JPH09147259A - 感知器カバー - Google Patents

感知器カバー

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JPH09147259A
JPH09147259A JP30423795A JP30423795A JPH09147259A JP H09147259 A JPH09147259 A JP H09147259A JP 30423795 A JP30423795 A JP 30423795A JP 30423795 A JP30423795 A JP 30423795A JP H09147259 A JPH09147259 A JP H09147259A
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sensor
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sensor cover
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Hideaki Takahashi
秀晃 高橋
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り外し作業が容易で、且つ感知器を衝撃か
ら保護することのできる感知器カバーを提供する。 【解決手段】 感知器2に遊嵌する上面を開放した有底
筒体である外筒部6と、外筒部の底面に設けられた貫通
穴である開口部7と、外筒部の内側面に設けられ気体を
封入する第一の空気袋3と、外筒部の内底面に開口部を
覆って設けられ第一の空気袋と連通して気体を封入する
第二の空気袋4とを有する感知器カバーであり、第一の
空気袋が内部に封入された空気の圧力によって感知器を
側方から保持し、作業者が下方から開口部に露出する第
二の空気袋に穴を開けて第一の空気袋と第二の空気袋と
から空気を流出させると、前述の空気の圧力はなくな
り、感知器カバーは自重により感知器から下方に落下す
るようにして外れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感知器に用いる防
塵用の感知器カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図6を用いて説明する。図
6は感知器カバーを説明する側面図である。
【0003】図6に示すように、従来この種の感知器カ
バー1としては、上面に開口部を有する有底筒体であっ
て、感知器2に取り付けられて感知器2の煙流入口3を
略密閉状態に覆い、埃や塵が侵入するのを防止するよう
にしたものが知られている。
【0004】このような感知器カバー1は、工場での感
知器2の組立製造時の最終工程において、感知器2に取
り付けられて、感知器2を設置する工事現場に搬入され
る。
【0005】設置工事の現場では、感知器カバー1を感
知器2に装着した状態で、作業者が脚立などで天井に近
づいて、感知器2を天井の感知器ベースに取り付ける。
その取り付け作業の際、あるいは取り付け作業終了後で
も工事期間が終了するまでの間は、周囲には埃や塵が生
じやすく、感知器2の煙流入口等から該埃や塵が入り込
むと煙検出感度か変化して、煙検出機能の低下を招く。
感知器カバー1は、このような不具合を防止するため
に、感知器2に取り付けられるものである。
【0006】また、感知器2の取り付け作業が終了して
も、他の工事が終了するまでは、工事現場の他の部材と
の衝突から感知器2を保護するために、感知器カバー1
は取り付けたままにされ、全ての工事終了の後に取り外
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の感知器カバー1にあっては、感知器カバー1の内
周を感知器2の外周より僅かに小さくして締まりばめ等
により感知器2に取り付けられていたので取り外しにく
く、感知器カバー1を取り外すときには、作業者は再度
脚立などで天井に近づいて作業を行う必要があり、高所
での作業の機会が増加し危険であるという問題点があっ
た。
【0008】また、感知器カバー1は樹脂製の部材で形
成されており、直接感知器2と密着しているので、感知
器2の運搬時や、感知器2の取り付け作業後に感知器カ
バー1を取り付けた状態で放置する場合に、感知器カバ
ー1が衝撃を受けると、感知器カバー1は衝突の衝撃を
うまく吸収することができずに衝撃を感知器2に伝達す
るので、衝撃により感知器2が破損する場合があるとい
う問題点があった。
【0009】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、取り外し作業
が容易で、且つ感知器を衝撃から保護することのできる
感知器カバーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、感知器
に遊嵌する上面を開放した有底筒体である外筒部と、外
筒部の底面に設けられた貫通穴である開口部と、外筒部
の内側面に設けられ気体を封入する第一の空気袋と、外
筒部の内底面に開口部を覆って設けられ第一の空気袋と
連通して気体を封入する第二の空気袋とを有するもので
ある。
【0011】請求項2記載の発明にあっては、前記第一
の空気袋は、外筒部内側面の4箇所に等間隔に設けられ
ており、空気を封入すると対向する2つの第一の空気袋
の距離は感知器の直径より小さくなり、各々の第一の空
気袋は、通気路を介して第二の空気袋と連通することを
特徴するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図5
を用いて説明する。図1は感知器カバーを説明する側面
図である。図2は感知器カバーの平面図である。図3は
感知器カバーを感知器に取り付けた状態を示す側面図で
ある。図4は感知器カバーの第二の空気袋に穴を開けた
状態を説明する感知器カバーの側面図である。図5は感
知器カバーの第一の空気袋及び第二の空気袋から空気が
流出した状態を説明する感知器カバーの側面図である。
【0013】図1、図2において、3は第一の空気袋、
4は第二の空気袋、5は通気路、6は外筒部である。
【0014】外筒部6は、硬質の樹脂製であり、感知器
2を遊嵌することのできるよう上面を開放した有底筒体
であり、底面部にも開口部7を有している。
【0015】第一の空気袋3は、空気を封入するもので
あり、機密性のあるビニールなどで形成されている。第
一の空気袋3は、図2に示すように、外筒部6の内側面
の4箇所に等間隔に設けられている。対向する2つの第
一の空気袋3の距離は、第一の空気袋3に空気を満杯に
封入した場合には感知器2の直径より小さく、第一の空
気袋3の内部の空気をある程度抜き去った場合には、感
知器2の直径より大きくなる。
【0016】第二の空気袋4は、空気を封入するもので
あり、機密性のあるビニールなどで形成されている。第
二の空気袋4は、外筒部6の内底面に、開口部7を塞ぐ
ようにして密着して設けられ、また開口部7から第二の
空気袋2の下部の一部分が露出する。従って、開口部7
は第二の空気袋4に遮られるために、外筒部6の外部空
間と内部空間とは、開口部7によっては連通しない。
【0017】通気路5は、機密性のあるビニールなどで
形成されおり、第一の空気袋3と第二の空気袋4とを連
通するものである。
【0018】第一の空気袋3と第二の空気袋4と通気路
5とは、空気が満杯に封入されることにより、緩衝材と
しての役割を果たす。
【0019】以上のようにして構成される感知器カバー
8は、工場などにおいて、第一の空気袋3と第二の空気
袋4と通気路5とに空気を満杯に封入した状態にして、
第一の空気袋3が感知器2の外側面に接するようにして
感知器2に取り付けられる。このとき、対向する2つの
第一の空気袋3の距離は、空気が封入されているので感
知器2の直径よりも小さくなっており、感知器2を感知
器カバー8に押し込むようにして取り付けを行う。そし
て、一旦感知器カバー8が感知器2に取り付けられる
と、第一の空気袋3内に封入されている空気の圧力によ
り、図3に示すように、感知器2は感知器カバー8内に
保持される。
【0020】次に、感知器2が天井の感知器ベースに取
り付けられた後に、感知器カバー8を取り外す場合の作
業を説明する。まず図3に示すように、感知器カバー8
は感知器2に取り付けられている状態で、作業者は開口
部7から露出している第二の空気袋4の下部を先の尖っ
た棒体などで突いて、図4に示すように第二の空気袋4
に穴9を開ける。
【0021】第一の空気袋3と第二の空気袋4と通気路
5との内部には空気が充満しており、感知器2が第一の
空気袋3に押しつけられている状態であるから、第二の
空気袋4等の内部圧力は外部圧力よりも高く、従って、
該内部の空気は穴9を通じて外部に流出する。
【0022】第二の空気袋4等の内部に封入されていた
空気がある程度外部に流出すると、第一の空気袋3が感
知器2を押しつけていた圧力は消失し、さらに空気が流
出することにより対向する2つの第一の空気袋3の距離
は感知器2の直径より大きくなる。従って、感知器カバ
ー8は、感知器2を保持しなくなり、図5に示すよう
に、感知器カバー8の自重により下方に落下して、感知
器2から取り外される。
【0023】以上のようにして、作業者は脚立などを用
いて高所に登らなくとも、床に立ったままで棒体などを
用いて感知器カバー8を取り外すことができるので、作
業者が高所から落ちる恐れはなく安全に取り外し作業を
行うことができる。
【0024】なお、第一の空気袋3、第二の空気袋4、
通気路5は、上述した形態に限られるものではなく、開
口部7を塞ぎ、且つ感知器2に取り付けたときに感知器
2を内圧により側方から押圧する形態であればよい。例
えば、外筒部6の内側面の全面を覆うような空気袋を設
けるようにしてよく、また細い筒状の空気袋を多数外筒
部内側面に設けるようにしても良い。
【0025】さらに、第一の空気袋3、第二の空気袋
4、通気路5の材質は、ビニールに限られるものではな
く、機密性があり、且つ柔軟性の高いものであればよ
い。また、第二の空気袋4は、下部が開口部7から露出
しており、穴を開けられると該穴から第一の空気袋3内
部の空気を流出させるものであれば良く、第二の空気袋
4自体が空気により膨張すると否とは問わない。
【0026】
【発明の効果】本発明の感知器カバーは上述のように構
成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、第一
の空気袋が内部に封入された空気の圧力によって感知器
を側方から保持し、作業者が下方から開口部に露出する
第二の空気袋に穴を開けて第一の空気袋と第二の空気袋
とから空気を流出させると、前述の空気の圧力はなくな
り、第一の空気袋は感知器を側方から保持しなくなり、
感知器カバーは自重により感知器から下方に落下するよ
うにして外れ、従って作業者は高所に登ることなく感知
器カバーの下方から第二の空気袋に穴を開けるだけで安
全に感知器カバーを取り外すことができ、また感知器カ
バーは感知器に取り付けられている状態にあっては、前
述の空気の圧力により感知器を保持しているので、外部
から感知器カバーに衝撃が加えられても、第一の空気袋
と第二の空気袋とが緩衝材の役割を果たして衝撃を吸収
するので、衝撃から感知器を保護することのできる感知
器カバーを提供することができるという効果を奏する。
【0027】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、第一の空気袋は、外筒部内
側面の4箇所に等間隔に設けられているので、第一の空
気袋は安定して感知器を側方から保持し、従って感知器
に取り付けられている状態にあっては、第二の空気袋に
穴を開けられて取り外される以外では、感知器から外れ
にくい感知器カバーを提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の感知器カバーを説明す
る側面図である。
【図2】感知器カバーの平面図である。
【図3】感知器カバーを感知器に取り付けた状態を示す
側面図である。
【図4】感知器カバーの第二の空気袋に穴を開けた状態
を説明する感知器カバーの側面図である。
【図5】感知器カバーの第一の空気袋及び第二の空気袋
から空気が流出した状態を説明する感知器カバーの側面
図である。
【図6】従来の感知器カバーを説明する側面図である。
【符号の説明】
2 感知器 3 第一の空気袋 4 第二の空気袋 5 通気路 6 外筒部 7 開口部 8 感知器カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感知器に遊嵌する上面を開放した有底筒
    体である外筒部と、外筒部の底面に設けられた貫通穴で
    ある開口部と、外筒部の内側面に設けられ気体を封入す
    る第一の空気袋と、外筒部の内底面に開口部を覆って設
    けられ第一の空気袋と連通して気体を封入する第二の空
    気袋とを有する感知器カバー。
  2. 【請求項2】 前記第一の空気袋は、外筒部内側面の4
    箇所に等間隔に設けられており、空気を封入すると対向
    する2つの第一の空気袋の距離は感知器の直径より小さ
    くなり、各々の第一の空気袋は、通気路を介して第二の
    空気袋と連通することを特徴する請求項1記載の感知器
    カバー。
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