JPH09144905A - 開閉弁 - Google Patents

開閉弁

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JPH09144905A
JPH09144905A JP30183595A JP30183595A JPH09144905A JP H09144905 A JPH09144905 A JP H09144905A JP 30183595 A JP30183595 A JP 30183595A JP 30183595 A JP30183595 A JP 30183595A JP H09144905 A JPH09144905 A JP H09144905A
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valve
seat
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seat portion
elastic annular
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JP30183595A
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Daisuke Imabayashi
大輔 今林
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高温条件下での使用時に両シート部のかみ合
わせにずれが生じても、両シート部間の密着性を保持し
て流体漏れの発生を防止し、その流体漏れ防止機能を長
期間に亘って確保できる。 【解決手段】 弁箱1側のシート部2aとこれに対向す
る開閉弁体4側のシート部4aとの間に、閉弁時に両シ
ート部2a,4aに密着するように弾性変形可能な弾性
環状部材6がその一端部6aを筒状シート2の下流側に
固定し、かつ、他端部を弁箱側シート部2aを覆うよう
に筒状シート2の上流側に向かって延びる状態に介在さ
れているとともに、弁箱1側に、弾性環状部材6に冷却
用空気を吹き付け供給する空気孔7が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開閉弁で、詳しく
は、上流側では低温高圧の流体を、かつ、下流側では高
温低圧でダストを含むような流体を取り扱う状況下で使
用される高温用アングル弁などの開閉弁に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来から一般的に使用されてい
るアングル弁の縦断正面図であり、同図において、1は
アングル状に屈曲した流路1Aを有する弁箱で、この弁
箱1における屈曲流路1Aの一端側には低温高圧流体A
を取り扱う流体機器などに接続可能なフランジ部1aが
形成されているとともに、他端側には高温低圧流体Bを
扱う流体機器などに接続可能で弁箱の一部をなすカップ
状の接続体5が固定され、この接続体5内に突出させて
筒状シート2が一体に形成され、かつ、この筒状シート
2の先端には内周側ほど上流に変位するように傾斜した
円錐状シート部2aが形成されている。3は上記筒状シ
ート2内の中心部を通る軸線aをもつ弁棒で、上記弁箱
1に対してその軸線aに沿って摺動自在に保持されてい
る。
【0003】4は上記接続体5内で上記弁棒3の先端に
固定連結された円形の開閉弁体で、該弁棒3の摺動にと
もない上記筒状シート2先端の円錐状シート部2aに当
接・離間する円錐状シート部4aを有しており、閉弁時
には上記弁箱1側および弁体4側の円錐状シート部2
a,4aのメタルタッチにより流体A,Bの漏れを防ぐ
ように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
従来のアングル弁においては、閉弁時における漏れが弁
箱1側のシート部2aと弁体4側のシート部4aとのか
み合わせの良否によって決定されるものであり、上述の
ような高温条件下で使用する場合には、弁棒3が両流体
A,Bの熱膨張差等の影響を受けて歪み変形しやすく、
このような弁棒3の歪み変形などによって上記両シート
部2a,4aのかみ合わせにずれなどが生じ、その結
果、流体漏れを発生するという問題があった。
【0005】そこで本発明は上記実情に鑑みてなされた
もので、高温条件下での使用の際に両シート部のかみ合
わせにずれが生じても、両シート部間の密着性を保持し
て流体漏れの発生を防止することができ、しかも、その
ような状態を長期間に亘って確保できる開閉弁を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る開閉弁は、弁箱と、この弁箱の筒状シ
ート内の中心部を通る軸心に沿って摺動自在に配置され
た弁棒と、この弁棒の先端に固定され該弁棒の摺動によ
り上記筒状シートの先端シート部に当接・離間するシー
ト部を有する開閉弁体とを備えた開閉弁において、上記
弁箱側シート部とこれに対向する弁体側シート部との間
に、弾性変形可能な弾性環状部材をその一端部が上記筒
状シートの下流側に固定され、かつ、他端部が上記弁箱
側シート部を覆うように筒状シートの上流側に向かって
延びる状態に介在するとともに、上記弁箱側に、上記弾
性環状部材に冷却用空気を吹き付け供給する空気孔を形
成していることを特徴とするものである。
【0007】上記した構成により、閉弁時に弁体が弁箱
側シート部に押し付けられることにともない弾性環状部
材が両シート部間に挟まれて変形して、それら両シート
部に密着し、流体漏れを防ぐ。特に、高温条件下での使
用時のように熱膨張等の影響を受けて弁棒が歪み変形な
どして、両シート部のかみ合わせにずれが生じたとして
も、上記弾性環状部材が弾性変形して弁体側シート部へ
の密着性は保持されるために、流体漏れの発生を防止す
ることが可能である。
【0008】また、上記弾性環状部材には、弁箱側に形
成された空気孔から冷却用空気が吹き付け供給されて常
時冷却されるために、高温条件下での使用においても該
弾性環状部材が酸化したり、弾性劣化したりすることが
なく、上述した密着性保持による流体漏れの防止機能を
長期間に亘って安定よく確保することが可能である。
【0009】ここで、弾性環状部材としては、バネ鋼な
どの金属材料であっても、硬質プラスチックであっても
よく、また、対象とする開閉弁としては、アングル弁以
外に弁棒の摺動により弁体のシート部を弁箱側のシート
部に対して当接・離間させる形式の弁であればよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る開閉弁として
適用したアングル弁の要部の拡大縦断正面図であり、同
図において、6は弾性環状部材であって、その一端部6
aを弁箱1の筒状シート2の下流側にボルト等により固
定し、かつ、他端部6b側を弁箱1側シート部2aを覆
うように筒状シート2の上流側に向かって延出させて断
面略しの字形状に屈曲させた状態で、弁箱1側のシート
部2aとこれに対向する弁体4側のシート部4aとの間
に弾性変形可能に介在されている。7は上記弁箱1の筒
状シート2に周方向に適当間隔を隔てて形成した複数本
の空気孔であり、これら空気孔7の先端を弁箱1側シー
ト部2aに開口させて該空気孔7に供給される冷却用空
気を上記弾性環状部材6に吹き付けるように構成してい
る。なお、アングル弁の全体構成は図4に示す通りであ
るため、その全体構成の図示は省略し、また、上記以外
の構成で、図4に示す従来のアングル弁と同一部分には
同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
【0011】上記のように構成されたアングル弁におい
て、開弁操作時には、図1に示すように、弁箱1側のシ
ート部2aに対して弁体4側のシート部4aが離間して
いるとともに、それら両シート部2a,4a間のほぼ中
間部に弾性環状部材6が位置することになり、流体A,
Bの流通を許容する。そして、弁棒3の摺動にともなう
閉弁操作時には、図2に示すように、弁体4が弁箱側シ
ート部2aに押し付けられることにともない上記弾性環
状部材6が両シート部2a,4a間に挟まれて変形し
て、それら両シート部2a,4aに密着し、流体漏れを
防ぐ。
【0012】ここで、高温条件下での使用時のように熱
膨張等の影響を受けて弁棒3が歪み変形などして、両シ
ート部2a,4aのかみ合わせにずれが生じても、図3
に示すように、上記弾性環状部材6の弾性変形作用によ
り、この弾性環状部材6が弁体4のシート部4aに密着
保持されることになり、これによって、流体漏れの発生
が防止される。また、上記弾性環状部材6には、弁箱1
側に形成された空気孔7から冷却用空気が吹き付け供給
されて常時冷却されるために、高温条件下での使用にお
いても該弾性環状部材6が酸化したり、弾性劣化したり
することがなく、上述した密着性保持による流体漏れの
防止機能が長期間に亘って安定よく確保されることにな
る。なお、上記弾性環状部材6は、その下流側の一端部
6aが筒状シート2に固定されているため、この弾性環
状部材6に当たって該弾性環状部材6を冷却した後の空
気は矢印のように上流側へ排出され、下流側へ漏れるこ
とはない。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、弁体側
シート部が弁箱側シート部に押し付けられる閉弁時に、
これら両シート部間に介在された弾性環状部材が両シー
ト部間に挟まれてそれら両シート部に密着するように弾
性変形して、シート部からの流体漏れを防ぐように構成
されているために、特に、高温条件下での使用時のよう
に熱膨張等の影響を受けて弁棒が歪み変形などして、両
シート部のかみ合わせにずれが生じたとしても、上記弾
性環状部材の弁体側シート部への密着性を保持して流体
漏れの発生を確実に防止することができる。その上、上
記弾性環状部材は、弁箱側に形成された空気孔から吹き
付け供給される冷却用空気によって常時冷却されるため
に、高温条件下での使用においても該弾性環状部材が酸
化したり、弾性劣化したりすることがなく、上述した密
着性保持による流体漏れの防止機能を長期間に亘って安
定よく確保することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開閉弁として適用したアングル弁
の開弁状態を示す要部の拡大縦断正面図である。
【図2】同上アングル弁の閉弁状態を示す要部の拡大縦
断正面図である。
【図3】同上アングル弁の閉弁状態を示す要部の拡大縦
断正面図である。
【図4】従来から使用されているアングル弁の一部を省
略した縦断正面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 2 筒状シート 2a 弁箱側シート部 3 弁棒 4 弁体 4a 弁体側シート部 6 弾性環状部材 7 空気孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱と、この弁箱の筒状シート内の中心
    部を通る軸心に沿って摺動自在に配置された弁棒と、こ
    の弁棒の先端に固定され該弁棒の摺動により上記筒状シ
    ートの先端シート部に当接・離間するシート部を有する
    開閉弁体とを備えた開閉弁において、 上記弁箱側シート部とこれに対向する弁体側シート部と
    の間に、弾性変形可能な弾性環状部材をその一端部が上
    記筒状シートの下流側に固定され、かつ、他端部が上記
    弁箱側シート部を覆うように筒状シートの上流側に向か
    って延びる状態に介在するとともに、 上記弁箱側に、上記弾性環状部材に冷却用空気を吹き付
    け供給する空気孔を形成していることを特徴とする開閉
    弁。
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