JPH09147372A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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Publication number
JPH09147372A
JPH09147372A JP30599195A JP30599195A JPH09147372A JP H09147372 A JPH09147372 A JP H09147372A JP 30599195 A JP30599195 A JP 30599195A JP 30599195 A JP30599195 A JP 30599195A JP H09147372 A JPH09147372 A JP H09147372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
objective lens
seek
actuator
track
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30599195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohide Otani
大谷  博英
Kazuhiko Ito
和彦 伊藤
Kenji Mita
謙二 三田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP30599195A priority Critical patent/JPH09147372A/ja
Publication of JPH09147372A publication Critical patent/JPH09147372A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間でのシーク動作を可能にする。 【解決手段】 シーク動作時に、トラッキングエラー信
号のオフセット量を検出するオフセット量検出部13か
らの出力信号に、対物レンズ2の移動方向及び移動距離
を示す信号を生成するシーク信号生成部12からの出力
信号を加算して、アクチュエータ駆動部11に与えるよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的情報記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学的情報記録再生装置では、記録・再
生・消去を行う場合、対物レンズによって微小な光スポ
ットとして収束されたレーザ光が記録媒体上に照射され
る。情報の記録・再生・消去を正確におこなうために
は、記録媒体が例えば光ディスクである場合、光スポッ
トが回転する光ディスク上のトラックを追従し続ける状
態である(以下オントラックという)必要がある。ここ
で、光ディスクの偏心、あるいはその他の要因によっ
て、光スポットの照射部分と光ディスク上のトラックと
が一致しない状態(以下、オフトラックという)が発生
する。この時、光スポットが安定してトラックを追従す
ることができるようにするためには、このオフトラック
の状態をトラッキング誤差信号(以下、TE信号とい
う)として検出し、このTE信号が0となるように制御
する必要があり、この制御のことを通常、トラッキング
サーボと呼んでいる。
【0003】また、光学的情報記録再生装置では、所望
のトラックに高速で移動する機能を有しており、この時
の動作をシーク動作と読んでいる。シーク動作を行う場
合、その移動の度合いが小さければ、対物レンズの移動
だけでよいが、移動の度合いが大きい場合は光ヘッドも
移動させる必要がある。
【0004】図2を用いて従来のトラッキングサーボ動
作およびシーク動作を説明する。21は記録媒体として
の光ディスク、22は光ディスク1上に光スポットを収
束するための対物レンズである。23は対物レンズ22
を変位可能に支持するトラッキングアクチュエータ、2
4は対物レンズ22、トラッキングアクチュエータ23
等を含む光ヘッド、25は光ヘッド24を駆動させるた
めのモータ、26はモータ25を駆動するためのモータ
駆動部である。尚、光ヘッド24には、対物レンズ22
をディスク面と垂直な方向へ変位させるフォーカシング
アクチュエータも有しているが、図2では省略してい
る。
【0005】27は対物レンズ22により収束された光
スポットと光ディスク21上のトラックとの位置ずれを
示すトラッキングエラー信号に基づいて光スポットをト
ラックに追従させるトラッキングサーボ手段である。2
8はTE信号を検出するTE信号検出部、29は検出さ
れたTE信号を増幅するアンプ部、30は増幅されたT
E信号を入力信号として、トラッキングアクチュエータ
23を駆動させるための信号を生成するサーボ部、31
はトラッキングアクチュエータ23を駆動させるための
アクチュエータ駆動部である。
【0006】32はシーク信号生成部で、トラッキング
アクチュエータ23によるシークのための信号である。
33は切り換えスイッチであり、SW2が接点1に接続
されているときは、サーボ部30からの信号がアクチュ
エータ駆動部31に供給され、SW2が接点2に接続さ
れるときは、シーク信号生成部32からの信号がアクチ
ュエータ駆動部31に供給される。34は中央処理装置
(CPU)であり、モータ駆動部26やシーク信号生成
部32等を制御する。
【0007】情報の記録・再生・消去時には、SW2が
接点1に接続されることにより、TE信号検出部28、
アンプ部29、サーボ部30及びアクチュエータ駆動部
31よりなる閉ループが形成され、トラッキングサーボ
がおこなわれる。TE信号検出部28により検出された
TE信号はアンプ部29により増幅され、サーボ部30
へ入力される。サーボ部30は、入力されたTE信号よ
り、TE信号が0となるような、すなわち、対物レンズ
22により収束される光スポットが光ディスク21上の
トラックを追従するような補正信号を、アクチュエータ
駆動部31に出力する。これにより、トラッキングサー
ボが行われ、光スポットは光ディスク32上のトラック
を追従する、すなわちオントラック状態になる。
【0008】シーク動作がおこなわれるときは、SW2
が接点2側へ接続されることにより、トラッキングサー
ボループは開ループとなる。従って、アクチュエータ駆
動部31は、シーク信号生成部32で生成された信号を
入力信号としてトラッキングアクチュエータ23を駆動
させ、所望のトラックに対物レンズを移動させる。この
時、対物レンズの移動だけでは所望のトラックにオント
ラックできなければ、CPU34より、モータ駆動部2
6にデジタル信号が直接入力される。モータ駆動部26
は内蔵するデジタル/アナログ変換回路(図示せず)に
て前記入力デジタル信号に応じた駆動信号に変換し、モ
ータ25を駆動させて光ヘッド24を移動させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】モータとしてステッピ
ングモータを使用した場合、光ヘッドは、その可動範囲
内でとびとびの位置に移動していくため、オントラック
状態では、通常、対物レンズは、中立位置(アクチュエ
ータに駆動信号が供給されていないときの機械的に中立
な位置)になく、少しずれている状態となる。これはす
なわち出射レーザ光の光軸と対物レンズの中心とがずれ
ることになり、照射される光のエネルギー強度に変化が
生じることになる。そして、この影響はTE信号内で直
流成分(以下、オフセットという)となって現れる。
【0010】この状態からシーク動作に移行すると、ト
ラッキングサーボループがOFFになり、対物レンズ
は、中立位置に戻ろうとする。その結果、対物レンズは
オントラック状態の位置からどちらかにずれることにな
る。この状態では光スポットの現在位置がどのトラック
上にあるのかがわからなくなるため、何らかの手段によ
って、現在の光スポット位置とトラック位置との関係を
確認する必要があった。これは目標トラックへのシーク
動作を完了させる時間を長くする原因となり、このよう
な時間的な影響は、特に情報の書込時においては大きな
問題となっていた。
【0011】また、仮に対物レンズが中立位置にある状
態でオントラックしていたとしても、そこからシーク信
号によって対物レンズを動かそうとすると、対物レンズ
が中立位置からずれていくのに応じて中立位置方向への
物理的な力が加わるので、意図するシークをおこなうこ
とができなかった。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、シーク動作を短時間で円滑に完了できる光学的
情報記録再生装置を提供する事を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、記録
媒体上に光を収束させる対物レンズ、前記対物レンズを
変位可能に支持するアクチュエータを含む光学ヘッド
と、前記光ヘッドを前記記録媒体の半径方向へ移動させ
る移動手段と、前記対物レンズにより収束された光スポ
ットと前記記録媒体上のトラックとの位置ずれを示すト
ラッキングエラー信号に基づいて前記光スポットを前記
トラックに追従させるトラッキングサーボ手段と、前記
トラッキングエラー信号のオフセット量を検出するオフ
セット量検出手段と、前記光スポットを他のトラックに
移動させるシーク動作時に、前記対物レンズの移動方向
及び移動距離を示す信号を前記アクチュエータに与える
シーク信号生成手段を備え、前記シーク時に前記オフセ
ット量検出手段からの出力信号に、前記シーク信号生成
手段からの出力信号を加算して、前記アクチュエータに
与えるようにしたことを特徴とする。
【0014】
【作用】これにより、シーク動作時においても、対物レ
ンズを中立位置へ物理的に戻そうとする力は、TE信号
より取り出されるオフセット分で相殺されるので、対物
レンズの位置は保持され、短時間でのシークが可能とな
る。
【0015】また、前記オフセット分は、対物レンズの
中立位置からのずれ量に応じて発生するため、対物レン
ズがどの位置にあっても、物理的な影響を受けずにシー
クを行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な一実施例
について、図1を参照しながら説明する。1は光ディス
ク、2は対物レンズ、3はトラッキングアクチュエー
タ、4は対物レンズ2、トラッキングアクチュエータ3
等を含む光ヘッド、5はモータで、ここではステッピン
グモータである。6はモータ駆動部である。尚、各部の
説明については、従来例と同様であるためここでは省略
する。
【0017】7はトラッキングサーボ手段であり、8は
TE信号検出部、9はアンプ部、10はサーボ部、11
はアクチュエータ駆動部である。
【0018】12はシーク信号生成部、13はオフセッ
ト検出部であり、TE信号の直流成分をローパスフィル
タによって取り出す。また図のA点では、シーク信号生
成部12からの出力と、オフセット検出部13からの出
力とが加算される。14は切り換えスイッチであり、S
W1が接点1側に接続されているときは、サーボ部10
からの信号がアクチュエータ駆動部11に供給され、S
W1が接点2側に接続されているときは、シーク信号生
成部12からの出力信号とオフセット検出部13からの
出力信号とが加算された信号がアクチュエータ駆動部1
1に供給される。15はCPUであり、モータ駆動部6
やシーク信号生成部12等を制御する。
【0019】次に、本発明の光学的情報記録再生装置に
よるトラッキングサーボ動作及びシーク動作について説
明する。
【0020】トラッキングサーボ動作時には、SW1が
接点1側に接続されることにより、トラッキングサーボ
手段は閉ループとなる。TE信号検出部8により検出さ
れたTE信号はアンプ部9により増幅され、サーボ部1
0へ入力される。サーボ部10は、入力されたTE信号
に基づき、TE信号が0となるような、すなわち、対物
レンズ2により収束される光スポットが光ディスク1上
のトラックを追従するような制御信号を、アクチュエー
タ駆動部11に出力する。アクチュエータ駆動部11は
前記制御信号に応じてトラッキングアクチュエータ3を
駆動させ、光ディスク1上のトラックを追従するように
対物レンズ2が移動する。以上のように、トラッキング
サーボが行われ、光スポットはオントラック状態にな
る。
【0021】シーク動作がおこなわれるときは、SW1
が接点2側に切り換えられることにより、トラッキング
サーボループは開ループとなる。シーク信号生成部12
で生成された信号と、オフセット検出部13にて検出さ
れた信号とはA点で加算されて、入力信号としてアクチ
ュエータ駆動部11に入力される。対物レンズ2にはサ
ーボがOFFされると、中立位置に向かう物理的な力が
作用するが、アクチュエータ駆動部11にはオフセット
検出部13にて検出されたTE信号のオフセット分が含
まれているので、中立位置に向かう物理的な力は相殺さ
れ、対物レンズ2の物理的な位置を保持したまま、シー
ク信号生成部12で生成された信号でシークがおこなわ
れる。
【0022】
【発明の効果】以上、本発明によれば、サーボがOFF
されたときに、TE信号に含まれる対物レンズの中立位
置からのずれに応じたオフセット分をトラッキングアク
チュエータを駆動する制御信号の一部として入力するこ
とにより、対物レンズの位置を保持することができ、短
時間でのシークが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るトラッキングサーボ動
作及びシーク動作を説明する図である。
【図2】従来のトラッキングサーボ動作及びシーク動作
を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 対物レンズ 3 トラッキングアクチュエータ 4 光ヘッド 5 モータ 6 モータ駆動部 7 トラッキングサーボ手段 8 TE信号検出部 9 アンプ部 10 サーボ部 11 アクチュエータ駆動部 12 シーク信号生成部 13 オフセット検出部 14 切り換えスイッチ 15 中央処理装置(CPU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三田 謙二 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上に光を収束させる対物レン
    ズ、前記対物レンズを変位可能に支持するアクチュエー
    タを含む光学ヘッドと、前記光ヘッドを前記記録媒体の
    半径方向へ移動させる移動手段と、前記対物レンズによ
    り収束された光スポットと前記記録媒体上のトラックと
    の位置ずれを示すトラッキングエラー信号に基づいて前
    記光スポットを前記トラックに追従させるトラッキング
    サーボ手段と、前記トラッキングエラー信号のオフセッ
    ト量を検出するオフセット量検出手段と、前記光スポッ
    トを他のトラックに移動させるシーク動作時に、前記対
    物レンズの移動方向及び移動距離を示す信号を前記アク
    チュエータに与えるシーク信号生成手段を備え、前記シ
    ーク時に前記オフセット量検出手段からの出力信号に、
    前記シーク信号生成手段からの出力信号を加算して、前
    記アクチュエータに与えるようにしたことを特徴とする
    光学的情報記録再生装置。
JP30599195A 1995-11-24 1995-11-24 光学的情報記録再生装置 Pending JPH09147372A (ja)

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