JPH09147877A - 空気電池用空気極 - Google Patents

空気電池用空気極

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JPH09147877A
JPH09147877A JP7329783A JP32978395A JPH09147877A JP H09147877 A JPH09147877 A JP H09147877A JP 7329783 A JP7329783 A JP 7329783A JP 32978395 A JP32978395 A JP 32978395A JP H09147877 A JPH09147877 A JP H09147877A
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JP
Japan
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air
air battery
electrode
air electrode
composite catalyst
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JP7329783A
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English (en)
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Kiyoshi Hosoda
清志 細田
Tomoyuki Kanai
智之 金井
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分解生成マンガン酸化物を触媒として使用し
た空気極を使用した空気電池の重負荷電流特性を低下さ
せずに電圧回復特性を向上させる。 【解決手段】 炭素質材料に熱分解生成マンガン酸化物
を付着させてなる複合触媒とフッ素樹脂結着剤とを含有
する複合触媒組成物が導電性芯体に担持されている空気
電池用空気極において、空気電池用空気極を10kPa
以下の減圧下で200〜400℃の温度で熱処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気電池の空気拡
散型の空気極に関する。より詳しくは、空気電池の重負
荷電流特性を低下させずに電圧回復特性を向上させるこ
とのできる空気極に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、正極に空気極を使用する種々
の空気電池が知られているが、近年、補聴機、ポケット
ベル、ページャーなどをはじめとして、空気電池を使用
する電子機器の生産量が飛躍的に増加している。
【0003】ところで、空気電池の空気極としては、酸
素還元触媒活性の非常に高い白金族元素や銀などの貴金
属を活性炭に付着させた複合触媒をフッ素樹脂結着剤と
混練し、それをニッケルネットなどの導電性芯体にシー
ト状に固着させ、そのシートの片面に酸素を透過する撥
水性フッ素樹脂膜が形成されたものが知られている。し
かし、触媒として高価な貴金属を使用しているために、
空気極の製造コストが高くなって量産性が大きく低下
し、従って汎用電池として使用できないという問題があ
る。
【0004】そこで、白金族元素に代えて、酸化物の状
態で低コストで入手できるマンガン酸化物を使用するこ
とが試みられている。しかし、マンガン酸化物を使用し
た空気極を備えた空気電池は、アラームやバイブレーシ
ヨン等の機器が必要とする大電流(例えば、10mA/
cm2程度)を安定的に流すことができず、その重負荷
電流特性が低いという問題があった。
【0005】そこで、このような問題を解決するため
に、予め酸化物となっているマンガン酸化物を使用する
触媒に代えて、硝酸マンガン水溶液を活性炭に含浸さ
せ、それを不活性ガス雰囲気下で300℃で硝酸マンガ
ンを熱分解することにより活性炭に熱分解生成マンガン
酸化物を付着させた複合触媒を使用することが提案され
ている(特開昭59−86159号公報)。このように
生成させた熱分解生成マンガン酸化物を使用することに
より、マンガンの活性炭中の分散性が高まり、それによ
り空気電池の重負荷電流特性が改善されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな熱分解生成マンガン酸化物を使用した空気極は、予
め酸化物となっているマンガン酸化物を使用した空気極
に比べ、空気電池の空気孔を開封して空気の取込みを開
始した後の開路電圧の上昇速度が遅く、電子機器が作動
するまでに要する時間が長くなるという問題、即ち電圧
回復特性が低下するという問題がある。
【0007】本発明は、上述の従来技術の問題を解決し
ようとするものであり、熱分解生成マンガン酸化物を触
媒として使用した空気極を使用した空気電池の重負荷電
流特性を低下させずに電圧回復特性を向上させることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、熱分解生成
マンガンを炭素材料表面に付着させた複合触媒とフッ素
系樹脂とを導電性芯体にシート状に担持させたものを、
更に減圧下で特定の温度範囲内の温度で加熱処理した空
気拡散型の空気極が、空気電池の重負荷電流特性を保持
もしくは改善しつつ、電圧回復特性を向上させることを
見出し、本発明を完成させるに至った。
【0009】即ち、本発明は、炭素質材料に熱分解生成
マンガン酸化物を付着させてなる複合触媒とフッ素樹脂
結着剤とを含有する複合触媒組成物が導電性芯体に担持
されている空気電池用空気極において、該空気電池用空
気極が10kPa以下の減圧下で200〜400℃の温
度で熱処理されていることを特徴とする空気電池用空気
極を提供する。
【0010】また、本発明は、炭素質材料に熱分解生成
マンガン酸化物を付着させてなる複合触媒とフッ素樹脂
結着剤とを含有する複合触媒組成物を導電性芯体に担持
させた後に、10kPa以下の減圧下で200〜400
℃の温度で熱処理することを特徴とする空気電池用空気
極の製造方法を提供する。
【0011】更に、本発明は、炭素質材料に熱分解生成
マンガン酸化物を付着させてなる複合触媒とフッ素樹脂
結着剤とを含有する複合触媒組成物が導電性芯体に担持
されている空気電池用空気極を備えた空気電池におい
て、該空気電池用空気極が10kPa以下の減圧下で2
00〜400℃の温度で熱処理されていることを特徴と
する空気電池を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気電池用空気極
についてその製造方法とともに詳細に説明する。
【0013】本発明の空気電池用空気極は、炭素質材料
に熱分解生成マンガン酸化物を付着させてなる複合触媒
とフッ素樹脂結着剤とを含有する複合触媒組成物が導電
性芯体に担持されたものであり、更に、10kPa以下
の減圧下で200〜400℃で熱処理されている。熱処
理の温度又は雰囲気圧がこれらの範囲を逸脱すると、空
気電池の重負荷電流特性と電圧回復特性との向上が見込
めない。
【0014】なお、空気電池の重負荷電流特性と電圧回
復特性とをより向上させるために、雰囲気圧力を133
0Pa以下とすることが好ましい。同様に、熱処理温度
を250〜350℃とすることが好ましい。
【0015】本発明において使用する炭素質材料として
は、従来の空気極において使用されている炭素質材料、
例えば、カーボンブラック、アセチレンブラック、活性
炭、黒鉛などの粉末を使用することができる。
【0016】熱分解生成マンガン酸化物は、化学構造的
には式(1)
【0017】
【化1】MnOx (1) (式中、xは1.5〜2.0の数である。)で表される
化合物であり、具体的には、β形MnO2、α形Mn
2、Mn23などを好ましく挙げることができる。こ
れらは、単独で用いてもよく混合した状態で用いてもよ
い。
【0018】本発明において使用する熱分解生成マンガ
ン酸化物は、予め酸化物の状態にしたマンガン酸化物を
炭素質材料上に付着させたものではなく、炭素質材料上
で付着するように熱分解生成させたものである。これに
より、空気電池の重負荷電流特性を低下させずに電圧回
復特性をより向上させることができる。
【0019】なお、熱分解生成マンガン酸化物は結晶水
を含まないために耐漏液性の点でも優れている。
【0020】このような熱分解生成マンガン酸化物は、
硝酸マンガン6水塩などの無機マンガン塩を、水、低級
アルコールあるいはそれらの混合溶媒などに溶解させ、
この溶液を炭素質材料に含浸させ、更に空気中または窒
素などの不活性雰囲気中で熱分解、例えば200〜30
0℃程度の温度に加熱することによって生成させること
ができる。この際、マンガン酸化物は炭素質材料の表面
に微細な酸化物として付着し、複合触媒となる。
【0021】なお、熱分解生成マンガン酸化物の付着量
は、炭素質材料に対する無機マンガン塩の使用量により
制御することができる。
【0022】本発明においては、炭素質材料に熱分解生
成マンガン酸化物が付着してなる複合触媒とフッ素樹脂
結着剤とを均一に混合することにより複合触媒組成物と
する。この場合、フッ素樹脂結着剤としては、従来の空
気電池において使用されているものと同様のものを使用
することができ、例えば、ポリテトラフルオロエチレン
などを好ましく使用することができる。なお、フッ素樹
脂結着剤は、界面活性剤の作用により水性ディスパージ
ョンの状態で使用することが好ましい。
【0023】複合触媒とフッ素樹脂結着剤とを均一に混
合する方法としては、フッ素樹脂結着剤の水性ディスパ
ージョン中に複合触媒を水やアルコールなどを用いて分
散させてペースト状の複合触媒組成物を調製すればよ
い。
【0024】また、複合触媒とフッ素樹脂結着剤との比
率は、使用目的に応じて適宜選択することができる。
【0025】このように調製された複合触媒組成物は導
電性芯体に担持させるが、導電性芯体としては空気電池
の正極(空気極)において従来より使用されているもの
と同様なものを使用することができ、例えばニッケルメ
ッシュを好ましく使用することができる。
【0026】複合触媒組成物を導電性芯体に担持させる
方法としては、組成物を転写ローラー方式により塗布し
乾燥することにより行うことができる。
【0027】本発明においては、このように導電性芯体
に担持された複合触媒組成物を、前述したように10k
Pa以下の減圧下で200〜400℃の温度で熱処理す
る。このような条件での熱処理により、空気電池の重負
荷電流特性を低下させずに電圧回復特性が向上する理由
は、次にように推定される。
【0028】即ち、減圧下での熱処理により、空気極の
電気反応に不必要な不純物材料、例えばフッ素樹脂結着
剤の水性ディスパージョン中に含まれる界面活性剤が熱
分解することになるが、その熱分解生成物が空気極材料
に付着または吸着されることなく飛散し、そのため不純
物による空気極材料の機能低下が防止されるためと考え
られる。
【0029】本発明の空気電池用空気極は、従来の空気
拡散型空気電池に好ましく適用することができる。この
場合、空気極の少なくとも片面には、電解液の漏液を防
止するとともに酸素を透過させる撥水性の公知の多孔性
フッ素樹脂膜を形成しておくことが好ましい。その他の
空気電池の構成については、従来公知の空気電池と同様
の構成とすることができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0031】実施例1〜14及び比較例1〜6 (複合触媒の調製)硝酸マンガン・6水塩をエタノール
に溶解させて20重量%エタノール溶液を調製した。こ
の溶液にカーボンブラックを投入して混合撹拌し、この
混合物を窒素ガス中200℃で焼成して硝酸マンガンを
熱分解させた。それによりカーボンブラックの表面に熱
分解生成マンガン酸化物が付着した複合触媒を得た。こ
のとき、カーボンブラック量は、熱分解生成マンガン酸
化物の生成質量に対して3倍量を使用した。
【0032】(空気極の作製)得られた複合触媒を、固
形分60重量%のポリテトラフルオロエチレンの水性デ
イスパージョン中に固形分比で60:40となる割合で
混合し、ペースト状の複合触媒組成物を得た。この組成
物をシート状のニッケルネットに0.5mm厚さに塗着
し120℃で乾燥し、触媒シートを得た。次に、得られ
たシートに対し、表1の圧力と温度との条件で熱処理を
施し、更に厚さ0.1mmの多孔性PTFE膜を圧着さ
せた後に、直径11.0mmの円形に打ち抜いて空気電
池用の空気極を得た。
【0033】(空気電池の試作)得られた空気極を使用
して、直径11.6mm、高さ5.4mmの図1に示す
ボタン形空気電池を作製した。ここで、図1の空気電池
は、鉄にNiメッキを施した正極ケース1、正極ケース
1に開けられた空気孔2、空気を拡散させる空気拡散材
3、空気拡散材3側に多孔性ポリテトラフルオロエチレ
ン膜(図示せず)が圧着された空気極4、微細孔ポリプ
ロピレンフイルムからなるセパレータ5、天然パルプ材
よりなる電解液保持材6、ナイロンからなるガスケット
7、銅/SUS/Niのクラッド材よりなる負極カップ
8、こう化亜鉛粒とゲル化材と水酸化カリウム溶液との
混合物よりなる負極合剤9、及び空気孔シール10の構
成要素を従来の空気電池と同様に組み立てたものであ
る。
【0034】なお、比較例1の電池は、減圧下で熱処理
を施していない空気極を使用したものである。また、比
較例3〜6の電池は、窒素雰囲気下の常圧(101kP
a(1atm))で熱処理した空気極を使用したもので
ある。
【0035】(空気電池の性能評価)次に、得られた空
気電池の電圧回復特性と重負荷電流特性とを以下に示す
ように評価した。
【0036】電圧回復特性 空気電池製造から30日経過したときに、空気孔シール
を開封した。シール開封30秒後に、電池に150Ωの
負荷抵抗を1秒間接続し、そのときの閉路電圧を測定
し、その測定値(n=10の平均値)が減圧下で熱処理
を施さなかった比較例1の電池の測定値に比べて0.1
5V以上高い場合に「◎」、0.03〜0.14V高い
場合に「○」と評価し、そうではない場合を「×」と評
価した。得られた結果を表1に示す。
【0037】重負荷電流特性 空気電池製造から30日経過したときに、空気孔シール
を開封した。シール開封10分後に150Ωの負荷抵抗
を接続し、接続60秒後の閉路電圧を測定した。その測
定値(n=10の平均値)が、減圧下で熱処理を施さな
かった比較例1の電池の測定値に比べて0.1V以上高
い場合に「◎」、ほぼ同じ(−0.01Vも含む)〜
0.1V高い場合に「○」と評価し、そうではない場合
を「×」と評価した。得られた結果を表1に示す。
【0038】
【表1】 熱処理 電圧回復特性 重負荷電流特性 温度(℃) 圧力 (V) 評価 (V) 評価 実施例1 200 10kPa 0.96 ○ 1.03 ○ 2 200 133OPa 0.95 ○ 1.07 ○ 3 200 <130Pa 0.97 ○ 1.08 ○ 4 250 10KPa 1.01 ○ 1.12 ○ 5 250 133OPa 1.18 ◎ 1.20 ◎ 6 250 <130Pa 1.20 ◎ 1.21 ◎ 7 300 10KPa 1.05 ○ 1.08 ○ 8 300 133OPa 1.20 ◎ 1.21 ◎ 9 300 <130Pa 1.22 ◎ 1.21 ◎ 10 350 10KPa 1.10 ○ 1.07 ○ 11 350 133OPa 1.15 ◎ 1.14 ◎ 12 350 <130Pa 1.18 ◎ 1.17 ◎ 13 400 133OPa 1.03 ○ 1.07 ○ 14 400 <130Pa 1.05 ○ 1.09 ○ 比較例1 (熱処理なし) 0.92 × 1.04 ○ 2 400 101kPa 0.82 × 0.90 × 3 200 (101kPa/N2) 0.94 × 1.04 ○ 4 300 (101kPa/N2) 0.98 ○ 1.02 × 5 350 (101kPa/N2) 0.97 ○ 1.02 × 6 400 (101kPa/N2) 0.95 ○ 1.00 ×
【0039】表1から、10kPa(0.1atm)の
減圧下で200〜400℃の温度で熱処理された空気極
を使用する実施例1〜14の空気電池は、従来の空気電
池である比較例1の空気電池に比べ、重負荷電流特性を
低下させずに、電圧回復特性が向上していることがわか
る。特に、圧力を1330Pa(10torr)以下で
250〜350℃の温度で加熱処理した空気極を使用す
る実施例5,6,8,9,11及び12の空気電池は、
電圧回復特性のみならず重負荷電流特性の向上が著しい
ことがわかる。
【0040】なお、空気雰囲気で大気圧下(101kP
a(1atm))、400℃で熱処理した空気極を使用
した比較例2の電池の場合、比較例1よりも電圧回復特
性及び重負荷電流特性の双方が大きく低下したことがわ
かる。また、窒素雰囲気下で200℃で熱処理した空気
極を使用した比較例3の電池の場合には、電圧回復特性
の改善が見られなかった。同様に空気極の熱処理を窒素
雰囲気下で300℃、350℃、400℃とした比較例
4〜6の空気電池の場合には、わずかな電圧回復特性の
改善が見られるが、重負荷電流特性が低下することがわ
かる。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、重負荷電流特性を低下
させずに電圧回復特性に優れた空気電池が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気電池用空気極の一例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 正極ケース 2 空気孔 3 空気拡散材 4 空気極 5 セパレータ 6 電解液保持材 7 ガスケット 8 負極カップ 9 負極合剤 10 空気孔シール

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素質材料に熱分解生成マンガン酸化物
    を付着させてなる複合触媒とフッ素樹脂結着剤とを含有
    する複合触媒組成物が導電性芯体に担持されている空気
    電池用空気極において、該空気電池用空気極が10kP
    a以下の減圧下で200〜400℃の温度で熱処理され
    ていることを特徴とする空気電池用空気極。
  2. 【請求項2】 1330Pa以下の減圧下で熱処理され
    ている請求項1記載の空気電池用空気極。
  3. 【請求項3】 250〜350℃で熱処理されている請
    求項1又は2記載の空気電池用空気極。
  4. 【請求項4】 炭素質材料に熱分解生成マンガン酸化物
    を付着させてなる複合触媒とフッ素樹脂結着剤とを含有
    する複合触媒組成物を導電性芯体に担持させた後に、1
    0kPa以下の減圧下で200〜400℃の温度で熱処
    理することを特徴とする空気電池用空気極の製造方法。
  5. 【請求項5】 1330Pa以下の減圧下で熱処理する
    請求項4記載の空気電池用空気極の製造方法。
  6. 【請求項6】 250〜350℃で熱処理する請求項4
    又は5記載の空気電池用空気極の製造方法。
  7. 【請求項7】 炭素質材料に熱分解生成マンガン酸化物
    を付着させてなる複合触媒とフッ素樹脂結着剤とを含有
    する複合触媒組成物が導電性芯体に担持されている空気
    電池用空気極を備えた空気電池において、該空気電池用
    空気極が10kPa以下の減圧下で200〜400℃の
    温度で熱処理されていることを特徴とする空気電池。
  8. 【請求項8】 空気電池用空気極が1330Pa以下の
    減圧下で熱処理されている請求項7記載の空気電池。
  9. 【請求項9】 空気電池用空気極が250〜350℃で
    熱処理されている請求項7又は8記載の空気電池。
JP7329783A 1995-11-25 1995-11-25 空気電池用空気極 Pending JPH09147877A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017076538A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 Fdk株式会社 空気二次電池の空気極の製造方法及び空気−水素二次電池

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017076538A (ja) * 2015-10-15 2017-04-20 Fdk株式会社 空気二次電池の空気極の製造方法及び空気−水素二次電池

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