JPH0515629Y2 - - Google Patents

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JPH0515629Y2
JPH0515629Y2 JP14693488U JP14693488U JPH0515629Y2 JP H0515629 Y2 JPH0515629 Y2 JP H0515629Y2 JP 14693488 U JP14693488 U JP 14693488U JP 14693488 U JP14693488 U JP 14693488U JP H0515629 Y2 JPH0515629 Y2 JP H0515629Y2
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bracket
output shaft
stator
motor
mounting plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は通常のモータをブレーキモータとする
ためのモータ用ブレーキ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、ギヤードモータ、ブレーキモータ等は、
モータの反負荷側ブラケツトまたは、負荷側ブラ
ケツトを、ブレーキのステータを内蔵したブラケ
ツトに変更して、ブレーキモータとして組み立て
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
モータは、製造メーカにより、ブラケツトの形
状が異なる。そのため、モータをブレーキモータ
とするためには、製造メーカ毎にブラケツトを用
意しておく必要があつた。また、組み立ても、一
度ブラケツトを取り外して新規にブレーキ用のブ
ラケツトを組み付けなければならず、その場合ギ
ア部の分解を伴い、モータの性能に影響を与える
可能性があつた。
本考案は現状のモータのブラケツトを分解する
ことなく、該モータにブレーキ機構を取り付けて
電磁ブレーキモータとすることができるようにす
ることを目的とするものである。
〔問題点を解決する手段〕
(1) 上記目的を達成するため、本考案は、モータ
の出力軸6が突出するブラケツト4に対して、
外径部の複数箇所に固定機構を有する板ばね2
0と、該板ばね20に設けられた雌ねじに螺合
し先端が前記板ばね20の弾力によつて前記ブ
ラケツト4に当接する隙間調整ボルト32と、
コイル18を内蔵し前記板ばね20の前記ブラ
ケツト4と対面する側とは反対側の側面に固定
されたステータ16と、前記ブラケツト4から
突出する出力軸6に固定可能なハブ10aを有
し、前記ステータ16との間に所定の隙間を存
して対向すべく前記出力軸6に固定されるアー
マチユア10と、前記隙間調整ボルト32に前
記板ばね20に対して軸方向に弾発力を付与す
る弾性体とから成るものである。
(2) 上記目的を達成するため、本考案は、モータ
の出力軸46が突出するブラケツト44に対し
て、外径部の複数箇所に固定機構を有する取付
板60と、該取付板60に設けられた雌ねじに
螺合し先端が前記取付板60の弾力によつて前
記ブラケツト44に当接する隙間調整ボルト7
2と、コイル58を内蔵し前記取付板60の前
記ブラケツト44と対面する側とは反対側の側
面に固定されたステータ56と、前記ブラケツ
ト44から突出する出力軸46に固定可能なハ
ブ50と、前記ステータ56との間に所定の隙
間を存して対向すべく前記ハブ50のフランジ
部50aに板ばね51を介して連結されたアー
マチユア53と、前記隙間調整ボルト72に前
記取付板60に対して軸方向に弾発力を付与す
る弾性体とから成るものである。
〔作用〕
(1) コイル18を内蔵するステータ16が固定さ
れた板ばね20を、モータのブラケツト4に固
定し、且つ、アーマチユア10をモータの出力
軸6に固定する。次に隙間調整ボルト32を回
転して、その、板ばね20に対する突出量を調
整し、板ばね20をわん曲させて、アーマチユ
ア10とステータ16との間の隙間を所定の間
隔に調整する。該状態において、コイル18に
通電すると、コイル18から生じる磁束によ
り、板ばね20の弾力に抗してステータ16が
磁気力によつてアーマチユア10に圧接し、出
力軸6にブレーキがかかる。コイル18への通
電を停止するとステータ16は、板ばね20の
復帰弾力によつて、アーマチユア10から離反
し、出力軸6に対するブレーキが解除される。
(2) コイル58を内蔵するステータ56が固定さ
れた取付板60を、モータのブラケツト44に
固定し、且つ、ハブ50をモータの出力軸46
に固定する。次に隙間調整ボルト72を回転し
て、その、取付板60に対する突出量を調整
し、取付板60をわん曲させてアーマチユア5
3とステータ56との間の隙間を所定の間隔に
調整する。該状態において、コイル58に通電
すると、コイル58の磁束により、板ばね51
の弾力に抗してアーマチユア53が磁気力によ
つてステータ56に圧接し、出力軸46にブレ
ーキがかかる。コイル58の通電を停止する
と、アーマチユア53は、板ばね51の復帰弾
力によつて、ステータ56から離反し、出力軸
46に対するブレーキが解除される。
〔実施例〕
次に本考案の構成を第1図及び第2図に示す実
施例を参照して詳細に説明する。
2はモータ機構が内蔵されたモータケースであ
り、該ケース2の反負荷側に固定されたエンドカ
バー即ちブラケツト4にモータの出力軸6が軸受
8を介して回転自在に支承されている。前記出力
軸6の前記ブラケツト4から突出する部分には、
アーマチユア10のハブ10aが公知のキー結合
構造と固定ねじ12により固定されている。前記
アーマチユア10にはフアン14がボルトにより
固定されている。16はコイル18を内蔵したリ
ング状のステータであり、これの一側面は、リン
グ状の板ばね20の内径部近傍に固定され、該板
ばね20の外径部の、前記出力軸6の中心を中心
とする円線上の四ケ所(特に四ケ所に限定されな
い)は、第2図に示すように四本のねじ軸22と
ナツト22によつてブラケツト4に固定されてい
る。前記板ばね20上に想定された、前記ねじ軸
22挿通孔を通る前記出力軸6の中心を中心とす
る円線に対して若干小径な円線上には、略120度
の間隔を存して雌ねじ孔28が、前記ねじ軸22
挿通孔間に位置して透設されている。前記雌ねじ
孔28には隙間調整ボルト32が螺合し、該ボル
ト32の軸部の先端はブラケツト4に当接してい
る。前記調整ボルト32を雌ねじ孔28に対して
回転し、調整ボルト32先端の板ばね20に対す
る、第1図中、左方向の突出量を調整すること
で、板ばね20を、軸方向即ち、第1図中、左右
方向にブラケツト4との固定部を支点として変形
し、アーマチユア10とステータ16との対向間
隔を適宜な値に設定することができる。前記ねじ
軸22、ナツト24は板ばね20をブラケツト4
に固定する固定機構を構成している。34はフア
ンカバーである。前記板ばね20には、屈折部2
0aが第3図に示すように形成され、該屈折部2
0aは調整ボルト32に係止されたストツパー3
6に弾接係合し、調整ボルト32を板ばね20に
対して軸方向に付勢している。前記屈折部20a
は調整ボルト32を板ばね20に対して軸方向に
弾発する弾性体を構成している。この弾性体は
種々の構成を採用することができ、第4図に示す
皿ばね37、第5図に示す高弾性ゴムなどの弾性
体38を用いることができる。
次に本実施例の作用について説明する。
コイル18を通電すると、コイル18から磁束
が発生し、ステータ16とアーマチユア10間に
磁路が形成され、ステータ16がアーマチユア1
0側に板ばね20のばね力に抗して移動して、ス
テータ16がアーマチユア10と接し、出力軸6
に制動がかけられる。また、コイル18への通電
を停止すると、ステータ16は板ばね20のばね
力でアーマチユア10より離れ、出力軸6の制動
が解かれる。
尚、本装置は、モータの負荷側に設けるように
しても良い。
次に他の実施例を第6図乃至第8図を参照して
説明する。
42はモータ機構が内蔵されたモータケースで
あり、該ケース42の反負荷側に固定されたエン
ドカバー即ブラケツト44にモータの出力軸46
が軸受48を介して回転自在に支承されている。
前記出力軸46の前記ブラケツト44から突出す
る部分には、フランジ部50aを有するハブ10
aが公知のキー結合構造と固定ねじ52により固
定されている。前記フランジ部50aにはフアン
54がボルトにより固定されている。53はアー
マチユアであり、リング状のばね51を介して前
記フランジ部50aに連結している。56はコイ
ル58を内蔵したリング状のステータであり、こ
れの一側面はリング状の板ばねから成る取付板6
0の内径部近傍に固定され、該取付板60の外径
部の、前記出力軸46の中心を中心とする円線上
の複数カ所は、第7図に示すように複数本のねじ
軸62とナツト64によつてブラケツト44に固
定されている。前記取付板60上に想定された、
前記ねじ軸62挿通孔を通る前記出力軸46の中
心を中心とする円線に対して若干小径な円線上に
は、略120度の間隔を存して雌ねじ孔68が、前
記ねじ軸62挿通孔間に位置して透設されてい
る。前記雌ねじ孔68にはアジヤストボルト72
が螺合し、該ボルト72の軸部の先端はブラケツ
ト44に当接している。前記アジヤストボルト7
2を雌ねじ孔68に対して回転し、アジヤストボ
ルト72先端の取付板60に対する、第6図中、
左方向の突出量を調整することで、取付板60
を、軸方向即ち、第6図左右方向に、ブラケツト
44との固定部を支点として変形し、アーマチユ
ア53とステータ56との対向間隔を適宜な値に
設定することができる。前記アジヤストボルト7
2は、皿ばね37から成る弾性体によつて取付板
60に対して軸方向に弾発されている。74はフ
アンカバーである。尚、上記取付板60の剛性
は、板ばね51の剛性よりも大、即ち、前者のば
ね力は後者のばね力よりも大に設定されている。
次に本実施例の作用について説明する。
コイル58に通電すると、コイル58から磁束
が発生し、ステータ56とアーマチユア53間に
磁路が形成され、アーマチユア53が、ステータ
56側に板ばね51のばね力に抗して移動して、
ステータ56と接し、出力軸46に制動がかけら
れる。コイル58への通電を遮断すると、アーマ
チユア43は板ばね51のばね力でステータ56
より離れ、出力軸46の制動が解かれる。
尚、本考案の実施に除し、ステータ16,56
に、コイル18,58に隣接して永久磁石を配設
し、コイル18,58の非通電時、永久磁石に磁
力によつて、出力軸6,46に制動をかけ、コイ
ル18、58通電時、永久磁石の磁束とは逆方向
に、すなわち、この磁束を打つ消す方向に、磁束
を発生させて、上記出力軸6,46の制動を解除
する無励磁作動型としても良い。
〔効果〕
本考案は上述の如く、ブレーキモータ用の専用
にブラケツトを作成する必要がなく、どのメーカ
のモータのもブレーキ機構を組み付けることがで
き、モータを分解することなく、これをブレーキ
モータとすることができ、また組み立て時間の短
縮化を図ることができる。また、ブレーキのオン
オフごとに隙間調整ボルトに振動に生じても、こ
の調整ボルトを軸方向に弾発する弾性体の作用に
より、調整ボルトが螺合部に対してゆるむことが
ない。そのため、ステータとアーマチユアの隙間
が広くなり過ぎブレーキがきかなくなるというよ
うなことがない等の効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の断面図、第2図は背面図、第3
図は他の実施例を示す要部の側面図、第4図は
同、側面図第5図は同、側面図、第6図は他の実
施例の断面図、第7図は同、背面図、第8図は
同、正面図である。 2……モータケース、4……ブラケツト、6…
…出力軸、8……軸受、10……アーマチユア、
10a……ハブ、12……固定ねじ、14……フ
アン、16……ステータ、18……コイル、20
……板ばね、22……ねじ軸、24……ナツト、
28……雌ねじ孔、30……板ナツト、32……
アジヤストボルト、34……フアンカバー、36
……ストツパー、37……皿ばね、38……弾性
対、42……モータケース、44……ブラケツ
ト、46……出力軸、48……軸受、43……ア
ーマチユア、50……ハブ、51……板ばね、5
2……固定ねじ、54……フアン、56……ステ
ータ、58……コイル、60……取付板、62…
…ねじ軸、64……ナツト、68……雌ねじ、7
2……隙間調整ボルト、74……フアンカバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モータの出力軸6が突出するブラケツト4に
    対して、外径部の複数箇所に固定機構を有する
    板ばね20と、該板ばね20に設けられた雌ね
    じに螺合し先端が前記板ばね20の弾力によつ
    て前記ブラケツト4に当接する隙間調整ボルト
    32と、コイル18を内蔵し前記板ばね20の
    前記ブラケツト4と対面する側とは反対側の側
    面に固定されたステータ16と、前記ブラケツ
    ト4から突出する出力軸6に固定可能なハブ1
    0aを有し、前記ステータ16との間に所定の
    隙間を存して対向すべく前記出力軸6に固定さ
    れるアーマチユア10と、前記隙間調整ボルト
    32に前記板ばね20に対して軸方向に弾発力
    を付与する弾性体とから成ることを特徴とする
    モータ用ブレーキ装置。 (2) モータの出力軸46が突出するブラケツト4
    4に対して、外径部の複数箇所に固定機構を有
    する取付板60と、該取付板60に設けられた
    雌ねじに螺合し先端が前記取付板60の弾力に
    よつて前記ブラケツト44に当接する隙間調整
    ボルト72と、コイル58を内蔵し前記取付板
    60の前記ブラケツト44と対面する側とは反
    対側の側面に固定されたステータ56と、前記
    ブラケツト44から突出する出力軸46に固定
    可能なハブ50と、前記ステータ56との間に
    所定の隙間を存して対向すべく前記ハブ50の
    フランジ部50aに板ばね51を介して連結さ
    れたアーマチユア53と、前記隙間調整ボルト
    72に前記取付板60に対して軸方向に弾発力
    を付与する弾性体とから成ることを特徴とする
    モータ用ブレーキ装置。
JP14693488U 1988-11-09 1988-11-09 Expired - Lifetime JPH0515629Y2 (ja)

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