JPH09146381A - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
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- JPH09146381A JPH09146381A JP7298771A JP29877195A JPH09146381A JP H09146381 A JPH09146381 A JP H09146381A JP 7298771 A JP7298771 A JP 7298771A JP 29877195 A JP29877195 A JP 29877195A JP H09146381 A JPH09146381 A JP H09146381A
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中間転写体を用いる画像形成装置で問題とな
る,いわゆる,虫喰い画像の発生しない画像形成方法を
得る。 【構成】 トナーにより像担持体上に順次形成される複
数の現像画像を順次受像する無端の中間転写体上に順次
重ねあわせて一次転写し,該中間転写体上の一次転写画
像を転写材に一括して二次転写する画像形成方法におい
て,前記中間転写体が少なくとも表面がフッ素樹脂を主
成分としてなり,かつ,該中間転写体上に転写された一
次転写画像を二次転写バイアスとして直流バイアスと交
流バイアスを重ねて印加し転写材上に転写する。
る,いわゆる,虫喰い画像の発生しない画像形成方法を
得る。 【構成】 トナーにより像担持体上に順次形成される複
数の現像画像を順次受像する無端の中間転写体上に順次
重ねあわせて一次転写し,該中間転写体上の一次転写画
像を転写材に一括して二次転写する画像形成方法におい
て,前記中間転写体が少なくとも表面がフッ素樹脂を主
成分としてなり,かつ,該中間転写体上に転写された一
次転写画像を二次転写バイアスとして直流バイアスと交
流バイアスを重ねて印加し転写材上に転写する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,複写機,プリン
タ,ファクシミリ等の電子写真方式を用いた画像形成装
置により画像を形成する方法に関し,詳しくは中間転写
ベルト等の中間転写体を介在させて一次および二次転写
行程を伴う中間転写方式を用いた画像形成方法に関す
る。
タ,ファクシミリ等の電子写真方式を用いた画像形成装
置により画像を形成する方法に関し,詳しくは中間転写
ベルト等の中間転写体を介在させて一次および二次転写
行程を伴う中間転写方式を用いた画像形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フルカラー画像形成装置の転写方式は,
(a)転写ドラム上に固定された転写材に順次転写する
転写ドラム方式と,(b)中間転写体上に順次転写され
たトナー像を一括して転写材に転写する中間転写体ダブ
ル転写方式とに大別されるが,ペーパーフリー性や全面
コピーが可能等の点で(b)の方式の方が有利である。
(a)転写ドラム上に固定された転写材に順次転写する
転写ドラム方式と,(b)中間転写体上に順次転写され
たトナー像を一括して転写材に転写する中間転写体ダブ
ル転写方式とに大別されるが,ペーパーフリー性や全面
コピーが可能等の点で(b)の方式の方が有利である。
【0003】本発明は,特に中間転写体を用いた(b)
の方式に関わる異常画像,いわゆる”虫喰い版画”(以
下,虫喰い)に関するものである。図4は,虫食い画像
の説明図であり,格子画像パターン22において,20
は虫食い部分である。このように,虫喰いとは,本来,
転写されるべきトナーがピンポイントで転写されずに残
ってしまい,トナーが一部抜けた状態として画像上に見
られるものである。
の方式に関わる異常画像,いわゆる”虫喰い版画”(以
下,虫喰い)に関するものである。図4は,虫食い画像
の説明図であり,格子画像パターン22において,20
は虫食い部分である。このように,虫喰いとは,本来,
転写されるべきトナーがピンポイントで転写されずに残
ってしまい,トナーが一部抜けた状態として画像上に見
られるものである。
【0004】一般に,中間転写体材料としてフッ素樹脂
などトナーとの離型性に優れたものが用いられるが,必
ずしも虫喰いはなくすることはできない。そのため,虫
喰い防止に関する様々な提案がなされている。その代表
的な例として,中間転写体表面に有機フッ素系化合物を
供給すること(特開昭58−187968号公報),中
間転写体材料に濡れ性制御剤を添加すること(特開平2
−198476号公報),中間転写体表面にステアリン
酸亜鉛等の潤滑性を有する保護膜を形成すること(特開
平2−213881号公報),中間転写体材料としてシ
リコーンゴムを用い,その表面粗さを制御すること(特
開平3−242667号公報),中間転写体の当接部材
に周速差を設け,中間転写体表面を研磨すること(特開
平4−305666号公報),中間転写体表面にトナー
フィルミングが発生した時点で表面を研磨すること(特
開平5−307344号公報),中間転写体の表面粗さ
を検知後研磨すること(特開平5−313526号公
報),一定コピー枚数毎に中間転写体を研磨すること
(特開平5−323802号公報)等が挙げられる。
などトナーとの離型性に優れたものが用いられるが,必
ずしも虫喰いはなくすることはできない。そのため,虫
喰い防止に関する様々な提案がなされている。その代表
的な例として,中間転写体表面に有機フッ素系化合物を
供給すること(特開昭58−187968号公報),中
間転写体材料に濡れ性制御剤を添加すること(特開平2
−198476号公報),中間転写体表面にステアリン
酸亜鉛等の潤滑性を有する保護膜を形成すること(特開
平2−213881号公報),中間転写体材料としてシ
リコーンゴムを用い,その表面粗さを制御すること(特
開平3−242667号公報),中間転写体の当接部材
に周速差を設け,中間転写体表面を研磨すること(特開
平4−305666号公報),中間転写体表面にトナー
フィルミングが発生した時点で表面を研磨すること(特
開平5−307344号公報),中間転写体の表面粗さ
を検知後研磨すること(特開平5−313526号公
報),一定コピー枚数毎に中間転写体を研磨すること
(特開平5−323802号公報)等が挙げられる。
【0005】また,特開昭58−88770号公報,特
開平4−86878号公報,特開平5−142899号
公報などのように潜像保持体から転写材への転写率を向
上させるために転写バイアスに交流成分を重畳させる試
みがなされている。
開平4−86878号公報,特開平5−142899号
公報などのように潜像保持体から転写材への転写率を向
上させるために転写バイアスに交流成分を重畳させる試
みがなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,これら
従来技術では,長期にわたって常に安定した画質を維持
することが困難である。また,ステアリン酸亜鉛等を塗
布したり,表面を研磨する場合,その塗布装置や研磨装
置,さらにはそのタイミングを制御する装置などが必要
であり,装置が複雑化しコストが高くなるとなる問題点
がある。
従来技術では,長期にわたって常に安定した画質を維持
することが困難である。また,ステアリン酸亜鉛等を塗
布したり,表面を研磨する場合,その塗布装置や研磨装
置,さらにはそのタイミングを制御する装置などが必要
であり,装置が複雑化しコストが高くなるとなる問題点
がある。
【0007】本発明は,上記問題点に鑑みて,従来技術
を改善するものであり,中間転写方式を用いる画像形成
方式において,中間転写体のクリーニング性および中間
転写体から転写材への転写効率が優れ,特に虫喰いを発
生しない方法を得ることを課題とする。
を改善するものであり,中間転写方式を用いる画像形成
方式において,中間転写体のクリーニング性および中間
転写体から転写材への転写効率が優れ,特に虫喰いを発
生しない方法を得ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,第一
に,トナーにより像担持体上に順次形成される複数の現
像画像を順次受像する無端の中間転写体上に順次重ねあ
わせて一次転写し,該中間転写体上の一次転写画像を転
写材に一括して二次転写する画像形成方法において,前
記中間転写体が少なくとも表面がフッ素樹脂を主成分と
してなり,かつ,該中間転写体上に転写された一次転写
画像を,二次転写バイアスとして直流バイアスと交流バ
イアスを重ねて印加し,転写材上に転写することを特徴
とする画像形成方法が提供される。
に,トナーにより像担持体上に順次形成される複数の現
像画像を順次受像する無端の中間転写体上に順次重ねあ
わせて一次転写し,該中間転写体上の一次転写画像を転
写材に一括して二次転写する画像形成方法において,前
記中間転写体が少なくとも表面がフッ素樹脂を主成分と
してなり,かつ,該中間転写体上に転写された一次転写
画像を,二次転写バイアスとして直流バイアスと交流バ
イアスを重ねて印加し,転写材上に転写することを特徴
とする画像形成方法が提供される。
【0009】第二に上記第一に記載した画像形成方法に
おいて,前記交流成分が下記式(I)および(II)の関
係を満たすことを特徴とする画像形成方法が提供され
る。
おいて,前記交流成分が下記式(I)および(II)の関
係を満たすことを特徴とする画像形成方法が提供され
る。
【0010】
【数1】 (20×v/t)≦F≦5000 ・・・(I)
【0011】
【数2】Vpp≧2.05Vd ・・・(II)
【0012】式(I)および(II)において, F(Hz):交流成分の周波数 v(mm/sec):中間転写体の線速 t(mm):二次転写のニップ幅 Vpp(V):交流バイアスピーク間出力値 Vd(V):直流バイアス出力値 を表す。
【0013】第三に,上記第一または第二に記載した画
像形成方法において,前記中間転写体が2層以上の多層
構成からなり,かつ,最表面層の表面抵抗が109乃至
101 4Ω/□であることを特徴とする画像形成方法が提
供される。
像形成方法において,前記中間転写体が2層以上の多層
構成からなり,かつ,最表面層の表面抵抗が109乃至
101 4Ω/□であることを特徴とする画像形成方法が提
供される。
【0014】以下に,図を参照して本発明を詳細に説明
する。図1は中間転写方式を用いたフルカラー電子写真
装置の概略を示しており,1はカラー現像ローラ(ブラ
ック)であり,2はカラー現像ローラ(シアン)であ
り,3はカラー現像ローラ(マゼンダ)であり,4はカ
ラー現像ローラ(イエロー)であり,5は電位センサで
ある。6は露光を示し,また,7は帯電器であり,8は
除電ランプであり,9はドラムクリーニングであり,1
0はクリーニング前除電器であり,11はPセンサであ
り,12はクリーニングエッジであり,13は転写ロー
ラであり,14は転写材(二次転写体)であり,15は
中間転写ベルトであり,16はスイーパーブラシであ
り,17は感光体(像担持体)であり,18はAC電源
であり,19はDC電源感光体(像担持体)である。
する。図1は中間転写方式を用いたフルカラー電子写真
装置の概略を示しており,1はカラー現像ローラ(ブラ
ック)であり,2はカラー現像ローラ(シアン)であ
り,3はカラー現像ローラ(マゼンダ)であり,4はカ
ラー現像ローラ(イエロー)であり,5は電位センサで
ある。6は露光を示し,また,7は帯電器であり,8は
除電ランプであり,9はドラムクリーニングであり,1
0はクリーニング前除電器であり,11はPセンサであ
り,12はクリーニングエッジであり,13は転写ロー
ラであり,14は転写材(二次転写体)であり,15は
中間転写ベルトであり,16はスイーパーブラシであ
り,17は感光体(像担持体)であり,18はAC電源
であり,19はDC電源感光体(像担持体)である。
【0015】感光体17上に形成された潜像は,まず1
色目の現像部4にて顕像化され,次に中間転写体15と
の当接部にて中間転写体へ転写される。ここでの転写を
一次転写という。フルカラーの場合は,この行程を3色
あるいは4色繰り返し中間転写体15にフルカラー画像
を形成する。中間転写体15に形成された像は,次に転
写材(紙)14上に一括転写される。ここでの転写を二
次転写という。ここで転写バイアスは転写ローラ13に
より印加される。転写材14は,その後定着行程を経て
フルカラー画像として出力される。
色目の現像部4にて顕像化され,次に中間転写体15と
の当接部にて中間転写体へ転写される。ここでの転写を
一次転写という。フルカラーの場合は,この行程を3色
あるいは4色繰り返し中間転写体15にフルカラー画像
を形成する。中間転写体15に形成された像は,次に転
写材(紙)14上に一括転写される。ここでの転写を二
次転写という。ここで転写バイアスは転写ローラ13に
より印加される。転写材14は,その後定着行程を経て
フルカラー画像として出力される。
【0016】上記プロセスにおける二次転写行程におい
ては,形成された像は中間転写体15から転写材14へ
転写されるが,十分な画像濃度を得るためにも,ここで
の転写効率は90%以上が必要である。また,たとえ9
0%以上転写したとしてもトナーがピンポイントで転写
されずに中間転写体15上に残る場合がある。これが虫
喰い版画と呼ばれる異常画像である。
ては,形成された像は中間転写体15から転写材14へ
転写されるが,十分な画像濃度を得るためにも,ここで
の転写効率は90%以上が必要である。また,たとえ9
0%以上転写したとしてもトナーがピンポイントで転写
されずに中間転写体15上に残る場合がある。これが虫
喰い版画と呼ばれる異常画像である。
【0017】これを防止するために,前述の従来技術に
あるように中間転写体15の表面にステアリン酸亜鉛等
を塗布する手段(スイーパーブラシ16)を設けてい
る。しかし,この方法は前述の通り十分な解決策ではな
い。
あるように中間転写体15の表面にステアリン酸亜鉛等
を塗布する手段(スイーパーブラシ16)を設けてい
る。しかし,この方法は前述の通り十分な解決策ではな
い。
【0018】本発明者らは,少なくとも表面がフッ素樹
脂を主成分としてなる中間転写体を用い,かつ,二次転
写バイアスが直流バイアスに交流成分を重畳させること
により上記問題点を改善できることを見いだした。
脂を主成分としてなる中間転写体を用い,かつ,二次転
写バイアスが直流バイアスに交流成分を重畳させること
により上記問題点を改善できることを見いだした。
【0019】フッ素樹脂は,一般に表面エネルギーが小
さく,摩擦係数も小さいため,トナーとの離型性・クリ
ーニング性が良好であり有効な材料として用いられる
が,既に上述したように実際には虫喰い画像が発生し,
特性的には十分でない。この原因を調べた結果,次のよ
うなことを発見した。
さく,摩擦係数も小さいため,トナーとの離型性・クリ
ーニング性が良好であり有効な材料として用いられる
が,既に上述したように実際には虫喰い画像が発生し,
特性的には十分でない。この原因を調べた結果,次のよ
うなことを発見した。
【0020】最近のフルカラー画像形成装置では,デジ
タルが主流であり,これに使用されるカラートナーとし
ては負帯電性トナーを使用するのが一般的である。一
方,中間転写体として用いるフッ素樹脂は負極性が強い
ため前述のプロセスにおける二次転写の際に,はじめ中
間転写体上に形成されていたトナー21のトナー層(図
5(a)参照)は,中間転写体15と転写材14とのニ
ップ間での摩擦によって部分的に中間転写体15に接し
ているトナー21が逆極性に帯電する(図5(b)参
照)。この逆帯電トナーは正規の転写バイアスでは転写
できず中間転写体15に残存するが,このとき,静電的
に強く付着している負帯電トナーも転写せず残存する
(図5(c)参照)。これがいわゆる虫喰い画像とな
る。
タルが主流であり,これに使用されるカラートナーとし
ては負帯電性トナーを使用するのが一般的である。一
方,中間転写体として用いるフッ素樹脂は負極性が強い
ため前述のプロセスにおける二次転写の際に,はじめ中
間転写体上に形成されていたトナー21のトナー層(図
5(a)参照)は,中間転写体15と転写材14とのニ
ップ間での摩擦によって部分的に中間転写体15に接し
ているトナー21が逆極性に帯電する(図5(b)参
照)。この逆帯電トナーは正規の転写バイアスでは転写
できず中間転写体15に残存するが,このとき,静電的
に強く付着している負帯電トナーも転写せず残存する
(図5(c)参照)。これがいわゆる虫喰い画像とな
る。
【0021】しかし,ここで,二次転写の際に交流成分
を重畳印加すると,このトナー同士の凝集か破壊され虫
喰いが発生しなくなる。印加する交流成分は,下記式
(I)および式(II)の関係を満たすことが好ましい。
を重畳印加すると,このトナー同士の凝集か破壊され虫
喰いが発生しなくなる。印加する交流成分は,下記式
(I)および式(II)の関係を満たすことが好ましい。
【0022】
【数1】 (20×v/t)≦F≦5000 ・・・(I)
【0023】
【数2】Vpp≧ 2.05V ・・・(II)
【0024】上記式(I)および式(II)において, F(Hz):交流バイアス成分の周波数, v(mm/sec):中間転写体の線速 t(mm):二次転写のニップ幅 Vpp(V):交流バイアスピーク間出力値 Vd(V):直流バイアス出力値
【0025】この範囲より周波数が小さいか,あるいは
出力が小さいと十分に効果が得られず,また,5kHz
を超えると振動による像の乱れや振動音が発生し好まし
くない。
出力が小さいと十分に効果が得られず,また,5kHz
を超えると振動による像の乱れや振動音が発生し好まし
くない。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明において,中間転写体材料
として用いるフッ素樹脂には従来公知のものが使用可能
であり,例えば,ポリテトラフルオロエチレン,ポリク
ロロトリフルオロエチレン,テトラフルオロエチレン−
へキサフルオロプロピレン共重合体,テトラフルオロエ
チレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体,エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体,エチ
レン−クロロトリフルオロエチレン共重合体,ポリビニ
リデンフルオロライド,ポリビニルフルオライド等が挙
げられる。
として用いるフッ素樹脂には従来公知のものが使用可能
であり,例えば,ポリテトラフルオロエチレン,ポリク
ロロトリフルオロエチレン,テトラフルオロエチレン−
へキサフルオロプロピレン共重合体,テトラフルオロエ
チレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体,エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体,エチ
レン−クロロトリフルオロエチレン共重合体,ポリビニ
リデンフルオロライド,ポリビニルフルオライド等が挙
げられる。
【0027】これらに,カーボンブラック,金属微粉
末,金属酸化物粒子,有機導電性化合物等の導電性付与
材料を含有させ電気抵抗を所望の値に制御する。抵抗値
としては,表面抵抗が109乃至1014Ω/□であるこ
とが好ましい。これ以下では潜像保持体(像担持体)へ
のバイアスリークや放電による画像の乱れが発生する。
また,これ以上では一次および二次次転写バイアスが得
られず転写できない。
末,金属酸化物粒子,有機導電性化合物等の導電性付与
材料を含有させ電気抵抗を所望の値に制御する。抵抗値
としては,表面抵抗が109乃至1014Ω/□であるこ
とが好ましい。これ以下では潜像保持体(像担持体)へ
のバイアスリークや放電による画像の乱れが発生する。
また,これ以上では一次および二次次転写バイアスが得
られず転写できない。
【0028】中間転写体には上記構成のみに限らず,必
要に応じて,フッ素樹脂の特性を損なわない程度に他の
樹脂またはゴムをブレンドしたり,各種充填剤を混合し
ても構わない。また,上記構成は少なくとも表面であれ
ばよく,単層はもちろん必要に応じて多層構成をとって
もよい。この場合,前述した抵抗値範囲に調整された支
持体上に積層するがその最表面層の表面抵抗は109乃
至1014Ω/□であることが好ましい。この範囲以下で
は前述と同様,潜像保持体へのバイアスリークや放電に
よる画像の乱れが発生する。また,これ以上では,電荷
が表面層内に蓄積し残像が発生する。
要に応じて,フッ素樹脂の特性を損なわない程度に他の
樹脂またはゴムをブレンドしたり,各種充填剤を混合し
ても構わない。また,上記構成は少なくとも表面であれ
ばよく,単層はもちろん必要に応じて多層構成をとって
もよい。この場合,前述した抵抗値範囲に調整された支
持体上に積層するがその最表面層の表面抵抗は109乃
至1014Ω/□であることが好ましい。この範囲以下で
は前述と同様,潜像保持体へのバイアスリークや放電に
よる画像の乱れが発生する。また,これ以上では,電荷
が表面層内に蓄積し残像が発生する。
【0029】
【実施例】以下,実施例により詳細に説明する。 〔実施例1乃至5と比較例1〕 エチレン−テトラフルオロエチレン共重合樹脂(ETFE)100重量部 ケッチェンブラック 8重量部 上記混合物を押し出し成形し,シームレスベルト状の中
間転写体を作製した。この中間転写体の体積抵抗値は,
6×109Ω・cmであった。
間転写体を作製した。この中間転写体の体積抵抗値は,
6×109Ω・cmであった。
【0030】上記中間転写ベルトを図1に示されるフル
カラー複写機(リコー製プリテール550改造機)に装
備し下記条件で画像評価を行った。ただし,スイーパー
ブラシ16は取り外した。
カラー複写機(リコー製プリテール550改造機)に装
備し下記条件で画像評価を行った。ただし,スイーパー
ブラシ16は取り外した。
【0031】 中間転写体線速 100mm/sec ニップ幅 2mm 転写バイアス(図中,19参照) (DC)V=1200V 交流バイアス(図中,18参照) Vpp=2700V とし,周波数を500Hz,800Hz,1000H
z,3000Hz,5000Hzとした場合の虫喰い画
像評価を行った。また,比較例として交流バイアスを重
畳しない場合を行った。
z,3000Hz,5000Hzとした場合の虫喰い画
像評価を行った。また,比較例として交流バイアスを重
畳しない場合を行った。
【0032】画像評価は前記フルカラー複写機にて各テ
ストパターン画像を出力し,下記虫喰い画像評価(5段
階評価:許容範囲ランク3以上)を行った。結果を図2
に示す。
ストパターン画像を出力し,下記虫喰い画像評価(5段
階評価:許容範囲ランク3以上)を行った。結果を図2
に示す。
【0033】虫喰い画像評価は,以下に基づいて行っ
た。 ランク5:虫喰い発生せす ランク4:肉眼では見えにくい程度の小さい虫喰いが僅
かにある ランク3:肉眼では見えにくい程度の小さい虫喰いが多
く見られる ランク2:肉眼ではっきりわかる大きさの虫喰いが見ら
れる ランク1:肉眼ではっきりわかる大きさの虫喰いが多数
見られる
た。 ランク5:虫喰い発生せす ランク4:肉眼では見えにくい程度の小さい虫喰いが僅
かにある ランク3:肉眼では見えにくい程度の小さい虫喰いが多
く見られる ランク2:肉眼ではっきりわかる大きさの虫喰いが見ら
れる ランク1:肉眼ではっきりわかる大きさの虫喰いが多数
見られる
【0034】〔実施例6乃至9〕上記実施例の交流バイ
アスの周波数を2000Hzとし,Vppを1000
V,2000V,2500V,3000Vとした場合の
上記実施例と同様の虫喰い画像評価を行った。結果を図
3に示す。
アスの周波数を2000Hzとし,Vppを1000
V,2000V,2500V,3000Vとした場合の
上記実施例と同様の虫喰い画像評価を行った。結果を図
3に示す。
【0035】〔実施例10〕実施例1で使用した中間転
写体を支持体とし,この表面に下記表面層を塗布し中間
転写体とした。
写体を支持体とし,この表面に下記表面層を塗布し中間
転写体とした。
【0036】 〈表面層形成成分〉 フッ素樹脂(旭硝子社製ルミフロン200) 100重量部 ルミフロン用イソシアネート硬化剤 30重量部 酸化スズ(三菱マテリアル社製SR−1) 20重量部 フッ素系界面活性剤(旭硝子社製サーフロンS−381)0.25重量部 キシレン 100重量部 メチルイソブチルケトン 300重量部
【0037】上記混合物をスプレー塗布し,100℃,
1時間乾燥し表面層を形成した。この中間転写体の表面
抵抗は,2×1012Ω/□であった。この中間転写ベル
トを実施例4と同様の条件で画像を出力したところ,虫
喰いランク5の良好な画像が得られた。
1時間乾燥し表面層を形成した。この中間転写体の表面
抵抗は,2×1012Ω/□であった。この中間転写ベル
トを実施例4と同様の条件で画像を出力したところ,虫
喰いランク5の良好な画像が得られた。
【0038】〔実施例11〕実施例10の表面層形成成
分の酸化スズを用いない以外は実施例10と同様にして
画像評価を行った。中間転写体の表面抵抗は5×1014
Ω/□であった。この中間転写体を用いた画像は,虫喰
いランクは5であったが,10枚出力後の画像にネガ残
像が発生した。
分の酸化スズを用いない以外は実施例10と同様にして
画像評価を行った。中間転写体の表面抵抗は5×1014
Ω/□であった。この中間転写体を用いた画像は,虫喰
いランクは5であったが,10枚出力後の画像にネガ残
像が発生した。
【0039】〔実施例12〕実施例10の表面層形成成
分の酸化スズを65重量部とする以外は実施例10と同
様にして画像評価を行った。中間転写体の表面抵抗は,
3×108Ω/□であった。この中間転写体を用いた画
像は,虫喰いランクは5であったが画像にチリが多く発
生した。
分の酸化スズを65重量部とする以外は実施例10と同
様にして画像評価を行った。中間転写体の表面抵抗は,
3×108Ω/□であった。この中間転写体を用いた画
像は,虫喰いランクは5であったが画像にチリが多く発
生した。
【0040】
【発明の効果】以上のように,上記第一に記載した画像
形成方法によれば,虫喰い画像の発生が著しく抑制され
た高品位の画像を得ることができる。ことに二次転写時
の交流バイアスを上記第二で特定された成分によれば虫
喰い画像はほとんど発生しないまでに達する。また,使
用する中間転写体の表面抵抗を上記第三で特定された範
囲に設定することによりネガ残像やチリの発生なども防
止された優れた画像を形成することができる。
形成方法によれば,虫喰い画像の発生が著しく抑制され
た高品位の画像を得ることができる。ことに二次転写時
の交流バイアスを上記第二で特定された成分によれば虫
喰い画像はほとんど発生しないまでに達する。また,使
用する中間転写体の表面抵抗を上記第三で特定された範
囲に設定することによりネガ残像やチリの発生なども防
止された優れた画像を形成することができる。
【図1】本発明の画像形成方法を説明するための画像形
成装置の説明図である。
成装置の説明図である。
【図2】実施例で得た画像の評価結果を示す図である。
【図3】実施例で得た画像の別の評価結果を示す図であ
る。
る。
【図4】虫喰い画像の説明図である。
【図5】虫喰い画像の発生過程を説明する図である。
1 カラー現像ローラ(ブラック) 2 カラー現像ローラ(シアン) 3 カラー現像ローラ(マゼンダ) 4 カラー現像ローラ(イエロー) 5 電位センサ 6 露光 7 帯電器 8 除電ランプ 9 ドラムクリーニング 10 クリーニング前除電器 11 Pセンサ 12 クリーニングエッジ 13 転写ローラ 14 転写材(二次転写体) 15 中間転写ベルト 16 スイーパーブラシ 17 感光体(像担持体) 18 AC電源 19 DC電源 20 虫喰い部分 21 トナー 22 格子画像パターン
Claims (3)
- 【請求項1】 トナーにより像担持体上に順次形成され
る複数の現像画像を順次受像する無端の中間転写体上に
順次重ねあわせて一次転写し,該中間転写体上の一次転
写画像を転写材に一括して二次転写する画像形成方法に
おいて,前記中間転写体の少なくとも表面がフッ素樹脂
を主成分としてなり,かつ,該中間転写体上に転写され
た一次転写画像を,二次転写バイアスとして直流バイア
スと交流バイアスを重ねて印加し,転写材上に転写する
ことを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項2】 前記交流成分が下記式(I)および(I
I)の関係を満たすことを特徴とする請求項1記載の画
像形成方法。 【数1】 (20×v/t)≦F≦5000 ・・・(I) 【数2】Vpp≧2.05Vd ・・・(II) 式(I)および(II)において, F(Hz):交流成分の周波数 v(mm/sec):中間転写体の線速 t(mm):二次転写のニップ幅 Vpp(V):交流バイアスピーク間出力値 Vd(V):直流バイアス出力値 を表す。 - 【請求項3】 前記中間転写体が2層以上の多層構成か
らなり,かつ,最表面層の表面抵抗が109乃至1014
Ω/□であることを特徴とする請求項1または2記載の
画像形成方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP7298771A JPH09146381A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP7298771A JPH09146381A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09146381A true JPH09146381A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17864008
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP7298771A Pending JPH09146381A (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
1995
- 1995-11-16 JP JP7298771A patent/JPH09146381A/ja active Pending
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