JPH09145034A - 蓋の開閉装置 - Google Patents

蓋の開閉装置

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JPH09145034A
JPH09145034A JP30765895A JP30765895A JPH09145034A JP H09145034 A JPH09145034 A JP H09145034A JP 30765895 A JP30765895 A JP 30765895A JP 30765895 A JP30765895 A JP 30765895A JP H09145034 A JPH09145034 A JP H09145034A
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JP30765895A
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Mitsuhiko Yamane
満彦 山根
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋を開閉する操作を容易とし、開検知スイッ
チが故障しても、蓋が開き過ぎない蓋の開閉装置を提供
する。 【解決手段】 収納器と、収納器に軸支された蓋と、蓋
の開閉を行う電動部と、蓋の全開又は全閉状態を各々検
知する開検知スイッチおよび閉検知スイッチと、蓋の開
運動を開始する開運転スイッチと、制御装置とを備え、
制御装置が計測した蓋の全閉から全開までの時間に応じ
て制御装置は開設定時間を設定し、開運転スイッチがオ
ンされ開検知スイッチがオフの場合に、蓋の開運転時間
が開設定時間を越えると、制御装置は電動部を停止させ
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓋の開閉装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このタイプの装置は、例えば本出願人が
出願した特願平7−166751号等がある。上述の装
置に於て、収納器と、それに軸支された蓋と、その蓋の
開閉を行う手動式ウィンチが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの装置では、
収納器が大型となると、蓋も大きくなり重量も大きいの
で、蓋の開閉を手動式ウィンチで行うと、ウィンチを操
作する力が増加し、使い勝手が悪い第1の欠点がある。
【0004】このため、このウィンチを電動式にして、
蓋の全開又は全閉状態を各々検知する開検知スイッチお
よび閉検知スイッチを設けた。しかし蓋の開閉を長期間
使用し、開検知スイッチが故障した場合、蓋が全開状態
を越えて開き過ぎる。そのため、蓋が他の部材に当り、
蓋と他の部材が損傷する第2の欠点がある。故に本発明
はこの様な従来の欠点を考慮して、蓋を開く操作を容易
とし、開検知スイッチが故障しても蓋が開き過ぎない蓋
の開閉装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、収納器と、収納器に軸支された蓋と、蓋
の開閉を行う電動部と、蓋の全開又は全閉状態を各々検
知する開検知スイッチおよび閉検知スイッチと、蓋の開
運動を開始する開運転スイッチと、制御装置とを備え、
制御装置が計測した蓋の全閉から全開までの時間に応じ
て制御装置は開設定時間を設定し、開運転スイッチがオ
ンされ開検知スイッチがオフの場合に、蓋の開運転時間
が開設定時間を越えると、制御装置は電動部を停止させ
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】最初に、本発明の実施の形態に係
る蓋の開閉装置を用いた焼却機を図1の平面図と図2
(図1のAA断面図)に従い説明する。焼却機1に於
て、生ゴミや草木やプラスチック類等の被焼却物2を収
納し、かつ焼却バーナ(上)3と焼却バーナ(下)4が
固定された収納器5が設けられている。
【0007】この収納器5で発生した排気ガスを無煙化
バーナ6により無煙化する無煙室7が設けられている。
無煙室7の上部に排気筒8が設けられ、収納器5は上面
に被焼却物2が投入される開口部9が設けられ、収納器
5は有底略円筒状に形成されている。ロストル10は格
子状に形成され収納器5内に載置され、収納器5の底部
近傍の側面に設けた灰取出口11に連通する空間12が
設けられている。
【0008】蓋13は平面から見れば略円形状に、断面
図から見ればおわんを逆さにした形状に形成されてい
る。ヒンジ板(蓋側)14は例えば鉄板からなり蓋13
の適所(例えば2ケ所)に固定されている。ヒンジ板
(収納器側)15も例えば鉄板からなり、ヒンジ板(蓋
側)14に近接する様に収納器5の適所(例えば2ケ
所)に固定されている。
【0009】ヒンジ軸16は例えば円柱に形成され、ヒ
ンジ板14、15に形成された孔を貫通する様に設けら
れている。これらのヒンジ板14、15とヒンジ軸16
からなるヒンジ17により、蓋13は収納器5の上部に
軸支され、収納器5の開口部9を開閉する様に設けられ
ている。突起部(開)18は例えば鉄板等からなり、蓋
13の円周に接しかつ外側に位置しかつヒンジ17側に
位置する様に、蓋13に溶接等で固定されている。突起
部(閉)19は例えば鉄板等からなり、蓋13の円周に
接しかつ裏側に位置しかつヒンジ17と反対側に位置す
る様に、蓋13に溶接等で固定されている。固定具20
は例えば側面から見れば半分のドーナツ状に形成され、
蓋13の表側に溶接等で固定されている。
【0010】送風機21は無煙室7の下方に固定され、
送風ダクト22は無煙室7内に延びる様にその一端が送
風機21側に固定されている。ノズル(図示せず)は送
風ダクト22の他端(先端)に形成され、ノズルからの
送風により発生するエジェクター効果により、収納器5
で発生した未燃焼ガスは複数の排気ダクト23a、23
b、23cにて無煙室7内に導かれる。そして無煙化バ
ーナ6により無煙化処理した後に排気筒8から外部へ排
出される。
【0011】散水機24は収納器5の内側面であって焼
却バーナ(上)3よりも高い位置に固定され、先端に複
数の噴霧孔が形成され、他端が水道水等に直結したポン
プ(図示せず)に連結している。散水機24は収納器5
と無煙室7内の排気温度が異常に高くなった時、収納器
5内に霧を供給し、収納器5等の温度を下げるものであ
る。温度センサー25は無煙室7の内側面に固定され、
無煙室7の排気ガスの温度を検知するものである。
【0012】箱体26は側板26a、26b、26c、
26d、26e、26gと底板27が例えば溶接等によ
り固定されたものである。収納器5は底板27に固定さ
れ、無煙室7は側板26c、26e、26f、26gに
固定されている。
【0013】支柱28は例えば鉄製の角パイプ等からな
り、先端近傍が2ケ所切欠き加工されたものであり、側
板26dに固定されている。モータ固定板29は鉄板等
からなり、側板26dに固定されている。滑車30の断
面形状は中央が凹状になる様に形成され、滑車軸31は
支柱28の先端近傍に形成された孔と滑車30に形成さ
れた孔を貫通する様に設けられている。
【0014】巻取り滑車32の断面形状は中央が凹状に
なる様に形成され、モータ(ウィンチモータ)33はモ
ータ固定板29上に固定され、モータの軸34は巻取り
滑車32に形成された孔に固定されている。ワイヤ35
は例えばステンレス鋼線よりなり、その一他は固定具2
0に固定され、中間部は滑車30に当接し、他端は巻取
り滑車32に固定されている。上述の様に電動部36は
支柱28とモータ固定板29と滑車30と滑車軸31と
巻取り滑車32とモータ33とワイヤ35等から構成さ
れ、蓋13の開閉駆動するものである。
【0015】開検知スイッチ37は蓋13の全開状態を
検知するものであり、例えばリミットスイッチからな
り、収納器5の外壁に固定されている。開検知スイッチ
37は必要に応じて、側板26d等に取付けた固定板
(図示せず)に固定してもよい。蓋13が全開状態(即
ち所定の開き角度になった状態)になると、蓋13のヒ
ンジ17側に設けられた突起部(開)18が開検知スイ
ッチ37のノブを押す様に設定されている。
【0016】閉検知スイッチ38は蓋の全閉状態を検知
するものであり、例えばリミットスイッチからなり、収
納器5の外壁に固定されている。閉検知スイッチ38は
必要に応じて、側板26b等に取付けた固定板(図示せ
ず)に固定してもよい。蓋13が全閉状態(例えば蓋1
3の内面が収納器5に設けられた開口部9の縁に略当接
した状態)になると、蓋13のヒンジ17と反対側に設
けられた突起部(閉)19が閉検知スイッチ38のノブ
を押す様に設定されている。
【0017】次に、本焼却機1の制御回路を図3の制御
回路図に従い説明する。制御装置39は例えばマイクロ
コンピュータであり、CPUと記憶手段と計時手段等か
らなり、又はシーケンス制御器により構成しても良い。
焼却機1の正面に設けられた操作板(図示せず)にメン
テスイッチ40とモード選択スイッチ41と開運転スイ
ッチ42と閉運転スイッチ43と切替スイッチ44と運
転スイッチ45と停止スイッチ46と焼却バーナタイマ
ー47と無煙化バーナタイマー48と自動運転ランプ4
9と運転ランプ50と送風機ランプ51と焼却バーナラ
ンプ52と無煙化バーナランプ53が設けられている。
【0018】メンテスイッチ40を「入」に設定すると
「メンテモード」となり「切」に設定すると「通常運転
モード」となる。モード選択スイッチ41を「閉」に設
定すると「閉時間計測モード」となり、「開」に設定す
ると「開時間計測モード」となる。開運転スイッチ42
を「入」(オン)に設定すると、蓋13の開運動を開始
し、閉運転スイッチ43を「入」(オン)に設定する
と、蓋13の閉運動を開始するものである。切替スイッ
チ44は自動運転と手動運転を切替えるものであり、運
転スイッチ45を「入」に設定すると「通常運転モー
ド」を開始し、停止スイッチ46を「入」に設定すると
上述のモードを停止する。
【0019】焼却バーナタイマー47と無煙化バーナタ
イマーは各々、焼却時間と無煙化時間を設定するもので
ある。上述のランプ49、50、51、52、53は自
動運転状態と、通常運転状態と、送風機21が運転され
ている状態と、焼却バーナ(上)3および焼却バーナ
(下)4が運転されている状態と、無煙化バーナ6が運
転されている状態を各々点灯により表示している。
【0020】制御装置39の各入力端子には、各スイッ
チ40と41と37と38と42と43と44と45と
46と各タイマー47と48と温度センサー25が接続
されている。そして各出力端子には、各ランプ49と5
0と51と52と53と送風機21と各バーナ3と4と
6と散水機24とウィンチモータ33が接続されてい
る。この様に本発明の実施の形態に係る蓋の開閉装置5
4は、収納器5と蓋13と固定具20と電動部36と突
起部18、19と開検知スイッチ37と閉検知スイッチ
38と制御装置39と開運転スイッチ42と閉運転スイ
ッチ43等からなる。
【0021】次に上述の「蓋の開閉装置」に於ける「開
時間計測モード」と「閉時間計測モード」の動作を図4
のフローチャートに従い説明する。まず焼却機1の電源
プラグを電源コンセント(いずれも図示せず)に挿入
し、スタートする。
【0022】メンテスイッチ40が「入」に設定されて
いると「メンテモードか」がYESと判定される(ステ
ップS1)。そしてモード選択スイッチ41が「開」に
設定されていると「開時間計測モードか」がYESと判
定される(ステップS2)。
【0023】次に蓋13が全閉状態でないならば「閉検
知スイッチオンか」がNOと判定され(ステップS
3)、閉運転スイッチ43が押されると(ステップS
4)、ウィンチモータ33が逆回転し(ステップS
5)、蓋13を閉方向に運転する。
【0024】そして蓋13が全閉状態になったら「閉検
知スイッチオンか」がYESと判定され(ステップS
6)、ウィンチモータ33を停止させる(ステップS
7)。
【0025】次に開運転スイッチ42が押されると(ス
テップS8)、制御装置39内のカウンターがスタート
する(ステップS9)。そしてウィンチモータ33が正
回転し(ステップS10)、蓋13を開方向に運転す
る。そしてカウンターが0.1秒ずつ加算処理し(ステ
ップS11)、開検知スイッチ37がオンすれば(ステ
ップS12)、その時を全開状態と見なし、上述のステ
ップS9からステップS12がYESの判定をするまで
に要した時間、即ち開計測時間t1を制御装置39内の
記憶手段に記憶し(ステップS13)、このモードを終
了する。なおステップS3で「閉検知スイッチオンか」
がYESと判定されると、ステップS8の直前に進む。
また「メンテモードか」がNOと判定されると、通常運
転を行う(ステップS14)。
【0026】次にモード選択スイッチ41が「閉」に設
定されていると「閉時間計測モードか」がYESと判定
される(ステップS15)。そして蓋13が全開状態で
ないならば「開検知スイッチオンか」がNOと判定され
(ステップS16)、開運転スイッチ42が押されると
(ステップS17)、ウィンチモータ33が正回転し
(ステップS18)、蓋13を開方向に運転する。
【0027】そして蓋13が全開状態になると「開検知
スイッチオンか」がYESと判定され(ステップS1
9)、ウィンチモータ33を停止させる(ステップS2
0)。次に閉運転スイッチ43が押されると(ステップ
S21)、カウンターがスタートする(ステップS2
2)。そしてウィンチモータ33が逆回転し(ステップ
S23)、蓋13を閉方向に運転する。
【0028】次にカウンターが0.1秒ずつ加算処理し
(ステップS24)、閉検知スイッチ38がオンすれば
(ステップS25)、その時を全閉状態と見なし、ステ
ップS22からステップS25がYESの判定をするま
でに要した時間、即ち閉計測時間T1を制御装置39内
の記憶手段に記憶し(ステップS26)、このモードを
終了する。なお「開検知スイッチオンか」がYESと判
定されると(ステップS16)、ステップS21の直前
に進む。また「閉時間計測モードか」がNOと判定され
ると(ステップS15)、他のモードを行う(ステップ
S27)。
【0029】上述の様に、開計測時間t1と閉計測時間
T1を制御装置39に記憶させた焼却機1を工場から出
荷する。そして、ユーザに届けられた焼却機1は実運転
される。その実運転(蓋の開運転および閉運転)の動作
を図5のフローチャートに従い説明する。再び、焼却機
1の電源プラグを電源コンセントに挿入しスタートす
る。
【0030】メンテスイッチ40が「入」に設定されて
いないと「メンテモードか」がNOと判定され(ステッ
プS1)、制御装置39内の記憶手段に開設定時間t2
を設定し、記憶し(ステップS2)、閉設定時間T2を
設定し記憶する(ステップS3)。開設定時間t2と
は、上述の開計測時間t1(制御装置39が計測した蓋
13の全閉から全開までの時間)に余裕度を加えた時間
であり、例えばt1が11秒とすると、余裕度を1秒と
しt2を12秒に設定する。同様に閉設定時間T2と
は、上述の閉計測時間T1(制御装置39が計測した蓋
13の全開から全閉までの時間)に余裕度を加えた時間
であり、例えばT1が10秒とすると、余裕度を1秒と
しT2を11秒に設定する。
【0031】次に、開時間t3(蓋13が全閉状態から
所定の開状態までに要した時間を制御装置39が計測す
る時間)をゼロに初期設定する(ステップS4)。そし
て閉時間T3(蓋13が全開状態から所定の開状態まで
に要した時間を制御装置39が計測する時間)をT2に
初期設定する(ステップS5)。
【0032】そしてユーザに届けられた焼却機1は最初
に全閉状態であり、開運転スイッチ42が押されると
(ステップS6)、ウィンチモータ33を正回転させ
(ステップS7)、蓋13を開方向へ運転する。
【0033】次に、制御装置39内で開時間t3を加算
し(すなわち開運転に要した時間を計測)(ステップS
8)、閉時間T3を減算する(ステップS9)。そして
蓋13が全開状態でなければ「開検知スイッチオンか」
がNOと判定され(ステップS10)、開時間t3が開
設定時間t2より短ければ「t3>t2か」がNOと判
定され(ステップS11)、上述のステップS6の直前
に戻り、ステップS6からS11までを繰り返す。
【0034】上述の動作を繰り返し時間が経過し、もし
開検知スイッチ37が正常作動していれば、開検知スイ
ッチ37がオンしていると判定され(ステップS1
0)、ウィンチモータ33を停止させる(ステップS1
2)。その後に開時間t3をt2に設定し(ステップS
13)、閉時間T3をゼロに設定し(ステップS1
4)、ステップS6の直前に戻る。
【0035】次に、もし開検知スイッチ37が故障して
いれば、時間が経過し蓋13が全開状態となっても、
「開検知スイッチオンか」がNOと判定される(ステッ
プS10)。そして開時間t3が開設定時間t2(例え
ば12秒)を越えると(ステップS11)、ウィンチモ
ータ33を停止させる(ステップS15)。そして動作
を終了する。この様にウィンチモータ33が停止したま
まなので、ユーザは異常に気付き、修理依頼をする。修
理者は開検知スイッチ37を良品に交換する等により、
焼却機1は正常状態に戻る。
【0036】上述の様に、蓋13が全開状態にあると、
ユーザは収納器5へ被焼却物2を投入し、閉運転スイッ
チ43を押すと、「閉運転スイッチオンか」がYESと
判定される(ステップS16)。そしてウィンチモータ
33が逆回転され(ステップS17)、蓋13を閉方向
に運転する。この時、閉時間T3はゼロに設定されてお
り(ステップS14)、開時間t3を減算し(ステップ
S18)、閉時間T3を加算する(ステップS19)。
【0037】そして時間経過が十分でなく蓋13が全閉
状態でなければ「閉検知スイッチオンか」がNOと判定
され(ステップS20)、閉時間T3が閉設定時間T2
より短ければ「T3>T2か」がNOと判定される(ス
テップS21)。この様にしてステップS6の直前に戻
り、ステップS6からS21までを繰り返す。
【0038】上述の動作を繰り返し時間が経過し、もし
閉検知スイッチ38が正常作動していれば、閉検知スイ
ッチ38がオンしていると判定され(ステップS2
0)、ウィンチモータ33を停止させる(ステップS2
2)。その後に開時間t3をゼロに設定し(ステップS
23)、閉時間T3をT2に設定し(ステップS2
4)、ステップS6の直前に戻る。
【0039】次に、もし閉検知スイッチ38が故障して
いれば、時間が経過し蓋13が全閉状態となっても、
「閉検知スイッチオンか」がNOと判定される(ステッ
プS20)。そして閉時間T3が閉設定時間T2を越え
ると(ステップS21)、ウィンチモータ33を停止さ
せたままとなる(ステップS25)。ユーザはこの異常
に気付き、修理依頼を行い、修理者は閉検知スイッチ3
8を良品と交換し、焼却機1は正常状態に戻る。なお
「メンテモードか」がYESと判定されると(ステップ
S1)、メンテモードに移行する(ステップS26)。
以上にて動作説明を終わる。
【0040】
【発明の効果】本発明は上述の様に、電動部により蓋を
自動的に開閉させるので、従来の手動方式と比べて開運
転操作と閉運転操作が容易となり使い勝手が向上する。
【0041】また本発明は開運転スイッチがオンされ開
検知スイッチがオフの場合に、蓋の開運転時間が開設定
時間を越えると、制御装置は電動部を停止させる。故に
開検知スイッチが故障しても、蓋の全閉から全開までの
計測時間に応じた開設定時間にて蓋が停止するので、蓋
が開き過ぎて他の部材に当る事がない。
【0042】そして蓋が全開状態を越えて開いた時にス
トッパーを設けて蓋を固定すると、蓋とストッパーに応
力がかかる。これに対して本発明は蓋が全開状態を越え
た時に、自動的に電動部を停止させるので上述の様な応
力は防止される。
【0043】更に本発明は閉運転スイッチがオンされ閉
検知スイッチがオフの場合に、蓋の閉運転時間が閉設定
時間を越えると、制御装置は電動部を停止させる。故に
閉検知スイッチが故障しても、蓋の全開から全閉までの
計測時間に応じた閉設定時間にて蓋が停止するので、蓋
が勢いよく全閉になる事を防止できる。
【0044】そして本発明は例えば、開運転スイッチを
押して蓋を開方向に運転し、開時間t3を加算し、閉時
間T3を減算する。その後に蓋が全開状態になる前に、
もしもユーザが蓋を閉じるために閉運転スイッチを押し
ても、開時間t3を減算し、閉時間T3を加算する。故
に、閉時間T3は全開状態を基に閉時間を計測されたも
のと同じ状態になり、閉時間を正しく計測できる。その
結果、閉検知スイッチがオフし閉時間T3>T2の場合
は、制御装置は電動部を停止させ、蓋が勢いよく全閉に
なる事を防止できる。また同様に、閉運転スイッチを押
して途中で開運転スイッチを押した場合も、開時間t3
を正しく計測できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る蓋の開閉装置を用い
た焼却機の平面図である。
【図2】図1のAA断面図である。
【図3】前記焼却機の制御回路図である。
【図4】前記蓋の開閉装置に於ける「開時間計測モー
ド」および「閉時間計測モード」のフローチャートであ
る。
【図5】前記蓋の開閉装置に於ける実運転(蓋の開運転
および閉運転)のフローチャートである。
【符号の説明】
5 収納器 13 蓋 36 電動部 37 開検知スイッチ 38 閉検知スイッチ 39 制御装置 42 開運転スイッチ 43 閉運転スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納器と、その収納器に軸支された蓋
    と、その蓋の開閉を行う電動部と、前記蓋の全開又は全
    閉状態を各々検知する開検知スイッチおよび閉検知スイ
    ッチと、前記蓋の開運動を開始する開運転スイッチと、
    制御装置とを備え、前記制御装置が計測した前記蓋の全
    閉から全開までの時間に応じて前記制御装置は開設定時
    間を設定し、前記開運転スイッチがオンされ前記開検知
    スイッチがオフの場合に、前記蓋の開運転時間が前記開
    設定時間を越えると、前記制御装置は前記電動部を停止
    させる事を特徴とする蓋の開閉装置。
JP30765895A 1995-11-27 1995-11-27 蓋の開閉装置 Pending JPH09145034A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003024063A1 (fr) * 2001-09-06 2003-03-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Terminal radio pliable, procede de commencement d'une conversation et programme de commencement d'une conversation

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WO2003024063A1 (fr) * 2001-09-06 2003-03-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Terminal radio pliable, procede de commencement d'une conversation et programme de commencement d'une conversation
US7089044B2 (en) 2001-09-06 2006-08-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Collapsible radio terminal, conversion start method and conversion start program

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