JP3131750B2 - 被処理体検出装置及び方法 - Google Patents

被処理体検出装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状の被処理体を光学
的に検出する被処理体検出装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の被処理体検出装置は、たとえば
半導体製造工場において多数枚の半導体ウエハを一度に
洗浄する装置で用いられている。
【0003】半導体ウエハ洗浄装置においては、洗浄処
理能率を上げるために、多数枚たとえば25枚の半導体
ウエハを板面(ウエハ面)にほぼ垂直な方向に一列にほ
ぼ等間隔で配列した状態でウエハチャック等の搬送アー
ムで把持しつつ一括して(1組として)洗浄するように
しているが、洗浄中に一部のウエハがウエハチャックか
ら脱落することがあるので、洗浄処理の前後で1組中の
各ウエハの有無、配列状態ないしウエハ全部の枚数等を
チェックするために、ウエハ枚数カウント装置あるいは
ウエハ枚葉カウンタ等と称されるウエハ検出装置が用い
られている。
【0004】ウエハ検出装置には、ウエハチャックに把
持されている1組分のウエハに対して1個の発光素子と
1個の受光素子とからなる光学的ウエハ検出手段をウエ
ハ配列方向に相対的に移動(スキャン)させて各ウエハ
を順次光学的に検出する第1の方式と、1組分のウエハ
枚数(25枚)に対応した個数の発光素子と受光素子と
を各々対向させてウエハ配列方向に所定の間隔を置いて
固定配置し、1組分のウエハの各々の少なくとも一部が
それと対応する発光素子および受光素子間の空間または
光路に位置するようにウエハチャックを位置決めして各
ウエハを光学的に検出する第2の方式とがある。
【0005】図12および図13に、上記第2の方式を
採用する従来の典型的なウエハ検出装置の構成を示す。
このウエハ検出装置は、図12に示すように、細長い直
方体状の本体100の上面に1組分のウエハW1 〜W25
に対応した枚数のウエハ検出板K0 〜K25をほぼ一定の
間隔で立設してなるものである。ウエハチャック(図示
せず)は、それに把持されている1組分のウエハW1 〜
W25(図示せず)の下端部がそれぞれ対応するウエハ検
出板K0 〜K25の間隙(ウエハ検出位置)に入るよう
に、本ウエハ検出装置の上に位置決めされる。図13に
示すように、各ウエハ検出板Ki の両面には受光素子Q
i と発光素子Pi がそれぞれ貼付され、各ウエハ検出板
Ki の受光素子Qi はそれと対向する前隣のウエハ検出
板Ki-1 の発光素子Pi-1 からの光を受光するようにな
っている。相隣接するウエハ検出板Ki-1 ,Ki の間に
ウエハWiが存在するときは、発光素子Qi-1 からの光
がウエハWiで遮光されるため受光素子Qi より例えば
“H”レベルの出力信号が得られ、ウエハWiが両ウエ
ハ検出板Ki-1 ,Ki の間に存在しないときは、発光素
子Qi-1 からの光が各受光素子Qi に入射するため受光
素子Qi より“L”レベルの出力信号が得られるように
なっている。
【0006】このように、1組分のウエハ枚数を25枚
と設定した場合、本ウエハ検出装置においては25枚の
ウエハ検出板K0 〜K24に25個の発光素子P1 〜P25
がそれぞれ取付されるとともに、25枚のウエハ検出板
K1 〜K25に25個の受光素子Q1 〜Q25がそれぞれ取
付される。したがって、25個の受光素子Q1 〜Q25の
出力端子より25個のウエハ検出信号が得られるが、こ
れらの信号をそのまま並列に出力したならば25本のラ
インが必要となり、これに電源ライン(2本)が加わる
ので、計27本のバラ線または27芯のフラットケーブ
ルを使うことになる。しかし、そのような相当多数のバ
ラ線または相当幅広のフラットケーブルが接続される
と、接触不良や断線等の発生する可能性が高くなり、信
号処理回路の入力ポートも繁雑な構成となる。
【0007】そこで、各発光素子P1 〜P25と各受光素
子Q1 〜Q25とからなる25個のウエハ検出手段(P1,
Q1 )〜(P25,Q25)を複数ブロックたとえば7ブロ
ック(P1 〜P4,Q1 〜Q4 )、(P5 〜P8 ,Q5 〜
Q8 )、(P9 〜P12,Q9〜Q12)、(P13〜P16,
Q13〜Q16)、(P17〜P20,Q17〜Q20)、(P21〜
P24,Q21〜Q24)、(P25,Q25)に分割し、時分割
的にブロック毎に各発光素子Pi をオンさせて各受光素
子Qi の出力信号(ウエハ検出信号)を信号処理部に取
り込むようにしている。このような時分割方式によっ
て、ウエハ検出手段用の信号ラインを7本に抑え、これ
に2本の電源ラインを加えても計9本のラインで済ます
ことができる。
【0008】図14は、各ブロック(第1および第2ブ
ロックのみ図示)における発光部の回路構成を示す。第
1ブロック内の発光素子たとえば発光ダイオードP1 〜
P4は互いに並列接続され、各々のアノード端子は電源
電圧端子V0 に接続され、各々のカソード端子は抵抗R
A を介して共通のスイッチングトランジスタT1 のコレ
クタ端子に接続されている。第2ブロック内の発光素子
P5 〜P9 および他のプロック内の発光素子も同様に接
続されている。ウエハ検出制御部(図示せず)よりいず
れか1つのブロック、たとえば第1ブロックに対して
“H”レベルのブロックイネーブル信号S1 が与えられ
ると、スイッチングトランジスタT1 がオンになり、第
1ブロック内の全部の発光素子P1 〜P4 が発光する。
次に、第2ブロックに対してブロックイネーブル信号S
2 (“H”)が与えられると、スイッチングトランジス
タT2 がオンになり、第2ブロック内の全部の発光素子
P5〜P9 が発光するようになっている。
【0009】図15は、各ブロッック(第1および第2
ブロックのみ図示)における受光部の回路構成を示す。
第1ブロック内の受光素子たとえばフォトトランジスタ
Q1〜Q4 は互いに並列接続され、各々のコレクタ端子
は抵抗RB を介して電源電圧端子V0 に接続されるとと
もに4つの共通出力端子Y1 〜Y4 に接続され、各々の
エミッタ端子は接地されている。第2ブロック内の受光
素子たとえばフォトトランジスタQ5 〜Q9 は互いに並
列接続され、各々のコレクタ端子は抵抗RB を介して電
源電圧端子V0 に接続されるとともに4つの共通出力端
子Y1 〜Y4 に接続され、各々のエミッタ端子は接地さ
れている。他のブロック内の受光素子も同様に接続され
ている。上記のようにして発光部側のいずれかのブロッ
クで発光素子が発光すると、そのブロックに対応した各
ウエハ位置にウエハが実際存在しているか否かに応じて
受光部側の対応するブロック内の各受光素子が選択的に
受光する。たとえば、第1ブロック内において、ウエハ
W1 ,W2 ,W4 が各ウエハ保持位置に存在するものの
ウエハW3 が脱落していた場合は、受光素子Q1 ,Q2
,Q4 のコレクタ端子からはそれぞれ“H”レベルの
信号が得られ、受光素子Q3 のコレクタ端子からは
“L”レベルの信号が得られる。これら4つの受光素子
Q1 〜Q4 からのウエハ検出信号はそれぞれ共通出力端
子Y1 〜Y4 を通って信号処理部(図示せず)へ送られ
る。
【0010】
【発明が解決しようする課題】上記したような従来のウ
エハ検出装置では、各発光素子Pi と各受光素子Qiと
を支持するウエハ検出板Ki は、図13の点線で示すよ
うに、本体100に挿抜可能に植設される。このように
挿抜可能とするのは、各ウエハ検出板Ki を1枚単位で
交換可能とするためである。したがって、本体100に
は、各ウエハ検出板Ki を受け入れるための溝100a
が形成され、溝100aの底部にはウエハ検出板Ki の
配線端子と電気的に接続するためのソケット端子が設け
られる。
【0011】このように、従来のウエハ検出装置は、本
体100に多数のウエハ検出板K0〜K25を植設する組
立体として構成されるため、部品点数が多くて組立に手
間がかかるうえ、ウエハ検出板Ki がぐらついたり傾き
やすい。ウエハ検出板Ki がぐらついたり傾いたりする
と、相対向する発光素子Pi と受光素子Qi とが非平行
になり、検出感度にバラツキが生ずる等の不具合があ
る。また、ウエハ検出板Ki の両面に発光素子Pi と各
受光素子Qi とが貼付されるため、そのぶん板厚が増し
て、隣合うウエハ検出板Ki+1 との間隔が狭くなり、ウ
エハWi がウエハ検出板Ki,Ki+1 に当たって破損する
おそれもあった。
【0012】また、図15に示すように、上記従来のウ
エハ検出装置では、異なるブロック間で対応する位置に
設けられている受光素子同士(たとえば第1ブロックの
受光素子Q1 と第2ブロックの受光素子Q5 )の出力端
子(コレクタ端子)は互いに共通接続されて受光部共通
出力端子(Y1 )に接続されている。このため、本来は
センサ検出信号を出力すべきでない受光素子が周囲光等
に感応してオンしてしまうと、その出力信号が共通出力
端子を通じて信号処理部へ与えられ、誤った検出結果が
出されるおそれがあった。たとえば、第1ブロックの各
発光素子P1 〜P4 がオン(発光)している時は、第1
ブロックの各受光素子Q1 〜Q4 の出力信号がウエハW
1 〜W4 に対するウエハ検出信号として共通出力端子Y
1 〜Y4より送出され、2ブロックでは各発光素子P5
〜P9 がオフになっているので各受光素子Q5 〜Q9 も
オフになっているはずである。ところが、受光素子は、
それと対向する発光素子からの光でなくても受光面にし
きい値以上の光強度を有する光が入射すればオンするよ
うになっているので、周囲光等に感応して受光素子Q5
〜Q9 の一部がオンすることはあり得る。
【0013】たとえば、第1ブロックでウエハW1 〜W
4 に対する検出が行われている時に第2ブロックの受光
素子Q5 が周囲光等に感応して誤ってオンしたとする。
この場合、ウエハW1 がウエハ検出板K0,K1 間に存在
しないときは、第1ブロックの受光素子Q1 がオンして
いるので、第2ブロックの受光素子Q5 が誤ってオンし
ても、共通出力端子Y1 に得られるセンサ検出信号
(“L”)に影響は生じない。しかし、ウエハWがウエ
ハ検出板K0,K1 間に存在し、第1ブロックの受光素子
Q1 がオフになっているときは、共通出力端子Y1 には
本来“H”のセンサ検出信号が得られなければならない
ところ、第2ブロックの受光素子Q5 が誤ってオンする
と、共通出力端子Y1 には誤った“L”のセンサ検出信
号が得られることになる。
【0014】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、簡易な構成で被処理体検出手段を正しい姿勢で
安定に保持することができるようにした被処理体検出装
置を提供することを第1の目的とする。 本発明の第2の
目的は、被処理体検出手段において共通接続された複数
の受光素子の一部が誤って周囲光等に感応した場合でも
誤動作を起こさないようにした信頼性の高い被処理体検
出装置を提供することにある。 本発明の第3の目的は、
個々の被処理体検出手段の感度にバラツキがあっても複
数の透明または半透明な板状被処理体を正確に検出でき
るようにした被処理体検出装置を提供することにある。
本発明の第4の目的は、被処理体支持手段における透明
または半透明な板状被処理体の有無または位置について
の光学的検出を正確に行えるようにした被処理体検出方
法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の第1の被処理体検出装置は、所定の
方向に配列された複数の板状の被処理体をそれぞれ光学
的に検出するための複数の被処理体検出素子と、前記複
数の被処理体検出素子を前記所定の方向に所定の間隔を
置いて配設してなる本体と、前記本体と一体的に形成さ
れ、前記複数の被処理体検出素子をそれぞれの配設位置
で保持する複数の保持部とを具備し、各々の前記保持部
が、前記本体から垂直上方に延在する板状の支持部と、
前記板状支持部から前記本体の長手方向とは直交する幅
方向に所定の間隔を置いて各々垂直上方に延在する一対
の保持片とを有し、一対の前記保持片が、互いに対向す
るそれぞれの内側面に前記被処理体検出素子を保持する
ための溝を有する構成とした。 上記第1の被処理体検出
装置において、好ましくは、前記板状支持部から前記本
体の幅方向に所定の間隔を置いて第1、第2および第3
の保持片が各々垂直上方に延在し、前記本体の幅方向に
おいて前記第1および第2の保持片により第1の一対の
保持片が構成されるとともに、前記第2および第3の保
持片により第2の一対の保持片が構成されてよい。さら
に、かかる構成において、前記被処理体検出素子として
機能する発光素子と受光素子とが前記本体の幅方向では
一対の発光素子もしくは一対の受光素子の組み合わせで
配置されるとともに、前記本体の長手方向では発光素子
と受光素子とが向き合うような組み合わせで配置され、
前記本体の幅方向に配置された各一対の前記発光素子は
それぞれの発光面を互いに逆方向に向けるとともに、前
記本体の幅方向に配置された各一対の前記受光素子はそ
れぞれの発光面を互いに逆方向に向けるようにしてよ
い。
【0016】上記第2の目的を達成するために、本発明
の第2の被処理体検出装置は、板状の被処理体を光学的
に検出するための発光素子と受光素子とからなる被処理
体検出手段を前記被処理体の配列方向に対応した方向に
所定の間隔を置いて複数個配設し、これら複数個の被処
理体検出手段を複数のブロックに分け、各ブロックにお
ける被処理体検出手段のそれぞれの受光素子の出力端子
を電気的に分離するとともに、異なるブロック間では被
処理体検出手段のそれぞれの受光素子の出力端子を電気
的に共通接続し、時分割的に各ブロック毎に各被処理体
検出手段のそれぞれの発光素子をオンさせてそれぞれの
受光素子の出力信号を読み取ると同時に、他のブロック
の被処理体検出手段のそれぞれの発光素子をオフさせ、
かつそれぞれの受光素子をディスイネーブル状態にする
ように構成した。
【0017】上記第3の目的を達成するために、本発明
の第3の被処理体検出装置は、透明または半透明な板状
の被処理体を光学的に検出するための被処理体検出位置
を挟んで対向配置された発光素子と受光素子とを有し、
前記受光素子に入射する光の光強度に応じた光検出信号
を得る複数の被処理体検出手段と、前記複数の被処理体
検出手段よりそれぞれ得られる前記光検出信号を時分割
方式で順次取り込むための光検出信号取り込み手段と、
前記光検出信号取り込み手段より順次取り込まれた前記
光検出信号を逐次ディジタル信号に変換するためのアナ
ログ−ディジタル変換手段と、各々の前記被処理体検出
位置に前記被処理体が存在しない時に各々の前記被処理
体検出手段より得られる前記光検出信号のディジタル値
を基準値として記憶する基準値記憶手段と、1つの前記
被処理体検出位置に1つ以下の前記被処理体が配置され
るようにして一組の前記被処理体が前記複数の被処理体
検出位置に配置された時に各々の前記被処理体検出手段
より得られる前記光検出信号のディジタル値と前記基準
値との比率を求める比率演算手段と、各々の前記比率を
前記一組の被処理体について予め設定された共通のしき
い値と比較して各々の前記被処理体検出位置に前記被処
理体が有るか否かを判定する判定手段とを具備する構成
とした。
【0018】上記第4の目的を達成するために、本発明
の被処理体検出方法は、透明または半透明な板状の被処
理体の少なくとも一部が所定の間隔を置いて対向配置さ
れた発光素子と受光素子との間を板面とほぼ平行な方向
に通り抜けるように前記被処理体を支持するための被処
理体支持手段と前記発光素子および受光素子とを相対的
に移動させ、前記移動中に、前記発光素子より各対応す
る前記受光素子に向けて光を継続的に発生させるととも
に前記受光素子の出力信号を継続的に読み取り、時間的
に前後する少なくとも一対の急激なドロップを含む所定
の波形パターンを基準波形パターンとして、前記移動中
に得られる前記受光素子の出力信号の波形パターンから
前記被処理体支持手段における前記被処理体の有無また
は位置を光学的に検出する方法とした。
【0019】
【作用】本発明の第1の被処理体検出装置では、多数の
被処理体検出素子をそれぞれ保持する多数の保持部を本
体と一体形成したので、それらの保持部を本体に取付す
る必要はなく、組立工程が大幅に簡易化される。また、
各保持部は本体に一体形成された一対の保持片に各被処
理体検出素子を差し込んで挟着保持する構成であるた
め、効率的なスペースで各被処理体検出素子を着脱容易
にかつ安定して正しい姿勢で保持することができる。
発明の第2の被処理体検出装置では、時分割的にいずれ
か1つのブロックで各発光素子がオン(発光)すると、
そのブロック内の各被処理体検出位置に各被処理体が有
るか否かに応じて各受光素子が選択的にオン・オフす
る。この間、他の全てのブロックでは、いずれの発光素
子もオフのままで発光することがないばかりか、いずれ
の受光素子もディスイネーブル状態、つまり受光面にし
きい値以上の光が入射してもオンしない動作不能状態に
される。これにより、発光素子がオンしているブロック
の受光素子の出力信号だけが各共通接続端子を通って所
定の信号処理部へ送出される。
【0020】本発明の第3の被処理体検出装置では、複
数の被処理体検出位置にそれぞれ設けられた被処理体検
出手段より得られる光検出信号をディジタル値に変換し
て、各被処理体検出位置における透明または半透明の板
状被処理体の有無検査をデータ処理によって行う。複数
の被処理体検出手段よりそれぞれ得られる光検出信号を
時分割方式で順次取り込むため、信号処理部において回
路構成をコンパクトにし、かつ信号処理のばらつきない
し誤差をなくすことができる。特に、各々の被処理体検
出位置に被処理体が存在しない時に各々の被処理体検出
手段より得られる光検出信号の値をディジタルの基準値
として記憶するため、基準値の経時的な誤差はない。し
たがって、検査されるべき被処理体の透明度が非常に高
く、マージンの非常に小さい(比率1に近い)しきい値
を設定しても板状被処理体の有無検査を正確に行うこと
ができる。また、本発明におけるしきい値は、全ての被
処理体検出位置または被処理体検出手段に共通の値とし
て設定され、しかも検査対象となる被処理体の透明度に
応じて任意にかつ容易に可変設定できる。 本発明の被処
理体検出方法では、被処理体支持手段と発光素子および
受光素子との間の相対移動中に受光素子の出力信号に得
られる波形のパターンを基準波形パターンと比較するこ
とによって、被処理体支持手段における透明または半透
明の板状被処理体の有無または位置を光学的に検出す
る。被処理体支持手段に被処理体が正しく支持されてい
るときは、該被処理体の少なくとも一対の縁部を含む所
定の部分が発光素子および受光素子間の光を通り抜ける
ようにして横切ることにより、受光素子の出力信号の波
形は基準波形パターン通りの変化を示す。すなわち、該
被処理体の光を横切る部分の先端側縁部および後端側縁
部がそれぞれ光軸に差しかかった時および光軸を抜ける
時にそこで光が散乱することにより受光素子の出力信号
は急激にドロップする。両ドロップ間の波形は、時間的
にはそれら一対の縁部間の距離つまり被処理体部分の大
きさを示し、レベル的には該被処理体の透明度または光
減衰率を示す。被処理体支持手段に被処理体が支持され
ていないときは、受光素子の出力信号の波形は終始ほぼ
一定レベルを保つ。また、被処理体支持手段において被
処理体の位置がずれているときは、受光素子の出力信号
に時間的に前後する一対のドロップが現れても、両ドロ
ップ間の間隔が基準 波形パターンとは違ったものとな
る。
【0021】
【実施例】以下、図1〜図11を参照して本発明の実施
例を説明する。図1は、本発明の一実施例によるウエハ
検出装置を適用したウエハ洗浄装置の構成を示す斜視図
である。この洗浄装置において、処理槽10には被処理
体としての半導体ウエハWを洗浄処理するための処理液
12が入っている。搬送ロボット14は、矢印Aの方向
に自走して、処理槽10とウエハ搬入出口(図示せず)
との間で行き来するように構成されている。搬送ロボッ
ト14には矢印Bの方向(垂直方向)に昇降可能なチャ
ック駆動部16が搭載され、このチャック駆動部16に
ウエハチャック18が取り付けられている。
【0022】ウエハチヤック18は、チャック駆動部1
6に伸縮・回転可能に取付された一対の水平支持杆20
A,20Bと、これらの水平支持杆20A,20Bの先
端部および基端部にそれぞれ固着された垂直フレーム杆
22A,24A,22B,24Bと、垂直フレーム杆2
2A,24Aの間および22B,24Bの間にそれぞれ
横架された2本のウエハ支持杆26A,28Aおよび2
6B,28B(ウエハWの陰になって図1では見えな
い)とから構成されている。水平支持杆20A、垂直フ
レーム杆22A,24Aおよびウエハ支持杆26A,2
8Aは一体となって一方のウエハ把持アーム30Aを構
成し、水平支持杆20B、垂直フレーム杆22B,24
Bおよびウエハ支持杆26B,28Bは一体となって他
方のウエハ把持アーム30Bを構成している。チャック
駆動部16の回転駆動によって水平支持杆20A,20
Bが回転すると、両ウエハ把持アーム30A,30Bは
矢印CA,CB の方向に開閉して、1組分のウエハW1 〜
W25を一括して着脱可能に把持するようになっている。
各ウエハ支持杆26A,28A,26B,28Bの内側
にはウエハW1 〜W25を板面に垂直な方向に一列に配列
した状態で保持するための溝G1 〜G25がほぼ一定の間
隔で形成されている。図示のように、これらのウエハW
1 〜W25は、その下端部が下部ウエハ支持杆28A,2
8Bよりも下にはみ出るようにして、ウエハチヤック1
8に把持される。
【0023】図1では、洗浄処理の前後の状態、つまり
ウエハW1 〜W25を処理槽10の中に入れる直前、また
は処理槽10から出した直後の状態が示されている。洗
浄処理を行うときは、チャック駆動部16の下降移動に
よってウエハチヤック18が処理槽10の中へ降下し、
ウエハW1 〜W25を処理液12に漬ける。
【0024】本実施例におけるウエハ検出装置32は、
処理槽10とウエハ搬入出口との間を行き来するウエハ
チヤック18の行路の途中で、好ましくは図1に示すよ
うに処理槽10に近接した位置に配置される。搬送ロボ
ット14およびチャック駆動部16は、洗浄処理の前後
でウエハチャック18をウエハ検出装置32上に位置決
めする。これにより、ウエハW1 〜W25がウエハ検出装
置32の後述するウエハ検出位置にそれぞれ配置され、
各ウエハの有無等が検査される。
【0025】図2に、ウエハ検出装置32の構成をより
詳細に示す。このウエハ検出装置32は、裏面にプリン
ト配線を有する基板34と、この基板34上に取付され
たブロック状の本体36と、この本体36と一体的に形
成された多数たとえば2×26個の保持部H1a,H1b〜
H25a,H25b と、これらの保持部H1a,H1b〜H25a,H
25b に保持されている25個の発光素子P1 〜P25およ
び受光素子Q1 〜Q25とから構成されている。
【0026】各一対の保持部Hia,Hibは、本体36か
ら垂直上方に延在する板状の支持部ri と、この板状支
持部ri から互いに本体36の幅方向に所定の間隔を置
いて各々垂直上方に延在する3個の保持片ui,vi,wi
とで構成されている。これらの保持片のうち、中央の保
持片vi の両側面、および外側保持片ui,wi の内側面
には発光素子Pi または受光素子Qi のそれぞれの両側
縁部を受け入れる縦溝gが形成されている。また、板状
支持部ri には、発光素子Pi または受光素子Qi のリ
ード端子Li を基板34の裏側まで通す貫通孔Fi が穿
設されている。
【0027】各発光素子Pi または各受光素子Qi は、
板状の素子本体と、素子本体の下面から垂直下方に突出
する一対のリード端子Li とを有し、リード端子Li を
板状支持部ri の貫通孔Fi に通し、素子本体を保持片
ui,vi 間または保持片wi,vi 間に挟着されるように
して固定保持される。
【0028】各発光素子Pi または各受光素子Qi の配
置位置および発光面または受光面の向きは、次のように
なっている。配置位置に関しては、図2に示すように、
本体36の長手方向に発光素子Pi,Pi+1 と受光素子Q
i,Qi+1 とが一対ずつ交互に配置される。ただし、両端
の発光素子P1 、受光素子Q25は単独配置される。発光
面または受光面の向きに関しては、図3に示すように、
各一対の発光素子Pi,Pi+1 同士および各一対の受光素
子Qi,Qi+1 同士ではそれぞれの発光面または受光面は
反対方向を向いている。しかし、上記のように、発光素
子Pi,Pi+1 と受光素子Qi,Qi+1 とが一対ずつ交互に
配置されているので、このように各対の素子が互いに反
対方向を向くことで、隣合う各2つの保持部の間の空間
つまり各ウエハ検出位置Zi を挟んで一対の発光素子P
i および受光素子Qi が互いに対向することになる。
【0029】図4は、本ウエハ検出装置の全体構成を示
す略側面図である。この図では、ウエハチャック18
(図示せず)に保持されたままのウエハW1 〜W25が、
ウエハ有無検査または枚数検査のためにそれぞれのウエ
ハ検出位置Z1 〜Z25に配置(挿入)されている状態が
示されている。基板34の裏面には集積回路等の回路部
品38およびコネクタ40等が取付され、フラットケー
ブル42を介して外部の回路と接続されている。また、
基板34の両端部には、装置全体を支えるステー44が
結合されている。
【0030】図5につき、このウエハ検出装置32の本
体36と保持部H1a,H1b〜H25a,H25bと
を一体形成するための加工工程を説明する。先ず、図5
の(A)に示すように、たとえばプラスチックまたはア
クリル等の樹脂からなる所定寸法の細長い直方体ブロッ
ク50を成形加工する。次に、図5の(B)に示すよう
に、このブロック50の上面にブロック幅方向に4個、
ブロック長手方向に26個のパターンで多数の貫通孔
をドリル等によって穿孔する。これらの貫通孔51
は、各保持部Hの溝gを構成するとともに各板状支持部
rのリード端子挿入用貫通孔Fを構成するものであり、
所定の孔径Rに選ばれる。また、貫通孔51の幅方向お
よび長手方向におけるピッチJW,JLも所定の間隔に
選ばれる。次に、図5の(C)に示すように、ブロック
長手方向に貫通孔51の間を縦断するような2本の溝5
2をエンドミル等によって所定の深さDeまで切削形成
する。図示のように、これらの溝52の内側面には、各
貫通孔51の跡が縦方向に半分だけ残り、これが各保持
片の溝gを構成する。次に、図5の(D)に示すよう
に、溝gの部分を残してブロック50を幅方向に横断す
るように所定の間隔で多数の溝54をエンドミル等によ
って所定の深さDfまで切削形成する。そうすると、溝
52と溝54によって板状支持板rおよび保持片u,
v,wが区画される。また、溝52によって発光素子P
iまたは受光素子Qiの各配設位置が画成され、溝54
によって検査時に各ウエハが挿入されるウエハ検出位置
Zが画成される。
【0031】このようにして、1つのブロック50から
穿孔および切削加工によって本体36と保持部H1a,H
1b〜H25a,H25b を一体形成することができる。この加
工にはNC(数値制御)旋盤を用いてよい。発光素子P
1 〜P25および受光素子Q1〜Q25は、保持部H1a,H1
b〜H25a,H25b に差し込むだけでしっかりと固定保持
される。
【0032】上述したように、本実施例のウエハ検出装
置においては、発光素子P1 〜P25および受光素子Q1
〜Q25を保持する保持部H1a,H1b〜H25a,H25b を本
体36と一体形成したので、保持部の部品点数を考えな
くて済み、組立が大幅に簡単になる。また、保持部H1
a,H1b〜H25a,H25b は本体36と一体形成されてい
るため、ぐらついたり傾いたりするおそれがないので、
発光素子P1 〜P25および受光素子Q1 〜Q25は常に垂
直な姿勢で安定に保持される。したがって、各対応する
発光素子Pi と受光素子Qi はほぼ平行に対向するの
で、感度のバラツキが少ない。
【0033】図6は、ウエハ検出装置32の電気回路の
構成を示す。このウエハ検出装置32において、各発光
素子P1 〜P25と各受光素子Q1 〜Q25とからなる25
個のウエハ検出手段(P1,Q1 )〜(P25,Q25)は、
7つのブロック(P1 〜P4,Q1 〜Q4 )、(P5 〜P
8 ,Q5 〜Q8 )、(P9 〜P12,Q9 〜Q12)、(P
13〜P16,Q13〜Q16)、(P17〜P20,Q17〜Q2
0)、(P21〜P24,Q21〜Q24)、(P25,Q25)に
分割されている。
【0034】第1ブロックにおいて、4個の発光素子P
1 〜P4 をそれぞれ構成する4個の発光ダイオードの各
アノードは抵抗Rc1〜Rc4を介して高周波電源60の出
力端子に共通接続され、各カソードはバッファアンプB
A1 の出力端子に共通接続される。4個の受光素子Q1
〜Q4 をそれぞれ構成する4個のフォトトランジスタの
各コレクタは抵抗Rd1〜Rd4を介して電源電圧端子+V
0 に接続されるとともに帯域フィルタBPF1 〜BPF
4 の入力端子に接続され、各エミッタはバッファアンプ
BA1 の出力端子に共通接続される。
【0035】第2ブロックにおいて、4個の発光素子P
5 〜P8 をそれぞれ構成する4個の発光ダイオードの各
アノードは抵抗Rc1〜Rc4を介して高周波電源60の出
力端子に共通接続され、各カソードはバッファアンプB
A2 の出力端子に共通接続される。4個の受光素子Q5
〜Q8 をそれぞれ構成する4個のフォトトランジスタの
各コレクタは抵抗Rd1〜Rd4を介して電源電圧端子+V
0 に接続されるとともに帯域フィルタBPF1 〜BPF
4 の入力端子に接続され、各エミッタはバッファアンプ
BA2 の出力端子に共通接続される。
【0036】第3〜第6ブロックにおいても、同様に、
4個の発光素子(P9 〜P12)、(P13〜P16)、(P
17〜P20)、(P21〜P24)をそれぞれ構成する4個の
発光ダイオードが高周波電源60とバッファアンプBA
3 〜BA6 (図示せず)との間に並列接続されるととも
に、4個の受光素子(Q9 〜Q12)、Q13〜Q16)、
(Q17〜Q20)、Q21〜Q24)をそれぞれ構成する4個
のフォトトランジスタが電源電圧端子+V0 および帯域
フィルタ(BPF1 〜BPF4 )とバッファアンプBA
3 〜BA6 との間に並列接続される。第7ブロックにお
いては、1個の発光素子P25を構成する1個の発光ダイ
オードが高周波電源60とバッファアンプBA7 と間に
接続され、1個の受光素子Q25を構成する1個のフォト
トランジスタが電源電圧端子+V0 および帯域フィルタ
(BPF1 )とバッファアンプBA7 との間に接続され
る。
【0037】このように25個の発光素子P1 〜P25お
よび受光素子Q1 〜Q25がマトリクス状に接続されてお
り、異なるブロック間であっても第1列の受光素子Q1,
Q5…Q25のコレクタ端子(出力端子)は帯域フィルタ
BPF1 の入力端子に共通接続され、第2列の受光素子
Q2,Q6 …Q22のコレクタ端子(出力端子)は帯域フィ
ルタBPF2 (図示せず)の入力端子に共通接続され、
第3列の受光素子Q3,Q7 …Q23のコレクタ端子(出力
端子)は帯域フィルタBPF3 (図示せず)の入力端子
に共通接続され、第4列の受光素子Q4,Q8 …Q24のコ
レクタ端子(出力端子)は帯域フィルタBPF4 の入力
端子に共通接続される。
【0038】帯域フィルタBPF1 〜BPF4 の出力端
子はそれぞれ積分回路INT1 〜INT4 の入力端子に
接続される。これら積分回路INT1 〜INT4 の出力
端子はアナログスイッチからなるマルチプレクサ(MP
X)62の入力端子に接続される。マルチプレクサ62
の出力端子はアナログ−ディジタル(A/D)変換器6
4の入力端子に接続される。A/D変換器64の出力端
子はマイクロプロセッサ(CPU)66の入力端子に接
続される。CPU66、ROM、RAM等のメモリ6
8に接続されるとともに、適当なインタフェースを介し
て表示装置等の周辺装置にも接続されている。
【0039】バッファアンプBA1 〜BA7 の入力端子
は、デコーダからなるセレクタ回路70の出力端子Y1
〜Y7 にそれぞれ接続されている。セレクタ回路70
は、検査制御部(CPU66でもよい)から3ビット
(S0,S1,S2)のブロック選択信号を入力し、その3ビ
ット・データの値に応じて出力端子Y1 〜Y7 の中のい
ずれか1つ(Yi )に“H”レベルの電圧を出力する。
そうすると、その“H”レベルの電圧を入力したバッフ
ァアンプBAi の出力端子が“L”レベルになり、この
“L”レベルになったバッファアンプBAi の出力端子
に接続されているブロックの全ての発光素子がオンして
発光する。ブロック選択信号(S0,S1,S2)は、時分割
方式により、セレクタ回路70の出力端子Y1 〜Y7 を
順次1つずつ“L”レベルにするように一定周期で値が
変化する。
【0040】このようにして、セレクタ回路70で選択
されたいずれか1つのブロックで各発光素子が発光する
と、そのブロック内の各ウエハ検出位置にウエハWが存
在しているか否かに応じて当該ブロック内の各受光素子
が選択的にオン・オフする。たとえば、第1ブロックに
おいて、ウエハW1 ,W2 ,W4 が各ウエハ検出位置に
存在するもののウエハW3 が脱落していた場合は、受光
素子Q1 ,Q2 ,Q4はオフで、受光素子Q3 だけがオ
ンする。そうすると、受光素子Q1 ,Q2 ,Q4 の各出
力端子(コレクタ端子)は“H”レベルのままで、受光
素子Q3 の出力端子(コレクタ端子)のみに発光ダイオ
ードからの光に応じた周波数のウエハ検出信号が得られ
る。このウエハ検出信号は、帯域フィルタBPF3 で不
要の周波数成分を除去してのち、積分回路INT3 で直
流レベルに変換されてから、マルチプレクサ62および
A/D変換器64を介してディジタル信号としてCPU
66に送られる。
【0041】このように、第1ブロックでウエハ検出が
行われる時、バッファアンプBA1以外のバッファアン
プBA2 〜BA7 の出力端子は全てハイインピーダンス
状態になっている。これにより、第1ブロック以外のブ
ロック(第2〜第7ブロック)においては、全ての発光
素子がオフのままで発光することがないばかりか、全て
の受光素子がディスイネーブル状態、つまり受光面にし
きい値以上の光が入射しても決してオンしない動作不能
状態に維持される。したがって、たとえば、第2ブロッ
クの受光素子Q5 の受光面に発光ダイオードの発光周波
数に近い周波数で相当の光強度を有する周囲光がたとえ
入射したとしても、受光素子Q5 がオンするおそれはな
く、したがって誤ったウエハ検出信号がCPU66へ与
えられるおそれはない。
【0042】次に、図7および図8を参照して本ウエハ
検出装置の電気回路部の第2の特徴について説明する。
検出されるべきウエハがシリコンウエハのように非透明
体であれば、発光素子Pi と受光素子Qi の間にウエハ
が有る場合と無い場合とでは受光素子Qi の受光面に入
射する光の強度に格段の差があり、受光素子Qi の出力
信号レベルにも顕著な差が現れるので、ウエハ有無の判
別は容易に行える。しかし、検出されるべきウエハがガ
ラス基板等の透明体ないし半透明体であるときは、ウエ
ハが有る場合と無い場合とで受光素子Qi の受光面に入
射する光の強度はそれほど違わず、受光素子Qi の出力
信号レベルに現れる差は小さいため、ウエハ有無の判別
は難しくなる。
【0043】従来のこの種ウエハ検出装置においては、
上記のように透明体または半透明体のウエハについてウ
エハ有無検査または枚数検査等を行う場合でも、全ての
ウエハ検出手段(P1,Q1)〜(P25,Q25) について同
一(単一)のしきい値を設定し、各受光素子の出力信号
レベルをそのしきい値と比較して、その比較結果に応じ
て各ウエハの有無を判別していた。しかし、図7に示す
ように、ウエハ検出手段(P1,Q1)〜(P25,Q25) の
感度にバラツキがあると、単一のしきい値THではウエ
ハの有無を判別できなくなるものも出てくる。
【0044】図7において、実線M1,M2 …のレベルは
各ウエハが無い場合の各ウエハ検出手段(P1,Q1)、
(P2,Q2)…の受光素子Q1,Q2 …の出力信号レベルで
あり、点線M1’,M2’ …のレベルは各ウエハが有る場
合の各ウエハ検出手段(P1,Q1)、(P2,Q2)…の受光
素子Q1,Q2 …の出力信号レベルである。ウエハが透明
または半透明体なので、それが有る場合と無い場合とで
受光素子の出力信号レベルにそれ程の差は現れない。こ
の例では、ウエハ検出手段(P3,Q3)の感度が他のもの
よりも高い方にずれていて、ウエハが有る場合でも受光
素子Q3 の出力信号レベルM3'はしきい値THより高い
ため、誤判定が生じることになる。この不具合を是正す
るため、しきい値THをM3'よりも高くすると、今度は
ウエハ検出手段(P2,Q2)、(P4,Q4)においてウエハ
の有無を判別できなくなる。そこで、各ウエハ検出手段
(P1,Q1)、(P2,Q2)…毎に感度に応じた固有のしき
い値を設定することが考えられるが、信号処理が繁雑に
なるだけでなく、各々の感度が経時的に変化することが
あるので、随時再設定する必要があり、実用的ではな
い。
【0045】本実施例のウエハ検出装置では、かかる問
題を次のようにして解決している。CPU66は、全て
のウエハ検出手段(P1,Q1)〜(P25,Q25) について
ウエハW1 〜W25がウエハ検出位置に無い場合の受光素
子Q1 〜Q25の出力信号の値をそれぞれ基準値としてメ
モリ68に保存しておく。そして、ウエハ有無検査また
はウエハ枚数検査時には、受光素子Q1 〜Q25の出力信
号の値をメモリ68に保存されているそれぞれの基準値
で割算する。そうすると、それぞれの割算値または比率
(%)は、ウエハが無い場合はほぼ100%であり、ウ
エハが有る場合はたとえば70%程度の値m1,m2 …に
なり、この差は感度のバラツキに関係なく全てのウエハ
検出手段(P1,Q1)〜(P25,Q25) においてほぼ等し
い。したがって、たとえば85%の比率を全てのウエハ
検出手段(P1,Q1)〜(P25,Q25) に対する共通のし
きい値として設定することができる。このように、ウエ
ハ検出手段(P1,Q1)〜(P25,Q25) の感度にバラツ
キがあっても、透明または半透明なウエハW1 〜W25の
有無を容易に判別することができる。
【0046】次に、図9および図10を参照して本ウエ
ハ検出装置の電気回路部の第3の特徴について説明す
る。上記のように、検出されるべきウエハがガラス基板
等の透明体ないし半透明体であるときは、検査されるべ
き1組分のウエハW1 〜W25が本ウエハ検出装置のウエ
ハ検出位置Z1 〜Z25を通り抜けるように、ウエハチヤ
ック18を移動させるとよい。そうすると、図9に示す
ように各ウエハWi と各ウエハ検出手段(Pi,Qi )と
の相対的位置関係が時間的に変化し、図10に示すよう
なウエハ検出信号波形が得られる。図10の信号波形の
各部(A) 〜(E) は図9の各相対的位置関係 (A)〜(E) と
それぞれ対応している。
【0047】図9の(A) に示すように、ウエハWi の下
端部がウエハ検出手段(Pi,Qi )の光軸に差しかかる
前は、発光素子Pi からの光が直接受光素子Qi に入射
するので、光検出値は最も高いレベルになっている。次
に、図9の(B) に示すようにウエハWi の縁部がウエハ
検出手段(Pi,Qi )の光軸に差しかかると、発光素子
Pi からの光はウエハ縁部で散乱するため、図10の
(B) に示すように光検出値は急激にドロップする。次
に、図9の(c) に示すように、ウエハ縁部の内側のウエ
ハ下端部がウエハ検出手段(Pi,Qi )の光軸を通り抜
ける間は、発光素子Pi からの光はウエハWi で散乱せ
ずに単に透過してから受光素子Qi に入射するため、図
10の(C) に示すように光検出値は最高レベルからウエ
ハ透過時の減衰分だけ低いレベルとなる。次に、図9の
(D) に示すように、ウエハWi がウエハ検出手段(Pi,
Qi )の光軸を抜ける時は、再びウエハ縁部が光軸を横
切るため、図10の(C) に示すように光検出値は再び大
きくドロップする。そして、図9の(E) に示すように、
ウエハWi が光軸を完全に抜けた後は、発光素子Pi か
らの光は直接受光素子Qi に入射するので、光検出値は
最高レベルに戻る。
【0048】このように、ウエハチャック18の所定位
置に正しく支持されている透明または半透明なウエハW
i がウエハ検出位置Zi を通り抜けると、図10に示す
ように2つの顕著なドロップ(B),(C) を有するウエハ検
出信号波形がウエハ検出手段(Pi,Qi )より得られ
る。したがって、ウエハ検出手段(Pi,Qi )より実際
に得られるウエハ検出信号波形が図10に示すような基
準波形パターンを有するか否かに応じて、ウエハチャッ
ク18における各ウエハWiの有無を判定することがで
きる。なお、ウエハチャック18ないしウエハW1 〜W
25側を静止させた状態で本ウエハ検出装置ないしウエハ
検出手段側を移動させても、上記と同様の作用効果が得
られる。
【0049】図11は、上記本ウエハ検出装置の電気回
路部の第3の特徴の応用例を示す。図11において、L
CD基板80はスピンチャック(回転台)82上で所定
の処理たとえばレジスト塗布を受けるためにスピンチャ
ック82の上面に吸着保持される。このような回転式の
処理装置において、均一な処理結果を得るには、被処理
体(LCD基板)80の位置決め、特に芯出しを正確に
行う必要がある。そこで、処理に先立って、LCD基板
80がスピンチャック82上に正しく位置決めされてい
るかどうかを検査することになるが、LCD基板80は
透明なガラス基板であるから、従来の光学的検出法では
LCD基板80の位置を検出するのが難しかった。図1
1に示す装置では、LCD基板80が回転するときにそ
の四隅の端部が発光素子84と受光素子86間の光軸を
切るように各部を配置する。そうすると、図10の波形
と同様な信号波形が受光素子86の出力端子より得られ
るので、受光素子86の出力信号の波形を基に、つまり
四隅の端部にそれぞれ対応する信号波形における2つの
ドロップ間の間隔が一定であるか否かをみることによ
り、制御回路88でLCD基板80の位置ずれを検出す
ることができる。また、検出した位置ずれ量をフィード
バックさせて自動的にLCD基板80の位置調整を行う
機構を設けてもよい。
【0050】このように、本発明の適用可能な被処理体
としては半導体ウエハに限らず、LCD基板等でもよ
く、一般的には板状の任意の被処理体が可能である。ま
た、本発明の被処理体検出装置で被処理体を検出する目
的としては、被処理体の有無検査や枚数検査あるいは位
置ずれ検査に限らず、任意の目的が可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の被
処理体検出装置によれば、多数の被処理体検出素子を常
に正しい姿勢で安定に保持し、検出精度を向上させるこ
とができる。 また、本発明の第2の被処理体検出装置に
よれば、被処理体検出手段において共通接続された複数
の受光素子の一部が誤って周囲光等に感応した場合でも
誤動作を起こさず、信頼性の高い被処理体検出を行うこ
とができる。 また、本発明の第3の被処理体検出装置に
よれば、個々の被処理体検出手段の感度にバラツキがあ
っても複数の透明または半透明な板状被処理体を正確に
検出することができる。 また、本発明の被処理体検出方
法によれば、被処理体支持手段における透明または半透
明な板状被処理体の有無または位置についての光学的検
出を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるウエハ検出装置を適用
したウエハ洗浄装置の構成を示す斜視図である。
【図2】実施例のウエハ検出装置の要部の構成を詳細に
示す斜視図である。
【図3】実施例のウエハ検出装置における発光素子およ
び受光素子の配列構成を示す略平面図である。
【図4】実施例のウエハ検出装置の全体構成を示す正面
図である。
【図5】実施例のウエハ検出装置の本体と保持部を一体
形成するための各工程を説明するための斜視図である。
【図6】実施例のウエハ検出装置における電気回路部の
回路構成を示すブロック図である。
【図7】従来のウエハ検出装置における被処理体有無判
別方式の問題点を説明するための図である。
【図8】実施例のウエハ検出装置の第2の特徴による透
明被処理体用の有無判別方式を説明するための図であ
る。
【図9】実施例のウエハ検出装置の第3の特徴による透
明被処理体用の有無判別方式を説明するための図であ
る。
【図10】実施例のウエハ検出装置の第3の特徴による
透明被処理体用の有無判別方式で得られるウエハ検出信
号波形を示す図である。
【図11】実施例のウエハ検出装置の第3の特徴を応用
したLCD基板位置検出装置の構成を示す略斜視図であ
る。
【図12】従来のウエハ検出装置の全体構成を示す斜視
図である。
【図13】従来のウエハ検出装置の要部の構成を示す正
面図である。
【図14】従来のウエハ検出装置における発光部の回路
構成を示す回路図である。
【図15】従来のウエハ検出装置における受光部の回路
構成を示す回路図である。
【符号の説明】
16 チャック駆動部 18 ウエハチャック 32 ウエハ検出装置 34 基板 36 本体 H1a 〜H25a 保持部 Z1 〜Z25 ウエハ検出位置 P1 〜P25 発光素子 Q1 〜Q25 発光素子 BA1 〜BA25 バッファアンプ 66 CPU 70 セレクタ回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−13344(JP,A) 特開 昭64−743(JP,A) 特開 平1−257227(JP,A) 特開 平4−186862(JP,A) 特開 平5−315309(JP,A) 実開 平2−106830(JP,U) 実開 昭61−112640(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 648 G01V 8/20 H01L 21/68

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の方向に配列された複数の板状の被
    処理体をそれぞれ光学的に検出するための複数の被処理
    体検出素子と、 前記複数の被処理体検出素子を前記所定の方向に所定の
    間隔を置いて配設してなる本体と、 前記本体と一体的に形成され、前記複数の被処理体検出
    素子をそれぞれの配設位置で保持する複数の保持部とを
    具備し、 各々の前記保持部が、前記本体から垂直上方に延在する
    板状の支持部と、前記板状支持部から前記本体の長手方
    向とは直交する幅方向に所定の間隔を置いて各々垂直上
    方に延在する一対の保持片とを有し、 一対の前記保持片が、互いに対向するそれぞれの内側面
    に前記被処理体検出素子を保持するための溝を有する
    処理体検出装置。
  2. 【請求項2】 前記板状支持部から前記本体の幅方向に
    所定の間隔を置いて第1、第2および第3の保持片が各
    々垂直上方に延在し、 前記本体の幅方向において前記第1および第2の保持片
    により第1の一対の保持片が構成されるとともに、前記
    第2および第3の保持片により第2の一対の保持片が構
    成されることを特徴とする請求項1に記載の 被処理体検
    出装置。
  3. 【請求項3】 前記被処理体検出素子として機能する発
    光素子と受光素子とが前記本体の幅方向では一対の発光
    素子もしくは一対の受光素子の組み合わせで配置される
    とともに、前記本体の長手方向では発光素子と受光素子
    とが向き合うような組み合わせで配置され、 前記本体の幅方向に配置された各一対の前記発光素子は
    それぞれの発光面を互いに逆方向に向けるとともに、前
    記本体の幅方向に配置された各一対の前記受光素子はそ
    れぞれの発光面を互いに逆方向に向けることを特徴とす
    る請求項2に記載の 被処理体検出装置。
  4. 【請求項4】 板状の被処理体を光学的に検出するため
    の発光素子と受光素子とからなる被処理体検出手段を前
    記被処理体の配列方向に対応した方向に所定の間隔を置
    いて複数個配設し、これら複数個の被処理体検出手段を
    複数のブロックに分け、各ブロックにおける被処理体検
    出手段のそれぞれの受光素子の出力端子 を電気的に分離
    するとともに、異なるブロック間では被処理体検出手段
    のそれぞれの受光素子の出力端子を電気的に共通接続
    し、時分割的に各ブロック毎に各被処理体検出手段のそ
    れぞれの発光素子をオンさせてそれぞれの受光素子の出
    力信号を読み取ると同時に、他のブロックの被処理体検
    出手段のそれぞれの発光素子をオフさせ、かつそれぞれ
    の受光素子をディスイネーブル状態にするように構成し
    たことを特徴とする被処理体検出装置。
  5. 【請求項5】 透明または半透明な板状の被処理体を光
    学的に検出するための被処理体検出位置を挟んで対向配
    置された発光素子と受光素子とを有し、前記受光素子に
    入射する光の光強度に応じた光検出信号を得る複数の被
    処理体検出手段と、 前記複数の被処理体検出手段よりそれぞれ得られる前記
    光検出信号を時分割方式で順次取り込むための光検出信
    号取り込み手段と、 前記光検出信号取り込み手段より順次取り込まれた前記
    光検出信号を逐次ディジタル信号に変換するためのアナ
    ログ−ディジタル変換手段と、 各々の前記被処理体検出位置に前記被処理体が存在しな
    い時に各々の前記被処理体検出手段より得られる前記光
    検出信号のディジタル値を基準値として記憶する基準値
    記憶手段と、 1つの前記被処理体検出位置に1つ以下の前記被処理体
    が配置されるようにして一組の前記被処理体が前記複数
    の被処理体検出位置に配置された時に各々の前記被処理
    体検出手段より得られる前記光検出信号のディジタル値
    と前記基準値との比率を求める比率演算手段と、 各々の前記比率を前記一組の被処理体について予め設定
    された共通のしきい値と比較して各々の前記被処理体検
    出位置に前記被処理体が有るか否かを判定する判定手段
    とを具備する 被処理体検出装置。
  6. 【請求項6】 透明または半透明な板状の被処理体の少
    なくとも一部が所定の間隔を置いて対向配置された発光
    素子と受光素子との間を板面とほぼ平行な方向に通り抜
    けるように前記被処理体を支持するための被処理体支持
    手段と前記発光素子および受光素子とを相対的に移動さ
    せ、 前記移動中に、前記発光素子より各対応する前記受光素
    子に向けて光を継続的に発生させるとともに前記受光素
    子の出力信号を継続的に読み取り、 時間的に前後する少なくとも一対の急激なドロップを含
    む所定の波形パターンを基準波形パターンとして、前記
    移動中に得られる前記受光素子の出力信号の波形パター
    ンから前記被処理体支持手段における前記被処理体の有
    無または位置を光学的に検出する被処理体検出方法。
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