JPH09144785A - 電磁ブレーキ装置におけるブレーキ解除機構 - Google Patents

電磁ブレーキ装置におけるブレーキ解除機構

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JPH09144785A
JPH09144785A JP7326208A JP32620895A JPH09144785A JP H09144785 A JPH09144785 A JP H09144785A JP 7326208 A JP7326208 A JP 7326208A JP 32620895 A JP32620895 A JP 32620895A JP H09144785 A JPH09144785 A JP H09144785A
Authority
JP
Japan
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brake
brake release
release mechanism
lever
electromagnetic
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Pending
Application number
JP7326208A
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English (en)
Inventor
Taiji Maekawa
鯛二 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP7326208A priority Critical patent/JPH09144785A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電磁ブレーキ装置において、ブレーキレバー
を解除位置から離したとき、自動的にブレーキを保持
し、しかも、低損失であるブレーキ解除機構を提供す
る。 【解決手段】 ブレーキ解除レバー1をブレーキ解除位
置で離したとき、前記ブレーキ解除レバー1に支持され
ているトーションスプリング3の捩り復帰力によりブレ
ーキ保持位置まで戻り、ロータ組立体15をブレーキ力
により保持するようにする。また、ブレーキ解除シャフ
ト5は、低損失構造とするためテフロンシート(登録商
標)6とともにねじ込むようにし、さらに、ねじ部にポ
リふっ化エチレン系樹脂シート6とともにねじ込み、ね
じ部にポリふっ化エチレン系樹脂コーティングを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁ブレーキ装置に
おけるブレーキ解除機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は本発明による電磁ブレーキ装置に
おけるブレーキ解除機構の実施の形態を示すもので、
(A)は断面正面図、(B)は(A)の左側面図であ
る。従来の電磁ブレーキ装置は、図1に示されるブレー
キ解除機構とは異なるブレーキ解除機構を有するもので
あるが、図1を参照して従来の電磁ブレーキ装置につい
て説明する。従来の電磁ブレーキ装置は、電磁ブレーキ
機構とブレーキ解除機構とから成っている。まず、構造
について説明する。 (a)電磁ブレーキ機構 ブレーキコイル7を組み込んだブレーキコア4はエンド
カバー2に取り付けられている。ブレーキスプリング
8、可動鉄心16、インナーディスク10及びアウター
ディスク11は一体となってエンドベル13内に入り、
そのエンドベル13にねじ止めされたフック14で押さ
えられている。 (b)ブレーキ解除機構 ブレーキ解除機構は、ブレーキ解除レバー1が前記ブレ
ーキコア4にねじ込まれたブレーキ解除シャフト5に連
結されている(従来の電磁ブレーキ装置にはトーション
スプリング3及びテフロンシート6は設けられておらな
い)。つぎに、作動について説明する。ブレーキ力は、
ブレーキスプリング8の押し付け力により、可動鉄心1
6、フック14、アウターディスク11を介してインナ
ーディスク10に伝わり、更に、ハブ9、キー17を介
してロータ組立体15に伝達される。ブレーキコイル7
に電源を印加すると、可動鉄心16が吸引されてブレー
キ力が解放され、ロータ組立体15を自由に回転させ
る。又、手動にてブレーキ解除レバー1をブレーキ解除
位置まで回転させると、ブレーキ解除レバー1に連結さ
れたブレーキ解除シャフト5がねじにより軸方向に動
き、可動鉄心16を反駆動側に引く。これにより、フッ
ク14及びアウターディスク11とインナーディスク1
0の間に隙間ができるためロータ組立体15がブレーキ
力より解放される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電磁
ブレーキ装置のブレーキ解除機構は、ブレーキレバーを
ブレーキ解除位置から離したとき、自動的にブレーキを
保持するようになっていないという問題があった。又、
ブレーキ解除機構は、低損失のブレーキ解除機構が望ま
れていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するために、ブレーキコイルを組み込んだブレーキ
コアはエンドカバーに取り付けられ、ブレーキスプリン
グ、可動鉄心、インナーディスク及びアウターディスク
は一体となってエンドベル内に入り、前記エンドベルに
ねじ止めされたフックで押さえられている電磁ブレーキ
機構と、ブレーキ解除レバーが前記ブレーキコアにねじ
込まれたブレーキ解除シャフトに連結されているブレー
キ解除機構とから成る電磁ブレーキ装置において、ブレ
ーキ解除機構は、前記ブレーキ解除レバーをブレーキ解
除位置で離すと、前記ブレーキ解除レバーに支持されて
いるトーションスプリングの捩り復帰力によりブレーキ
保持位置まで戻り、ロータ組立体をブレーキ力により保
持するようにした電磁ブレーキ装置におけるブレーキ解
除機構を提供しようとするものである。更に、前記ブレ
ーキ解除シャフトは、低損失ブレーキ解除機構にするた
めに、テフロンシートとともにねじ込むようにし、又、
前記ブレーキ解除シャフトは、低損失ブレーキ解除機構
にするために、ねじ部にテフロンコーティングするよう
にするようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電磁ブレーキ
装置におけるブレーキ解除機構の実施の形態について図
1を参照して説明する。図1は、上述のように、本発明
による電磁ブレーキ装置におけるブレーキ解除機構の実
施の形態を示すもので、(A)は断面正面図、(B)は
(A)の左側面図である。図1において、ブレーキコイ
ル7を組み込んだブレーキコア4はエンドカバー2に取
り付けられ、ブレーキスプリング8、可動鉄心16、イ
ンナーディスク10及びアウターディスク11は一体と
なってエンドベル13内に入り、そのエンドベル13に
ねじ止めされたフック14で押さえられている電磁ブレ
ーキ機構と、ブレーキ解除レバー1が前記ブレーキコア
4にねじ込まれたブレーキ解除シャフト5に連結されて
いるブレーキ解除機構とから成る電磁ブレーキ装置にお
いて、ブレーキ解除機構は、前記ブレーキ解除レバー1
をブレーキ解除位置で離すと、前記ブレーキ解除レバー
1に支持されているトーションスプリング3の捩り復帰
力によりブレーキ保持位置まで戻り、ロータ組立体15
をブレーキ力により保持するようになっている。尚、低
損失ブレーキ解除機構にするために、前記ブレーキ解除
シャフト5は、テフロンシート6とともにねじ込まれる
ようにすることが望ましく、又、低損失ブレーキ解除機
構にするために、前記ブレーキ解除シャフト5は、ねじ
部にテフロンコーティングするようにすることが望まし
い。
【0006】
【発明の効果】本発明による電磁ブレーキ装置における
ブレーキ解除機構は、上述のように構成されているの
で、下記の効果を有する。 ブレーキ解除レバーとブレーキ解除シャフトとの間
にトーションスプリングを設けることにより、ブレーキ
レバーをブレーキ解除位置で離したとき、自動的にブレ
ーキを保持するようになっているブレーキ解除機構が得
られる。 ブレーキ解除シャフトをテフロンシートとともにね
じ込むようにすることにより、低損失ブレーキ解除機構
が得られる。 ブレーキ解除シャフトのねじ部をテフロンコーティ
ングすることにより、低損失ブレーキ解除機構が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電磁ブレーキ装置におけるブレー
キ解除機構の実施の形態を示すもので、(A)は断面正
面図、(B)は(A)の左側面図である。
【符号の説明】
1:ブレーキ解除レバー 2:エンドカバー 3:トーションスプリング 4:ブレーキコア 5:ブレーキ解除シャフト 6:テフロンシート 7:ブレーキコイル 8:ブレーキスプリング 9:ハブ 10:インナーディスク 11:アウターディスク 13:エンドベル 14:フック 15:ロータ組立体 16:可動鉄心 17:キー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキコイルを組み込んだブレーキコ
    アはエンドカバーに取り付けられ、ブレーキスプリン
    グ、可動鉄心、インナーディスク及びアウターディスク
    は一体となってエンドベル内に入り、前記エンドベルに
    ねじ止めされたフックで押さえられている電磁ブレーキ
    機構と、ブレーキ解除レバーが前記ブレーキコアにねじ
    込まれたブレーキ解除シャフトに連結されているブレー
    キ解除機構とから成る電磁ブレーキ装置において、 前記ブレーキ解除機構は、前記ブレーキ解除レバーをブ
    レーキ解除位置で離すと、前記ブレーキ解除レバーに支
    持されているトーションスプリングの捩り復帰力により
    ブレーキ保持位置まで戻り、ロータ組立体をブレーキ力
    により保持するようになっていることを特徴とする電磁
    ブレーキ装置におけるブレーキ解除機構。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキ解除シャフトは、低損失ブ
    レーキ解除機構にするために、テフロンシートとともに
    ねじ込むようにした請求項1記載の電磁ブレーキ装置に
    おけるブレーキ解除機構。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ解除シャフトは、低損失ブ
    レーキ解除機構にするために、ねじ部にテフロンコーテ
    ィングするようにした請求項1又は2記載の電磁ブレー
    キ装置におけるブレーキ解除機構。
JP7326208A 1995-11-22 1995-11-22 電磁ブレーキ装置におけるブレーキ解除機構 Pending JPH09144785A (ja)

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JP7326208A JPH09144785A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 電磁ブレーキ装置におけるブレーキ解除機構

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JPH09144785A true JPH09144785A (ja) 1997-06-03

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JP7326208A Pending JPH09144785A (ja) 1995-11-22 1995-11-22 電磁ブレーキ装置におけるブレーキ解除機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530572A (ja) * 2007-06-12 2009-08-27 ムーグ インコーポレーテッド 手動式確動ロックと、回転解除及び自動リセット機構とを有する電気作動シャフト・ブレーキ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530572A (ja) * 2007-06-12 2009-08-27 ムーグ インコーポレーテッド 手動式確動ロックと、回転解除及び自動リセット機構とを有する電気作動シャフト・ブレーキ

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