JPH0619866Y2 - モータ用ブレーキ装置 - Google Patents

モータ用ブレーキ装置

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Publication number
JPH0619866Y2
JPH0619866Y2 JP1989003644U JP364489U JPH0619866Y2 JP H0619866 Y2 JPH0619866 Y2 JP H0619866Y2 JP 1989003644 U JP1989003644 U JP 1989003644U JP 364489 U JP364489 U JP 364489U JP H0619866 Y2 JPH0619866 Y2 JP H0619866Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
stator
drum
bracket
cylindrical portion
Prior art date
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Application number
JP1989003644U
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English (en)
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JPH0294944U (ja
Inventor
治一 三木
興平 保坂
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Miki Pulley Co Ltd
Original Assignee
Miki Pulley Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は通常のモータをブレーキモータとするためのモ
ータ用ブレーキ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、ギヤードモータ、ブレーキモータ等は、モータの
反負荷側ブラケットまたは、負荷側ブラケットを、ブレ
ーキのステータを内蔵したブラケットに変更して、ブレ
ーキモータとして組み立てていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
モータは、製造メーカにより、ブラケットの形状が異な
る。そのため、モータをブレーキモータとするために
は、製造メーカ毎にブラケットを用意しておく必要があ
った。また、組み立ても、一度ブラケットを取り外して
新規にブレーキ用のブラケットを組み付けなければなら
ず、その場合、ギア部の分解等を伴い、モータの性能に
影響を与える可能性があった。
本考案は現状のモータのブラケットを分解することな
く、該モータにブレーキ機構を取り付けてブレーキモー
タとすることができるようにすることを目的とするもの
である。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、モータ機構が内蔵
されたドラム2の端部にねじ穴21を有し、前記ドラム
2の端部にブラケット4が固設され、該ブラケット4に
軸受8を介してモータの出力軸6が回転自在に支承され
るとともに、前記出力軸6の端部が、前記ブラケット4
から突出し、該突出部にファンを脱着可能に固定し得る
ようにしたモータに取り付けるためのモータ用ブレーキ
装置において、前記モータのドラム2の端部に嵌合自在
な円筒部20aと該円筒部20aの反対側に突出しファ
ンカバー34を取り付けるためのねじ穴36を有するフ
ァンカバー取付片20bと上記円筒部20a及びファン
カバー取付片20bに対して垂直なステータ取付片20
cを有し前記円筒部20aの複数箇所に前記ドラム2端
部のねじ穴21に対応してねじ挿入用の穴22を形成し
た取付体20と、コイル18を内蔵し前記取付体20の
前記ドラム2と対面する側とは反対側で前記ステータ取
付片20cに固定されたステータ16と、モータの出力
軸6に固定可能なファン14を有するハブ10と、前記
ステータ16との間に所定の隙間を存して対向すべく前
記ハブ10側に配設され前記コイル18の磁気力によっ
て前記ステータ16に密着するように構成されたアーマ
チュア11とから成るものである。
〔作用〕
コイル18を内蔵するステータ16が固定された取付体
20の円筒部20aのねじ挿入用の穴22をモータドラ
ム2のねじ穴21に一致させボルトによって、取付体2
0をモータのドラム2に固定し、且つ、ハブ10をモー
タの出力軸6に固定し、アーマチュア11をステータ1
6に対して所定の隙間を存して対向させる。該状態にお
いて、コイル18に通電すると、ステータ16とアーマ
チュア11が磁気力によって圧接し、出力軸6にブレー
キがかかる。コイル18への通電を解除すると、ステー
タ16とアーマチュア11は、互いに離反し、出力軸6
のブレーキが解除される。
〔実施例〕 以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。
2はモータ機構が内蔵されたドラムであり、該ドラム2
の反負荷側に固設されたブラケット4にモータの出力軸
6が軸受8を介して回転自在に支承されている。前記出
力軸6の前記ブラケット4から突出する部分には、ハブ
10が公知のキー結合構造と公知の締付固定手段13に
より固定されている。前記ハブ10にはファン14がボ
ルトにより固定されている。前記ハブ10には板ばね9
を介してアーマチュア11が連結している。20は前記
板ばね9の弾力よりも大きな弾力を有するばね部材から
成る取付体であり、これは、モータの出力軸6が突出す
るドラム2の端部に嵌合自在な円筒部20aと該円筒部
20aの反対側に突出するファンカバー取付片20bと
上記円筒部20a及びファンカバー取付片20bに対し
て垂直なステータ取付片20cを有し、前記円筒部20
aの複数箇所に前記ドラム2端部のねじ穴21に対応し
てねじ挿入用の穴22が形成されている。16はコイル
18を内蔵したリング状のステータであり、これの一側
面は前記ステータ取付片20cに固定されている。前記
ステータ取付片20上に想定された、前記出力軸6の中
心を中心とする円線上には、略120度の間隔を存して
ギャップ調整用ねじ穴31が透設され、該ねじ穴31に
はアジャストボルト32が螺合し、該ボルト32の先端
はブラケット4に当接している。前記アジャストボルト
32をねじ穴31に対して回転し、アジャストボルト3
2先端のステータ取付片20cに対する、第1図中、左
方向の突出量を調整することで、ステータ取付片20c
を、軸方向即ち、第1図中、左右方向に、ドラム2との
固定部を支点として変形し、アーマチュア11とステー
タ16との対向間隔を適宜な値に設定することができ
る。34はファンカバーであり、前記取付体20のファ
ンカバー取付片20bに捻子によって固定されている。
次に本実施例の作用について説明する。
モータのドラム2に電磁ブレーキを組み付けるには、ド
ラム2に取付体20の円筒部20aを嵌合し、ねじ38
をねじ穴21にねじ込んで、カバー35とともに、ねじ
38によって円筒部20aをドラム2に固定する。
コイル18に電流を流すと、磁束が発生し、ステータ1
6とアーマチュア11間に磁路が形成され、アーマチュ
ア11がステータ16側に板ばね9のばね力に抗して移
動して、アーマチュア11がステータ16に圧接し、出
力軸6の回転を停める。また、コイル18への通電を切
ると、アーマチュア11は板ばね9のばね力でステータ
16より離れ、出力軸6の制動が解かれる。なお、アジ
ャストボルト32によって、ステータ16、アーマチュ
ア11間の隙間調整を行うことができる。尚、アーマチ
ュア11をハブ10と一体的に形成し、コイル通電時、
取付体20のばね力によって、ステータ18側がアーマ
チュア11に圧着する構成としても良い。
〔効果〕
本考案は上述の如く、ブレーキモータ用の専用のブラケ
ットを作成する必要がなく、どのメーカーのモータにも
ブレーキ機構を組み付けることができ、モータを分解す
ることなく、これをブレーキモータとすることができ、
また、組み立て時間を短縮化を図ることができる等の効
果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は要部の断面図、第2図は要部の断面図、第3図
は取付体の正面図である。 2……ドラム、4……ブラケット、6……出力軸、8…
…軸受、9……板ばね、10……ハブ、11……アーマ
チュア、14……ファン、16……ステータ、18……
コイル、20……取付体、20a……円筒部、20b…
…ファンカバー取付片、20c……ステータ取付片、2
1……ねじ穴、22……穴、32……アジャストボル
ト、34……ファンカバー、36……ねじ穴、38……
ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ機構が内蔵されたドラム2の端部に
    ねじ穴21を有し、前記ドラム2の端部にブラケット4
    が固設され、該ブラケット4に軸受8を介してモータの
    出力軸6が回転自在に支承されるとともに、前記出力軸
    6の端部が、前記ブラケット4から突出し、該突出部に
    ファンを脱着可能に固定し得るようにしたモータに取り
    付けるためのモータ用ブレーキ装置において、前記モー
    タのドラム2の端部に嵌合自在な円筒部20aと該円筒
    部20aの反対側に突出しファンカバー34を取り付け
    るためのねじ穴36を有するファンカバー取付片20b
    と上記円筒部20a及びファンカバー取付片20bに対
    して垂直なステータ取付片20cを有し前記円筒部20
    aの複数箇所に前記ドラム2端部のねじ穴21に対応し
    てねじ挿入用の穴22を形成した取付体20と、コイル
    18を内蔵し前記取付体20の前記ドラム2と対面する
    側とは反対側で前記ステータ取付片20cに固定された
    ステータ16と、モータの出力軸6に固定可能なファン
    14を有するハブ10と、前記ステータ16との間に所
    定の隙間を存して対向すべく前記ハブ10側に配設され
    前記コイル18の磁気力によって前記ステータ16に密
    着するように構成されたアーマチュア11とから成るこ
    とを特徴とするモータ用ブレーキ装置。
JP1989003644U 1989-01-17 1989-01-17 モータ用ブレーキ装置 Expired - Lifetime JPH0619866Y2 (ja)

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JP1989003644U JPH0619866Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17 モータ用ブレーキ装置

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JP1989003644U JPH0619866Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17 モータ用ブレーキ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0294944U JPH0294944U (ja) 1990-07-27
JPH0619866Y2 true JPH0619866Y2 (ja) 1994-05-25

Family

ID=31205463

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989003644U Expired - Lifetime JPH0619866Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17 モータ用ブレーキ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0249396Y2 (ja) * 1987-07-02 1990-12-26

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Publication number Publication date
JPH0294944U (ja) 1990-07-27

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