JPH09148404A - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JPH09148404A
JPH09148404A JP32837795A JP32837795A JPH09148404A JP H09148404 A JPH09148404 A JP H09148404A JP 32837795 A JP32837795 A JP 32837795A JP 32837795 A JP32837795 A JP 32837795A JP H09148404 A JPH09148404 A JP H09148404A
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cassette
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wafer
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義二 岡
Masayuki Itabane
昌行 板羽
Yoshimitsu Fukutomi
義光 福冨
Toshiya Yuge
俊哉 弓削
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送アームと基板との干渉の可能性を低減す
る。 【解決手段】 基板搬送装置は、カセット内に収納され
ている基板同士の垂直方向のクリアランスを検出するク
リアランス測定手段と、クリアランスが所定の臨界値未
満の場合には、搬送アームを斜めの軌跡に沿って上昇さ
せつつ基板の間に挿入するアーム駆動手段と、を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送アームを用
いて、カセット内に収納された半導体ウェハ等の基板を
搬送する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハ処理装置などにおいては、
搬送アームによってカセット内に収納された基板が1枚
ずつ取り出される。従来は、カセット内に収納されてい
る基板の位置を検出して、基板同士の間隙に搬送アーム
を水平に挿入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カセット内
に設けられた基板収納用の溝は、後ろ上がりに製作され
ていることが多い。また、カセットそのものが歪んでい
ることもある。このため、カセット内に収納されている
基板は、やや前傾していることが多い。この前傾量が多
い場合には、基板同士のクリアランスが搬送アームの厚
みよりも小さくなる場合がある。従って、搬送アームを
水平に挿入すると、搬送アームと基板とが干渉してしま
う場合があった。
【0004】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、搬送アームと基
板との干渉の可能性を低減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、第1の発明
は、搬送アームを用いてカセット内に収納された基板を
搬送する装置であって、前記カセット内に収納されてい
る基板同士の垂直方向のクリアランスを検出するクリア
ランス測定手段と、前記クリアランスが所定の臨界値未
満の場合には、前記搬送アームを斜めの軌跡に沿って上
昇させつつ基板の間に挿入するアーム駆動手段と、を備
える。
【0006】クリアランスが所定の臨界値未満の場合に
は、搬送アームを水平に挿入すると、搬送アームと基板
が干渉してしまう可能性が高い。そこで、このような場
合に、搬送アームを斜めの軌跡に沿って上昇させつつ基
板の間に挿入するようにすれば、搬送アームと基板との
干渉の可能性を低減することができる。
【0007】なお、前記アーム駆動手段は、前記クリア
ランスの値に応じて前記斜めの軌跡における上昇幅を調
整する手段を備えることが好ましい。
【0008】クリアランスの値が小さい場合に上昇幅を
大きくすれば、クリアランスの値が小さい場合にも搬送
アームと基板との干渉の可能性を低減できる。
【0009】また、前記アーム駆動手段は、前記クリア
ランスが前記臨界値以上の場合には、前記搬送アームを
基板の間に水平方向に挿入することが好ましい。
【0010】クリアランスが臨界値以上の場合には、搬
送アームを水平に挿入しても搬送アームと基板が干渉し
てしまう可能性が低いので、そのまま水平に挿入するこ
とが可能である。
【0011】上記の基板搬送装置は、さらに、前記クリ
アランスが所定の限界値未満の場合には、前記搬送アー
ムの挿入を中止するとともに警報を発生する手段を備え
ることが好ましい。
【0012】こうすれば、搬送アームと基板との干渉の
可能性が高い場合に、その旨を作業者に通知することが
でき、また、基板を損傷してしまうことを防止すること
ができる。
【0013】なお、前記クリアランス測定手段は、前記
クリアランスを記憶するクリアランス記憶手段を備え、
前記アーム駆動手段は、前記カセットから取り出された
基板を前記カセット内に再度収納する際に、前記斜めの
軌跡を逆に辿って前記基板を前記カセット内に収納する
ように前記搬送アームを駆動することが好ましい。
【0014】こうすれば、カセットから一旦搬出された
基板を再度収納する際にも、搬送アームとカセット内に
収納済みの基板との干渉の可能性を低減することができ
る。
【0015】
【発明の他の態様】この発明は、以下のような他の態様
も含んでいる。第1の態様は、搬送アームを用いてカセ
ット内に収納された基板を搬送する方法であって、前記
カセット内に収納されている基板同士の垂直方向のクリ
アランスを検出し、前記クリアランスが所定の臨界値未
満の場合には、前記搬送アームを斜めの軌跡に沿って上
昇させつつ基板の間に挿入する。
【0016】第2の態様は、上記第1の発明において、
前記クリアランス測定手段が、前記カセットを挟んで対
向して配置された投光素子と受光素子とを備える光セン
サと、前記光センサと前記カセットの少なくとも一方を
相対的に垂直方向に移動させる垂直駆動手段と、前記光
センサと前記カセットが相対的に垂直移動する際に前記
光センサが発生する出力波形から、前記カセット内に存
在する基板同士のクリアランスを検出するクリアランス
検出手段と、を備える。
【0017】光センサの光は基板によって遮光されて非
受光状態となる。従って、光センサとカセットが相対的
に垂直移動する際に光センサが発生する出力波形から、
カセットに収納されている基板同士のクリアランスを検
出することができる。
【0018】なお、前記カセットは、基板の挿入・取り
出しのための基板挿入口と、前記基板挿入口とは反対側
に設けられた開口部とを有しており、前記投光素子と受
光素子は、前記投光素子から出射された光が前記基板挿
入口と前記開口部とを通過して前記受光素子で受光され
る位置に配置されていることが好ましい。
【0019】こうすれば、搬送アームの侵入方向(基板
挿入口と開口部とを結ぶ方向)にほぼ沿って投影された
基板同士のクリアランスを決定することができる。
【0020】また、前記投光素子と受光素子は、略水平
に配置されていることが好ましい。
【0021】こうすれば、基板の垂直方向のクリアラン
スを正確に決定することができる。
【0022】さらに、前記クリアランス検出手段は、前
記受光素子が受光状態であることを示す前記光センサの
出力レベルの範囲を基板同士のクリアランスとして決定
する手段を備えることが好ましい。
【0023】また、前記クリアランス検出手段は、前記
光センサと前記カセットが相対的に一定距離だけ垂直移
動するたびに1パルスの位置パルス信号を発生する位置
パルス信号発生手段と、前記位置パルス信号のパルス数
をカウントするカウンタと、前記光センサの出力レベル
が切り替わるタイミングにおける前記カウンタのカウン
ト値を順次記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた前記カウント値から前記カセット内に収納された基
板同士のクリアランスを決定する位置決定手段と、を備
えることが好ましい。
【0024】こうすれば、基板によって光センサが遮光
されるか否かに応じて、光センサの出力レベルが切り替
わる。従って、この出力レベルが切り替わるタイミング
におけるカウント値から、基板同士のクリアランスを決
定することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
A.装置の構成:次に、本発明の実施の形態を実施例に
基づき説明する。図1は、この発明の実施例の装置を備
えた半導体ウェハ処理装置を示す斜視図である。この半
導体ウェハ処理装置は、半導体ウェハ等の基板を熱処理
するための装置であり、カセットCへのウェハWの取り
出しと搬入を行なうためのインデクサユニット(基板搬
入・搬出ユニット)1と、カセットCから取り出された
ウェハWに種々の処理を施すためのプロセスユニット群
2とを備えている。インデクサユニット1は、カセット
Cを載置するためのカセットテーブル3と、カセットC
へのウェハWの搬入と取り出しを行なう基板取出機構4
とを備えている。また、プロセスユニット群2は、回転
処理ユニット111,112と、熱処理ユニット121
〜123と、これらの各ユニットにウェハWを搬送する
ための基板搬送機構9とを備えている。
【0026】図2は、インデクサユニット1の平面図で
ある。インデクサユニット1のカセットテーブル3の上
には、ウェハWを多段に収納する複数個のカセットCが
設置される。このカセットテーブル3の内部には、後述
する基板検出装置の要部が設けられている。
【0027】基板取出機構4は、昇降および前後動が可
能な基板搬送アーム5を備えている。この基板搬送アー
ム5は、各カセットC内の溝に収納されたウェハWを取
り出したり、あるいはカセットC内の溝にウェハWを収
納したりする機能を有する。基板取出機構4は、さら
に、基板搬送アーム5によって取り出されたウェハWを
載置するための昇降自在な3本の支持ピン61〜63
と、支持ピン61〜63によって支持されたウェハWの
中心位置合わせを行う位置合わせ板71〜72を備えて
いる。位置合わせ板71〜72の上には、ウェハWの外
径と略同一曲率になるように配列された複数本の突起8
があり、位置合わせ板71〜72が水平往復動すること
により、突起8がウェハWの周辺に当接・離間して、ウ
ェハWの中心位置合わせを行うようになっている。
【0028】基板取出機構4によってカセットCから取
り出されたウェハWは、基板受渡し位置(図1に示す位
置P)に移送された後、プロセスユニット群2の基板搬
送機構9(図1)に受け渡される。
【0029】基板搬送機構9は、ウェハWを載置するた
めの略U字状の2組の基板支持アーム10を有してい
る。基板搬送機構9は、予め設定された処理レシピ(処
理の手順を規定したデータ)に従って、プロセスユニッ
ト群2の各ユニットにおいてウェハWを交換しながら順
次搬送していく。プロセスユニット群2で処理されたウ
ェハWは、基板受渡し位置Pにおいて、基板搬送機構9
から基板取出機構4へ受け渡された後、基板取出機構4
によってカセットC内に戻される。
【0030】図3は基板検出装置の機械的構成を示す一
部破断正面図である。基板検出装置は、カセットテーブ
ル3に載置された各カセットCの周囲を昇降(垂直移
動)するブラケット21を備えている。このブラケット
21は、図2に示すように、略コの字状の形状を有して
おり、各カセットCを取り囲む位置にそれぞれ配置され
ている。ブラケット21の先端部には、カセットC内に
収納されたウェハWを検出するために、投光素子22と
受光素子23からなる光センサ24が取り付けられてい
る。受光素子23は、カセットCの前面にある基板挿入
口Caの前方側に設けられている。また、投光素子22
は基板挿入口Caとは反対側の開口部Cbの後方側に設
けられている。投光素子22および受光素子23は、そ
の光軸がほぼ水平に、かつ、基板搬送アーム10に平行
になるように取り付けられている。投光素子22から射
出された光Lは、後端の開口部CbからカセットC内に
入り、基板挿入口Caから出て受光素子23で受光され
る。カセットC内にウェハWが収納されている場合に
は、この光LはウェハWによって遮断される。このよう
に、投光素子22と受光素子23の位置は、光Lがカセ
ットCの前後に設けられた2つの開口Ca,Cbを通過
するように設定されている。この結果、カセットC内に
収納されているウェハWによって、光Lが確実に遮断さ
れるようにすることができる。ウェハWによって光Lが
遮断される垂直方向の範囲は、基板搬送アーム5の侵入
方向(基板挿入口5aと開口部5bとを結ぶ方向)に沿
ってウェハWを投影した範囲に相当する。なお、投光素
子22と受光素子23の位置は、逆にすることも可能で
ある。
【0031】図3に示すように、カセットテーブル3の
下方には、ブラケット21を昇降させるための昇降機構
25が設けられている。昇降機構25は、支持板20に
垂直方向に並設支持されたロッドレスシリンダ26と、
ロッドレスシリンダ26に摺動自在に嵌入された可動部
材28とを備えている。可動部材28の上には、カセッ
トテーブル3を貫通する縦部材29が設けられており、
この縦部材29がブラケット21に連結されている。ま
た、可動部材28の側面には、光遮蔽板30が設けられ
ており、光遮蔽板30の下方にはフォトインタラプタで
構成されたタイミングセンサ32が設けられている。停
止状態では、光遮蔽板30がタイミングセンサ32の隙
間に挿入されており、タイミングセンサ32は非受光状
態に保たれている。昇降機構25が動作を開始して光遮
蔽板30がタイミングセンサ32を受光状態にすると、
タイミングセンサ32がブラケット21(すなわち光セ
ンサ24)が所定の原点位置にあることを示す信号を発
生する。可動部材28には、さらに、光センサ24の垂
直方向位置を示す位置パルス信号を発生するリニアスケ
ールセンサ34が設けられている。なお、光センサ24
の垂直方向位置を示す信号を発生するセンサとしては、
リニアスケールセンサに限らず、各種のエンコーダなど
の他の手段を利用することができる。
【0032】ロッドレスシリンダ26の図示しない駆動
機構がロッドレスシリンダ26の上下端からエアーを供
給すると、ロッドレスシリンダ26内の図示しない磁石
が上下動する。すると、これに伴って可動部材28が上
下動し、ブラケット21に取り付けられた光センサ24
がカセットCの周囲に沿って昇降する。この時、リニア
スケールセンサ34は、可動部材28が所定の距離だけ
昇降するたびに1パルスの位置パルス信号を発生する。
【0033】なお、昇降機構25は、上述のようなロッ
ドレスシリンダ26に限らず、通常のエアーシリンダ
や、モータによる螺子送り機構などで構成することも可
能である。
【0034】図4は、基板検出装置の電気的構成を示す
概念図である。受光素子23は、光Lを受光しているか
否かを示す受光信号SL を発生する。タイミングセンサ
32は、ブラケット21が所定の原点位置にあることを
示す原点位置信号SREF を発生する。また、リニアスケ
ールセンサ34は、光センサ24の移動距離を示す位置
パルス信号SP1を発生する。これらの信号SL ,SP1,
SREF は、基板位置検出装置40に入力されている。
【0035】基板位置検出装置40は、バス41にそれ
ぞれ接続されているCPU42と、メインメモリ44
と、FIFOメモリ46と、第1のアップダウンカウン
タ48とを備えている。基板位置検出装置40は、さら
に、2つのセレクタ51,52と、チャタリング防止回
路54と、ラッチ56と、第2のアップダウンカウンタ
58と、PLL回路60とを有している。
【0036】第1のセレクタ51には、カセットテーブ
ル3上の各カセットC用の受光素子23からの受光信号
SL がそれぞれ入力されている。図1の例では、カセッ
トテーブル3に4台のカセットCを設置できるので、4
つの受光信号SL が第1のセレクタ51に入力される。
第2のセレクタ52には、各カセット用のリニアスケー
ルセンサ34からの位置パルス信号SP1がそれぞれ入力
されている。なお、2つのセレクタ51,52は、CP
U42から与えられた選択信号SELに従って、4つの
信号から1つを選択する。
【0037】第2のセレクタ52で選択された位置パル
ス信号SP1は、PLL回路60に入力されて、位置パル
ス信号SP1の周波数の整数倍の周波数を有する第2の位
置パルス信号SP2に変換される。例えば、元の位置パル
ス信号SP1が0.1mm毎に1パルス発生する信号であ
る場合に、PLL回路60によってその周波数を4倍す
れば、第2の位置パルス信号SP2は0.025mm毎に
1パルス発生する信号となる。PLL回路60を設ける
のは、位置パルス信号SP2の分解能(1パルスに相当す
る距離)を十分小さな値にするためである。従って、元
の位置パルス信号SP1の分解能が十分に小さい場合に
は、PLL回路60を省略することができる。なお、リ
ニアスケールセンサ34とPLL回路60は、本発明に
おける位置信号発生手段に相当する。
【0038】PLL回路60で生成された第2の位置パ
ルス信号SP2は、2つのアップダウンカウンタ48,5
8と、チャタリング防止回路54とに供給されている。
位置パルス信号SP1,SP2は、ブラケット21(すなわ
ち光センサ24)の上昇時にパルスを発生するアップ信
号と、下降時にパルスを発生するダウン信号とを含んで
いる。2つのアップダウンカウンタ48,58は、これ
らのアップ信号とダウン信号のパルス数をアップ/ダウ
ンカウントする。従って、アップダウンカウンタ48,
58のカウント値は、光センサ24の垂直位置を示して
いる。
【0039】なお、2つのアップダウンカウンタ48,
58は、タイミングセンサ32が発生する原点位置信号
SREF によってイネーブルされて、その動作を開始す
る。この際、同時に2つのカウンタ48,58のカウン
ト値も0にクリアされる。なお、各カセット用の原点位
置信号SREF はワイヤードORが取られており、いずれ
かのカセット用の原点位置信号SREF がオン状態になれ
ば、アップダウンカウンタ48,58の動作が開始され
る。
【0040】CPU42は、第1のアップダウンカウン
タ48のカウント値を監視して、ブラケット21がその
上端位置まで上昇したか否かを判断している。すなわ
ち、アップダウンカウンタ48のカウント値が所定の上
限値に達した場合には、ブラケット21が上端まで上昇
したものと判断してその上昇動作を停止し、ブラケット
21を逆に下降させる。
【0041】チャタリング防止回路54は、受光信号S
L のレベルが切り替わったことを示すタイミング信号S
T を生成している。但し、チャタリング防止回路54
は、受光信号SL のレベルが切り替わった後に、位置パ
ルス信号SP2のパルスが所定個数(例えば5パルス)連
続して発生した時に、1パルスのタイミング信号ST を
発生する。この結果、受光信号SL にチャタリングが発
生した場合にも、タイミング信号ST のチャタリングを
防止することができる。
【0042】第2のアップダウンカウンタ58のカウン
ト値CNTは、チャタリング防止回路54が生成するタ
イミング信号ST に従ってラッチされてFIFOメモリ
46に書き込まれるので、受光信号SL のレベルが切り
替わった時点におけるカウント値CNTがFIFOメモ
リ46に順次記憶されていくことになる。
【0043】B.カセットCと基板搬送アーム5の構造
およびウェハ位置の検出動作:図5は、基板取出機構4
の構成を示す説明図である。すなわち、図5(A)は、
ウェハWを保持した基板搬送アーム5がカセットC内に
挿入された状態の平面図であり、図5(B)はその側面
図である。但し、図5(B)では、基板搬送アーム5を
駆動する機構が描かれており、カセットCとブラケット
21は省略されている。
【0044】図5(B)に示すように、基板搬送アーム
5は板状の部材であり、後端の厚肉板状部5aと、中央
の薄肉板状部5bと、薄肉板状部5bの先端部に設けら
れた突起部5cとを有している。厚肉板状部5aの厚み
t1は例えば約1.5mm、薄肉板状部5bの厚みt2
は約1.0mm、突起部5cの厚みt3は約1.0mm
である。
【0045】厚肉板状部5aの後端付近には、基板搬送
アーム5を駆動するアーム駆動機構80が設けられてい
る。アーム駆動機構80は、基板搬送アーム5に連結さ
れた垂直軸82と、垂直軸82を昇降させる垂直駆動部
84と、垂直駆動部84を水平方向に沿って案内する水
平ガイド86と、垂直駆動部84を水平ガイド86に沿
って水平方向に移動させる水平駆動部88と、垂直駆動
部84および水平駆動部88を制御する駆動制御部89
とを備えている。なお、駆動制御部89は、基板位置検
出装置40と電気的に接続されている。
【0046】図6(A)は、カセットCの構造を示す平
面図であり、図6(B)はそのB−B矢視断面図であ
る。但し、図6(B)においては、図示の便宜上、カセ
ットC後方の開口部Cbに近い構造の線を省略してい
る。カセットCの側面板90の内側には、多数の溝92
が設けられており、この溝92に沿ってウェハWが収納
される。また、カセットCは、その上端に上面板94を
有しており、また、下端付近にはHバーと呼ばれる構造
部材96を有している。Hバー96の名前は、その平面
形状が略H型であることに由来している。
【0047】図6(A)に示すように、投光素子22か
ら出射された光Lは、カセットC後端の開口部Cbから
カセットC内に入射され、基板挿入口Caを通過した後
に受光素子23に受光される。従って、図6(B)に示
すように、カセットテーブル3上に設置されたカセット
Cの周囲に沿って、光センサ24(投光素子22と受光
素子23)が垂直方向に移動すると、投光素子22から
出射された光Lは、カセットテーブル3と、カセットの
Hバー96と、カセット内に収納されたウェハWと、カ
セットの上面板94とによってそれぞれ遮断される。
【0048】図7は、光センサ24が上昇する際に受光
素子23が発生する受光信号SL の波形を示す説明図で
ある。すなわち、図7(B)は図6(B)に対応する構
造を模式的に示しており、図7(A)は、これに対応す
る受光信号SL の波形を示している。図7(A)に示す
ように、この実施例ではカセットC内にウェハWが25
枚収納できるものと仮定しており、その一部にウェハW
が実際に収納されているものとしている。受光素子23
が受光状態にある時には受光信号SL は0レベル(Lレ
ベル)を示し、受光素子23が非受光状態(遮光状態)
にある時には受光信号SL は1レベル(Hレベル)を示
す。
【0049】図8は、図4に示す基板位置検出装置40
の動作を示すタイミングチャートである。図8(a)は
PLL回路60が生成する第2の位置パルス信号SP2で
あり、図8(b)はタイミングセンサ32が発生する原
点位置信号SREF 、図8(c)は受光素子23が発生す
る受光信号SL 、図8(d)はFIFOメモリ46に記
憶されるカウント値CNTである。
【0050】光センサ24が上昇を始め、タイミングセ
ンサ32の原点位置信号SREF がHレベルになると、こ
れに応じて基板位置検出装置40の動作が開始される。
この時、アップダウンカウンタ48,58のカウント値
も0に初期化される。図8(a)に示すように、位置パ
ルス信号SP2は、光センサ24が所定の距離だけ(例え
ば0.025mm)移動するたびに1パルス発生してい
る。アップダウンカウンタ48,58は、この位置パル
ス信号SP2のパルス数をアップカウントする。なお、こ
の実施例では、光センサ24が一定速度で上昇すると仮
定している。従って、図8(a)に示す位置パルス信号
SP2はアップ信号である。また、ダウン信号はパルスが
発生していない。
【0051】受光素子23が発生する受光信号SL (図
8(c))のレベルが切り替わると、図8(d)に示す
ように第2のアップダウンカウンタ58のカウント値C
NTがラッチ56で保持されて、FIFOメモリ46に
記憶される。従って、FIFOメモリ46には、受光信
号SL のレベルが切り替わる時刻T1,T2…のそれぞ
れにおけるカウント値CNTが順次記憶されていく。
【0052】カウント値CNTは、タイミングセンサ3
2で規定された原点位置からの垂直方向の距離を示して
いる。すなわち、FIFOメモリ46に記憶されたカウ
ント値CNTから、各時刻T1,T2…における光セン
サ24の垂直位置を算出することができる。カセットC
のHバー96や上面板94の位置は予め解っている。そ
こで、CPU42は、このFIFOメモリ46に記憶さ
れたカウント値CNTから、カセットC内に収納されて
いるウェハWのそれぞれの垂直方向の位置範囲を決定す
る。また、ウェハWの垂直方向の位置範囲が決定される
と、ウェハW同士のクリアランスも同時に決定できる。
【0053】本実施例における基板位置決定装置40
は、本発明における基板位置検出手段およびクリアラン
ス測定手段に相当する。また、CPU42は、本発明に
おける位置決定手段としての機能を有している。位置決
定手段としての機能を実現するためのソフトウェアプロ
グラム(アプリケーションプログラム)は、フロッピデ
ィスクやCD−ROM等の携帯型記憶媒体(可搬型記憶
媒体)に格納され、携帯型記憶媒体からメインメモリ4
4または図示しない外部記憶装置に転送され、実行時に
はメインメモリ44に記憶されている。
【0054】なお、前述したように、実際には、図4に
示すチャタリング防止回路54が、受光信号SL のレベ
ルが切り替わった後に、位置パルス信号SP2のパルスが
所定個数(例えば5パルス)連続して発生した時に、1
パルスのタイミング信号STを発生している。従って、
カウント値CNTがラッチ56が保持されるタイミング
は5パルス分ずつ遅れている。従って、FIFOメモリ
46に記憶されたカウント値CNTから算出された位置
から5パルス分を差し引いた位置が正確な測定位置とな
る。
【0055】図7(B)に示すように、水平に収納され
ているウェハWに対しては、受光信号SL が1レベル
(Hレベル)である期間がウェハWの厚みにほぼ相当し
ている。一方、傾いて収納されているウェハWに対して
は、受光信号SL が1レベル(Hレベル)である期間
は、ウェハWを水平方向の光で投影した時の厚みに相当
するので、ウェハWの実際の厚みよりもかなり広い。こ
のように、ウェハWが傾斜状態で収納されている時に
も、そのウェハWの垂直方向の収納範囲が解り、また、
ウェハ同士のクリアランスも知ることができる。そこ
で、この実施例では、以下に説明するように、ウェハ同
士のクリアランスに応じて基板搬送アーム5を動作させ
ることによって、基板搬送アーム5とウェハWとが衝突
するのを防止している。
【0056】図9は、ウェハ同士のクリアランスに応じ
た基板搬送アーム5の動作モードを示す説明図である。
図9は、カセットC内における標準的なウェハの収納ピ
ッチが6.35mmである場合の例である。また、2枚
のウェハW1,W2のうちで、上方のウェハW1を取出
す場合を想定してる。
【0057】図9(A)のように、2枚のウェハW1,
W2の間のクリアランスCLが4.5mm以上の場合に
は、基板搬送アーム5の下面を、上方のウェハW1の下
面位置から3.5mm下の高さに設定し、この高さを保
ったままで基板搬送アーム5を水平に移動させてウェハ
W1,W2の間に挿入する。基板搬送アーム5の最大厚
みは2.5mmなので、このように挿入しても、基板搬
送アーム5の上端(すなわち突起部5cの上端)と、上
方のウェハW1の下面との間には1mm以上の隙間があ
る。また、基板搬送アーム5の下端と下方のウェハ2の
上面との間にも1mm以上の隙間がある。従って、基板
搬送アーム5を水平に挿入しても基板搬送アーム5とウ
ェハW1,W2とが干渉することはない。
【0058】図9(B)のように、2枚のウェハW1,
W2のクリアランスCLが3.1mm以上4.5mm未
満の範囲にある場合には、基板搬送アーム5の下面を、
上方のウェハW1の下面位置から次の式で与えられる距
離dだけ下側に設定する。
【0059】 d=3.5−(4.5−CL)/2 [mm]
【0060】上記の式に従って距離dを決定すれば、
4.5mmとクリアランスCLとの差の1/2だけ、基
板搬送アーム5の下面を図9(A)の位置より上に設定
することになる。この状態でも基板搬送アーム5と、各
ウェハとの間には隙間が確保される。従って、基板搬送
アーム5を水平に挿入しても基板搬送アーム5とウェハ
W1,W2とが干渉することはない。
【0061】図9(C)のように、2枚のウェハW1,
W2のクリアランスCLが2.1mm以上3.1mm未
満の範囲にある場合は、2枚のウェハW1,W2が共に
前傾していると考えられる。そこで、この場合には、ま
ず基板搬送アーム5の下面を、上方のウェハW1の下面
位置から2.8mm下の高さに設定する。そして、この
高さで基板搬送アーム5を水平方向に挿入を開始し、ウ
ェハW1の下方において基板搬送アーム5を0.8mm
上昇させつつ挿入する。
【0062】図10は、図9(C)の場合における基板
搬送アーム5の移動軌跡を示す説明図である。図10
(A)に示すように、まず、基板搬送アーム5の下面を
上方のウェハW1の下面位置から2.8mm下の高さに
保ったまま水平方向に挿入する。そして、突起部5cが
ウェハW1の前端(図10では右側端部)の下方に到達
した位置から、一点鎖線で示す軌跡TRに沿って斜め方
向に直線的に基板搬送アーム5を移動させる。この軌跡
TRは、基板搬送アーム5のコーナー部5pの軌跡であ
る。図10(B)は、斜め方向の軌跡の終端まで基板搬
送アーム5が移動した状態を示している。図10(B)
の位置では、図10(A)の位置よりも基板搬送アーム
5が0.8mm上昇しているので、基板搬送アーム5の
下面が下方のウェハW2の上面に接触することがない。
図10(B)の位置からは、基板搬送アーム5が垂直方
向に上昇して上方のウェハW1を受け取る。なお、図1
0に示す基板搬送アーム5の動作は、図5に示す駆動制
御部89が垂直駆動部84と水平駆動部88を制御する
ことによって達成される。
【0063】図9(D)のように、2枚のウェハW1,
W2のクリアランスCLが2.1mm未満1.0mm以
上である場合には、基板搬送アーム5の下面を、上方の
ウェハW1の下面位置から2.8mm下の高さに設定す
る。これは図9(C)の場合と同様である。そして、こ
の高さで基板搬送アーム5の挿入を開始し、ウェハW1
の下において基板搬送アーム5を1.5mm上昇させつ
つ挿入する。この軌跡は図10に示すものとほぼ同様で
あり、斜め方向の軌跡における垂直方向の移動距離(す
なわち上昇幅)が異なるだけである。
【0064】2枚のウェハW1,W2のクリアランスC
Lが1.0mm未満の場合には、基板搬送アーム5をウ
ェハW1,W2と干渉させずに挿入することが困難なの
で、基板位置検出装置40は、挿入が困難であることを
作業者に伝達するための警報(警報音や警報表示)を発
生する。また、駆動制御部89は、基板搬送アーム5を
停止させる。このようにクリアランスCLが所定の限界
値(例えば1.0mm)未満の場合に、基板搬送アーム
5を停止するとともに警報を発生するようにすれば、基
板搬送アーム5を無理に挿入してウェハW1,W2を損
傷することを防止できる。
【0065】このように、本実施例では、基板搬送アー
ム5の侵入方向に沿って測定した2枚のウェハW1,W
2のクリアランスCLに応じて、駆動制御部89が基板
搬送アーム5の挿入の軌跡を変更している。これによっ
て、基板搬送アーム5の先端が2枚のウェハW1,W2
と衝突することを防止するとともに、基板搬送アーム5
の下面が下方のウェハW2の上面と接触することも防止
している。すなわち、クリアランスCLが基板搬送アー
ム5の最大厚み(2.5mm)に所定の余裕(0.6m
m)を持たせた臨界値(3.1mm)以上の場合(図9
(A),(B))には、基板搬送アーム5を水平に挿入
する。一方、クリアランスCLが臨界値未満で限界値
(1.0mm)以上の場合(図9(C),(D))に
は、ウェハW1,W2の前端の位置に基板搬送アーム5
の先端部が到達するまで基板搬送アーム5を水平に挿入
し、その後、斜め方向の軌跡TRに沿って上昇させつつ
基板搬送アーム5を挿入している。この斜め方向の軌跡
TRにおける垂直方向の移動距離は、基板搬送アーム5
の下面が下方のウェハW2の上面と接触しないように、
クリアランスCLの値に応じて決定される。通常は、基
板搬送アーム5の先端部の厚みは基板搬送アーム5の最
大厚みよりも小さいので、このような斜め方向の軌跡T
Rで基板搬送アーム5を挿入することによって、基板搬
送アーム5と2枚のウェハW1,W2との干渉を防止す
ることができる。
【0066】なお、上記の臨界値や限界値等の各値は単
なる例示であり、カセットC内のウェハの収納ピッチや
基板搬送アーム5の厚み等に応じて適切な値がそれぞれ
設定される。
【0067】カセットCから取り出されたウェハW1
は、プロセスユニット群2における処理が終了した後
に、同一のカセットC内に戻される。この際、基板搬送
アーム5の駆動制御部89(図5)は、ウェハW1を取
出す際の軌跡TRを逆に辿ってカセットCにウェハW1
を戻す。こうすれば、ウェハW1をカセットCに収納す
る際にも基板搬送アーム5がその下方のウェハW2と干
渉しないようにすることができる。カセットC内の各ウ
ェハの収納状態(クリアランスCLを含む)は基板位置
検出装置40内のメインメモリ44(図4)に記憶され
ており、この収納状態に従って駆動制御部89が上述の
制御を実行する。
【0068】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0069】(1)光センサ24を昇降させる代わり
に、カセットCを昇降させるようにしてもよい。すなわ
ち、光センサ24とカセットCの少なくとも一方を相対
的に垂直方向に移動させるようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の装置を備えた半導体ウェハ
処理装置を示す斜視図。
【図2】インデクサユニット1の平面図。
【図3】基板検出装置の機械的構成を示す一部破断正面
図。
【図4】基板検出装置の電気的構成を示す概念図。
【図5】基板取出機構4の構成を示す説明図。
【図6】カセットCの構造を示す説明図。
【図7】光センサ24が垂直方向に移動した際に受光素
子23が発生する受光信号SLの波形を示す説明図。
【図8】基板位置検出装置40の動作を示すタイミング
チャート。
【図9】ウェハ同士のクリアランスに応じた基板搬送ア
ーム5の動作モードを示す説明図。
【図10】基板搬送アーム5を斜めに挿入する場合の移
動軌跡を示す説明図。
【符号の説明】
1…インデクサユニット 2…プロセスユニット群 3…カセットテーブル 4…基板取出機構 5…基板搬送アーム 5a…厚肉板状部 5b…薄肉板状部 5c…突起部 5p…コーナー部 8…突起 9…基板搬送機構 10…基板支持アーム 20…支持板 21…ブラケット 22…投光素子 23…受光素子 24…光センサ 25…昇降機構 26…ロッドレスシリンダ 27…駆動機構 28…可動部材 29…縦部材 30…光遮蔽板 32…タイミングセンサ 34…リニアスケールセンサ 40…基板位置検出装置 41…バス 42…CPU 44…メインメモリ 46…FIFOメモリ 48…アップダウンカウンタ 51,52…セレクタ 54…チャタリング防止回路 56…ラッチ 58…アップダウンカウンタ 60…PLL回路 61〜63…支持ピン 71〜72…位置合わせ板 80…アーム駆動機構 82…垂直軸 84…垂直駆動部 86…水平ガイド 88…水平駆動部 89…駆動制御部 90…側面板 92…溝 94…上面板 96…Hバー 111,112…回転処理ユニット 121〜123…熱処理ユニット C…カセット Ca…基板挿入口 Cb…開口部 SL…受光信号 SP1,SP2…位置パルス信号 SREF…原点位置信号 ST…タイミング信号 SEL…選択信号 W…ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G01B 21/00 G01B 21/00 H (72)発明者 福冨 義光 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 弓削 俊哉 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送アームを用いてカセット内に収納さ
    れた基板を搬送する装置であって、 前記カセット内に収納されている基板同士の垂直方向の
    クリアランスを検出するクリアランス測定手段と、 前記クリアランスが所定の臨界値未満の場合には、前記
    搬送アームを斜めの軌跡に沿って上昇させつつ基板の間
    に挿入するアーム駆動手段と、を備える基板搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板搬送装置であって、 前記アーム駆動手段は、 前記クリアランスの値に応じて前記斜めの軌跡における
    上昇幅を調整する手段を備える、基板搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の基板搬送装置で
    あって、 前記アーム駆動手段は、 前記クリアランスが前記臨界値以上の場合には、前記搬
    送アームを基板の間に水平方向に挿入する、基板搬送装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の基
    板搬送装置であって、さらに、 前記クリアランスが所定の限界値未満の場合には、前記
    搬送アームの挿入を中止するとともに警報を発生する手
    段を備える、基板搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の基
    板搬送装置であって、 前記クリアランス測定手段は、前記クリアランスを記憶
    するクリアランス記憶手段を備え、 前記アーム駆動手段は、前記カセットから取り出された
    基板を前記カセット内に再度収納する際に、前記斜めの
    軌跡を逆に辿って前記基板を前記カセット内に収納する
    ように前記搬送アームを駆動する、基板搬送装置。
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