JP2006268119A - 警報器の被毒防止機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】監視領域における異常発生を検出素子を介して検出して警報を行う警報器1に対し、この検出素子の被毒を防止するための被毒防止機構であって、この検出素子を、警報器1の外気に対して開放自在に遮蔽するためのシャッター40を設け、このシャッター40により、警報器1の筐体2に設けた通気孔20を開閉自在とする。
【選択図】 図1
Description
まず、各実施の形態の基本的概念について説明する。本発明は、監視領域における異常発生を検出して警報を行う警報器に関するものである。ここで、具体的な監視領域は任意であり、例えば、一般住宅の台所や寝室等の各部屋や、オフィスの各部屋に配置することができる。また、異常検出対象は任意であり、例えば、煙を検出して火災警報を発すること、メタンを検出してガス漏れ警報を発すること、又は、COを検出して不完全燃焼警報を発することができる。ただし、各実施の形態は、異常検出対象を検出するための検出素子が、警報器の試験等によって被毒されることを前提にしているため、被毒され得る検出素子を備えるものである。以下の各実施の形態では、煙検出部に加えてガス検出素子を備えた火災ガス漏れ警報器(以下、警報器)を例に挙げて説明する。
次に、各実施の形態の具体的内容について説明する。ただし、これら各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
まず最初に、実施の形態1について説明する。この実施の形態1は、監視領域における異常発生を検出素子を介して検出して警報を行う警報器に対し、当該検出素子の被毒を防止するための被毒防止機構であって、前記検出素子を、前記警報器の外気に対して開放自在に遮蔽するための遮蔽手段を備えることや、特に、前記検出素子を前記警報器の筐体の内部に配置すると共に、この筐体には当該検出素子に向けて前記外気を導入可能とする通気孔を設け、前記通気孔を前記遮蔽手段にて開閉自在に遮蔽可能としたことを特徴とする。
最初に、実施の形態1に係る警報器の概要及び特徴を説明する。図1は、実施の形態1に係る警報器の斜視図、図2は、図1の警報器の分解斜視図である。これら図1、2に例示するように、警報器1の筐体2は、警報器1の基本構造体であり、表カバー3と裏カバー4とを相互に組み合わせて略方形状に構成されている。
ここで、図1、2に例示するように、通気孔20の近傍位置には、シャッター40が設けられている。このシャッター40は、ガス検出素子30を警報器1の外気に対して開放自在に遮蔽するためのもので、特許請求の範囲における遮蔽手段に対応する。具体的には、シャッター40は、薄板部材によって、表カバー3における通気孔20の周辺部に略対応した形状に形成されている。このシャッター40には、表カバー3の通気孔20に対応する位置及び形状の通気孔41が形成されている。
次に、ガス検出素子30の密閉構造について説明する。図5は、図1のA−A矢視断面図、図6は、図5のガス検出素子30の近傍の拡大断面図である。これら図5、6に示すように、ガス検出素子30にはパッキン30aが設けられている。また、表カバー3には弾性体である密閉ゴム3a、裏カバー4には弾性体である密閉ゴム4aがそれぞれ設けられている。これら密閉ゴム3a、4aの先端部はガス検出素子30又はパッキン30aに当接しており、これら密閉ゴム3a、4aとガス検出素子30又はパッキン30aとの間を気体が略通気不能になっている。特に、裏カバー4の密閉ゴム4aは台形状の断面形状を有しており、その斜面にガス検出素子30のパッキン30aが挟持されることで、その密閉性が高められている。
このように本実施の形態1によれば、表カバー3の通気孔20をシャッター40によって開閉自在に遮蔽できるので、有煙式検査を行う際には、このシャッター40で通気孔20を略塞ぐことで、検査用の煙によってガス検出素子30が被毒されることを防止できる。そして、有煙式検査が終了した際には、このシャッター40で通気孔20を開放することで、外気をガス検出素子30に向けて導入し、ガス検出可能な状態に復帰させることができる。また、ユーザは、ガイド43を見ながら操作部42を操作することで、シャッター40を容易かつ確実に開閉できる。さらに、ガス検出素子30を密閉ゴム3a、4aにて密閉できるので、電子部品からの揮発成分によって腐食性ガスが発生した場合においても、この腐食性ガスがガス検出素子30の検出部に触れることを防止でき、ガス検出素子30の被毒を防止できる。
次に、本発明に係る実施の形態2について説明する。本実施の形態2に係る被毒防止機構は、表カバー3の通気孔20をその外側から遮蔽するカバー手段を設けた点において、通気孔20をその内側から遮蔽するシャッター40を設けた実施の形態1と異なる。ただし、実施の形態1と略同様の構成については、必要に応じて、実施の形態1において使用したのと同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7は、実施の形態2に係る警報器の斜視図、図8は、図7の警報器からカバーを取り外した状態における警報器の斜視図である。これら図7、8に示すように、警報器50の表カバー3の通気孔20には、カバー51が設けられている。このカバー51は、通気孔20に対して着脱自在に係止されることにより当該通気孔20を略被覆するもので、特許請求の範囲におけるカバー手段に対応する。具体的には、このカバー51は、ゴム等の弾性体によって、表カバー3における通気孔20の周辺部に略対応した形状に形成されている。
このように本実施の形態2によれば、表カバー3の通気孔20をカバー51によって開閉自在に遮蔽できるので、有煙式検査を行う際には、このカバー51で通気孔20を略塞ぐことで、検査用の煙によってガス検出素子30が被毒されることを防止できる。そして、有煙式検査が終了した際には、このカバー51で通気孔20を開放することで、外気をガス検出素子30に向けて導入し、ガス検出可能な状態に復帰させることができる。特に、カバー51は従来の警報器にも容易に取付けることができるので、警報器50の製造コストを抑えることができる。また、警報器50を壁面等の設置面に固定する際に、この取手部53が設置面に干渉して邪魔になるため、カバー51を取外すことを作業者に喚起することができ、ガス検出可能な状態に確実に復帰させることができる。
次に、本発明に係る実施の形態3について説明する。本実施の形態3に係る被毒防止機構は、表カバー3の通気孔20をその外側から遮蔽するシール手段を設けた点において、通気孔20をその内側から遮蔽するシャッター40を設けた実施の形態1と異なる。ただし、実施の形態1と略同様の構成については、必要に応じて、実施の形態1において使用したのと同一の符号を付し、その説明を省略する。
図9は、実施の形態3に係る警報器の斜視図、図10は、図9の警報器からシールを半分程度取り外した状態における警報器の斜視図である。これら図9、10に示すように、警報器60の表カバー3の通気孔20には、シール61が設けられている。このシール61は、通気孔20に着脱自在に貼付されることにより当該通気孔20を略封止するもので、特許請求の範囲におけるシール手段に対応する。具体的には、このシール61は、合成樹脂フィルム等の薄膜部材から、通気孔20に略対応した形状に形成されている。
このように本実施の形態3によれば、表カバー3の通気孔20をシール61によって開閉自在に遮蔽できるので、有煙式検査を行う際には、このシール61で通気孔20を略塞ぐことで、検査用の煙によってガス検出素子30が被毒されることを防止できる。そして、有煙式検査が終了した際には、このシール61を取り外して通気孔20を開放することで、外気をガス検出素子30に向けて導入し、ガス検出可能な状態に復帰させることができる。特に、シール61は従来の警報器にも容易に取付けることができるので、警報器60の製造コストを抑えることができる。また、シール61は比較的に安価であるため、警報器60の製造コストを一層抑えることができる。さらに、警報器60に関する情報をシール61に表示することで、このシール61を用いて情報伝達を行うことができる。
次に、本発明に係る実施の形態4について説明する。本実施の形態4に係る被毒防止機構は、ガス検出素子30を直接的に覆うキャップ手段を設けた点において、ガス検出素子30ではなく通気孔20を覆うシャッター40を設けた実施の形態1と異なる。ただし、実施の形態1と略同様の構成については、必要に応じて、実施の形態1において使用したのと同一の符号を付し、その説明を省略する。
図12は、実施の形態4に係る警報器の斜視図、図13は、図12の警報器の分解斜視図である。これら図12、13に示すように、警報器70には、キャップ71が設けられている。このキャップ71は、ガス検出素子30に対して着脱自在に設けられたもので、特許請求の範囲におけるキャップ手段に対応する。具体的には、このキャップ71は、合成樹脂等からなる耐食性の薄膜部材から、ガス検出素子30の検出部30bに略対応した半円筒形状に形成されている。
このように本実施の形態4によれば、ガス検出素子30をキャップ71によって着脱自在に遮蔽できるので、有煙式検査を行う際には、このキャップ71でガス検出素子30を略覆うことで、検査用の煙によってガス検出素子30が被毒されることを防止できる。そして、有煙式検査が終了した際には、このキャップ71を取り外してガス検出素子30を開放することで、外気をガス検出素子30に向けて導入し、ガス検出可能な状態に復帰させることができる。特に、キャップ71は従来の警報器にも容易に取付けることができるので、警報器70の製造コストを抑えることができる。また、キャップ71は比較的に安価であるため、警報器70の製造コストを一層抑えることができる。さらに、キャップ71の取り外し紐72を引っ張ることで、キャップ71の取り外しを、筐体2を分解等することなくその外部から容易に行うことができる。また、取り外し紐72が目立つことから、キャップ71の取り外しを設置作業者やユーザに喚起することができる。
次に、本発明に係る実施の形態5について説明する。本実施の形態5に係る被毒防止機構は、煙式検査用の循環ボックスにおける警報器の固定具によって警報器の通気孔20を覆う点において、警報器のシャッター40にて通気孔20を覆う実施の形態1と異なる。ただし、実施の形態1と略同様の構成については、必要に応じて、実施の形態1において使用したのと同一の符号を付し、その説明を省略する。
図14は、実施の形態5に係る循環ボックスの縦断面図である。この循環ボックス80は、警報器の有煙式検査を行うために当該警報器をその内部に受け入れるもので、特許請求の範囲における検査用箱体に対応する。この循環ボックス80は、略方形の箱状に形成され、その近傍に設けられた発煙装置81からの煙を内部に充満させて有煙検査を行うことができる。この循環ボックス80の上面には開閉蓋82が設けられており、この開閉蓋82の内面には、従来と同様に構成された警報器83を固定することで、警報器83の煙検出感度の検査を行うことができる。
次に、クランプ90の構成についてより詳細に説明する。図17は、固定状態におけるクランプ90の側面図、図18は、開放状態におけるクランプ90の側面図である。これら図17、18に示すようにクランプ90は、開閉蓋82に固定された基部91と、この基部91に回転自在に軸支された回転部92と、この回転部92に支持されたアーム93及びレバー94と、アーム93の先端部に固定されたストッパー95とを備えて構成されている。
このように本実施の形態5によれば、有煙式検査を行うために警報器83を循環ボックス80に固定することにより、検査用の煙によってガス検出素子30が被毒されることを防止できる。そして、有煙式検査が終了した際に警報器83を循環ボックス80から取外すことによって、警報器83をガス検出可能な状態に復帰させることができる。特に、このような通気孔20の遮蔽や開放を、循環ボックス80に対する警報器83の着脱に伴って行うことができ、この被毒防止を一層簡易に行うことができると共に、被毒防止構造の解除を確実に行うことで警報器83の機能の正常性を確保できる。さらに、警報器83は従来と全く同様に構成できるので、警報器83の製造コストを低減できる。
次に、本発明に係る実施の形態6について説明する。本実施の形態6に係る被毒防止機構は、煙式検査用の循環ボックスにおいてガス検出素子に気体を噴射する点において、循環ボックスにおける警報器の固定具によって警報器の通気孔を覆う実施の形態5と異なる。ただし、実施の形態5と略同様の構成については、必要に応じて、実施の形態5において使用したのと同一の符号を付し、その説明を省略する。
図19は、実施の形態6に係る循環ボックスの縦断面図である。この循環ボックス100は、警報器83の有煙式検査を行うために当該警報器83をその内部に受け入れるもので、特許請求の範囲における検査用箱体に対応する。この循環ボックス100は、実施の形態5の循環ボックス80と略同様に構成されているが、その上面には、当該循環ボックス100の外部から引き込まれたエアホース101が接続されている。このエアホース101は、警報器83のガス検出素子に対して気体を噴射するためのもので、特許請求の範囲における気体噴射手段に対応する。このエアホース101は、例えば、製造ラインにおいてメンテナンス等を行うために用いられている図示しないパージ用のエアホースから分岐されており、図示しないバルブを介してユーザにて手動で開閉されることによって、加圧空気を噴射する。
このように本実施の形態6によれば、循環ボックス100の内部において空気を噴射することによってガス検出素子を外気から遮蔽できるので、ガス検出素子やその周囲の通気孔20等に特別な手段を取付ける必要がなくなるので、ガス検出素子の被毒防止を一層簡易に行うことができると共に、警報器83は従来と全く同様に構成できるので、警報器83の製造コストを低減できる。さらに、ガス検出素子やその周囲の通気孔20が複雑な形状をしている場合においても、気体を用いることでその遮蔽を容易に行うことができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び方法は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
また、本発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、上記に記載されていない課題を解決したり、上記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、ガス検出素子30の被毒を完全に防止できない場合においても、その程度を従来より若干でも低減させている限りにおいて、本願の課題が達成されている。
各実施の形態の特徴は相互に混在させてもよい。例えば、実施の形態3においてシール61に情報を表示しているが、この情報を実施の形態2のカバー51に表示してもよい。また、実施の形態1の警報器1を実施の形態5の循環ボックス80に固定して検査を行ってもよい。あるいは、実施の形態4の如きキャップ71によって、表カバー3の全体やその通気孔20を略覆うようにしてもよい。
また、各遮蔽手段を警報器の諸機能に機械的又は電気的に連動させてもよい。例えば、実施の形態1のシャッター40の開閉の有無を公知の検知手段にて検知し、警報器1の電源がONになっているにも関わらずシャッター40が閉じているような場合には、CO警報ランプ7を点滅又は点灯させることで、使用時におけるシャッター40の開け忘れを防止できる。また、実施の形態2のカバーの取手部53をCO警報ランプ7の近傍にまで延出して、この取手部53によってCO警報ランプ7を覆うようにしてもよい。この場合においても、CO警報ランプ7を正しく機能させるためには取手部53及びカバーを取外す必要が生ずることから、カバーの存在を設置作業者やユーザに喚起でき、カバーの外し忘れを防止できる。また、実施の形態3のようなシールを筐体の通気孔の一部に貼付すると共に、実施の形態6のように通気孔に対してエアーの噴射を行っても良い。
また、シャッター40、カバー51、シール61、キャップ71、又は、クランプ90の具体的構造や形状については、本発明の目的を奏し得る限りにおいて任意に変更できる。また、ガス検出素子30をユニット式等とすることで警報器や回路基板31に対して着脱自在に構成し、有煙式検査時にのみガス検出素子30を警報器から取外すようにしてもよい。
また、実施の形態6においては、循環ボックス80の上面にエアホース101を接続しているが、このエアホース101は他の任意の位置、例えば、循環ボックス80の開閉蓋82や下面に設けても良い。また、エアホース101の先端部102を、通気孔20に接するように設けても良い。あるいは、警報器33の筐体2における通気口20の近辺、あるいは、筐体2の後ろ側にエアホース101の先端部102が挿入できる孔を設け、この孔に挿通させた先端部102から加圧空気を噴射させて、警報器83の内部から通気口20の外側に向けて空気が流れるようにしてもよい。さらには、通気孔20の上部を物理的にシールし、通気孔20の側壁側にエアホース101から加圧空気を噴射してもよい。
さらに、上記説明した形態以外の形態によってガス検出素子の被毒を防止してもよい。例えば、ガス検出機能を試験する場合において、有煙試験に代えて、光学的試験を行ってもよい。具体的には、警報器の筐体の検煙部の内部に、煙の粒子に相当するカーボン粒子等の反射粉体を混入することによって、擬似的に散乱光を得て、検煙機能の正常性を確認することができる。この場合には、有煙試験を省略でき、有煙試験によるガス検出素子の被毒を防止できる。
2 筐体
3 表カバー
3a、4a 密閉ゴム
4 裏カバー
5 火災警報ランプ
6 電源ランプ
7 CO警報ランプ
8 不完全燃焼警報ランプ
9 スピーカ孔
10 煙検出チャンバー
11、20、41 通気孔
21 開口部
30 ガス検出素子
30a パッキン
30b 検出部
31 回路基板
40 シャッター
42 操作部
43 ガイド
51 カバー
52 突条部
53 取手部
61 シール
62 情報表示部
71 キャップ
72 取り外し紐
80、100 循環ボックス
81 発煙装置
82 開閉蓋
84、85 固定具
90 クランプ
91 基部
92 回転部
93 アーム
94 レバー
95 ストッパー
96 弾性部材
101 エアホース
102 先端部
Claims (9)
- 監視領域における異常発生を検出素子を介して検出して警報を行う警報器に対し、当該検出素子の被毒を防止するための被毒防止機構であって、
前記検出素子を、前記警報器の外気に対して開放自在に略遮蔽するための遮蔽手段、
を備えることを特徴とする警報器の被毒防止機構。 - 前記検出素子を前記警報器の筐体の内部に配置すると共に、この筐体には当該検出素子に向けて前記外気を導入可能とする通気孔を設け、
前記通気孔を前記遮蔽手段にて開閉自在に遮蔽可能としたこと、
を特徴とする請求項1に記載の警報器の被毒防止機構。 - 前記遮蔽手段を、前記通気孔に対して摺動されることにより当該通気孔を略遮蔽するシャッター手段として構成したこと、
を特徴とする請求項2に記載の警報器の被毒防止機構。 - 前記遮蔽手段を、前記通気孔に対して着脱自在に係止されることにより当該通気孔を略被覆するカバー手段として構成したこと、
を特徴とする請求項2に記載の警報器の被毒防止機構。 - 前記遮蔽手段を、前記通気孔に着脱自在に貼付されることにより当該通気孔を略封止するシール手段として構成したこと、
を特徴とする請求項2に記載の警報器の被毒防止機構。 - 前記遮蔽手段を、前記検出素子に対して着脱自在に設けられたキャップ手段として構成したこと、
を特徴とする請求項1に記載の警報器の被毒防止機構。 - 前記遮蔽手段には、前記警報器に関する所定の情報を表示したこと、
を特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の警報器の被毒防止機構。 - 前記警報器をその内部に受け入れる検査用箱体を設け、
前記遮蔽手段を、前記検査用箱体の内部において前記警報器を着脱自在に固定することにより、前記検出素子を前記警報器の外気に対して開放自在に遮蔽するための固定手段として構成したこと、
を特徴とする請求項1に記載の警報器の被毒防止機構。 - 前記警報器をその内部に受け入れる検査用箱体を設け、
前記遮蔽手段を、前記検査用箱体の内部において、気体を噴射することにより前記検出素子の被毒を防止するための気体噴射手段として構成したこと、
を特徴とする請求項1に記載の警報器の被毒防止機構。
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