JPH0115931Y2 - - Google Patents

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JPH0115931Y2
JPH0115931Y2 JP14946883U JP14946883U JPH0115931Y2 JP H0115931 Y2 JPH0115931 Y2 JP H0115931Y2 JP 14946883 U JP14946883 U JP 14946883U JP 14946883 U JP14946883 U JP 14946883U JP H0115931 Y2 JPH0115931 Y2 JP H0115931Y2
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JP
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yoke
shielding plate
flange
coil
electromagnetic clutch
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JP14946883U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の対象〕 本考案は電磁クラツチ・ブレーキ、特にコイル
への通電により生ずる磁力によりプレートを吸着
してシヤフトの回転を停止させる電磁クラツチ・
ブレーキに関するものである。
〔本考案の利用分野〕
上記電磁クラツチ・ブレーキは、具体的には、
例えば、車両の制動力保持装置、すなわちブレー
キペダルを踏み込んだ状態が一定時間以上となつ
た際には、ブレーキペダルを電磁クラツチによ
り、その位置に固定してブレーキ状態を保持し、
その後車両が走行状態に移る動作(例えば、アク
セルペダルの踏み込)を検知して自動的にブレー
キ解除する装置に用いられる。
〔従来技術〕
従来の電磁クラツチは第1図に示すように、シ
ヤフト1はワン・ウエイ・クラツチ2を介してサ
ポートシヤフト3と連結され、このサポートシヤ
フト3はロツド4によりプレート5に固定されて
いる。またサポートシヤフト3はベアリング6を
介してヨーク7に回動自在に配設される。このヨ
ークは非磁性体よりなる遮閉板8を狭着すべく、
第2ヨーク9との2つの部分に分割されている。
そして、遮閉板8はヨーク7とヨーク9にろう付
されている。ヨーク7内にはコイル10を巻回し
たボビン11が配され、コイル10はターミナル
11に接続されて、樹脂モールド12でモールド
された後、リード線13と接続されている。ま
た、プレート5には板バネ14の一端が止着さ
れ、他端はシヤフト1により係止されている。但
し、シヤフト1は板バネ14に対して回動自在に
なつている。ここで、非磁性体よりなる遮閉板
は、コイルへの通電をオフした時に生ずる残留磁
気によりプレートがヨークから開離不良を起こす
のを防止するために、ヨークの一部に非磁性体を
はさんで残留磁気を遮断している。
〔従来技術の問題点及びその技術的分折〕
この電磁クラツチでは、第2図に示す如く、ヨ
ークを2つに分割し7,9、その間に非磁性体よ
りなる遮閉板8を狭着しているが単に遮閉板8を
2つのヨーク7,9に圧入しただけでは、シヤフ
ト1に回転トルクが作用した時に、ヨーク7が回
転してしまう恐れがあるので、ヨーク7,9と遮
閉板8とは一体に接着する必要がある。そこで前
記電磁クラツチでは、ヨーク7,9と遮閉板8と
をろう付している。
しかし、ろう付はコストが高く、しかも分割し
たヨークのろう付は加工が難しいという欠点があ
る。
〔技術的課題〕
そこで、本考案は、ヨークと遮閉板とを接着す
ることなく、ヨークが回転しないようにすること
を、その技術的課題とする。
〔技術的手段〕
上記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、遮閉板を狭着する第1ヨークおよび第2
ヨークの狭着部の形状を、第1ヨークと第2ヨー
クとが互いの中心軸を中心に回転しない形状とす
る、ことである。
〔技術的手段の作用〕
上記技術的手段によれば、シヤフトに回転トル
クが作用した時に、第1ヨークが回転しようとし
ても、第1ヨークは第2ヨークにより回転を阻止
されているため、第1ヨークが回転することはな
い。それゆえ、第1ヨーク、第2ヨークおよび遮
閉板とを接着することなく、単に圧入するのみで
良い。
〔実施例〕
以下、本考案の電磁クラツチ・ブレーキが実際
上どのように具体化されるかを示す実施例につい
て説明する。
ここで、2つのヨーク7,9および遮閉板8以
外の機構、構造は前記の従来技術のものと同様で
ある。
第3図に示す例については、狭着部の形状を、
狭着部の中心軸が第1ヨーク20と第2ヨーク2
2の中心軸に対し偏心しているもので、遮閉板2
1を狭着している。
第4図に示す例については、狭着部の形状を、
楕円形としたもので、第1ヨーク30と第2ヨー
ク32により遮閉板31を狭着する。
第5図は示す例については、狭着部の形状を、
略三角形状にしたもので、第1ヨーク40と第2
ヨーク42により遮閉板41を狭着する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基礎となる従来技術の説明用
図面、第2図は第1図に示す従来技術の問題点の
説明用図面、第3図は本考案の技術的手段の一具
体例を示す実施例の説明用図面、第4図は本考案
の技術的手段の別の一具体例を示す実施例の説明
用図面、第5図は本考案の技術的手段の一具体例
を示す実施例の説明用図面である。 1……シヤフト(シヤフト部材)、3……サポ
ートシヤフト(シヤフト部材)、5……プレート、
10……コイル、20,30,40……第1ヨー
ク、21,31,41……遮閉板、22,32,
42……第2ヨーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤフト部材と、円筒状であり、その端部にフ
    ランジ状部を有し、前記シヤフト部材を回転可能
    に支持する第1ヨークと、該第1ヨーク外周に設
    けられたコイルと、円筒状であり、その端部に内
    側に突出するフランジ状部を有し、前記コイルを
    収納する第2ヨークと、前記コイルへの通電によ
    り前記第1および第2ヨークに生じる磁力により
    吸着され、前記シヤフト部材に固着されたプレー
    トと、前記第1ヨークのフランジ状部と前記第2
    ヨークのフランジ状部とにより挾着される非磁性
    体よりなる遮蔽板とを備えた電磁クラツチ・ブレ
    ーキにおいて、前記第1ヨークと第2ヨークおよ
    び遮蔽板との挾着部の形状を前記第1ヨークと第
    2ヨークとが互いの中心軸を中心に回転しない形
    状とした電磁クラツチ・ブレーキ。
JP14946883U 1983-09-27 1983-09-27 電磁クラッチ・ブレーキ Granted JPS6056830U (ja)

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JP14946883U JPS6056830U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 電磁クラッチ・ブレーキ

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JP14946883U JPS6056830U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 電磁クラッチ・ブレーキ

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Publication Number Publication Date
JPS6056830U JPS6056830U (ja) 1985-04-20
JPH0115931Y2 true JPH0115931Y2 (ja) 1989-05-11

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JP14946883U Granted JPS6056830U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 電磁クラッチ・ブレーキ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3359405B2 (ja) * 1993-12-27 2002-12-24 株式会社デンソー 電磁クラッチのコネクタ一体型ステータ
JP4588246B2 (ja) * 2001-04-20 2010-11-24 三菱電機株式会社 電磁マグネット及びこれを用いた制動装置

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Publication number Publication date
JPS6056830U (ja) 1985-04-20

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