JPH09148030A - 回動接続装置 - Google Patents
回動接続装置Info
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- JPH09148030A JPH09148030A JP7305409A JP30540995A JPH09148030A JP H09148030 A JPH09148030 A JP H09148030A JP 7305409 A JP7305409 A JP 7305409A JP 30540995 A JP30540995 A JP 30540995A JP H09148030 A JPH09148030 A JP H09148030A
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
フレキシブル線材の電気信号数が多くなるとその幅が広
くなり、筐体をスムースに回動させるためには筐体の回
動部の小型化ができない。 【解決手段】 回動支軸6と平行なフレキシブル線材5
の本体部分5aを折ってその実質的な幅を細くし、本体
部分5aに直角な端子連絡部分5cを巻回して固定し、
回動支軸6を通す。
Description
な2つの筐体の電気回路を面状のフレキシブル線材で接
続する回動接続装置に関するものである。
ビーや小型電子計算機(いわゆるノートブック型パーソ
ナルコンピューター)等においても、他の電子機器同様
に小型化が重視されてきており、これらの機器に搭載さ
れている、相対的に回動可能な2つの筐体の電気回路を
面状のフレキシブル線材で接続する回動接続装置にも性
能、信頼性を維持しつつ、より小型にする提案がいろい
ろ出されてきている。
る。図8は従来の回動接続装置の概略構成図を示し、図
9はフレキシブル線材105の平面図を示すものであ
る。図8、図9において、101は第1の筐体であり、
回動支軸6を介して第2の筐体102を保持し、第1の
筐体101、第2の筐体102は各々回動する。3は第
1の筐体101に備わった電子回路板、4は第2の筐体
102に備わった電子回路板であって、各々の電子回路
板に電気コネクタ3a、4aが設けられている。105
は面状のフレキシブル線材であり、一般にポリイミド系
の合成樹脂に銅箔105fが接着形成されたもので、第
1の筐体101、第2の筐体102の各々の回動部10
1a、102aに内包されて、回動部101a、102
a内を貫通するため、回動支軸6とおおよそ平行に配置
される本体部分105aと、各々の筐体に各回動部が直
角に形成されているため、図9のように本体部分105
aとほぼ直角に形成され、端部にコネクト端子部分10
5d、105eを有する端子連絡部分105b、105
cとからなり、各々のコネクト端子部分105d、10
5eは電気コネクタ3a、4aに挿入され、電子回路板
3、4が電気的に接続されている(図9においては、銅
箔信号線を一部ドット(・・・)で省略して記載してい
る)。
いて、以下その動作について説明する。第1の筐体10
1と第2の筐体102は、図従3に示すように各筐体を
重ねた状態(図従3(a)は図8の一点鎖線Aでの断面
図、同図(b)は図8の一点鎖線Bでの断面図)から、
図従4に示すように各筐体を拡げた状態(同じく、図従
4(a)は図8の一点鎖線Aでの断面図、同図(b)は
図8の一点鎖線Bでの断面図)まで、回動支軸6により
回動する。そのため、各回路もそれにしたがって動くた
め、フレキシブル線材105、特に本体部分105aも
各回動部内を移動する。
来の構成では、フレキシブル線材の加工取り決め(信号
電流値で決定される銅箔幅、隣接信号ピッチ等)により
第1の筐体101と第2の筐体102の各電子回路板
3、4を接続するフレキシブル線材105の電気信号本
数によりその本体部分105aの幅xが決まると、図従
5に示すように必然的に回動部は内径4x/π以下にす
ることができず、仮に、回動部内径を4x/π以下にす
るとフレキシブルシート線材105が回動部内部にへば
りついて、スムースな回動の障害となり、最悪の場合断
線してしまうという問題点を有していた。
で、第1の筐体101と第2の筐体102の各電子回路
板3、4を接続するフレキシブル線材の電気信号本数が
多く、幅xが広くても、本体部分を実質的に細くするこ
とで、回動部の小型化ができる回動接続装置を提供する
ことを目的とする。
に本発明の回動接続装置は、フレキシブル線材の本体部
分は回転支軸と平行に折られ、かつ少なくとも一方の端
子連絡部分が巻回し固定され回転支軸を通していること
を特徴としているものである。そして、このような構成
によって、信号線数が多くても、フレキシブル線材の本
体部を折ることでその幅を実質的に細くすることがで
き、筐体の回動部の大きさをより小型にするとともに回
動をスムースにすることができる。
により各々回動する第1の筐体と第2の筐体と、第1の
筐体の電気回路と第2の筐体の電気回路を接続する面状
のフレキシブル線材とを備え、フレキシブル線材は回動
支軸と平行な本体部分と,本体部分と直角に曲げて構成
した2つの端子連絡部分とからなり、本体部分は回動支
軸と平行に折られ、かつ少なくとも一方の端子連絡部分
が巻回して固定し回動支軸を通していることを特徴とし
ているものである。
支軸と平行に折れ曲げやすいように、その幅の略中央
に、回動支軸と平行な細孔を有したものである。そし
て、このような構成によって、信号線数が多くても、フ
レキシブル線材の本体部を折ることでその幅を実質的に
細くすることができ、筐体の回動部の大きさをより小型
にするとともに回動をスムースにすることができる。
図面を参照しながら説明する。図1は本発明第1の実施
例の回動接続装置の概略構成図であって、図2はフレキ
シブル線材の平面図である。なお、図面の煩雑化を避け
るため図1において第1の筐体、第2の筐体の図示は省
略しているが、従来の技術の図8で図示したものと同様
なものである。
って、従来例と同様に、本体部分5aと、本体部分5a
とほぼ直角に形成され、端部にコネクト端子部分5d、
5eを有する端子連絡部分5b、5cとから構成されて
いる(図2においては、銅箔の図示を略している)。従
来例の図9で示したフレキシブル線材と異なっていると
ころは、本体部分5aの中央に銅箔信号線を切らないよ
うに細孔5gが設けられていることである。
一点鎖線で示した折れ線で山になるように本体部分5
a、端子連絡部分5bを折って接着固定し、かつ端子連
絡部分5cを巻回して接着固定し、巻回し部分5hとす
る。そして、図1に示すように回動支軸6を巻回し部分
5gに通し、端子連絡部分5b、5cの各端部のコネク
ト端子部5d、5eを電気コネクタ3a、4aに挿入す
ることで、電子回路板3、4が電気的に接続される。そ
の他の構成は従来例と同様なものである。
いて、図1、図3を用いてその動作を設明する。まず、
第1の筐体1と第2の筐体2は、図3(a)、(b)に
示すように各筐体を重ねた状態(図3(a)は図1の一
点鎖線Aでの断面図(両筐体を含む)、同図(b)は図
1の一点鎖線Bでの断面図(同))から、図3(c)、
(d)に示すように各筐体を拡げた状態(同じく、図3
(c)は図1の一点鎖線Aでの断面図(両筐体を含
む)、同図(d)は図1の一点鎖線Bでの断面図
(同))まで、回動支軸6により回動する。そのため、
各回路もそれにしたがって動くため、フレキシブル線材
5、特に本体部分5aも各回動部1a、2a内を移動す
る。この場合、本体部分の実質的な幅が折り曲げによっ
て細くなっているため、回動部1a、2aの大きさも小
さくできる。また、少なくとも一方の端子連絡部分(図
1では5c)は回動支軸6を包むように巻回し、その巻
回し部分5hによって緩やかな位置規制がなされている
ので、筐体同志を回動させても、回動部1a、2aの内
壁にへばりつくようなことはない。
例について、図面を参照しながら説明する。図4は本発
明第2の実施例の回動接続装置の概略構成図であって、
図5はフレキシブル線材の平面図である。なお、図面の
煩雑化を避けるため図4において第1の筐体、第2の筐
体の図示は省略しているが、従来の技術の図8で図示し
たものと同様なものである。
あって、従来例、第1の実施例と同様に、本体部分15
aと、本体部分15aとほぼ直角に形成され、端部にコ
ネクト端子部分15d、15eを有する端子連絡部分1
5b、15cとから構成されている(図5においても、
図2と同様、銅箔の図示を略している)。第1の実施例
の図2で示したフレキシブル線材5と異なっているとこ
ろは、第1の実施例ではジグザグ状の外形であるが、本
実施例では「コ」の字状の外形であることと、本体部分
15aの中央に銅箔信号線を切らないように第1の実施
例では細孔5gが設けられているが、本実施例では本体
部分15aの中央に銅箔信号線を切らないように小孔1
5gを直線状に開けていることである。
で一点鎖線で示した折れ線で山になるように二点鎖線で
示した折れ線で谷になるように本体部分15a、端子連
絡部分15bを折って接着固定し、巻回し部分5hとす
る。そして、図4に示すように回動支軸6を巻回し部分
5gに通し、端子連絡部分15b、15cの各端部のコ
ネクト端子部15d、15eを電気コネクタ3a、4a
に挿入することで、電子回路板3、4が電気的に接続さ
れる。
例は、フレキシブル線材15は本体部分15aを折って
実質的に細くしてしまうと第1の実施例と類似した構成
となり、その動作は第1の実施例の図3で示したものと
同様なものである。なお、フレキシブル線材は、第1の
実施例においてジグザグ状でかつ本体部分中央に細孔を
設け、第2の実施例で「コ」の字状でかつ本体中央に丸
孔を直線状に配列させたが、必ずしもこれに限らず、例
えばジグザグ状でかつ本体部分中央に丸孔を直線状に配
列させてもかまわない。
2つ折りにした例を示したが、図6、図7に示したフレ
キシブル線材の平面図(各々、同図(a))、同、折り
曲げ斜視図(各々、同図(b))のように、3つ折り以
上にしても同様の効果が得られ、フレキシブル線材の本
体部分の実質的な幅を細くすることができる。すなわ
ち、回路間の接続信号数が多く、フレキシブル線材の端
子連絡部分の幅が広くても、小さな回動部で構成するこ
とができる。
連絡部分は直線状であるが、巻回している部分以外は直
線状でなくともよく、筐体内部の構成あるいは電子回路
板の構成、電気コネクタの配置等により自由に曲げても
よいことは言うまでもない。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。信号線
数が多く、全体にわたってフレキシブル線材の幅が広く
ても、両筐体の回動部に渡って設けられるフレキシブル
線材の本体部を折ることで本体部の幅を実質的に細くす
ることができ、両筐体の回動部の大きさをより小型にす
ることができる。
体部分に巻回し接着して、その巻回し部分に回動支軸を
挿入することで、フレキシブル線材が緩やかな位置規制
をされるので、フレキシブル線材が回動部内部にへばり
つかず、両筐体の回動がスムースになると共に、フレキ
シブル線材の断線も防止することができる。
概略構成図
概略構成図
平面図 (b)同、フレキシブル線材の折り曲げ斜視図
平面図 (b)同、フレキシブル線材の折り曲げ斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】 回動支軸と、前記回動支軸により各々回
動する第1の筐体と第2の筐体と、前記第1の筐体の電
気回路と前記第2の筐体の電気回路を接続する面状のフ
レキシブル線材とを備え、前記フレキシブル線材は前記
回動支軸と平行な本体部分と、前記本体部分と直角に曲
げて構成した2つの端子連絡部分とからなり、前記本体
部分は回転支軸と平行に折られ、かつ少なくとも一方の
端子連絡部分が巻回して固定され、前記回動支軸を通し
ていることを特徴とする回動接続装置。 - 【請求項2】 フレキシブル線材の本体部分は回動支軸
と平行に折れ曲げやすくなっていることを特徴とする請
求項1記載の回動接続装置。 - 【請求項3】 フレキシブル線材の本体部分はその幅の
略中央に、回動支軸と平行な細孔を有することを特徴と
する請求項2記載の回動接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30540995A JP3307199B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 回動接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30540995A JP3307199B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 回動接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09148030A true JPH09148030A (ja) | 1997-06-06 |
JP3307199B2 JP3307199B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=17944789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30540995A Expired - Fee Related JP3307199B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 回動接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3307199B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006004981A1 (de) * | 2006-02-01 | 2007-08-09 | Carl Freudenberg Kg | Gelenk, Leiterelement und Verwendung eines Gelenks |
US7477736B2 (en) | 2003-09-19 | 2009-01-13 | Japan Aviation Electronics Industry Limited | Simple hinge unit capable of providing electrical connection in an electronic apparatus |
-
1995
- 1995-11-24 JP JP30540995A patent/JP3307199B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7477736B2 (en) | 2003-09-19 | 2009-01-13 | Japan Aviation Electronics Industry Limited | Simple hinge unit capable of providing electrical connection in an electronic apparatus |
DE102006004981A1 (de) * | 2006-02-01 | 2007-08-09 | Carl Freudenberg Kg | Gelenk, Leiterelement und Verwendung eines Gelenks |
DE102006004981B4 (de) * | 2006-02-01 | 2008-01-24 | Carl Freudenberg Kg | Gelenk und Verwendung eines Gelenkes |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3307199B2 (ja) | 2002-07-24 |
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