JPH0318399B2 - - Google Patents

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JPH0318399B2
JPH0318399B2 JP55184169A JP18416980A JPH0318399B2 JP H0318399 B2 JPH0318399 B2 JP H0318399B2 JP 55184169 A JP55184169 A JP 55184169A JP 18416980 A JP18416980 A JP 18416980A JP H0318399 B2 JPH0318399 B2 JP H0318399B2
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control
unit
circuit
continuity
time slot
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JP55184169A
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Henrii Haafuaa Edowaado
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AT&T Corp
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AT&T Technologies Inc
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Publication date
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Publication of JPH0318399B2 publication Critical patent/JPH0318399B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0407Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing using a stored programme control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は第1の通信ユニツトと、第2の通信ユ
ニツトと、通信路識別信号を発生する中央制御お
よび通信路識別信号に応動して該第1と第2の通
信ユニツトの間に通信路を完成するための制御回
路を含む時分割交換ユニツトと、からなる時分割
交換ネツトワークを通る通信の連続性を確認する
ための連続性確認装置に関する。
ストアドプログラム制御式の通信交換方式はメ
モリーに記憶されたプログラムに応動して交換機
能を制御するある種の知能を有している。歴史的
にはこのようなシステムは加入者と交換局の間の
通信路全体を制御する単一の主処理装置を有して
いた。技術とシステムの革新が進むにつれて、一
部のルーチンの機能を主処理主体から分離してよ
り複雑なシステムの機能と判定のためにその処理
時間をとつておくことが望ましいことがわかつて
来た。分散型制御システムと呼ばれるシステムが
現在設計されているが、これはまた通信路の一部
の制御をいくつかの知能のある処理装置に分散す
るようになつている。
加入者を電話交換機を通る通信路に接続する前
に、通信路が連続していることを確認するための
チエツクが必要である。通信路のすべての部分が
単一の処理主体によつて制御されているときには
すべての必要な情報は単一の制御装置で利用でき
たから、このようなチエツクは比較的容易であ
る。多数の制御装置が使用され、各制御装置によ
つて他の装置が実行したことをチエツクしなけれ
ばならないようになるとこのようなチエツクは極
めて困難で時間がかかることになる。
この問題は本発明の連続性確認装置によつて解
決され、それに用いる時分割交換ユニツトはさら
に通信路識別情報を第1および第2の通信ユニツ
トに送信するための制御分配回路と、通信路識別
情報に応動して通信路に対して固有の連続性確認
キヤラクタを送信するための制御ユニツトを含む
第1の通信ユニツトと、第1の通信ユニツトによ
つて送信された固有のキヤラクタを通信路から受
信するための受信回路を含む第2の通信ユニツト
と、通信路によつて固有の連続性確認キヤラクタ
が受信されたときに連続性信号を発生するための
連続性表示回路とを含んでいる。
本発明の目的はひとつ以上の制御処理装置によ
つて制御される時分割通信路を通る通信路の連続
性をチエツクするための高速で信頼性の高い装置
を提供することにある。
本発明は第1の通信ユニツトと、第2の通信ユ
ニツトと、通信路識別信号を発生し、これらの通
信路識別信号に応動して第1の通信ユニツトと第
2の通信ユニツトの間に通信路を完成するための
時分割交換システムとを含む時分割交換システム
に使用する通信路の連続性確認装置である。本発
明は時分割交換システムが第1および第2の通信
ユニツトに対して通信路識別信号を送信する装置
を含み;第1の通信ユニツトが通信路識別信号に
応動して通信路に対して固有の連続性確認キヤラ
クタを送出する装置を含み;第2の通信ユニツト
が通信路からの固有の連続性確認キヤラクタを受
信する装置と通信路から固有の連続性確認キヤラ
クタが受信されたときには連続性信号を発生する
連続性表示信号とを含むことを特徴としている。
本発明のさらに他の特徴に従えば、通信ユニツト
は連続性信号が発生されるまで通信ユニツトは通
信路を通しての通信を行なわない。
本発明の一実施例に従えば、各通信ユニツトは
それに対して少くともひとつの加入者が接続され
たタイムスロツト入替ユニツトを含んでいる。他
の加入者を呼ぼうとしている加入者の通信ユニツ
トは発信ユニツトと呼ばれ、一方被呼者を含む通
信ユニツトは着信ユニツトと呼ばれる。制御ユニ
ツトは発信ユニツトからのルーテイング情報に応
動して時分割空間ネツトワークを通る通信路を設
定し、識別された経路の発信ユニツトと着信ユニ
ツトの両方にこれを知らせる。発信ユニツトと着
信ユニツトは通信路を通して他のユニツトに対し
て一義的な固有の連続性確認キヤラクタの送信を
開始する。この実施例における固有の連続性確認
キヤラクタは発信ユニツトと着信ユニツトの間の
各タイムスロツトの所定の位置で送信される論理
“1”である。発信ユニツトと着信ユニツトは両
方共他方のユニツトから到来する固有のキヤラク
タを注目することによつて、これらの間に経路の
連続性があることを確認する。経路が連続したと
きに、加入者は通信路に接続される。この代り
に、発信ユニツトあるいは着信ユニツトのいずれ
かが、所定の時間の間固有の連続性確認キヤラク
タを受信するのに失敗すれば、そのユニツトは時
分割空間ネツトワーク制御ユニツトに対して不連
続性が生じていることを知らせる。さらにいずれ
かのユニツトが連続性が失なわれたと判定したと
きには、それに関連する加入者は通信路から切断
され、時分割空間ネツトワークには上述したよう
に通知される。
本発明の完全な理解は添付図面を参照した以下
の詳細な説明により得られるものである。
第1図は加入者セツト23乃至26のような加
入者セツトを相互接続するために使用される本発
明の一実施例たる時分割交換方式のブロツク図で
ある。第1図の実施例は64個の入力ポートと64個
の出力ポートとを有する時分割空間分割交換ユニ
ツト10を含んでいる。第1図の実施例は31個の
タイムスロツト入替ユニツトを含み、これを代表
してタイムスロツト入替ユニツト1および12が
図示されている。各々のタイムスロツト入替ユニ
ツト11および12は両方向性のタイムスロツト
入替装置を含んでいる。さらに各々のタイムスロ
ツト入替ユニツト11および12は時分割交換ユ
ニツト10の二つの入力ポートと二つの出力ポー
トに接続されている。この実施例においては、タ
イムスロツト入替ユニツト11は時分割多重ライ
ン13および14を経由して時分割交換ユニツト
の二つの入力ポートにまた時分割多重ライン15
および16を通して二つの出力ポートに接続され
ている。
以下の説明においては、時分割交換ユニツト1
0の入力および出力ポートは入出力ポート対と呼
ばれている。ある入出力ポート対の入力ポートに
対するデータ源はその対の出力ポートからのデー
タワードの宛先にもなつているので、この用語が
使用されている。第1図に示されているように入
出力ポート対1は時分割多重線13および15に
接続されている。各々の時分割多重線13乃至1
6は125マイクロ秒のフレームでデイジタル情報
を伝送し、各フレームは256個の時分割チヤネル
を持つようになつている。従つて、各々のタイム
スロツト入替ユニツトは各々の125マイクロ秒の
フレームの間に512チヤネルまでのデイジタル情
報を送受信するようになつている。
各々のタイムスロツト入替ユニツトは制御ユニ
ツトと一義的に接続されている。制御ユニツト1
7はタイムスロツト入替ユニツト11と、制御ユ
ニツト18はタイムスロツト入替ユニツト12と
接続されている。さらに各々のタイムスロツト入
替ユニツトは複数個のラインユニツトと個々の時
分割線を通して接続されている。第1図にはライ
ンユニツト19乃至22が図示されている。この
実施例ではラインユニツト19および20はタイ
ムスロツト入替ユニツト11に、ラインユニツト
21および22はタイムスロツト入替ユニツト1
2に接続されている。この実施例のラインユニツ
トの各々は多数の加入者セツトに接続されてお
り、この内加入者セツト23乃至26が図示され
ている。各々のタイムスロツト入替ユニツトに接
続されるラインユニツトの正確な数と、各ライン
ユニツトに接続される加入者セツトの正確な数
は、取扱われるべき加入者の数と、それぞれの加
入者の起呼率によつて決まる。各ラインユニツト
は複数個の加入者セツト例えば23および33か
らの周知の形のアナログループを接続し、アナロ
グ音声信号を含む呼情報をデイジタルデータワー
ドに変換し、デイジタルデータワードは関連する
タイムスロツト入替ユニツトに送られる。さらに
各ラインユニツトは加入者セツトからのサービス
要求を検出し、これらの加入者セツトに対してあ
る種の信号情報を発生する。音声サンプルをとつ
て符号化すべき特定の加入者セツトおよびライン
ユニツトとそれに接続されたタイムスロツト入替
ユニツトの間で、得られた符号を伝送するために
使用される特定の時分割チヤネルは関連するタイ
ムスロツト入替ユニツトの制御ユニツトによつて
決定される。
加入者セツト、ラインユニツトおよびタイムス
ロツト入替ユニツトの間の関係は相互接続された
ユニツトのこのようなグループごとに同一になつ
ている。従つて以下の説明は加入者セツト23、
ラインユニツト19およびタイムスロツト入替ユ
ニツト11に直接関係しているが、これはこのよ
うなユニツトのすべての他のグループについての
関係も示している。ラインユニツト19はサービ
スの要求を検出するために各々の加入者セツトに
接続されている。このような要求が検出される
と、ラインユニツト19は制御ユニツト17に対
して、要求と要求している加入者セツトの番号を
示すメツセージを送信する。このメツセージは通
信路27を経由して制御ユニツト17に送信され
る。制御ユニツト17は要求されたサービスと、
要求している加入者セツトの番号と、利用できる
装置とにもとづいて必要な翻訳を行ない、通信路
27を経由して、ラインユニツト19に対して加
入者セツト23からタイムスロツト入替ユニツト
11に対して情報を伝送するために使用するライ
ンユニツト19とタイムスロツト入替ユニツト1
1の間の複数個の時分割チヤネルのいずれかを指
定するメツセージを送る。このメツセージに従つ
て、ラインユニツト19は加入者セツト23から
のアナログ情報をデイジタル・データワードに符
号化し、この結果として得られたデータワードを
割当てられたチヤネルに送信する。この実施例に
おいては、ラインユニツト19はまた割当てられ
たチヤネルと加入者セツト23に接続された加入
者ループの直流状態、すなわち開始か閉路かの表
示を送信する。
ラインユニツト19とタイムスロツト入替ユニ
ツト11の間の時分割チヤネルがある加入者セツ
トに割当てられた後で、制御ユニツト17は割当
てられたチヤネルで伝送された情報をサンプルす
ることによつて加入者セツトからの信号情報を検
出する。このようなサンンプリング動作は通信路
28によつて実行される。制御ユニツト17は加
入者のチヤネルからの信号情報と他の制御ユニツ
ト例えば18と中央制御ユニツト30からの制御
メツセージとに応動して、タイムスロツト入替ユ
ニツト11のタイムスロツト入替機能を制御す
る。先に述べたように、タイムスロツト入替ユニ
ツトと時分割交換ユニツト10の間の時分割ライ
ンの各々は125マイクロ秒のフレームの各々に256
個のチヤネルを有している。これらのチヤネルに
はその発生順序に1から256までの数字の番号が
付けられる。これらのチヤネルの系列は与えられ
たチヤネルが125マイクロ秒ごとに利用できるよ
うにくりかえす。タイムスロツト入替機能はライ
ンユニツトから受信されたデータワードを取り入
れ、これを制御ユニツト17および18の制御下
にタイムスロツト入替ユニツトと時分割交換ユニ
ツト10の間の時分割ラインのチヤネルに与える
ように動作する。
時分割交換ユニツト10はタイムスロツトのく
りかえしのフレームで動作し、その125マイクロ
秒のフレームは256タイムスロツトを含むように
なつている。各タイムスロツトの間で、時分割交
換ユニツト10はその64個の入力ポートの任意の
もので受信されたデータワードを制御メモリー2
9に記憶されたタイムスロツト制御情報に従つて
64個の出力ポートの内の任意のものに接続するこ
とができる。時分割交換ユニツトを通る接続の構
成パターンは256タイムスロツトごとにくりかえ
し各タイムスロツトには1から256までの数字の
番号が割当てられる。従つて第1のタイムスロツ
トTS1では時分割ライン13のチヤネル(1)の情
報を時分割交換ユニツト10で交換して出力ポー
ト64に与え、一方次のタイムスロツトTS2で
は時分割ライン13の次のチヤネル(2)を出力ポー
に交換するというようなことができる。タイ
ムスロツト制御情報は中央制御30によつて制御
メモリー29に書き込まれるが、これは種々の制
御ユニツト例えば17および18か得られた制御
メツセージから中央制御によつて誘導されるもの
である。
中央制御30と制御ユニツト17および18は
タイムスロツト入替ユニツトと時分割交換ユニツ
ト10の間の時分割ライン、例えば13乃至16
の制御チヤネルと呼ばれる選択されたチヤネルを
利用して制御メツセージをやりとりする。この実
施例においては、各制御メツセージは複数個の制
御ワードを含み、各制御チヤネルは256個の時分
割チヤネルのフレーム当り1個の制御ワードを送
信する。与えられた入力ポート対に関連した二つ
の時分割ラインは同じチヤネルが制御チヤネルと
して予め定められている。さらにあるチヤネルは
1対の時分割ラインの間だけの制御チヤネルとし
て使用される。例えば、もしチヤネル1が時分割
ライン13と接続された時分割ライン15の間の
制御チヤネルとして使用されれば、他の時分割ラ
インはチヤネル1を制御チヤネルとしては使用し
ない。制御チヤネルと同じ番号を持つ各タイムス
ロツトの間には、時分割交換ユニツト10は制御
チヤネルを占有しているデータワードを64番目の
出力ポートに接続し、64番目の入力ポートを上述
した制御チヤネルに関連している出力ポートに接
続する。以下にはチヤネル1が時分割ライン13
および15の制御チヤネルであり、チヤネル2が
時分割ライン14および16の制御チヤネルであ
る場合の動作例である。タイムスロツトTS1の
間には、制御メモリー29からの情報が、他の接
続と共に時分割ライン13のチヤネル1の制御ワ
ードを出力ポート64に接続し、入力ポート64
のチヤネル1の制御ワードを時分割ライン15に
接続することを指定する。同様にタイムスロツト
TS2の間では、制御メモリ29からの情報によ
つて時分割ライン14のチヤネル2の制御ワード
を出力ポート64に接続し、入力ポート64のチ
ヤネル2の制御ワードを時分割ライン16に接続
することを指定する。このように動作すれば、出
力ポート64は時分割交換ユニツト10から、ひ
とつのチヤネルですべての制御ワードを、それが
時分割交換ユニツトに送信されれたのと同一の番
号のチヤネルで受信する。さらに各制御チヤネル
はそれに関連した制御チヤネルと同一の番号のタ
イムスロツトの間に入力ポート64からの制御ワ
ードを受信するように接続される。64番目の出力
ポートに交換された制御ワードは制御分配ユニツ
ト31に伝送され、これは制御ワードをその制御
チヤネルに関連した位置に一時記憶する。
タイムスロツト入替ユニツトからの各制御メツ
セージはスタート・キヤラクタ、宛先部、信号情
報部およびエンドキヤラクタを含む。宛先部はそ
の制御メツセージの期待される宛先を一義的に識
別する。制御分配ユニツト31は各制御メツセー
ジの宛先部を解釈してその制御メツセージの正し
い宛先を判定し、宛先のユニツトに関連した制御
チヤネルと同一の番号を持つたチヤネルで時分割
交換ユニツト10の入力ポート64に対してメツ
セージを再送する。
上述のように動作しているときに、タイムスロ
ツト入替ユニツト11が制御メツセージをタイム
スロツト入替ユニツト12に送るには、その制御
チヤネルの間にタイムスロツト入替ユニツト12
を示す宛先部を持つ制御メツセージを形成する。
制御分配ユニツトはこの制御ワードを記憶し、そ
の宛先部を解釈し、タイムスロツト入替ユニツト
12に関連した制御チヤネルと同じ番号を持つチ
ヤネルの間でそのメツセージを入力ポート64に
向けて再送する。制御メツセージはまたは制御メ
ツセージの宛先部で中央制御30を指定すること
によつて、中央制御30に対して送信することが
できる。これが行なわれたときには、制御分配ユ
ニツト31はメツセージを時分割交換ユニツト1
0に返送するのではなく、通信リンク32を経由
して中央制御30に送信する。同様に、特定のタ
イムスロツト入替ユニツトを規定する宛先部を持
つ制御メツセージを制御分配ユニツト31に送信
することによつて、メツセージを中央制御30か
らタイムスロツト入替ユニツトのひとつに対して
送信することができる。この伝送もまた通信リン
ク32を通して実行される。
制御ユニツトの各々、例えば17および18は
メモリー57(第3図)を含み、これはそれに関
連した制御ユニツトを制御するプログラムと制御
ユニツトの一次機能、それに関連するタイムスロ
ツト入替ユニツトおよびそれに関連する加入者の
データを記憶する。メモリー57はサービスクラ
ス、利得あるいは減衰の加入者の制限、市外区別
情報、例えば被呼者保留あるいはジヨイント保留
のような正常の呼取扱い手順における変化に関す
る情報を記憶する。あるコントロールユニツト例
えば18のメモリ57に記憶されている情報のい
くつかはコントロールユニツト18の機能にのみ
関係し、他のいずれのコントロールユニツト例え
ば17のメモリ57又は中央制御30には記憶さ
れない。しかし、これは保守の目的でバルク・メ
モリー(図示せず)にも記憶することにしてもよ
い。メモリー57中の情報の一部、例えば、被呼
者あるいはジヨイント保留情報は主としての他の
制御ユニツトによつて実行される機能に関連して
いる。この情報はデータの重複を回避し、このよ
うな情報を集中化して記憶するのを回避するため
に、それに関連した加入者に関して記憶されてい
るのである。このような呼に関連した情報を他の
制御ユニツトおよび中央制御に送るには先に述べ
た制御分配ユニツト31を通つて伝送される制御
チヤネルを利用した装置が使用される。
ラインユニツト19はより詳細に第2図に示さ
れている。この実施例のすべてのラインユニツト
はラインユニツト19と本質的に同様である。加
入者セツト23および33のような加入者セツト
が512セツトまでこの実施例のラインユニツトに
接続することができる。これらの加入者セツトは
当業者には周知の加入者ループ回路を経由して集
配線装置34に接続される。加入者セツト23は
加入者ループ回路35を経由して集配線装置34
に接続されており、加入者セツト33は加入者ル
ープ回路36を経由して集配線装置34に接続さ
れている。集配線回路34は512個の入力端子と
64個の出力端子を有し、8対1の集線と配線を行
なう。この実施例はまた64個のチヤネル回路37
を含み、これは加入者セツトからのアナナログ信
号をデイジタルワードに変換して交換システムに
送信し、また交換システムからのデイジタル情報
をアナログ形式に変換して加入者セツトに伝送す
る。チヤネル回路37の各々は集配線装置34の
出力端子のひとつに接続されている。集配線装置
34の出力ポートの各々は高レベルサービス回路
41に接続されており、これは例えば加入者セツ
トに対しリンギング電流を与えるのに使用され
る。チヤネル回路37の各々は集配線装置34の
出力端子からアナログ信号を8kHzの周波数でサ
ンプルし、これらのサンプルをアナログ・サンプ
ルの8ビツトのPCM表示に変換する。この8ビ
ツトのPCM表示はタイムスロツト入替ユニツト
11に送られるデータワードの一部として使用さ
れる。第6図に示されるような各々のデータワー
ドは長さ16ビツトであり、8ビツトのPCMデー
タ部と、7ビツトの信号部と、パリテイビツトか
ら成る。信号部はチヤネル回路あるいはそれが接
続された加入者セツトに関する信号情報を伝送す
るのに使用される。例えば信号部のAビツドは関
連する加入者セツトの現在の直流状態をタイムス
ロツト入替ユニツト11に送信するのに使用され
る。
データワードはチヤネル回路37から多重化・
多重分離回路43に送られ、これはタイムスロツ
ト入替ユニツト11と間で時分割のデイジタル情
報を送受信するようになつている。多重化・多重
分離回路43は各々が16ビツトを持つ64チヤネル
を含む125マイクロ秒の時間幅のフレームの形式
の時分割多重線45を通してデイジタル情報をタ
イムスロツト入替ユニツト11に送信する。時分
割ライン45上で伝送される各チヤネルはチヤネ
ル回路37のひとつに一義的に関連しており、そ
のチヤネル回路からタイムスロツト入替ユニツト
11に対して情報を運ぶのに使用される。多重
化/多重分離回路43は当業者には周知の方法で
動作し、16ビツトのデータワードをチヤネル回路
37の各々から送信する。多重化/多重分離回路
43は時分割多重ライン45のフオーマツトと本
質的に同一のフオーマツトで時分割多重ライン4
4を経由してタイムスロツト入替ユニツト11か
らデイジタル情報を受信する。多重分離装置とし
て動作するときには、多重化/多重分離回路43
は時分割ライン44の各チヤネルで受信されたデ
ータワードをそのチヤネルに一義的に対応したチ
ヤネル回路37のひとつに与える。そのチヤネル
を受信すべき特定のチヤネル回路37はこのチヤ
ネルのフレーム中のそのチヤネルの位置によつて
決定される。チヤネル回路37は次に8ビツトの
PCMデータワードを復写し、その結果として得
られたアナログ信号を集配信装置34を経由して
関連する加入者に送信する。多重化/多重分離回
路43はまたクロツク再生回路(図示せず)を含
み、これは当業者には周知の方法で時分割ライン
44上の信号からクロツク信号を発生する。これ
らのクロツク信号は多重化/多重分離回路43の
タイミングを制御するのに用いられ、また導体4
6を経由してチヤネル回路37に送信されてその
タイミングを制御する。
上述したように、制御ユニツト17はラインユ
ニツトの各々で実行される動作の多くを制御す
る。制御ユニツト17の主な処理主体はメモリー
57中に記憶された命令に応動して動作する処理
装置66(第3図)である。制御ユニツト17は
また制御インタフエース回路56を含み、これは
バス59を経由して処理装置66から命令を受信
し、これに応動して制御バス27を経由して、例
えば19および20のようなラインユニツトと通
信する。制御バス27は複数個の通信路を含み、
少くともそのひとつは各ラインユニツトと一義的
に関連している。各々のラインユニツトはライン
ユニツト制御器を含み、これは制御バス27に接
続されている。本実施例においては、ラインユニ
ツト19はラインユニツト制御器47を含んでい
る。制御ユニツト17とラインユニツト制御器4
7の間の通信の大部分は制御ユニツト17からの
読み出しあるいは書き込み命令によつて開始され
る。読し出し命令はラインユニツト19中のある
識別できる情報を読み出すことの指示であり、単
一ビツトの読み出し表示と読み出されるべき特定
の情報のアドレスを含んでいる。書き込み命令は
例えば走査制御ユニツト39のようなラインユニ
ツト19中のあるユニツトに対する情報の書き込
みの指示であり、書き込みアドレスと書き込まれ
るべき情報それに1ビツトの書き込みコードから
成つている。読み書きされるべき特定のユニツト
は走査制御器39、集線制御器400あるいは高
レベルサービス回路41である。ラインユニツト
制御器47は制御ユニツト17からの各命令を部
分的に復写し、命令の残りの部分と読み/書き表
示ビツトを宛先となつた特定のユニツトに向け
る。宛先となつた特定のユニツトは制御ユニツト
17から送られたアドレス部と読み/書きビツト
に応動してアドレス部によつて識別された記憶位
置を読み書きする。ラインユニツト19中の特定
のユニツトから読まれた情報はラインユニツト制
御器47に返送されてこれによつて制御ユニツト
17に送信される。
各々の加入者ループ、例えば、35および36
は走査点38を含み、これがそれに関連した加入
者ループの直流導通状態を表示する。制御ユニツ
ト17は交換システムの加入者セツトに接続され
た加入者ループを走査し、第1図のラインユニツ
トに対して、読み出されるべき走査点の番号を示
す読出し命令を送る。この実施例においてては、
このような走査命令はラインユニツト制御器47
によつて受信され、これは走査制御ユニツト39
に対して命令のアドレス部と読み/書きビツトを
送る。走査制御ユニツト39は制御ユニツト17
に対する応答を形成し、これはアドレス部によつ
て示される走査点38における加入者ループの現
在の直流状態を示すことになる。走査ユニツト1
7は走査制御ユニツト39によつて送信された情
報をチエツクし、加入者セツトのいずれの状態が
変化したかを判定する。例えば、もし加入者のひ
とつが、前の走査の後でオフフツクすれば、その
加入者セツトから集配線装置34を通つてチヤネ
ル回路37の内の利用できるものに対して通信路
を提供する必要がある。従つて制御ユニツト17
は集線制御回路40に対して書き込み命令を送つ
て、これはこれに応動して加入者セツト、例えば
33のような加入者セツトを集配線装置34の所
定の出力端子に接続する。書き込み命令に対して
は応答は必要ではないが、オール・シームス・ウ
エロ信号が制御ユニツト17に返送されるとによ
つて全体のシステムが正常であることを保持する
助けとなる。
前述したように、多重化/多重分離回路43の
出力信号は、各16ビツトの64デイジタルチヤネル
を各々が含むくりかえしフレームを形成する。こ
の情報はタイムスロツト入替ユニツト11の中の
多重化ユニツト60(第3図)に送信される。多
重化回路60は8個のラインユニツトからの出力
信号を受信し、その信号のフオーマツトを変更し
て、フレームごとに512チヤネルを有する出力時
分割ライン62に送出する。同様に多重分離回路
60は各16ビツトの512チヤネルを時分割ライン
63から受信し、このチヤネルはラインユニツト
19のような8個のラインユニツトに所定の構成
で分配される。さらに多重化ユニツト60は入来
情報チヤネルを直列形式から並列形式に変換し、
多重分離ユニツト61はそれが受信した情報を並
列形式から直列形式に変換する。時分割ライン6
2上の与えられたチヤネルで伝送された情報はそ
の与えられたチヤネルに一義的に関連した受信タ
イムスロツト入替装置50中の記憶位置に記憶さ
れる。
与えられたデータワードを記憶すべべき特定の
記憶位置はタイムスロツトカウンタ54によつて
発生されるタイムスロツト番号によつて指定され
る。タイムスロツトカウンタ54は512タイムス
ロツト番号のくりかえしの系列をタイムスロツト
当りひとつの割合で発生する。与えられたデータ
ワードが受信されるタイムスロツトの間に発生さ
れた特定のタイムスロツト番号はデータを記憶す
べき受信タイムスロツト入替装置50の中の記憶
位置を指定する。データワードはまたタイムスロ
ツト当り1データワードの速度で受信タイムスロ
ツト入替装置から読み出される。与えられたタイ
ムスロツトの間に受信タイムスロツト入替装置5
0から読まれるデータワードの記憶アドレスは制
御RAM55を読み出すことによつて得られる。
制御RAM55はタイムスロツトカウンタ54か
らのタイムスロツト番号で指定されたアドレスで
タイムスロツトごとに読み出され、こうして読み
出された値がそのタイムスロツトの読出しアドレ
スとして受信タイムスロツト入替装置50に伝送
される。受信タイムスロツト入替装置50から読
み出されたデータワードは時分割ライン68およ
びインタフエースユニツト69を経由して、時分
割スイツチに送信される。時分割スイツチユニツ
ト10からのデータワードはインタフエスユニツ
ト69を経由してタイムスロツト入替ユニツト1
1に受信され、時分割ライン70に与えられる。
時分割ライン70は送信タイムスロツト入替装置
53に接続されており、これは入来データワード
を制御RAM55からのアドレスで指定された位
置に記憶する。データワードはタイムスロツトカ
ウンタ54によつて指定されたアドレスで送信タ
イムスロツト入替装置53から読み出される。こ
のようにして読み出されたデータワードはライン
ユニツト19に送信するために時分割ライン63
に送信される。制御RAM55は例えば送信タイ
ムスロツト入替装置53のような特定の回路に
各々が関連した多数の制御メモリーとして実現さ
れてもよい。制御メモリーの特定の構成は本発明
にとつては重要ではなく、タイムスロツト入替ユ
ニツト11の内部のタイミングと回路の要求によ
つて変化するものである。受信タイムスロツト入
替装置50、制御RAM55、タイムスロツトカ
ウンタ54および送信タイムスロツト入替装置5
3によつて実行されるタイムスロツト入替動作の
一般的原理は当業者には周知であり、ここで詳細
には述べない。
時分割ライン62上の各データワードは上述し
たようにタイムスロツト入替装置50に記憶され
る。タイムスロツト入替装置50に記憶する他
に、タイムスロツト入替ユニツト11によつて受
信された各データワードの信号部分(ビツトA乃
至C)は制御ユニツト17(第3図)の一部であ
る信号処理装置65に送信される。信号処理装置
65はビツトA乃至Gを受信して解析することに
よつて処理装置66のリアルタイムの負荷要求を
軽減する。例えば、信号処理装置65は各データ
ワードのAビツトを解析する。このビツトは関連
する加入者セツトの直流状態を示し、加入者セツ
トがオフフツクとなつたか、あるいは有効なダイ
ヤルパルスが送信されたかを示す。オフフツク状
態あるいはダイヤルパルスが検出されたときに
は、信号処理装置65は処理装置66に対して得
られた情報を示す信号を送る。処理装置66は信
号処理装置65からの情報を累積し、後に詳述す
るように交換システムに対する制御を実行する。
第3図の実施例はまたデイジタル・サービス・
ユニツト67を含み、これは時分割ライン62を
通して送られた各データワードのデータ部(第6
図)を受信するようになつている。デイジタル・
サービス・ユニツト67は一次的にはチヤネル回
路37によつてPCM信号に変換されている加入
者からのトーン信号を受信して分析し、PCM形
式でトーンおよび信号を送信するのに使用され
る。デイジタルサービスユニツト67は時分割ラ
イン62からのデータワードのデータ部を受信す
るための少くとも65個の記憶位置を持つメモリー
(図示せず)を含んでいる。時分割ライン62か
ら読まれた各データワードのデータ部は制御
RAM55から読まれたアドレスによつて定義さ
れるデイジタル・サービス・ユニツト67中の位
置に書き込まれる。64チヤネルだけがデイジタ
ル・サービス・ユニツト67によつて利用される
べき情報を能動的に送信することができる。すべ
ての他のチヤネルからのデータワードはデイジタ
ル・サービス・ユニツト67中の65番目の記憶位
置に入り、そこで無視される。デイジタル・サー
ビス・ユニツト67はこうして記憶されたデータ
ワードを読み、どの信号が受信されたかを判定
し、その信号の番号と性質を処理装置66に知ら
せる。処理装置66は受信された信号に応動して
とられるべき動作を決定する。
デイジタル・サービス・ユニツト67はまた時
分割ラインのその加入者セツトに関連したチヤネ
ルで加入者セツトに対してトーンを送信する。こ
れらのトーンはPCM形式でデイジタル・サービ
ス・ユニツト67から受信加入者に関連したタイ
ムスロツトの間にゲート回路51の第1の入力ポ
ートに送信される。ゲート回路51の他方の入力
ポートは送信タイムスロツト入替装置53か読ま
れた各データワードのデータ部を受信するように
接続されている。ゲート制御ビツトは制御RAM
55から読まれ、送信タイムスロツト入替装置5
3からのデータ部あるいはデイジタルサービス回
路67からのデータ部のいずれを多重分離回路6
1に送信すべきかを決定する。現在の実施例にお
いては、論理“1”のゲートビツトがデイジタル
サービスユニツト67をデータ部の源であると定
め、論理“0”が送信タイムスロツト入替装置を
源であると定める。
PCM符号化されたトーンをそれに関連するラ
インユニツトに送信する他に、各々のタイムスロ
ツト入替ユニツトはのようなトーンを時分割交換
ユニツト10に送ることができる。後に詳述する
ように、発信加入者の可聴リンギング音は着信加
入者に関連したタイムスロツト入替ユニツトで発
生されるために、このような機能が存在するであ
る。入来時分割ラインはゲート回路52の一方の
入力に接続されているが、これが時分割交換ユニ
ツト10に対して送信すべきトーンを挿入する点
となる。ゲート回路52の他方の入力はデイジタ
ル・サービス・ユニツト67の出力端子に接続さ
れている。ゲート回路52とデイジタル・サービ
ス・ユニツト67はゲート回路51に関連して先
に述べたように動作し、時分割チヤネルの内の予
め定められたものにトーンを与える。
時分割交換ユニツト10に向けて送信されるべ
き与えられたトーンのPCM符号化表示は、時分
割ライン62の同一のチヤネルに与えられ、従つ
て受信タイムスロツト入替装置50の同一のアド
レス位置に記憶される。これらのトーンを出の時
分割ライン68の与えられたチヤネルに与えるた
めに、制御RAM55は処理装置66によつて制
御されて、そのチヤネルに関連したタイムスロツ
トの間にトーンを記憶したアドレス位置の読み出
しアドレスを発生する。例えば、可聴リンギング
音は時分割ラインのチヤネル512に与えられるこ
ともあり、この場合には受信タイムスロツト入替
装置50の512番目のアドレス位置に記憶される。
タイムスロツト入替ユニツトが可聴リンキング音
を与えられたチヤネルに送信しようとするときに
は、処理装置66はアドレス512を与えられた
チヤネルに関連した制御RAM55のタイムスロ
ツト位置に入れる。従つて、与えられたチヤネル
が生起するたびに可聴リンギング音のPCM表示
が受信されることになる。可聴リンギング音を止
めるためには処理装置66は与えられたチヤネル
に関連したタイムスロツト位置における制御
RAM55によつて記憶されたアドレスを変化す
る。
次に信号処理装置65、処理装置66およびデ
イジタル・サービス・ユニツト67の相互作用に
ついて説明する。この説明ではトーン・ダイヤル
を利用する加入者がオフフツクしてラインユニツ
ト19に関して前述したようにチヤネル回路を割
当てられたものと仮定しよう。チヤネル回路が割
当てられた後で、監視はデイジタル・サービス・
ユニツト67と信号処理装置65に移される。割
当てられたチヤネル中におけるデータワードの信
号部を読むことによつて、信号処理装置65は加
入者セツトの直流状態を監視し、任意の変化を処
理装置66に通知する。さらに、処理装置66は
バス59を経由して新らしくオフフツクした加入
者に関連したチヤネルのタイムスロツトで、ゲー
ト回路51に関連した制御RAM55のゲートビ
ツト位置に論理“1”を記入する。これは新しく
オフフツクした加入者に関連するタイムスロツト
の間にゲート回路51を経由して多重分離回路6
1にデイジタルサービス回路67から出力信号が
送信されるべきこと示す。さらに処理装置66
は、バス59を経由してデイジタル・サービス・
ユニツト67に対してその内部記憶から、新らし
くオフフツクした加入者に関するタイムスロツト
の間にダイヤルトーンのデイジタル表示を読み出
すべきことを指示する。従つて、ダイヤルトーン
は新らしくオフフツクした加入者に関連したチヤ
ネルで多重分離回路61に送られる。処理装置6
6はまたデイジタル・サービス・ユニツト67に
対して、新らしくオフフツクした加入者に関連し
た時分割ライン62上の各チヤネルのデータ部を
受信するように指示する。このようにしてダイヤ
ル数字がデイジタル・サービス・ユニツト67に
よつて検出される。ダイヤル数字に関連する情報
と特定の加入者セツトの直流状態がダイヤル・ト
ーンの送出を止めた処理装置に送られ、これはダ
イヤル数字の記憶を開始する。
この実施例における制御情報の授受の主要なモ
ードはソースタイムスロツト入替ユニツトから時
分割交換ユニツト10および制御分配ユニツト3
1を経由して宛先のタイムスロツト入替ユニツト
に制御情報を送ることである。与えられた呼に関
する制御情報をソース・タイムスロツト入替ユニ
ツトから宛先タイムスロツト入替ユニツトにその
呼に割当てられたタイムスロツトを用いて時分割
交換ユニツト10を経由して送信する第2の通信
モードも使用される。この実施例においては、呼
タイムスロツトのデータワードのEビツト位置は
第2の通信モードのために使用される。しかしこ
の第2の通信モードにおいては信号ビツトの内の
任意のものあるいはすべてのものを使用するとが
できる。この実施例においては、Eビツトは信号
路の連続性のチエツクと信号の確認の二重の目的
に使用される。制御RAM55はその512個の記
憶位置の各々にEビツト位置を有する。呼の途中
で、処理装置66はその呼に関連した制御RAM
55の各記憶位置のEビツト位置に記憶されたデ
イジツトを制御する。制御RAM55がタイムス
ロツト入替装置50から読まれるべきデータワー
ドを指定するアドレスを送信したとき、これは受
信タイムスロツト入替装置50に記憶されたEビ
ツト位置の代りに時分割ライン68に記憶された
Eビツトを送信する。これによつて、タイムスロ
ツト入替ユニツトの間のEビツトチヤネルを利用
したメツセージの伝送が可能となる。第3図の装
置はまた時分割ライン70で受信された各データ
ワードのEビツトを受信するEビツト・アキユミ
ユレータ48を含んでいる。これらのEビツトは
Eビツトアキユミユレータ48によつてEビツト
チエツク回路192に送られる。Eビツトチエツ
ク回路192は導体195を経由して来る処理装
置66からの命令に応動して選択されたデータワ
ードのEビツトに関連した出力信号を処理装置6
6に対して送る。例えば、通信路の設定の間に
は、処理装置66はEビツトチエツク回路192
に指示を送り、特定のチヤネルのEビツト位置を
調べて、処理装置66に対して所定の時間の間に
論理“1”が受信されたどうかを知らせる。第9
図はEビツトチエツク回路192によつて実行さ
れる機能のフロー図を示している。指定されたチ
ヤネルで所定の時間の間に論理“1”のEビツト
が見付からなければ、この事実を知らせる切断信
号が導体193を通して処理装置66に送信され
る。この代りに、この時間の間にEビツトチエツ
ク回路192によつて、このような論理“1”が
検出されれば、導体194を通して連続信号が処
理装置66に送信される。Eビツトチエツク回路
192はまた各々の動作中の呼のEビツトをしら
べる。通話中の呼のEビツトが論理“0”となつ
て、この状態に一定の時間留まつたときには、上
述した切断信号がそれに関連する処理装置66に
送信される。切断信号を受信した処理装置は中央
制御30にこの事実を示す制御メツセージを送信
する。
第10図はひとつの入来チヤネル、すなわち通
信路に関連したEビツトチエツク回路192の一
部を示している。タイマ196は導体195を通
して処理装置から来る命令に応動して計数を開始
する。処理装置66から命令が受信された後で所
定の時間が経過したとき、タイマ196はAND
ゲート199の一方の入力として接続されている
導体197に論理“1”を送出する。ANDゲー
ト199の出力は導体193に接続されている。
連続信号発生器198は関連するチヤネルのEビ
ツト位置を受信し、論理“1”のEビツトに応動
して導体194上に論理“1”の出力を発生す
る。導体194上の論理“1”は連続信号発生器
198によつて論理“0”のEビツトが見付かる
まで、連続的に与えられる。連続信号発生器19
8からの出力信号はまた反転されてANDゲート
199の入力に与えられる。従つてタイマ196
が論理“1”出力を発生したときに、連続信号発
生器198が論理“0”出力を発生してEビツト
が受信されていないことを示したときはANDゲ
ート199を経由して、これは導体193に切断
信号として与えられる。この代りに、連続信号発
生器198が論理“1”出力を発生しているとき
には、導体193上に信号は強制的に論理“0”
となり、一方論理“1”の連続信号は導体194
に与えられる。Eビツトチエツク回路の機能は処
理装置66によつても有利に実行でき、このとき
には別個のEビツトチエツク回路192は必要な
くなることに注意されたい。Eビツトチエツクを
呼の完成のために使用する方法については後に詳
述する。
次に交換システムの種々の制御実体の間の通信
の主要モードの説明を行なう。処理装置66は完
全なダイヤルに応動して、そのダイヤル数字に関
連した翻訳を行ない、中央制御30(第1図)の
ための制御メツセージを形成し、その呼について
のタイムスロツトが時分割交換ユニツト10を通
して設定されるようにする。この制御メツセージ
は処理装置66によつてメモリー57に記憶され
る。当業者には周知の形のDMAユニツト58
が、フレーム当り1制御ワードの割合で制御メツ
セージを読み、そのワードをインタフエースユニ
ツト69の制御ワード源レジスタ80(第4図)
に送り、時分割ラインを通して時分割交換ユニツ
ト10に送る。同様に制御メツセージは他の制御
ユニツトおよび中央制御30からインタフエース
ユニツト69の制御ワード宛先レジスタ92(第
4図)に送られ、DMAユニツト58によつてメ
モリー57に送られ、こゝでこれが処理装置66
に読み出される。第4図に詳しく図示したインタ
フエースユニツト69は多重化/多重分離回路7
5とリンク・インタフエース78および79を含
む。多重化/多重分離回路75は時分割ライン6
8を経由してタイムスロツト入替ユニツト50か
らのデータワードを受信し、時分割ライン70を
経由してタイムスロツト入替ユニツト53に対し
てデータワードを送信するように接続されてい
る。両方の時分割ライン68および70はフレー
ム当り512チヤネルの速度でデータワードを伝送
するようになつていることを想起されたい。多重
化/多重分離回路75は時分割ライン68で受信
された情報を2本の時分割ライン76および77
に分割し、各々の偶数番のチヤネルのデータワー
ドを時分割ライン77に送信し、各々の奇数番の
チヤネルのデータワードを時分割ライン76に送
信する。従つて時分割ライン76および77の
各々はフレーム当り256チヤネルの速度で情報を
伝送することになる。さらに多重化/多重分離回
路75は2本の256チヤネルの時分割ライン85
および86の情報を組合せて512チヤネルの時分
割ライン70に送出する。こ組合せは時分割ライ
ン85および86からのデータワードを交互に送
信し、時分割ライン85からのデータワードが時
分割ライン70の奇数番目のチヤネルで送信さ
れ、一方時分割ライン86からのデータワードが
奇数番目のチヤネルで送信されるようにすること
によつて実現される。この実施例においては、時
分割ライン76および85はリンク・インタフエ
ース78に接続されており、時分割ライン77お
よび86はリンクインタフエース79に接続され
ている。タイムスロツト入替ユニツト11はフレ
ーム当り512タイムスロツト(チヤネル)で動作
し、一方リンク・インタフエース78および79
と時分割交換ユニツト10はフレーム当り256タ
イムスロツト(チヤネル)で動作することに注意
されたい。さらにタイムスロツト入替ユニツト1
1との間で送受されるデータワードのチヤネルは
完全に同期している。すなわち、与えられた番号
のチヤネルがタイムスロツト入替ユニツト11か
らリンク・インタフエース78によつて受信され
ているときにはいつでも、両方のリンクインタフ
エース78および79はタイムスロツト入替ユニ
ツト11と同一の番号を持つチヤネルを受信・送
信していることになる。分割の後でも同期を保つ
ために、時分割ライン68上のすべての奇数番目
のチヤネルは多重化/多重分離回路75によつて
遅延され、従つて奇数番目のチヤネルとその直後
の隅数番目のチヤネルはそれぞれの時分割ライン
76および77の上で実質的に同時に送信される
ことになる。同様にリンク・インタフエース79
からの時分割ライン86の各データワードは多重
化/多重分離回路75によつて遅延され、これが
時分割ライン70上を多重化/多重分離回路75
で本質的にこれと同時に受信されたデータワード
の直後に送信されるようにする。以下の説明にお
いては、与えられたデータワードのタイムスロツ
トはリンクインタフエース78および79と時分
割交換ユニツト10におけるタイムスロツトを指
すことにする。例えば、時分割ライン68からの
チヤネル1および2からのデータワードはリン
ク・インタフエース78および79と時分割交換
ユニツト10においては共にタイムスロツト1に
対応することになる。リンク・インタフエースユ
ニツト78および79の各々は時分割交換ユニツ
ト10の入出力ポート対に一義的に接続されてい
る。
リンク・インタフエース78(第4図)は時分
割ライン15を経由して時分割交換ユニツト10
から直列に送信されたデータワードを受信し、こ
の情報を導体83に直列に送信する。クロツク回
復回路84は導体83との接続によつて入来ビツ
ト流を受信し、これから32.768MHzのクロツク信
号を回復する。このクロツク信号はリンク・イン
タフエース回路78に対するタイミングを与える
のに使用される。後に詳述する理由で、時分割ラ
イン15で受信される情報は必ずしも時分割ライ
ン13で送信される情報とはチヤネル同期してい
ない。時分割ライン76と85のデータワードの
間でチヤネル同期を実現する目的で、導体83上
の入来データワードはランダムアクセスメモリー
回路87中にバツフアされる。導体83上のデー
タワードは書き込みアドレス発生器88で指定さ
れるランダムアクセスメモリー87中の記憶位置
に書き込まれる。書き込みアドレス発生器88は
クロツク回復回路84からの2.048MHzのクロツ
ク信号を受信し、これに応動して導体83上の入
来データワードと同期して256個の書き込みアド
レスのくりかえしの系列を発生する。データワー
ドはランダムアクセスメモリー87の256個の読
み出しアドレスのくりかえしの系列を発生する読
み出しアドレス発生器89によつて規定された位
置から読み出されてタイム・スロツト入替ユニツ
ト11に伝送される。読み出しアドレスはオフセ
ツト回路90から受信された情報によつて誘導さ
れる。オフセツト回路90は書き込みアドレス発
生器88から発生された書き込みアドレスを受信
し、これから所定の数を実効的に減算する。この
減算の結果は次に読み出しアドレス発生器89に
送られる。このようにして読み出しアドレス発生
器89は読み出しアドレスの系列を発生し、これ
は書き込みアドレス発生器88の裏にある所定の
数のアドレスとなつている。この実施例において
は、読み出しアドレス発生器89は書き込みアド
レス発生器88の後約1/4フレーム(64タイムス
ロツト)後のアドレスを発生するようになつてい
る。
インタフエース・ユニツト69のリンク・イン
タフエース78および79はマスタ・スレーブモ
ードでチヤネル同期を保つように動作する。この
実施例においては、リンクインタフエース78が
マスタであり、上述した方法で動作を継続する。
しかしリンク・インタフエース78の読み出しア
ドレス発生器89からの読み出しアドレスによつ
て、リンクインタフエース79の読み出しアドレ
ス発生器が駆動される。時分割ライン15および
16の長さは異ることがあり得るから、1/4フレ
ーム前後の情報によつてリンクインタフエース7
9によつて利用される書き込みアドレスと読み出
しアドレスが分離されることがあることがあり得
ることに注意されたい。時分割ライン85および
86上で伝送されるデータワードはチヤネル同期
しているけれど、時分割ライン15および16で
はこのような同期は必要でないために、このよう
なことが生ずるのである。
制御メツセージの送信および受信の両方のため
に与えられたリンクインタフエースで同一のチヤ
ネルが使用される。与えられたリンクインタフエ
ース、例えば、リンク・インタフエース78で、
制御メツセージを伝送し、制御チヤネル・レジス
タ81に記憶するのに使用される特定のチヤネル
が存在する。読み出しアドレス発生器89によつ
て発生される各々の読み出しアドレスは比較器9
1に送信され、これはその読み出しアドレスを制
御チヤネルレジスタ81に記憶されている現在の
制御チヤネルと比較する。比較器91が現在の読
み出しアドレスが制御チヤネルの番号と等しいと
判定しときには、これはゲート信号を発生し、こ
れは制御メツセージ源レジスタ80と制御メツセ
ージ宛先レジスタ92とに送信する。制御メツセ
ージ宛先レジスタ92は比較器91からのゲート
信号に応動して時分割ライン85の情報を記憶す
る。その特定のチヤネルの間の、時分割ライン8
5上の情報は制御ユニツト17によつて利用され
るべき制御チヤネルの内容を含んでいる。DMA
ユニツト58によつて、次の制御チヤネルの前に
制御ワードレジスタ92の内容は送信される。同
様に、制御ワード源レジスタ80は比較器91か
らのゲート信号に応動してその内容を時分割ライ
ン76に送出し、これによつて制御ワードを送信
する。制御ワードはリンクインタフエース79に
よつて本質的に同様に送受されるが、リンクイン
タフエース79に関連した制御チヤネルの番号は
リンク・インタフエース78に関連した制御チヤ
ネルとは異つている。
読み出しアドレス発生器89によつて発生され
る読み出しアドレスはまたフレーム系列発生器9
3に送信される。フレーム系列発生器93はこれ
に応動してチヤネル当り1ビツトの割合でフレー
ムビツトの一義的な系列を発生する。各チヤネル
の間に、フレーム系列発生器93によつて発生さ
れたビツトはフレーム挿入回路94に送られ、こ
れはタイムスロツト入替装置11のデータワード
のGビツト位置にフレームビツトを挿入する。こ
のフレームビツトを含むデータワードは次に並直
列レジスタ95およびドライバ回路96を経由し
て時分割交換ユニツト10の一義的な入力ポート
に接続された時分割ライン13に送信される。ラ
イン・インタフエース78によつて受信される各
データワードは時分割交換ユニツト10によつて
発生されて送信されるフレームビツトを含んでい
る。フレーム・チエツク回路97は時分割交換ユ
ニツト10からの各データワードの各フレームビ
ツトを読み、時分割交換ユニツト10とそれ自身
の間の通信の同期が保たれているかを判定する。
もし同期が保たれていれば修正は行なわれない
が、もし同期がとれていないことがわかれば、当
業者には周知の方法でクロツク回復回路84によ
るフレーム動作が実行される。
時分割交換ユニツト10の入力および出力ポー
トは、両方のポートが同一のリンクインタフエー
スに接続されているので、対として考えることが
できる。さらに、時分割交換ユニツト10の入力
および出力ポートの各対はリンク・インタフエー
ス78および79に似た形の時分割スイツチリン
ク・インタフエースに接続されている。このの実
施例においては、リンク・インタフエースは時分
割スイツチリンク・インタフエース100(第5
図)に接続されている。時分割スイツチ・リン
ク・インタフエース100は時分割ライン13か
らデータワードを受信してこれらのデータを時分
割ライン103を通して直並列レジスタ102に
送信する受信器101を含んでいる。時分割ライ
ン103からのビツトの流れはまたクロツク回復
回路104とフレームチエツク回路105に与え
られ、これらはそれぞれクロツク信号を誘導し、
フレーム同期が保たれているかどうか判定する。
時分割スイツチ・リンクインタフエース100は
さらに書き込みアドレス発生器106を含み、こ
れはクロツク回復回路104からの信号に応動し
て書き込みアドレスの系列を発生する。直並列レ
ジスタ102に送られた各データワードは次にラ
ンダムアクセスメモリー107の書き込みアドレ
ス発生器106によつて発生されたアドレスの位
置に書き込まれる。
時分割交換ユニツト10はまた時分割空間スイ
ツチ108を含み、これは256タイムスロツトの
フレームで動作し、その入力ポートと出力ポート
の間で約488ナノ秒の間経路を完成する。各タイ
ムスロツトの間で接続されるべき入力ポートと出
力ポートの間の交換経路を規定する制御情報は制
御メモリー29(第1図)に記憶されており、こ
れは各タイムスロツト毎に読み出されてこれらの
接続を設定する。各タイムスロツトには番号があ
り、与えられたタイムスロツトの間で同一の番号
を持つデータワードのチヤネルが交換されること
を想起されたい。従つて与えられた番号を持つチ
ヤネルのすべてデータワードは、それに関連する
タイムスロツトの間に時分割空間スイツチ108
を通して送出され、これにより交換の不正確を防
止するようになつている。この目的のために、時
分割交換ユニツト10は256個の読み出しアドレ
スのくりかえしの系列を発生するための主クロツ
ク回路109を含み、このアドレスは本質的に同
時に各時分割スイツチ・リンクインタフエースの
ランダムアクセスメモリーに送られる。従つてラ
ンダムアクセスメモリー107および他の時分割
スイツチ・リンクインタフエース内のこれと等価
なランダムアクセスメモリーは同一のタイムスロ
ツトに関連するデータワードを本質的に同時に読
み出す。現在の実施例においては、ランダムアク
セス・メモリー107から読み出されたデータワ
ードは並直列シフトレジスタ110に送られ、こ
こからこれらは時分割空間スイツチ108に送出
される。
時分割ライン15からリンクインタフエース7
8に送出されるすべてのデータワードは時分割空
間スイツチ108から導体111に、時分割空間
スイツチ108へそれが送出されたひとつのタイ
ムスロツトの間に受信される。時分割スイツチ・
リンクインタフエース100はフレーム系列発生
器112を含み、これはタイムスロツト当り1ビ
ツトの割合でフレーム・ビツトの系列を発生す
る。フレームビツトはフレーム挿入回路113に
送信され、これはフレームビツトを導体111の
各データワードのビツト位置Gに入れる。次に導
体111上の各データワードはドライバ回路11
4を通し、時分割ライン15を通してリンク・イ
ンタフエース78に送信される。
各々の制御タイムスロツトは時分割交換ユニツ
ト10(第1図)を経由して入出力ポート対64
に接続された時分割ライン150および151を
経由して制御分配ユニツト31に送信される。以
下の説明においては、与えられた制御ユニツトか
らの制御タイムスロツトは送信制御タイムスロツ
トと呼ばれ、一方与えられた制御ユニツトの制御
タイムスロツトは受信制御タイムスロツトと呼ば
れる。制御分配ユニツト31は第7図に詳しく図
示されるが、リンクインタフエース回路78(第
4図)と本質的に同様なリンクインタフエース回
路152を含んでいる。リンクインタフエース回
路52は制御ワード源レジスタ80、制御チヤネ
ルレジスタ81、比較回路91あるいはは制御ワ
ード源レジスタ92(第4図)を含まないが、こ
れはこれらの回路によつて実行される機能が制御
分配ユニツト31では必要がないからである。時
分割ライン150で受信された各制御ワードはリ
ンクインタフエース回路152から、その制御ワ
ードに関連する送信制御タイムスロツトで、制御
分配ユニツト入力回路153に伝送される。制御
分配ユニツト入力回路153に伝送される各制御
ワードのタイムスロツト番号は通信路154を経
由して本質的に同時にタイミング回路155に送
信される。このように送信されるタイムスロツト
番号はリンクインタフエース78(第4図)の読
み出しアドレス発生器と等価なリンクインタフエ
ースの読み出しアドレス発生器(図示ず)によつ
て発生される。制御分配ユニツト入力回路153
は本質的にはひとつの入力ポートと最大256個の
出力ポートを有する多重分離回路である。制御分
配ユニツト入力回路153の入力ポートで受信さ
れた各制御ワードは通信路154に送出されるタ
イムスロツト番号によつて定義される256個の出
力ポートの内の固有のものに送信される。
この実施例は各々が二つの送信制御タイムスロ
ツトと二つの受信タイムスロツトにアクセスでき
る31個のタイムスロツト入替ユニツト、例えば、
11および12を含んでいる。従つて、リンクイ
ンタフエース回路152に対して時分割ライン1
50を通して送信される情報は高々62個の送信制
御タイムスロツトを有することになる。同様に時
分割ライン151は時分割交換ユニツト10に対
して高々62個のタイムスロツトを戻すことにな
る。従つて制御分配ユニツトの入力回路153に
は62個だけの能動出力ポートを要することにな
る。この実施例においては、これらの能動出力ポ
ートはフレームのはじめの62個のタイムスロツト
と関連しており、番号TS1乃至TS62で識別さ
れる。制御分配ユニツトの入力回路153のタイ
ムスロツトTS1に関連する出力ポートはバツフ
アレジスタ158に接続されており、タイムスロ
ツトTS62に関連する出力ポートはバツフアレ
ジスタ159に接続されている。送信制御タイム
スロツトTS1に関連した制御回路185は残り
の61個の送信制御タイムスロツト用の制御回路と
本質的に同様である。従つて、タイムスロツト
TS1に関連した制御回路185だけについて
こゝで詳しく説明する。バツフアレジスタ158
は先着順バツフア160のデータ入力端子に接続
されるが、これはその書き込み制御端子Wの論理
“1”パルスに応動してその第1の記憶セルにバ
ツフアレジススタ158の内容を書き込む。先着
順バツフアの周知の原理に従えば、その第1の記
憶セルに入れられた情報は最後のまた占有されて
いない記憶セルにまで進行し、こゝでこれは情報
が先着順バツフアから読み出されるまで保持され
る。先着順バツフア160はさらに読み出し制御
端子Rを含んでいる。この読み出し制御端子Rに
おける論理“1”パルスに応動して、最後の記憶
セルの内容は先着順バツフアから送信され、バツ
フアにすべての他のセルの内容は出力に向けて1
セルだけシフトされることになる。
タイムスロツト入替ユニツト、例えば、11か
らの各制御メツセージはスタート・キヤラクタで
開始し、エンド・キヤラクタで終了することを想
起されたい。バツフアレジスタ158の内容はス
タート比較器162とエンド比較器163に連続
的に送信される。スタート比較器162は比較回
路とスタートキヤラクタを記憶するレジスタを含
んでいる。バツフアレジスタ158の内容が記憶
されたスタート・キヤラクタと一致すると、スタ
ート比較器162はフリツプフロツプ164のセ
ツト入力に対して論理“1”を与える。フリツプ
フロツプ164がセツト状態にあるときには、こ
れは論理“1”をその論理“1”出力端子に発生
し、これはANDゲート165に対して送出され
る。ANDゲート165の出力端子は先着順バツ
フアの160の書き込み制御端子Wに接続されて
いる。ANDゲート165の他方の入力はタイミ
ング回路155の端子T2に接続されている。タ
イミング回路155は端子t2からタイムスロツト
TS2の間に生ずる時刻t2の間に、フレーム当り
1パルスの割合で発生する一連のパルスを発生す
る。タイミング回路155はn者択1復号器を含
み、これは通信路154で送信されるタイムスロ
ツト番号を受信し、入来タイムスロツト番号に対
応する256個の出力端子の内の一義的なものに論
理“1”パルスを生ずるようになつている。タイ
ムスロツトTS2間の論理“1”パルスを受信す
る端子の内の特定の端子が、これを信号t2として
ANDゲート165の入力に与えることになる。
バツフアレジスタ158によるスタート・キヤ
ラクタの受信の後で、各フレームのタイムスロツ
トTS1の間に新らしい制御ワードがバツフアレ
ジスタ158に与えられる。さらに先着順バツフ
ア160の制御端子Wに各パルスt2が送信される
たびに、バツフアレジスタ158の内容が先着順
バツフア160の第1の記憶セルに記憶されるよ
うになる。この動作はバツフアレジスタ158に
エンドキヤラクタが記憶されるまで継続する。エ
ンド比較器163は比較回路とエンドキヤラクタ
を記憶するレジスタを有している。エンド比較器
163はバツフアレジスタ158に記憶されてい
るキヤラクタがエンド比較器163に記憶されて
いるエンドキヤラクタと一致したときに、論理
“1”の出力パルスを生ずる。この論理“1”出
力パルスは遅延ユニツト166を経由してフリツ
プフロツプ164のリセツト入力に送られる。遅
延ユニツト166は論理“1”パルスを1タイム
スロツトより長い時間にわたつて遅延させる。フ
リツプフロツプ164によつて論理“1”が受信
されると、そのフリツプフロツプはリセツトし、
その論理“1”出力端子に論理“0”を与え、こ
れがANDゲート165を整止して先着順バツフ
ア160の制御端子Wにはそれ以上のt2タイミン
グパルスが送られないようにする。
エンド比較器162はレジスタ168中にエン
ドキヤラクタを検出するとまたバス167を通し
てCPU制御器168に対してフラツク信号を送
信する。このフラツグ信号は先着順バツフア16
0によつて完全な制御メツセージが受信されたこ
とを示す。CDU制御168は制御回路、例えば
185、からのフラツグ信号に応動してそのメツ
セージを記憶した先着順バツフアからの制御メツ
セージ全体を読み出す。この実施例において、
CDU制御168はどの先着順バツフアが読み出
されるべきかを指定する6ビツト符号を64者択1
復号器169に対して送出することによつて、こ
のような読み出し動作を開始する。64者択1復号
器169は制御分配ユニツト(CDU)制御16
8からのこの6ビツト符号に応動して制御メツセ
ージを記憶している先着順バツフアの読み出し制
御回路に関連したANDゲートに対して論理“1”
を与える。この実施例においては、先着順バツフ
ア160が制御メツセージを記憶している。従つ
て、64者択1復号器169に送信された6ビツト
符号は先着順バツフア160に関連したANDゲ
ート170を指定している。この6ビツトの符号
に応動して、64者択1復号器169はANDゲー
ト170に対して論理“1”送出する。さらに
CDU制御168はANDゲート170の他方の入
力に対して2MHzの周波数でパルス系列を送信す
る。2MHzのパルス系列はまた同時に他の制御回
路の等価なANDゲートにも送信されていること
に注意されたい。ANDゲート170は復号器1
69からの論理“1”を受信しているから、この
2MHzのパルスはまたANDゲート170によつて
先着順バツフア160の読み出し制御端子Rに送
出される。これらのパルスの各々に応動して、制
御ワードは先着順バツフア160から読み出さ
れ、バス167を経由してCDU制御168に送
出される。CDU制御168が、バス167から
受信された情報にエンド・キヤラクタを検出した
ときには、これは2MHzのパルスの送信を終了す
る。CDU制御168は受信先着順バツフア、例
えば160および161のひとつから読み出され
た各制御ワードを記憶するのに利用されるメモリ
ー回路を含んでいる。完全な制御メツセージが受
信されて記憶されると、CDU制御168はその
制御メツセージの宛先部を読んで、その制御メツ
セージを中央制御30に送るべきか制御ユニツ
ト、例えば17および18のひとつに送出すべき
を決定する。制御メツセージの宛先部が中央制御
30を指定していたときには、制御分配ユニツト
168はその内部記憶から制御メツセージを読み
出して、その制御メツセージを通信路32を経由
して中央制御30に送る。この代りに、宛先部が
制御ユニツトを指定していたときには、CDU制
御168は制御ユニツトによつて決まる特定の受
信用制御タイムスロツトを計算する。この特定の
受信用制御タイムスロツトはCDU制御168中
に記憶された翻訳用テーブルから判定される。
この実施例における制御分配ユニツト31は第
2の複数個の先着順バツフアを含み、その内先着
順バツフア171および172が第7図に示され
ている。先着順バツフア171および172は出
力レジスタ173および174の内のそれぞれの
ものに関連している。各々の先着順バツフアとそ
れに関連する出力レジスタは各々の制御メツセー
ジによつて規定される宛先に関連した受信制御タ
イムスロツトで、時分割交換ユニツト10に対し
て制御ワードを送出するために利用される。この
例においては、先着順バツフア160から制御分
配ユニツト168に転送される制御メツセージは
タイムスロツト62(TS62)を受信制御タイ
ムスロツトとして利用するモジユールを宛先とし
ている。制御分配ユニツトは64者択1復号器16
9に対して先着順バツフア171に関連する制御
回路186を一義的に指定する6ビツト符号を送
出する。64者択1復号器169によつて発生され
る論理“1”はANDゲート175に与えられ、
その出力端子は先着順バツフア171の書き込み
制御端子Wに接続されている。さらにCDU制御
168は制御メツセージの各制御ワードを読みは
じめ、これをすべての先着順バツフア、例えば1
71および172に共通に接続されたバスに与え
る。先着順バツフアに対する各制御ワードの送出
て本質的に同時に制御分配ユニツト制御168は
ANDゲート175と他の制御回路の各々におけ
る等価なANDゲートに論理“1”のパルスを送
出する。ANDゲート175だけが64者択1復号
器169から論理“1”を受信するから、これだ
けが、論理“1”パルスをCDU制御168から
それに関連する先着順バツフア171の端子Wに
読み出すことになる。その書き込み制御端子Wに
受信された各論理“1”に応動して、先着順バツ
フア171はバス176上の制御ワードその入力
記憶セルに受信する。前述したように、これらの
制御ワードはバツフアの出力記憶位置に進む。先
着順バツフア171の読み出し制御端子Rは、こ
れが信号t61を受信するようにタイミング回路1
55に接続されている。従つて、各々のt61タイ
ムスロツトにおいて、先着順バツフア171の最
後の記憶位置の制御ワードは出力レジスタ173
に向けて送信される。
CDU制御168はまた制御メツセージ送信動
作の開始で、フリツプフロツプ177のセツト入
力端子に対してスタート信号を送信する。フリツ
プフロツプ177の論理“1”出力はANDゲー
ト178に与えられ、その出力端子は出力レジス
タ173のゲート制御端子に接続されている。さ
らにANDゲート178は入力として信号t62を受
信する。従つて、フリツプフロツプ177がセツ
トされた後で、各t62信号に応動して出力レジス
タ173に論理“1”パルスが与えられる。出力
レジスタ173に送信される各制御ワードはt62
パルスに応動してタイムスロツトTS62の間に
CDU出力回路179に送信される。フリツプフ
ロツプ177をセツトする前にはCDU出力回路
179には信号はゲートされない。
先着順バツフア171から読み出される各制御
ワードはエンド比較回路163と本質的に等しい
エンド比較回路180の入力に与えられる。エン
ド比較回路180が先着順バツフア171から出
力レジスタ173に送信されている文字がエン
ド・キヤラクタであることを判定すると、これは
論理“1”パルスを発生し、これは遅延回路18
1を経由してフリツプフロツプ177のリセツト
端子に送信される。遅延回路181は1タイムス
ロツトより大きい時間の間エンド比較回路180
からの論理“1”パルスに遅延を与える。このよ
うにして、エンドキヤラクタの送信の後は、フリ
ツプフロツプ177はリセツトされて出力レジス
タ173へのそれ以上のt62信号の送信を禁止す
る。
CDU出力回路179は最大256の入力ポートの
ひとつの出力ポートを持つ多重化回路である。入
力ポートの内のはじめの62個の各々はタイムスロ
ツト出力レジスタ、例えば173および174の
ひとつと一義的に関連している。タイミング回路
155からのタイムスロツト計数信号に応動し
て、制御分配ユニツト出力回路179は出力レジ
スタ、例えば173および174のひとつからの
制御ワードをその出力ポートに送出する。出力ポ
ートは次にリンク・インタフエース回路152に
接続されるが、ここれは前述のようにそれによつ
て受信された制御ワードを時分割交換ユニツト1
0に対して送信する。
中央制御30はまた制御ユニツト、例えば17
および18に送信されるメツセージを発生する。
中央制御30によつて発生される各制御メツセー
ジはその制御メツセージを受信すべき特定の制御
ユニツトを規定する宛先部を含んでいる。制御メ
ツセージは中央制御30から通信路32を経由し
て制御分配ユニツト制御168に送信される。制
御分配ユニツト制御168は中央制御30から受
信された各制御メツセージを記憶し、その制御メ
ツセージの宛先である制御ユニツトを判定するた
めに各々の記憶された宛先部を読み取る。制御分
配ユニツト制御168は中央制御30からのメツ
セージを、これが先着順バツフア160および1
61から受信された制御メツセージを送信したの
と同一の方法で送信する。次にこの実施例におけ
る呼の設定と除去の例を述べる。この例では、加
入者セツト23における加入者が加入者26を呼
びたいと思つたとする。ラインユニツト19は加
入者セツト23における起呼のオフフツクを検出
して通信路27を経由して制御ユニツト17に対
してメツセージを送信する。制御ユニツト17は
ラインユニツト19からのこのメツセージに応動
してラインユニツト19に対して、データワード
の通信のために使用されるラインユニツト19と
タイムスロツト入替ユニツト11の間の通信チヤ
ネルを指定する命令を送信する。さらに、制御ユ
ニツト17はタイムスロツト入替ユニツト11と
ラインユニツト19の間の新たにオフフツクした
加入者に関連したチヤネルにダイヤル音を送出し
はじめる。制御ユニツト17は加入者セツト23
の直流状態をしらべはじめる。制御ユニツト17
はさらに加入者セツト23の数字のダイヤルを検
出し、第1の数字に応動したダイヤル音を止め
る。全体のダイヤル数字と起呼加入者の番号に応
動して制御ユニツト17は中央制御30向けのメ
ツセージを形成する。この制御メツセージは中央
制御30を示す宛先部を有し、さらに起呼者番
号、被呼者番号およびサービスクラスのようなあ
る種の起呼者に関連した情報を含んでいる。
第8図は加入者の間の呼を設定するための処理
装置の間の機能図を示している。第8図におい
て、起呼ユニツト190は発信加入者セツト23
と、ラインユニツト192、タイムスロツト入替
ユニツト11と、制御ユニツト17を表わしてい
る。同様に着信ユニツト191は着信加入者26
と、ラインユニツト22と、タイムスロツト入替
ユニツト12と制御ユニツト18を表わしてい
る。呼設定シーケンスにおける各通信は第8図に
おいては、それに関連する文字(a)乃至(g)を有し、
その方向を示す矢印を持つ線で表わされている。
以下の説明においては、文字(a)乃至(g)は説明して
いる特定の通信を識別するために使用される。発
信ユニツト190の制御ユニツト17で形成され
た制御メツセージ(a)は前述したように時分割ライ
ン13の制御チヤネルで、1フレーム当り、1制
御ワードづつ送信される。現在の実施例において
は、奇数番目の入出力ポートに関連した時分割ラ
インは制御メツセージを伝送するのに使用される
1次時分割ラインである。偶数番目の入出力ポー
ト対に関連した時分割ラインはプログラムあるい
はデータの更新メツセージのような長いメツセー
ジを伝送するのに利用される。従つて、時分割ラ
イン13の制御チヤネルはこの例における制御メ
ツセージを伝送するのに使用される。この制御チ
ヤネルの制御ワードはその制御チヤネルに関連し
たタイムスロツトの間に時分割交換ユニツト10
によつて制御分配ユニツトにスイツチされる。先
に述べたように、制御分配ユニツト31は受信さ
れたメツセージの宛先部を解釈して、メツセージ
を中央制御30に送信する。
中央制御30は被呼加入者に関連したタイムス
ロツト入替ユニツトの番号を計算し、起呼者と被
呼者の間の通信のための空きタイムスロツトを割
当てる。この例では、この通信のためにタイムス
ロツト16が選択されたものと仮定する。中央制
御30は次に加入者セツト26に対して制御分配
ユニツト31および時分割交換ユニツト10を通
して接続された着信ユニツト191のタイムスロ
ツト入替ユニツト12に対して制御メツセージ(b)
を送る。この制御メツセージ(b)は被呼加入者の番
号と、起呼者に接続されたタイムスロツト入替ユ
ニツト11の番号と時分割交換ユニツト10を通
しての通信に使用されるタイムスロツトとを含ん
でいる。中央制御30が制御メツセージ(b)をタイ
ムスロツト入替ユニツト12に送信するのと本質
的に同時に、これは通信路49を経由してタイム
スロツト入替ユニツト11とタイムスロツト入替
ユニツト12をタイムスロツト16の間で接続す
るのに使用する交換路を指定する命令を制御メモ
リー29に送信する。着信ユニツト191中の制
御ユニツト18は中央制御30からの制御メツセ
ージ(b)に応動してラインユニツト22とタイムス
ロツト12の間で加入者セツト26の通信に用い
るチヤネルを割当てて、加入者セツト26に関す
るチヤネルで、時分割交換ユニツト10に対して
論理“1”のEビツト(d)の送信を開始する。与え
られたチヤネルにおける論理“1”のEビツトの
送信の制御はそのチヤネルに関するRAM55中
の記憶位置にアクセスし、そのEビツトの位置を
論理“1”にセツトすることによつて制御ユニツ
トによつて行なわれること想定されない。さらに
制御ユニツト18は着信ユニツト191中のタイ
ムスロツト入替ユニツト12の番号、通信に使用
されるべきタイムスロツト(タイムスロツト1
6)および制御ユニツト17が呼を完成するのに
必要な加入者26に関するすべての情報を含む制
御メツセージを形成する。この制御メツセージ(e)
は発信ユニツト190のタイムスロツト入替ユニ
ツト11に対して、時分割交換ユニツト10への
制御チヤネルおよび制御分配ユニツト31を通
り、さらにタイムスロツト入替ユニツト11に関
連した制御チヤネルを通して時分割交換ユニツト
に戻つて伝送される。上述した他に、制御ユニツ
ト18の処理装置66は所定の時間の間、例え
ば、128フレームの間タイムスロツト16のEビ
ツトの状態を調査するようにEビツトチエツク回
路192に指示する。
制御ユニツト17は制御ユニツト18からのメ
ツセージに応動して、加入者セツト23に関連し
たチヤネルによつて論理“1”のEビツト(f)を時
分割交換ユニツト10に対して送信する。さらに
発信ユニツト90の制御ユニツト17はタイムス
ロツト入替ユニツト12からの入来チヤネル16
のEビツトを調べて論理“1”の存在を見付け
る。このような論理“1”のEビツトが受信され
れば、Eビツトチエツク回路192から制御ユニ
ツト17の処理装置66に対して連続性信号が送
信され、タイムスロツト入替ユニツト12からタ
イムスロツト入替ユニツト11までの通信路が連
続していることが表示される。タイムスロツト入
替ユニツト11からタイムスロツト入替ユニツト
12までの通信路の連続性が判明すると、制御ユ
ニツト18のEビツトチエツク回路192は所定
の時間の間チヤネル16に論理“1”のEビツト
を検出する。制御ユニツト18のEビツトチエツ
ク回路192は論理“1”のEビツトに応動して
連続性信号をその関連する処理装置に送信する。
制御ユニツト18のEビツトチエツク回路192
からの連続性信号に応動してラインユニツト22
はリング電流を加入者セツト26に可聴リング音
をタイムスロツト16の間に加入者セツト23に
送出すべきことを知らされる。加入者セツト26
がオフフツクすると、ラインユニツト22は制御
ユニツト18に知らせ、これが可聴リングを加入
者セツト23に送るのを止め、また加入者セツト
26へのリング電流の印加を停止する。制御ユニ
ツト18は次にタイムスロツト入替ユニツト12
からタイムスロツト入替ユニツト11に対して制
御メツセージジ(g)を送り、応答があつたことを知
らせる。こうして両加入者は通信できるようにな
る。
呼の終了は通常は発信加入者に関連した制御ユ
ニツトによつて制御されるが、これはこの例では
制御ユニツト17である。加入者セツト23がオ
ンフツクすると加入者セツト23と26の間のチ
ヤネルのEビツトは論理“0”に変化する。制御
ユニツト18は論理“0”のEビツトに応動し
て、中央制御30に対して呼のその部分が終了し
たことを示す制御メツセージを伝送する。さらに
オンフツクが検出されたときには同様のメツセー
ジが制御ユニツト17から送られる。これらの二
つのメツセージに応動して、中央制御30は制御
メモリー29を制御して加入者セツト23と26
の間のチヤネルを接続している経路を落す。さら
に制御ユニツト17および18は加入者セツトを
時分割交換ユニツトに接続していた経路を空きと
して、この経路をそれ以上の接続に使用できるよ
うにする。加入者セツト26が最初にオンフツク
となつたときには、制御ユニツト18は制御チヤ
ネルを経由して制御メツセージを制御ユニツト1
7に送り、制御ユニツト17に対してオンフツク
が生じたことを知らせる。制御ユニツト17はこ
のようなメツセージに応動して、ヒツトタイミン
グと同様に所定の時間の間待ち合せ、上述したよ
うな呼終了手順を開始する。
着信加入者によつては通常の呼完了/終了ルー
チンを変更しなければならない性質を持つものも
ある。例えば、加入者26(上述の例における着
信加入者)には呼トレーシングが行なわれている
かもしれない。このような場合には、加入者26
への任意の呼は加入者26がオンフツクするま
で、呼が完成した状態に保たれる。この例に従え
ば、呼の設定は前述した例について述べたのと
ほゞ同一の方法で行なわれる。しかし、タイムス
ロツト入替ユニツト12からタイムスロツト入替
ユニツト11に送られる。最初の制御メツセージ
には、やがて終了する呼に対して呼トレーシング
を行なうべきことを示す部分を含む。制御ユニツ
ト17はこの制御メツセージに応動して、呼終了
手順を変更し、制御ユニツト18から加入者26
がオンフツクしたことを示すメツセージが受信さ
れるまで完成した経路を取り除かないようにす
る。
上述した実施例は単に本発明の原理を説明する
ためのものであつて、本発明の精神と範囲を逸す
ることなく、当業者には多くの他の構成を考え得
ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシステムのブロツ
ク図;第2図は第1図の実施例で利用されるライ
ンユニツトのより詳細なブロツク図;第3図は第
1図の実施例で利用されるタイムスロツト入替ユ
ニツトとその制御ユニツトのより詳細なブロツク
図;第4図は第1図の実施例の時分割交換ユニツ
トと通信に利用される各タイムスロツト入替ユニ
ツトの中に含まれるリンク・インタフエース・ユ
ニツトのブロツク図;第5図は第1図の実施例の
タイムスロツト入替ユニツトとの通信に用いられ
る時分割交換ユニツトのリンク・インタフエース
ユニツトのブロツク図;第6図は第1図の実施例
に用いられるデータワードのブロツク図;第7図
は第1図に示された実施例の制御分配ユニツトの
より詳細なブロツク図;第8図は第1図に示され
た実施例の分散された処理装置による呼接続制御
メツセージの授受の機能図;第9図は本実施例の
Eビツト制御シーケンスのフロー図;第10図は
本実施例に使用されるEビツトチエツク回路のブ
ロツク図である。
【表】 入替装置
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の通信ユニツト(例えば、第1図の2
    2,21,18,12)、第2の通信ユニツト
    (例えば、第1図の20,19,17,11)、時
    分割交換ユニツト(例えば、第1図の10)、該
    時分割交換ユニツトに接続され、通信路識別信号
    を発生するための中央制御(例えば、第1図の3
    0)および該時分割交換ユニツトに含まれ、該通
    信路識別信号に応動して該第1と第2の通信ユニ
    ツトの間に通信路を完成するための制御回路(例
    えば、第1図の29)を含む時分割交換ネツトワ
    ークを通る通信路の連続性を確認するための連続
    性確認装置において、 該連続性確認装置は、 中央制御に接続され、第1および第2の通信ユ
    ニツトに通信路識別信号を伝送するための制御分
    配回路(例えば、第1図の31)、 通信路識別信号に応動し、通信路に加入者セツ
    トの直流状態を示す信号とは別の固有の連続性確
    認キヤラクタを伝送するための第1の通信ユニツ
    トにおける制御ユニツト(例えば、第1図の1
    8)、 第1の通信ユニツトによつて伝送された該固有
    の連続性確認キヤラクタを通信路(例えば第8図
    のd)から受信するための第2の通信ユニツトに
    おける受信回路(例えば、第3図の11中の4
    8)、および 固有の連続性確認キヤラクタが通信路(例え
    ば、第8図のd)で受信されるときに連続性信号
    を発生するための第2の通信ユニツトにおける連
    続性指示回路(例えば、第3図の17中の19
    2)を含むことを特徴とする連続性確認装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の連続性確認装
    置において、 該第1と第2の通信ユニツトのおのおのは、デ
    ータワードを送受信する通信回路(例えば、第3
    図の11中の50,53)を含み、 該第2の通信ユニツトは、連続性信号に応動し
    て該第2の通信ユニツトのデータワードを送受信
    するための通信回路を通信路に接続する第2の回
    路(例えば、第3図の17中の192,66)を
    含むことを特徴とする連続性確認装置。 3 特許請求の範囲第1項に記載の連続性確認装
    置において、 該第2の通信ユニツトは、該第2の通信ユニツ
    トが通信路識別信号を受信した後で、所定の時間
    の間固有の連続性確認キヤラクタが受信回路によ
    つて受信されないときには不連続性信号を発生す
    る不連続性回路(例えば、第10図の192中の
    196,199)を含むことを特徴とする連続性
    確認装置。 4 特許請求の範囲第2項に記載の連続性確認装
    置において、 該第2の通信ユニツトは、連続性信号が発生さ
    れた後で受信回路によつて固有の連続性確認キヤ
    ラクタが受信されないときに、連続性信号に応動
    して不連続性信号を発生するための不連続性回路
    (例えば、第10図の192中の199)を含む
    ことを特徴とする連続性確認装置。 5 特許請求の範囲第4項に記載の連続性確認装
    置において、 該第2の通信ユニツトは不連続性信号に応動し
    て通信路と該第2の通信ユニツトのデータワード
    を送受信するための通信回路を切断する制御ユニ
    ツト(例えば、第1図の18)を含むことを特徴
    とする連続性確認装置。 6 特許請求の範囲第3項あるいは第4項のいず
    れかに記載の連続性確認装置において、 該第2の通信ユニツトは、不連続性信号に応動
    して時分割交換ユニツトに対して不連続性を表示
    する制御メツセージを送信する第3の回路(例え
    ば、第3図の66,58,59)を含むことを特
    徴とする連続性確認装置。 7 特許請求の範囲第1項に記載の連続性確認装
    置において、 該通信路は該第1の通信ユニツトから該第2の
    通信ユニツトへタイムスロツトのくり返しの系列
    からなるものであり、 個有の連続性確認キヤラクタを送信する該制御
    ユニツトは、通信路識別信号に応動して、通信路
    を形成するタイムスロツトのくり返しの系列のタ
    イムスロツトの間に固有の連続性確認キヤラクタ
    を送信する第4の回路(例えば、第3図の55)
    を含むことを特徴とする連続性確認装置。 8 特許請求の範囲第7項に記載の連続性確認装
    置において、 該タイムスロツトのおのおのは複数個のビツト
    位置を含み、 固有の連続性確認キヤラクタを送信するための
    該制御ユニツトは、通信路識別信号に応動して通
    信路を形成するタイムスロツトのくり返しの系列
    の各タイムスロツトの間のビツト位置の内の所定
    のものに所定の2進デイジツトを含む固有の連続
    性確認キヤラクタを送信する処理装置(例えば、
    第3図の66,54,55)を含むことを特徴と
    する連続性確認装置。
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