JPH09146574A - カラオケ集中管理装置 - Google Patents

カラオケ集中管理装置

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JPH09146574A
JPH09146574A JP8053139A JP5313996A JPH09146574A JP H09146574 A JPH09146574 A JP H09146574A JP 8053139 A JP8053139 A JP 8053139A JP 5313996 A JP5313996 A JP 5313996A JP H09146574 A JPH09146574 A JP H09146574A
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JP
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video
karaoke
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karaoke terminal
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JP8053139A
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Inventor
Osamu Nishimura
修 西村
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動的に映像再生手段を切り替えることの可
能なカラオケ集中管理装置を提供すること。 【解決手段】 中央制御装置Lは、複数のカラオケ曲の
中から選択された所望の楽音データを出力すると共に、
選択された楽音データに対応する映像データ及び歌詞デ
ータをモニタに映し出すカラオケ端末装置を同時に複数
台管理するカラオケ集中管理装置であって、モニタ56
が映し出す映像を再生出力する2台以上のディスクプレ
ーヤ13と、第一ディスクプレーヤ13が所定の時間映
像を再生した時に、第二ディスクプレーヤ13を駆動し
て、その後、第一ディスクプレーヤ13を停止する制御
手段を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケボックス
等において、複数のカラオケ端末装置を同時に管理する
カラオケ集中管理装置に関し、さらに詳細には、複数の
映像再生装置の駆動制御手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、一般のレジャーとして定着してき
たカラオケは、カラオケボックスで使用される場合が多
くなっている。カラオケボックスでは、若者の利用率が
高く、テレビ番組の主題歌等新しい曲への要求が高いた
め、新曲を2、3週間の遅れで演奏できる通信型カラオ
ケ装置が主流を占めている。
【0003】一方、通信型カラオケ装置は、従来のディ
スク記憶型カラオケ装置と異なり、演奏される曲に個別
に対応した映像データを有していない。
【0004】カラオケ端末装置で演奏する曲を演歌、ポ
ップス、アニメ等のジャンルに分類し、各ジャンル毎に
数十秒程の長さの映像を複数記憶し、選択された曲に対
応したジャンルの映像を流している。
【0005】そして、複数のカラオケ端末装置を同時に
管理するカラオケ集中管理装置では、映像を再生する映
像再生装置をカラオケ集中管理装置が保有し、各カラオ
ケ端末装置に再生した映像を送り込んでいる。
【0006】すなわち、カラオケ集中管理装置は、例え
ば、演歌用映像と、ポップス用映像とを送り続けてい
る。そして、カラオケ端末装置は、選択された曲が演歌
であれば、カラオケ集中管理装置から送られて来る演歌
の映像を選択して、モニタに映し出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカラオ
ケ集中管理装置には次のような問題点があった。
【0008】(1)複数の映像再生装置には、通常複数
のジャンルの映像を記憶したディスクが収納されてい
る。これは、ディスクのコストを下げるために行われて
いることである。
【0009】従来のカラオケ集中管理装置では、第一映
像再生プレーヤが演歌用映像を再生し、第二映像再生プ
レーヤがポップス用映像を再生している場合、カラオケ
ボックスの従業員が操作して、映像を切り替えない限
り、第一映像再生プレーヤは、一日中演歌用映像を再生
し、第二映像再生プレーヤは、一日中ポップス用映像を
再生している。
【0010】そのため、カラオケ端末装置を同じ客が長
時間利用した場合に、同じ映像が繰り返しモニタに映し
出されることとなり、利用者の間で不評が出ていた。
【0011】(2)一方、従業員が、第一映像再生プレ
ーヤを演歌用映像からポップス用映像に切り替えようと
する場合に、現在稼働している複数のカラオケ端末装置
において、第一映像再生プレーヤの再生映像が使用され
ていないことを確認する必要があった。使用されている
第一映像再生プレーヤを切り替えると、カラオケ端末装
置の映像が停止するか、別のジャンルの映像に切り替わ
ってしまうからである。
【0012】従って、実際には、全てのカラオケ端末装
置が停止しているときに、切り替えを行っている。しか
し、それでは客が混んでいる時間帯で映像を切り替える
ことができず、同じ映像が映し出されるという客の不満
が大きかった。
【0013】本発明では上記問題点を解決するためのも
のであり、自動的に映像再生手段を切り替えることの可
能なカラオケ集中管理装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のカラオケ集中管理装置は、複数のカラオケ曲
の中から選択された所望の楽音データを出力すると共
に、選択された楽音データに対応する映像データ及び歌
詞データをモニタに映し出すカラオケ端末装置を同時に
複数台管理するカラオケ集中管理装置であって、モニタ
が映し出す映像を再生出力する2台以上の映像再生手段
と、第一映像再生手段が所定の時間映像を再生した時
に、第二映像再生装置を駆動して、その後、第一映像再
生手段を停止する制御手段を有している。
【0015】また、本発明のカラオケ集中管理装置は、
上記カラオケ集中管理装置において、前記カラオケ端末
装置の稼働状態を監視する監視手段を有すると共に、前
記制御手段が、前記監視手段が前記第一映像再生手段を
使用している前記カラオケ端末装置の稼働停止を確認し
た後、前記第一映像再生手段を停止することを特徴とす
る。
【0016】また、本発明のカラオケ集中管理装置は、
上記カラオケ集中管理装置において、前記カラオケ端末
装置が演奏するカラオケ曲が複数のジャンルに分類され
ていて、前記映像再生手段の各々が、前記複数のジャン
ルに対応するジャンル別映像を、それぞれ記憶し、再生
可能であると共に、前記制御手段が、前記第一映像再生
手段が再生していたジャンルと同じジャンルの映像を、
前記第二映像再生手段で再生することを特徴とする。
【0017】上記構成を有する本発明のカラオケ集中管
理装置は、複数のカラオケ端末装置を同時に管理してい
る。カラオケ集中管理装置の映像再生手段は、カラオケ
端末装置のモニタが映し出す映像を再生して、カラオケ
端末装置に対して出力する。また、制御装置は、複数の
映像再生手段の中で、第一映像再生手段が所定の時間映
像を再生した時に、第二映像再生装置を駆動して、その
後、第一映像再生手段を停止する制御をおこなう。
【0018】カラオケ端末装置は、複数のカラオケ曲の
中から選択された所望の楽音データを出力する。また、
カラオケ端末装置のモニタは、選択された楽音データに
対応する映像データ及び歌詞データを映し出す。
【0019】また、カラオケ集中管理装置の監視手段
は、複数のカラオケ端末装置の稼働状態を同時に監視す
る。また、制御手段は、監視手段が第一映像再生手段を
使用しているカラオケ端末装置の稼働停止を確認した
後、第一映像再生手段を停止する制御を行う。
【0020】また、カラオケ集中管理装置では、カラオ
ケ端末装置が演奏するカラオケ曲が複数のジャンルに分
類されていて、複数の映像再生手段の各々が、複数のジ
ャンルに対応するジャンル別映像を、それぞれ記憶し、
再生可能である。また、制御手段が、第一映像再生手段
が再生していたジャンルと同じジャンルの映像を、第二
映像再生手段で再生する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカラオケ集中管理
装置の実施の形態について図面を参照しながら説明す
る。
【0022】カラオケ集中管理装置は、中央制御装置L
と複数のカラオケ端末装置Cとから構成され、両者は、
通信ケーブルによって接続されている。なお、本実施の
形態では、入力信号及び映像・曲データを送信するため
に同軸ケーブルを用いている。
【0023】図4に中央制御装置Lの構成をブロック図
で示し、図3にカラオケ端末装置Cの構成をブロック図
で示す。
【0024】始めに、中央制御装置Lの構成を説明す
る。中央制御装置Lは、カラオケ端末装置Cからの選曲
信号(RF信号)等をデジタルデータに復調するRFモ
デム10、映像・曲データ等のRF信号を混合し、その
混合信号を各カラオケ端末装置Cに送出するヘッドアン
プ11、曲データを記憶するハードディスク14を内蔵
し、中央制御装置Lを制御するサーバ12、及び図示し
ない映像データディスクから映像を再生する6台のディ
スクプレーヤ13を含んでいる。
【0025】6台のディスクプレーヤ13にセットされ
ている各映像データ記憶ディスクには、各々異なる映像
を記憶している。本実施の形態の場合、各ディスクが演
歌ジャンルに属する映像が30分、ポップスジャンルに
属する映像が30分、アニメジャンルの映像が10分の
割合で構成されている。
【0026】サーバ12は、各カラオケ端末装置Cから
送信される選曲データに基づいて、選曲データに対応す
る曲データ(演奏データ及び歌詞データ)をハードディ
スク14から読み出し、RFモデム10及びヘッドアン
プ11を介して、図3に示す各カラオケ端末装置Cが有
する曲データ一時メモリ31へ送信すると共に、各カラ
オケ端末装置Cに対して、現在の各チャンネルと映像と
の対応を示すチャンネル情報を知らせる。
【0027】またサーバ12は、各カラオケ端末装置C
の稼働状況を把握管理する等してカラオケ集中管理装置
全体を制御する中央制御装置Lの中心をなす制御装置で
ある。なお、サーバ12が本発明における制御手段及び
監視手段に対応している。
【0028】なお、本実施の形態では、サーバ12を1
台としているが、2台のサーバ12を用意して、一方で
トラブル等が発生した場合に、他のサーバ12に切り替
えることにより、中央制御装置Lの稼働を保証すること
も可能である。
【0029】ハードディスク14は、曲データである演
奏データ及び歌詞データを記憶する装置である。演奏デ
ータとしては、MIDI(ミュージカル・インストゥル
メント・デジタル・インターフェース)規格に基づくデ
ータが記憶されている。
【0030】RFモデム10は、各カラオケ端末装置C
から送信される選曲データ等(RF信号)をヘッドアン
プ11を介して受け取り、デジタル信号に復調してサー
バ12に送信する。また、選曲された曲の曲データをR
F信号に変調し、ヘッドアンプを介してカラオケ端末装
置Cに転送する。
【0031】ヘッドアンプ11は、ディスクプレーヤ1
3により読み出されRF信号に変換された映像信号と、
ハードディスク14から読み出された曲データ等のRF
信号を混合・多重化し、各カラオケ端末装置Cに送信す
る。ここで、ヘッドアンプ11と各カラオケ端末装置C
とは同軸ケーブルで接続されている。
【0032】ディスクプレーヤ13は、周知の変調器を
内蔵し、各々に割り当てられた映像ジャンルに基づき、
サーバ12により識別され、担当する映像ジャンルの映
像を再生ディスクから読み出し、NTSC映像信号をR
F信号に変換し、ヘッドアンプ11を介してカラオケ端
末装置Cへ送信する。このとき、各カラオケ端末装置C
は、送信される複数の映像信号のうち、演奏する曲のジ
ャンルに対応する映像信号を選択する。なお、ディスク
プレーヤ13は、本発明における映像再生手段に対応し
ている。
【0033】次に、各カラオケ端末装置Cの内部構成を
図3に基づいて説明する。
【0034】カラオケ端末装置Cは、利用者が歌いたい
曲を選曲・入力する操作パネル30、中央制御装置Lか
ら送信された曲データをRF信号データからデジタルデ
ータに復調するRFモデム34、復調した曲データやチ
ャンネル情報を一時的に記憶する曲データ一時メモリ3
1、中央制御装置Lから送信された映像データから必要
なジャンルのみを選択するビデオチューナ34a、歌詞
データとビデオチューナ34aからの映像データを合成
するビデオミキサ32、演奏データに基づいて楽器の演
奏信号を生成するMIDI音源33、マイコン35等か
ら構成されている。なお、曲データ及び映像データは、
上述したように中央制御装置Lからヘッドアンプ11を
介して送信される。
【0035】また、カラオケ端末装置Cには、演奏デー
タを増幅すると共に、演奏データとマイク54から入力
される歌唱データとをミキシングして音声データとする
アンプミキサ50、映像データが表示されるモニタ56
が接続している。また、アンプミキサ50には、演奏と
歌との音量バランスの調整、及びエコー・音量・トーン
等の各調整を行うためのパネルタッチキーや操作ノブ等
が設けられている。また、カラオケ端末装置Cには、ア
ンプミキサ50から入力された音声データを外部に出力
するスピーカ52、利用者が歌唱データを入力するマイ
ク54が接続されている。
【0036】なお、MIDI音源33、アンプミキサ5
0、スピーカ52等が楽音出力手段を構成し、ビデオミ
キサ32、モニタ56等が映像表示手段を構成してい
る。
【0037】操作パネル30は、利用者が、任意の曲の
選択や演奏音の音程の調整を行うための入力手段であ
り、操作パネル30には、リモコン30aが付属されて
おり、利用者は遠隔操作で選曲が可能である。
【0038】ビデオミキサ32は、ヘッドアンプ11を
介して送信され、曲データ一時メモリ31に記憶されて
いるハードディスク14から読み出された曲データのう
ちの歌詞データと、同じく映像ディスクからディスクプ
レーヤ13により読み出され、ヘッドアンプ11を介し
て送信されてくるRF信号とを合成する。合成された映
像データは、モニタ56に映し出される。
【0039】また、歌詞データは、楽器の演奏音が出力
されるのに同期して、所定の歌詞部分を反転させること
により利用者に該当する歌詞部分を知らせる。
【0040】MIDI音源33は、各種楽器の演奏音を
格納しており、ヘッドアンプ11を介して送信され、曲
データ一時メモリ31に記憶されているハードディスク
14から読み出された曲データのうち演奏データに基づ
いて、楽器の演奏信号を生成する音源である。生成され
た楽器の演奏信号は、アンプミキサ50に送信され、ス
ピーカ52から歌声と共に出力される。
【0041】曲データ一時メモリ31は、ハードディス
ク14から読み出され、ヘッドアンプ11を介して送信
された曲データを一時的に記憶するための記憶装置であ
る。その記憶内容は、選曲操作と共に逐次更新されてい
く。
【0042】なお、本実施の形態のカラオケ集中管理装
置では、サーバ12により全てのカラオケ端末装置Cに
曲データを供給しているため、速やかにデータを送信を
終了する必要があり、カラオケ端末装置Cは、曲データ
一時メモリ31により一旦全ての曲データを記憶した
後、逐次曲データを取出している。
【0043】マイコン35は、カラオケ端末装置C全体
の作動を制御する。また、操作パネル30からの入力を
取り込んで、入力に対応した処理を行う。
【0044】カラオケ端末装置Cにおいては、6台のデ
ィスクプレーヤ13から出力される映像情報が、各々区
別可能に(6つの出力系統で)ヘッドアンプ11を介し
てカラオケ端末装置Cへ送信される。カラオケ端末装置
Cでは、送信される映像データのうち、中央制御装置L
から送られるチャンネル情報に基づいて、演奏する曲の
内容に合ったジャンルの映像信号が選択される。この選
択は、マイコン35の指令により、ビデオチューナ34
aを制御して、所望のチャンネルのRF信号を取り入れ
ている。ビデオチューナ34a及びマイコン35により
選択手段が構成されている。
【0045】次に、上記構成を有する中央制御装置Lの
作用を図2にフローチャートで示し、カラオケ端末装置
Cの作用を図1にフローチャートで示す。
【0046】先に、中央制御装置Lの作用を説明する。
【0047】中央制御装置Lは、常時稼働しているカラ
オケ端末装置Cがあるか否か確認している(S21)。
そして、稼働しているカラオケ端末装置Cが1台もない
場合は(S21,NO)、全てのディスクプレーヤ13
を停止する。
【0048】稼働しているカラオケ端末装置Cがある場
合(S21,YES)、現在ディスクプレーヤ13が稼
働していない時には、ディスクプレーヤ13の再生を開
始する(S22)。また、例えば、演歌用の映像の再生
を行っているディスクプレーヤ13が1台だけ作動して
いる場合、カラオケ端末装置Cでポップスが選択される
可能性があるため、ポップス用の映像の再生を行うディ
スクプレーヤ13の再生を開始する(S22)。
【0049】そして、カラオケ端末装置Cに対して、例
えば、第一チャンネルが演歌用映像を再生しており、第
二チャンネルがポップス用映像を流しているという内容
を含むチャンネル情報を送信する(S23)。
【0050】次に、稼働しているカラオケ端末装置Cが
あるか再び確認する(S25)。稼働しているカラオケ
端末装置Cがある場合(S23,YES)、そのディス
クプレーヤ13が所定の再生時間をオーバーしていない
か否か確認する(S26)。所定の時間は、本実施の形
態では、30分としている。本実施の形態で使用してい
る映像を記憶している映像データ記憶ディスクは、各々
60分の映像を記憶しているが、そのうち例えば、演歌
用映像が30分記憶され、ポップス用映像が30分記憶
されている。従って、30分以上同じディスクで再生す
ると、同じ映像が再び現れる。所定時間を30分として
いるのは、後述するように、同じ映像が現れるのを避け
るためである。
【0051】所定の再生時間をオーバーしている場合、
次のディスクプレーヤ13の再生を開始する(S2
7)。すなわち、第一ディスクプレーヤ13が演歌用映
像の再生を行い、第二ディスクプレーヤ13がポップス
用映像の再生を行っている場合、第二ディスクプレーヤ
13の再生時間が30分をオーバーしたとき、第三ディ
スクプレーヤ13において、ポップス用映像の再生を開
始する。
【0052】そして、第三ディスクプレーヤ13がポッ
プス用映像の再生を開始したことを、チャンネル情報と
してカラオケ端末装置Cに送信する(S28)。この時
点では、ポップス用映像は、第二ディスクプレーヤ13
と第三ディスクプレーヤ13の2台から平行して流され
ている。
【0053】後で説明するように、第三ディスクプレー
ヤ13が稼働した後、カラオケ端末装置Cにおいて、ポ
ップス曲が選択された場合、そのカラオケ端末装置C
は、第三ディスクプレーヤ13よりポップス用映像を受
信する。
【0054】次に、カラオケ端末装置Cが旧プレーヤで
ある第二ディスクプレーヤ13を使用しているか否か、
カラオケ端末装置Cの情報を確認する(S29)。第二
ディスクプレーヤ13を使用しているカラオケ端末装置
Cがない場合(S29,NO)、旧プレーヤである第二
ディスクプレーヤ13を停止する(S30)。第二ディ
スクプレーヤ13を使用するカラオケ端末装置Cが存在
する場合は、その使用が終了するまで、第二ディスクプ
レーヤ13を稼働する(S29,NO)。
【0055】これにより、ディスクプレーヤ13を切り
替えたときに、旧のディスクプレーヤ13の使用が終了
してから、旧ディスクプレーヤ13を停止しているの
で、カラオケ端末装置Cにおいて映像が途切れたりする
問題が発生しない。
【0056】この第二ディスクプレーヤ13と第三ディ
スクプレーヤ13の2台が平行して稼働される時間は最
大でも1曲の演奏時間であり、通常3〜5分までであ
る。
【0057】次に、カラオケ端末装置Cの作用を説明す
る。
【0058】カラオケ端末装置Cは、中央制御装置Lに
対して稼働状態を通知する(S1)。次に、リクエスト
があった場合(S2,YES)、チャンネル情報が更新
されていればチャンネル情報を更新する(S3)。すな
わち、中央制御装置Lにおいて第三ディスクプレーヤ1
3が新たにポップス用映像を送信している場合、ポップ
ス用映像のチャンネルを第二ディスクプレーヤ13から
第三ディスクプレーヤ13に更新する。
【0059】次に、曲データをサーバ12のハードディ
スク14から読み出す(S4)。次に、曲データに含ま
れるジャンル情報からその曲のジャンルを読み出し、そ
のジャンルに対応する映像を送信しているチャンネルを
決定する(S5)。例えば、選択された曲のジャンルが
ポップスであれば、第三ディスクプレーヤ13を決定す
る。次に、そのチャンネルを使用中であることを、中央
制御装置Lに通知DW(S6)、そのチャンネルに切り
替える(S7)。そして、演奏を開始する(S8)。
【0060】すなわち、楽音データにより、MIDI音
源33でカラオケ曲を演奏する。同時に、モニタ56に
第三ディスクプレーヤ13で再生されたポップス用映像
を映し出す。そして、歌詞データをモニタ56にスーパ
ーインポーズする。利用者は演奏された曲に合わせて、
モニタ56の歌詞データをマイク54により歌う。歌声
はアンプミキサ50によりミキシングされてスピーカ5
2から流される。
【0061】カラオケ曲が終了すると(S9,YE
S)、チャンネルが未使用状態にあることを中央制御装
置Lに通知する(S10)。中央制御装置Lがディスク
プレーヤ13を切り替えるときのデータとして使用する
ためである。
【0062】以上詳細に説明したように、本実施の形態
のカラオケ集中管理装置によれば、モニタが映し出す映
像を再生出力する2台以上のディスクプレーヤ13と、
第一ディスクプレーヤ13が所定の時間映像を再生した
時に、第二ディスクプレーヤ13を駆動して、その後、
第一ディスクプレーヤ13を停止する制御手段を有して
いるので、カラオケ端末装置を長時間使用する利用者が
いた場合でも、所定時間再生が続けられると、自動的に
別のディスクプレーヤ13に切り替えて映像を再生で
き、利用者が同じ映像を見ることがないため、利用者常
に新鮮な映像を提供することができる。
【0063】また、本実施の形態のカラオケ集中管理装
置は、カラオケ端末装置Cの稼働状態を監視する監視手
段を有すると共に、制御手段が、監視手段が第一ディス
クプレーヤ13を使用しているカラオケ端末装置Cの稼
働停止を確認した後、第一ディスクプレーヤ13を停止
しているので、旧のディスクプレーヤ13を使用してい
るカラオケ端末装置Cにおいて、映像が乱れたりするこ
とがない。
【0064】また、本実施の形態のカラオケ集中管理装
置は、カラオケ端末装置Cが演奏するカラオケ曲が複数
のジャンルに分類されていて、ディスクプレーヤ13の
各々が、複数のジャンルに対応するジャンル別映像を、
それぞれ記憶し、再生可能であると共に、制御手段が、
第一ディスクプレーヤ13が再生していたジャンルと同
じジャンルの映像を、第二ディスクプレーヤ13で再生
しているので、複数のディスクプレーヤ13を順次使用
できるため、同じ映像が再び現れるまでの時間をより長
くすることができる。
【0065】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
となく色々な変更が可能である。
【0066】例えば、本実施の形態では、ジャンルとし
て2、3種類のものを使用する場合について説明した
が、ジャンルとして季節、雨、明るいイメージ、海等を
採用してジャンルの数を増やした場合でも、同様であ
る。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明のカラオケ集
中管理装置によれば、モニタが映し出す映像を再生出力
する2台以上の映像再生装置と、第一映像再生装置が所
定の時間映像を再生した時に、第二映像再生装置を駆動
して、その後、第一映像再生装置を停止する制御手段を
有しているので、カラオケ端末装置を長時間使用する利
用者がいた場合でも、所定時間再生が続けられると、自
動的に別の映像再生装置に切り替えて映像を再生でき、
利用者が同じ映像を見ることがないため、利用者常に新
鮮な映像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラオケ端末装置Cの作用を説明
するフローチャートである。
【図2】本発明に係る中央制御装置Lの作用を説明する
フローチャートである。
【図3】カラオケ端末装置Cの構成を示すブロック図で
ある。
【図4】中央制御装置Lの構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
C カラオケ端末装置 L 中央制御装置 13 ディスクプレーヤ 31 曲データ一時メモリ 32 ビデオミキサ 34a ビデオチューナ 50 アンプミキサ 56 モニタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカラオケ曲の中から選択された所
    望の楽音データを出力すると共に、選択された楽音デー
    タに対応する映像データ及び歌詞データをモニタに映し
    出すカラオケ端末装置を同時に複数台管理するカラオケ
    集中管理装置において、 前記モニタが映し出す映像を再生出力する2台以上の映
    像再生手段と、 第一映像再生手段が所定の時間映像を再生した時に、第
    二映像再生装置を駆動して、その後、第一映像再生手段
    を停止する制御手段を有することを特徴とするカラオケ
    集中管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するカラオケ集中管理装
    置において、 前記カラオケ端末装置の稼働状態を監視する監視手段を
    有すると共に、 前記制御手段が、前記監視手段が前記第一映像再生手段
    を使用している前記カラオケ端末装置の稼働停止を確認
    した後、前記第一映像再生手段を停止することを特徴と
    するカラオケ集中管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載するカラ
    オケ集中管理装置において、 前記カラオケ端末装置が演奏するカラオケ曲が複数のジ
    ャンルに分類されていて、 前記映像再生手段の各々が、前記複数のジャンルに対応
    するジャンル別映像を、それぞれ記憶し、再生可能であ
    ると共に、 前記制御手段が、前記第一映像再生手段が再生していた
    ジャンルと同じジャンルの映像を、前記第二映像再生手
    段で再生することを特徴とするカラオケ集中管理装置。
JP8053139A 1995-03-10 1996-03-11 カラオケ集中管理装置 Pending JPH09146574A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6421093B1 (en) 1998-10-02 2002-07-16 Nec Corporation Device for storing, decoding, and displaying images including automatic selection of particular digital image information

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6421093B1 (en) 1998-10-02 2002-07-16 Nec Corporation Device for storing, decoding, and displaying images including automatic selection of particular digital image information

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