JPS6011670Y2 - 耐圧防爆容器 - Google Patents

耐圧防爆容器

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JPS6011670Y2
JPS6011670Y2 JP13544080U JP13544080U JPS6011670Y2 JP S6011670 Y2 JPS6011670 Y2 JP S6011670Y2 JP 13544080 U JP13544080 U JP 13544080U JP 13544080 U JP13544080 U JP 13544080U JP S6011670 Y2 JPS6011670 Y2 JP S6011670Y2
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pressure
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plug
container body
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JP13544080U
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JPS5759492U (ja
Inventor
明 石井
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株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、耐圧防爆容器に係り、特に呼吸プラグを有す
る耐圧防爆容器に関する。
この種容器を用いた装置として、大気圧を基準とする圧
力変換器が知られている。
この装置は、例えば−側面に被測定圧力を、他側面に大
気圧を受ける感圧素子と、この感圧素子の出力(例えば
、力、変位等)を電気信号に変換し増幅する変換器部と
から構成されているが、前記感圧素子の大気基準側室内
に変換器部が配置されている場合には、この室内を密閉
遮断すると次のような問題が生じる。
すなわち、室内を密閉遮断すると、外気の温度変化によ
り室内の空気が膨張、収縮し、室内に大気圧と異なる内
圧を発生させるので、基準圧が変化し測定誤差を引き起
すことになる。
この為、従来は第1図あるいは第2図に示すようにして
測定誤差要因を取除いている。
すなわち、第1図に示すように、耐圧防爆容器10内を
ダイアフラム11で基準圧室12と大気開放室13とに
分離し、外気の変化により基準圧室12内に生じた内圧
変化をこのダイアフラム11で吸収して誤差要因となる
内圧変化を防止している。
なお、図中14は大気連通孔、15は被測定圧力導入口
、16はこの被測定圧力導入口15からの圧力ヲ受ける
受圧ベローズ、17はこのベローズ16に応動する測定
レバー、18はこのレバー17の変位を電気信号に変換
するストレンゲージである。
このようにダイアフラム11で内圧変化を吸収すること
により測定誤差の発生を防止しているが、防爆指針によ
ると、基準圧室12内で爆発が起った場合を想定して1
0に91CI!以上の内圧に耐える構造にすることが必
要であるとなっているので、ダイアフラム11を上記内
圧に耐えるものとしなければならない。
ところが、このダイアフラム11をこの内圧に耐え得る
形状にすると弾性が失なわれ、十分に内圧変化を吸収す
ることができないと言う欠点を生じる。
また、第2図aに示すように容器20の底部に貫通孔2
1を設け、この貫通孔21内に円柱状の呼吸プラグ22
を嵌着させ、この呼吸プラグ22により基準圧室23内
と大気を連通させ内圧変化を防止する構造も知られてい
る。
このプラグ22は、防爆指針にもとすき、貫通孔21と
の間に所定のすき及びすきの奥行きを保ちながら、かつ
基準圧室23に10kg/cIlの内圧が生じてもその
固定状態に変化が生じないように嵌着される。
すなわち、このプラグ22は、第2図すに示すように両
側につば24,24を有し、このつば24,24とその
間の径少部との径の差りが所定のすきに相当するように
構成されるとともにこのつば24゜24には、このすき
の部分に基準圧室23及び大気側とをを連通ずる孔25
.25が形成されている。
しかしながら、この構造では、次のような欠点が生じる
(1)この構造の装置を屋外に設置した場合、雨水の廻
り込みにより孔25,25が閉塞され基準圧室23内を
大気圧に保持することができず、測定誤差が生じる。
(2) さらに、容器20が急令され基準圧室23内
が負圧になると、雨水が基準圧室23内に進入し、測定
誤差要因となるばかりか容器20内部が腐食され装置寿
命を短かくする。
(3)また、嵌着により呼吸プラグ22を容器20に固
定しているため、衝撃、振動により位置ずれが生じやす
く信頼性に欠ける。
(4)さらに、加工上の寸法公差により貫通孔21とプ
ラグ22のつば24,24との各圧接部に生じる力にば
らつきが生じやすいため、所定のすきを保つように貫通
孔21内にプラグ22を嵌着させることが難かしいとと
もに貫通孔21から脱落する危険性が高い。
本考案は、上記欠点に対処して威されたもので、容器本
体に設けられた貫通孔内に所定の間隙をもって配置され
る頭部と、この頭部の間隙に連通ずる孔を有し、容器本
体外方へ突出された筒部とから成る呼吸プラグを着脱可
能に取着して構成し、雨水が基準圧室内へ進入すること
のない耐圧防爆容器を提供しようとするものである。
以下、本考案の一実施例につき第3図及び第4図を参照
して説明する。
30は容器本体で、この容器本体3oの下部には、被測
定圧導入口部31が設けられている。
この導入口部31には、被測定圧に応動するベローズ3
2が取着されている。
このベローズ32の頂部には、このベローズ32に連動
するフォースビーム33の一端が取着されている。
このビーム33の他端には、フォースレバー34の一端
側カそのビーム33に直交するように取着されている。
このレバー34の他端には、レバー34の変位炎検出す
る変位検出部35を構成する磁性体36が取着されてい
る。
この変位検出部35は、この磁性体36と、これに対向
配置された磁性体37及びコイル38より構成され、両
磁性体36.37の間隔の変化により前記フォースレバ
ー34の変位を検出するものである。
また、38.39は、前記フォースレバー34に取着さ
れたコイルと、容器本体30側に取着されたマグネット
で、前記変位検出部35からの出力を受けて、前記磁性
体36.37の間隔を一定に保持するように働く制御部
を構成している。
40は、前記容器本体30の底部に取着された呼吸プラ
グである。
このプラグ40は、第4図に示すように、円柱状の頭部
42と、この頭部42に連続して同心的に設けられた円
筒部43と、この円筒部43と頭部42との境に直交す
るように形成された環状のつば部44とから構成されて
いる。
また、この頭部42の円筒部43との境には、その頭部
42の外方と前記円筒部43の孔45とを連通ずる孔4
6が設けられている。
また、前記つば部44には、前記容器本体30に設けら
れたねじ穴46と合致するねじ穴47が形成されている
48は、この両ねじ穴46.47に螺合されるねじで、
このねじ48により、前記プラグ40はガスケット49
を介して容器本体30底部に気密に固着される。
この固着された状態で、プラグ40の頭部42は、前記
容器本体・30に形成された貫通孔51内に配置される
この状態で、防爆指針に適合するすきと、すきの奥行き
が保たれている−すなわち、容器本体30の内容積が1
00乃至2000C11の場合、頭部42の外面と貫通
孔51の内面との間隔Wは0.15mm以下、対向する
長さは15mm以上となっている。
また、この間隔Wに対し、前記プラグ40の孔45の断
面積は、大きくなるように形成されている。
なお、52は前記フォースレバー34の支柱、53は容
器本体30の内部である基準圧室を示している。
また、ベローズ32の代りにブルドン管、ダイアプラム
、あるいは半導体感圧素子を用いても良い。
このように呼吸プラグ22を取着した耐圧防爆容器にお
いて、外気温の急変等により、基準圧室53が瞬間的に
大気圧と異なった場合、次のようにして基準圧室53の
内圧は大気圧に保持される。
すなわち、基準圧室53の内圧が大気圧より高くなった
場合には、基準圧室53内の大気は、プラグ30の頭部
42外面と容器本体30の貫通孔51内面との間、つま
りすきWから孔46,45を通して容器本体30外へ排
気され、基準圧室53が大気圧に保たれる。
また、基準圧室53の内圧が大気圧より低くなった場合
には、容器本体30外から孔45,46そしてすきWを
通して大気が基準圧室53内へ導入され、基準圧室53
の内圧が大気圧に保たれる。
このように、呼吸作用が行なわれる。
この応答特性は時定数で数sec程度あれば実用上問題
は生じない。
なお、第5図に示すようにプラグ30の円筒部43の孔
45内に防塵あるいは防湿フィルタ60を設けることに
より、孔46が塵埃により閉塞されたり、基準圧室53
内が腐食されたりすることを防止できる。
このフィルタ60の材質としては、防塵用として焼結金
属、金網などがあり、また防湿用として乾燥剤がある。
また、61はこのフィルタ60の止め輪である。
また、この実施例では、圧力変換器の耐圧防爆容器を用
いて説明したが、これに限るものではなく、呼吸作用を
必要とする装置の容器として利用できることはもちろん
である。
本考案は、このように呼吸プラグを容器本体外へ突出さ
せて構成したので、屋外へ設置しても雨水の廻り込みに
よるプラグの孔が閉塞されることがなく、したがって、
容器本体の内圧を大気圧に保つことができる。
また、すきに対してプラグの孔の断面積を大きく形成す
れば、容器本体内が負圧になっても、雨水を大気と一諸
に吸込むことがなくなる。
また、プラグをねじ等の締結具により取外し可能に取着
すれば、万一プラグのすきが塵埃などで閉塞されても簡
単に取外して塵埃を除去することができる。
また、締結具によりプラグを容器本体に固着すれば、衝
撃、振動等によりすきの変化が少なくなる。
さらに、防塵あるいは防湿用フィルタを設ければ、プラ
グの孔の閉塞あるいは容器本体内の腐食をより完全に防
止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図a、 bはそれぞれ別々の耐圧防爆容
器の従来例を説明するための断面図、一部切欠断面図、
および一部拡大断面図、第3図及び第4図は本考案の一
実施例を説明するための切欠断面図及び一部拡大断面図
、第5図は本考案の他の実施例を説明するための一部断
面図である。 図中30は容器本体、40は呼吸プラグ、42は頭部、
43は円筒部、44はつば部、45.46は孔、60は
フィルタである。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)容器本体に設けられた貫通孔内に所定の間隙をも
    って配置される頭部と、この頭部に同軸的に連続して一
    体威型され、前記貫通孔より径大に形成され前記頭部の
    間隙に連通ずる孔を有し、前記容器本体外方へ突出され
    た筒部と、この筒部に直交するように外方に突出して設
    けられ、前記頭部を前記容器本体内に所定の間隙をもっ
    て配置させるように前記容器本体外面に取付けられるつ
    ば部とからなる呼吸プラグを着脱可能に取着したことを
    特徴とする耐圧防爆容器。
  2. (2)呼吸プラグが、その孔部分に配置された防塵用フ
    ィルターを有することを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の耐圧防爆容器。
  3. (3)呼吸プラグが、その孔部分に配置された防湿用フ
    ィルターを有することを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の耐圧防爆容器。
JP13544080U 1980-09-25 1980-09-25 耐圧防爆容器 Expired JPS6011670Y2 (ja)

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JP13544080U JPS6011670Y2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25 耐圧防爆容器

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JP13544080U JPS6011670Y2 (ja) 1980-09-25 1980-09-25 耐圧防爆容器

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JPS5759492U JPS5759492U (ja) 1982-04-08
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JPS59182188U (ja) * 1983-05-25 1984-12-05 佃食品株式会社 箱入佃煮
JP2567545B2 (ja) * 1991-05-29 1996-12-25 三菱電機株式会社 電子回路装置

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