検出手段302の状態、及びデータ
送信手段の状態によって図15に従い選択する。
【0094】実施形態2と同様に、端末(01)から端
末(11)にデータを送信する場合について説明する。
末(11)にデータを送信する場合について説明する。
【0095】端末(11)の送信先端末検出手段302
で送信先端末が自端末と検出するまでは実施形態2と同
じである。送信先端末検出手段302は、ゲート手段4
01への指示以外に、選択C手段408へ自端末送信で
あったことを伝える。
で送信先端末が自端末と検出するまでは実施形態2と同
じである。送信先端末検出手段302は、ゲート手段4
01への指示以外に、選択C手段408へ自端末送信で
あったことを伝える。
【0096】ゲート手段401は、送信先端末検出手段
302からの指示により、データ受信手段402と送信
先端末番号生成手段409に送出タイミング信号を送
る。データ受信手段402はその送出タイミング信号で
データの受信処理を行う。送信先端末番号生成手段40
9はゲート手段401から送出タイミング信号を受け取
ると、発信元端末検出手段301からの出力(a)(端
末番号01)をそのまま出力する。
302からの指示により、データ受信手段402と送信
先端末番号生成手段409に送出タイミング信号を送
る。データ受信手段402はその送出タイミング信号で
データの受信処理を行う。送信先端末番号生成手段40
9はゲート手段401から送出タイミング信号を受け取
ると、発信元端末検出手段301からの出力(a)(端
末番号01)をそのまま出力する。
【0097】選択A手段406も、発信元端末検出手段
301の出力(a)(端末番号01)を選択する。発信
元端末は他端末(01)であり、送信先端末は自端末
(11)であるので、選択B手段407は受信情報の
(A)を出力し、選択C手段408は送信先端末番号生
成手段409からの出力(β)(端末番号01)を出力
する。これらの出力をデータフレーム多重手段202で
多重し、網インタフェース101を介して、B1チャネ
ルで端末(01)に送られる。
301の出力(a)(端末番号01)を選択する。発信
元端末は他端末(01)であり、送信先端末は自端末
(11)であるので、選択B手段407は受信情報の
(A)を出力し、選択C手段408は送信先端末番号生
成手段409からの出力(β)(端末番号01)を出力
する。これらの出力をデータフレーム多重手段202で
多重し、網インタフェース101を介して、B1チャネ
ルで端末(01)に送られる。
【0098】端末(01)は他端末同様、B2チャネル
のデータを網インタフェース101を介して受け取り、
データフレーム分離手段201で発信元端末番号、送信
先端末番号、情報に分離する。発信元端末検出手段30
1は発信元端末番号(01)を検出し、自端末発信と判
断する。この情報を送信先端末検出手段302、選択A
手段406、選択B手段407、選択C手段408、送
信先端末番号生成手段409及びデータ生成手段405
に送る。また、送信先端末検出手段302は送信先端末
番号(01)を検出し、送信先が自端末であることから
送信先端末(11)が受信したという情報を得る。よっ
て、選択A手段406は未使用番号生成手段404の出
力(b)を選択し、選択B手段407及び選択C手段4
08はそれぞれ受信したデータである入力(A)と入力
(β)を選択する。これにより、フレームが未使用とな
るため、選択B手段407及び選択C手段408の出力
は意味を持たない。データフレーム多重手段202を介
し、未使用のフレームを送信することでこのフレームの
送信権を他端末に譲る。
のデータを網インタフェース101を介して受け取り、
データフレーム分離手段201で発信元端末番号、送信
先端末番号、情報に分離する。発信元端末検出手段30
1は発信元端末番号(01)を検出し、自端末発信と判
断する。この情報を送信先端末検出手段302、選択A
手段406、選択B手段407、選択C手段408、送
信先端末番号生成手段409及びデータ生成手段405
に送る。また、送信先端末検出手段302は送信先端末
番号(01)を検出し、送信先が自端末であることから
送信先端末(11)が受信したという情報を得る。よっ
て、選択A手段406は未使用番号生成手段404の出
力(b)を選択し、選択B手段407及び選択C手段4
08はそれぞれ受信したデータである入力(A)と入力
(β)を選択する。これにより、フレームが未使用とな
るため、選択B手段407及び選択C手段408の出力
は意味を持たない。データフレーム多重手段202を介
し、未使用のフレームを送信することでこのフレームの
送信権を他端末に譲る。
【0099】本実施形態3において、フレーム構成は8
ビット単位としたが、少なくとも発信元端末番号と送信
先端末番号を持ち、固定長であればよい。また、ネット
ワークはISDNとしたが、フレームを構成できるもの
であればよい。
ビット単位としたが、少なくとも発信元端末番号と送信
先端末番号を持ち、固定長であればよい。また、ネット
ワークはISDNとしたが、フレームを構成できるもの
であればよい。
【0100】(実施形態4)本発明の実施形態4(実施
例4)として、ISDN基本インタフェースに接続し、
ITU-T勧告H.221フレーム構造内のLSD(Low
Speed Data)を用いて、データを送信する場合につ
いて説明する。
例4)として、ISDN基本インタフェースに接続し、
ITU-T勧告H.221フレーム構造内のLSD(Low
Speed Data)を用いて、データを送信する場合につ
いて説明する。
【0101】本実施形態4は前記実施形態1,2,3と
同じ、図1に示すネットワークを考える。本実施形態4
では、図16に示すように、音声16kb/s、画像45.
2kb/s、LSD1.2kb/sのH.221フレーム構造に従
い、LSDでデータ通信を行う場合について説明する。
H.221フレームは1秒間に100フレーム送信され
るので、一つのH.221フレーム内のLSDに割り当
てられたビットは12ビットである。この12ビットを
用いて、データの送受信を行う。
同じ、図1に示すネットワークを考える。本実施形態4
では、図16に示すように、音声16kb/s、画像45.
2kb/s、LSD1.2kb/sのH.221フレーム構造に従
い、LSDでデータ通信を行う場合について説明する。
H.221フレームは1秒間に100フレーム送信され
るので、一つのH.221フレーム内のLSDに割り当
てられたビットは12ビットである。この12ビットを
用いて、データの送受信を行う。
【0102】前記実施形態1,2,3の全ての場合にお
いて、この12ビットを用いてデータの送受信を行うこ
とは可能である。端末の機能構成は、前記実施形態1,
2,3のフレーム同期手段10を図17に示すH.22
1フレーム多重分離手段103を加えてフレーム同期手
段10Aに変更すればよい。
いて、この12ビットを用いてデータの送受信を行うこ
とは可能である。端末の機能構成は、前記実施形態1,
2,3のフレーム同期手段10を図17に示すH.22
1フレーム多重分離手段103を加えてフレーム同期手
段10Aに変更すればよい。
【0103】ここでは、送信先端末を指定する場合の実
施形態4について説明する。前記実施形態1と同様に、
送信はB1チャネル、受信はB2チャネルで行う。
施形態4について説明する。前記実施形態1と同様に、
送信はB1チャネル、受信はB2チャネルで行う。
【0104】H.221フレーム内のLSD12ビット
を、図18に示すように発信元端末番号2ビット、送信
先端末番号2ビット、情報8ビットとして、データフレ
ームを構成する。
を、図18に示すように発信元端末番号2ビット、送信
先端末番号2ビット、情報8ビットとして、データフレ
ームを構成する。
【0105】送信端末指定通信時の機能構成は、図17
に示すフレーム同期手段10Aを除き前記実施形態2,
3と同じであるので、フレーム同期手段10Aの変更手
段の部分のみを説明する。
に示すフレーム同期手段10Aを除き前記実施形態2,
3と同じであるので、フレーム同期手段10Aの変更手
段の部分のみを説明する。
【0106】H.221フレーム多重分離手段103
は、網インタフェース101からB1チャネルの情報を
受け取り、画像、音声、データ(LSD)に分離し、デ
ータ(LSD)を、データフレーム分離手段201に送
出する。網インタフェース101からISDNフレーム
同期信号に基づくパルス信号を受け取り、H.221フ
レームを認識する。網インタフェース101にデータを
送出するタイミングも網インタフェース101からのデ
ータ要求信号により行う。データをデータフレーム分離
手段に送出する際に、データの先頭を教えるため、送出
信号パルスを網インタフェース101へ送出する。ま
た、データフレーム多重手段202にデータ送出要求パ
ルスを送り、データを受け取る。
は、網インタフェース101からB1チャネルの情報を
受け取り、画像、音声、データ(LSD)に分離し、デ
ータ(LSD)を、データフレーム分離手段201に送
出する。網インタフェース101からISDNフレーム
同期信号に基づくパルス信号を受け取り、H.221フ
レームを認識する。網インタフェース101にデータを
送出するタイミングも網インタフェース101からのデ
ータ要求信号により行う。データをデータフレーム分離
手段に送出する際に、データの先頭を教えるため、送出
信号パルスを網インタフェース101へ送出する。ま
た、データフレーム多重手段202にデータ送出要求パ
ルスを送り、データを受け取る。
【0107】本実施形態4の端末の機能構成は、図17
に示すように、前記実施形態2,3と同様の構成であ
り、フレーム同期手段10A、信号要素多重分離手段2
0A、状態検出手段30A、及びデータ処理手段40A
で構成されている。
に示すように、前記実施形態2,3と同様の構成であ
り、フレーム同期手段10A、信号要素多重分離手段2
0A、状態検出手段30A、及びデータ処理手段40A
で構成されている。
【0108】前記フレーム同期手段10Aは、網インタ
フェース101と呼制御手段102、H.221フレー
ム多重分離手段103で構成されている。
フェース101と呼制御手段102、H.221フレー
ム多重分離手段103で構成されている。
【0109】本実施形態4の端末の指定端末に送信する
場合の動作は、実施形態2と同じであり、また、受信確
認を行う場合の動作は、実施例3と同様に行えばよい。
場合の動作は、実施形態2と同じであり、また、受信確
認を行う場合の動作は、実施例3と同様に行えばよい。
【0110】送信先を指定せず、全端末に送信する場合
は、実施形態1の様に行う。この場合、データフレーム
内の送信先端末番号2ビットが無くなり、情報10ビッ
トとなる。また、この場合、送信先端末検出手段30
2、送信先端末番号生成手段409、及び選択C手段4
08が不要となる。
は、実施形態1の様に行う。この場合、データフレーム
内の送信先端末番号2ビットが無くなり、情報10ビッ
トとなる。また、この場合、送信先端末検出手段30
2、送信先端末番号生成手段409、及び選択C手段4
08が不要となる。
【0111】本実施形態4において、フレーム構成は1
2ビット単位としたが、これはLSDが1.2kb/sの場
合の例であり、他のデータ速度であればフレームのビッ
トの長さが変化する。例えば6.4kb/sであれば、64
ビットのフレーム構成になる。
2ビット単位としたが、これはLSDが1.2kb/sの場
合の例であり、他のデータ速度であればフレームのビッ
トの長さが変化する。例えば6.4kb/sであれば、64
ビットのフレーム構成になる。
【0112】前記実施形態1,2,3と同様に、フレー
ム構成は、少なくとも発信元端末番号と送信先端末番号
を含んだ形の要素を持ち、固定長であればよい。
ム構成は、少なくとも発信元端末番号と送信先端末番号
を含んだ形の要素を持ち、固定長であればよい。
【0113】また、フレームは、H.221フレームを
用いたが、ネットワーク上を一定周期で固定のデータを
送信することができるフレーム構成であればよい。
用いたが、ネットワーク上を一定周期で固定のデータを
送信することができるフレーム構成であればよい。
【0114】以上、本発明を、前記実施形態に基づき具
体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種
々変更可能であることは勿論である。
体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種
々変更可能であることは勿論である。
【0115】
【発明の効果】本願において開示された発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0116】(1)発信元識別子をフレームの使用状態
の情報として用いることにより、すべてのフレーム内の
データフレームを同じにすることができるので、端末の
構成及び処理を単純化することができる。
の情報として用いることにより、すべてのフレーム内の
データフレームを同じにすることができるので、端末の
構成及び処理を単純化することができる。
【0117】(2)FDDI-IIハイブリッドモードでのパ
ケット伝送での利点である複数端末が同時に送受信する
こと及びネットワークが持つ伝送速度を有効に利用する
ことが可能である。
ケット伝送での利点である複数端末が同時に送受信する
こと及びネットワークが持つ伝送速度を有効に利用する
ことが可能である。
【図1】本発明の実施形態(実施例)のある多地点間デ
ータ通信システムの接続形態を説明するための図であ
る。
ータ通信システムの接続形態を説明するための図であ
る。
【図2】本発明の実施形態1(実施例1)の多地点間デ
ータ通信用端末装置におけるISDNの64kb/sのフレ
ーム制御用ビットを除いた場合のフレーム構成を示す図
である。
ータ通信用端末装置におけるISDNの64kb/sのフレ
ーム制御用ビットを除いた場合のフレーム構成を示す図
である。
【図3】本実施形態1の多地点間データ通信用端末装置
で用いるデータフレームの構成例を示す図である。
で用いるデータフレームの構成例を示す図である。
【図4】本実施形態1の多地点間データ通信用端末装置
の機能構成を示すブロック構成図である。
の機能構成を示すブロック構成図である。
【図5】本実施形態1の多地点間データ通信用端末装置
のゲート手段の入出力を示す図である。
のゲート手段の入出力を示す図である。
【図6】本発明の実施形態1及び3の多地点間データ通
信用端末装置の選択A手段の入出力を示す図である。
信用端末装置の選択A手段の入出力を示す図である。
【図7】本実施形態1の多地点間データ通信用端末装置
の選択B手段の入出力を示す図である。
の選択B手段の入出力を示す図である。
【図8】本発明の実施形態2及び3の多地点間データ通
信用端末装置に用いるデータフレームの構成例を示す図
である。
信用端末装置に用いるデータフレームの構成例を示す図
である。
【図9】本発明の実施形態2(実施例2)の多地点間デ
ータ通信用端末装置の機能構成を示すブロック構成図で
ある。
ータ通信用端末装置の機能構成を示すブロック構成図で
ある。
【図10】本実施形態2の多地点間データ通信用端末装
置のゲート手段の入出力を示す図である。
置のゲート手段の入出力を示す図である。
【図11】本実施形態2の多地点間データ通信用端末装
置の選択A手段の入出力を示す図である。
置の選択A手段の入出力を示す図である。
【図12】本実施形態2の多地点間データ通信用端末装
置の選択C手段の入出力を示す図である。
置の選択C手段の入出力を示す図である。
【図13】本発明の実施形態3(実施例3)の多地点間
データ通信用端末装置の機能構成を示すブロック構成図
である。
データ通信用端末装置の機能構成を示すブロック構成図
である。
【図14】本実施形態3の多地点間データ通信用端末装
置のゲート手段の入出力を示す図である。
置のゲート手段の入出力を示す図である。
【図15】本実施形態3の多地点間データ通信用端末装
置の選択C手段の入出力を示す図である。
置の選択C手段の入出力を示す図である。
【図16】本発明の実施形態4(実施例4)の多地点間
データ通信用端末装置で用いる音声16kb/s、LSD
1.2kb/sの組み合わせのITU−T勧告H.221フレ
ーム構成図である。
データ通信用端末装置で用いる音声16kb/s、LSD
1.2kb/sの組み合わせのITU−T勧告H.221フレ
ーム構成図である。
【図17】本実施形態4の多地点間データ通信用端末装
置で用いる多地点間データ通信端末のフレーム同期手段
の機能構成を示すブロック構成図である。
置で用いる多地点間データ通信端末のフレーム同期手段
の機能構成を示すブロック構成図である。
【図18】本実施形態4の多地点間データ通信用端末装
置で用いるデータフレーム構成例である。
置で用いるデータフレーム構成例である。
10,10A…フレーム同期手段、20,20A…信号
要素多重分離手段、30,30A…状態検出手段、4
0,40A…データ処理手段、100…ISDN、10
1…網インタフェース、102…呼制御手段、103…
H.221フレーム多重分離手段、201…データフレ
ーム分離手段、202…データフレーム多重手段、30
1…発信元端末検出手段、302…送信先端末検出手
段、401…ゲート手段、402…データ受信手段、4
03…発信元端末番号生成手段、404…未使用番号生
成手段、405…データ生成手段、406…選択A手
段、407…選択B手段、408…選択C手段、409
…送信先端末番号生成手段。
要素多重分離手段、30,30A…状態検出手段、4
0,40A…データ処理手段、100…ISDN、10
1…網インタフェース、102…呼制御手段、103…
H.221フレーム多重分離手段、201…データフレ
ーム分離手段、202…データフレーム多重手段、30
1…発信元端末検出手段、302…送信先端末検出手
段、401…ゲート手段、402…データ受信手段、4
03…発信元端末番号生成手段、404…未使用番号生
成手段、405…データ生成手段、406…選択A手
段、407…選択B手段、408…選択C手段、409
…送信先端末番号生成手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 勇 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の通信端末装置をネットワークを介
してリングを形成するように接続する多地点間通信方法
において、各通信端末装置間で同期の確立を行い、デー
タの開始位置と終了位置を検出し、データを取り出すフ
レーム同期過程と、該フレーム同期過程を用いてネット
ワーク上に固定長のフレームをある一定数存在させる過
程と、このフレームを一つのデータを運ぶ入れ物に用
い、前記各端末装置で受け取った当該フレームの使用状
態を、多重分離手段により分離した発信元端末装置の識
別子を用いて判断するフレーム使用状態判断過程と、こ
の判断結果に基づいて送信権の制御を行う送信権制御過
程とを具備することを特徴とする多地点間データ通信方
法。 - 【請求項2】 前記ネットワークがISDNであること
を特徴とする請求項1に記載の多地点間データ通信方
法。 - 【請求項3】 複数の通信端末装置をリング状に接続す
ることが可能なネットワークに接続され、リングの一方
向にデータを巡回させることが可能な通信端末装置にお
いて、前記各通信端末装置間で同期の確立を行い、デー
タの開始位置と終了位置を検出し、データを取り出すフ
レーム同期手段と、データを構成する発信元端末装置の
識別子とその他の信号要素を多重分離する信号要素多重
分離手段と、発信元端末装置の識別子からそのフレーム
の使用状態を判断し、その他の信号要素の中からデータ
の状態を検出する状態検出手段と、データの送信あるい
は受信するためのデータ処理手段とを具備することを特
徴とする通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30553895A JPH09149062A (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 多地点間データ通信方法及び通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30553895A JPH09149062A (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 多地点間データ通信方法及び通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09149062A true JPH09149062A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17946369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30553895A Pending JPH09149062A (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 多地点間データ通信方法及び通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09149062A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100556727B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-05-03 | 엘지전자 주식회사 | 다자간 음성통화시의 패킷 전송방법 |
-
1995
- 1995-11-24 JP JP30553895A patent/JPH09149062A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100556727B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2006-05-03 | 엘지전자 주식회사 | 다자간 음성통화시의 패킷 전송방법 |
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